JP3546959B2 - Crc演算装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はCRC演算装置及びCRC演算方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CRC(CyclicRedundancyCheck)演算対象となるデータ長に対応してCRC演算処理ブロックを複数持つことにより、可変長のデータをパラレル展開してCRC演算を行う従来のCRC演算装置が、特開平9−18355号公報に記載されている。
【0003】
図13は、従来のCRC演算装置の構成を示す図である。演算結果を格納するためのレジスタ1302と、このレジスタ1302に格納されている値と、入力データとして入力された可変長データとに対して、各データ長に対応するCRC演算結果を出力する演算処理手段1300と、演算処理手段1300から出力されたデータ長ごとのCRC演算結果を、長さ情報に従って前記演算結果として選択し、該演算結果をレジスタ1302に出力する結果選択処理手段1301と、レジスタ1302の出力である前記演算結果とCRC期待値とを照合する比較処理手段1303とから構成される。
【0004】
この装置では、CRC演算の対象となるデータが8ビット、4ビット、3ビット、2ビットのいずれかであることを利用して、入力データとレジスタ1302に格納されている値に対して、入力データが8ビット、4ビット、3ビット、2ビットの際の演算結果を出力し、後段の結果選択処理手段1301において、長さ情報をもとに演算結果の選択を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来技術には次のような問題点があった。
【0006】
第一の問題点は、高速に処理を行うために入力データのパラレル展開数を増加して対応する場合に、回路規模が増大するという点である。
【0007】
その理由は、入力データのパラレル展開数N(Nは2以上の整数)に対して、1からNまでの長さに対応するCRC演算処理ブロックと長さ情報により演算結果を選択するブロックを設ける必要があるためである。
【0008】
本発明の課題は、簡単な回路構成のCRC演算装置を提供することにある。
【0009】
本発明の別の課題は、簡単な回路構成のCRC演算装置を実現可能とするCRC演算方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様によれば、可変長のCRC演算対象データを入力として受けるCRC演算装置において、
前記CRC演算対象データのデータ長がN(Nは2以上の整数)の倍数でない場合に、前記データ長をNで割った余りをM(M<N)とするとき、Nバイトにパラレル展開されたCRC演算対象データに対して、Nバイトのうち(M+1)バイト目乃至Nバイト目と、最終の N バイトの (M + 1) バイト目乃至 N バイト目にある( N − M )バイトの CRC 演算対象ではないデータとをシフトするシフト回路と、該シフト回路によりシフトされたバイトに対して、 (M + 1) バイト目乃至 N バイト目にある( N − M )バイトの CRC 演算対象ではないデータが前記CRC演算対象データの先頭に付加されるべく並びを変更する並び変更手段と、該並び変更手段により前記CRC演算対象データの先頭に付加された(N−M)バイトを“0”に変更する“0”付加手段と、該“0”付加手段により、先頭に“0”の(N−M)バイトが付加された前記CRC演算対象データをCRC演算し、演算結果を出力するCRC演算部とを有し、 CRC 演算の対象となるデータの先頭に“0”が付加されても CRC の演算結果が変化しないことを利用したことを特徴とするCRC演算装置が得られる。
【0011】
本発明の第2の態様によれば、上述した第1の態様によるCRC演算装置において、
前記演算結果を、期待する値と一致するかどうか比較し、比較結果を出力する比較回路を、更に有することを特徴とするCRC演算装置が得られる。
【0012】
本発明の第3の態様によれば、上述した第1の態様によるCRC演算装置において、
入力として受けたCRC演算対象データの長さ情報から前記CRC演算対象データの最終バイトの位置を算出し、前記シフト回路、前記並び変更手段、及び前記“0”付加手段を制御する制御情報を生成する最終バイト位置判定部を、更に有することを特徴とするCRC演算装置が得られる。
【0013】
本発明の第4の態様によれば、上述した第1の態様によるCRC演算装置において、
