JP3555511B2 - Gui設計支援方法及びその装置並びにgui設計支援プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体、gui評価方法及びその装置並びにgui評価プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
Gui設計支援方法及びその装置並びにgui設計支援プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体、gui評価方法及びその装置並びにgui評価プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)を有し、パーソナルコンピュータ(以下、PC)やワークステーション(以下、WS)などに代表されるコンピュータ上で動作するソフトウェアのGUIの設計を支援することを目的としたGUI設計支援方法及びその装置並びにGUI設計支援プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体、及び、ソフトウェアの操作性を評価することを目的としたGUI評価方法及びその装置並びにGUI評価プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
PCやWSなどに代表されるコンピュータ上で動作するソフトウェアのGUIを設計する際には、ソフトウェアを使いやすくするために、標準的な設計に合わせることが重要である。ただし標準的な設計とは、既存の多くのソフトウェア間で共通するような設計のことを指している。
【0003】
ここで、標準的な設計に合わせることが重要であることを、メニュー項目のショートカットキーの設計を例にして説明する。メニュー項目のショートカットキーとは、メニュー項目をポインティングカーソルで選択するのではなく、キーボードの操作で選択するためのものであり、現在、PCやWS上で動作するソフトウェアのGUIとして一般的に用いられている。ショートカットキーの例を図35に示す。図35(a)および図35(b)はともにあるGUIソフトウェアのウィンドウを表しており、メニュー350には「ファイル」「編集」「検索」「ヘルプ」の4つの項目があることが示されている。またメニュー351は、メニュー350のなかの「ファイル」を選択した結果表示されたメニューであり、「新規作成」ほか計5つの項目があることが示されている。メニュー351を見ると、例えば「新規作成」というメニュー項目では、「新規作成」というラベルの右に「Ctrl+N」と表示されている。これは、「Ctrl」キーと「N」キーが「新規作成」メニュー項目のショートカットキーであることを表しており、「Ctrl」キーと「N」キーを同時に押せば「新規作成」メニュー項目を選択できる。同様に、メニュー351のなかの「閉じる」メニュー項目は、「F7」キーを押すことによって選択できる。ショートカットキーの特徴は、選択したいメニュー項目が画面に表示されていない状態でもそのメニュー項目を選択できる点である。すなわち、図35(a)もしくは図35(b)のいずれの状態においても、「Ctrl」キーと「N」キーを同時に押せば「新規作成」メニュー項目を選択でき、「F7」キーを押せば「閉じる」メニュー項目を選択できる。このようなメニュー項目のショートカットキーを設計する際には、標準的な設計に合わせることが重要である。すなわち、現在設計しているソフトウェア(仮にソフトウェアSとする)にて用いるあるメニュー項目(仮にメニュー項目M1とする)が、既存の他のソフトウェアにも存在する場合、ソフトウェアSにおいてメニュー項目M1に割り当てるショートカットキーは、それらの既存のソフトウェアにおけるショートカットキーと統一するべきである。なぜなら、ユーザがソフトウェアSを含む複数のソフトウェアを使用し、それら複数のソフトウェアに同じメニュー項目M1が存在する場合、メニュー項目M1に同じショートカットキーが割り当てられていれば、ユーザはソフトウェアが異なっても常に同じ操作でメニュー項目M1を選択できるので覚えやすく、また操作を間違えにくくなるからである。
【0004】
以上の例はショートカットキーの例であるが、同様に、GUI部品のラベル、GUI部品の縦および横のサイズ、GUI部品の位置、GUI部品のアクセスキー、メニュー階層のなかでのメニュー項目の位置、およびGUI部品のフォーカス設定を設計する場合にも、標準的な設計に合わせるべきである。
【0005】
GUI部品のラベルを標準的なラベルにする(例えば、ボタンのラベルを他のソフトウェアと同じラベルにする)ことで、部品の機能が同じであることが明確になるので、部品の機能を類推しやすくなり、また、部品の機能を覚えやすくなる。
【0006】
また、GUI部品の縦および横のサイズを標準的なサイズにする(例えば、ボタンのサイズを他のソフトウェアと同じサイズにする)ことで、GUIの見栄えの統一感が向上する。
【0007】
また、GUI部品の位置を標準的な位置にする(例えば、「OK」ボタンの位置を他のソフトウェアと同じ位置にする)ことで、新しいウィンドウが開かれるときに、ボタンの位置を予測でき、ボタンを見つけやすくなる。
【0008】
また、アクセスキーとは、画面に表示された部品を、ポインティングカーソルで選択するのではなくキーボードの操作で選択するためのものである。アクセスキーの例を図36に示す。図36はあるウィンドウを表しており、このウィンドウには「はい」ボタン360、「いいえ」ボタン361、「ヘルプ」ボタン362の計3つのボタンがある。「はい」ボタン360を見ると、「はい」というラベルの横に(Y)と表記されているが、これは、Yが「はい」ボタン360のアクセスキーであることを表している。すわなち、図36のウィンドウが画面に表示されている状態で、キーボード上の「Y」キーと、あらかじめ決められたある特定のキー(例えば「Alt」キー)を同時に押せば「はい」ボタン360を選択できる。同様に図36の例において、「いいえ」ボタン361のアクセスキーはN、「ヘルプ」ボタン362のアクセスキーはHである。アクセスキーとショートカットキーの違いは、アクセスキーは画面上に表示されている部品だけの選択が可能であるのに対し、ショートカットキーは画面上に表示されていない部品でも選択可能な点である。また、ショートカットキーを割当てるGUI部品はメニュー項目である場合が多いのに対し、アクセスキーを割当てるGUI部品は、ボタン、メニュー項目、チェックボックス、ラジオボタンなど様々である。GUI部品のアクセスキーを標準的なキーにする(例えば、「ヘルプ」ボタンのアクセスキーを他のソフトウェアと同じキーにする)ことで、同じ部品を同じキーで選択できるので、操作を覚えやすく、また誤操作を防止できる。
【0009】
また、メニュー階層のなかでのメニュー項目の位置とは、あるメニュー項目を選択するための一連のメニュー項目の選択手順のことを指している。メニュー階層の例を図37に示す。図37は、メニュー項目M2が選択され、さらにメニュー項目M23が選択された状態を表している。この例において、メニュー項目Mの位置はM2−M23−Mである。メニュー階層のなかでのメニュー項目の位置を標準的な位置にする(例えば、「コピー」メニュー項目を他のソフトウェアと同じ位置におく)ことで、選択したいメニュー項目の位置を予測できるようになり、そのメニュー項目が見つけやすくなる。
【0010】
また、GUI部品のフォーカス設定とは、その部品がEnterキーの押下によって選択される部品であるか否かの設定のことを指している。GUI部品のフォーカス設定の例を図38に示す。図38はあるウィンドウを表しており、このウィンドウには「はい」ボタン380、「いいえ」ボタン381、「ヘルプ」ボタン382の計3つのボタンがある。図38を見ると「はい」ボタン380の枠が他の2つのボタンより太いことがわかるが、これは「はい」ボタン380がフォーカス設定されていることを表している。つまり図38は、このウィンドウが表示されているときにEnterキーが押されると、「はい」ボタン430が選択されることを表している。GUI部品のフォーカス設定を標準的な設定にする(例えば、あるウィンドウのフォーカス部品を他のソフトウェアと同じ部品に設定する)ことで、同じ部品をEnterキーで選択できるので、操作を覚えやすく、また誤操作を防止できる。
【0011】
