JP3554974B2 - 磯釣り飛ばし多用途浮子とその製造方法 - Google Patents

磯釣り飛ばし多用途浮子とその製造方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,魚釣り仕掛けに用いられる浮子について,その使用分野を多用的,且つ緻密な角度から追求し続けた結果,磯場での仕掛けの省力化と便利性を兼ね備えた合理的で幅の広い,多機能性に富んだ新規な飛ばし浮子と,この発明によって今まで一般の釣り人には難しかった新規な釣り技法が,誰にも簡単に行える事を確信して本案件に提供をするものである。
【0002】
【従来の技術】
磯フカセ釣りでの代表的な浮子と言えば,中通し浮子をその一番先に取り上げますが,仕掛けの基本パターンとしては,固定仕掛け,遊動仕掛け,移動仕掛けの三通りが主であり,中通し浮子は他の浮子と比較し,道糸の操作性や仕掛け絡みの問題を取り上げて見ても右に出るものが無い位に,優位性に富む浮子です。釣り場では,それぞれの状況に合わせて仕掛けを適宜喚えながら,その状況判断を的確にしかも,素早く実行することが釣り人の役目とも言えます。然し,最近の魚は学習機能が発達し,賢くなって居り,針の付いた餌には次第と口を使わなくなって来て,飽食時期を迎える現在に至っては,人ばかりではなく魚までもがその時期に入って来て居るように感じられます。その為に釣り人も次第に難しい釣り技法を要求される様になって来たのが事実で,固定仕掛けによる浮子を沈めた釣り技法や,遊動仕掛けで浮子の糸通し孔を軸に,針のついた餌を自然に落とし込む釣り技法などの,極めて難しい釣り技法が要求されて来ている。この現状を踏まえて,浮子への多機能化が改めて求められる昨今,例えば,実用新案登録番号第3002092号では,水面浮上型から水中沈下型への調整可能な浮子が考案され,また,実用新案登録番号第3011938号の感度調節中通し円錐浮子や特開平8−182452号考案では,中通し浮き及び調整重錘付き中通し浮きが,特開平10−262527号公報の二段仕掛け用中通し浮子は,本体に多孔のネジ孔を設けて錘の数および,孔の位置の選択で海面で浮子の起立角度調整付き浮子も提案されている。そして,特開平11−4644号公報の発明は,撒餌の沈降速度に微調整が効く環付型タイプ専用浮子等,様々な工夫をこらした浮子が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この様に,一般釣り人が従来の大小,様々の中通し浮子や機能付浮子等を使って感度を求めたり,更には,遠投性を必要としたり,ある時には,刺餌と撒餌とを同調させる為に浮子毎ゆっくりと沈めたり,細ハリスを用いたりして,様々な釣り技法を試みてきたが,そのためにも仕掛けを沢山用意することになり,経済的にも合理的にも色々と支障を来しているのが現状であり,問題点でもあった。
【0004】
一般的に,機能付をもたない中通し浮子に関しては,魚が餌を喰い渋る現況下では,固定仕掛けから遊動仕掛けへと仕掛けの変更を求められ,最近はこの遊動仕掛けで,中通し浮子を海面に渋々に浮かせながら,その浮子の浮力を最小限に押さえて糸通し孔を軸に,刺餌と撒餌を同調させながら魚の居る棚に,自然に舞い落ちる様に落とし込んで行く釣り技法が用いられ,高度なライン操作が要求されて来る様になりました。この釣り技法は気象条件の影響も受け易く,道糸を管管理するのにかなり熟練したテクニックを要する釣りで,一遍潮が変わる毎に落とし込みの早さを変更する必要があり,その為,その都度にガン玉を付け足して行くと言った,特に潮の早い時や風の強い時などにはライン操作が難しく,刺餌の落ち込み状態を的確に把握出来ない事から,自ずからこの技法にも限界を迎える結末となります。
【0005】
