JP3551001B2 - カムシャフトの回転検出センサ - Google Patents
カムシャフトの回転検出センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3551001B2 JP3551001B2 JP1754498A JP1754498A JP3551001B2 JP 3551001 B2 JP3551001 B2 JP 3551001B2 JP 1754498 A JP1754498 A JP 1754498A JP 1754498 A JP1754498 A JP 1754498A JP 3551001 B2 JP3551001 B2 JP 3551001B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camshaft
- valve
- oil
- cam
- rotating plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
- F01L1/3442—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
- F01L2001/34423—Details relating to the hydraulic feeding circuit
- F01L2001/34426—Oil control valves
- F01L2001/34433—Location oil control valves
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの吸気バルブおよび排気バルブを駆動するカムシャフトの回転を検出するカムシャフトの回転検出センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平9−250311号公報に示されるように、エンジンの吸気バルブまたは排気バルブを駆動するカムシャフトの端部に、バルブの作動タイミングを調節するバルブタイミング調節機構(位相変更機構)が設けられたエンジンのバルブタイミング変更装置において、上記バルブタイミング調節機構に作動油圧を供給するためのオイル通路をカムシャフトに形成し、このオイル通路から供給される作動油圧に応じてバルブタイミング調節機構を作動させることにより、エンジンの出力軸に対するカムシャフトの回転位相を調節することが行なわれている。
【0003】
上記バルブタイミング調節機構を有するエンジンには、カムシャフトに取り付けられた回転板と、シリンダヘッドカバーに取り付けられたカムポジションセンサからなる検知手段とからなるカムシャフトの回転検出センサが設けられている。この回転検出センサは、上記検知手段によって回転板の被検知部を検知することにより、カムシャフトの回転位相を検出するように構成されている。そして、上記回転検出センサの検出信号に基づき、バルブの作動タイミングをエンジンの運転状態に対応して設定されたバルブの目標作動タイミングに一致させるフィードバック制御が実行されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記被検知部を有する回転板をカムシャフトの端部に取り付けるように構成した場合には、その分だけカムシャフトが長くなってエンジンの全長が大きくなるという問題がある。また、上記回転板をカムシャフトの中央部に取り付けるように構成した場合には、回転板の設置部を指向するようにシリンダヘッドカバーに取り付けられたカムポジションセンサからなる検知手段がエンジン本体の熱影響を受け易い位置に配設されるとともに、上記カムシャフトを鋳造によって形成した場合に、このカムシャフトに突設された複数のカム体の間に上記回転板を取り付けることが困難であるという問題がある。
【0005】
さらに、上記カムシャフトの設置部を覆うように取り付けられるシリンダヘッドカバーの製作誤差等により、カムシャフトの設置高さと、シリンダヘッドカバーの設置高さとの間隔にバラツキが生じた場合には、シリンダヘッドカバーに取り付けられた検知手段と、上記カムシャフトに取り付けられた回転板の被検知部との間隔を適正距離に設定することができなくなって、上記回転検出センサの検出精度が低下するという問題があった。また、上記シリンダヘッドカバーの上壁部には、上記バルブタイミング調節機構に対する作動油圧の給排を制御するオイルコントロールバルブが取り付けられ、上記シリンダヘッドカバーの側壁部には、吸気マニホールドおよび排気マニホールドが取り付けられているため、これらに干渉しないように上記検知手段を配設しなければならず、この検知手段に設置位置が制限されるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記のような事情に鑑み、被検知部を有する回転板をカムシャフトの適正位置に取り付けてカムシャフトの回転を精度よく検出することができるカムシャフトの回転検出センサを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、エンジンの吸気バルブまたは排気バルブを駆動するカムシャフトに取り付けられた回転板と、シリンダヘッドカバーに