JP3553542B2 - 半導体ウエハ研磨装置および方法 - Google Patents

半導体ウエハ研磨装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3553542B2
JP3553542B2 JP2001363793A JP2001363793A JP3553542B2 JP 3553542 B2 JP3553542 B2 JP 3553542B2 JP 2001363793 A JP2001363793 A JP 2001363793A JP 2001363793 A JP2001363793 A JP 2001363793A JP 3553542 B2 JP3553542 B2 JP 3553542B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor wafer
cleaning
polishing
unit
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001363793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002184735A (ja
Inventor
晴光 斎藤
学 辻村
比呂海 矢島
和明 日向
祥一 児玉
幸男 井本
利一郎 青木
雅子 小寺
厚 重田
志朗 三島
義介 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp, Toshiba Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2001363793A priority Critical patent/JP3553542B2/ja
Publication of JP2002184735A publication Critical patent/JP2002184735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3553542B2 publication Critical patent/JP3553542B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は半導体ウエハ研磨装置および方法に係り、特に半導体ウエハを平坦かつ鏡面状に研磨した後に洗浄する洗浄機能を有する半導体ウエハ研磨装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体デバイスの高集積化が進むにつれて回路の配線が微細化し、配線間距離もより狭くなりつつある。特に0.5μm以下の光リソグラフィの場合、焦点深度が浅くなるためステッパーの結像面の平坦度を必要とする。
そこで、半導体ウエハの表面を平坦化することが必要となるが、この平坦化法の1手段として半導体ウエハ研磨装置により研磨することが行われている。
【0003】
従来、この種の半導体ウエハ研磨装置は、各々独立した回転数で回転するターンテーブルとトップリングとを有し、トップリングが一定の圧力をターンテーブルに与え、ターンテーブルとトップリングとの間に半導体ウエハを介在させて半導体ウエハの表面を平坦且つ鏡面に研磨している。
【0004】
半導体ウエハの研磨をより良く行うために、通常ターンテーブル上の研磨布の上に研磨液が供給される。研磨液は、例えば1μm以下の粒径の酸化シリコン、酸化セリウム等の研磨材を含む液を用いる。また、研磨液には水・研磨材の他に研磨材の凝集を防ぐために分散材を少量入れたり、また物理的な研磨作用の他に化学的な研磨作用を得るために酸、アルカリ等を入れることもある。
【0005】
研磨後の半導体ウエハ上には、ウエハの研磨粉の他に研磨材が多量に付着して汚れている。研磨直後の汚染粒子数は約10万個/ウエハ程度もあり、これを効率良く100個/ウエハ以下まで低減することが望まれている。
【0006】
従来の半導体ウエハ研磨装置は、装置本体からの発塵が多いためにクリーンルームに設置することができなかった。研磨後の汚れた半導体ウエハは一旦乾燥してしまうと、洗浄しても汚れが落ちなくなってしまうため、研磨直後に水を入れた特殊なウエハキャリヤでクリーンルームに持ち込みウエハ洗浄機で洗浄していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の半導体ウエハ研磨装置は、洗浄機と離れた位置に置かれており、しかも研磨後の半導体ウエハは水中に保管しながら運ぶため、クリーンルーム内での生産効率が悪かった。
【0008】
また洗浄機についても、研磨後の半導体ウエハのダストは非常に多く、洗浄機を汚してしまうため、従来のクリーンルームに設置されたものを利用することができず、専用の洗浄機が必要となるため、設備費用が高くついた。
【0009】
本発明は、クリーンルーム内に設置可能で、かつクリーンルームを汚染することなく研磨後の半導体ウエハを洗浄および乾燥した後に、通常クリーンルーム内で用いているウエハキャリアで次工程へ払い出すことができる半導体ウエハ研磨装置および方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、本発明の半導体ウエハ研磨装置の1態様は、側壁を有した筐体内にトップリングによって半導体ウエハを保持しつつターンテーブルに押しつけて半導体ウエハを研磨する研磨部と、半導体ウエハを洗浄する洗浄部とを収納し、前記研磨部と前記洗浄部との間を分離する隔壁を設けるとともに該隔壁の開口を介して研磨後の半導体ウエハを前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送機構を設け、前記研磨部と前記洗浄部から各々独立に排気する排気系統を設け、前記洗浄部は、研磨後の半導体ウエハを洗浄液により洗浄する洗浄手段と、洗浄後の半導体ウエハを乾燥させる乾燥手段と、前記洗浄手段と乾燥手段間で半導体ウエハを搬送する搬送手段とを備え、該洗浄手段と乾燥手段と搬送手段とは互いを仕切る隔壁がなく同一雰囲気内に配置されていることを特徴とする。
ここで、前記隔壁の開口を開閉するシャッターを設けたことを特徴とする。
【0011】
本発明の半導体ウエハ研磨装置の他の態様は、側壁を有しクリーンルーム内に設置可能な筐体の内部に半導体ウエハを研磨する研磨部と、半導体ウエハを洗浄する洗浄部とを収納し、前記筐体内で半導体ウエハを搬送する搬送機構を設けた半導体ウエハ研磨装置であって、前記研磨部の圧力を前記洗浄部の圧力より低く保持するように筐体内を排気する排気系統を設け、前記洗浄部は、研磨後の半導体ウエハを洗浄液により洗浄する洗浄手段と、洗浄後の半導体ウエハを乾燥させる乾燥手段と、前記洗浄手段と乾燥手段間で半導体ウエハを搬送する搬送手段とを備え、該洗浄手段と乾燥手段と搬送手段とは互いを仕切る隔壁がなく同一雰囲気内に配置されていることを特徴とする。
