JP3555151B2 - カメラ撮影制御装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電子テレビ会議システムなどにおいてカメラ撮影方向や撮影画角を制御できるカメラ撮影制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のデジタル公衆回線の普及や静止画及び動画のデジタル圧縮方式の標準化を背景に、画像のデジタル伝送を利用した分野が広がっており、電子テレビ会議システムもその中の一つである。電子テレビ会議システムにおいては画像の入力装置としてビデオカメラを使用しており、これを適時撮影したい方向に向けて撮影し、通信相手に画像を送っている。この様に電子テレビ会議システムなどにおいては、必要に応じてカメラの撮影方向を制御する必要がある。またカメラと被写体である話者との距離等で、適切な撮影画角が変化する。具体的には、図8の従来のカメラと被写体である話者との距離に対する撮影画角の説明図に示すように、距離に関係なく話者1を適切な大きさで撮影するためには、距離が近ければカメラ2の撮影画角を広くし、遠ければカメラ2の撮影画角を狭くする必要がある。
【0003】
つまり、カメラ2と被写体である話者1との距離が変化した場合にも話者1を適切な大きさで撮影する為にはカメラ2の撮影画角を変化する必要があり、カメラ2と被写体である話者1との距離に応じて、適切な制御をする必要がある。
【0004】
以下に従来のカメラ撮影方向及び、カメラ撮影画角を決定するカメラのズーム値の制御方法について説明する。図9は従来のカメラ撮影制御装置の全体構成図である。図9において11は遠隔操作による撮影方向制御及び撮影画角制御機構を持つカメラであり、12はカメラ11と接続され、遠隔操作によるカメラ11の撮影方向制御及び撮影画角制御を行う制御回路であり、13は制御回路12に接続され、カメラ11の撮影方向及び撮影画角を操作するための操作盤であり、人により操作される。カメラ11の映像信号aは符号化装置14に入力され、通信相手15へ入力されると共に、モニター16に入力され、カメラ11の映像及び通信相手15から送られてきた映像を映し出す。ここで、電子テレビ会議の議事進行上、発言者である話者が変化した場合、殆どの場合その時の話者を適切な大きさで撮影することが好ましく、モニター16によりカメラ11の映像を見ながら操作盤13を人が操作して、カメラ11の撮影方向及び撮影画角が適切となる様にカメラ11の撮影方向およびレンズのズーム値を調整していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらモニター16に映し出されたカメラ11の撮影画像は当然ながらかなり限られた視野の映像であり例えば8°〜44°程度である。したがって人が自分の首を動かし自分の目で見ている映像より非常に狭い視野しかなく、また使用者の実際の視点とカメラ11の位置からのカメラ11の視点とは違うものである。このため、自分が目で見て決定した撮影したい方向にカメラ11の撮影方向を制御操作するのは、この視野や視点の違い及びカメラ11の撮影方向の制御動作速度と人の感性から来る適正速度との違いにより操作しにくく、またカメラ11が目的の方向を向く制御操作完了まで常に操作しなくてはならず操作そのものに時間がかかるという問題点を有していた。更に、発言者である話者を被写体として撮影したい場合で、話者が移動したり特定の位置や方向にいない場合は、その都度、カメラ11の撮影方向及び撮影画角の操作を必要とするなど、適切な操作がきわめて面倒であるという問題点があった。
【0006】
そこで本発明は上記従来の問題点を解決するもので、カメラの撮影方向を話者の方向に向ける操作を人によらず自動化することで、カメラ撮影方向の操作性を改善できるカメラ撮影制御装置を提供することを第1の目的とする。さらには、カメラの撮影方向を話者の方向に合わせた後、撮影画角を話者に適切に合わせる場合のカメラ撮影画角操作を人によらず自動化することでカメラの撮影画角の操作性を改善できるカメラ撮影制御装置を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このために本発明は、話者からの発音を感知する少なくとも第1、第2、及び第3マイクと、画像を撮影し撮影画角を制御可能なカメラと、これらの各マイク間の音の位相差を検出する位相差検出回路と、第1、第2、第3マイク、及びカメラを共に話者方向に向けるカメラ方向制御装置と、距離に応じた適正な撮影画角となるように制御する撮影画角制御装置とを有し、第1、第2、第3マイクを平面上に配置し、かつ位相差が零となる方向にカメラの撮影方向が一致するように構成し、少なくとも第1マイクと第2マイクとに基づいて位相差検出回路で検出された位相差を零となるようにカメラ方向制御装置がカメラの方向を制御した後、第1マイクと第2マイクとのいずれか1と第3マイクとに基づいて位相差検出回路で得られた距離情報から撮影画角制御装置がカメラの撮影画角を制御することを特徴とするカメラ撮影制御装置としたものである。