取り付けられた電磁ピックアップセンサからなる検知手段とを有し、この検知手段によって上記回転板の外周部に設けられた被検知部を検知することにより、カムシャフトの回転を検出するカムシャフトの回転検出センサであって、カムシャフトの一端部側に設けられたジャーナル部と、カムシャフトの中央部側に設けられたカム体の設置部との間に上記回転板を配設するとともに、オイル通路が形成されたカムシャフトの一端部にバルブの作動タイミングを調節するバルブタイミング調節機構を配設し、その上方に、バルブタイミング調節機構に対する作動油圧の給排を制御するオイルコントロールバルブからなるオイル供給手段を設置し、このオイル供給手段に隣接した位置において上記検知手段をカム軸と直交する平面に対して傾斜させた状態で設置するとともに、上記回転板に、検知手段の設置方向に対応して斜め向きに延びる被検知部を設けたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、エンジンの吸気バルブまたは排気バルブを駆動するカムシャフトに取り付けられた回転板と、シリンダヘッドカバーに取り付けられた電磁ピックアップセンサからなる検知手段とを有し、この検知手段によって上記回転板の外周部に設けられた被検知部を検知することにより、カムシャフトの回転を検出するカムシャフトの回転検出センサであって、カムシャフトの一端部側に設けられたジャーナル部と、カムシャフトの中央部側に設けられたカム体の設置部との間に上記回転板を配設するとともに、オイル通路が形成されたカムシャフトの一端部にバルブの作動タイミングを調節するバルブタイミング調節機構を配設し、その上方に、バルブタイミング調節機構に対する作動油圧の給排を制御するオイルコントロールバルブからなるオイル供給手段を設置し、このオイル供給手段に隣接した位置において上記検知手段をカムシャフトの上方に配設するとともに、先端部がカムシャフトの端部側を向くように上記検出手段をカム軸と直交する平面に対して傾斜させた状態で設置し、かつ上記回転板に、検知手段の設置方向に対応して斜め向きに延びる被検知部を設けたものである。
【0009】
また、カムシャフトの一端部に設けられたジャーナル部と、カムの設置部との間に配設された回転板の被検知部を指向するように検知手段が斜め向きに設置されることにより、上記バルブタイミング調節機構に対する作動油圧の給排を制御するオイルコントロールバルブを避けるように上記検知手段が設置されるとともに、上記バルブタイミング調節機構に近接した位置に回転板が配設されることにより、カムシャフトの捩じり変位に起因した検出誤差の発生が防止され、バルブタイミング調節機構によって駆動されたカムシャフトの回転位相が正確に検知されることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るカムシャフトの回転検出センサを有するエンジンの動弁装置を示している。この動弁装置には、図外の吸気バルブまたは排気バルブを駆動するカムシャフト1と、このカムシャフト1の一端部に形成された拡径部1aに回転自在に支持されたカムプーリ2と、上記拡径部1aの内方部側、つまりエンジンの出力軸方向の中央部側で上記カムプーリ2に最も近い位置に配設されたジャーナル部1bをシリンダヘッド3の上端部に回転自在に支持させるカムキャップ4と、カムシャフト1の一端部に取り付けられたバルブタイミング調節機構5と、このバルブタイミング調節機構5に対する作動油圧の給排を制御するオイルコントロールバルブ6とが設けられている。
【0011】
上記カムシャフト1には、カムポジションセンサ7からなる検知手段によって検知される被検知部8aを有する回転板8が、カムシャフト1の一端部側に設けられた上記ジャーナル部1bと、その内方部側、つまりカムシャフト1の中央部側に設けられたカム体14の設置部との間に配設されている。
【0012】
上記カムポジションセンサ7は、ホール素子またはMRE(磁気抵抗素子)を用いた電磁ピックアップセンサ等からなり、上記オイルコントロールバルブ6のエンジン内方部側において、シリンダヘッド3上でシリンダヘッドの上面を覆うように配置されたシリンダヘッドカバー11の上壁部に、上記回転板8の設置位置を指向するように斜め方向、つまり先端部がシリンダヘッドカバー11の下部外方側を向くように、カム軸と直交する平面に対して傾斜した状態で、上記オイルコントロールバルブ6に近接した位置に取り付けられ、上記カムポジションセンサ7と回転板8とによってカムシャフト1の回転位相を検出する回転検出センサが構成されている。上記回転板8の被検知部8aは、カムポジションセンサ7の設置方向に対応して斜め向きに折り曲げられている。
【0013】
また、カムシャフト1には、上記ジャーナル部1bから、カムシャフト1の端部側に伸びる進角側のオイル通路9および遅角側のオイル通路10が形成されている。この両オイル通路9,10は、バルブタイミング調節機構5の取付ボルト12が螺着される取付孔13を避けて先広がりの傾斜状態で配列されるとともに、カムシャフト1の端部側、つまりカムシャフト1の拡径部1a側に形成された大径のドリル孔9a,10aと、この大径のドリル孔9a,10aの底部から上記ジャーナル1bの設置部側に伸びる小径のドリル孔9b,10bとからなっている。これによって上記ジャーナル部1b側に位置するオイル通路9,10の孔径が、カムシャフト1の端部側に位置するオイル通路9,10の孔径よりも小径に設定されている。