したがって、GUIを設計する際には、標準的な設計に合わせるために、どのような設計が標準的であるかがわかっていなければならない。つまり、既存の多数のソフトウェア間に共通するようなGUI部品のデータが得られなければならない。しかし、GUI部品のデータが複数のソフトウェアの分だけ得られているときに、それらのGUI部品のデータから多数のソフトウェア間に共通するようなGUI部品を検出し、検出されたGUI部品のデータを出力して設計者に参照可能にするGUI設計支援方法もしくはGUI設計支援装置は、従来存在しなかった。また、すでにGUIの設計が完了している場合は、その設計が標準的な設計に合っているかどうかを評価しなければならない。従来のGUI評価装置として文献1:”Visual & Textual Consistency Checking Tools for Graphical User Interfaces”, Technical Report0, CAR−TR−828, Human−Computer InteractionLaboratory, Center for Automation Research, University of Maryland (World Wide Web 経由でアドレスhttp://www.cs.umd.edu/projects/hcil/pubs/tech−reports.shtml#1996から入手可能、1996年5月)、および文献2:特開平11−085497号公報「GUI評価方法及びその装置並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体」に記載のGUI評価装置があった。ところが、文献1および文献2に記載のGUI評価装置はいずれも、ある1つのソフトウェアのなかでのGUI部品の設計の一貫性を評価することは可能であるが、そのソフトウェアのGUI部品のデータを他のソフトウェアのGUI部品のデータと比較して、標準的な設計に合っているかどうかを評価することはできなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、GUI部品のデータが複数のソフトウェアの分だけ得られているときに、それらのGUI部品のデータから、多数のソフトウェア間に共通するようなGUI部品を検出し、検出されたGUI部品のデータを出力して設計者に参照可能にするGUI設計支援方法もしくはGUI設計支援装置は、従来存在しなかった。
【0013】
また、上述したように、従来のGUI評価装置として文献1および文献2に記載のGUI評価装置が存在するが、文献1および文献2に記載のGUI評価装置はいずれも、ある1つのソフトウェアのなかでのGUI部品の設計の一貫性を評価することは可能であるが、そのソフトウェアのGUI部品のデータを他のソフトウェアのGUI部品のデータと比較して、標準的な設計に合っているかどうかを評価することはできなかった。
【0014】
よって、本願発明は上記従来の技術の課題を解決することを発明の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の発明であるGUI設計支援手法は、GUIを有する複数のソフトウェアのGUI部品データを読み込み、この読み込んだGUI部品データを前記複数のソフトウェア間で比較してプロパティの値が共通しているGUI部品を検出し、この検出された前記GUI部品の前記複数のソフトウェア間での共通度を求めて出力することを特徴とし、さらに詳しくは、GUIを有する複数のソフトウェアのGUI部品データを保存したGUI部品データ保存手段と、前記GUI部品保存手段に保存されたGUI部品データを読み込み、この読み込んだ前記GUI部品データを前記複数のソフトウェア間で比較してプロパティの値が共通しているGUI部品を検出するGUI部品比較手段と、前記GUI部品比較手段によって検出されたGUI部品の各々について、前記GUI部品を使用していたソフトウェアの割合を前記GUI部品の共通度として計算する共通度計算手段と、共通度のしきい値を登録するしきい値登録手段と、前記共通度計算手段にて計算された前記共通度が、前記しきい値登録手段に登録されたしきい値以上であるGUI部品を検出する共通度比較手段と、前記共通度比較手段にて検出されたGUI部品のデータを保存する共通GUI部品データ保存手段と、前記共通GUI部品データ保存手段に保存されたGUI部品のデータを出力する出力手段から構成される。
【0016】
本発明の第2の発明であるGUI評価手法は、GUIを有するソフトウェアのGUI部品データとGUIを有する複数のソフトウェア間に共通するGUI部品のデータを読み込み、前記ソフトウェアのGUI部品データに含まれるGUI部品のプロパティの値と前記複数のソフトウェア間に共通するGUI部品のプロパティの値とを比較することによって前記ソフトウェアのGUI部品データに含まれるGUI部品を評価し、前記評価の結果を含めた前記ソフトウェアのGUI部品データを出力することを特徴とし、さらに詳しくは、GUIを有するソフトウェアのGUI部品データを保存したGUI部品データ保存手段と、GUIを有する複数のソフトウェア間に共通するGUI部品のデータを保存した共通GUI部品データ保存手段と、前記GUI部品保存手段に保存されたGUI部品データと前記共通GUI部品データ保存手段に保存された共通GUI部品データとを読み込み、前記ソフトウェアのGUI部品データに含まれるGUI部品のプロパティの値と前記複数のソフトウェア間に共通するGUI部品のプロパティの値とを比較することによって前記ソフトウェアのGUI部品データに含まれるGUI部品を評価するGUI部品評価手段と、前記GUI部品評価手段の評価の結果を含めた前記GUI部品データを出力する出力手段とから構成される。
【0017】
また、本発明の第3の発明は、第1の発明、及び第2の発明をコンピュータによって実現するためのプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体を提供することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
[第1の実施の形態]
ここで、本発明の第1の発明の一実施の形態の構成図を図1に示す。
【0020】
図1を参照すると、本発明の第1の発明は、GUI部品データ保存手段10、GUI部品比較手段11、共通度計算手段12、共通度比較手段13、しきい値登録手段14、共通GUI部品データ保存手段15、出力手段16を備えて構成される。
【0021】
なお以下では、GUI部品のプロパティとして、GUI部品のラベルの場合について説明し、GUI部品の種類としてはボタンを取り上げて本実施の形態における構成の説明を行う。
【0022】
GUI部品データ保存手段10には、GUIを有するソフトウェアのGUI部品データが、複数のソフトウェアの分だけ保存されている。このGUI部品データ保存手段10が保存しているGUI部品データの例を図2に示す。図2の例は、ID=1のソフトウェアのGUIで使用されていたボタンのデータを表しており、部品ID=1のボタンは、「ファイルを開く」ウィンドウに配置されていた「OK」ボタンである。GUI部品データ保存手段10には、このようなデータがN個のソフトウェアの分だけ保存されており(Nは2以上の整数)、それらのソフトウェアのIDを、1、2、...、Nとする。なお、このようなGUI部品データを記録する方法は、例えば、特開平10−198586号公報「GUIシステム自動操作装置および操作マクロ実行装置」に記載のGUIシステム自動操作装置を利用すれば、このようなGUI部品データを記録できる。
【0023】
GUI部品比較手段11は、GUI部品データ保存手段10に保存されたGUI部品データを読み込み、ソフトウェア間で比較することにより、部品のラベルが同一のGUI部品を検出する。この処理の結果、図3に示すようなデータが得られる。図3の例では、ID=1のソフトウェアのID=1およびID=3の部品や、ID=2のソフトウェアのID=1の部品などが同じラベルをもっており、そのラベルが「OK」であったこと、また、ID=1のソフトウェアのID=2およびID=7の部品や、ID=2のソフトウェアのID=3の部品などが同じラベルをもっており、そのラベルが「キャンセル」であったことが示されている。
【0024】
共通度計算手段12は、GUI部品比較手段11の処理結果を読み込み、同じラベルをもつ部品ごとに、その部品が使われていたソフトウェアの割合を計算する。この割合は、同じラベルをもつ部品が複数のソフトウェア間でどれだけ共通して使用されているかを示しているので、この割合を共通度と呼ぶことにする。この処理の結果、図4に示すようなデータが得られる。図4の例では、「OK」ボタンを使用していたソフトウェアが計10個あり、「OK」ボタンの共通度が100%であったことが示されている。ただし本例では、GUI部品データ保存手段10にGUI部品データが保存されていたソフトウェアが計10個であった(つまりN=10)とする。同様に図4の例では、「キャンセル」ボタンを使用していたソフトウェアが計8個あり、「キャンセル」ボタンの共通度が80%であったことが示されている。
【0025】
共通度比較手段13は、共通度計算手段12の処理結果を読み込み、共通度の値があらかじめ登録されたしきい値以上であるGUI部品を検出する。このしきい値は、しきい値登録手段14によりあらかじめ登録されている。この処理の結果、図5に示すようなデータが得られる。ただし図5の例では、しきい値登録手段14により、しきい値が70%と登録されていたものとする。この70%というしきい値は、N個のソフトウェアのうちの70%以上に共通するGUI部品データを抽出することを意味している。つまり、登録するしきい値が100%に近くなるほど、N個のソフトウェアの間で共通度のより高いGUI部品データを抽出することになる。小さい値を登録すると(例えば10%や20%)、共通度のあまり高くない(あまり標準的でない)GUI部品データまで抽出されてしまうので、70%前後の値を設定するのが適切である。図5の例では、「OK」ボタンの共通度が100%でしきい値の70%以上であるので、「標準」の欄に「○」記号がつけられている。つまり、「OK」というラベルがボタンの標準的なラベルであったことを示している。同様に図5の例では、「キャンセル」ボタンの共通度が80%でしきい値の70%以上であるので、「標準」の欄に「○」記号がつけられている。また、「終了」ボタンと「取消」ボタンは共通度がそれぞれ40%および10%であり、しきい値の70%より小さいので、「標準」の欄に「○」記号がつけられていない。つまり、「終了」および「取消」というラベルがボタンの標準的なラベルでなかったことを示している。
