JP3549500B2 - 防犯帯 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属製筐体に収納した金銭精算機を盗難から保護するための防犯帯に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属製筐体の外周面に金属製防犯帯を巻き付けたものとしては、特開平11−141232号が開示されている。防犯帯を切断して金属製筐体から外し、金属製筐体の扉を開けようとすると、防犯帯と金属製筐体の扉および光センサによって構成した警報装置が作動するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
最近の金銭精算機を目標にした盗難事件を見ると、強力な各種工具類から重機までも使用するなど、さらに悪質化する傾向が見られる。
そこで、金銭収納部分が破壊されるまでの所要時間がより長くなるようにし、警報装置が作動してから警官等が犯行現場に到着できるまでの時間を確保する必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、従来から使用されている警報装置付き防犯帯の機能をさらに強化するためになされたものであって、従来の防犯帯に相当する第1の防犯帯を覆い隠す第2の防犯帯を設け、外側の防犯帯を破壊して筐体の扉を開けようとしても、さらに次の防犯帯が現われるようにして犯人の意欲を喪失させるようにすると共に、防犯帯を完全に破壊するための所要時間を長期化させる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
図1は金銭精算機(図示せず)を収納した金属製筐体の外形を示す斜視図である。
金属製筐体1の前面には金属製扉3が設けてあり、この金属製扉3の開口部には施錠装置(全容は図示せず)の一部を構成する金属製防犯帯2が取り付けられている。
【0006】
図2は金属製防犯帯の構成と、その開閉状態を示す説明図である。
金属製防犯帯2は、外側の金属製防犯帯22a(第2の防犯帯)と内側の金属製防犯帯21a(第1の防犯帯)によって構成してある。外側の金属製防犯帯22aは内側の金属製防犯帯21aを覆い隠すように構成してあって、回転軸22bを中心として回転可能に、また、内側の金属製防犯帯21aは回転軸21bを中心として回転可能に構成してあり、金属製筐体1の側面と金属製扉3の表面との間に設置してある。
【0007】
図3と図4は、図1におけるA−A断面の金属製防犯帯の内部構造を示す説明図である。
金属製扉3に取り付けてあるポップアップ・ハンドル4に密着して箱形断面を有する第1の防犯帯21aが設置してあり、この第1の防犯帯21aの外側には第2の防犯帯22aが設置してあって、第1の防犯帯21aを覆い隠すように構成してある。
金属製扉3に接触する第2の防犯帯22aの内側の接触面には、金属製扉3に取り付けてある近接センサ11の検出部が、所定の間隔を保つように構成した凹部6が設けてある。
第2の防犯帯22aを破壊して開けようとすると、近接センサ11が作動してコントローラ12に信号を送出し、コントローラ12は警報信号を出力してベル13を鳴動させると共に、公衆回線を介して監視所に通報する。
【0008】
第2の防犯帯22aの内側には光ビーム8を反射する反射板10が設けてあり、金属製筐体1の金属製扉3の内側には光センサ7、コントローラ12、ベル13より成る警報装置15が取り付けてある。
光センサ7を構成する発光素子からの光ビーム8は、金属製扉3に設けてある光ビーム用貫通孔9を通って反射板10において反射され、前記光ビーム用貫通孔9を通った反射光は光センサ7を構成する受光素子によって受光される。
第2の防犯帯22aが破壊されたり所定の位置からずれたりすると、反射板10からの反射光は受光素子によって受光されなくなるので、これを検知したコントローラ12は警報信号を出力してベル13を鳴動させると共に公衆回線14を介して監視所に通報する。
なお、金属製筐体1には上述した警報装置15および操作用電源としてのバッテリ(図示せず)が内蔵されており、警報装置15の動作に支障を生じないようにしてある。
【0009】
前記金属製扉3を開けるには、まず第2の防犯帯22aを所定の鍵で解錠し(施錠機構は図示せず)、警報装置15をロックしたうえで回転軸22bを中心として回転させる。
すると、前記第2の防犯帯22aに隠されている第1の防犯帯21aが露出するので、この防犯帯21aを所定の鍵によって解錠し(施錠機構は図示せず)、回転軸21bを中心にして回転させる。ここで前記金属製扉3を施錠している主錠が現われてくるので、この主錠を所定の鍵で解錠し(施錠機構は図示せず)、金属製扉3を開けることができる。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る防犯帯によると、外側の金属製防犯帯を破壊して筐体の扉を開けようとしても、次の金属製防犯帯が現われるため、この段階で犯行を継続する意欲を失わせることができる。
また、犯行を継続しても内側の金属製防犯帯を破壊するのにさらに時間を要することになる。
筐体内部の警報装置は、外側の金属製防犯帯の異常を検出したときに警報を発しているので、破壊行為に長時間を要するようになると犯行を中止せざるを得なくなり、盗難防止に有効な防犯帯を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金銭精算機を収納した金属製筐体の外形を示す斜視図である。
【図2】金属製防犯帯の構成と、その開閉状態を示す説明図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 金属製筐体
2 金属製防犯帯
3 金属製扉
21a 内側の防犯帯(第1の防犯帯)
21b 内側の防犯帯の回転軸
22a 外側の防犯帯(第2の防犯帯)
22b 外側の防犯帯の回転軸
4 ポップアップ・ハンドル
6 凹部
7 光センサ
8 光ビーム
9 貫通孔
10 反射板
11 近接センサ
12 コントローラ
13 ベル
14 公衆回線
15 警報装置
Claims (2)
- 金銭精算機を収納した金属製筐体の外周面に取り付けた防犯帯において、
前記金属製筐体を構成する金属製扉に設けた施錠装置に、密着させて取り付けた第1の金属製防犯帯と、さらに、前記第1の金属製防犯帯を覆い隠すように構成した第2の金属製防犯帯を設けた二重構造の防犯帯であって、
前記第2の金属製防犯帯を構成する金属製扉との接触面に、前記金属製扉に取り付けた近接センサの検出部が所定の間隙を保持するように構成された凹部を設けておき、前記近接センサが作動したときは警報装置を作動させるようにしたことを特徴とする防犯帯。 - 金銭精算機を収納した金属製筐体の外周面に取り付けた防犯帯において、
前記金属製筐体を構成する金属製扉に設けた施錠装置に、密着させて取り付けた第1の金属製防犯帯と、さらに、前記第1の金属製防犯帯を覆い隠すように構成した第2の金属製防犯帯を設けた二重構造の防犯帯であって、
前記金属製筐体内部に設けた光センサを構成する発光素子からの光ビームを、前記金属製筐体の金属製扉に設けた光ビーム用貫通孔を介して第2の金属製防犯帯における金属製扉との接触面に設けた反射板に投光させ、前記反射板からの反射光を前記光ビーム用貫通孔を介して前記光センサを構成する受光素子によって受光するように構成しておき、前記受光素子が受光しなくなったことを検出したときは警報装置を作動させるようにしたことを特徴とする防犯帯。
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