JP3553385B2 - 光スイッチング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のノード間を光信号を用いて現用経路と予備経路で接続したネットワークの経路切替を行う光スイッチング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は、1997年電子情報通信学会総合大会発表論文集のB−10−230「WDM4ファイバリングの基礎実験」739頁に示された図を書き直した従来検討された光スイッチング装置を示す構成図であり、図11は上記論文に記載された障害発生時の経路切替動作を示した動作図を書き直したものである。
【0003】
図10において、101は任意の波長成分を分離する機能を有する音響光学フィルタ、102は4つの光入力を4つの出力ポートへ任意のパターンで接続する4×4光空間スイッチ、103は光信号を合流させる合流素子、104は波長多重光を一括して増幅する光アンプ、105は光信号を送受信する端局装置、106はノード間の現用経路を接続するためのイースト側(以下、「East側」と表記する)の現用入出力ポート(以下、「WRKin/outポート」と表記する)、107はノード間の現用経路を接続するためのウエスト側(以下、「West側」と表記する)WRKin/outポート、108はノード間の予備経路を接続するためのEast側の予備入出力ポート(以下、「PRTin/outポート」と表記する)、109はノード間の予備経路を接続するためのWest側PRTin/outポートである。
【0004】
図11において、111〜114はそれぞれが図10に示した光スイッチング装置に相当するノード、115は双方向に光信号を伝送する内側の伝送路で、ノード間を接続する現用経路として用いられている。116は双方向に光信号を伝送する外側の伝送路で、ノード間を接続する予備経路として用いられる。117はノード内部の4×4光空間スイッチ、118は各ノードに接続されている現用系端局装置、119は予備系端局装置である。
【0005】
次に動作について説明する。
図11において、各ノード111〜114の間を接続している伝送路115,116は波長多重されており、図10の光スイッチング装置のWRKin/outポート106,107と、PRTin/outポート108,109に接続されている。音響光学フィルタ101は、駆動信号を与えることで、特定の波長信号のみを選択分離して光空間スイッチ102に接続し、他の波長信号はそのまま音響光学フィルタ101を透過する。駆動信号を与えなければすべての波長の光信号はそのまま音響光学フィルタ101を透過する。つまり、音響光学フィルタ101は、駆動信号によって該当波長を伝送路から排除(以下、「Drop」と表記する)するか否かを切り替える切替手段として使用している。
【0006】
各音響光学フィルタ101から選択出力された信号は、光空間スイッチ102で適切な端局装置105に接続され受信される。各ノードには端局装置105が4台接続されていて、それぞれEast側およびWest側のWRKin/outポートとPRTin/outポートへ接続される。
【0007】
また、この光スイッチング装置に各端局装置105を介して入力された光信号は光空間スイッチ102によって適切な出力ポートの合流素子103に振り分けられ、音響光学フィルタ101を透過してきた他の波長の光信号と合流された後に、波長多重信号として各出力ポートから隣接ノードへと出力される。
【0008】
光空間スイッチ102は、伝送路に何らかの障害が発生したときに障害のパターンに応じて、現用系の通信を同一方向もしくは逆方向の予備経路の合流素子103へと切り替えることにより、予備系の通信を犠牲にして現用系の通信を救済する。
【0009】
以上のような機能を持つ光スイッチング装置を伝送路のノードに設け、伝送路をリング状に接続してネットワークが形成されている。
【0010】
次に、図11を用いてネットワーク障害時における切替動作の一例につき説明する。
障害が発生していない通常運用時には図11の(1)に示すように、現用経路および予備経路を用いて通信を行うことが可能であり、ノード111とノード113に接続された各現用系端局装置118間は伝送路115を経由して双方向で接続され、ノード113とノード114に接続された各端局装置119間は伝送路116を経由して双方向で接続されている。
【0011】
ノード111とノード113を接続する伝送路115に障害が発生し、かつ2同一ルートを流れる予備経路が無障害状態の時には、図11の(2)に示すように、送受信を行っているノード111およびノード113において光空間スイッチ117が同一方向の予備経路へ切り替わることにより、現用系端局装置118が使用する通信経路を同一ルートを流れる予備経路側へ切り替え、伝送路115を流れていた信号を伝送路116へ迂回させることにより伝送路の断絶を防止する。
【0012】
また、ノード間を接続していた伝送路115および116の両方に同時に障害が発生した場合には、図11の(3)に示すように、ノード111およびノード113の光空間スイッチ117によって送受信する入出力ポートを逆方向の予備経路側へ切り替え、ネットワークを逆回りする伝送路116へ信号を迂回させ、伝送路の断絶を防止する。この時、無障害時に伝送路116を用いてノード113とノード114の間で接続されていた通信は現用経路の伝送路断絶の防止のため、接続が切断される。
【0013】
図12は、1997年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会発表論文集のB−10−85「OADMリングシステムにおけるノード構成の提案」384頁に示された図を書き直した従来検討された他の光スイッチング装置を示す構成図である。
【0014】