【0026】
共通GUI部品データ保存手段15は、共通度比較手段13の処理結果、例えば図5のような処理結果を保存する。
【0027】
出力手段16は、共通GUI部品データ保存手段15に保存されたデータを出力する。例えば出力手段16がディスプレイであれば、図5のようなデータがディスプレイ上に表示される。また、例えば出力手段16がプリンタであれば、図5のようなデータが紙に印刷される。この出力されたデータを見れば、ボタンの標準的なラベルがわかるので、GUI設計においてボタンにラベルをつける際に、この出力されたデータを参照して、標準的なラベルをつけることができる。
【0028】
なお以上に示した例では、GUI部品の種類がボタンの場合について記載したが、他の種類のGUI部品、例えばメニュー項目、チェックボックス、ラジオボタンなどについても全く同様である。
【0029】
また、以上に示した例ではGUI部品のプロパティがラベルの場合について説明した。GUI部品のプロパティが部品の縦もしくは横サイズの場合は、ラベルを比較するかわりに部品の縦もしくは横サイズを比較することにより、ラベルの場合と全く同様に処理でき、その結果、標準的な部品の縦もしくは横サイズを検出できる。
【0030】
次に、GUI部品のプロパティが部品のアクセスキーの場合について説明する。本例でも、GUI部品の種類としてボタンを取り上げて説明する。
【0031】
GUI部品データ保存手段10には、GUIを有するソフトウェアのGUI部品データが、複数のソフトウェアの分だけ保存されている。このデータの例を図6に示す。図6の例は、ID=1のソフトウェアのGUIで使用されていたボタンのデータを表しており、部品ID=1のボタンは、部品ラベルが「OK」でアクセスキーが「O(オー)」である。GUI部品データ保存手段10には、このようなデータがN個(Nは2以上の整数)のソフトウェアの分だけ保存されており、それらのソフトウェアのIDを、1、2、...、Nとする。なお、このようなGUI部品データを記録する方法は、例えば、特開平10−198586号公報「GUIシステム自動操作装置および操作マクロ実行装置」に記載のGUIシステム自動操作装置を利用すれば、このようなGUI部品データを記録できる。
【0032】
GUI部品比較手段11は、GUI部品データ保存手段10に保存されたGUI部品データを読み込み、ソフトウェア間で比較することにより、ラベルとアクセスキーがともに同一のGUI部品を検出する。この処理の結果、図7に示すようなデータが得られる。図7の例では、ID=1のソフトウェアのID=1およびID=3の部品などが同じラベルとアクセスキーをもっており、そのラベルは「OK」でアクセスキーは「O(オー)」であったこと、また、ID=1のソフトウェアのID=2およびID=7の部品などが同じラベルとアクセスキーをもっており、そのラベルは「キャンセル」でアクセスキーは「C」であったことが示されている。
【0033】
共通度計算手段12は、GUI部品比較手段11の処理結果を読み込み、同じラベルとアクセスキーをもつ部品ごとに、その部品が使われていたソフトウェアの共通度を計算する。この処理の結果、図8に示すようなデータが得られる。図8の例では、ラベルが「OK」でアクセスキーが「O(オー)」のボタンを使用していたソフトウェアが計10個あり、アクセスキーが「O(オー)」の「OK」ボタンの共通度が100%であったことが示されている。ただし本例では、GUI部品データ保存手段10にGUI部品データが保存されていたソフトウェアが計10個であった(つまりN=10)とする。同様に図8の例では、ラベルが「キャンセル」でアクセスキーが「X」のボタンを使用していたソフトウェアが計3個あり、アクセスキーが「X」の「キャンセル」ボタンの共通度が30%であったことが示されている。
【0034】
共通度比較手段13は、共通度計算手段12の処理結果を読み込み、共通度の値があらかじめ登録されたしきい値以上であるGUI部品を検出する。このしきい値は、しきい値登録手段14によりあらかじめ登録されている。この処理の結果、図9に示すようなデータが得られる。ただし図9の例では、しきい値登録手段14により、しきい値が70%と登録されていたものとする。図9の例では、アクセスキーが「O(オー)」の「OK」ボタンの共通度が100%でしきい値の70%以上であるので、「標準」の欄に「○」記号がつけられている。つまり、「O(オー)」というアクセスキーは「OK」ボタンにとって標準的なアクセスキーであったことを示している。アクセスキーが「C」の「キャンセル」ボタンも同様である。一方、図9の例では、アクセスキーが「K」の「OK」ボタンの共通度が20%でしきい値の70%より小さいので、「標準」の欄に「○」記号がつけられていない。つまり、「K」というアクセスキーは「OK」ボタンにとって標準的なアクセスキーでなかったことを示している。アクセスキーが「X」の「キャンセル」ボタンも同様である。
【0035】
共通GUI部品データ保存手段15は、共通度比較手段13の処理結果、例えば図9のような処理結果を保存する。
【0036】
出力手段16は、共通GUI部品データ保存手段15に保存されたデータを出力する。例えば出力手段16がディスプレイであれば、図9のようなデータがディスプレイ上に表示される。また、例えば出力手段16がプリンタであれば、図9のようなデータが紙に印刷される。この出力されたデータを見れば、ボタンの標準的なアクセスキーがわかるので、GUI設計においてボタンにアクセスキーを割当てる際に、この出力されたデータを参照して、標準的なアクセスキーを割当てることができる。
【0037】
なお以上に示した例では、GUI部品の種類がボタンの場合について記載したが、他の種類のGUI部品、例えばメニュー項目、チェックボックス、ラジオボタンなどについても全く同様である。
【0038】
次に、GUI部品のプロパティが部品の位置の場合について説明する。本例でも、GUI部品の種類としてボタンを取り上げて説明する。
【0039】
GUI部品データ保存手段10には、GUIを有するソフトウェアのGUI部品データが、複数のソフトウェアの分だけ保存されている。このデータの例を図10に示す。図10の例は、ID=1のソフトウェアのGUIで使用されていたボタンのデータを表しており、部品ID=1のボタンは、部品ラベルが「OK」で、部品の位置が(0.72,0.91)である。ただし部品の位置は、次のように計算されて記録されたデータとする。図11のように、ウィンドウ1100の上にボタン1101があり、そのウィンドウ1100の横および縦のサイズがそれぞれaおよびbで、ボタン1101の中心の座標が(c,d)とする。このとき、GUI部品データ保存手段10に記録されるボタン1101の位置(x,y)は、
x=c/a
y=d/b
である。xもyも0より大きく1より小さい値となり、xが1(もしくは0)に近いほどそのボタンはウィンドウの右端(もしくは左端)に近い位置にあり、yが1(もしくは0)に近いほどそのボタンはウィンドウの上端(もしくは下端)に近い位置にあることになる。GUI部品データ保存手段10には、このようなデータがN個(Nは2以上の整数)のソフトウェアの分だけ保存されており、それらのソフトウェアのIDを、1、2、...、Nとする。なお、このようなGUI部品データを記録する方法は、例えば、特開平10−198586号公報「GUIシステム自動操作装置および操作マクロ実行装置」に記載のGUIシステム自動操作装置を利用すれば、このようなGUI部品データを記録できる。
【0040】
GUI部品比較手段11は、GUI部品データ保存手段10に保存されたGUI部品データを読み込み、ソフトウェア間で比較することにより、ラベルが同一で位置が互いに近いGUI部品を検出する。この処理の結果、図12に示すようなデータが得られる。ただし、2つの部品があり、それらの部品の位置がそれぞれ(p,q)および(r,s)とすると、その2つの部品の間の距離は、
SQRT((p−r)×(p−r)+(q−s)×(q−s))
であり(SQRT(x)はxの正の平方根を表す)、互いに近い部品とは、この距離が小さい部品のことである。互いに距離が近いもの同士にデータをわける方法は、例えば、「実例クラスター分析」(西田・佐藤共訳、内田老鶴圃出版、1992年)に記載の方法を利用すれば、距離が互いに近いもの同士に部品をわけることができる。
【0041】
図12の例では、ID=1のソフトウェアのID=1の部品、ID=5のソフトウェアのID=2の部品などが同じ「OK」というラベルをもっていて、かつ位置が互いに近かったこと、また、ID=1のソフトウェアのID=2の部品、ID=3のソフトウェアのID=7の部品などが同じ「キャンセル」というラベルをもっていて、かつ位置が互いに近かったことが示されている。
【0042】
共通度計算手段12は、GUI部品比較手段11の処理結果を読み込み、ラベルが同一で位置が互いに近い部品ごとに、その部品が使われていたソフトウェアの共通度を計算する。この処理の結果、図13に示すようなデータが得られる。図13の例では、ID=1のソフトウェアのID=1の部品やID=5のソフトウェアのID=2の部品などの「OK」ボタンを見ると、それらのボタンを使用していたソフトウェアが計10個あり、これらの「OK」ボタンの共通度が100%であったことが示されている。ただし本例では、GUI部品データ保存手段10にGUI部品データが保存されていたソフトウェアが計10個であった(つまりN=10)とする。同様に図13の例では、ID=2のソフトウェアのID=3の部品やID=4のソフトウェアのID=2の部品などの「キャンセル」ボタンを見ると、それらのボタンを使用していたソフトウェアが計3個あり、これらの「キャンセル」ボタンの共通度が30%であったことが示されている。
【0043】
共通度比較手段13は、共通度計算手段12の処理結果を読み込み、共通度の値があらかじめ登録されたしきい値以上であるGUI部品を検出する。このしきい値は、しきい値登録手段14によりあらかじめ登録されている。この処理の結果、図14に示すようなデータが得られる。ただし図14の例では、しきい値登録手段14により、しきい値が70%と登録されていたものとする。図14の例では、ID=1のソフトウェアのID=1の部品やID=5のソフトウェアのID=2の部品などの「OK」ボタンの共通度が100%でしきい値の70%以上であるので、「標準」の欄に「○」記号がつけられている。つまり、(0.72,0.91)という位置や(0.76,0.88)という位置などは、「OK」ボタンにとって標準的な位置であったことを示している。一方、図14の例では、ID=2のソフトウェアのID=1の部品やID=9の部品などの「OK」ボタンの共通度が20%でしきい値の70%以上より小さいので、「標準」の欄に「○」記号がつけられていない。つまり、(0.82,0.14)という位置や(0.79,0.13)という位置などは、「OK」ボタンにとって標準的な位置でなかったことを示している。図14中の「キャンセル」ボタンの例も同様である。
【0044】
共通GUI部品データ保存手段15は、共通度比較手段13の処理結果、例えば図14のような処理結果を保存する。
【0045】
出力手段16は、共通GUI部品データ保存手段15に保存されたデータを出力する。例えば出力手段16がディスプレイであれば、図14のようなデータがディスプレイ上に表示される。また、例えば出力手段16がプリンタであれば、図14のようなデータが紙に印刷される。この出力されたデータを見れば、ボタンの標準的な位置がわかる。例えば図14の例では、「OK」ボタンの標準的な位置が(0.72,0.91)や(0.76,0.88)などであったことから、ウィンドウの右端に近く、ウィンドウの下端に近い領域(つまりウィンドウの右下の領域)が、「OK」ボタンの標準的な位置であるとわかる。したがって、GUI設計においてボタンの位置を決める際に、この出力されたデータを参照して、標準的な位置にボタンをおくことができる。
【0046】
なお以上に示した例では、GUI部品の種類がボタンの場合について記載したが、他の種類のGUI部品、例えばチェックボックス、ラジオボタンなどについても全く同様である。
【0047】
次に、GUI部品のプロパティがメニュー階層のなかでのメニュー項目の位置の場合について説明する。本例では、GUI部品の種類はメニュー項目である。
【0048】
GUI部品データ保存手段10には、GUIを有するソフトウェアのGUI部品データが、複数のソフトウェアの分だけ保存されている。このデータの例を図15に示す。図15の例は、ID=1のソフトウェアのGUIで使用されていたメニュー項目の位置のデータを表しており、ID=1の位置のデータは、「新規作成」というメニュー項目が、「ファイル」というメニュー項目の下にある(つまり、「ファイル」というメニュー項目を選択したときに表示されるメニューのなかに、「新規作成」というメニュー項目がある)ことが示されている。同様に、ID=4のメニュー位置のデータは、「GIF」というメニュー項目が「変換」というメニュー項目の下にあり、さらにその「変換」というメニュー項目が「ファイル」というメニュー項目の下にあることが示されている。GUI部品データ保存手段10には、このようなデータがN個(Nは2以上の整数)のソフトウェアの分だけ保存されており、それらのソフトウェアのIDを、1、2、...、Nとする。なお、このようなGUI部品データを記録する方法は、例えば、特開平10−198586号公報「GUIシステム自動操作装置および操作マクロ実行装置」に記載のGUIシステム自動操作装置を利用すれば、このようなGUI部品データを記録できる。
【0049】
GUI部品比較手段11は、GUI部品データ保存手段10に保存されたGUI部品データを読み込み、ソフトウェア間で比較することにより、メニュー項目の位置が同一のメニュー項目を検出する。この処理の結果、図16に示すようなデータが得られる。図16の例では、ID=1のソフトウェアのID=1の位置や、ID=2のソフトウェアのID=1の位置などが同一で、その位置とは「ファイル」−「新規作成」であったことが示されている。同様に図16の例では、「ファイル」−「バージョン情報」という位置は、ID=6のソフトウェアのID=27の位置だけしかなかったことが示されている。
【0050】
共通度計算手段12は、GUI部品比較手段11の処理結果を読み込み、同一のメニュー項目の位置ごとに、その位置が使われていたソフトウェアの共通度を計算する。この処理の結果、図17に示すようなデータが得られる。図17の例では、「ファイル」−「新規作成」の位置を使用していたソフトウェアが計10個あり、この位置の共通度が100%であったことが示されている。ただし本例では、GUI部品データ保存手段10にGUI部品データが保存されていたソフトウェアが計10個であった(つまりN=10)とする。同様に図17の例では、「ファイル」−「バージョン情報」の位置を使用していたソフトウェアは1つしかなく、この位置の共通度が10%であったことが示されている。
【0051】
共通度比較手段13は、共通度計算手段12の処理結果を読み込み、共通度の値があらかじめ登録されたしきい値以上であるGUI部品を検出する。このしきい値は、しきい値登録手段14によりあらかじめ登録されている。この処理の結果、図18に示すようなデータが得られる。ただし図18の例では、しきい値登録手段14により、しきい値が70%と登録されていたものとする。図18の例では、「ファイル」−「新規作成」という位置の共通度が100%でしきい値の70%以上であるので、「標準」の欄に「○」記号がつけられている。つまり、「ファイル」−「新規作成」という位置が標準的な位置であったことを示している。同様に図18の例では、「ヘルプ」−「バージョン情報」という位置の共通度が90%でしきい値の70%以上であるので、「標準」の欄に「○」記号がつけられている。一方、図18の例では、「ファイル」−「バージョン情報」という位置の共通度が10%でしきい値の70%より小さいので、「標準」の欄に「○」記号がつけられていない。つまり、「ファイル」−「バージョン情報」という位置が標準的な位置でなかったことを示している。
【0052】
共通GUI部品データ保存手段15は、共通度比較手段13の処理結果、例えば図18のような処理結果を保存する。
【0053】
出力手段16は、共通GUI部品データ保存手段15に保存されたデータを出力する。例えば出力手段16がディスプレイであれば、図18のようなデータがディスプレイ上に表示される。また、例えば出力手段16がプリンタであれば、図18のようなデータが紙に印刷される。この出力されたデータを見れば、メニュー項目の標準的な位置がわかるので、GUI設計においてメニュー項目の位置を決める際に、この出力されたデータを参照して、標準的な位置にすることができる。
【0054】
次に、GUI部品のプロパティがGUI部品のフォーカス設定の場合について説明する。本例では、GUI部品の種類としてボタンを取り上げて説明する。
【0055】
GUI部品データ保存手段10には、GUIを有するソフトウェアのGUI部品データが、複数のソフトウェアの分だけ保存されている。このデータの例を図19に示す。図19の例は、ID=1のソフトウェアのGUIでフォーカス設定されていたボタンのデータを表しており、部品ID=1のデータは、「ファイルを開く」ウィンドウの上に「OK」ボタンがあり、その「OK」ボタンがフォーカス設定されていたことを表している。つまり、「ファイルを開く」ウィンドウが表示されたあとにEnterキーが押されると、そのウィンドウの「OK」ボタンが選択されることを表している。同様に、部品ID=3のデータは、「ファイルを削除する」ウィンドウの上に「キャンセル」ボタンがあり、その「キャンセル」ボタンがフォーカス設定されていたことを表している。つまり、「ファイルを削除する」ウィンドウが表示されたあとにEnterキーが押されると、そのウィンドウの「キャンセル」ボタンが選択されることを表している。
【0056】
GUI部品データ保存手段10には、このようなデータがN個(Nは2以上の整数)のソフトウェアの分だけ保存されており、それらのソフトウェアのIDを、1、2、...、Nとする。なお、このようなGUI部品データを記録する方法は、例えば、特開平10−198586号公報「GUIシステム自動操作装置および操作マクロ実行装置」に記載のGUIシステム自動操作装置を利用すれば、このようなGUI部品データを記録できる。
【0057】
GUI部品比較手段11は、GUI部品データ保存手段10に保存されたGUI部品データを読み込み、ソフトウェア間で比較することにより、ラベルが同一のGUI部品を検出する。この処理の結果、図20に示すようなデータが得られる。図20の例では、ID=1のソフトウェアのID=1およびID=2の部品や、ID=2のソフトウェアのID=1部品などが、ラベルが同一でフォーカス設定されていたボタンであり、そのラベルは「OK」であったことが示されている。同様に図20の例では、ラベルが「ヘルプ」でフォーカス設定されていたボタンは1つしかなく、その部品はID=10のソフトウェアのID=21の部品であったことが示されている。
【0058】
共通度計算手段12は、GUI部品比較手段11の処理結果を読み込み、同じラベルをもつ部品ごとに、その部品が使われていたソフトウェアの共通度を計算する。この処理の結果、図21に示すようなデータが得られる。図21の例では、フォーカス設定されていた「OK」ボタンを使用していたソフトウェアが計10個あり、その部品の共通度が100%であったことが示されている。ただし本例では、GUI部品データ保存手段10にGUI部品データが保存されていたソフトウェアが計10個であった(つまりN=10)とする。同様に図21の例では、フォーカス設定されていた「ヘルプ」ボタンを使用していたソフトウェアは1つしかなく、その部品の共通度が10%であったことが示されている。
【0059】
共通度比較手段13は、共通度計算手段12の処理結果を読み込み、共通度の値があらかじめ登録されたしきい値以上であるGUI部品を検出する。このしきい値は、しきい値登録手段14によりあらかじめ登録されている。この処理の結果、図22に示すようなデータが得られる。ただし図22の例では、しきい値登録手段14により、しきい値が70%と登録されていたものとする。図22の例では、フォーカス設定されていた「OK」ボタンの共通度が100%でしきい値の70%以上であるので、「標準」の欄に「○」記号がつけられている。つまり、「OK」ボタンにフォーカス設定することが標準的なフォーカス設定であったことを示している。図22のの「キャンセル」ボタンも同様である。一方、図22の例では、フォーカス設定されていた「ヘルプ」ボタンの共通度が10%でしきい値の70%より小さいので、「標準」の欄に「○」記号がつけられていない。つまり、「ヘルプ」ボタンにフォーカス設定することが標準的なフォーカス設定でなかったことを示している。
【0060】
共通GUI部品データ保存手段15は、共通度比較手段13の処理結果、例えば図22のような処理結果を保存する。
【0061】
出力手段16は、共通GUI部品データ保存手段15に保存されたデータを出力する。例えば出力手段16がディスプレイであれば、図22のようなデータがディスプレイ上に表示される。また、例えば出力手段16がプリンタであれば、図22のようなデータが紙に印刷される。この出力されたデータを見れば、どのボタンにフォーカス設定するのが標準的であるかがわかるので、GUI設計においてボタンにフォーカス設定する際に、この出力されたデータを参照して、標準的なフォーカス設定にすることができる。
【0062】
なお以上に示した例では、GUI部品の種類がボタンの場合について記載したが、他の種類のGUI部品、例えばチェックボックス、ラジオボタンなどについても全く同様である。ただし実際には、フォーカス設定するのはボタンであることが多い。
【0063】
以上の例からわかるように、本発明の第1の発明を用いれば、どのようなGUIの設計が標準的な設計であるかがわかる。したがって、GUIを設計する際に、本発明を用いれば、標準的な設計に合わせることが可能となる。
【0064】
[第2の実施の形態]
ここで、本発明の第2の発明の一実施の形態の構成図を図23に示す。
【0065】
図23を参照すると、本発明の第2の発明は、GUI部品データ保存手段230、共通GUI部品データ保存手段231、GUI部品評価手段232、出力手段233を備えて構成される。
【0066】
なお以下では、GUI部品のプロパティとして、GUI部品のラベルの場合について説明し、GUI部品の種類としてボタンを取り上げて本実施の形態における構成の説明を行う。
【0067】
GUI部品データ保存手段230には、GUIの設計が標準的な設計と合っているかどうかを評価したいソフトウェアのGUI部品データが保存されている。このデータの例を図24に示す。図24の例では、ID=1の部品は、「ファイルを開く」ウィンドウの上にある「OK」ボタンである。このようなGUI部品データを記録する方法は、例えば、特開平10−198586号公報「GUIシステム自動操作装置および操作マクロ実行装置」に記載のGUIシステム自動操作装置を利用すれば、このようなGUI部品データを記録できる。
【0068】
また、共通GUI部品データ保存手段231には、標準的なGUI部品のデータが保存されている。このデータの例として、図1の共通GUI部品データ保存手段15に保存されたデータがある。この例の場合、図23の共通GUI部品データ保存手段231と、図1の共通GUI部品データ保存手段15は同一の手段である。また別の例として、標準的なGUI部品のデータが本願発明以外の方法により得られている場合は、そのデータが共通GUI部品データ保存手段231に保存されている。以下に示す本例では、図1の共通GUI部品データ保存手段15に保存されたデータと同じデータが、共通GUI部品データ保存手段231に保存されている場合について説明する。
【0069】
GUI部品評価手段232は、GUI部品データ保存手段230に保存されたGUI部品データと、共通GUI部品データ保存手段231に保存された共通GUI部品データを読み込み、GUI部品データ保存手段230から読みこんだGUI部品データが、標準的かどうかを評価する。例として、GUI部品データ保存手段230に図24のGUI部品データが保存されており、共通GUI部品データ保存手段231に図5の共通GUI部品データが保存されているとする。この場合、GUI部品評価手段232の処理の結果、図25に示すようなデータが得られる。図25の例では、ID=1の「OK」ボタン、およびID=3の「OK」ボタンの「標準」の欄に「○」記号がついているが、これは、図5の共通GUI部品データのなかに「OK」ボタンがあり、その「標準」の欄に「○」記号がついていたためである。つまり、図25の各IDの部品について、ラベルが同一の部品が図5に含まれており、かつ図5のその部品の標準の欄に「○」記号があれば、図25の部品の「標準」の欄に「○」記号がつけられる。それ以外の場合、つまり、ラベルが同一の部品が図5にないか、もしくはラベルが同一の部品が図5にあるが「標準」の欄に「○」記号がない場合は、図25の部品の「標準」の欄に「○」記号はつけられない。したがって、ID=2の「キャンセル」ボタンには「標準」の欄に「○」記号がつけられており、ID=4の「終了」ボタンおよびID=5の「取消」ボタンには「標準」の欄に「○」記号がつけられていない。つまり、ID=1〜3の部品はラベルが標準的であったが、ID=4および5の部品はラベルが標準的ではなかったと評価されたことが示されている。
【0070】
出力手段233は、GUI部品評価手段232の処理結果を出力する。例えば出力手段16がディスプレイであれば、図25のようなデータがディスプレイ上に表示される。また、例えば出力手段16がプリンタであれば、図25のようなデータが紙に印刷される。この出力されたデータを見れば、評価対象ソフトウェアで使用されていたボタンのうち、ラベルが標準的であったボタンと、ラベルが標準的でなかったボタンがわかるので、標準的でなかったボタンのラベルを標準的なラベルに変更することで、評価対象ソフトウェアのGUIの設計をより標準的な設計に改善することができる。
【0071】
なお以上に示した例では、GUI部品の種類がボタンの場合について記載したが、他の種類のGUI部品、例えばメニュー項目、チェックボックス、ラジオボタンなどについても全く同様である。
【0072】
また、以上に示した例ではGUI部品のプロパティがラベルの場合について記載した。GUI部品のプロパティが部品の縦もしくは横サイズの場合は、ラベルを比較するかわりに部品の縦もしくは横サイズを比較することにより、ラベルの場合と全く同様に処理でき、その結果、縦もしくは横サイズが標準的であった部品と、縦もしくは横サイズが標準的でなかった部品がわかる。
【0073】
次に、GUI部品のプロパティが部品のアクセスキーの場合について説明する。本例でも、GUI部品の種類としてボタンを取り上げて説明する。
【0074】
GUI部品データ保存手段230には、GUIの設計が標準的な設計と合っているかどうかを評価したいソフトウェアのGUI部品データが保存されている。このデータの例を図26に示す。図26の例では、ID=1のボタンは、部品ラベルが「OK」でアクセスキーが「O(オー)」である。このようなGUI部品データを記録する方法は、例えば、特開平10−198586号公報「GUIシステム自動操作装置および操作マクロ実行装置」に記載のGUIシステム自動操作装置を利用すれば、このようなGUI部品データを記録できる。
【0075】
また、共通GUI部品データ保存手段231には、標準的なGUI部品のデータが保存されている。本例では、図1の共通GUI部品データ保存手段15に保存されたデータと同じデータが、共通GUI部品データ保存手段231に保存されている場合について説明する。