【0008】
【作用】
上記構成において、発言者である話者が適切な大きさで撮影される撮影画角に自動制御できる。これにより電子テレビ会議の議事進行などにおけるカメラ操作の中で撮影画角の調整操作を人がする必要がなくなり、電子会議システムのカメラ制御の操作時間及び操作性が大幅に改善される。
【0009】
【実施例】
以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の全体構成図である。図1において17A,17Bはマイクであり、話者1A,1Bから発せられた音声を検知しその信号b,cは位相差検出回路18に入力される。位相差検出回路18は複数のマイク17A,17Bで検知された音の位相差を検出する回路でありカメラ方向制御装置19に接続されている。カメラ方向制御装置19は複数のマイク17A,17B及びカメラ20の方向を共に上下方向や左右方向に変化させるとともにそれぞれの制御をするものである。図1ではマイク17A,17Bに対する話者1A,1Bの相対位置が異なる場合を示している。ここで話者1Aとマイク17A間の距離をL1、同様に話者1Aとマイク17B間の距離をL2、話者1Bとマイク17A間の距離をL3、話者1Bとマイク17B間の距離をL4として説明する。
【0010】
以上のように構成されたカメラ撮影制御装置について図1を参照しながらその動作を説明する。まず話者とマイクとの相対位置関係に対する音の位相差について説明する。話者1Aとマイク17A,17B間の相対距離はL1,L2であって異なるため、話者1Aから発せられた音がマイク17A,17Bに到達する時間は異なってくる。これは音速がほぼ一定なのに対し、2点間の距離が異なるためであり、距離が遠い方が到達時間は遅くなる。この様子の一例を図2の本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の音の位相差の説明図に示す。図2は話者1Aから発せられた音をマイク17A,17Bで検出しマイク17Aの出力信号bとマイク17Bの出力信号cの波形を比較した図であり、出力信号bの時間t1からt3までと出力信号cの時間t2からt4までは相似波形であり、出力信号bに対し出力信号cはt2−t1の時間だけ音の到達時間が遅れている。つまり出力信号bと出力信号cの間には、距離L1と距離L2の差に比例した位相差が生じることとなる。そこで図1の位相差検出回路18では出力信号bと出力信号c間で図2の出力信号bの時間t1からt3と時間t2からt4の様に波形が相似形であることをまず確認し、それらの位相差であるt2とt1の間の差を検出するようにCPUおよびソフトその他を用いて処理検出し、求められた位相差情報を信号dとしてカメラ方向制御装置19に出力している。
【0011】
次に話者1Bの位置がマイク17A,17Bとの距離が等しくL3=L4の場合は距離L3,L4が等しいので、話者1Bから発せられた音はマイク17A,17Bに同時に到達し、図3の本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の音の位相差の説明図のようになる。よってこの場合は位相差検出回路18でマイク17A,17B間の位相差は零と検出される。
【0012】
このようにマイク17A,17B間の音の位相差が零となるときの話者の位置はマイク17A,17Bに対して、どのような位置になるかというと、図1において線Aで示す線上となる。この位相差零の線Aの方向とカメラ20の撮影方向が一致するように構成し、且つカメラ方向制御装置19ではマイク17A,17B及びカメラ20が位相差零の線Aとカメラ20の撮影方向が常に一致したまま方向を上下左右に制御できるようにする。そして、位相差検出回路18により得られた位相差の信号dによりマイク17A,17B間の位相差が零となるようにマイク17A,17B及びカメラ20の方向を制御することで、話者の方向をカメラ20の撮影方向が向く様に制御できることとなる。ただ、平面上で考えると以上の内容となるが実際はカメラ20を上下左右立体的に動かすので、マイクが2個では不可能である。