【0014】
また、上記両オイル通路9,10は、それぞれ図2に示すように、カムシャフト1の端部側から見てカム体14の突部に重ならないように、このカム体14の突部が存在する位置を避けて配設されている。すなわち、4気筒タイプの直列型エンジンでは、この気筒数に対応して上記カム体14の突部がカムシャフト1の周囲の4個所に一定間隔で配設されているため、一対の進角側のオイル通路9,9と、一対の遅角側のオイル通路10,10とを、カムシャフト1の中心から径方向に所定距離だけオフセットした位置において上記カム体14の突部の間に配設されるように、それぞれ一定間隔で相対向させて配設することにより、各オイル通路9,10がカム体14の突部と重ならない位置に配設されている。
【0015】
上記カムプーリ2とバルブタイミング調節機構5とは、図1に示すように、互いに近接して配設され、バルブタイミング調節機構5のハウジング15にカムプーリ2が取付ボルト16によって固定されている。そして、エンジンの出力軸に巻き掛けられたタイミングベルト17によって上記カムプーリ2が回転駆動され、この駆動力が上記バルブタイミング調節機構5を介してカムシャフト1に伝達されることにより、このカムシャフト1が回転駆動されるようになっている。
【0016】
カムキャップ4には、上記両オイル通路9,10に作動油圧を供給する油路18,19と、シリンダヘッド3に跨る輪溝20,21とが形成されている。また、カムキャップ4の上面には、上記油溝18,19に連通する油路22,23を備えたアダプタ24が取り付けられ、このアダプタ24を介してカムキャップ4が上記オイルコントロールバルブ6に接続されている。そして、オイルコントロールバルブ6から上記アダプタ24の油路22,23に供給された作動油圧が、カムキャップ4の油路18,19および輪溝20,21を介してカムシャフト1のオイル通路9,10に供給されるようになっている。
【0017】
上記バルブタイミング調節機構5は、カムシャフト1の拡径部1aに設置されたハウジング15と、このハウジング15の外端部側に取付ボルト25により固定されたケース26および外側板27と、カムシャフト1の端部に取り付けられたロータ28とを有している。上記ハウジング15およびケース26は、カムキャップ4およびシリンダヘッド3に保持されたベアリング29により回転自在に支持されている。また、上記ロータ28は、ハウジング15と外側板27との間においてケース26により囲繞された状態で、上記取付ボルト12からなる取付部材によりカムシャフト1の端部に固定されている。
【0018】
上記ケース26の内周面およびロータ28の外周面には、図3に示すように、それぞれ4個のベーン30,31が相対向して突設され、このベーン30,31の間に、上記ロータ28に突設されたベーン31およびカムシャフト1をカムプーリ2に対して進角側に回転させる進角側油圧室32と、上記カムシャフト1をカムプーリ2に対して遅角側に回転させる遅角側油圧室33とが形成されている。上記ベーン30,31の先端部には、進角側油圧室32および遅角側油圧室33を密閉状態とするためのシール材がそれぞれ設けられている。
【0019】
そして、図4に示すように、上記カムシャフト1に形成された進角側のオイル通路9から、ロータ28の内方部側に形成された油路34を介して上記進角側油圧室32に作動油圧が供給されると、上記ベーン31が図の時計方向に回転駆動されることにより、エンジンの出力軸に対するカムシャフト1の回転位相が進角される。また、図3に示すように、上記カムシャフト1に形成された遅角側のオイル通路10から、ロータ28の外方部側に形成された油路35を介して上記遅角側油圧室33に作動油圧が供給されると、上記ロータ28に突設されたベーン31が図の反時計方向に回転駆動され、エンジンの出力軸に対するカムシャフト1の回転位相が遅角されることになる。
【0020】
上記カムシャフト1の端面には、図5に示すように、位置決めピン36が突設されるとともに、バルブタイミング調節機構5のロータ26には、その径方向に伸びる長孔からなる位置決め孔37が形成されている。そして、上記カムシャフト1の位置決めピン36が、ロータ26の位置決め孔37に挿入されることにより、ロータ26が、カムシャフト1の回転方向に対して正確に位置決めされた状態で上記取付ボルト12によってカムシャフト1に固定されている。
【0021】
また、上記バルブタイミング調節機構5のハウジング15には、図6に示すように、一対の位置決めピン38,39が突設されるとともに、カムプーリ2には、丸孔からなる位置決め孔40と、カムプーリ2の径方向に伸びる長孔からなる位置決め孔41とが形成されている。そして、上記位置決め孔40,41に位置決めピン38,39が挿入されることにより、カムプーリ2が、カムシャフト1の回転方向に対して正確に位置決めされた状態で上記取付ボルト16によってハウジング15に固定されている。
【0022】