そして中通し浮子を,浮子毎沈めて行く縦沈め釣法を試みることになるが,最初は浮子を固定仕掛けにして,浮子下にガン玉を付け足して浮子毎ゆっくりと沈めて刺餌と撒餌との同調を行い,潮が変わる毎にガン玉を付け足して調整を行うが,最近の魚は学習機能が良く発達していて,この仕掛けでは魚が刺餌を喰わえた瞬間に,海中での浮子抵抗を察知して刺餌を吐きだしてしまう事が多く,次第と長続きしないのが現実なようです。この喰い渋り対策として遊動仕掛けで,浮子自体が沈降して行く浮子を用いることになるが,沈降速度の異なる浮子を何個も用意して,浮子を換える毎に道糸を切る羽目になる。
【0006】
この問題点を解決する為に,様々な機能を持った機能付浮子が考案され,道糸を切る事が無く,浮子を交換する事が無く,海面から海中まで,一つの浮子に便利性を追求して今日に至っております。然し,弱点が無い訳ではなく,これまでの中通しタイプの沈め機能を持つ円錐浮子に関しては,浮子の水没時を優先的に考慮する事から,浮子の下部を先細り形状とする為,海中での沈降速度が早過ぎる傾向にある事と,沈め機構が水蜜化構造としてないことから,例えばネジの螺合部分,微調整用錘体の隙間等や割れ目部分に空気が残留して,自然に刺餌が舞い落ちる様な状態での沈降速度の微調整には支障を残す欠点がある事。また,環付タイプの機能付浮子に関しては,他の仕掛け換えを取付する場合に例えば,二段浮子仕掛けを行う為にアタリ浮子を取付た時等に,環付浮子の取り付けサルカンが邪魔になり,仕掛け絡みの原因となる事が多く,他仕掛けへの融通性が効かない事が上げられる。
【0007】
そこで考えられるのが,年中同じ基本仕掛けで,それも軽微な仕掛け喚えのみである程度の魚に対処出来る仕掛けが無いものかと考えた挙句,二段浮子仕掛けへの再見であります。飛ばし浮子とアタリ浮子を具備した二段仕掛けで,表層を泳ぐ小魚.浅棚で喰い渋る中型魚.何れも,浮子への高感度が要求されるものでアタリ浮子はその条件を具えた,小さいアタリ浮子を固定仕掛けとして,飛ばし浮子は遊動にする事で,浮子抵抗はアタリ浮子のみの最小限に押さえられることができ,高感度な釣り技法を手中に収める事が出来ます。しかし,この二段浮子仕掛けでは,アタリ浮子を固定仕掛けとする為に浅棚釣りが主であり,中棚釣りや深棚釣りは不向きな面を持っており,例えば,飛ばし浮子を移動仕掛けにしてアタリ浮子にに重い錘を付けて,深棚まで一挙に沈める方法も考えられるが,この方法だと,これまでの飛ばし浮子の横糸通し孔使用では,仕掛けの重り負荷によって飛ばし浮子の浮遊姿勢を崩す結果となるため,検討策を講じる必要があります。また,アタリ浮子に関してもこれ迄のブランコ方式ではフッキング時に失敗した際,仕掛け絡みの可能性も十分に高い事から検討課題となる。そこで考えられる事は,飛ばし浮子に関しては多機能性を持たせて,釣り状況に即時対処出来る手段を講じるべきで,これまでの只単にアタリ浮子を飛ばすだけの役目に留めず,飛投距離の調整が出来たり,飛ばし浮子自体での深棚釣りや沈め釣りへの対応が,瞬時可能な飛ばし浮子へと進化させる必要がある。また,アタリ浮子に関しても,従来のブランコ方式から浮子下に直接,浮子取付棒を具えてアタリ浮子の交換を容易にさせたり,中通し型アタリ浮子への両立化も行える為の糸通し孔を設けたりして,仕掛け絡みやアタリ浮子を沈めて行う場合に海中での潮乗り面も考慮したアタリ浮子へと進化させる必要がある。例えば一つの手法として,喰い渋る時にはアタリ浮子を自然に舞い落ちるように沈める方法を取り,まだ喰い渋るなら,アタリ浮子を外して飛ばし浮子自体での遊動仕掛けを用い刺餌を自然に落とし込む方法をとり,それでもまだ喰い渋るなら,飛ばし浮子自体の遊動沈め釣りで,撒餌と浮子の沈降速度を同じく調整して,撒餌と刺餌を同調させる。一遍して潮状況が変わったら,その潮流の状況に合わせて適宜沈降速度を微妙に変更させながら,高感度機能と喰わせ機能を併せ持った仕掛けパターンを確立させる事が望ましい。