図12において、121は現用信号を収容し伝送路障害時に光信号の経路を障害のおきていない側の伝送路へ切り替えるための光スイッチング装置、122は複数ある前記光スイッチング装置121の一部が故障したときに代替して用いるためのバックアップ用の光スイッチング装置、λ1〜λn+1は異なる波長の光信号、127〜128は光スイッチング装置121,122に接続されてそれぞれ異なる波長の光信号λ1〜λn+1を送受信する端局装置、123と124は前記各端局装置127〜128から送信される波長の異なる光信号λ1〜λn+1を波長多重し送信経路へ送出する波長多重手段、125と126は受信経路から入力される波長多重信号を波長毎に分離し異なる波長の光信号λ1〜λn+1として各波長に対応した光スイッチング装置に入力する波長分離手段、131は伝送路へ送信するための信号を入力するための局内インタフェース、132は伝送路から受信した信号を出力するための局内インタフェース、129と130はn波長分用意されている端局装置127〜128や光スイッチング装置121のうち特定の波長に対応する装置に障害が発生したときに、障害波長に対応する装置との送受信信号をバックアップ用のn+1番目の波長に対応する装置へ代替して障害復旧するための(n+1):n電気スイッチ手段である。
【0015】
また、24は各光スイッチング装置121に設けられた送信部、23は各光スイッチング装置121に設けられた受信部、11は各送信部24に設けられた現用系送信光分岐手段、22は各受信部23に設けられた現用系受信光選択手段である。
【0016】
次に動作について説明する。
この従来例は双方向伝送路を用いたリング状のネットワークに適用することを前提としており、双方向伝送路は波長多重技術によって波長毎に個別の通信を行える構成となっている。各波長の光信号の通信経路は、端局装置127〜128、光スイッチング装置121,122で構成されていて、波長多重手段123,124および波長分離手段125,126で伝送路へ接続される。送受信する光信号を入出力するためのn個の局内インタフェース131,132に対しては、波長がn+1個用意されており、n個の現用チャンネルに対して1個の予備チャンネルをもつ1:n構成をとっている。
【0017】
ある波長の端局装置もしくは光スイッチング装置に障害が発生したときには、該当する局内インタフェースを(n+1):n電気スイッチ手段129,130によって予備チャンネルへ接続し、装置障害に対する障害復旧を行う。
【0018】
伝送路に障害が発生したときには光スイッチング装置121,122の切替によって障害を復旧する。各波長の光スイッチング装置121,122の送信部では送信信号を現用系送信光分岐手段11で2分岐し、2つの送信経路の両方へ送出している。また、受信部は2つの受信経路から入力された光信号のうち一方を現用系受信光選択手段22で選択する構成となっている。片側の伝送路で障害が発生したときは現用系受信光選択手段22で正常な受信経路を選択して、伝送路障害に対する障害復旧を行う。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
従来の光スイッチング装置は以上のように構成されているので、図10,図11に示したB−10−230論文の従来例では、ネットワークに障害が発生していないときは現用経路と予備経路の両方の経路を別の通信に利用し、障害時に現用信号を予備経路へ迂回させるため、経路切替用に4×4の光空間スイッチ102,117を使用しているが、4×4光空間スイッチ102,117として導波路を用いたものを利用すると、これらは消光比や損失等の特性や、信頼性、消費電力の面で実用レベルに達していないという課題があった。
【0020】
一方、4×4光空間スイッチ102,117として機械式光空間スイッチを用いると、これらは特性は十分で、信頼性も実用レベルに有り、ラッチ機能を有するものでは状態保持のために電力を必要としないなどの利点があるが、1単位スイッチ部品の機能が1×2もしくは2×2に限定され、仮に2×2の単位スイッチを組み合わせて4×4光空間スイッチ102,117としての機能を実現する場合、16個の単位スイッチを組み合わせる必要があり、実装サイズが大きくなってしまうという課題があった。
【0021】
また、この従来例では、各端局装置105,118,119に接続されるすべての送受信信号が1つの光空間スイッチ102,117に接続されているため、仮にあるノードの4×4光空間スイッチ102,117が故障して交換を必要とする場合、そのノードに接続された各端局装置105,118,119を介するすべての通信が保守作業中切断されてしまうという課題があった。
【0022】
図12に示した論文B−10−85の従来例では、光スイッチング装置121,122からの出力信号を2つの送信経路へ分岐し、2経路で同一信号を送出している。このため、ネットワーク上には常に2つの経路で同じ信号が伝送されることになり、伝送路の使用効率が1/2に限定されるという課題があった。
【0023】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、必要な光空間スイッチ数を削減することにより光空間スイッチの特性および信頼性を確保したまま実装サイズをコンパクトにし、光空間スイッチに障害が起きて部品交換などの保守作業が必要となったときにもすべての通信を切断することなく、伝送路の使用効率の高い光スイッチング装置を得ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る光スイッチング装置は、WRKinポートとPRTinポートから入力された光信号を入力とし、この2つの入力を空間的に経路を切り替え又はスルー状態で2つの出力信号として出力し、この2つの出力信号のうち一方の出力信号はDrop(WRK)ポートへ接続する受信光切替手段と、受信光切替手段の他方の出力信号をオンオフしてDrop(PRT)ポートへ出力する予備系受信光ゲート手段とを有する受信部を備えたものである。
【0025】
この発明に係る光スイッチング装置は、PRTinポートから入力された光信号を入力とし、この入力を空間的に経路を切り替えて2つの出力とし、この2つの出力のうち一方の出力はDrop(PRT)ポートへ接続する予備系受信光切替手段と、予備系受信光切替手段の他方の出力とWRKinポートから入力された光信号を入力とし、この2つの入力の一方を選択してDrop(WRK)ポートへ出力する現用系受信光選択手段とを有する受信部を備えたものである。
【0026】
この発明に係る光スイッチング装置は、PRTinポートから入力された光信号を2分岐して出力する予備系受信光分岐手段と、予備系受信光分岐手段の2つの出力のうち一方の出力とWRKinポートから入力された光信号を入力とし、この2つの入力の一方を選択してDrop(WRK)ポートへ出力する現用系受信光選択手段と、予備系受信光分岐手段の他方の出力をオンオフしてDrop(PRT)ポートへ出力する予備系受信光ゲート手段とを有する受信部を備えたものである。