上記コントロールバルブ6は、図1に示すように、シリンダヘッドカバー11の上端面に取り付けられたバルブケース42と、このバルブケース42に形成されたスプール設置孔43内に設置されたスプール44と、このスプール44を駆動する電磁ソレノイドからなるスプール駆動手段45と、上記バルブケース42に形成されたインレット孔46内に設置されたユニオンボルト47およびオイルフィルタ48とを有し、上記バルブケース42に形成された嵌挿孔49内に上記アダプタ24の上端部が挿入されるように構成されている。
【0023】
上記スプール44は、図7に示すように、エンジン本体Eの一側端部においてその幅方向、つまりエンジン本体Eの出力軸と直交する方向に設置され、上記スプール44の外端部側に上記スプール駆動手段45が設置されている。すなわち、エンジン本体Eが車体前部に横置き式に搭載されるとともに、車体の後方側に位置する吸気バルブ用カムシャフト1の上方部において上記スプール44が車体の前後方向に配設されている場合には、このスプール44の車体後方側に電磁ソレノイドからなるスプール駆動手段45が設置され、このスプール駆動手段45によってスプール44がその軸方向に駆動されるようになっている。
【0024】
さらに、上記スプール44の車体内方部側(エンジン本体Eの出力軸方向の中央部側)には、上記アダプタ24が配設されるとともに、スプール44の車体外方部側(エンジン本体Eの出力軸方向の外端部側)には、上記ユニオンボルト47が配設され、このユニオンボルト47の設置部に作動油圧を供給するオイルパイプ50が接続されている。
【0025】
上記オイルパイプ50は、一端部がエンジン本体Eの側壁部に形成されたオイルギャラリ(図示せず)にオイルジョイント52により接続されるとともに、他端部がシリンダヘッドカバー11の設置部を迂回した位置において上記ユニオンボルト47の設置部にオイルジョイント51により接続されている。上記オイルパイプ50からユニオンボルト47の設置部に供給された作動油圧は、ユニオンボルト47に形成された油路53から上記オイルフィルタ48を経て上記スプール44の設置部に供給されるようになっている(図1参照)。
【0026】
そして、上記スプール駆動手段45によってスプール44が操作されることにより、上記バルブケース42に形成された油路54,55の一方から、上記アダプタ24に形成された油路22,23の一方に上記作動油圧が選択的に供給される。また、上記アダプタ24の油路22,23の一方に作動油圧が供給されるのと同時に、この油路22,23の他方から上記油路54,55を介して上記スプール44の設置部に導出された作動油は、バルブケース42に形成されたドレン通路56から、バルブケース42とシリンダヘッドカバー11との間に形成されたドレン受け57を介してシリンダヘッドカバー11内に還流されるようになっている。なお、シリンダヘッドカバー11と、カムキャップ4との間には、ドレン受け55から流下した作動油が、カムプーリ2の設置部側に流入するのを防止するためのシール材58が設置されている。
【0027】
上記構成においてエンジンの出力軸が回転すると、その駆動力がタイミングベルト17によりカムプーリ2に伝達されてこのカムプーリ2が回転駆動されるとともに、この駆動力が上記バルブタイミング調節機構5を介してカムシャフト1に伝達され、このカムシャフト1が回転することによって図外の吸気バルブまたは排気バルブが所定のタイミングで開閉駆動される。
【0028】
上記カムシャフト1の回転位相が上記カムポジションセンサ7によって検知され、この検知信号が図外の制御ユニットに入力されることにより、上記吸気バルブまたは排気バルブの作動タイミングが上記制御ユニットにおいて検出される。そして、エンジンの運転状態に応じた制御信号が上記制御ユニットからオイルコントロールバルブ6のスプール駆動手段45に出力されることにより、吸気バルブ等の作動タイミングが調節される。
【0029】
上記吸気バルブ等の作動タイミングを調節する場合には、エンジン本体Eのオイルギャラリから供給された作動油圧を、上記オイルパイプ50からユニオンボルト47の設置部に供給し、このユニオンボルト47の油路53から上記オイルフィルタ48を経て上記スプール44の設置部に供給する。そして、作動タイミングの進角時には、上記バルブケース42に形成された油路54から、上記アダプタ24の油路22、カムキャップ4の油路18および輪溝20を介して、上記カムシャフト1に形成された進角側のオイル通路9に上記作動油圧が供給されるように、上記スプール44をスプール駆動手段45によって駆動する。この結果、上記作動油圧が進角側のオイル通路9を通ってカムシャフト1の端部側に送られた後、ロータ28のオイル通路34から進角側の油圧室32に供給されることにより、ロータ28のベーン31が進角方向に回転して吸気バルブ等の作動タイミングが早められる。
【0030】
また、作動タイミングの遅角時には、上記バルブケース42に形成された油路55から、上記アダプタ24の油路23、カムキャップ4の油路19および輪溝21を介して、上記カムシャフト1に形成された遅角側のオイル通路10に上記作動油圧が供給されるように、上記スプール44をスプール駆動手段45によって操作する。この結果、上記作動油圧が遅角側のオイル通路10を通ってカムシャフト1の端部側に送られた後、ロータ28のオイル通路35から遅角側の油圧室33に作動油圧が供給されることにより、ロータ28のベーン31が遅角方向に回転して吸気バルブ等の作動タイミングが遅れることになる。