そこで、図4の本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の構成位置の説明図に示すように、3個のマイク17A,17B,17Cを平面上に配置し且つ位相差検出回路18に接続し、マイク17A,17Bによる位相差零の線A1を求めると共に、マイク17A,17Cによる位相差零の線A2を求めることにより線A1と線A2の交点A3を求めることが可能となり、立体的にも一本の線上が位相差零の線として求められる。よって、上記説明のようにマイク17A,17B,17C間の位相差が零となる交点A3の方向とカメラ20の撮影方向が一致するように構成し、カメラ方向制御装置19で位相差零の交点A3の方向をカメラ20及びマイク17A,17B,17Cが向くように自動制御することで、話者の方向にカメラ20の撮影方向が自動的に向くようにすることが出来る。
【0013】
次に本発明の第2実施例を説明する。図5は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置の全体構成図である。図5において17A,17B,17Dはマイクであり、話者1A,1Bから発せられた音声を検知しその出力信号e,f,gは位相差検出回路18に入力される。位相差検出回路18は複数のマイク17A,17B,17Dで検知された音の位相差を検出する回路であり、撮影画角制御装置21に入力される。撮影画角制御装置21はカメラ20の撮影画角を制御する装置であり、カメラ20に接続されている。またカメラ方向制御装置19はマイク17A,17B,17D及びカメラ20を共に話者1A,1Bの方向に向ける装置でありマイク17A,17B,17D、位相差検出回路18、撮影画角制御装置21、カメラ20と共に構成される、なお、マイク17Dは話者1A,1Bとカメラ20の撮影方向つまり話者1A,1Bとマイク17Dを直線で結んだ線に対し直交する線上に位置するものとし、カメラ方向制御装置18によりカメラ20の撮影方向及びマイク17A,17Bの方向を話者1A,1Bの方向に向けた状態では、話者1A,1Bとマイク17A,17B間の距離L6とL7は等しくなるように配置構成するものとする。
【0014】
以上のように構成されたカメラ撮影制御装置について図5を参照しながらその動作を説明する。まずカメラ方向制御装置19にてカメラ20の撮影方向及びカメラ20と同一方向に向くマイク17A,17B,17Dが、話者1A,1Bの方向を向くように制御する。次に話者1A,1Bとマイク17A,17B,17Dとの相対位置関係に対する音の位相差について説明する。話者1Aとマイク17A,17B,17D間の相対距離がL6,L7,L5のように異なるため、話者1Aから発せられた音がマイク17A,17B,17Dに到達する時間及び位相は異なる。そこで位相差検出回路18により位相差を処理検出し、求められた位相差情報を信号hとして撮影画角制御装置21へ出力している。図6(a)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクと話者の配置関係図、図6(b)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクと話者の角度のグラフ、図6(c)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクと話者の距離と角度の関係図、図6(d)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置の距離と距離の差の関係図である。ここで話者から発せられた音に対するマイク17A,17B,17D間の位相差と、マイク17A,17B,17Dと話者との距離の関係については、図6(a)において距離L6とL7は同じとなる位置関係なので距離L5と距離L6及びそれらの距離の差を(式1)で計算する。
【0015】
【数1】
【0016】
また距離L6と距離L5の距離の差は(式2)になる。
【0017】
【数2】
【0018】
また(式2)の第2項をグラフで表すと図6(b)となりマイク17A,17Bと話者1Aの角度θ1で一義的に決まることが分る。そこで角度θ1についてはマイク17Dと17Aとの間の距離をL0とし、距離L0は固定の距離とすると角度θ1は(式3)になる。
【0019】
【数3】
【0020】