この方法だと道糸を一度も切る事がなく,煩わしさもない。また,道糸を一度は切る事になるが,移動仕掛けで即時,深棚釣り仕掛けも対処出来る飛ばし浮子にする配慮も大事な事である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成する為に,本発明の磯釣り飛ばし多用途浮子は,浮子本体の下部体下面中心に開口したスリーブ挿入孔及び,縦軸方向にこれより小径幅の海水導入空間部と,更に,この空間部と絡がる縦横パイプ通し孔を上部に設け,この孔に縦横パイプを挿入,固着して,浮子本体に縦横二通りの糸通し孔を設けた事と,浮子本体の下部体下面を中心に穿孔されるスリーブ挿入孔にスリーブ体を挿入,固着,一体化し,このスリーブ体内側の雌ネジを介して,螺合一体化する外周面に雄ネジを具備した一組の軟質軽量キャップと,更に,外周面に雄ネジを具備した夫々,重量の異なる三組のロット式重量キャップと,その中に挿入される重さの異なる四組の中空式鉛とが適宜螺合一体化する仕組みとして,浮子形状を沈め釣りに適合する下膨れ形状とさせ,夫々,軟質計量キャップとロット式重量キャップ及びその中に挿入される中空式鉛とが浮子本体と螺合一体化された時に浮子機能を高める方法を取り入れたものである。
【0009】
浮子本体を二層構造として,上部体を比較的軽い素材の桐材,その他の木材とし,下部体を比較的硬質で衝撃性にも強いハードウット材,その他の木材を用いて接着剤で上下一体化させた製造方法である。
【0010】
浮子本体内部の海水導入空間部の穿孔位置は,浮子本体の下部体下面中心に開口されたスリーブ挿入孔を基孔に,縦軸方向にスリーブ体の内径と同径幅で上端部を先細り形状とさせて,浮子本体中心部より下部位置まで穿孔することが効果的である。
【0011】
縦パイプ通し孔の位置は,浮子本体の上部中心より浮子本体内部の海水導入空間部の先細り形状をした先端中心軸へ貫通させる。又横パイプ通し孔の穿孔位置は,縦パイプ通し孔より小径幅で,浮子本体の横側面中心より縦パイプ通し孔の中心軸に向けて10度の下り勾配を付けて交差させながら,反対側面へと貫通させて穿孔することが効果的である。
【0012】
縦パイプの取付位置は,縦パイプ通し孔上端部から浮子本体内部に設けられた海水導入空間部の先細り形状をした上端部中心に,縦パイプ下部内に設けられたロット受入孔が位置する様に固着し,又,この固着された縦パイプの中心部下部に設けられた横パイプ受入孔に,受け入れ可能な横パイプを,浮子本体の横側面中心からと反対側面の両孔から夫々,縦パイプの中孔手前まで挿入,固着する事で,縦横パイプの中孔同士が,互いに往路出来る仕組みとなることが効果的である。
【0013】
浮子本体の下部体下面のスリーブ挿入孔に挿入,固着一体化されるスリーブ体は強度のある金属製で加工し,内径周りに,軟質軽量キャップ及び,ロット式重量キャップに具備される雄ネジ部と螺合可能な雌ネジ部を設けて取り付けるとよい。
【0014】
浮子本体の下部体下面のスリーブ挿入孔に挿入,固着一体化されるスリーブ体内側の雌ネジ部を介して螺合される軟質軽量キャップは,ある程度の固さと弾力性,且つ軽量な素材で加工し,先端部から中心部にかけての外周面に雄ネジ山を形成させ,そのネジ部の基部より,下部形状が環鍔状の半円形状の外部壁面で形成され,上部中心から下部中心にかけて糸通し孔を穿孔し,この糸通し孔より斜め下部に貫通する海水導入孔を穿孔する。更に,糸通し孔より縦軸方向に貫通する楔形状のシモリ嵌込孔を設ける事が好ましい。
【0015】