【0031】
上記のようにして吸気バルブ等の作動タイミングが調節されるとともに、この作動タイミングが上記カムポジションセンサ7の検知信号に応じて検出される。このカムポジションセンサ7の検知信号に基づいて検出された実際のバルブ作動タイミングと、エンジンの運転状態に対応して設定された目標作動タイミングとの偏差が所定値以下となって上記作動タイミングが適正に調節されたことが制御ユニットにおいて確認されると、上記スプール44を中立保持位置に操作する制御信号が出力されることにより、再び作動タイミングの調節動作が開始されるまで上記作動タイミングが保持される。
【0032】
上記のようにカムシャフト1に取り付けられた回転板8と、シリンダヘッドカバー11に取り付けられたカムポジションセンサ7とを有するカムシャフト1の回転検出センサにおいて、上記カムシャフト1の一端部側に設けられたジャーナル部1bと、カムシャフト1の中央部側に設けられたカム体14の設置部との間に上記回転板8を配設するとともに、カムシャフト1の一端部に形成されたオイル通路9,10にオイルを供給するオイルコントロールバルブ6からなるオイル供給手段を上記ジャーナル部1bの上方に配設し、このオイル供給手段に隣接した位置においてその内方部側に上記回転板8の被検知部8aを指向するように上記カムポジションセンサ7を斜め向きに設置したため、シリンダヘッドカバー11の製作誤差等により、上記カムシャフト1の設置高さと、シリンダヘッドカバー11の設置高さとの間隔にバラツキが生じた場合においても、上記カムポジションセンサ7からなる検知手段と、回転板8の被検知部8aとの間の距離が大きくずれるのを防止することができる。
【0033】
例えば図8の(a)に示すように、カムポジションセンサ7を角度θだけ傾斜させた場合には、このカムポジションセンサ7が回転板8の被検知部8aに対する適正位置Aから距離Lだけ上方に変位すると、これに応じてカムポジションセンサ7と上記被検知部8aとの間隔が、最適距離からcosθ′・Lだけずれ、このずれ量は上記距離Lよりも小さくなる。これに対して図8の(b)に示すように、カムポジションセンサ7が鉛直状態で設置されている場合には、回転板8の被検知部8aに対する適正位置Aからの変位量Lが、そのままカムポジションセンサ7と上記被検知部8aとの最適間隔に対する増大量となる。したがって、上記のようにカムポジションセンサ7を斜め向きに設置することにより、このカムポジションセンサ7からなる検知手段と、回転板8の被検知部8aとの間隔が大きくずれるのを抑制し、上記回転検出センサの検出精度が低下するのを効果的に防止することができる。
【0034】
しかも、上記のようにジャーナル部1aの上方に配設されたオイルコントロールバルブ6からなるオイル供給手段の内方部側において、上記回転板8の被検知部8aを指向するように上記カムポジションセンサ7を斜め向きに設置したため、上記オイル供給手段を避けるようにカムポジションセンサ7を設置することにより、オイル供給手段の設置スペースを容易に確保することができる。さらに、上記カムポジションセンサ7をカムシャフト1の端部に取り付けた場合のように、カムシャフト1の全長が長くなったり、カムシャフト1の中央部にカムポジションセンサ7を取り付けた場合のように、このカムポジションセンサ7がエンジン本体Eの熱影響を顕著に受けて熱劣化したりすること等を効果的に防止することができる。
【0035】
また、上記実施形態では、オイル通路9,10が形成されたカムシャフト1の一端部に、バルブの作動タイミングを調節するバルブタイミング調節機構5を配設するとともに、その上方に、上記バルブタイミング調節機構5に対する作動油圧の給排を制御するオイルコントロールバルブ6からなるオイル供給手段を設置し、かつこのコントロールバルブ6に近接した位置にカムポジションセンサ7を配設したため、上記スプール44と、その端部に取り付けられた電磁ソレノイドからなるスプール駆動手段45と、スプール44の設置部に作動油圧を供給するユニオンボルト47およびオイルフィルタ48と、上記スプール44から導出された作動油圧を上記オイル通路9,10に供給するアダプタ24とからなるオイルコントロールバルブ6に、上記カムポジションセンサ7が干渉するのを防止した状態で、このカムポジションセンサ7をシリンダヘッドカバー1の適正位置に取り付けることができる。
【0036】
特に、上記のように所定の長さを有するスプール44および上記スプール駆動手段45を、エンジン本体Eの一側端部においてその幅方向に設置した場合には、上記スプール44およびスプール駆動手段45をエンジン本体Eの長さ方向に設置した場合のように、エンジン本体Eの長さ方向の外端部側に上記スプール駆動手段45が突出してエンジン本体Eの全長が長くなったり、電磁ソレノイドからなるスプール駆動手段45がエンジン本体Eの中央部側に配設されてその熱影響を受けたりする等の弊害を生じることなく、上記スプール44およびスプール駆動手段45を適正位置に配設することができる。
【0037】