【0027】
この発明に係る光スイッチング装置は、WRKinポート及びAdd(WRK)ポートにそれぞれ入力された光信号をスルー又は切り替えて光スイッチング装置の送信部及び受信部にそれぞれ出力する2入力2出力の現用系Add/Drop切替手段と、PRTinポート及びAdd(PRT)ポートにそれぞれ入力された光信号をスルー又は切り替えて光スイッチング装置の送信部及び受信部にそれぞれ出力する2入力2出力の予備系Add/Drop切替手段とを備えたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による光スイッチング装置を示す構成図である。図において、1はこの実施の形態1の光スイッチング装置の現用系の入力ポート(以下、「WRKinポート」と表記する)、2は現用系の出力ポート(以下、「WRKoutポート」と表記する)、3は予備系の入力ポート(以下、「PRTinポート」と表記する)、4は予備系の出力ポート(以下、「PRToutポート」と表記する)、5は光スイッチング装置18を介して伝送路に信号を挿入または送信するための現用系のアッドポ−ト(以下、「Add(WRK)ポート」と表記する)、6は光スイッチング装置18を介して伝送路から信号を排除または受信するための現用系のドロップポート(以下、「Drop(WRK)ポート」と表記する)、7は予備系のアッドポート(以下、「Add(PRT)ポート」と表記する)、8は予備系のドロップポート(以下、「Drop(PRT)ポート」と表記する)である。
【0030】
また、18及び26はこの実施の形態1の光スイッチング装置、24は無障害時にはAdd(WRK)ポート5の入力光信号をWRKoutポート2へ、Add(PRT)ポート7の入力光信号をPRToutポート4へ出力しておき、WRKoutポート2から光信号を出力している送信側の現用経路で障害が発生したときに、Add(WRK)ポート5の入力光信号をWRKoutポート2とPRToutポート4の両方へ送信する機能を持つ送信部、23は無障害時にはWRKinポート1の入力光信号をDrop(WRK)ポート6へ、PRTinポート3の入力光信号をDrop(PRT)ポート8へ出力しておき、WRKinポート1へ光信号を伝送してくる受信側の現用経路で障害が発生したときに、PRTinポート3の入力信号をDrop(WRK)ポート6へ出力する受信部である。
【0031】
さらに、9はWRKinポート1とPRTinポート3から入力された光信号を空間的に経路切替して一方の出力光をDrop(WRK)ポート6へ出力する受信光切替手段、10は受信光切替手段9のもう一方の出力光とDrop(PRT)ポート8の間に配置され、光の透過、不透過を切り替える予備系受信光ゲート手段であり、受信光切替手段9及び予備系受信光ゲート手段10は受信部23に設けられている。
【0032】
さらに、11はAdd(WRK)ポート5に入力された光信号を2分岐してその一方をWRKoutポート2に出力する現用系送信光分岐手段、12は現用系送信光分岐手段11のもう一方の出力光とAdd(PRT)ポート7から入力される光信号の一方を選択してPRToutポート4へ出力する予備系送信光選択手段であり、現用系送信光分岐手段11と予備系送信光選択手段12とは送信部24に設けられている。
【0033】
さらに、13と19は伝送路が無障害の時に現用経路を介して通信を行う現用端局装置、14と20は同じく予備経路を介して通信を行う予備端局装置、15は光スイッチング装置18のWRKinポート1と光スイッチング装置26のWRKoutポートとを接続する現用受信経路、16は光スイッチング装置18のPRToutポート4と光スイッチング装置26のPRTinポートとを接続する予備送信経路、17は光スイッチング装置18のPRTinポート3と光スイッチング装置26のPRToutポートとを接続する予備受信経路、25は光スイッチング装置18のWRKoutポート2と光スイッチング装置26のWRKinポートとを接続する現用送信経路である。
【0034】
次に動作について説明する。
この実施の形態1においては、対向する2つの光スイッチング装置18,26が現用送信経路25,現用受信経路15と予備送信経路16,予備受信経路17を介して接続されており、各光スイッチング装置18,26には現用端局装置13,19と予備端局装置14,20が接続されている。
【0035】
障害が発生していないときは、現用端局装置13から出力された光信号はAdd(WRK)ポート5から光スイッチング装置18へ入力され、現用系送信光分岐手段11、WRKoutポート2、現用送信経路25、光スイッチング装置26を介して現用端局装置19へ到達する。逆に、現用端局装置19から出力された現用光信号は、光スイッチング装置26、現用受信経路15、WRKinポート1を介して光スイッチング装置18の受信光切替手段9に入射する。受信光切替手段9は現用受信経路15に障害が発生したときに内部の光伝送路をクロス状態にして受信経路を切り替えるためのものであるが、無障害時にはスルー状態となっており、WRKinポート1からの信号はDrop(WRK)ポート6を介して現用端局装置13へ到達し、現用端局装置13,19間に双方向の通信経路が設定される。
【0036】
一方、無障害時には予備送信経路16,予備受信経路17を使用して予備端局装置14,20間にも通信経路を設定することが可能である。予備端局装置14から光スイッチング装置18へ入力された光信号は、スルー状態に設定された予備系送信光選択手段12、PRToutポート4、予備送信経路16、光スイッチング装置26を介して予備端局装置20へ到達する。逆に予備端局装置20から送出される光信号は、光スイッチング装置26、予備受信経路17を介してPRTinポート3へ入力され、スルー接続状態の受信光切替手段9から予備系受信光ゲート手段10へ接続され、透過状態の予備系受信光ゲート手段10を透過して予備端局装置14へ到達することで、予備端局装置14,20間に双方向の通信経路が設定される。予備端局装置14,20間では現用端局装置13,19間の通信とは異なる信号を送受信することが可能なため、無障害時には現用送信経路25,現用受信経路15と予備送信経路16,予備受信経路17双方の伝送容量をすべて活用することが可能となる。
【0037】