【0076】
GUI部品評価手段232は、GUI部品データ保存手段230に保存されたGUI部品データと、共通GUI部品データ保存手段231に保存された共通GUI部品データを読み込み、GUI部品データ保存手段230から読みこんだGUI部品データが、標準的かどうかを評価する。例として、GUI部品データ保存手段230に図26のGUI部品データが保存されており、共通GUI部品データ保存手段231に図9の共通GUI部品データが保存されているとする。この場合、GUI部品評価手段232の処理の結果、図27に示すようなデータが得られる。図27の例では、ID=1の「OK」ボタンの「標準」の欄に「○」記号がついているが、これは、図9の共通GUI部品データのなかに、ラベルが「OK」でアクセスキーが「O(オー)」のボタンがあり、その「標準」の欄に「○」記号がついていたためである。つまり、図27の各IDの部品について、ラベルとアクセスキーがともに同一の部品が図9に含まれており、かつ図9のその部品の標準の欄に「○」記号があれば、図27の部品の「標準」の欄に「○」記号がつけられる。それ以外の場合、つまり、ラベルとアクセスキーがともに同一の部品が図9にないか、もしくはラベルとアクセスキーがともに同一の部品が図9にあるが「標準」の欄に「○」記号がない場合は、図27の部品の「標準」の欄に「○」記号はつけられない。したがって、ID=2の「キャンセル」ボタンには「標準」の欄に「○」記号がつけられており、ID=3の「OK」ボタンおよびID=4の「キャンセル」ボタンには「標準」の欄に「○」記号がつけられていない。つまり、ID=1および2の部品はアクセスキーが標準的であったが、ID=3および4の部品はアクセスキーが標準的ではなかったと評価されたことが示されている。
【0077】
出力手段233は、GUI部品評価手段232の処理結果を出力する。例えば出力手段16がディスプレイであれば、図27のようなデータがディスプレイ上に表示される。また、例えば出力手段16がプリンタであれば、図27のようなデータが紙に印刷される。この出力されたデータを見れば、評価対象ソフトウェアで使用されていたボタンのうち、アクセスキーが標準的であったボタンと、アクセスキーが標準的でなかったボタンがわかるので、標準的でなかったボタンのアクセスキーを標準的なアクセスキーに変更することで、評価対象ソフトウェアのGUIの設計をより標準的な設計に改善することができる。
【0078】
なお以上に示した例では、GUI部品の種類がボタンの場合について記載したが、他の種類のGUI部品、例えばメニュー項目、チェックボックス、ラジオボタンなどについても全く同様である。
【0079】
次に、GUI部品のプロパティが部品の位置の場合について説明する。本例でも、GUI部品の種類としてボタンを取り上げて説明する。
【0080】
GUI部品データ保存手段230には、GUIの設計が標準的な設計と合っているかどうかを評価したいソフトウェアのGUI部品データが保存されている。このデータの例を図28に示す。図28の例では、ID=1のボタンは、部品のラベルが「OK」で、部品の位置が(0.72,0.90)である。ただし部品の位置の計算方法は、図10に示した例の場合と同じとする。このようなGUI部品データを記録する方法は、例えば、特開平10−198586号公報「GUIシステム自動操作装置および操作マクロ実行装置」に記載のGUIシステム自動操作装置を利用すれば、このようなGUI部品データを記録できる。
【0081】
また、共通GUI部品データ保存手段231には、標準的なGUI部品のデータが保存されている。本例では、図1の共通GUI部品データ保存手段15に保存されたデータと同じデータが、共通GUI部品データ保存手段231に保存されている場合について説明する。
【0082】
GUI部品評価手段232は、GUI部品データ保存手段230に保存されたGUI部品データと、共通GUI部品データ保存手段231に保存された共通GUI部品データを読み込み、GUI部品データ保存手段230から読みこんだGUI部品データが、標準的かどうかを評価する。例として、GUI部品データ保存手段230に図28のGUI部品データが保存されており、共通GUI部品データ保存手段231に図14の共通GUI部品データが保存されているとする。この場合、GUI部品評価手段232の処理の結果、図29に示すようなデータが得られる。図29の例では、ID=1の「OK」ボタンの「標準」の欄に「○」記号がついているが、これは、次の3つの条件がすべて満足されていたためである。ただし、図29のID=1の「OK」ボタンのことを、ボタンPと表記することにする。
【0083】
(条件1)図14の共通GUI部品データのなかにラベルが「OK」のボタンがあった。これらのボタンをB1、B2、...、Bnとする。
【0084】
(条件2)B1〜Bnのうち、ボタンPと最も距離の近いボタンQを見つけた結果、そのボタンQの「標準」の欄に「○」記号がつけられていた。ただし本例では、ボタンPと最も距離の近いボタンQとは、図14のソフトウェアID=1、部品ID=1の「OK」ボタンであったとする。
【0085】
(条件3)ボタンPとボタンQの距離が十分に小さかった。ただし本例では、距離が十分に近いというのは、その距離が0.1以下である場合とする。ボタンPとボタンQの距離を計算してみると、ボタンPの位置が(0.72,0.90)でボタンQの位置が(0.72,0.91)であるので、
SQRT((0.72−0.72)×(0.72−0.72)+(0.90−0.91)×(0.90−0.91))=SQRT(0+0.0001)=0.01
であり、0.1以下であるので、条件3を満足していることがわかる。つまり、図29の各IDの部品(これを部品Uと表記する)について、次の3つの条件がすべて満足されていれば、図29の部品Uの「標準」の欄に「○」記号がつけられる。
【0086】
(条件1)図14の共通GUI部品データのなかにラベルが部品Uと同一の部品があった。これらの部品をB1、B2、...、Bnとする。
【0087】
(条件2)B1〜Bnのうち、部品Uと最も距離の近い部品Zを見つけた結果、その部品Zの「標準」の欄に「○」記号がつけられていた。
【0088】
(条件3)部品Uと部品Zの距離が0.1以下であった。
【0089】
これらの3つの条件の1つでも満たされない場合は、図29の部品の「標準」の欄に「○」記号はつけられない。図29のID=2の「キャンセル」ボタンは、条件1〜条件3をすべて満たしていたので、「標準」の欄に「○」記号がつけられている(ただし、図14に含まれる「キャンセル」ボタンのなかで、図29のID=2の「キャンセル」ボタンと最も距離の近かったのは、ソフトウェアID=1、部品ID=2の「キャンセル」ボタンであったとする)。一方、図29のID=3の「OK」ボタンは、条件2を満たしていなかったので、「標準」の欄に「○」記号がつけられていない(ただし、図14に含まれる「OK」ボタンのなかで、図29のID=3の「OK」ボタンと最も距離の近かったのは、ソフトウェアID=2、部品ID=1の「OK」ボタンであったとする)。また図29のID=4の「キャンセル」ボタンは、条件3を満たしていなかったので、「標準」の欄に「○」記号がつけられていない(ただし、図14に含まれる「キャンセル」ボタンのなかで、図29のID=4の「キャンセル」ボタンと最も距離の近かったのは、ソフトウェアID=1、部品ID=2の「キャンセル」ボタンであったとする)。以上から、図29において、ID=1および2の部品は位置が標準的であったが、ID=3および4の部品は位置が標準的ではなかったと評価されたことが示されている。
【0090】
出力手段233は、GUI部品評価手段232の処理結果を出力する。例えば出力手段16がディスプレイであれば、図29のようなデータがディスプレイ上に表示される。また、例えば出力手段16がプリンタであれば、図29のようなデータが紙に印刷される。この出力されたデータを見れば、評価対象ソフトウェアで使用されていたボタンのうち、位置が標準的であったボタンと、位置が標準的でなかったボタンがわかるので、標準的でなかったボタンの位置を標準的な位置に変更することで、評価対象ソフトウェアのGUIの設計をより標準的な設計に改善することができる。
【0091】
なお以上に示した例では、GUI部品の種類がボタンの場合について記載したが、他の種類のGUI部品、例えばチェックボックス、ラジオボタンなどについても全く同様である。
【0092】
次に、GUI部品のプロパティがメニュー階層のなかでのメニュー項目の位置の場合について説明する。本例では、GUI部品の種類はメニュー項目である。
【0093】
GUI部品データ保存手段230には、GUIの設計が標準的な設計と合っているかどうかを評価したいソフトウェアのGUI部品データが保存されている。このデータの例を図24に示す。図24の例では、ID=1の位置のデータは、「新規作成」というメニュー項目が、「ファイル」というメニュー項目の下にある(つまり、「ファイル」というメニュー項目を選択したときに表示されるメニューのなかに、「新規作成」というメニュー項目がある)ことが示されている。このようなGUI部品データを記録する方法は、例えば、特開平10−198586号公報「GUIシステム自動操作装置および操作マクロ実行装置」に記載のGUIシステム自動操作装置を利用すれば、このようなGUI部品データを記録できる。
【0094】
また、共通GUI部品データ保存手段231には、標準的なGUI部品のデータが保存されている。本例では、図1の共通GUI部品データ保存手段15に保存されたデータと同じデータが、共通GUI部品データ保存手段231に保存されている場合について説明する。
【0095】
GUI部品評価手段232は、GUI部品データ保存手段230に保存されたGUI部品データと、共通GUI部品データ保存手段231に保存された共通GUI部品データを読み込み、GUI部品データ保存手段230から読みこんだGUI部品データが、標準的かどうかを評価する。例として、GUI部品データ保存手段230に図30のGUI部品データが保存されており、共通GUI部品データ保存手段231に図18の共通GUI部品データが保存されているとする。この場合、GUI部品評価手段232の処理の結果、図31に示すようなデータが得られる。図31の例では、ID=1の位置の「標準」の欄に「○」記号がついているが、これは、図18の共通GUI部品データのなかに同じ位置があり、その「標準」の欄に「○」記号がついていたためである。つまり、図31の各IDの位置について、同一の位置が図18に含まれており、かつ図18のその位置の標準の欄に「○」記号があれば、図31の部品の「標準」の欄に「○」記号がつけられる。それ以外の場合、つまり、同一の位置が図18にないか、もしく同一の位置が図18にあるが「標準」の欄に「○」記号がない場合は、図31の位置の「標準」の欄に「○」記号はつけられない。したがって、ID=2の位置には「標準」の欄に「○」記号がつけられていない。つまり、ID=1の位置は標準的であったが、ID=2の位置は標準的ではなかったと評価されたことが示されている。
【0096】
出力手段233は、GUI部品評価手段232の処理結果を出力する。例えば出力手段16がディスプレイであれば、図31のようなデータがディスプレイ上に表示される。また、例えば出力手段16がプリンタであれば、図31のようなデータが紙に印刷される。この出力されたデータを見れば、評価対象ソフトウェアで使用されていたメニュー項目のうち、位置が標準的であったメニュー項目と、位置が標準的でなかったメニュー項目がわかるので、標準的でなかったメニュー項目の位置を標準的な位置に変更することで、評価対象ソフトウェアのGUIの設計をより標準的な設計に改善することができる。
【0097】
次に、GUI部品のプロパティがGUI部品のフォーカス設定の場合について説明する。本例では、GUI部品の種類としてボタンを取り上げて説明する。
【0098】
GUI部品データ保存手段230には、GUIの設計が標準的な設計と合っているかどうかを評価したいソフトウェアのGUI部品データが保存されている。このデータの例を図32に示す。図32の例では、ID=1のデータは、「ファイルを開く」ウィンドウの上に「OK」ボタンがあり、その「OK」ボタンがフォーカス設定されていたことを表している。つまり、「ファイルを開く」ウィンドウが表示されたあとにEnterキーが押されると、そのウィンドウの「OK」ボタンが選択されることを表している。このようなGUI部品データを記録する方法は、例えば、特開平10−198586号公報「GUIシステム自動操作装置および操作マクロ実行装置」に記載のGUIシステム自動操作装置を利用すれば、このようなGUI部品データを記録できる。
【0099】
また、共通GUI部品データ保存手段231には、標準的なGUI部品のデータが保存されている。本例では、図1の共通GUI部品データ保存手段15に保存されたデータと同じデータが、共通GUI部品データ保存手段231に保存されている場合について説明する。
【0100】
GUI部品評価手段232は、GUI部品データ保存手段230に保存されたGUI部品データと、共通GUI部品データ保存手段231に保存された共通GUI部品データを読み込み、GUI部品データ保存手段230から読みこんだGUI部品データが、標準的かどうかを評価する。例として、GUI部品データ保存手段230に図32のGUI部品データが保存されており、共通GUI部品データ保存手段231に図22の共通GUI部品データが保存されているとする。この場合、GUI部品評価手段232の処理の結果、図33に示すようなデータが得られる。図33の例では、ID=1の「OK」ボタンの「標準」の欄に「○」記号がついているが、これは、図22の共通GUI部品データのなかに「OK」ボタンがあり、その「標準」の欄に「○」記号がついていたためである。つまり、図33の各IDの部品について、ラベルが同一の部品が図22に含まれており、かつ図22のその部品の標準の欄に「○」記号があれば、図33の部品の「標準」の欄に「○」記号がつけられる。それ以外の場合、つまり、ラベルが同一の部品が図22にないか、もしくはラベルが同一の部品が図22にあるが「標準」の欄に「○」記号がない場合は、図33の部品の「標準」の欄に「○」記号はつけられない。したがって、ID=2の「キャンセル」ボタンには「標準」の欄に「○」記号がつけられており、ID=3の「ヘルプ」ボタンには「標準」の欄に「○」記号がつけられていない。つまり、ID=1および2の部品はフォーカス設定することが標準的な部品であったが、ID=3の部品はフォーカス設定することが標準的な部品でなかったと評価されたことが示されている。
【0101】
出力手段233は、GUI部品評価手段232の処理結果を出力する。例えば出力手段16がディスプレイであれば、図33のようなデータがディスプレイ上に表示される。また、例えば出力手段16がプリンタであれば、図33のようなデータが紙に印刷される。この出力されたデータを見れば、評価対象ソフトウェアでフォーカス設定されていたボタンのうち、そのボタンにフォーカス設定することが標準的であったボタンと、そのボタンにフォーカス設定することが標準的でなかったボタンがわかるので、標準的でなかったボタンのフォーカス設定を変更する(つまり、そのボタンのフォーカス設定を解除し、Enterキーで選択されないように変更する)ことで、評価対象ソフトウェアのGUIの設計をより標準的な設計に改善することができる。
【0102】
なお以上に示した例では、GUI部品の種類がボタンの場合について記載したが、他の種類のGUI部品、例えばチェックボックス、ラジオボタンなどについても全く同様である。ただし実際には、フォーカス設定するのはボタンであることが多い。
【0103】
以上の例からわかるように、本発明の第2の発明を用いれば、評価対象ソフトウェアのGUIの設計が標準的な設計と合っているかどうかがわかる。したがって、標準的な設計に合っていなかった部品が見つかった場合は、その部品の設計を標準的な設計と一致するように変更することで、評価対象ソフトウェアのGUIの設計をより標準的な設計に改善することができる。
【0104】
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の発明の実施の形態について図34を用いて説明する。
【0105】
本実施の形態は、上記第1、第2の発明をコンピュータによって実現するための形態であり、PCやWSに代表されるコンピュータ340上で動作する実行プログラムを記録した記録媒体として提供される。この実行プログラムは、ハードディスク、フロッピィディスク、CD−ROMなどに代表される記録媒体341に記録されており、コンピュータ340上に読み出されて実行され、コンピュータ340を上記第1の発明、第2の発明のように動作させる。動作結果を出力する出力手段は、ディスプレイ344やプリンタ345である。また、第1の発明におけるGUI部品データ保存手段および共通GUI部品データ保存手段、もしくは第2の発明におけるGUI部品データ保存手段および共通GUI部品データ保存手段に保存されている各種のデータは、記録媒体341に記録されており、コンピュータ340上に読み出されて、実行プログラムによって処理される。また、第1の発明に記載のしきい値登録手段による共通度のしきい値の登録は、キーボード342もしくはポインティング手段343などの入力手段により実現される。
【0106】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のGUI設計支援方法、GUI設計支援装置、GUI評価方法もしくはGUI評価装置を用いれば以下のような効果が得られる。
【0107】
まず、第1の発明を用いれば、どのようなGUIの設計が標準的な設計であるかがわかる。したがって、GUIを設計する際に、GUI設計支援装置を参照すれば、標準的な設計に合わせることが可能となる。
【0108】
次に、第2の発明を用いれば、評価対象ソフトウェアのGUIの設計が標準的な設計と合っているかどうかがわかる。したがって、標準的な設計に合っていなかった部品が見つかった場合は、その部品の設計を標準的な設計と一致するように変更することで、評価対象ソフトウェアのGUIの設計をより標準的な設計に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における一構成例を示す構成図。
【図2】GUI部品データ保存手段10に保存されているデータの例。
【図3】GUI部品比較手段11の処理結果の例。
【図4】共通度計算手段12の処理結果の例。
【図5】共通度比較手段13の処理結果の例。
【図6】GUI部品データ保存手段10に保存されているデータの例。
【図7】GUI部品比較手段11の処理結果の例。
【図8】共通度計算手段12の処理結果の例。
【図9】共通度比較手段13の処理結果の例。
【図10】GUI部品データ保存手段10に保存されているデータの例。
【図11】ウィンドウのサイズとボタンの中心座標の例。
【図12】GUI部品比較手段11の処理結果の例。
【図13】共通度計算手段12の処理結果の例。
【図14】共通度比較手段13の処理結果の例。
【図15】GUI部品データ保存手段10に保存されているデータの例。
【図16】GUI部品比較手段11の処理結果の例。
【図17】共通度計算手段12の処理結果の例。
【図18】共通度比較手段13の処理結果の例。
【図19】GUI部品データ保存手段10に保存されているデータの例。
【図20】GUI部品比較手段11の処理結果の例。
【図21】共通度計算手段12の処理結果の例。
【図22】共通度比較手段13の処理結果の例。
【図23】本発明の第2の実施の形態における一構成例を示す構成図。
【図24】GUI部品データ保存手段230に保存されているデータの例。
【図25】GUI部品評価手段232の処理結果の例。
【図26】GUI部品データ保存手段230に保存されているデータの例。
【図27】GUI部品評価手段232の処理結果の例。
【図28】GUI部品データ保存手段230に保存されているデータの例。
【図29】GUI部品評価手段232の処理結果の例。
【図30】GUI部品データ保存手段230に保存されているデータの例。
【図31】GUI部品評価手段232の処理結果の例。
【図32】GUI部品データ保存手段230に保存されているデータの例。
【図33】GUI部品評価手段232の処理結果の例。
【図34】本発明の第1の実施の形態、第2の実施の形態の別の実施の形態を表す構成図。
【図35】メニュー項目のショートカットキーの例を表すウィンドウの図。
【図36】アクセスキーの例を表すウィンドウの図。
【図37】メニュー階層の例を表すウィンドウの図。
【図38】GUI部品のフォーカス設定の例を表すウィンドウの図。
【符号の説明】
10…GUI部品データ保存手段
11…GUI部品比較手段
12…共通度計算手段
13…共通度比較手段
14…しきい値登録手段
15…共通GUI部品データ保存手段
16、233…出力手段
1100…ウィンドウ
1101…ボタン
230…GUI部品データ保存手段
231…共通GUI部品データ保存手段
232…GUI部品評価手段
340…コンピュータ
341…記録媒体
342…キーボード
343…ポインティング手段
344…ディスプレイ
345…プリンタ
350、351…メニュー
360、380…「はい」ボタン
361、381…「いいえ」ボタン
362、382…「ヘルプ」ボタン
Claims (7)
- GUIを有する複数のソフトウェアのGUI部品データを読み込み、この読み込んだGUI部品データを前記複数のソフトウェア間で比較してプロパティの値が共通しているGUI部品を検出し、この検出された前記GUI部品の前記複数のソフトウェア間での共通度を求めて出力するGUI設計支援装置であって、
GUI部品のプロパティとは、GUI部品のラベル、GUI部品の縦もしくは横のサイズ、GUI部品の位置、GUI部品のアクセスキー、GUI部品のショートカットキー、メニュー階層のなかでのメニュー項目の位置、GUI部品のフォーカス設定のうちいずれかであることを特徴とするGUI設計支援装置。 - GUIを有する複数のソフトウェアのGUI部品データを読み込み、この読み込んだGUI部品データを前記複数のソフトウェア間で比較してプロパティの値が共通しているGUI部品を検出し、この検出された前記GUI部品の前記複数のソフトウェア間での共通度を求めて出力するGUI設計支援装置において、
前記共通度のしきい値を予め定めておき、前記求めた共通度と前記しきい値とを比較することによって、前記しきい値以上の共通度を持つGUI部品を検出して出力し、
前記GUI部品のプロパティとは、GUI部品のラベル、GUI部品の縦もしくは横のサイズ、GUI部品の位置、GUI部品のアクセスキー、GUI部品のショートカットキー、メニュー階層のなかでのメニュー項目の位置、GUI部品のフォーカス設定のうちいずれかであることを特徴とするGUI設計支援装置。 - GUIを有する複数のソフトウェアのGUI部品データを保存したGUI部品データ保存手段と、
前記GUI部品保存手段に保存されたGUI部品データを読み込み、この読み込んだ前記GUI部品データを前記複数のソフトウェア間で比較してプロパティの値が共通しているGUI部品を検出するGUI部品比較手段と、
前記GUI部品比較手段によって検出されたGUI部品の各々について、前記GUI部品を使用していたソフトウェアの割合を前記GUI部品の共通度として計算する共通度計算手段と、
この計算された共通度を出力する出力手段と
を少なくとも有して構成されるGUI設計支援装置において、
GUI部品のプロパティとは、GUI部品のラベル、GUI部品の縦もしくは横のサイズ、GUI部品の位置、GUI部品のアクセスキー、GUI部品のショートカットキー、メニュー階層のなかでのメニュー項目の位置、GUI部品のフォーカス設定のうちいずれかであることを特徴とするGUI設計支援装置。 - GUIを有する複数のソフトウェアのGUI部品データを保存したGUI部品データ保存手段と、
前記GUI部品保存手段に保存されたGUI部品データを読み込み、この読み込んだ前記GUI部品データを前記複数のソフトウェア間で比較してプロパティの値が共通しているGUI部品を検出するGUI部品比較手段と、
前記GUI部品比較手段によって検出されたGUI部品の各々について、前記GUI部品を使用していたソフトウェアの割合を前記GUI部品の共通度として計算する共通度計算手段と、
共通度のしきい値を登録するしきい値登録手段と、
前記共通度計算手段にて計算された前記共通度が、前記しきい値登録手段に登録されたしきい値以上であるGUI部品を検出する共通度比較手段と、
前記共通度比較手段にて検出されたGUI部品のデータを保存する共通GUI部品データ保存手段と、
前記共通GUI部品データ保存手段に保存されたGUI部品のデータを出力する出力手段と
を備えるGUI設計支援装置において、
GUI部品のプロパティとは、GUI部品のラベル、GUI部品の縦もしくは横のサイズ、GUI部品の位置、GUI部品のアクセスキー、GUI部品のショートカットキー、メニュー階層のなかでのメニュー項目の位置、GUI部品のフォーカス設定のうちいずれかであることを特徴とするGUI設計支援装置。 - コンピュータに、
GUIを有する複数のソフトウェアのGUI部品データを読み込むステップと、
この読み込んだGUI部品データを前記複数のソフトウェア間で比較してプロパティの値が共通しているGUI部品を検出するステップと、
この検出された前記GUI部品の前記複数のソフトウェア間での共通度を求めて出力するステップを実行させるためのGUI設計支援プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体であって、
GUI部品のプロパティが、GUI部品のラベル、GUI部品の縦もしくは横のサイズ、GUI部品の位置、GUI部品のアクセスキー、GUI部品のショートカットキー、メニュー階層のなかでのメニュー項目の位置、GUI部品のフォーカス設定のうちいずれかであることを特徴とする記録媒体。 - GUIを有するソフトウェアのGUI部品データとGUIを有する複数のソフトウェア間に共通するGUI部品のデータを読み込み、前記ソフトウェアのGUI部品データに含まれるGUI部品のプロパティの値と、前記複数のソフトウェア間に共通するGUI部品のプロパティの値とを比較することによって前記ソフトウェアのGUI部品データに含まれるGUI部品を評価し、前記評価の結果を含めた前記ソフトウェアのGUI部品データを出力するGUI評価装置において、
GUI部品のプロパティとは、GUI部品のラベル、GUI部品の縦もしくは横のサイズ、GUI部品の位置、GUI部品のアクセスキー、GUI部品のショートカットキー、メニュー階層のなかでのメニュー項目の位置、GUI部品のフォーカス設定のうちいずれかであることを特徴とするGUI評価装置。 - GUIを有するソフトウェアのGUI部品データを保存したGUI部品データ保存手段と、
GUIを有する複数のソフトウェア間に共通するGUI部品のデータを保存した共通GUI部品データ保存手段と、
前記GUI部品保存手段に保存されたGUI部品データと前記共通GUI部品データ保存手段に保存された共通GUI部品データとを読み込み、前記ソフトウェアのGUI部品データに含まれるGUI部品のプロパティの値と前記複数のソフトウェア間に共通するGUI部品のプロパティの値とを比較することによって前記ソフトウェアのGUI部品データに含まれるGUI部品を評価するGUI部品評価手段と、
前記GUI部品評価手段の評価の結果を含めた前記GUI部品データを出力する出力手段と
を備えるGUI評価装置において、
GUI部品のプロパティとは、GUI部品のラベル、GUI部品の縦もしくは横のサイズ、GUI部品の位置、GUI部品のアクセスキー、GUI部品のショートカットキー、メニュー階層のなかでのメニュー項目の位置、GUI部品のフォーカス設定のうちいずれかであることを特徴とするGUI評価装置。
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