JP3555713B2 - 住宅のピロティ柱 - Google Patents
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- E04F13/07—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、住宅のピロティに露出して設けられる柱の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
住宅の玄関などに設けられるピロティ柱は、建物の正面においてもっとも目立つ部分であるから、外観意匠に優れていることが要求される。この場合、柱全体を外観表面の優れた素材で製作することも考えられるが、そうすると非常にコスト高となる欠点がある。このため、柱を、荷重を支える内側の構造部分と外側の化粧部分とに分けて、安価で外観に優れたピロティ柱を提供するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記において、外側の化粧部分は、アルミニウムその他の高級材料からなる筒状カバーで前記構造部分である柱本体を被覆することが行われているが、このカバーが損傷したり或いは凹凸を生じたような場合には、柱全体を取り外さないと取り替えできない欠点があった。
【0004】
この発明は、このような従来のピロティ柱の欠点に鑑みて、ピロティ柱の化粧カバーが損傷したような場合でも、柱全体を取り外すことなく簡単に交換できるようにすることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明では、柱本体の外側を筒状の化粧カバーで覆うものにおいて、前記カバーを横断面方向に分割して、その一方を断面が半円型の第1のカバー材とし、他方を同じく断面が半円型の第2のカバー材とし、両カバー材は、円周方向の両端縁に内方に突出する内向き片を備え、第1のカバー材は、その内向き片の先端と中間部分において外方に突出する一対の固定片が一体に連設されて、その先端側の固定片が外側から柱本体までねじ込んたビスでその柱本体へ取付けられ、第2のカバー片の内向き片に一体に形成された固定片が、前記第1のカバー材の内向き片中間側の固定片に重ねられて、外側からそれらの固定片へビスをネジ込んでその第2のカバー材を固定してなることを特徴とするものが提供される。
【0006】
同じく、この出願の請求項2の発明は、上記において、各カバー材の内周面には、コの字型補強片が、そのコーナー部の外側がカバー材の内周面に連設し且つコの字型の両先端が前記内向き片に連設するような状態で一体に設けられているものが提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、ピロティ柱を備えた住宅のファサードを見た外観であり、玄関(1)の上方部に外壁面より張り出したキャンティルーフ(2)が設けられ、このキャンティルーフ(2)と玄関テラス(3)のコーナー部との間に、この発明のピロティ柱(4)が設けられている。
【0008】
図2及び図3は、上記ピロティ柱(4)の構造を示している。これらの図において、(5)は、金属製の角パイプからなる柱本体であって、この柱本体(5)の外周面を被覆するようにして、木板(6)が取り付けられている。(7)は、断面が半円型の第1のカバー材、(8)は、同じく半円型の第2のカバー材を示している。
【0009】
第1のカバー材(7)は、円周方向の両端縁に内方に突出する内向き片(9)を有し、その内向き片(9)の先端と中間部分において、外方に直角に突出する一対の固定片(10)(11)を、一体に連設している。このとき、先端部の固定片(10)は、その中間部の固定片(11)よりも突出している。カバー材(7)の内周面には、コの字型の補強片(12)が、そのコーナー部が、カバー材(7)の内周面に連設するような状態で一体に設けられ、その両先端は、前記内向き片(9)の先端部近傍に連設されている。
【0010】
第2のカバー材(8)も同様に内向き片(13)とコの字型補強片(14)を有しているが、内向き片(13)の外側には、一個の固定片(15)のみが一体に形成されている。これら第1・第2のカバー材(7)(8)は、ともにアルミニウムなどの意匠性のある金属材を用いて押出成形される。
【0011】
上記において、まず、第1のカバー材(7)が、前記コの字型補強片(12)の空間内へ、前記断熱板(6)を取り付けた柱本体(5)の半部を挿入するようにして、その柱本体(5)を被覆させるとともに、内向き片(9)先端の固定片(10)を、その外側からビス(16)を柱本体(5)までねじ込んで取り付ける。次いで、第2のカバー材(8)を、同様に柱本体(5)の残りの半部部分へ取り付ける。このとき、この第2のカバー材(8)の固定片(15)と、第1のカバー材(7)の他方の固定片(11)とが重なるようになっており、この状態で、外側からこれらの固定片(15)(11)へビス(18)をねじ込んで、この第2のカバー材(8)を固定し、このようにして柱本体(5)の外周を被覆する化粧カバーを構成させるものである。そして、カバー材(7)(8)の一方若しくは双方が損傷し或いは汚損した場合には、前記ビス(16)(8)を抜いて取り外すことで、容易に新しいものと交換することができる。
【0012】
図4は、ピロティ柱(4)の上下両端の取付け構造を示し、下端側においては、柱本体(5)がカバー材(7)(8)よりも突出するともに、その先端に水平な設置プレート(19)が固着されており、この設置プレート(19)を基礎コンクリート(20)へ載置し、更にこの柱本体(5)の突出部と木板(6)先端部分を、周辺に打設した土間コンクリート(21)で覆っている。
【0013】
他方、柱本体(5)の上端も同様に突出しており、その突出部上端面の固定プレート(22)を、キャンティルーフ(2)の梁(23)の下面へ固定している。(24)は、そのキャンティルーフ(2)の天井板であり、カバー材(7)(8)より上部部分をこの天井板(24)で覆っている。
【0014】
【発明の効果】
上記のように、この発明では、柱本体を覆う化粧カバーを第1のカバー材と第2のカバー材へ分割して、それらの第1のカバー材の内向き片に設けた固定片を外側からネジ込んだビスで柱本体へ取り付け、第2のカバー材の内向き片の固定片を第1のカバー材の中間側の固定片へ外側からねじ込んだビスで固定しているため、カバー材の一方若しくは双方が損傷し或いは汚損した場合には、前記ビスを抜いて取り外すことで、容易に新しいものと交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピロティ柱を備えた住宅の正面図である。
【図2】ピロティ柱の横断面図である
【図3】ピロティ柱の上下両端の取付け構造を示す要部横断面図である。
【符号の説明】
(4) ピロティ柱
(5) 柱本体
(7) 第1のカバー材
(8) 第2のカバー材
Claims (2)
- 柱本体の外側を筒状の化粧カバーで覆うものにおいて、前記カバーを横断面方向に分割して、その一方を断面が半円型の第1のカバー材とし、他方を同じく断面が半円型の第2のカバー材とし、両カバー材は、円周方向の両端縁に内方に突出する内向き片を備え、第1のカバー材は、その内向き片の先端と中間部分において外方に突出する一対の固定片が一体に連設されて、その先端側の固定片が外側から柱本体までねじ込んたビスでその柱本体へ取付けられ、第2のカバー片の内向き片に一体に形成された固定片が、前記第1のカバー材の内向き片中間側の固定片に重ねられて、外側からそれらの固定片へビスをネジ込んでその第2のカバー材を固定してなることを特徴とする住宅のピロティ柱。
- 各カバー材の内周面には、コの字型補強片が、そのコーナー部の外側がカバー材の内周面に連設し且つコの字型の両先端が前記内向き片に連設するような状態で一体に設けられている請求項1記載の住宅のピロティ柱。
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---|---|---|---|
JP04999896A JP3555713B2 (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 住宅のピロティ柱 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JPH09242301A JPH09242301A (ja) | 1997-09-16 |
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Family Applications (1)
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JP04999896A Expired - Fee Related JP3555713B2 (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 住宅のピロティ柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3555713B2 (ja) |
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1996
- 1996-03-07 JP JP04999896A patent/JP3555713B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09242301A (ja) | 1997-09-16 |
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