また,このスリーブ体の内側の雌ネジ部を介して螺合される,三組の重量の異なるロット式重量キャップは,重量のある金属製で加工し,先端部から中心部上端にかけて棒状のロット部を形成し,縦パイプの下部に設けられるロット受入孔に押し込まれた際に気密を保てる太さとし,中心部上端から中心部下部の外周面に雄ネジ山の雄ネジ部と,この雄ネジ部の基軸にパッキング接合壁を設け,パッキング体を組込んで,パッキング接合壁下部の基軸より,下部形状が環鍔状の半円形状の外部壁面で形成され,その壁面部の斜め横より壁面部中心に向けて,緩締孔を穿孔するとよい。
【0016】
ロット式重量キャップの夫々の重量は,浮子本体の残存浮力を基準にロット式重量キャップの基礎重量を定め,この基礎重量に一定の重量を加算した重量を一組目の重量数値とし,一組目の重量数値に一定の重量を加算して二組目の重量数値とし,この二組目の重量数値に一定の重量を加算して三組目の重量数値とするとよい。
【0017】
中空式鉛の夫々の重量は,浮子本体の残存浮力と夫々のロット式重量キャップの重量を勘案して中空式鉛の基礎重量を定め,ロット式重量キャップに加算される一定の重量合計数値をこの基礎重量に加算して一組目の重量数値とし,一組目の重量数値に一定の重量合計数値を加算して二組目の重量数値とし,以下この算式方法で三組目,四組目と重量数値を定めるとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
図1において,浮子本体1の下部体下面を中心に穿孔されるスリーブ挿入孔11を基孔に,そのスリーブ挿入孔11に挿入,固着されるスリーブ体2の内径と同径幅で穿り抜きされる先端部が先細り形状をして形成された,海水導入空間部12を浮子本体1の縦軸方向,奥部に穿孔して,更にその上端部の中心から浮子本体1の先端部中心に向け,縦パイプ通し孔13を穿孔し,この穿孔径より小径幅で,浮子本体1の横側面部中心から反横側面へ両孔が交差する横パイプ通し孔14を穿孔する。そして,この両孔に縦横パイプ3.4を挿入,固着して,浮子本体1に,二通りの縦横糸通し孔31.41が設けられる。又,浮子本体1の下部体下面に穿孔されるスリーブ挿入孔11に挿入,固着される,スリーブ体2の内側に設けられた雌ネジ部21を介して,夫々,重量の異なる三組のロット式重量キャップ5と,そのロット部51内部に組入れられる重さの異なる四組の中空式鉛7と軟質軽量キャップ6とが嵌め込まれて,本来の浮子となす仕組みである。
【0019】
図2に示される実施例では,浮子本体1の上部体1aに軽量で水に浮く素材を用い,下部体1bには硬質で衝撃に強く,しかも水に浮く素材を用いた二層構造として互いに接着剤で一体化させて,浮子本体1の下部体下面にスリーブ挿入孔11を穿孔し,この基孔より奥部へ縦軸方向に,スリーブ体2の内径と同径幅の先端部が先細り形状をした海水導入空間部12を,浮子本体1内部の中心部下部の位置まで穿孔し,更に,この海水導入空間部12の先細りした上端部の中心から浮子本体1の先端部中心に向け,縦パイプ通し孔13を穿孔し,貫通させる。又,縦パイプ通し孔13より小径幅で,浮子本体1の横側面中心より10度の下がり勾配を付けて,縦パイプ通し孔13の中孔を交差させながら,反対側面へと貫通させる。
【0020】
図3に示される実施例では,浮子本体1の縦パイプ通し孔13に取付られる縦パイプ3で,そのパイプ下部孔にロット式重量キャップ5のロット部51が押し込まれるロット受入孔34を設け,そして,その上部に夫々から横パイプ4を通す横パイプ受入れ孔33を対面状に10度の下り勾配を付けて貫通させる。
【0021】
図4に示される実施例では,縦パイプ3に交差する小径幅の横パイプ4が縦パイプ3の横パイプ受入れ孔33に左右から組み込まれて縦横糸通し孔31.41が往路する仕組みである。
【0022】
図5に示される実施例では,浮子本体1のスリーブ挿入孔11に挿入,固着されるスリーブ体2の内径と,この基孔より奥部に穿孔される海水導入空間部12の内径とが同径となる事と,縦パイプ3の下部のロット受入孔34の位置が,海水導入空間部12の先細りした先端部の中心に取り付ける。