そして、上記バルブタイミング調節機構5の上方に配設されたオイルコントロールバルブ6の内方部側に上記カムポジションセンサ7が配設されることにより、カムシャフト1の捩じり変位に起因して上記回転検出センサに検出誤差が生じるのを効果的に防止し、バルブタイミング調節機構5によって調節されたカムシャフト1の回転位相を上記カムポジションセンサ7の検知信号に応じて正確に検出することができるとともに、この検出データに基づいてバルブの開閉タイミングを正確かつ迅速に調節することができる。
【0038】
すなわち、上記カムポジションセンサ7および回転板8を、バルブタイミング調節機構5およびオイルコントロールバルブ6の設置部と反対側の端部に配設することもできるが、この場合には、このバルブタイミング調節機構5によってカムシャフト1を回転させてバルブの開閉タイミングを調節する際に、上記バルブタイミング調節機構5の駆動力に応じ、カムシャフト1が捩じり変位することに起因して検出誤差が生じることになる。このため、上記のようにバルブタイミング調節機構5およびオイルコントロールバルブ6と、上記カムポジションセンサ7および回転板8とを、カムシャフト1の一端部において互いに近接させて設置することことにより、上記検出誤差に起因してバルブの開閉タイミングに調節誤差が生じるのを防止できるように構成することが望ましい。
【0039】
また、上記のようにエンジンの吸気バルブまたは排気バルブを駆動するカムシャフト1において、カムキャップ4等からなる軸受部材によって支持されたカムシャフト1のジャーナル部1bからカムシャフト1の端部側に伸びる複数のオイル通路9,10を形成するとともに、この複数のオイル通路9,10を、カムシャフト1の端部側から見てカム体14の突部に重ならない位置に配設した構成によると、上記オイル通路9,10の設置部と、カムシャフト1の外周部との間の肉厚がある程度薄くなった場合においても、このカムシャフト1が破損するのを効果的に防止することができる。すなわち、上記カム体14の突部の設置位置を避けてオイル通路9,10を配設することにより、複数のオイル通路9,10と、カム体14の突部とが重なるのを防止するように構成したため、上記カム体14の突部によって吸気バルブまたは排気バルブを駆動する際に発生する駆動反力が上記オイル通路9,10の設置部に直接入力されることがなく、上記駆動反力によってカムシャフト1が破損するのを効果的に防止することができる。
【0040】
したがって、カムシャフト1の破損を防止するためにその軸径を必要以上に大きくする等の手段を講じることなく、カムシャフト1の軸受部を小型化してエンジンの全高を小さくすることができる。特に図2に示すように、カム体14の各突部とカムシャフト1の軸心とを結ぶ線上を避けるように上記オイル通路9,10を配設した場合には、上記バルブの駆動反力によりカムシャフト1の上端部がカムキャップ4に圧接される際の圧接力に応じて上記カムシャフト1が破損したり、上記バルブの駆動反力に応じて作用する曲げモーメントにより上記カムシャフト1が破損したりすることを効果的に防止できるという利点がある。
【0041】
また、上記実施形態に示すように、カムシャフト1のジャーナル部1bからカムシャフト1の端部側に伸びるオイル通路9,10をドリルによって形成するとともに、上記ジャーナル部1bに位置するオイル通路9,10の孔径をカムシャフト1の端部側に位置するオイル通路9,10の孔径よりも小径に設定した場合には、上記カムシャフト1の端部に大径のドリル孔9a,10aを形成した後、この大径のドリル孔9a,10aの底部から小径のドリル孔9b,10bを形成することにより、ジャーナル部1bに位置する小径のドリル孔9b,10bと、カムシャフト1の端部側に位置する大径のドリル孔9a,10aとからなる上記オイル通路9,10を容易かつ適正に形成することができる。
【0042】
すなわち、上記構成によれば、一本の小径ドリルによって孔径が小さい長尺のドリル孔からなるオイル通路をカムシャフト1に形成した場合のように、軸径が細いためにドリルが頻繁に折れるという事態を生じたり、一本の大径ドリルによって孔径が大きな長尺のドリル孔からなるオイル通路をカムシャフト1に形成した場合のように、ドリルの孔径に応じてカムシャフト1の軸径が大きくなったり等の弊害を生じることなく、適正径のオイル通路9,10を容易かつ適正に形成することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、エンジンの吸気バルブまたは排気バルブを駆動するカムシャフトに取り付けられた回転板と、シリンダヘッドカバーに取り付けられた電磁ピックアップセンサからなる検知手段とを有し、この検知手段によって上記回転板の外周部に設けられた被検知部を検知することにより、カムシャフトの回転を検出するカムシャフトの回転検出センサであって、カムシャフトの一端部側に設けられたジャーナル部と、カムシャフトの中央部側に設けられたカム体の設置部との間に上記回転板を配設するとともに、オイル通路が形成されたカムシャフトの一端部にバルブの作動タイミングを調節するバルブタイミング調節機構を配設し、その上方に、バルブタイミング調節機構に対する作動油圧の給排を制御するオイルコントロールバルブからなるオイル供給手段を設置し、このオイル供給手段に隣接した位置において上記検知手段をカムシャフトの上方に配設するとともに、先端部がカムシャフトの端部側を向くように上記検出手段をカム軸と直交する平面に対して傾斜させた状態で設置し、かつ上記回転板に、検知手段の設置方向に対応して斜め向きに延びる被検知部を設けたため、シリンダヘッドカバーの製作誤差等により、上記カムシャフトの設置高さと、シリンダヘッドカバーの設置高さとの間隔にバラツキが生じた場合においても、上記検知手段と、回転板の被検知部との間隔が最適距離から大きくずれるのを防止しつつ、オイル供給手段の設置スペースを確保した状態で上記検知手段を取り付けることができ、かつこの検知手段をカムシャフトの端部に取り付けた場合のように、カムシャフトの全長が長くなったり、カムシャフトの中央部に検知手段を取り付けた場合のように、この検知手段がエンジン本体の熱影響を受けたりするのを効果的に防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカムシャフトの回転検出センサの実施形態を示す断面図である。
【図2】カムプロフィールとオイル通路との関係を示す断面図である。
【図3】ロータを遅角方向に回動させた状態を示す断面図である。
【図4】ロータを進角方向に回動させた状態を示す断面図である。
【図5】ロータとカムシャフトとの取付状態を示す端面図である。
【図6】カムプーリとハウジングとの取付状態を示す端面図である。
【図7】動弁装置が取り付けられたエンジン本体の全体構成を示す平面図である。
【図8】本発明に係るカムシャフトの回転検出センサの作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カムシャフト
1a ジャーナル部
5 バルブタイミング調節機構
6 オイルコントロールバルブ(オイル供給手段)
7 カムポジションセンサ(検知手段)
8 回転板
8a 被検知部
9,10 オイル通路
11 シリンダヘッドカバー
14 カム体
Claims (1)
- エンジンの吸気バルブまたは排気バルブを駆動するカムシャフトに取り付けられた回転板と、シリンダヘッドカバーに取り付けられた電磁ピックアップセンサからなる検知手段とを有し、この検知手段によって上記回転板の外周部に設けられた被検知部を検知することにより、カムシャフトの回転を検出するカムシャフトの回転検出センサであって、カムシャフトの一端部側に設けられたジャーナル部と、カムシャフトの中央部側に設けられたカム体の設置部との間に上記回転板を配設するとともに、オイル通路が形成されたカムシャフトの一端部にバルブの作動タイミングを調節するバルブタイミング調節機構を配設し、その上方に、バルブタイミング調節機構に対する作動油圧の給排を制御するオイルコントロールバルブからなるオイル供給手段を設置し、このオイル供給手段に隣接した位置において上記検知手段をカムシャフトの上方に配設するとともに、先端部がカムシャフトの端部側を向くように上記検出手段をカム軸と直交する平面に対して傾斜させた状態で設置し、かつ上記回転板に、検知手段の設置方向に対応して斜め向きに延びる被検知部を設けたことを特徴とするカムシャフトの回転検出センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1754498A JP3551001B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | カムシャフトの回転検出センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1754498A JP3551001B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | カムシャフトの回転検出センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11210428A JPH11210428A (ja) | 1999-08-03 |
JP3551001B2 true JP3551001B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=11946870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1754498A Expired - Fee Related JP3551001B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | カムシャフトの回転検出センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3551001B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100569020B1 (ko) * | 2004-06-15 | 2006-04-07 | 현대자동차주식회사 | 엔진의 오일 제어 밸브 모니터링 제어장치 및 방법 |
JP2006220073A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Toyota Motor Corp | 内燃機関用センサの取付構造及びカムキャップ構成体 |