ここで、前記研磨部にはターンテーブルを有することを特徴とする。
また、前記ターンテーブルはモータに連結していることを特徴とする。
また、前記研磨部には前記半導体ウエハを保持するトップリングを有することを特徴とする。
また、前記トップリングは昇降可能であることを特徴とする。
また、前記トップリングは回転可能であることを特徴とする。
また、前記研磨部には砥液供給ノズルがあることを特徴とする。
また、前記研磨部には前記半導体ウエハの反転機を有することを特徴とする。
【0012】
本発明の半導体ウエハ研磨装置の他の態様は、クリーンルーム内に設置可能な半導体ウエハ研磨装置であって;側壁を有する筐体と;前記半導体ウエハを研磨する研磨部と;前記半導体ウエハを洗浄する洗浄部と;前記研磨部と前記洗浄部との間を分離する隔壁と;研磨後の前記半導体ウエハを前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送機構とを備え;前記研磨部、前記洗浄部及び前記搬送機構は前記筐体内に収納され;前記洗浄部は、研磨後の半導体ウエハを洗浄液により洗浄する洗浄手段と、洗浄後の半導体ウエハを乾燥させる乾燥手段と、前記洗浄手段と乾燥手段間で半導体ウエハを搬送する搬送手段とを備え、該洗浄手段と乾燥手段と搬送手段とは互いを仕切る隔壁がなく同一雰囲気内に配置されていることを特徴とする
また、前記隔壁には開口が形成されており、前記搬送機構は、前記隔壁の開口を介して研磨後の半導体ウエハを前記研磨部から前記洗浄部へ搬送するように構成された。
また、前記隔壁で分離された前記研磨部から排気する排気系統を設けたことを特徴とする。
また、前記隔壁で分離された前記研磨部と前記洗浄部から独立に排気する排気系統を設けたことを特徴とする。
【0013】
本発明の半導体ウエハ研磨方法の1態様は、半導体ウエハを研磨した後に洗浄する半導体ウエハ研磨方法であって、研磨装置をクリーンルーム内に設置し、研磨部で研磨し、研磨後の半導体ウエハをウエハ支持台に置き、アームが該ウエハを保持し、該アームが隔壁の開口を通過し、該アームが該ウエハを洗浄部に渡し、前記洗浄部は、研磨後の半導体ウエハを洗浄液により洗浄する洗浄手段と、洗浄後の半導体ウエハを乾燥させる乾燥手段と、前記洗浄手段と乾燥手段間で半導体ウエハを搬送する搬送手段とを備え、該洗浄手段と乾燥手段と搬送手段とは互いを仕切る隔壁がなく同一雰囲気内に配置されていることを特徴とする。
ここで、前記隔壁の開口にはシャッターが設けられ、前記ウエハを保持したアームが開口を通過する際には前記シャッターが開いていることを特徴とする。
【0014】
本発明の半導体ウエハ研磨方法の他の態様は、側壁を有した筐体内に収納された研磨部、洗浄部、搬送機構及び前記研磨部と前記洗浄部を分離する隔壁を有し、クリーンルーム内に設置された、半導体ウエハ研磨装置で、半導体ウエハを研磨する半導体ウエハの研磨方法であって;前記半導体ウエハを前記研磨部で研磨する研磨工程と;研磨された前記半導体ウエハを前記洗浄部で洗浄する洗浄工程と;研磨後の前記半導体ウエハを、前記隔壁に形成された開口を介して、前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送工程を備え;前記洗浄部は、研磨後の半導体ウエハを洗浄液により洗浄する洗浄手段と、洗浄後の半導体ウエハを乾燥させる乾燥手段と、前記洗浄手段と乾燥手段間で半導体ウエハを搬送する搬送手段とを備え、該洗浄手段と乾燥手段と搬送手段とは互いを仕切る隔壁がなく同一雰囲気内に配置されている
ここで、前記洗浄工程は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄工程と、前記1次洗浄後の半導体ウエハの2次洗浄を行なう2次洗浄工程とを有する。
また、前記研磨部から排気系統により排気することを特徴とする。
また、前記研磨部と前記洗浄部から排気系統により独立して排気することを特徴とする。
【0015】
本発明の半導体デバイス製造方法の1態様は、側壁を有した筐体内に収納された研磨部、洗浄部、搬送機構、及び前記研磨部と前記洗浄部を分離する隔壁を有し、クリーンルーム内に設置された、半導体ウエハ研磨装置を用い半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造方法であって;前記半導体ウエハを前記研磨部で研磨する研磨工程と;研磨された前記半導体ウエハを前記洗浄部で洗浄する洗浄工程と;研磨後の前記半導体ウエハを、前記隔壁に形成された開口を介して、前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送工程を備え;前記洗浄部は、研磨後の半導体ウエハを洗浄液により洗浄する洗浄手段と、洗浄後の半導体ウエハを乾燥させる乾燥手段と、前記洗浄手段と乾燥手段間で半導体ウエハを搬送する搬送手段とを備え、該洗浄手段と乾燥手段と搬送手段とは互いを仕切る隔壁がなく同一雰囲気内に配置されている
ここで、前記洗浄工程は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄工程と、前記1次洗浄後の半導体ウエハの2次洗浄を行なう2次洗浄工程とを有する。
また、前記隔壁には前記開口を開閉するシャッターが設けられている。
また、前記研磨部から排気系統により排気することを特徴とする。
また、前記研磨部と前記洗浄部から排気系統により独立して排気することを特徴とする。
また、前記研磨された半導体ウエハに対して光リソグラフィ処理をする工程を備えた。
本発明の半導体ウエハ研磨装置の1態様は、側壁を有した筐体内にトップリングによって半導体ウエハを保持しつつターンテーブルに押しつけて半導体ウエハを研磨する研磨部と、半導体ウエハを洗浄する洗浄部とを収納し、前記研磨部と前記洗浄部との間を分離する隔壁を設けるとともに該隔壁の開口を介して研磨後の半導体ウエハを前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送機構を設け、前記研磨部と前記洗浄部から各々独立に排気する排気系統を設け、前記洗浄部は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄装置と、前記半導体ウエハの2次洗浄および乾燥を行なう2次洗浄装置と、前記1次洗浄装置と2次洗浄装置との間で前記半導体ウエハを搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段は洗浄および乾燥後の半導体ウエハをウエハカセットに収納することを特徴とする。
ここで、前記隔壁の開口を開閉するシャッターを設けたことを特徴とする。
本発明の半導体ウエハ研磨装置の他の態様は、側壁を有しクリーンルーム内に設置可能な筐体の内部に半導体ウエハを研磨する研磨部と、半導体ウエハを洗浄する洗浄部とを収納し、前記筐体内で半導体ウエハを搬送する搬送機構を設けた半導体ウエハ研磨装置であって、前記研磨部の圧力を前記洗浄部の圧力より低く保持するように筐体内を排気する排気系統を設け、前記洗浄部は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄装置と、前記半導体ウエハの2次洗浄および乾燥を行なう2次洗浄装置と、前記1次洗浄装置と2次洗浄装置との間で前記半導体ウエハを搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段は洗浄および乾燥後の半導体ウエハをウエハカセットに収納することを特徴とする。
ここで、前記研磨部にはターンテーブルを有することを特徴とする。
また、前記ターンテーブルはモータに連結していることを特徴とする。
また、前記研磨部には前記半導体ウエハを保持するトップリングを有することを特徴とする。
また、前記トップリングは昇降可能であることを特徴とする。
また、前記トップリングは回転可能であることを特徴とする。
また、前記研磨部には砥液供給ノズルがあることを特徴とする。
また、前記研磨部には前記半導体ウエハの反転機を有することを特徴とする。
本発明の半導体ウエハ研磨装置の他の態様は、クリーンルーム内に設置可能な半導体ウエハ研磨装置であって;側壁を有する筐体と;前記半導体ウエハを研磨する研磨部と;前記半導体ウエハを洗浄する洗浄部と;前記研磨部と前記洗浄部との間を分離する隔壁と;研磨後の前記半導体ウエハを前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送機構とを備え;前記研磨部、前記洗浄部及び前記搬送機構は前記筐体内に収納され;前記洗浄部は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄装置と、前記半導体ウエハの2次洗浄および乾燥 を行なう2次洗浄装置と、前記1次洗浄装置と2次洗浄装置との間で前記半導体ウエハを搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段は洗浄および乾燥後の半導体ウエハをウエハカセットに収納することを特徴とする。
また、前記隔壁には開口が形成されており、前記搬送機構は、前記隔壁の開口を介して研磨後の半導体ウエハを前記研磨部から前記洗浄部へ搬送するように構成された。
また、前記隔壁で分離された前記研磨部から排気する排気系統を設けたことを特徴とする。
また、前記隔壁で分離された前記研磨部と前記洗浄部から独立に排気する排気系統を設けたことを特徴とする。
本発明の半導体ウエハ研磨方法の1態様は、半導体ウエハを研磨した後に洗浄する半導体ウエハ研磨方法であって、研磨装置をクリーンルーム内に設置し、研磨部で研磨し、研磨後の半導体ウエハをウエハ支持台に置き、アームが該ウエハを保持し、該アームが隔壁の開口を通過し、該アームが該ウエハを洗浄部に渡し、前記洗浄部は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄装置と、前記半導体ウエハの2次洗浄および乾燥を行なう2次洗浄装置と、前記1次洗浄装置と2次洗浄装置との間で前記半導体ウエハを搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段は洗浄および乾燥後の半導体ウエハをウエハカセットに収納することを特徴とする。
ここで、前記隔壁の開口にはシャッターが設けられ、前記ウエハを保持したアームが開口を通過する際には前記シャッターが開いていることを特徴とする。
本発明の半導体ウエハ研磨方法の他の態様は、側壁を有した筐体内に収納された研磨部、洗浄部、搬送機構及び前記研磨部と前記洗浄部を分離する隔壁を有し、クリーンルーム内に設置された、半導体ウエハ研磨装置で、半導体ウエハを研磨する半導体ウエハの研磨方法であって;前記半導体ウエハを前記研磨部で研磨する研磨工程と;研磨された前記半導体ウエハを前記洗浄部で洗浄する洗浄工程と;研磨後の前記半導体ウエハを、前記隔壁に形成された開口を介して、前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送工程を備え;前記洗浄部は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄装置と、前記半導体ウエハの2次洗浄および乾燥を行なう2次洗浄装置と、前記1次洗浄装置と2次洗浄装置との間で前記半導体ウエハを搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段は洗浄および乾燥後の半導体ウエハをウエハカセットに収納する。
ここで、前記洗浄工程は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄工程と、前記1次洗浄後の半導体ウエハの2次洗浄を行なう2次洗浄工程とを有する。
また、前記研磨部から排気系統により排気することを特徴とする。
また、前記研磨部と前記洗浄部から排気系統により独立して排気することを特徴とする。
本発明の半導体デバイス製造方法の1態様は、側壁を有した筐体内に収納された研磨部、洗浄部、搬送機構、及び前記研磨部と前記洗浄部を分離する隔壁を有し、クリーンルーム内に設置された、半導体ウエハ研磨装置を用い半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造方法であって;前記半導体ウエハを前記研磨部で研磨する研磨工程と;研磨された前記半導体ウエハを前記洗浄部で洗浄する洗浄工程と;研磨後の前記半導体ウエハを、前記隔壁に形成された開口を介して、前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送工程を備え;前記洗浄部は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄装置と、前記半導体ウエハの2次洗浄および乾燥を行なう2次洗浄装置と、前記1次洗浄装置と2次洗浄装置との間で前記半導体ウエハを搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段は洗浄および乾燥後の半導体ウエハをウエハカセットに収納する。
ここで、前記洗浄工程は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄工程と、前記1次洗浄後の半導体ウエハの2次洗浄を行なう2次洗浄工程とを有する。
また、前記隔壁には前記開口を開閉するシャッターが設けられている。
また、前記研磨部から排気系統により排気することを特徴とする。
また、前記研磨部と前記洗浄部から排気系統により独立して排気することを特徴とする。
また、前記研磨された半導体ウエハに対して光リソグラフィ処理をする工程を備えた。
【0016】
【作用】
本発明の半導体ウエハ研磨装置によれば、側壁を有した筐体内に研磨部と洗浄部とを1体に収納し、これら研磨部と洗浄部とを隔壁により分離したため、クリーンルーム内に装置全体を設置することができ、クリーンルーム内を汚染することなく半導体ウエハを研磨した後に洗浄をし、通常クリーンルーム内で用いているウエハキャリアで次工程へ乾燥した半導体ウエハを払い出すことができる。また、研磨部と洗浄部とがウエハを搬送するための小さい開口部を有する隔壁で仕切られ、かつ研磨部と洗浄部から各々独立に排気する排気系統を設け、研磨部を洗浄部より低い圧力に保持するか又は隔壁の開口部にシャッターが設けられているため研磨部で発生する飛沫や研磨粉が洗浄部へ入ることを防止できる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明に係る半導体ウエハ研磨装置の一実施例を図1及び図2を参照して説明する。図1は半導体ウエハ研磨装置の立面図、図2は半導体ウエハ研磨装置の平面図である。
【0018】
図1及び図2において、符号1は側壁を有した筐体であり、筐体1内には、半導体ウエハを研磨する研磨部2と、半導体ウエハを洗浄する洗浄部30とが収納されている。そして、研磨部2と洗浄部30とは隔壁22によって分離されている。
【0019】
研磨部2には、ターンテーブル3と、半導体ウエハ4を保持しつつターンテーブル3に押しつけるトップリング5とを備えた研磨機構6が設置されている。前記ターンテーブル3はモータM に連結されるとともにその上面には研磨布7が貼設されている。またトップリング5はトップリング回転用モータM とトップリング昇降用シリンダ11とを備えたトップリングヘッド8に連結されており、トップリング5は昇降可能になっているとともにその軸心の回わりに回転可能になっている。そして、トップリングヘッド8はガイドレール9上を左右に移動可能になっている。なお、研磨布7には、その上面に砥液供給ノズル10より研磨材を含む砥液が供給されるようになっている。
【0020】
一方、研磨機構6に半導体ウエハ4を供給する供給機構12は、第1ウエハ搬送機構13と、ウエハ反転機14と、第2ウエハ搬送機構15とから構成されており、第1ウエハ搬送機構13によってウエハカセット置き場16に置かれたウエハカセット17から半導体ウエハ4を取り出してウエハ反転機14に渡し、このウエハ反転機14によって半導体ウエハ4を反転させて研磨面を下に向けた後に、この半導体ウエハ4を第1ウエハ搬送機構13によって受け取って第2ウエハ搬送機構15に渡すようになっている。
【0021】
前記第2ウエハ搬送機構15は、ウエハ保持部材19と、ウエハ保持部材昇降用スクリューロッド20とから構成され、第1ウエハ搬送機構13から受け取った半導体ウエハ4をトップリング5に渡すようになっている。
【0022】
前記トップリング5で保持されターンテーブル3に押しつけられて研磨された半導体ウエハ4は、研磨終了後にトップリング5に保持された状態でトップリングヘッド8のガイドレール9上の移動によりウエハ支持台21の真上まで搬送される。そして、半導体ウエハ4はトップリング5から離脱され、ウエハ支持台21上に置かれる。
【0023】
また、研磨部2と洗浄部30とを分離する隔壁22には、開口22aが形成されており、この開口22aに隣接して開口22aを開閉するためのシャッター23が設置されている。さらに、隔壁22に隣接してウエハ反転機24が設置されている。ウエハ反転機24は、ウエハ反転軸25、ウエハ反転用アクチュエータ26、ウエハ反転用アーム27とから構成され、アクチュエータ26により反転軸25を介して反転用アーム27が回転させられるようになっている。
【0024】
前記ウエハ反転機24では、シャッター23が開いているときに反転用アーム27が回転してウエハ支持台21上の半導体ウエハ4を吸着し、その後、反転用アーム27が逆転して半導体ウエハ4を反転させるとともに洗浄部30に搬送する。
【0025】
洗浄部30は、半導体ウエハ4の1次洗浄を行う1次洗浄装置31と、半導体ウエハ4の2次洗浄を行う2次洗浄装置40とを備えている。前記1次洗浄装置31は、半導体ウエハ4の外周部を保持して回転させる複数のローラ32と、半導体ウエハ4を洗浄する洗浄用スポンジローラ33と、洗浄水供給管34とから構成されている。半導体ウエハ4はローラ32により保持されつつ一部のローラの駆動モータによる回転駆動により回転される。回転している半導体ウエハ4に対して回転している洗浄用スポンジローラ33が押し当てられ、そこに洗浄水が供給されて1次洗浄が行われる。そして、1次洗浄が終わった半導体ウエハ4は第3ウエハ搬送機構35によって2次洗浄装置40に搬送される。
【0026】
第3ウエハ搬送機構35は、ウエハ保持台36と、ウエハ保持台36上に設けられたウエハ保持部材37と、ウエハ保持台回転モータ38と、ウエハ保持台昇降用スクリューロッド39とから構成される。ウエハ保持部材37はウエハ保持台36上で、図で矢印で示すように水平方向に動き、ウエハ保持台36から離れた所にある半導体ウエハ4の受渡しが可能になっている。そして、1次洗浄後の半導体ウエハ4を受け取った第3ウエハ搬送機構35は、ウエハ保持部材37を引っ込めて半導体ウエハ4をウエハ保持台36の上方に移動し、ウエハ保持台36が回転しつつ下降し、ウエハ保持部材37を再び押し出すことにより、半導体ウエハ4を2次洗浄装置40に渡すようになっている。
【0027】
前記2次洗浄装置40は、ウエハ保持台41と、ウエハ保持台回転モータ42と、洗浄用スポンジ43と、洗浄水供給管44とから構成されている。そして、ウエハ保持台41で半導体ウエハ4を支持しつつ回転させながら洗浄水供給管44から洗浄水をウエハ表面に供給し、洗浄用スポンジ43を押し当てて洗浄する。洗浄後、スポンジ43を退避させ、洗浄水の供給を停止し、回転モータ42の回転数を上げてウエハ保持台41を高速で回転させ半導体ウエハ4のスピン乾燥を行う。
【0028】
2次洗浄および乾燥を終了した半導体ウエハ4を再び第3ウエハ搬送機構35のウエハ保持部材37が受け取り、ウエハ保持台36の上方に半導体ウエハ4を移動させた後、ウエハ保持台36が回転しつつ上昇し、ウエハ保持部材37が押し出されて研磨済みウエハカセット45に半導体ウエハ4を収納するようになっている。
また、研磨部2と洗浄部30には、研磨部2と洗浄部30とから各々独立に排気するための排気ダクト46,47が設置されている。
【0029】
次に、前述のように構成された半導体ウエハ研磨装置の動作を説明する。
まず、第1搬送機構13の舌部13aによってウエハカセット置き場16に置かれたウエハカセット17から半導体ウエハ4を取り出してウエハ反転機14に渡す。ウエハ反転機14によって半導体ウエハ4を反転させて研磨面を下に向けた後に、再び第1搬送機構13が半導体ウエハ4を受け取って第2搬送機構15に渡す。
【0030】
次に、トップリングヘッド8がガイドレール9上を移動して、トップリング5が第2ウエハ搬送機構15のウエハ保持部材19の上に位置し、ウエハ保持部材19が上昇して保持している研磨対象の半導体ウエハ4をトップリング5に渡す。
【0031】
トップリング5は半導体ウエハ4を保持したまま移動してターンテーブル3上の研磨位置に位置する。そしてターンテーブル3とトップリング5が回転し、ターンテーブル3上に貼着された研磨布7上に砥液供給ノズル10から研磨材を含む砥液が供給され、トップリング5が下降し、トップリング5に保持された半導体ウエハ4が研磨布7に押しつけられて研磨が行われる。
【0032】
研磨終了後、半導体ウエハ4を保持したままトップリングヘッド8が移動してトップリング5がウエハ支持台21の真上に位置する。そして、トップリング5から半導体ウエハ4が離脱され、半導体ウエハ4がウエハ支持台21上に置かれる。トップリング5は次の研磨に向けて第2ウエハ搬送機構15に向かって移動する。
【0033】
研磨後の半導体ウエハ4がウエハ支持台21に置かれた時点でシャッター23が開き、ウエハ反転機24のウエハ反転用アーム27が回転して半導体ウエハ4上に移動して半導体ウエハ4を吸着する。
【0034】
上記の回転により、研磨後の半導体ウエハ4を保持したアーム27が逆回転して、半導体ウエハ4を1次洗浄装置31に渡す。なお、隔壁22の開口22aは半導体ウエハ4を保持したアーム27が通過可能な形状になっている。半導体ウエハ4およびアーム27が開口22aを通過して洗浄部30側に移動した時点でシャッター23が閉じて開口22aを閉塞する。
【0035】
アーム27によって1次洗浄装置31に半導体ウエハ4が渡された後、アーム27は下方に退避する。1次洗浄装置31において、半導体ウエハ4はローラ32により保持されつつ一部のローラ32の回転により回転される。そして、回転している半導体ウエハ4に回転している洗浄用スポンジローラ33が押し当てられ、そこに洗浄水供給管34から洗浄水が供給されて1次洗浄が行われる。
【0036】
1次洗浄後の半導体ウエハ4は第3ウエハ搬送機構35に受け取られる。半導体ウエハ4を受け取った後、ウエハ搬送機構35では、ウエハ保持部材37を引っ込めて半導体ウエハ4をウエハ保持台36の上方に移動し、ウエハ保持台36が回転しつつ下降し、ウエハ保持部材37を再び押し出すことにより半導体ウエハ4を2次洗浄装置40に渡す。
【0037】
2次洗浄装置40において、ウエハ保持台41によって半導体ウエハ4を回転させながら洗浄水供給管44から洗浄水をウエハ表面に供給し、洗浄用スポンジ43を押し当てて洗浄する。洗浄後、スポンジ43を退避させ、洗浄水の供給を停止し、回転モータ42の回転数を高くしてウエハ保持台41を高速で回転させ半導体ウエハ4のスピン乾燥を行う。
【0038】
2次洗浄および乾燥を終了した半導体ウエハ4を再び第3ウエハ搬送機構35のウエハ保持部材37が受け取り、ウエハ保持台36の上方に半導体ウエハ4を移動させた後、ウエハ保持台36が回転しつつ上昇し、ウエハ保持部材37が押し出されて研磨済みウエハカセット45に半導体ウエハ4を収納する。
【0039】
以上の工程で研磨および洗浄が行われる間に研磨部2と洗浄部30が隔壁22とシャッター23で仕切られていることにより、研磨部2で発生する研磨砥液の飛沫や研磨粉が洗浄部30に入ることを防いでいる。この構造に合わせて排気ダクト46,47を含む排気系統が研磨部2と洗浄部30から個別に排気できるように設けられている。又、研磨部の圧力を洗浄部の圧力より低く保持することによって隔壁のシャッターを省略することもできる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、側壁を有した筐体内に研磨部と洗浄部とを1体に収納し、これら研磨部と洗浄部とを隔壁により分離したため、クリーンルーム内に装置全体を設置することができ、クリーンルーム内を汚染することなく半導体ウエハを研磨した後に洗浄をし、通常クリーンルーム内で用いているウエハキャリアで次工程へ乾燥した半導体ウエハを払い出すことができる。
【0041】
また本発明によれば、研磨部と洗浄部とが隔壁と、隔壁に設けられたシャッターで仕切られ、かつ研磨部と洗浄部から各々独立に排気する排気系統が設けられているため、研磨部で発生する飛沫や研磨粉が洗浄部へ入ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体ウエハ研磨装置の一実施例を示す立面図である。
【図2】本発明に係る半導体ウエハ研磨装置の一実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 筐体
2 研磨部
3 ターンテーブル
5 トップリング
6 研磨機構
7 研磨布
8 トップリングヘッド
12 供給機構
13 第1ウエハ搬送機構
14 ウエハ反転機
15 第2ウエハ搬送機構
22 隔壁
23 シャッター
24 ウエハ反転機
30 洗浄部
31 1次洗浄装置
35 第3ウエハ搬送機構
40 2次洗浄装置
46,47 排気ダクト

Claims (52)

  1. 側壁を有した筐体内にトップリングによって半導体ウエハを保持しつつターンテーブルに押しつけて半導体ウエハを研磨する研磨部と、半導体ウエハを洗浄する洗浄部とを収納し、前記研磨部と前記洗浄部との間を分離する隔壁を設けるとともに該隔壁の開口を介して研磨後の半導体ウエハを前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送機構を設け、前記研磨部と前記洗浄部から各々独立に排気する排気系統を設け
    前記洗浄部は、研磨後の半導体ウエハを洗浄液により洗浄する洗浄手段と、洗浄後の半導体ウエハを乾燥させる乾燥手段と、前記洗浄手段と乾燥手段間で半導体ウエハを搬送する搬送手段とを備え、該洗浄手段と乾燥手段と搬送手段とは互いを仕切る隔壁がなく同一雰囲気内に配置されていることを特徴とする半導体ウエハ研磨装置。
  2. 前記隔壁の開口を開閉するシャッターを設けたことを特徴とする請求項1記載の半導体ウエハ研磨装置。
  3. 側壁を有しクリーンルーム内に設置可能な筐体の内部に半導体ウエハを研磨する研磨部と、半導体ウエハを洗浄する洗浄部とを収納し、前記筐体内で半導体ウエハを搬送する搬送機構を設けた半導体ウエハ研磨装置であって、前記研磨部の圧力を前記洗浄部の圧力より低く保持するように筐体内を排気する排気系統を設け
    前記洗浄部は、研磨後の半導体ウエハを洗浄液により洗浄する洗浄手段と、洗浄後の半導体ウエハを乾燥させる乾燥手段と、前記洗浄手段と乾燥手段間で半導体ウエハを搬送する搬送手段とを備え、該洗浄手段と乾燥手段と搬送手段とは互いを仕切る隔壁がなく同一雰囲気内に配置されていることを特徴とする半導体ウエハ研磨装置。
  4. 前記研磨部にはターンテーブルを有することを特徴とする請求項3記載の半導体ウエハ研磨装置。
  5. 前記ターンテーブルはモータに連結していることを特徴とする請求項4記載の半導体ウエハ研磨装置。
  6. 前記研磨部には前記半導体ウエハを保持するトップリングを有することを特徴とする請求項3記載の半導体ウエハ研磨装置。
  7. 前記トップリングは昇降可能であることを特徴とする請求項6記載の半導体ウエハ研磨装置。
  8. 前記トップリングは回転可能であることを特徴とする請求項6記載の半導体ウエハ研磨装置。
  9. 前記研磨部には砥液供給ノズルがあることを特徴とする請求項3記載の半導体ウエハ研磨装置。
  10. 前記研磨部には前記半導体ウエハの反転機を有することを特徴とする請求項3記載の半導体ウエハ研磨装置。
  11. クリーンルーム内に設置可能な半導体ウエハ研磨装置であって;
    側壁を有する筐体と;
    前記半導体ウエハを研磨する研磨部と;
    前記半導体ウエハを洗浄する洗浄部と;
    前記研磨部と前記洗浄部との間を分離する隔壁と;
    研磨後の前記半導体ウエハを前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送機構とを備え;
    前記研磨部、前記洗浄部及び前記搬送機構は前記筐体内に収納され
    前記洗浄部は、研磨後の半導体ウエハを洗浄液により洗浄する洗浄手段と、洗浄後の半導体ウエハを乾燥させる乾燥手段と、前記洗浄手段と乾燥手段間で半導体ウエハを搬送する搬送手段とを備え、該洗浄手段と乾燥手段と搬送手段とは互いを仕切る隔壁がなく同一雰囲気内に配置されていることを特徴とする;
    半導体ウエハ研磨装置。
  12. 前記隔壁には開口が形成されており、前記搬送機構は、前記隔壁の開口を介して研磨後の半導体ウエハを前記研磨部から前記洗浄部へ搬送するように構成された、請求項11に記載の半導体ウエハ研磨装置。
  13. 前記隔壁で分離された前記研磨部から排気する排気系統を設けたことを特徴とする、請求項11又は12に記載の半導体ウエハ研磨装置。
  14. 前記隔壁で分離された前記研磨部と前記洗浄部から独立に排気する排気系統を設けたことを特徴とする、請求項11又は12に記載の半導体ウエハ研磨装置。
  15. 半導体ウエハを研磨した後に洗浄する半導体ウエハ研磨方法であって、
    研磨装置をクリーンルーム内に設置し、研磨部で研磨し、研磨後の半導体ウエハをウエハ支持台に置き、アームが該ウエハを保持し、該アームが隔壁の開口を通過し、該アームが該ウエハを洗浄部に渡し、
    前記洗浄部は、研磨後の半導体ウエハを洗浄液により洗浄する洗浄手段と、洗浄後の半導体ウエハを乾燥させる乾燥手段と、前記洗浄手段と乾燥手段間で半導体ウエハを搬送する搬送手段とを備え、該洗浄手段と乾燥手段と搬送手段とは互いを仕切る隔壁がなく同一雰囲気内に配置されていることを特徴とする半導体ウエハ研磨方法。
  16. 前記隔壁の開口にはシャッターが設けられ、前記ウエハを保持したアームが開口を通過する際には前記シャッターが開いていることを特徴とする請求項15記載の半導体ウエハ研磨方法。
  17. 側壁を有した筐体内に収納された研磨部、洗浄部、搬送機構及び前記研磨部と前記洗浄部を分離する隔壁を有し、クリーンルーム内に設置された、半導体ウエハ研磨装置で、半導体ウエハを研磨する半導体ウエハの研磨方法であって;
    前記半導体ウエハを前記研磨部で研磨する研磨工程と;
    研磨された前記半導体ウエハを前記洗浄部で洗浄する洗浄工程と;
    研磨後の前記半導体ウエハを、前記隔壁に形成された開口を介して、前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送工程を備え
    前記洗浄部は、研磨後の半導体ウエハを洗浄液により洗浄する洗浄手段と、洗浄後の半導体ウエハを乾燥させる乾燥手段と、前記洗浄手段と乾燥手段間で半導体ウエハを搬送する搬送手段とを備え、該洗浄手段と乾燥手段と搬送手段とは互いを仕切る隔壁がなく同一雰囲気内に配置されている;
    半導体ウエハ研磨方法。
  18. 前記洗浄工程は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄工程と、前記1次洗浄後の半導体ウエハの2次洗浄を行なう2次洗浄工程とを有する、請求項17に記載の半導体ウエハ研磨方法。
  19. 前記研磨部から排気系統により排気することを特徴とする、請求項17又は18に記載の半導体ウエハ研磨方法。
  20. 前記研磨部と前記洗浄部から排気系統により独立して排気することを特徴とする、請求項17又は18に記載の半導体ウエハ研磨方法。
  21. 側壁を有した筐体内に収納された研磨部、洗浄部、搬送機構、及び前記研磨部と前記洗浄部を分離する隔壁を有し、クリーンルーム内に設置された、半導体ウエハ研磨装置を用い半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造方法であって;
    前記半導体ウエハを前記研磨部で研磨する研磨工程と;
    研磨された前記半導体ウエハを前記洗浄部で洗浄する洗浄工程と;
    研磨後の前記半導体ウエハを、前記隔壁に形成された開口を介して、前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送工程を備え
    前記洗浄部は、研磨後の半導体ウエハを洗浄液により洗浄する洗浄手段と、洗浄後の半導体ウエハを乾燥させる乾燥手段と、前記洗浄手段と乾燥手段間で半導体ウエハを搬送する搬送手段とを備え、該洗浄手段と乾燥手段と搬送手段とは互いを仕切る隔壁がなく同一雰囲気内に配置されている;
    半導体デバイス製造方法。
  22. 前記洗浄工程は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄工程と、前記1次洗浄後の半導体ウエハの2次洗浄を行なう2次洗浄工程とを有する、請求項21に記載の半導体デバイス製造方法。
  23. 前記隔壁には前記開口を開閉するシャッターが設けられている、請求項21又は22に記載の半導体デバイス製造方法。
  24. 前記研磨部から排気系統により排気することを特徴とする、請求項21乃至23のいずれか1項に記載の半導体デバイス製造方法。
  25. 前記研磨部と前記洗浄部から排気系統により独立して排気することを特徴とする、請求項21乃至23のいずれか1項に記載の半導体デバイス製造方法。
  26. 前記研磨された半導体ウエハに対して光リソグラフィ処理をする工程を備えた、請求項21至25のいずれか1項に記載の半導体デバイス製造方法。
  27. 側壁を有した筐体内にトップリングによって半導体ウエハを保持しつつターンテーブルに押しつけて半導体ウエハを研磨する研磨部と、半導体ウエハを洗浄する洗浄部とを収納し、前記研磨部と前記洗浄部との間を分離する隔壁を設けるとともに該隔壁の開口を介して研磨後の半導体ウエハを前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送機構を設け、前記研磨部と前記洗浄部から各々独立に排気する排気系統を設け、
    前記洗浄部は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄装置と、前記半導体ウエハの2次洗浄および乾燥を行なう2次洗浄装置と、前記1次洗浄装置と2次洗浄装置との間で前記半導体ウエハを搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段は洗浄および乾燥後の半導体ウエハをウエハカセットに収納することを特徴とする半導体ウエハ研磨装置。
  28. 前記隔壁の開口を開閉するシャッターを設けたことを特徴とする請求項27記載の半導体ウエハ研磨装置。
  29. 側壁を有しクリーンルーム内に設置可能な筐体の内部に半導体ウエハを研磨する研磨部と、半導体ウエハを洗浄する洗浄部とを収納し、前記筐体内で半導体ウエハを搬送する搬送機構を設けた半導体ウエハ研磨装置であって、前記研磨部の圧力を前記洗浄部の圧力より低く保持するように筐体内を排気する排気系統を設け、
    前記洗浄部は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄装置と、前記半導体ウエハの2次洗浄および乾燥を行なう2次洗浄装置と、前記1次洗浄装置と2次洗浄装置との間で前記半導体ウエハを搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段は洗浄および乾燥後の半導体ウエハをウエハカセットに収納することを特徴とする半導体ウエハ研磨装置。
  30. 前記研磨部にはターンテーブルを有することを特徴とする請求項29記載の半導体ウエハ研磨装置。
  31. 前記ターンテーブルはモータに連結していることを特徴とする請求項30記載の半導体ウエハ研磨装置。
  32. 前記研磨部には前記半導体ウエハを保持するトップリングを有することを特徴とする請求項29記載の半導体ウエハ研磨装置。
  33. 前記トップリングは昇降可能であることを特徴とする請求項32記載の半導体ウエハ研磨装置。
  34. 前記トップリングは回転可能であることを特徴とする請求項32記載の半導体ウエハ研磨装置。
  35. 前記研磨部には砥液供給ノズルがあることを特徴とする請求項29記載の半導体ウエハ研磨装置。
  36. 前記研磨部には前記半導体ウエハの反転機を有することを特徴とする請求項29記載の半導体ウエハ研磨装置。
  37. クリーンルーム内に設置可能な半導体ウエハ研磨装置であって;
    側壁を有する筐体と;
    前記半導体ウエハを研磨する研磨部と;
    前記半導体ウエハを洗浄する洗浄部と;
    前記研磨部と前記洗浄部との間を分離する隔壁と;
    研磨後の前記半導体ウエハを前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送機構とを備え;
    前記研磨部、前記洗浄部及び前記搬送機構は前記筐体内に収納され;
    前記洗浄部は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄装置と、前記半導体ウエハの2次洗浄および乾燥を行なう2次洗浄装置と、前記1次洗浄装置と2次洗浄装置との 間で前記半導体ウエハを搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段は洗浄および乾燥後の半導体ウエハをウエハカセットに収納することを特徴とする;
    半導体ウエハ研磨装置。
  38. 前記隔壁には開口が形成されており、前記搬送機構は、前記隔壁の開口を介して研磨後の半導体ウエハを前記研磨部から前記洗浄部へ搬送するように構成された、請求項37に記載の半導体ウエハ研磨装置。
  39. 前記隔壁で分離された前記研磨部から排気する排気系統を設けたことを特徴とする、請求項37又は38に記載の半導体ウエハ研磨装置。
  40. 前記隔壁で分離された前記研磨部と前記洗浄部から独立に排気する排気系統を設けたことを特徴とする、請求項37又は38に記載の半導体ウエハ研磨装置。
  41. 半導体ウエハを研磨した後に洗浄する半導体ウエハ研磨方法であって、
    研磨装置をクリーンルーム内に設置し、研磨部で研磨し、研磨後の半導体ウエハをウエハ支持台に置き、アームが該ウエハを保持し、該アームが隔壁の開口を通過し、該アームが該ウエハを洗浄部に渡し、
    前記洗浄部は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄装置と、前記半導体ウエハの2次洗浄および乾燥を行なう2次洗浄装置と、前記1次洗浄装置と2次洗浄装置との間で前記半導体ウエハを搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段は洗浄および乾燥後の半導体ウエハをウエハカセットに収納することを特徴とする半導体ウエハ研磨方法。
  42. 前記隔壁の開口にはシャッターが設けられ、前記ウエハを保持したアームが開口を通過する際には前記シャッターが開いていることを特徴とする請求項41記載の半導体ウエハ研磨方法。
  43. 側壁を有した筐体内に収納された研磨部、洗浄部、搬送機構及び前記研磨部と前記洗浄部を分離する隔壁を有し、クリーンルーム内に設置された、半導体ウエハ研磨装置で、半導体ウエハを研磨する半導体ウエハの研磨方法であって;
    前記半導体ウエハを前記研磨部で研磨する研磨工程と;
    研磨された前記半導体ウエハを前記洗浄部で洗浄する洗浄工程と;
    研磨後の前記半導体ウエハを、前記隔壁に形成された開口を介して、前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送工程を備え;
    前記洗浄部は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄装置と、前記半導体ウエハの2次洗浄および乾燥を行なう2次洗浄装置と、前記1次洗浄装置と2次洗浄装置との間で前記半導体ウエハを搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段は洗浄および乾燥後の半導体ウエハをウエハカセットに収納する;
    半導体ウエハ研磨方法。
  44. 前記洗浄工程は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄工程と、前記1次洗浄後の半導体ウエハの2次洗浄を行なう2次洗浄工程とを有する、請求項43に記載の半導体ウエハ研磨方法。
  45. 前記研磨部から排気系統により排気することを特徴とする、請求項43又は44に記載の半導体ウエハ研磨方法。
  46. 前記研磨部と前記洗浄部から排気系統により独立して排気することを特徴とする、請求項43又は44に記載の半導体ウエハ研磨方法。
  47. 側壁を有した筐体内に収納された研磨部、洗浄部、搬送機構、及び前記研磨部と前記洗浄部を分離する隔壁を有し、クリーンルーム内に設置された、半導体ウエハ研磨装置を用い半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造方法であって;
    前記半導体ウエハを前記研磨部で研磨する研磨工程と;
    研磨された前記半導体ウエハを前記洗浄部で洗浄する洗浄工程と;
    研磨後の前記半導体ウエハを、前記隔壁に形成された開口を介して、前記研磨部から前記洗浄部へ搬送する搬送工程を備え;
    前記洗浄部は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄装置と、前記半導体ウエ ハの2次洗浄および乾燥を行なう2次洗浄装置と、前記1次洗浄装置と2次洗浄装置との間で前記半導体ウエハを搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段は洗浄および乾燥後の半導体ウエハをウエハカセットに収納する;
    半導体デバイス製造方法。
  48. 前記洗浄工程は、前記半導体ウエハの1次洗浄を行なう1次洗浄工程と、前記1次洗浄後の半導体ウエハの2次洗浄を行なう2次洗浄工程とを有する、請求項47に記載の半導体デバイス製造方法。
  49. 前記隔壁には前記開口を開閉するシャッターが設けられている、請求項47又は48に記載の半導体デバイス製造方法。
  50. 前記研磨部から排気系統により排気することを特徴とする、請求項47乃至49のいずれか1項に記載の半導体デバイス製造方法。
  51. 前記研磨部と前記洗浄部から排気系統により独立して排気することを特徴とする、請求項47乃至49のいずれか1項に記載の半導体デバイス製造方法。
  52. 前記研磨された半導体ウエハに対して光リソグラフィ処理をする工程を備えた、請求項47乃至51のいずれか1項に記載の半導体デバイス製造方法。
JP2001363793A 2001-11-29 2001-11-29 半導体ウエハ研磨装置および方法 Expired - Lifetime JP3553542B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001363793A JP3553542B2 (ja) 2001-11-29 2001-11-29 半導体ウエハ研磨装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001363793A JP3553542B2 (ja) 2001-11-29 2001-11-29 半導体ウエハ研磨装置および方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31928994A Division JP3315544B2 (ja) 1993-09-19 1994-11-29 半導体ウエハ研磨装置および方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004037458A Division JP3669997B2 (ja) 2004-02-13 2004-02-13 半導体ウエハ研磨装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002184735A JP2002184735A (ja) 2002-06-28
JP3553542B2 true JP3553542B2 (ja) 2004-08-11

Family

ID=19174080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001363793A Expired - Lifetime JP3553542B2 (ja) 2001-11-29 2001-11-29 半導体ウエハ研磨装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3553542B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6378890B2 (ja) * 2013-03-01 2018-08-22 株式会社荏原製作所 基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002184735A (ja) 2002-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11285517B2 (en) Substrate cleaning apparatus, substrate cleaning method, and substrate processing apparatus
US9144881B2 (en) Polishing apparatus and polishing method
TWI616239B (zh) 擦洗器
US6500051B1 (en) Polishing apparatus and method
JPH09117857A (ja) ポリッシング装置
TW201935520A (zh) 處理基板的表面的裝置及方法
US20090017733A1 (en) Substrate processing apparatus
US6929529B2 (en) Polishing apparatus
JP2015023248A (ja) 基板洗浄装置、基板洗浄方法及び記憶媒体
US10926376B2 (en) Method and apparatus for polishing a substrate, and method for processing a substrate
JP7078489B2 (ja) 研磨装置および研磨方法
JP2019216207A (ja) 基板処理方法
US10376929B2 (en) Apparatus and method for polishing a surface of a substrate
JP2007507078A (ja) Cmpプロセスを用いたウエハ清浄装置
JP3315544B2 (ja) 半導体ウエハ研磨装置および方法
TW201922413A (zh) 基板處理裝置及基板處理方法
JP2000176386A (ja) 基板洗浄装置
JP3553542B2 (ja) 半導体ウエハ研磨装置および方法
JP3891641B2 (ja) ポリッシング装置
JP6625461B2 (ja) 研磨装置
JP3669997B2 (ja) 半導体ウエハ研磨装置
JP2021130145A (ja) 研磨装置および研磨方法
JP3862435B2 (ja) ポリッシング装置
JPH11135463A (ja) 処理装置及びその方法
KR20190054965A (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term