そして角度θ1は図6(c)のように距離L5で一義的に決定されることが分る。以上のことより距離L6と距離L5の差は距離L5で一義的に決定され、図6(d)のようになることがわかる。また音の位相差は第1実施例と同様に距離の違いで決定されるので、距離L5でマイク17Dと17A,17B間の音の位相差は決定されることとなる。このことを利用して、マイク17A,17B,17Dからの出力信号e,f,gを位相差検出回路18に入力し、マイク17Dと17A,17B間の音の位相差によりマイク17A,17B,17Dから話者1Aまでの距離L5を知ることが出来る。このようにして位相差検出回路18にて得られたマイクと話者との距離情報である信号hを撮影画角制御装置21へ入力し、距離に応じた適正な撮影画角となるように自動的に制御される。なおマイク17Dに対しマイク17A,17Bはどちらか片方でも良いが、カメラ20の撮影方向及びマイクの方向を話者1Aの方向に制御する制御精度が低いような時に距離L5,L6,L7間の差の検出精度を向上するためのものであり、距離L6と距離L7に応じ検出された距離情報を平均化して使用している。マイク17A,17B,17C,17Dの具体的な構成例を図7の本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクとカメラの配置図に示すが、ここで第1実施例と共に同一システムに用いる場合、図7に示すようにマイク17A,17Bは第1実施例のマイク17A,17Bと共用化することも可能である。
【0021】
【発明の効果】
以上のように本発明のカメラ撮影制御装置によれば、人の操作によらず自動的に話者の方向へカメラの撮影方向を制御できる。したがって電子テレビ会議の議事進行などにおけるカメラ操作の中でも頻度が高く且つ操作に時間を要することが多い話者の方向にカメラの撮影方向を向ける操作を人がする必要がなくなり、電子会議システムのカメラ制御の操作時間及び操作性が大幅に改善される。さらには、カメラと話者との距離に関係なく話者の撮影される大きさを適切な一定値とするためのカメラの撮影画角制御をする場合に話者が適切な大きさで撮影される撮影画角が自動的に制御でき、電子会議システムの操作性が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の全体構成図
【図2】本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の音の位相差の説明図
【図3】本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の音の位相差の説明図
【図4】(a)は本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の構成位置の説明図(b)は本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の構成位置の説明図
【図5】本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置の全体構成図
【図6】(a)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクと話者の配置関係図
(b)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクと話者の角度のグラフ
(c)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクと話者の距離と角度の関係図
(d)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置の距離と距離の差の関係図
【図7】本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクとカメラの配置図
【図8】従来のカメラと被写体である話者との距離に対する撮影画角の説明図
【図9】従来のカメラ撮影制御装置の全体構成図
【符号の説明】
17A マイク
17B マイク
17C マイク
17D マイク
18 位相差検出回路
19 カメラ方向制御装置
20 カメラ
21 撮影画角制御装置
【産業上の利用分野】
本発明は、電子テレビ会議システムなどにおいてカメラ撮影方向や撮影画角を制御できるカメラ撮影制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のデジタル公衆回線の普及や静止画及び動画のデジタル圧縮方式の標準化を背景に、画像のデジタル伝送を利用した分野が広がっており、電子テレビ会議システムもその中の一つである。電子テレビ会議システムにおいては画像の入力装置としてビデオカメラを使用しており、これを適時撮影したい方向に向けて撮影し、通信相手に画像を送っている。この様に電子テレビ会議システムなどにおいては、必要に応じてカメラの撮影方向を制御する必要がある。またカメラと被写体である話者との距離等で、適切な撮影画角が変化する。具体的には、図8の従来のカメラと被写体である話者との距離に対する撮影画角の説明図に示すように、距離に関係なく話者1を適切な大きさで撮影するためには、距離が近ければカメラ2の撮影画角を広くし、遠ければカメラ2の撮影画角を狭くする必要がある。
【0003】
つまり、カメラ2と被写体である話者1との距離が変化した場合にも話者1を適切な大きさで撮影する為にはカメラ2の撮影画角を変化する必要があり、カメラ2と被写体である話者1との距離に応じて、適切な制御をする必要がある。
【0004】
以下に従来のカメラ撮影方向及び、カメラ撮影画角を決定するカメラのズーム値の制御方法について説明する。図9は従来のカメラ撮影制御装置の全体構成図である。図9において11は遠隔操作による撮影方向制御及び撮影画角制御機構を持つカメラであり、12はカメラ11と接続され、遠隔操作によるカメラ11の撮影方向制御及び撮影画角制御を行う制御回路であり、13は制御回路12に接続され、カメラ11の撮影方向及び撮影画角を操作するための操作盤であり、人により操作される。カメラ11の映像信号aは符号化装置14に入力され、通信相手15へ入力されると共に、モニター16に入力され、カメラ11の映像及び通信相手15から送られてきた映像を映し出す。ここで、電子テレビ会議の議事進行上、発言者である話者が変化した場合、殆どの場合その時の話者を適切な大きさで撮影することが好ましく、モニター16によりカメラ11の映像を見ながら操作盤13を人が操作して、カメラ11の撮影方向及び撮影画角が適切となる様にカメラ11の撮影方向およびレンズのズーム値を調整していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらモニター16に映し出されたカメラ11の撮影画像は当然ながらかなり限られた視野の映像であり例えば8°〜44°程度である。したがって人が自分の首を動かし自分の目で見ている映像より非常に狭い視野しかなく、また使用者の実際の視点とカメラ11の位置からのカメラ11の視点とは違うものである。このため、自分が目で見て決定した撮影したい方向にカメラ11の撮影方向を制御操作するのは、この視野や視点の違い及びカメラ11の撮影方向の制御動作速度と人の感性から来る適正速度との違いにより操作しにくく、またカメラ11が目的の方向を向く制御操作完了まで常に操作しなくてはならず操作そのものに時間がかかるという問題点を有していた。更に、発言者である話者を被写体として撮影したい場合で、話者が移動したり特定の位置や方向にいない場合は、その都度、カメラ11の撮影方向及び撮影画角の操作を必要とするなど、適切な操作がきわめて面倒であるという問題点があった。
【0006】
そこで本発明は上記従来の問題点を解決するもので、カメラの撮影方向を話者の方向に向ける操作を人によらず自動化することで、カメラ撮影方向の操作性を改善できるカメラ撮影制御装置を提供することを第1の目的とする。さらには、カメラの撮影方向を話者の方向に合わせた後、撮影画角を話者に適切に合わせる場合のカメラ撮影画角操作を人によらず自動化することでカメラの撮影画角の操作性を改善できるカメラ撮影制御装置を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このために本発明は、話者からの発音を感知する少なくとも第1、第2、及び第3マイクと、画像を撮影し撮影画角を制御可能なカメラと、これらの各マイク間の音の位相差を検出する位相差検出回路と、第1、第2、第3マイク、及びカメラを共に話者方向に向けるカメラ方向制御装置と、距離に応じた適正な撮影画角となるように制御する撮影画角制御装置とを有し、第1、第2、第3マイクを平面上に配置し、かつ位相差が零となる方向にカメラの撮影方向が一致するように構成し、少なくとも第1マイクと第2マイクとに基づいて位相差検出回路で検出された位相差を零となるようにカメラ方向制御装置がカメラの方向を制御した後、第1マイクと第2マイクとのいずれか1と第3マイクとに基づいて位相差検出回路で得られた距離情報から撮影画角制御装置がカメラの撮影画角を制御することを特徴とするカメラ撮影制御装置としたものである。
【0008】
【作用】
上記構成において、発言者である話者が適切な大きさで撮影される撮影画角に自動制御できる。これにより電子テレビ会議の議事進行などにおけるカメラ操作の中で撮影画角の調整操作を人がする必要がなくなり、電子会議システムのカメラ制御の操作時間及び操作性が大幅に改善される。
【0009】
【実施例】
以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の全体構成図である。図1において17A,17Bはマイクであり、話者1A,1Bから発せられた音声を検知しその信号b,cは位相差検出回路18に入力される。位相差検出回路18は複数のマイク17A,17Bで検知された音の位相差を検出する回路でありカメラ方向制御装置19に接続されている。カメラ方向制御装置19は複数のマイク17A,17B及びカメラ20の方向を共に上下方向や左右方向に変化させるとともにそれぞれの制御をするものである。図1ではマイク17A,17Bに対する話者1A,1Bの相対位置が異なる場合を示している。ここで話者1Aとマイク17A間の距離をL1、同様に話者1Aとマイク17B間の距離をL2、話者1Bとマイク17A間の距離をL3、話者1Bとマイク17B間の距離をL4として説明する。
【0010】
以上のように構成されたカメラ撮影制御装置について図1を参照しながらその動作を説明する。まず話者とマイクとの相対位置関係に対する音の位相差について説明する。話者1Aとマイク17A,17B間の相対距離はL1,L2であって異なるため、話者1Aから発せられた音がマイク17A,17Bに到達する時間は異なってくる。これは音速がほぼ一定なのに対し、2点間の距離が異なるためであり、距離が遠い方が到達時間は遅くなる。この様子の一例を図2の本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の音の位相差の説明図に示す。図2は話者1Aから発せられた音をマイク17A,17Bで検出しマイク17Aの出力信号bとマイク17Bの出力信号cの波形を比較した図であり、出力信号bの時間t1からt3までと出力信号cの時間t2からt4までは相似波形であり、出力信号bに対し出力信号cはt2−t1の時間だけ音の到達時間が遅れている。つまり出力信号bと出力信号cの間には、距離L1と距離L2の差に比例した位相差が生じることとなる。そこで図1の位相差検出回路18では出力信号bと出力信号c間で図2の出力信号bの時間t1からt3と時間t2からt4の様に波形が相似形であることをまず確認し、それらの位相差であるt2とt1の間の差を検出するようにCPUおよびソフトその他を用いて処理検出し、求められた位相差情報を信号dとしてカメラ方向制御装置19に出力している。
【0011】
次に話者1Bの位置がマイク17A,17Bとの距離が等しくL3=L4の場合は距離L3,L4が等しいので、話者1Bから発せられた音はマイク17A,17Bに同時に到達し、図3の本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の音の位相差の説明図のようになる。よってこの場合は位相差検出回路18でマイク17A,17B間の位相差は零と検出される。
【0012】
このようにマイク17A,17B間の音の位相差が零となるときの話者の位置はマイク17A,17Bに対して、どのような位置になるかというと、図1において線Aで示す線上となる。この位相差零の線Aの方向とカメラ20の撮影方向が一致するように構成し、且つカメラ方向制御装置19ではマイク17A,17B及びカメラ20が位相差零の線Aとカメラ20の撮影方向が常に一致したまま方向を上下左右に制御できるようにする。そして、位相差検出回路18により得られた位相差の信号dによりマイク17A,17B間の位相差が零となるようにマイク17A,17B及びカメラ20の方向を制御することで、話者の方向をカメラ20の撮影方向が向く様に制御できることとなる。ただ、平面上で考えると以上の内容となるが実際はカメラ20を上下左右立体的に動かすので、マイクが2個では不可能である。そこで、図4の本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の構成位置の説明図に示すように、3個のマイク17A,17B,17Cを平面上に配置し且つ位相差検出回路18に接続し、マイク17A,17Bによる位相差零の線A1を求めると共に、マイク17A,17Cによる位相差零の線A2を求めることにより線A1と線A2の交点A3を求めることが可能となり、立体的にも一本の線上が位相差零の線として求められる。よって、上記説明のようにマイク17A,17B,17C間の位相差が零となる交点A3の方向とカメラ20の撮影方向が一致するように構成し、カメラ方向制御装置19で位相差零の交点A3の方向をカメラ20及びマイク17A,17B,17Cが向くように自動制御することで、話者の方向にカメラ20の撮影方向が自動的に向くようにすることが出来る。