JP2010501779A (ja) * | 2006-08-25 | 2010-01-21 | ボーグワーナー・インコーポレーテッド | 位置センサ一体型可変力ソレノイド |
JP5145075B2 (ja) * | 2008-02-22 | 2013-02-13 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関におけるカム軸の回転位置検出装置 |
JP5527524B2 (ja) * | 2010-02-12 | 2014-06-18 | 三菱自動車工業株式会社 | 可変動弁装置付エンジン |
JP2013194544A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Ohashi Technica Inc | センサープレート及び該センサープレートを備えたカムシャフト |
-
1998
- 1998-01-29 JP JP1754498A patent/JP3551001B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11210428A (ja) | 1999-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6722329B2 (en) | Locking pin mechanism for a camshaft phaser | |
JP4248502B2 (ja) | 内燃機関用機能装置の取付構造 | |
EP1128028B1 (en) | Valve timing control device | |
EP1156191B1 (en) | Internal combustion engine with a cam angle sensor means | |
US7444254B2 (en) | Valve timing control apparatus of internal combustion engine | |
EP2357325B1 (en) | Internal combustion engine with variable valve device | |
US6732690B2 (en) | Camshaft phaser having an external bias spring | |
JP3551001B2 (ja) | カムシャフトの回転検出センサ | |
JP6558470B2 (ja) | バルブタイミング調整システム | |
US20110048350A1 (en) | Variable force solenoid with integrated position sensor | |
JP2006220073A (ja) | 内燃機関用センサの取付構造及びカムキャップ構成体 | |
JP3871478B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング変更装置 | |
US6637390B1 (en) | Apparatus and method for measuring cam phaser locking pin position | |
JP3265979B2 (ja) | 内機機関のバルブタイミング制御装置 | |
KR101502877B1 (ko) | 밸브 개폐 시기 제어 장치 및 그 전방 부재의 고정 방법 | |
JP4626819B2 (ja) | 弁開閉時期制御装置 | |
JPH11210425A (ja) | エンジンの動弁装置 | |
JP4238486B2 (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JP3521725B2 (ja) | エンジンのバルブタイミング変更装置 | |
JP3521726B2 (ja) | エンジンの動弁装置 | |
JPH11210426A (ja) | エンジン構造 | |
JP3707236B2 (ja) | 可変バルブタイミング装置付dohcエンジン | |
WO2015079963A1 (ja) | 弁開閉時期制御装置 | |
JP2003269117A (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
US6966289B1 (en) | VCT mechanism incorporating camshaft bearing journal |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040203 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040219 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20040330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040412 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |