JP3554577B2 - 液晶媒体 - Google Patents

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JP3554577B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は高い複屈折を有し,しかも室温および165℃より高い温度間の広いネマチック相を有する液晶媒体(LC媒体)に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイ素子(LCディスプレイ素子)はますますネマチックあるいはネマチック−コレステリック液晶素材を利用している。光吸収、光散乱複屈折、反射あるいは電場の影響下での色彩のようなその光学特性を変化させることによって、そのようなディスプレイ素子の機能は例えばダイナミック散乱、配向相の変形、ゲスト−ホスト効果、ねじれセル中でのシャット−ヘルフリッチ(Schadt−Helfrich)効果、ポリマーマトリックスあるいはポリマーネットワーク中での液晶性液滴の屈折率のマッチング(ncap=ネマチック曲線式の配向相、pdlc=ポリマー分散液晶)あるいはコレステリック−ネマチック相転移に基いている。
【0003】
電子部品中でのこれらの効果の産業上での応用は多くの要求条件に合致する液晶相を要求している。ここで特に重要なことは湿度に対する化学的な抵抗力、熱、赤外線、可視光線および紫外線の照射、直流電場および交流電場に対する抵抗力である。産業面で利用可能な液晶媒体は妥当な温度範囲にわたって液晶中間相、妥当な光学異方性および高いあるいは中程度の誘電異方性を持っていることを要求されている。最終的には、これら液晶媒体は可視光領域において如何なる自己吸収があってはならない、すなわち無色でなければならない。
【0004】
液晶中間相を有する今までに開示された一連の化合物のどれを取っても全てのこれらの要求条件を満たしている個々の化合物を含んでいない。その理由のために、液晶媒体として使用可能な混合物を得るためには、4種ないし25種(或は更に多く)の化合物混合物の混合物を作製することが原則になっている。通常は低融点および高透明点を有する少なくとも1種の化合物が更に混合されている。その結果通常は融点が低い融点成分の融点よりも低く、ただしその透明点は成分の透明点の中間にある混合物が得られる。しかしながら、最適媒体はこの方法では容易に作れなく、その理由は高い融点および高い透明点を有する成分はしばしば混合物に高い粘性を与えることになるからである。その結果、このようにして製造された電気光学ディスプレイ素子のスイッチング時間は好ましくない方法で変化する。
【0005】
閾値電圧を低下するためには、今までに開示されたLC相には末端にシアン基を有する強い極性ネマチック性の化合物を添加していた。しかしながら、これらの化合物の有効な双極子能率はこれら分子の多かれ少なかれ強い反平行結合によおて大幅に低下しており、その結果比較的多量の極性化合物を添加する必要があった。このことは逆にLC相の好ましくない弾性特性のような様々な欠点および高い粘性を起すことになる。
【0006】
市販の全ての液晶媒体は60℃および150℃間に透明点を示している。この媒体のどの媒体も極めて高い温度、例えば、炉上のディスプレイ、反応釜、投影システム、スポットライト用の光バルブなど用の高温を内部に有するような応用には使用することは出来ない。
【0007】
従って高い透明点、低い融点、低い粘性(およびしたがって短いスイッチングタイム)および低い閾電圧を有する液晶媒体、しかも更に標準的なディスプレイセル中あるいはpdlc用途で使用するために妥当な複屈折と結合した優れた視角特性を持っているような液晶の需要がなお大きい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はその目的として要求のあった温度範囲内ではネマチック相を持ち、完全にあるいは殆ど完全に上記の欠点を含まない液晶相を製造することにある。 液晶媒体が実質的に誘電異方性△ε>+2を持つ極性成分Aおよび−2ないし+2の誘電異方性を持つ非極性成分Bから成り立っている場合には、ただし、媒体の透明点が165℃よりも高く、誘電異方性が8よりも大きく、光学異方性が0.2および0.3の間にある場合には、素材の特性の好ましい組合せ、特に閾値の険しい立上がり、粘性、ネマチック相幅、視角および低閾値電圧における温度依存性の承認可能な組合せを有する液晶相が得られることが見出されたのである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は特に極性成分Aが式Iのシアン化合物に基づいており