現用経路の伝送路に障害が発生した場合は、光スイッチング装置18,26を切替えて、現用経路を使用していた通信を予備経路側へ迂回し、通信を救済する。
始めに、WRKinポート1に接続されている現用受信経路15に障害が発生したケースを考える。
対向局である現用端局装置19側では送出光信号を光スイッチング装置26において2分岐し、現用受信経路15および予備受信経路17の両方へ送出する。この時、予備端局装置20からの送信信号は廃棄される。光スイッチング装置18の受信部23では、現用受信経路15からの信号が障害状態にあるため、予備受信経路17側からの信号を現用端局装置13に接続するため、受信光切替手段9をクロス状態とし、障害を復旧する。
【0038】
受信光切替手段9の切替に伴い、現用受信経路15からの光信号が不透過状態の予備系受信光ゲート手段10へ経路切替され、予備系受信光ゲート手段10のゲート機能によって廃棄される。これは、無障害時に予備端局装置20からの光信号を受信していた予備端局装置14が、現用受信経路15における障害の復旧に伴って現用端局装置19からの光信号を受信してしまうことを防ぐためである。とくに、無障害時に現用端局装置13,19間と予備端局装置14,20間で異なる通信を行っている場合には、本ゲート機能は誤接続を避けるために必須となる。
【0039】
次にWRKoutポート2に接続されている現用送信経路25に障害が発生したケースを考える。光スイッチング装置18の送信部24は無障害時には予備系送信光選択手段12をスルー状態とし、PRToutポート4へはAdd(PRT)ポーと7から入力される予備端局装置14の送出信号を予備送信経路16に出力しているが、現用送信経路25に障害が発生した場合は、現用端局装置13の通信を救済するために、予備端局装置14の送出信号を廃棄する。予備系送信光選択手段12をクロス状態とすることで、現用系送信光分岐手段11で分岐された現用端局装置13の送出信号をWRKoutポート2およびPRToutポート4の両方へ送出する(ブリッジ動作)。現用送信経路25と予備送信経路16の両経路で送信された光信号は、光スイッチング装置26において予備送信経路16を経由した光信号が選択され、現用端局装置19へ接続されることで、現用送信経路25の障害による現用端局装置13,19間の通信は復旧される。
【0040】
以上のように、この実施の形態1によれば、無障害状態においては現用送信経路25,現用受信経路15と予備送信経路16,予備受信経路17のすべての伝送容量を通信に使用することが可能で、現用信号が通っている現用送信経路25又は現用受信経路15に障害が発生したときには、予備送信経路16,予備受信経路17に流れていた予備系の通信を廃棄して現用系の通信を予備送信経路16,予備受信経路17に迂回させることで、現用系の通信を救済できるという効果が得られる。
【0041】
また、この実施の形態1で必要となる光空間スイッチ数は送信部24に1×2光空間スイッチ(予備系送信光選択手段12)が一つ、受信部23に2×2光空間スイッチ(受信光切替手段9)が1つ、光ゲートスイッチ(予備系受信光ゲート手段10)が1つと少なく、実装サイズを小さく抑えることが可能であるという効果が得られる。
【0042】
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2による光スイッチング装置を示す構成図である。なお、以下の実施の形態に関する図面において、それより前に説明した実施の形態の構成要素と同一の構成要素には同一の参照番号を付けてその説明を省略する。
【0043】
図2において、21はPRTinポート3から入力された光信号を空間的に経路切替して一方の出力光をDrop(PRT)ポート8へ出力する予備系受信光切替手段、22は予備系受信光切替手段21のもう一方の出力光とWRKinポート1から入力される光信号の一方を選択してDrop(WRK)ポート6へ出力する現用系受信光選択手段である。また、23aは予備系受信光切替手段21及び現用系受信光選択手段22からなる受信部、18aは送信部24、受信部23a、WRKinポート1、WRKoutポート2、PRTinポート3、PRToutポート4、Add(WRK)ポート5、Drop(WRK)ポート6、Add(PRT)ポート7、及びDrop(PRT)ポート8を備えたこの実施の形態2の光スイッチング装置である。
【0044】
次に動作について説明する。
この実施の形態2の光スイッチング装置18aは、無障害時に現用送信経路25,現用受信経路15と予備送信経路16,予備受信経路17の全伝送容量を通信に使用できること、障害切替時に予備端局装置14で誤接続が生じないよう光を遮断する機能を含め、切替機能は実施の形態1の光スイッチング装置と全く同じであり、受信部23aの構成のみが異なる。
【0045】
受信部23aは2つの2×1光空間スイッチ(予備系受信光切替手段21と現用系受信光選択手段22)によって構成される。まず、無障害時には予備系受信光切替手段21,現用系受信光選択手段22双方ともスルー接続状態にあり、WRKinポート1/Drop(WRK)ポート6間、PRTinポート3/Drop(PRT)ポート8間が接続されている。
【0046】
現用受信経路15で障害が発生すると、予備系受信光切替手段21,現用系受信光選択手段22は双方ともクロス接続状態となり、PRTinポート3とDrop(WRK)ポート6が接続される。WRKinポート1から入射される光信号は現用系受信光選択手段22から出力されず、予備端局装置14が接続されているDrop(PRT)ポートへ8は光信号は出力されない。こうして現用受信経路15で障害が発生したときに予備端局装置14へ現用端局装置19からの信号が接続されることを防ぎ、誤接続を回避することができる。
【0047】
以上のように、この実施の形態2によれば、無障害状態においては現用送信経路25,現用受信経路15と予備送信経路16,予備受信経路17のすべて経路の伝送容量を通信に使用することが可能で、現用信号が通っている経路に障害が発生したときには、予備送信経路16,予備受信経路17に流れていた予備系の通信を廃棄して現用系の通信を予備送信経路16,予備受信経路17に迂回させることで、現用系の通信を救済できる効果が得られる。
【0048】
また、必要となる光空間スイッチ数は送信部に1×2光空間スイッチが1つ(予備系送信光選択手段12)、受信部に1×2光空間スイッチが2つ(予備系受信光切替手段21,現用系受信光選択手段22)と少なく、実装サイズも小さく抑えることが可能であるという効果が得られる。
【0049】
さらに、光スイッチング装置18a内部で各ポートから入出力される光信号が通過する光部品を追うと、無障害時にはすべての光部品が一つの光信号のみを透過していることが判る。例えば、現用系送信光分岐手段11はAdd(WRK)ポート5からの入力信号のみを透過し、現用系受信光選択手段22はWRKinポート1からの入力信号のみを透過している。このことから、無障害時の各信号経路は、別々の基板に実装することが可能となり、基板交換などの保守時にすべてのサービスが断状態になることを回避することができる。仮に予備系受信光切替手段21と現用系受信光選択手段22を別基板に実装し、予備系受信光切替手段21のみが故障して取り替えが必要となった場合、故障基板を抜去しても現用系受信光選択手段22は残るため現用受信経路15までが切断されてしまうことを回避できるという効果も得られる。
【0050】
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3による光スイッチング装置を示す構成図である。図において、31はPRTinポート3から入力された光信号を2分岐する予備系受信光分岐手段、32は予備系受信光分岐手段31の一方の出力光とDrop(PRT)ポート8の間に配置され、光の透過、不透過を切り替える予備系受信光ゲート手段である。この実施の形態3においては、現用系受信光選択手段22は予備系受信光分岐手段31のもう一方の出力光とWRKinポート1から入力される光信号の一方を選択してDrop(WRK)ポート6へ出力するように配置されている。また、23bは予備系受信光分岐手段31,予備系受信光ゲート手段32,及び現用系受信光選択手段22から成る受信部、18bは送信部24、受信部23b、WRKinポート1、WRKoutポート2、PRTinポート3、PRToutポート4、Add(WRK)ポート5、Drop(WRK)ポート6、Add(PRT)ポート7、及びDrop(PRT)ポート8を備えたこの実施の形態3の光スイッチング装置である。
【0051】
次に動作について説明する。
この実施の形態3の光スイッチング装置18bは、無障害時に現用送信経路25,現用受信経路15と予備送信経路16,予備受信経路17の全伝送容量を通信に使用できること、障害切替時に予備端局装置14で誤接続が生じないよう光を遮断する機能を含め、切替機能は実施の形態1および2の光スイッチング装置と全く同じであり、受信部23bの構成のみが異なる。
【0052】
予備受信経路17からのPRTinポート3へ入射された光信号は、予備系受信光分岐手段31で分岐される。現用系受信光選択手段22はWRKinポート1またはPRTinポート3からの光信号の一方を選択してDrop(WRK)ポート6へ出力することができ、現用端局装置13へは現用受信経路15もしくは予備受信経路17のどちらからの光信号も接続することが可能である。また、Drop(PRT)ポート8へは、PRTinポート3へ入力された信号を接続するか、予備系受信光ゲート手段32を断状態として光信号を出力しないかを選択することができる。よって、無障害時には予備受信経路17からの光信号を接続し、現用受信経路15の障害時には光信号を断状態とすることで、予備端局装置14へ現用端局装置19からの信号を誤接続してしまうことを避けることができる。
【0053】
以上のように、この実施の形態3によれば、無障害状態においては現用送信経路25,現用受信経路15と予備送信経路16,予備受信経路17のすべての伝送容量を通信に使用することが可能で、現用信号が通っている経路に障害が発生したときには、予備送信経路16,予備受信経路17に流れていた予備系の通信を廃棄して現用系の通信を予備送信経路16,予備受信経路17に迂回することで、現用系の通信を救済できるという効果が得られる。
【0054】
また、必要となる光スイッチ数は送信部24に1×2光空間スイッチが1つ(予備系送信光選択手段12)、受信部23bに1×2光空間スイッチが1つ(現用系受信光選択手段22)、光ゲートスイッチが1つ(予備系受信光ゲート手段32)と少なく、実装サイズも小さく抑えることが可能であるという効果も得られる。
【0055】
さらに、光スイッチング装置18b内部で各ポートから入出力される光信号が通過する光部品を追うと、無障害時にはすべての光部品が一つの光信号のみを透過しているため、無障害時の各信号経路は別々の基板に実装することが可能となり、基板交換などの保守時にすべてのサービスが断状態になることを回避することができるという効果も得られる。
【0056】
実施の形態4.
図4はこの発明の実施の形態4による光スイッチング装置を示す構成図である。図4において、41は2×2の現用系Add/Drop切替手段であり、入力側の2入力はWRKinポート1及びAdd(WRK)ポート5とそれぞれ接続され、出力側2入力は現用系受信光選択手段22及び現用系送信光分岐手段11とそれぞれ接続され、スルー又はクロス状態を取ることにより入力側2入力を出力側2入力とスルー又は切り替えて接続する。42は2×2の予備系Add/Drop切替手段であり、入力側の2入力はPRTinポート3及びAdd(PRT)ポート7とそれぞれ接続され、出力側2入力は予備系受信光分岐手段31及び予備系送信光選択手段12とそれぞれ接続され、スルー又はクロス状態を取ることにより入力側2入力を出力側2入力とスルー又は切り替えて接続する。
【0057】
次に動作について説明する。
実施の形態1,実施の形態2,および実施の形態3では対向する2つの光スッチング装置間の伝送路切替について説明してきたが、図10,図11に示した従来例の様なAdd/Dropリングネットワークでは2つ以上の装置がリング状に接続され、信号をネットワークの伝送路状に挿入または送出(以下、この動作を「Add」と表記する)又は伝送路から信号を排除または受信(Drop)しない装置はそのまま光信号を透過するパススルー状態とすることで、Add/Dropを行っている任意の2個の光スイッチング装置間の通信経路を設定している。この実施の形態4では、Add/Dropリングネットワークに適用することを目的としており、WRKinポート1とWRKoutポート2、PRTinポート3とPRToutポート4を相互接続し、WRKinポート1をDrop(WRK)ポート6に、またAdd(WRK)ポート5をWRKoutポート2に、さらにPRTinポート3をDrop(PRT)ポート8に、Add(PRT)ポート7をPRToutポート4にそれぞれ接続しないパススルー状態を実現する。
【0058】
図5にリングネットワークの接続形態の一例を示す。図において、51〜54は現用端局装置、55は現用の送受信経路である双方向現用経路、56は予備の送受信経路である双方向予備経路である。この接続形態ではAdd/Dropリングネットワークが4つの光スイッチング装置18cで構成されている。現用端局装置51と現用端局装置52の間では、現用経路55を介して双方向の通信が行われている。
【0059】
通信に関与している現用端局装置51および52を収容している光スイッチング装置18cは現用経路55へ信号を送受信しているAdd/Drop状態であり、通信に関与していないそれ以外の現用端局装置53,54を収容する光スイッチ装置18cは両方向の現用経路同士および予備経路56同士を接続しAdd/Drop接続を行わないパススルー状態である。
【0060】
仮に現用端局装置51と現用端局装置52の間を結ぶ現用経路55に障害が発生した場合は、Add/Drop状態にある2つの光スイッチング装置18cが障害切替えを実施し、通信経路を予備経路56側へ切替えることで通信を救済する。この時、通信に関与していない現用端局装置53,54を収容している光スイッチング装置18cはパススルー状態を継続する。
【0061】
光スイッチング装置18cをパススルー状態とするか、Add/Drop状態とするかの切替えは、図4における現用系Add/Drop切替手段41と、予備系Add/Drop切替手段42で行う。現用系Add/Drop切替手段41と、予備系Add/Drop切替手段42がクロス状態のときは、WRKinポート1およびPRTinポート3へ入射した光は各Add/Drop切替手段41,42を透過し、送信部24へ入力される。予備系送信光選択手段12がスルー状態であれば、各入力信号はWRKoutポート2とPRToutポート4へ出力され、WRKinポート1とWRKoutポート2、PRTinポート3とPRToutポート4の各ポートがそれぞれ接続され、光スイッチング装置18cはパススルー状態となる。
【0062】
光スイッチング装置18cをAdd/Drop状態とするためには各Add/Drop切替手段41,42をスルー状態とする。現用系Add/Drop切替手段41の切替えによって現用系信号のAdd/Drop状態/パススルー状態を切替えることができ、予備系Add/Drop切替手段42の切替えによって予備系信号のAdd/Drop状態/パススルー状態を切替えることができる。
【0063】
このようなリング状のネットワークにおいて障害が発生した場合、障害発生の位置によって切替えのパターンを変化させる必要がある。図6には現用送信経路25に障害が発生した場合の切替えパターン例を、図7には逆の現用受信経路15で障害が発生した場合の切替えパターン例を示す。いずれも、予備系送信光選択手段12と、現用系受信光選択手段22の切替えによって、切替パターンの異なる動作が実現できる。
【0064】
すなわち、図6に示すように、現用送信経路25に障害が発生した場合には、現用端局装置13から光信号を送信するには、Add(WRK)ポート5,現用系Add/Drop切替手段41,現用系送信光分岐手段11,予備系送信光選択手段12,PRToutポート4を介して予備送信経路16に光信号を送出し、光信号を受信するには、現用受信経路15から,WRKinポート1,現用系Add/Drop切替手段41,現用系受信光選択手段22,Drop(WRK)ポート6を介して現用端局装置13に受信するか、あるいは、予備受信経路17から、PRTinポート3,予備系Add/Drop切替手段42,予備系受信光分岐手段31,予備系受信光ゲート手段32,Drop(PRT)ポート8を介して予備端局装置14に受信する。
【0065】
また、図7に示すように、現用受信経路15に障害が発生した場合に現用端局装置13で光信号を受信するには、予備受信経路17を介して伝送されてくる光信号を、PRTinポート3から受け入れて、予備系Add/Drop切替手段42,予備系受信光分岐手段31,現用系受信光選択手段22,Drop(WRT)ポート6を介して現用端局装置13で受信する。また、光信号を送信するには、現用端局装置13からAdd(WRK)ポート5,現用系Add/Drop切替手段41,現用系送信光分岐手段11,WRKoutポート2を介して現用送信経路25に送出するか、あるいは、予備端局装置14からAdd(PRT)ポート7,予備系Add/Drop切替手段42,予備系送信光選択手段12,PRToutポート4を介して予備送信経路16に送出する。
【0066】
なお、この実施の形態4においては、受信部の構成として実施の形態3の受信部23bを用いたが、実施の形態1または2による受信部23,または23bの構成を用いても同様の動作を実現することができる。
【0067】
以上のように、この実施の形態4によれば、無障害時には現用送信経路25,現用受信経路15と予備送信経路16,予備受信経路17の全伝送容量を利用することができ、障害発生時には予備送信経路16又は予備受信経路17へ現用送信経路25,現用受信経路15の通信を迂回させることにより通信を救済することが可能であるという効果が得られる。
【0068】
また、この実施の形態4でAdd/Drop機能を付加しても、実施の形態1〜3で必要であった光空間スイッチ数に加え、2×2光空間スイッチ2個(現用系Add/Drop切替手段41,予備系Add/Drop切替手段42)の追加で光スイッチング装置18cを構成する事ができ、従来例1に比し単位スイッチ数が小さく、実装を小型化することができる効果も得られる。
【0069】
さらに、この実施の形態4において、Add/Drop機能付加のために追加した現用系Add/Drop切替手段41,予備系Add/Drop切替手段42は現用系と予備系に対応した個別の光空間スイッチによって構成されており、現用系と予備系で別基板に実装することが可能である。このため、片系のAdd/Drop切替手段で故障が発生し、基板抜去を伴う保守が必要となった場合にも、他方の経路をサポートする光空間スイッチまで抜く必要がなく、故障していない系でのサービス断を回避することができる効果も得られる。
【0070】
参考例.
図8はこの発明の参考例による光スイッチング装置を示す構成図である。図において、18dはこの参考例の光スイッチング装置、81はWest側の伝送路の同一区間で現用経路と予備経路を切り替えるスパン切替手段、82はEast側のスパン切替手段、83と84は伝送路の区間自体を切り替えるリング切替手段(第1,第2のリング切替手段)、85,86は現用端局装置、87はWest側PRTin/outポート、88はWest側WRKin/outポート、89はEast側PRTin/outポート、90はEast側WRKin/outポート、91はWest側Add/Drop(PRT)ポート(Add(PRT)ポート,Drop(PRT)ポート)、92はWest側Add/Drop(WRK)ポート(Add(WRK)ポート、Drop(WRK)ポート)、93はEast側Add/Drop(PRT)ポート(Add(PRT)ポート、Drop(PRT)ポート)、94はEast側Add/Drop(WRK)ポート(Add(WRK)ポート、Drop(WRK)ポート)、95は現用経路、96は予備経路である。
【0071】
次に動作について説明する。
この参考例においては、光スイッチング装置18dのWest側Add/Drop(WRK)ポート92に接続されている現用端局装置85と、現用端局装置86が、リング切替手段83,West側スパン切替手段81および現用経路95を経由して双方向で接続されている。
【0072】
現用端局装置85の接続された光スイッチング装置18dと現用端局装置86の接続された光スイッチング装置18dの間の現用経路95で障害が発生した場合は、同一区間の予備経路96が正常であればスパン切替手段81において実施の形態1〜4で説明した手順によってスパン切替が実施される。スパン切替は障害区間を挟む2つの光スイッチング装置18d間で実行する事ができ、通信を行うエンドノード間で複数の現用経路障害が起きた場合にも該当区間でそれぞれスパン切替を行うことで障害の復旧が可能である。図11の(2)に示した従来例では、伝送路115のみに障害が発生した際に、通信を行っているエンドノードにおいて経路切替をおこなっていた。この場合たとえばノード113と112の間では伝送路115に、ノード112と111の間では伝送路116に障害が発生してしまうと、ノード112を経由した通信経路は確保できなくなってしまう。この実施の形態5では隣接ノード間の経路毎にスパン切替を個別に実施するため、上記のような障害パターンに置いても復旧経路の確保が可能となる利点がある。
【0073】
図9にリング切替時の切替状態の一例について図示する。同一区間の現用経路95と予備経路96に同時に障害が発生すれば、リング切替手段83において逆周りの予備経路96への切替が実施され、通信が救済される。このリング切替機能は図11の(3)に示した従来例の切替と同等である。
【0074】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、送信部に現用系送信光分岐手段と予備系送信光選択手段を設け、受信部に受信光切替手段と予備系受信光ゲート手段を設けるように構成したので、予備系受信光ゲート手段は、無障害時に予備経路にエキストラトラフィックなどの現用系と異なる信号を流している場合に、現用経路に障害が発生して障害切替が行われたときにも、Drop(PRT)ポートへ現用系の信号が誤接続されてしまい問題が起きないよう、Drop(PRT)ポートへ出力される光信号を切断することができる。このため、無障害時には現用経路、予備経路の全伝送容量を通信に使用することができ、伝送路の使用効率を高めることができるという効果がある。また、受信部のスイッチ構成は2×2光空間スイッチ1個と光ゲートスイッチ1個で構成でき、実装規模の削減が図れる効果がある。スイッチ数が少ないことから、特性、機能面で有用な機械式光スイッチでも十分現実的な大きさで実装することが可能となる。さらに、送信部構成では、現用系の信号が通る光部品と予備系の信号が通る光部品を物理的に分割することが可能となり、装置保守の面で信頼性が向上するメリットがある。さらに、また、送信部のスイッチ構成はカプラ1個、1×2光空間スイッチ1個で構成でき、実装規模の削減が図れる効果がある。スイッチ数が少ないことから、特性、機能面で有用な機械式光スイッチでも十分現実的な大きさで実装することが可能となる効果がある。
【0075】
この発明によれば、受信部に予備系受信光切替手段と現用系受信光選択手段を設けるように構成したので、現用系受信光選択手段は、現用受信経路にて障害が発生し、予備受信経路からの光信号を選択するように切替えたとき、入力されている現用受信経路からの光信号を遮断する働きがあり、予備系受信光切替手段は障害切替時にDrop(PRT)ポートへ光信号を出力しない。このため、無障害時には現用経路、予備経路の全伝送容量を通信に使用することができ、伝送路の使用効率を高めることができる。また、無障害時に現用経路の信号が通過する光部品と、予備経路の信号が通過する光部品を物理的に分離することが可能となる。この効果により、光スイッチを搭載する基板を現用経路と予備経路で分割実装することが可能である。光スイッチ素子等に故障が発生したときには例えば予備経路をつないだまま現用経路の乗った実装基板だけを交換するといった保守が可能となるケースがあり、装置の信頼性向上が図れる。さらに、受信部のスイッチ構成は1×2光空間スイッチ2個で構成でき、実装規模の削減が図れる効果がある。スイッチ数が少ないことから、特性、機能面で有用な機械式光スイッチでも十分現実的な大きさで実装することが可能となる。さらに、送信部構成では、現用系の信号が通る光部品と予備系の信号が通る光部品を物理的に分割することが可能となり、装置保守の面で信頼性が向上するメリットがある。さらに、送信部のスイッチ構成はカプラ1個、1×2光空間スイッチ1個で構成でき、実装規模の削減が図れる効果がある。スイッチ数が少ないことから、特性、機能面で有用な機械式光スイッチでも十分現実的な大きさで実装することが可能となるなどの効果がある。
【0076】
この発明によれば、受信部に予備系受信光分岐手段,現用系受信光選択手段及び予備系受信光ゲート手段を設けるように構成したので、予備系受信光ゲート手段は、現用受信経路にて障害が発生し現用受信経路からの光信号が入力されてきたとき、入力されている光信号を遮断しDrop(PRT)ポートへ光信号を出力しない。このため、無障害時には現用経路、予備経路の全伝送容量を通信に使用することができ、伝送路の使用効率を高めることができる。また、無障害時に現用経路の信号が通過する光部品と、予備経路の信号が通過する光部品を物理的に分離することが可能となる。この効果により、光スイッチを搭載する基板を現用経路と予備経路で分割実装することが可能である。光スイッチ素子等に故障が発生したときには例えば予備経路をつないだまま現用経路の乗った実装基板だけを交換するといった保守が可能となるケースがあり、装置の信頼性向上が図れる。さらに、受信部のスイッチ構成はカプラ1個、1×2光空間スイッチ1個、光ゲートスイッチ1個で構成でき、実装規模の削減が図れる効果がある。スイッチ数が少ないことから、特性、機能面で有用な機械式光スイッチでも十分現実的な大きさで実装することが可能となる。さらに、送信部構成では、現用系の信号が通る光部品と予備系の信号が通る光部品を物理的に分割することが可能となり、装置保守の面で信頼性が向上するメリットがある。また、送信部のスイッチ構成はカプラ1個、1×2光空間スイッチ1個で構成でき、実装規模の削減が図れる効果がある。スイッチ数が少ないことから、特性、機能面で有用な機械式光スイッチでも十分現実的な大きさで実装することが可能となるなどの効果がある。