【0023】
図6に示される実施例では,浮子本体1の下部体下面に固着されたスリーブ体2の内側に設けられた雌ネジ部21を介して,螺合する軟質軽量キャップ6の先端部から中心部にかけての外周面に雄ネジ部62を形成し,雄ネジ部62基部より下部形状が環鍔状の半円形をした外部壁面部65からなる。又,上部中心から中心部下部にかけて糸通し孔61と,これに絡がる海水導入孔63を斜め下部に貫通させ,更に,糸通し孔61と縦軸に貫通するシモリ嵌込孔64を楔形状で穿孔する。
【0024】
図7に示される実施例では,浮子本体1のスリーブ体2内側の雌ネジ部21を介して,螺合するロット式重量キャップ5の先端部から中心部上端にかけて,棒状のロット部51を形成し,中心部上端から中心部下部にかけて外周面に雄ネジ部52と,その下部にパッキング接合壁体53とパッキング体54を組み込み,パッキング接合壁体53基部より,下部形状が環鍔状の半円形をした外部壁面部56からなり,その外部壁面部56の斜め横から中心に向けて,緩締孔55を設ける。
【0025】
図8に示される実施例では,浮子本体1の縦横糸通し孔31.41の何れかを用いる場合に,浮子本体1のスリーブ体2の雌ネジ部21を介して,軟質軽量キャップ6を螺合一体化させた時に,軟質軽量キャップ6の斜め下部に設けられた海水導入孔63より海水導入空間部12内に海水が流入し,満水化状態となる為に先端部を先細り形状とした機能効果を得て残留する空気が速やかに縦横糸通し孔31.41より強制的に排気される仕組みとした。
【0026】
図9に示される実施例では,浮子本体1の横糸通し孔41を用い,浮子本体1とロット式重量キャップ5を螺合一体化させて使用する場合に,浮子本体1のスリーブ体2の内側に設けられた雌ネジ部21と,ロット式重量キャップ5の雄ネジ部52とを螺合させて締め付けることにより,縦パイプ3の下部内径を拡幅して設けたロット受入孔34に,ロット式重量キャップ5のロット部51先端が上に押し込まれる事によって,縦横糸通し孔31.41から海水導入空間部12内への海水流入を遮断し,又,ロット式重量キャップ5のパッキング体54がスリーブ体2のパッキング接合壁23と密着することで,海水導入空間部12へ上下からの海水流入も完全に遮断され,海水導入空間部12内が完全に気密化状態となる為に,浮力容積が拡大され,確実な浮力調整が期待出来る。
【0027】
図10は,浮子本体1と軟質軽量キャップ6を一体化し,浮子本体1の海水導入空間部12内を満水化状態にさせて,横糸通し孔41を用いてアタリ浮子9dを飛ばす,二段浮子仕掛け図である。
【0028】
図11は,浮子本体1とロット式重量キャップ5を一体化し,浮子本体1の海水導入空間部12内を気密化状態にさせて,横糸通し孔41を用いてアタリ浮子9dを飛ばす,二段浮子仕掛け図である。
【0029】
図12は,浮子本体1とロット式重量キャップ5を一体化し,浮子本体1の海水導入空間部12内に海水を閉じ込めて,横糸通し孔41を用いてアタリ浮子9dを飛ばす二段浮子仕掛け図である。
【0030】
図13は,浮子本体1とロット式重量キャップ5を一体化さし,浮子本体1の海水導入空間部12を気密化状態にさせ,横糸通し孔41を用いて飛ばし浮子単独による仕掛け図である。
【0031】
図14は,浮子本体1とロット式重量キャップ5及び中空式鉛7とを一体化し,浮子本体1の海水導入空間部12を気密化状態にさせ,横糸通し孔41を用いて飛ばし浮子単独による仕掛け図である。
【0032】
図15は,浮子本体1とロット式重量キャップ5及び中空式鉛7とを一体化し,浮子本体1の海水導入空間部12内に海水を閉じ込めて,横糸通し孔41を用いて飛ばし浮子単独による仕掛け図である。
【0033】
図16は,浮子本体1と軟質軽量キャップ6を一体化し,浮子本体1の海水導入空間部12内を満水化状態にさせ,縦糸通し孔31用いて重り9eを取り付けた仕掛け図である。
【0034】
【発明の効果】
本発明は,以上を説明したように構成されているので,以下に記載されるような効果を奏する。
【0035】
一つの浮子に縦横の糸通し孔を設ける事により,浅棚仕掛けから深棚仕掛けへと全層棚狙いを可能とし,これにより一つの浮子の多用途性を広げ,従来の浅棚狙いには,二段浮子仕掛けで横糸通し孔を用い,更に,深棚狙いには縦糸通し孔を用いて迅速な仕掛け換えを可能とした。
【0036】
浮子本体の横糸通し孔を10度下り勾配とすることで,アタリ浮子への糸滑りをスムーズにして,縦横パイプ内の空気を速やかに排気させる効果を得た。
【0037】
浮子本体の横糸通し孔を用いて,浮子本体に夫々,螺合一体化させる軟質軽量キャップ及び,ロット式重量キャップの使用によって可能な海水導入空間部内の気密化にした状態と,海水を満水化状態に閉じ込めた状態で夫々,螺合一体化させる事により,飛ばし浮子の飛投距離を調整可能とした。
【0038】
浮子本体の横糸通し孔を用いて,浮子本体と重量の異なる三組のロット式重量キャップとが螺合一体化する事で,浮子本体の海水導入空間部内を気密化状態に保つ事から,確実な浮力調整を可能とする。
【0039】
浮子本体の横糸通し孔を用いて,浮子本体と重量の異なる三組のロット式重量キャップ及び,この中のロット部に挿入される重さの異なる四組の微調整用の中空式鉛が気密化状態の海水導入空間部内に収められて螺合一体化することで,これまでの微細な沈め釣りのへ沈降速度調整を,ワンタッチで確実に行えるものにしている事から,特に道糸を遊動とした極めて難しい沈め釣り仕掛けが意図も簡単に行える事と,この仕掛けによって海中での浮子抵抗は皆無に等しく,しかも重量の異なる三組のロット式重量キャップと重さの異なる四組の微調整用の中空式鉛と,更に海水導入空間部内に中空式鉛と海水を満水化状態にしての組合わせにより,一つの浮子で多彩な沈降速度の微調整が可能となり,これによって撒餌の沈降速度に,刺餌と浮子を横態勢のまま微妙に沈降させて操作出来る事と,ハリスの太さや釣り針の大小に合わせても浮子の沈降速度を微調整出来る事から,撒餌と刺餌の同調時間を長く取れる効率的な釣り技法を可能とする。
【0040】
浮子本体の縦糸通し孔を用いて,浮子本体と軟質軽量キャップを一体化することによって,軟質軽量キャップの軽い素材が浮子本体の浮力を最小限に押さえる利点と,軟質軽量キャップの下部に設けられた海水導入孔より,海水が浮子本体の先細りをした海水導入空間部内に流入して排気効果を高め,満水化状態となる為に,同空間部内の空気が強制的に縦横糸通し孔より排気され,浮子の浮力を一定化する事が出来る。
【0041】
更に,縦糸通し孔を用いて,浮子本体と軟質軽量キャップを一体化させて深棚狙いの移動仕掛け行う場合,軟質軽量キャップの下部に設けたシモリ嵌入孔に楔型シモリを適度に押し込む事によって,魚が刺餌を喰わえて引き込む際に,道糸に取り付けられた浮子止め糸が楔型シモリを下に押し込んで,シモリ嵌込孔から瞬間的に外れる仕組みとした。この仕組みは,軟質軽量キャップを弾力性素材で加工する事から,楔形状のシモリ嵌込孔に楔型シモリを押し込むと,素材の弾力によって楔型シモリに挟む力が加わり,この挟む力より大きい衝撃を生じた場合にシモリ嵌込孔より楔型シモリが瞬間的に外れる事から,その押し込み加減によって魚への浮子抵抗を軽減出来る仕組みである。
【図面の簡単な説明】
【図1】磯釣り多用途浮子の縦断面図である。
【図2】浮子本体の穿孔工程の組織縦断面図である。
【図3】縦パイプの穿孔組織縦断面図である。
【図4】縦横パイプの組込み構成縦断面図である。
【図5】海水導入空間部に縦パイプを取り付ける位置を示す縦断面図である。
【図6】軟質軽量キャップの組織構成を示す縦断面図である。
【図7】ロット式重量キャップの組織構成を示す縦断面図である。
【図8】軟質軽量キャップ取付部の実施例を示す縦断面図である。
【図9】ロット式重量キャップ取付部の実施例を示す縦断面図である。
【図10】二段浮子仕掛けによる軟質軽量キャップと海水導入空間部内の使用状態を示す図である。
【図11】二段浮子仕掛けによるロット式重量キャップと海水導入空間部内の使用状態を示す図である
【図12】二段浮子仕掛けによるロット式重量キャップと海水導入空間部内の使用状態を示す図である。
【図13】飛ばし浮子単独によるロット式重量キャップと海水導入空間部内の使用状態を示す図である。
【図14】飛ばし浮子単独によるロット式重量キャップと中空式鉛及び海水導入空間部内の使用状態を示す図である。
【図15】飛ばし浮子単独によるロット式重量キャップと中空式鉛及び海水導入空間部内の使用状態を示す図である。
【図16】飛ばし浮子単独による軟質軽量キャップと楔型シモリと重り及び海水導入空間部の使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 浮子本体
1a 浮子上部体
1b 浮子下部体
11 スリーブ挿入孔
12 海水導入空間部
13 縦パイプ通し孔
14 横パイプ通し孔
2 スリーブ体
21 雌ネジ部
22 接合壁面
23 パッキング接合壁
3 縦パイプ
31 糸通し孔
32 パイプ壁面
33 横パイプ受入孔
34 ロット部受入孔
4 横パイプ
41 糸通し孔
42 パイプ壁面
5 ロット式重量キャップ
51 ロット部
52 雄ネジ部
53 パッキング取付壁
54 パッキング体
55 緩締孔
56 外部壁面部
6 軟質軽量キャップ
61 糸通し孔
62 雄ネジ部
63 海水導入孔
64 シモリ嵌め込孔
65 外部壁面部
7 中空式鉛
71 中空部
72 外部壁面
8 楔型シモリ
9a 道糸
9b 浮子止め糸
9c 浮子ストッパー
9d アタリ浮子
9e 浮子止めゴム
9f
9g

Claims (7)

  1. 浮子本体(1)の下部体下面中心より開口されるスリ−ブ挿入孔(11)に,挿入,固着されるスリ−ブ体(2)の内径周りと,同径幅で穿り抜きされる先端部周りが先細り形状とした海水導入空間部(12)を,浮子本体(1)のスリ−ブ挿入孔(11)を基孔に,浮子本体(1)内部の中心部下部位置まで縦軸方向に穿孔して,更に,海水導入空間部(12)の先細り形状をした先端部の中心から,浮子本体(1)の先端部中心に向けて,縦パイプ通し孔(13)を貫通させた上,浮子本体(1)の横側面部中心から反対側面へ,縦パイプ通し孔(13)より小径幅で,緩い下り勾配を付けた横パイプ通し孔(14)を,縦パイプ通し孔(13)と相互に交差させて穿り抜きされる特徴の磯釣り飛ばし多用途浮子。
  2. 縦パイプ(3)の下部中心部壁面から,反対壁面へ緩やかな下り勾配を付けた横パイプ受入孔(33)をあけて,更に,縦パイプ(3)の下部中孔に横パイプ受入孔(33)の手前まで拡幅して設けた,ロット受入孔(34)を具備させた請求項1記載の磯釣り飛ばし多用途浮子。
  3. 縦パイプ通し孔(13)と絡がる海水導入空間部(12)の先細り形状をした上端部の中心に,縦パイプ(3)下部のロット受入孔(34)最下部孔が位置する様に挿入,固着し,更に,横パイプ通し孔(14)の両端から挿入する横パイプ(4)は,縦パイプ(3)の横パイプ受入孔(33)に受入れ可能なパイプ外径幅とし,夫々,縦パイプ(3)の横パイプ受入孔(34)に向けて挿入する際に,横パイプ(4)の両先端が縦パイプ(3)の中孔手前まで挿入させて固着する事で,浮子本体(1)に縦横糸通し孔(31.41)が互いに往路出来る仕組みとした請求項1又は2記載の磯釣り飛ばし多用途浮子。
  4. 浮子本体(1)の下部体下面中心に開口されたスリ−ブ挿入孔(11)に,スリ−ブ体(2)が挿入,固着されて,このスリ−ブ体(2)の内側に具備される雌ネジ部(21)を介して,螺合可能な軽量且つ,弾力性素材で加工される軟質軽量キャップ(6)は,先端部から中心部にかけての外周面に雄ネジ部(62)を設け,雄ネジ部(62)基部より,環鍔状で下部体を半円状の外部壁面部(65)から形成させ,そして,上部中心から下部中心にかけて糸通し孔(61)を穿孔し,これと斜め下部に貫通する海水導入孔(63)を設けて,更に,糸通し孔(61)と縦軸方向下部に貫通する楔形状のシモリ嵌め込み孔(64)を具えて構成される一組の軟質軽量キャップ(6)とが螺合一体化される事で,浮子本体(1)の海水導入空間部(12)内を満水化状態にさせて,浮子となす請求項1から請求項3のいずれか1つの請求項に記載の磯釣り飛ばし多用途浮子。
  5. 浮子本体(1)に挿入,固着,一体化されるスリ−ブ体(2)の内側の雌ネジ部(21)を介して,螺合可能な重量のある金属製で加工したロット式重量キャップ(5)は,先端部から中心部上部にかけて,縦パイプ(3)の下部に設けられるロット受入孔(34)と,気密を保てる太さとした棒形状のロット部(51)と,中心部上端から中心部下部の外周面に雄ネジ部(52)を設け,更に,雄ネジ部(51)の基部にパッキング取付壁(53)を具備してパッキング体(54)を取付し,雄ネジ部(52)の基部より,環鍔状で下部体を半円状とした外部壁面部(56)から形成させ,又,外部壁面部(56)の斜め横より,外部壁面部(56)の中心に向けて緩締孔(55)を設け,取り外しと気密性を高めて構成され,そして夫々,重量の異なる三組のロット式重量キャップ(5)とが適宜螺合一体化される事で,浮子本体(1)の縦パイプ(3)下部に設けられたロット受入孔(33)に,ロット式重量キャップ(5)のロット部(51)が押し込まれ,海水導入空間部(12)内を気密化状態にさせて,浮子となす請求項1から請求項3のいずれか1つの請求項に記載の磯釣り飛ばし多用途浮子。
  6. 浮子本体(1)のスリ−ブ体(2)の雌ネジ部(21)を介して,螺合可能な夫々,重量の異なる三組のロット式重量キャップ(5)の重量は,浮子本体(1)の残存浮力を基準に,ロット式重量キャップ(5)の基礎重量を定め,この基礎重量に,一定の重量を加算して求められた重量数値を一組目の重量数値とし,更に,この一組目の重量数値に同じく一定の重量を加算して二組目の重量数値を求め,この二組目の重量数値に同じく一定の重量を加算して三組目の重量数値が求められた夫々,重量の異なる三組のロット式重量キャップ(5)と浮子本体(1)が螺合一体化して浮子となす請求項1から請求項3のいずれか1つの請求項に記載の磯釣り飛ばし多用途浮子。
  7. 夫々,重量の異なる三組のロット式重量キャップ(5)のロット部(51)に挿入される重さの異なる四組の中空式鉛(7)の重量は,浮子本体(1)の残存浮力と,夫々,重量の異なる三組のロット式重量キャップ(5)の重量を勘案して中空式鉛(7)の基礎重量を定め,この基礎重量に,三組のロット式重量キャップ(5)の加算された一定の重量の合計重量を加算して求められた重量数値を一組目の重量数値とし,更に,この一組目の重量数値に同じく一定の重量の合計重量を加算して二組目の重量数値を求め,この求められた重量数値に更に,一定の重量の合計重量を加算して三組目の重量数値を求め,そして,この三組目の重量数値に一定の重量の合計重量を,更に加算して求められた四組目の夫々,重さの異なる中空式鉛(7)が,夫々,重量の異なるロット式重量キャップ(5)のロット部(51)に挿入されて浮子本体(1)と一体化して浮子となす請求項1から請求項3のいずれか1つの請求項に記載の磯釣り飛ばし多用途浮子。
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