【0010】
【化11】
Figure 0003554577
ただしこの式においては
は1ないし12個迄の炭素原子のアルキルであり、そのアルキル基なかではさらに1ないし2個の非隣接CH 基が酸素原子、−CO−、−O−CO−、−CO−O−、および/または−CH=CH−基で置換されていても良く、
mは0あるいは1であり、
はトランス−シクロヘキシレン、1,4−フェニレン、2−あるいは3−フルオロフェニレンであり、
からL までは独立にそれぞれ水素あるいは弗素であり、
さらに式Iの化合物の全割合が45重量%以上である、
液晶性の媒体に関する。
【0011】
本発明はしたがって1種又はそれ以上の多色性の色素(ゲストーホスト システム)を含有していても良い上記の液晶媒体および液晶ディスプレイ素子中での媒体の使用、特に高温において使用することを提供する。
【0012】
本発明はさらに液晶ディスプレイ素子、特にそのような媒体を含有する電気光学ディスプレイ素子を提供する。
【0013】
本発明によるゲスト−ホスト システムは一般的には多色性色素を0.1ないし15、好ましくは0.5ないし10、特に1ないし7重量%含有している。
【0014】
本発明によるゲスト−ホスト システムの多色性色素は好ましくは可視スペクトルの妥当な部分をカバーし、かつこの領域での吸収が多かれ少なかれ一定であるような方法で選択する。
a) 本発明の好ましい実施態様は液晶性の媒体であり、ただしそのなかでは上記極性成分AがI1ないしI3
【0015】
【化12】
Figure 0003554577
からなる群から選択された2種、3種あるいはそれ以上の化合物から成り、
b) 上記極性成分Aが式I4
【0016】
【化13】
Figure 0003554577
の1種あるいはそれ以上の化合物から成り、
c) 中性成分Bが式II
【0017】
【化14】
Figure 0003554577
の1種あるいはそれ以上の化合物から成り、
ただしこの式においてはR およびR はR に示した意味を有しており、L は水素あるいは弗素であり、nは0あるいは1であり、
d) 上記中性の成分は式II1ないしII3
【0018】
【化15】
Figure 0003554577
から選択された2、3あるいはそれ以上の化合物から成り、
e) 成分Aは余分に式III
【0019】
【化16】
Figure 0003554577
の少なくとも1種の化合物から成り、
ただしこの式においては
はR に示した意味を有し、
化学式B
【0020】
【化17】
Figure 0003554577
および化学式C
【0021】
【化18】
Figure 0003554577
はおたがいに独立に化学式A
【0022】
【化19】
Figure 0003554577
に示した意味を有し、
およびZ はそれぞれ独立に−CH CH −あるいは単結合であり、
およびL はそれぞれ弗素あるいは水素であり、
Qは−OCF −、−OCFH−、−CF −、−CFH−、−CH CF −、−O−CH CF −あるいは単結合および
Xは弗素あるいは塩素であり、
f) 液晶媒体が式III1の
【0023】
【化20】
Figure 0003554577
少なくとも2種の化合物から成る。
さらに、本発明は実質的に以下のa)、b)およびc)から成る媒体に関する。
a) 式Iの1種またはそれ以上の化合物、
b) 式IIの1種またはそれ以上の化合物、
c) 式IIIの1種またはそれ以上の化合物、特に
ただし成分Aは
5 −35%の式I1の1種またはそれ以上の化合物、
7.5−20%の式I2の1種またはそれ以上の化合物、
7.5−25%の式I3の1種またはそれ以上の化合物、および
4 −15%の式I4の2、3種またはそれ以上の化合物である。
【0024】
本発明の他の好ましい実施態様は実質的に以下の4項から成る液晶性の媒体
45−65%の式I3の1種またはそれ以上の化合物、
5−15%の式II2の1種またはそれ以上の化合物、
10−20%の式II3の1種またはそれ以上の化合物、
10−30%の式III1の1種またはそれ以上の化合物である。
【0025】
本発明の媒体は好ましくは2種あるいはそれ以上の(好ましくは3種あるいはそれ以上の)式Iの化合物の混合物を含有している。好ましくはこれらのシアン化合物の割合は少なくとも45重量%である。これらの化合物は高い透明点および同時に高い複屈折の実現を許容している。特に、L からL までの一つが弗素であることを示すような化合物を使用しているならば、低い△ε/ε⊥比が実現することができる。
【0026】
本発明の媒体は好ましくは室温および高温での利用中に起る、炉のディスプレイのような、0℃から220℃(広い範囲の混合物)を含むネマチック相範囲を持っている。S/N≦70℃、好ましくはS/N≦40℃、特にS/N≦20℃およびN/S≧165℃、特にN/I≧195℃を有する媒体が特に好ましく、N/I≧200℃が特に好ましい。
【0027】
ここでS/Nはスメクチック相からネマチック相への転移の転移温度を示し、N/Iはネマチック相から等方性相への転移の転移温度、すなわち透明点を意味する。
【0028】
本発明の全ての媒体はこの好ましい粘性特性および弾性特性によって短いスイッチングタイムの実現を可能にしている。高い△nタイプ混合物をグーチ−タリーカーブの2次あるいはそれより高いミニマム中での作動に使用する。これらの媒体は電気光学カーブの立上がりの改良した急峻性に特徴を有しておりおよび低いマルチプレックスTN及びpdlc用に適している。
【0029】
本発明による液晶媒体の式IないしIIIの個々の化合物は既知かあるいは先行技術から当業者に容易に誘導可能な方法で合成可能である。その理由はこれらの方法は文献に記載されている標準的な方法に基づいているからである。
【0030】
式Iの対応する化合物は例えば英国特許出願書GB 14 33 130およびGB 20 39 937およびドイツ特許出願書P 2901 591に記載されている。式IIの化合物は例えばドイツ公開公報P 29 27 277、P 29 48 836よびP 31 17 152に記載されている。式IIIの化合物は例えば国際特許出願WO 89/02884、WO91/03450、WO 90/01056およびドイツ公開公報P 30 42 391およびP 33 17 597に記載されている。
【0031】
驚くべきことに式IおよびIIの化合物の組合せは一方では低いスメクチック−ネマチック転移温度を有する広いネマチック中間相を持ち、かつ特に高い操作温度における好ましい粘性値による極めて早いスイッチングタイムに結合した高い誘電異方性を有するLC媒体を示していることを見出した。
【0032】
本発明によるLC媒体は好ましくは式Iの少なくとも1成分、特に3成分および式IIの少なくとも2成分特に少なくとも3成分を含有している。
【0033】
式Iの化合物の全割合及び式IIの化合物の全割合は好ましくは50ないし85%、特に60ないし80%である。
【0034】
は好ましくはアルキル、アルケニル、アルコキシ、あるいはアルコキシメチルであり、それぞれ1ないし7個の炭素原子を持つ、特に直鎖アルキルあるいは直鎖アルコキシメチルである。
【0035】
式Iの好ましい化合物はI1ないしI4の部分式の化合物である。
【0036】
前に示した部分式の化合物の場合には、R は直鎖のアルキル基であり、好ましくは1ないし7個の炭素原子のアルキル基であり、その中にあってはさらにCH 基は−O−、−CH=CH−で置換されていてもよい。特に好ましい基Rはメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチルおよびn−ヘプチルである。
【0037】
以下の化合物は特に好ましい(n=1−7、好ましくは2−5である)。
【0038】
【化21】
Figure 0003554577
基R /R /R を有する前に示した式IIおよびIIIの化合物の場合には基Rそれぞれは互いに独立してR に示した上記の意味の一を有している。
【0039】
式IIIでは、Q−Xは好ましくは弗素、塩素、OCF あるいはOCF Hを、特に弗素を示し、L およびL は水素あるいは弗素であり、好ましくは少なくともその内の一つは弗素である。
【0040】
極性成分Aは式V
【0041】
【化22】
Figure 0003554577
の化合物を含有していてもよく、
ただしR および基A
【0042】
【化23】
Figure 0003554577
は既述の意味をもち、さらにrは1あるいは2である。
【0043】
rが1である場合には、基A
【0044】
【化24】
Figure 0003554577
は好ましくは1,4−シクロヘキシレンである。
【0045】
rが2である場合には、基A
【0046】
【化25】
Figure 0003554577
は好ましくは1,4−フェニレンある。
【0047】
本発明による相の製造は通常の方法で実行できる。一般的には、少量使用した成分の希望量を主成分となる成分中に、好ましくは温度を上げて溶解する。もしこの温度を主成分の透明点より高く選択するならば、溶解工程の完全性を特に容易に観察することができる。
【0048】
しかしながら、妥当な有機溶媒に、例えばアセトン、クロロフォルム、メタノールに成分を溶解した溶液を混合すること、さらに完全な混合後に減圧下に蒸留することによって溶媒を除去することも可能である。この方法では溶媒が如何なる汚染あるいは好ましくないドーピング剤を導入しないことを確認しなくては成らないことは自明のことである。
【0049】
妥当な添加剤によって、本発明による液晶相は今までに開示されたどのような液晶ディスプレイ素子の種類にも使用できるように変更することも可能である。
そのような添加剤は当業者には公知であり、しかも文献には徹底的に記載されている。誘電異方性、粘性および/またはネマチック相の配向を変更するために物質の導電性を改善するために、例えば伝導塩、好ましくはエチルジメチルドデシルアンモニウム4−ヘキシルオキシベンゾエート、テトラブチルアンモニウムテトラフェニルボラナートあるいはクラウン エーテル錯体の塩(例えばI.ヘラー(Heller)等、分子性結晶液晶(Mol.Cryst.Liq.Cryst.)24巻、249−258頁、1973年)を添加することも可能である。そのような物質は例えばドイツ公開特許公報
22 09 127、22 40 864、23 21 632、
23 38 281、24 50 088、26 37 430、
28 53 728、29 02 177に記載されている。
【0050】
以下の実施例は発明を説明するのであって、これを制限するのではない。実施例中では、結晶物質の融点および透明点はセ氏温度で示す。百分率は重量%である。
【0051】
本特許出願および以下の実施例では、LC化合物のすべての化学構造を略成語で示し、その化学構造への変換は以下に説明するようにして行う。全ての残基C2n+1およびC2m+1はそれぞれnおよびmこの炭素原子を有する直鎖のアルキル基である。表Bのコードは自明である。表Aでは、核になる構造用の略成語のみを示した。具体的な化合物では、この略成語のあとにダッシュおよび置換基R 、R 、L およびL 用のコードが続くのである。
【0052】
【化26】
Figure 0003554577
【0053】
【化27】
Figure 0003554577
【0054】
【化28】
Figure 0003554577
【0055】
【表1】
Figure 0003554577
【0056】
【実施例】
【0057】
【表2】
Figure 0003554577
【0058】
【表3】
Figure 0003554577
【0059】
【表4】
Figure 0003554577
【0060】
【表5】
Figure 0003554577
【0061】
【表6】
Figure 0003554577
【0062】
【表7】
Figure 0003554577

Claims (13)

  1. 誘電異方性△ε>+2を持つ極性成分Aおよび−2ないし+2の誘電異方性を持つ非極性成分Bから実質的に成り立っているネマチック液晶媒体、
    ただしその特徴とするところは、媒体の透明点が165℃より高く、誘電異方性が8よりも大きく、光学異方性が0.2および0.3の間にある。
  2. 請求項1による液晶性媒体、ただしその特徴とするところは極性成分Aが式Iのシアン化合物に基づいており
    Figure 0003554577
    ただしこの式においては