【0077】
この発明によれば、現用系Add/Drop切替手段と予備系Add/Drop切替手段を設けるように構成したので、Add/Drop切替え手段は、2×2光スイッチ2個でAdd/Drop切替えを簡易に実現でき、リングネットワークへ適用する光スイッチング装置を少ない単位光スイッチ数で構成することが可能で、実装サイズを小さくできる効果がある。また、無障害時には現用経路、予備経路の全伝送容量を利用することができるため、伝送路の利用効率を高めることができる。さらに、この光スイッチング装置の適用により、複数のノードが接続されたリングネットワークにおいて任意のノード間を双方向に接続することが可能となり、ネットワークの柔軟性が向上するなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による光スイッチング装置を示す構成図である。
【図2】この発明の実施の形態2による光スイッチング装置を示す構成図である。
【図3】この発明の実施の形態3による光スイッチング装置を示す構成図である。
【図4】この発明の実施の形態4による光スイッチング装置を示す構成図である。
【図5】実施の形態4による光スイッチング装置を用いて形成したリングネットワークの接続形態の一例を示す図である。
【図6】実施の形態4による光スイッチング装置を用いて形成したリングネットワークの現用送信経路に障害が発生した場合の切替えパターンの例を示す図である。
【図7】実施の形態4による光スイッチング装置を用いて形成したリングネットワークの現用受信経路で障害が発生した場合の切替えパターン例を示す図である。
【図8】この発明の参考例による光スイッチング装置を示す構成図である。
【図9】参考例による光スイッチング装置を用いたリングネットワークにおけるリング切替時の切替状態の一例を示す図である。
【図10】従来の光スイッチング装置の一例を示す構成図である。
【図11】図10の光スイッチング装置における障害発生時の経路切替動作を示した動作図である。
【図12】従来の光スイッチング装置の他の例を示す構成図である。
Claims (4)
- 現用送信経路を接続するWRKoutポートと、現用受信経路を接続するWRKinポートと、予備送信経路を接続するPRToutポートと、予備受信経路を接続するPRTinポートと、現用端局装置の送信部を接続するAdd(WRK)ポートと、前記現用端局装置の受信部を接続するDrop(WRK)ポートと、予備端局装置の送信部を接続するAdd(PRT)ポートと、予備端局装置の受信部を接続するDrop(PRT)ポートを有する光スイッチング装置において、
前記Add(WRK)ポートへ入力された光信号を前記WRKoutポートと前記PRToutポートへ分岐出力する現用系送信光分岐手段と、前記PRToutポートへ該現用系送信光分岐手段の一方の出力または前記Add(PRT)ポートへ入力された光信号の一方を選択して出力するための予備系送信光選択手段とを有する送信部と、
前記WRKinポートと前記PRTinポートから入力された光信号を入力とし、2つの該入力を空間的に経路を切り替え又はスルー状態で2つの出力信号として出力し、該2つの出力信号のうち一方の出力信号は前記Drop(WRK)ポートへ接続する受信光切替手段と、該受信光切替手段の他方の出力信号をオンオフして前記Drop(PRT)ポートへ出力する予備系受信光ゲート手段とを有する受信部とを備えたことを特徴とする光スイッチング装置。 - 現用送信経路を接続するWRKoutポートと、現用受信経路を接続するWRKinポートと、予備送信経路を接続するPRToutポートと、予備受信経路を接続するPRTinポートと、現用端局装置の送信部を接続するAdd(WRK)ポートと、前記現用端局装置の受信部を接続するDrop(WRK)ポートと、予備端局装置の送信部を接続するAdd(PRT)ポートと、前記予備端局装置の受信部を接続するDrop(PRT)ポートを有する光スイッチング装置において、
前記Add(WRK)ポートへ入力された光信号を前記WRKoutポートと前記PRToutポートへ分岐出力する現用系送信光分岐手段と、前記PRToutポートへ該現用系送信光分岐手段の一方の出力またはAdd(PRT)ポート入力信号の一方を選択して出力するための予備系送信光選択手段とを有する送信部と、
前記PRTinポートから入力された光信号を入力とし、該入力を空間的に経路を切り替えて2つの出力とし、該2つの出力のうち一方の出力は前記Drop(PRT)ポートへ接続する予備系受信光切替手段と、該予備系受信光切替手段の他方の出力と前記WRKinポートから入力された光信号を入力とし、2つの該入力の一方を選択して前記Drop(WRK)ポートへ出力する現用系受信光選択手段とを有する受信部とを備えたことを特徴とする光スイッチング装置。 - 現用送信経路を接続するWRKoutポートと、現用受信経路を接続するWRKinポートと、予備送信経路を接続するPRToutポートと、予備受信経路を接続するPRTinポートと、現用端局装置の送信部を接続するAdd(WRK)ポートと、前記現用端局装置の受信部を接続するDrop(WRK)ポートと、予備端局装置の送信部を接続するAdd(PRT)ポートと、前記予備端局装置の受信部を接続するDrop(PRT)ポートとを有する光スイッチング装置において、
前記Add(WRK)ポートへ入力された光信号を前記WRKoutポートと前記PRToutポートへ分岐出力する現用系送信光分岐手段と、前記PRToutポートへ該現用系送信光分岐手段の一方の出力または前記Add(PRT)ポートへ入力された光信号の一方を選択して出力するための予備系送信光選択手段とを有する送信部と、
前記PRTinポートから入力された光信号を2分岐して出力する予備系受信光分岐手段と、該予備系受信光分岐手段の2つの出力のうち一方の出力と前記WRKinポートから入力された光信号を入力とし、該2つの入力の一方を選択して前記Drop(WRK)ポートへ出力する現用系受信光選択手段と、前記予備系受信光分岐手段の他方の出力をオンオフして前記Drop(PRT)ポートへ出力する予備系受信光ゲート手段とを有する受信部とを備えたことを特徴とする光スイッチング装置。 - WRKinポート及びAdd(WRK)ポートにそれぞれ入力された光信号をスルー又は切り替えて光スイッチング装置の送信部及び受信部にそれぞれ出力する2入力2出力の現用系Add/Drop切替手段と、
PRTinポート及びAdd(PRT)ポートにそれぞれ入力された光信号をスルー又は切り替えて前記光スイッチング装置の前記送信部及び前記受信部にそれぞれ出力する2入力2出力の予備系Add/Drop切替手段とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の光スイッチング装置。
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