JP3553455B2 - 宅配荷物用宛て名ラベル発行装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、宅配荷物に貼られる宛て名ラベルの発行に使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
雑誌などの定期的に発行する刊行物、或いはカタログなどの冊子とした印刷物などの小荷物を、届け先の郵便受けに入れて配達する宅配サービス(以下、「メール便」と略称する)が行われている。
【0003】
このメール便は、配送業者が荷主方に直接出向いて荷物を引き取り、集荷した荷物を配達地域別に仕分けして発送し、届け先の郵便受けに荷物を投函して配達を完了する配送処理によって行われ、通常の宅配荷物の取り扱いとは、配送荷物が投函可能な大きさのものに制限されること、コンビニエンスストアなどの取扱店を介さずに荷主から配送業者に直接出荷されること、配達時に届け先から受領印を頂かないことなどの点で違いがある。
【0004】
そのため、宅配荷物に貼られている複数枚綴りの伝票はメール便では用いず、出荷の際に荷主が、荷物の表面に届け先の郵便番号や住所、宛て名などを手書きしたり、住所や宛て名を印字したラベルを貼ったりして、荷物の届け先を表記するようにしていた。
【0005】
また、配送業者では宅配伝票の番号に基づいて荷物の配送状況を管理しているが、宅配伝票を用いないメール便では伝票番号のみが印字されたラベルを利用し、図10に示されているように、このラベルを荷主から引き取った荷物に貼ったり、出荷の際に荷主に貼ってもらったりして、宅配荷物と同様に配送状況が管理できるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
メール便は宅配伝票を用いずに配送処理がされるので、宛て名ラベルへの記載事項が少なくて済む、伝票整理の手間が省けるなどの利点はあるものの、荷物に宛て名を表記した後でさらに伝票番号ラベルを貼り付けているため、以下の不都合があった。
先ず、荷主にとっては、宅配伝票を貼り付ける場合と比較して貼り付け作業が二度手間となって煩わしく、発送荷物が多数あるときには伝票番号ラベルを貼り忘れてしまうことがあった。また、荷主が荷物の配送状況を知るためには各荷物の伝票番号を控えておく必要があるが、現状この作業は、伝票番号ラベルの剥離紙の裏面に届け先と伝票番号を転記したり、伝票番号台帳を作成して手書きで記録したりして行っており、このような伝票番号の記録は非常に面倒で出荷時の作業負担が大きかった。
一方、配送業者にとっては、集荷後に伝票番号ラベルの貼り忘れがあるか否かを確認しなければならず、また、伝票番号ラベルが各荷物の特定の位置に向きを揃えて貼り付けられている場合は問題ないが、荷主がラベルの位置や向きをずらして貼り付けていたときには、伝票番号ラベルから配送情報を読み取ることに手間を要し、発送や配達作業に負担がかかることがあった。
【0007】
また、メール便の仕分け処理は、荷物に表記された届け先の住所を基にして手作業で行っているが、大きさや性状が異なる通常の宅配荷物とは異なり、メール便の配送荷物は大きさや性状が限定されるので、仕分け機械で自動的に処理することも可能である。メール便の仕分け処理が自動化されれば、配送業務が省力化されるとともに、仕分け間違いも減り、配達の誤りや遅れを防止することが可能となるが、そのためには、自動仕分け処理に必要な配送情報を配送荷物に表記しなければならない。
【0008】
本発明はこのような問題点に鑑み、メール便に用いる宛て名ラベルを改良することにより、出荷時の荷主の作業負担を軽減するとともに、配送業者における集荷から仕分け、配達に至る配送処理を効率的且つ迅速、正確に行えるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本発明では、宅配荷物に貼られる一枚の宛て名ラベルを、届け先の郵便番号、住所及び氏名と、前記郵便番号と住所の情報を表示したバーコードなどの符号と、伝票番号と、伝票番号の情報を表示したバーコードなどの符号とを一体に印字出力して構成した。
【0010】
この宛て名ラベルは、宛て名と伝票番号及びその情報を表示した符号とが一体になっているので、荷物へのラベル貼り付け作業は一回で済む。
伝票番号ラベルが分離していたときに生じていたラベルの貼り忘れがなくなるので、集荷後に配送業者が確認する手間が省ける。
また、同一ラベル内に伝票番号及びその情報を表示した符号が表記してあるので、配送情報の読み取りも確実且つ迅速に行える。
さらに、この宛て名ラベルには、郵便番号と住所の情報を表示したバーコードなどの符号が表記してあり、この符号を利用して配送荷物の仕分け作業を自動化することにより、配送業務を省力化し、仕分けの間違いも減らすことができる。
郵便番号と住所の情報を表示したバーコードなどの符号としては、例えば4ステートバーコードが用いられ、コード化された郵便番号と住所の情報を仕分け機械で読み取って、効率的且つ高精度で自動仕分けが行える。
なお、宛て名ラベルに印字する符号は、バーコード以外に、スキャナーなどのデータ読み取り手段によって読み取り可能な符号や文字などを用いてもよい。また、宛て名ラベルには、前記項目の他、荷主の名称や管理番号、出荷日などのデータを印字してもよい。
【0011】
前記前記構成の宛て名ラベルは、ラベルシートと、ラベル発行装置によって作成することができる
【0012】
ラベルシートは、台紙上に複数枚のラベルが配されていて各ラベルには伝票番号とその情報を表示したバーコードなどの符号が印字されたものが用いられる。具体的には、配送業者がこのラベルシートを作成し、これを荷主に提供して、荷主が伝票番号とその符号以外のデータを印字するようにする。
伝票番号とその符号も荷主側で印字することもできるが、この場合、配送業者が伝票番号に基づいて荷物の配送状況を管理できるよう、荷主が用いる(印字する)伝票番号を配送業者が情報管理できるようにしておく必要がある。
【0013】
宛て名ラベル発行装置は、荷物届け先の郵便番号、住所、氏名などからなる届け先情報を入力するための入力部、入力された届け先情報を登録する記憶部、届け先情報を表示するモニタと印字するプリンタからなる出力部、及びこれら各部を制御する制御部と、届け先情報に含まれた郵便番号及び住所の情報をバーコードなどの符号に変換して印字する処理手段と、入力部から入力される届け先情報を記憶部に格納させるように制御部が制御する情報の入力手段と、 入力部により入力される検索条件と記憶部に登録された届け先情報の届け先データとを照合させ、該当する届け先データの届け先氏名を記憶部から読み出してモニタに表示出力させるように制御部が制御する情報の検索手段と、入力部から印刷操作入力がされたときに、モニタに表示出力された届け先の郵便番号、住所、氏名を記憶部から読み出し、これらと前記符号変換手段で変換させた符号とを、前記ラベルシートの各ラベルにそれぞれプリンタで印字出力させるように制御部が制御する情報の印字手段と、入力部から前記ラベルシートの中の一つのラベルの伝票番号が入力されたときに、同一シート内の他の届け先のラベルの伝票番号を自動的に届け先情報に取り入れ、届け先毎のデータに組み込んで記憶部に格納させるように制御部が制御する伝票番号の取り込み手段と、を有して構成される。
宛て名ラベルの発行は、伝票番号及びその符号がラベルに印字済みのラベルシートと前記ラベル発行装置とを用い、届け先検索の指示に応じて所定の条件に合致した届け先情報を記憶部から読み出し、印刷指示に応じてラベルシートのラベルに、届け先の郵便番号、住所及び氏名と、郵便番号と住所の情報を表示したバーコードなどの符号とを出力部で印字出力し、伝票番号入力の指示に応じて届け先が印字されたラベルの伝票番号を届け先情報に取り入れて記憶部に格納する処理により行われる。
【0014】
前記ラベル発行装置は、荷主が従来から宛て名ラベルの印字に用いていたコンピュータとプリンタを利用することができる。この場合、コンピュータには、磁気ディスク(FD)や光ディスク(CD−ROM)などのコンピュータ読み取り可能な媒体からラベル発行処理プログラムが格納される。
具体的には、ラベル発行処理プログラムは、少なくとも、入力部から入力された届け先の郵便番号、住所及び氏名を含む届け先情報を記憶部に格納するステップと、届け先情報に含まれた郵便番号と住所の情報をバーコードなどの符号に変換するステップと、届け先検索の指示に応じて所定の条件に合致した届け先情報を記憶部から読み出すステップと、印刷指示に応じてラベルシートのラベルに、届け先の郵便番号、住所及び氏名と、郵便番号と住所の情報を表示したバーコードなどの符号とを出力部で印字するステップと、伝票番号入力の指示に応じて届け先が印字されたラベルの伝票番号を届け先情報に取り入れて記憶部に格納するステップの各処理ステップを有して構成される。
【0015】
この宛て名ラベル発行装置によれば、荷主は、記憶部に格納された複数の届け先情報から荷物を配送する届け先を検索し、選択された届け先の印字指示をすれば、伝票番号とその符号が印字済みのラベルに、届け先の郵便番号、住所及び氏名と郵便番号及び住所の符号とを印字して宛て名ラベルを発行することができる。また、ラベルに印字された伝票番号が届け先情報に取り入れられて記憶部に格納されるので、従来の如く伝票番号を手書きで記録する作業が不要となり、出荷時の作業負担が軽減される。届け先情報は記憶部に格納されているので、一度登録しておけば、荷物を配送する毎に格納された情報を読み出してラベルの発行が可能であり、また、荷物発送後の配送状況の確認は、届け先情報に取り入れた伝票番号を随時読み出して行うことができる。
【0016】
前記構成の宛て名ラベル発行装置において、ラベルシートに配された各ラベルの伝票番号を同じラベルシートに配された各ラベル間で一定の関連を有して付したラベルシートを用い、届け先情報に伝票番号を取り入れるときに、一つのラベルの伝票番号を取り入れることによって同じシート内の他のラベルの伝票番号が自動的に取り入れられるようにした処理手段を備えていることが好ましい。
【0017】
具体的には、例えば1枚のラベルシートに8枚の宛て名ラベルを配置し、これら各ラベルの伝票番号を連続した番号で付しておく。そして、届け先情報に伝票番号を取り入れるときに、シートの左上端部に配置されたラベルの伝票番号を取り入れると、他の7枚の伝票番号が自動的に取り入れられるようにすることができる。
このように処理されれば、一つのシートに対して1回の取り入れ手続きをすれば8件の届け先の伝票番号を一度に取り入れることができて伝票番号の取り入れ処理が簡易となり、多数の届け先に荷物を配送するときなどの出荷作業の負担をより軽減することができる。
【0018】
なお、伝票番号は数字以外のキャラクタを用いて構成することができる。また、伝票番号の取り入れは、入力部としてのキーボードや、スキャナー、バーコードリーダ、OCRなどのデータ読み取り手段を用いて行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な一実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明によって発行される宛て名ラベルの一例を示している。図示されるように、この宛て名ラベル1には、ラベル上半部に届け先の郵便番号、住所及び受け取り人の名前が並べて印字され、ラベル中央部に届け先の郵便番号と住所を表した4ステートバーコードが印字され、ラベル下半部に伝票番号とこれを表したバーコード、及び配送業者の発送元の連絡先が並べて印字されている。受け取り人の名前と伝票番号のバーコードは、4ステートバーコードの読み取りに支障がないよう、4ステートバーコードの上下に若干の隙間を開けて印字されており、また、届け先の郵便番号と同列に荷物の出荷日も印字してある。
【0020】
このような宛て名ラベル1は、図2に示されたラベルシート2にデータを印字して形成される。
このラベルシート2は、表面に粘着層を設けた台紙上に、下半部に伝票番号、伝票番号のバーコード及び配送業者の発送元の連絡先が印字された8枚のラベル10を、横2列、縦4列に並べ、且つ剥離可能に一体に重ねて構成されている。
各ラベルに印字された伝票番号は12桁の数字からなり、下位2桁目より上位の各桁の数字に対して各桁個別の重みを乗じ、その合計を7で除算した余りが最下位桁の数字と一致するように構成され、上位11桁の数字は下位桁から1づつ増加する10進の連続番号となっている。
図示したシート内の8枚のラベルには、下2桁目の番号がシート左上部第1段目のラベルから右上部第1段目のラベル、以降第2、第3、第4段目のラベルの配置順で「2、3、4、5、6、7、8、9」と変わり、また、下1桁目の番号は同配置順で「6、0、1、2、3、4、5、6」と変わるように伝票番号が付してある。
【0021】
ラベル発行装置3は、図3に示されているように、制御部30に入力部31、記憶部32、データを表示出力するCRTモニタ33、及び印字出力するプリンタ34を接続して構成されている。
【0022】
制御部30は、OSなどの制御プログラム及び所要のデータを格納する内部メモリを有し、記憶部32に格納された処理プログラムに従って前記各処理部を制御し、各処理部を介して入出力されるデータを管理するようになっている。
入力部31は、キーボードやマウスなどからなるデータ入力手段と、スキャナーなどからなるデータ読み取り手段と、コンピュータ読み取り可能なFDやCD−ROMなどの記録媒体を読み取る手段とよりなる。
記憶部32は、ハードディスクやフレキシブルディスクなどのストレージ手段であり、各処理部を制御する処理プログラムや届け先情報などのデータファイルが格納されている。
また、記憶部32には、郵便番号と住所の情報を4ステートバーコードに変換して印字出力するプログラム、郵便番号と対応した地域名の検索プログラム及び日本全国の郵便番号と対応地域名の対応データファイル、ラベルの伝票番号をシート単位で取り入れるプログラムが格納されている。
【0023】
ラベル発行装置3は、記憶部32に格納されたラベル発行処理プログラムにより、届け先の登録、宛て名ラベルの発行、伝票番号の取り入れなどの各処理を行うように構成されている。図4〜図8に示したモニタの表示画面を参照して各処理の手順を説明する。
【0024】
届け先の登録は図4に示された表示画面により行われる。
届け先登録画面4には、宛て名ラベルに印字される、届け先の郵便番号40、住所41、会社・部門名称42、氏名43の各欄が設けられている。氏名欄には漢字とカタカナで入力する。
ここで、登録画面中に設けられた郵便検索キー44をマウスでクリックすると、郵便番号と対応地域名の検索プログラムが作動して、日本全国の郵便番号の一覧と、これと対応した地域名の一覧を画面に表示し、届け先の郵便番号をマウスで選択することにより、郵便番号40と住所41の両欄に郵便番号と市区町村までの住所名が自動で入力されるようになっている。
また、同画面には、荷主が届け先情報を管理できるよう、管理番号45、グループ番号46、電話番号47の各欄が設けられている。管理番号45は荷主が各届け先に付す固有の番号であり、グループ番号46は複数の届け先をグループ化する場合に用いられる。
また、伝票番号48の欄には、ラベル発行後に行う伝票番号の取り入れ手続きによってラベルの伝票番号が自動入力される。
届け先の登録は、同画面の各欄にデータを入力し、登録キー又は更新キー49をマウスでクリックすることにより完了する。登録されたデータは、届け先情報として各届け先毎にデータベース化され、記憶部32に格納される。
登録された届け先のデータの修正や消去は随時できるようにしてある。
【0025】
宛て名ラベルの発行は、届け先の検索処理を経て行われる。
届け先の検索は図5に示された表示画面により行われる。
届け先検索画面5には、検索条件として管理番号順50、カタカナ名順51、電話番号順52、グループ番号53、都道府県別54の各項目が設定されており、該当の検索条件をクリックし、検索キー55をクリックすることで届け先の検索を開始する。
検索は、記憶部32に格納された届け先情報の各届け先のデータと検索条件とを照合して行い、該当の届け先のデータは記憶部32から読み出され、図6に示された検索結果表示画面で届け先の氏名の一覧として表示出力される。
同画面6で宛て名ラベルを印刷する対象であるか否かを確認し、印刷キー61をクリックすると、表示画面が図7に示された印刷処理画面に移行する。
印刷処理画面7が表示されたならば、出荷予定日欄70に出荷日を入力し、その後、印刷キー71をクリックすると、ラベルシート2の各ラベル10に、検索結果表示画面6に表示された届け先の郵便番号、住所、氏名などを印字して宛て名ラベル1を発行する。
なお、ラベルの印字は、検索結果表示画面6中に表示された届け先の上位から順次行われ、ラベルシート2内では、最上位の届け先が左上部第1段目のラベルに印字され、以降右上部第1段目のラベル、第2、第3、第4段目のラベルの順で行われる。
【0026】
ラベル印字後、印刷処理画面7の伝票番号入力キー72をクリックすると、表示画面が図8(A)に示された伝票番号取り込み画面に移行し、同画面で伝票番号の取り入れを行う。
同画面には、届け先表示欄80内に同一のラベルシート2に印字された8件の届け先が表示され、各届け先毎に伝票番号入力欄81が設けられている。
伝票番号の取り入れは、届け先表示欄80の最上位の届け先のラベル、すなわちラベルシート2の左上部第1段目のラベルに印字された1件の伝票番号をキーボード又はスキャナーから入力し、キーボードのエンターキーを押すと、同図(B)に示されているように、他の7件の届け先の伝票番号も自動入力され、キャンセルキー82をクリックすることにより完了する。
この際、印刷処理画面7で入力した出荷日のデータも同時に取り入れられる。
入力された伝票番号及び出荷日は、届け先情報に取り入れられ、各届け先毎のデータベースに組み込まれ、記憶部32に格納される。
【0027】
なお、以上の説明で用いた宛て名ラベルとモニタ表示画面のレイアウトは一例であり、他の表示レイアウトとしてもよい。また、宛て名ラベル発行の処理手順は上述の手順に限定されない。
【0028】
次に、本発明の宛て名ラベルを用いたメール便の配送処理を図9を参照して説明する。図中、実線矢印は人・荷物の流れを示し、破線矢印はデータ・情報の流れを示している。
▲1▼宛て名ラベルの作成
荷物を出荷するにあたり、荷主は前記ラベル発行システムを用いて宛て名ラベルを発行し、発行したラベルの伝票番号を届け先情報に取り入れ、発行装置の記憶部に記録させておく。発行したラベルは発送荷物に貼り付ける。
▲2▼集荷・仕分け・発送
荷主が用意した荷物は、配送業者が引き取り、発送センターに集荷する。発送センターでは、ラベルの伝票番号を含む集荷情報を管理コンピュータに入力するとともに、宛て名ラベルに表記された4ステートバーコードに基づいて、荷物を配達地域別に自動仕分けする。仕分けされた荷物は、配送業者によって配達地の到着センターまで発送する。
▲3▼配達
センターに到着した荷物は、配送業者によって届け先に運ばれ、荷物を届け先の郵便受けに入れて配達する。この際、荷物を郵便受けに入れる直前に、宛て名ラベルに表記された伝票番号をペンスキャナーやPP(ポータブル・ポス:可搬式バーコードリーダ)などで読み取って記録しておく。
▲4▼配達完了情報の入力
配達作業後、配送業者がペンスキャナーやPPで読み取った伝票番号の記録を、到着センターの管理コンピュータに転送することにより、配達完了の情報が管理コンピュータに入力される。
なお、事情により届け先に配達できなかった荷物は、その理由を調査した後、調査票とともに荷主に返品される。この情報も管理コンピュータに入力される。
▲5▼配送状況の問い合わせ
前記発送センター及び到着センターの管理コンピュータは、配送業者のホストコンピュータと専用回線で接続してあり、荷主は配送業者の問い合わせサービス先に直接電話したり、配送業者がインターネット上に開設した問い合わせサービスページにコンピュータを接続したりして、通信回線や通じて、発送荷物の配送状況を随時問い合わせることができる。
問い合わせは、発行装置に記録させた伝票番号を配送業者に通知して行う他、荷主固有の情報や荷物の出荷日などの情報を通知して行うことができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明の宛て名ラベル発行装置によれば、メール便で荷物を配送するに際し、出荷時に荷主がラベルを貼る作業及び伝票番号を記録する作業の負担を軽減し、また、ラベルの貼り忘れなども防止することができる。
また、配送業者は、宛て名ラベルに一体に印字された、自動仕分けに用いる符号と、伝票番号の管理処理に用いる符号を用いて、集荷から仕分け、配達に至る配送処理を効率的且つ迅速、正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の宛て名ラベルを示した図である。
【図2】本発明の一実施例のラベルシートを示した図である。
【図3】本発明の一実施例のラベル発行装置の構成を示した図である。
【図4】図3の装置のモニタに表示される届け先登録画面を示した図である。
【図5】図3の装置のモニタに表示される届け先検索画面を示した図である。
【図6】図3の装置のモニタに表示される検索結果表示画面を示した図である。
【図7】図3の装置のモニタに表示される印刷処理画面を示した図である。
【図8】(A)、(B)は図3の装置のモニタに表示される伝票番号取り入れ画面を示した図である。
【図9】本発明のラベルを用いたメール便の配送処理を説明するための図である。
【図10】従来の宛て名ラベルと伝票番号ラベルを荷物に貼り付けた状態を示した図である。
【符号の説明】
1 宛て名ラベル
10 ラベル
2 ラベルシート
3 ラベル発行装置
30 制御部
31 入力部
32 記憶部
33 CRTモニタ
34 プリンタ
4 届け先登録画面
5 届け先検索画面
6 検索結果表示画面
7 印刷処理画面
8 伝票番号取り入れ画面
Claims (1)
- 台紙上に複数枚のラベルが配されていて各ラベルには、各ラベル間で一定の関連を有して付された伝票番号とその情報を表示した符号が印字されてなるラベルシートを用いて宅配荷物用の宛て名ラベルを発行する装置であって、
荷物届け先の郵便番号、住所、氏名などからなる届け先情報を入力するための入力部、入力された届け先情報を登録する記憶部、届け先情報を表示するモニタと印字するプリンタからなる出力部、及びこれら各部を制御する制御部と、
届け先情報に含まれた郵便番号及び住所の情報をバーコードなどの符号に変換して印字する処理手段と、
入力部から入力される届け先情報を記憶部に格納させるように制御部が制御する情報の入力手段と、
入力部により入力される検索条件と記憶部に登録された届け先情報の届け先データとを照合させ、該当する届け先データの届け先氏名を記憶部から読み出してモニタに表示出力させるように制御部が制御する情報の検索手段と、
入力部から印刷操作入力がされたときに、
モニタに表示出力された届け先の郵便番号、住所、氏名を記憶部から読み出し、これらと前記符号変換手段で変換させた符号とを、前記ラベルシートの各ラベルにそれぞれプリンタで印字出力させるように制御部が制御する情報の印字手段と、
入力部から前記ラベルシートの中の一つのラベルの伝票番号が入力されたときに、
同一シート内の他の届け先のラベルの伝票番号を自動的に届け先情報に取り入れ、届け先毎のデータに組み込んで記憶部に格納させるように制御部が制御する伝票番号の取り込み手段と、
を有することを特徴とする宅配荷物用宛て名ラベル発行装置。
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