【0013】
次に本発明の第2実施例を説明する。図5は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置の全体構成図である。図5において17A,17B,17Dはマイクであり、話者1A,1Bから発せられた音声を検知しその出力信号e,f,gは位相差検出回路18に入力される。位相差検出回路18は複数のマイク17A,17B,17Dで検知された音の位相差を検出する回路であり、撮影画角制御装置21に入力される。撮影画角制御装置21はカメラ20の撮影画角を制御する装置であり、カメラ20に接続されている。またカメラ方向制御装置19はマイク17A,17B,17D及びカメラ20を共に話者1A,1Bの方向に向ける装置でありマイク17A,17B,17D、位相差検出回路18、撮影画角制御装置21、カメラ20と共に構成される、なお、マイク17Dは話者1A,1Bとカメラ20の撮影方向つまり話者1A,1Bとマイク17Dを直線で結んだ線に対し直交する線上に位置するものとし、カメラ方向制御装置18によりカメラ20の撮影方向及びマイク17A,17Bの方向を話者1A,1Bの方向に向けた状態では、話者1A,1Bとマイク17A,17B間の距離L6とL7は等しくなるように配置構成するものとする。
【0014】
以上のように構成されたカメラ撮影制御装置について図5を参照しながらその動作を説明する。まずカメラ方向制御装置19にてカメラ20の撮影方向及びカメラ20と同一方向に向くマイク17A,17B,17Dが、話者1A,1Bの方向を向くように制御する。次に話者1A,1Bとマイク17A,17B,17Dとの相対位置関係に対する音の位相差について説明する。話者1Aとマイク17A,17B,17D間の相対距離がL6,L7,L5のように異なるため、話者1Aから発せられた音がマイク17A,17B,17Dに到達する時間及び位相は異なる。そこで位相差検出回路18により位相差を処理検出し、求められた位相差情報を信号hとして撮影画角制御装置21へ出力している。図6(a)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクと話者の配置関係図、図6(b)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクと話者の角度のグラフ、図6(c)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクと話者の距離と角度の関係図、図6(d)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置の距離と距離の差の関係図である。ここで話者から発せられた音に対するマイク17A,17B,17D間の位相差と、マイク17A,17B,17Dと話者との距離の関係については、図6(a)において距離L6とL7は同じとなる位置関係なので距離L5と距離L6及びそれらの距離の差を(式1)で計算する。
【0015】
【数1】
【0016】
また距離L6と距離L5の距離の差は(式2)になる。
【0017】
【数2】
【0018】
また(式2)の第2項をグラフで表すと図6(b)となりマイク17A,17Bと話者1Aの角度θ1で一義的に決まることが分る。そこで角度θ1についてはマイク17Dと17Aとの間の距離をL0とし、距離L0は固定の距離とすると角度θ1は(式3)になる。
【0019】
【数3】
【0020】
そして角度θ1は図6(c)のように距離L5で一義的に決定されることが分る。以上のことより距離L6と距離L5の差は距離L5で一義的に決定され、図6(d)のようになることがわかる。また音の位相差は第1実施例と同様に距離の違いで決定されるので、距離L5でマイク17Dと17A,17B間の音の位相差は決定されることとなる。このことを利用して、マイク17A,17B,17Dからの出力信号e,f,gを位相差検出回路18に入力し、マイク17Dと17A,17B間の音の位相差によりマイク17A,17B,17Dから話者1Aまでの距離L5を知ることが出来る。このようにして位相差検出回路18にて得られたマイクと話者との距離情報である信号hを撮影画角制御装置21へ入力し、距離に応じた適正な撮影画角となるように自動的に制御される。なおマイク17Dに対しマイク17A,17Bはどちらか片方でも良いが、カメラ20の撮影方向及びマイクの方向を話者1Aの方向に制御する制御精度が低いような時に距離L5,L6,L7間の差の検出精度を向上するためのものであり、距離L6と距離L7に応じ検出された距離情報を平均化して使用している。マイク17A,17B,17C,17Dの具体的な構成例を図7の本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクとカメラの配置図に示すが、ここで第1実施例と共に同一システムに用いる場合、図7に示すようにマイク17A,17Bは第1実施例のマイク17A,17Bと共用化することも可能である。
【0021】
【発明の効果】
以上のように本発明のカメラ撮影制御装置によれば、人の操作によらず自動的に話者の方向へカメラの撮影方向を制御できる。したがって電子テレビ会議の議事進行などにおけるカメラ操作の中でも頻度が高く且つ操作に時間を要することが多い話者の方向にカメラの撮影方向を向ける操作を人がする必要がなくなり、電子会議システムのカメラ制御の操作時間及び操作性が大幅に改善される。さらには、カメラと話者との距離に関係なく話者の撮影される大きさを適切な一定値とするためのカメラの撮影画角制御をする場合に話者が適切な大きさで撮影される撮影画角が自動的に制御でき、電子会議システムの操作性が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の全体構成図
【図2】本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の音の位相差の説明図
【図3】本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の音の位相差の説明図
【図4】(a)は本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の構成位置の説明図(b)は本発明の第1実施例におけるカメラ撮影制御装置の構成位置の説明図
【図5】本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置の全体構成図
【図6】(a)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクと話者の配置関係図
(b)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクと話者の角度のグラフ
(c)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクと話者の距離と角度の関係図
(d)は本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置の距離と距離の差の関係図
【図7】本発明の第2実施例におけるカメラ撮影制御装置のマイクとカメラの配置図
【図8】従来のカメラと被写体である話者との距離に対する撮影画角の説明図
【図9】従来のカメラ撮影制御装置の全体構成図
【符号の説明】
17A マイク
17B マイク
17C マイク
17D マイク
18 位相差検出回路
19 カメラ方向制御装置
20 カメラ
21 撮影画角制御装置
Claims (2)
- 話者からの発音を感知する少なくとも第1、第2、及び第3マイクと、画像を撮影し撮影画角を制御可能なカメラと、これらの各マイク間の音の位相差を検出する位相差検出回路と、前記第1、第2、第3マイク、及び前記カメラを共に話者方向に向けるカメラ方向制御装置と、距離に応じた適正な撮影画角となるように制御する撮影画角制御装置とを有し、
前記第1、第2、第3マイクを平面上に配置し、かつ前記位相差が零となる方向に前記カメラの撮影方向が一致するように構成し、
少なくとも前記第1マイクと前記第2マイクとに基づいて前記位相差検出回路で検出された前記位相差を零となるように前記カメラ方向制御装置が前記カメラの方向を制御した後、前記第1マイクと前記第2マイクとのいずれか1と前記第3マイクとに基づいて前記位相差検出回路で得られた距離情報から前記撮影画角制御装置が前記カメラの撮影画角を制御することを特徴とするカメラ撮影制御装置。 - 前記距離情報は、前記第3マイクとカメラの方向制御に用いた前記第1マイクとの位相差とマイク間距離とから得られた第1距離情報と、前記第3マイクとカメラの方向制御に用いた前記第2マイクとの位相差とマイク間距離とから得られた第2距離情報との平均値を使用することを特徴とする請求項1記載のカメラ撮影制御装置。
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