    は1ないし12個迄の炭素原子のアルキルであり、そのアルキル基なかではさらに1ないし2個の非隣接CH 基が酸素原子、−CO−、−O−CO−、−CO−O−、および/または−CH=CH−基で置換されていても良く、
    mは0あるいは1であり、
    はトランス−シクロヘキシレン、1,4−フェニレン、2−あるいは3−フルオロフェニレンであり、
    からL までは独立にそれぞれ水素あるいは弗素であり、
    さらに式Iの化合物の全割合が45重量%以上である。
  3. 請求項1あるいは2による液晶媒体、
    ただし上記極性成分AがI1ないしI3
    Figure 0003554577
    からなる群から選択された2種、3種あるいはそれ以上の化合物から成る。
  4. 請求項1ないし3の内の1項による液晶媒体、
    ただし上記極性成分Aが式I4
    Figure 0003554577
    の1種あるいはそれ以上の化合物から成る。
  5. 請求項1ないし4の内の1項による液晶媒体、
    ただし、非極性成分Bが式II
    Figure 0003554577
    の1種あるいはそれ以上の化合物から成り、
    ただしこの式においてはR およびR はR に示した意味を有しており、L は水素あるいは弗素であり、nは0あるいは1である。
  6. 請求項1ないし5の内の1項による液晶媒体、
    ただし上記非極性の成分は式II1ないしII3
    Figure 0003554577
    から選択された2、3あるいはそれ以上の化合物から成る。
  7. 請求項1ないし6の内の1項による液晶媒体、
    ただしその特徴とするところは成分Aはさらに式III
    Figure 0003554577
    の少なくとも1種の化合物から成り、
    ただしこの式においては
    はR に示した意味を有し、
    化学式B
    Figure 0003554577
    および化学式C
    Figure 0003554577
    はおたがいに独立に化学式A
    Figure 0003554577
    に示した意味を有し、
    およびZ はそれぞれ独立に−CH CH −あるいは単結合であり、
    およびL はそれぞれ弗素あるいは水素であり、
    Qは−OCF −、−OCFH−、−CF −、−CFH−、−CH CF −、−O−CH CF −あるいは単結合および
    Xは弗素あるいは塩素である。
  8. 式III1
    Figure 0003554577
    の少なくとも2種の化合物から成る請求項7による液晶媒体。
  9. 請求項1ないし8の内の1項による液晶媒体、
    ただしその特徴とするところは液晶媒体は実質的には
    a) 式Iの1種またはそれ以上の化合物、
    b) 式IIの1種またはそれ以上の化合物および
    c) 式IIIの1種またはそれ以上の化合物から成る。
  10. 請求項1ないし9の内の1項による液晶媒体、
    ただしその特徴とするところは成分Aは
    5 −35%の式I1の1種またはそれ以上の化合物、
    7.5−20%の式I2の1種またはそれ以上の化合物、
    7.5−25%の式I3の1種またはそれ以上の化合物および
    4 −15%の式I4の2、3種またはそれ以上の化合物から成る。
  11. 請求項1ないし9の内の1項による液晶媒体、
    ただしその特徴とするところは液晶媒体は実質的に
    45−65%の式I3の1種またはそれ以上の化合物、
    5−15%の式II2の1種またはそれ以上の化合物、
    10−20%の式II3の1種またはそれ以上の化合物および
    10−30%の式III1の1種またはそれ以上の化合物から成る。
  12. 電気光学ディスプレイ素子、その特徴とするところはその電気光学ディスプレイ素子が請求項1による媒体を含有していることである。
  13. スポットライト用の電気光学ライトバルブ、その特徴とするところはそのスポットライト用の電気光学ライトバルブが請求項1による媒体を含有していることである。
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