前記並び変更手段は、前記シフト回路によりシフトされたバイトに対して、 (M + 1) バイト目乃至 N バイト目にある( N − M )バイトの CRC 演算対象ではないデータが前記CRC演算対象データの先頭に付加されるべく並びを変更するN×Nスイッチ部であり、
前記“0”付加手段は、前記N×Nスイッチ部により前記CRC演算対象データの先頭に付加された(N−M)バイトを“0”に変更するマスク処理部であることを特徴とするCRC演算装置が得られる。
【0014】
本発明の第5の態様によれば、可変長のCRC演算対象データのデータ長がN(Nは2以上の整数)の倍数でない場合に、前記データ長をNで割った余りをM(M<N)とするとき、Nバイトにパラレル展開されたCRC演算対象データに対して、Nバイトのうち(M+1)バイト目乃至Nバイト目と、最終の N バイトの (M + 1) バイト目乃至 N バイト目にある( N − M )バイトの CRC 演算対象ではないデータとをシフトするシフトステップと、該シフトステップによりシフトされたバイトに対して、 (M + 1) バイト目乃至 N バイト目にある( N − M )バイトの CRC 演算対象ではないデータが前記CRC演算対象データの先頭に付加されるべく並びを変更する並び変更ステップと、該並び変更ステップにより前記CRC演算対象データの先頭に付加された(N−M)バイトを“0”に変更する“0”付加ステップと、該“0”付加ステップにより、先頭に“0”の(N−M)バイトが付加された前記CRC演算対象データをCRC演算し、演算結果を出力するCRC演算ステップとを有し、 CRC 演算の対象となるデータの先頭に“0”が付加されても CRC の演算結果が変化しないことを利用したことを特徴とするCRC演算方法が得られる。
【0015】
本発明の第6の態様によれば、上述した第5の態様によるCRC演算方法において、
前記演算結果を、期待する値と一致するかどうか比較し、比較結果を出力する比較ステップを、更に有することを特徴とするCRC演算方法が得られる。
【0016】
【作用】
特開平9−69836号公報には、CRC演算対象となるデータをパラレル展開した場合に、最終ワードの途中で演算対象となるデータが終了すると、その後に“0”を詰めることにより、CRC演算を行っている。そのときのCRC演算回路は、前記特開平9−69836号公報の図10に示されるフローチャートを用いて生成することが可能となる。CRC演算対象となるデータのビット数をa、並列度(パラレル展開数)をc、aをcで割ったあまりをhとすると、CRC演算対象となるデータのビット数が可変長である場合(aが可変長)、hが可変になり、前記特開平9−69836号公報の図10によるCRC演算回路の生成が演算対象となるデータのビット長により異なる(図10のS6の演算結果がhにより異なる)ことになる。したがって、入力されるCRC演算対象となるデータ列が可変長である場合には、CRC演算回路を入力データ長ごとに持つ必要がある。
【0017】
これに対して、本発明に従って、先頭に“0”を付加する場合には、入力データが可変長であっても、CRC演算部をデータ長に応じて変更する必要がなく共通にできる性質を利用して、先頭にデータ長を並列度で割った余り分だけ、シフト回路、N×Nスイッチ部、マスク処理部により、“0”を付加して、CRC演算を行うことができる。
【0018】
前記特開平9−69836号公報は、先頭に“0”を付加することも記載しているが、先頭に“0”を付加することにより入力データが可変長である場合に、CRC演算部を共通にできることについての記載はなく、先頭に“0”を付加するための回路構成(上述のシフト回路、N×Nスイッチ部、マスク処理部)についても記載はない。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に本発明について図面を参照して説明する。
【0020】
本発明は、CRC演算対象である可変長のデータをN(Nは2以上の整数)バイトパラレルに展開した場合に、データ長がNで割り切れないとき、最終ワ−ドの演算対象でないバイト数だけ、“0”を前記可変長のデータの先頭に付加することにより、NバイトのCRC演算処理のみで演算可能とするものである。
【0021】
すなわち、本発明は、可変長のデータに対するCRC演算において、CRC演算の対象となるデータの先頭に“0”が付加されてもCRCの演算結果が変化しないことを利用して、可変長のデータをNバイトパラレルに展開した場合に、最後のNバイトにできる演算対象でないバイトの数だけ、可変長のデータの先頭に“0”を付加することにより、CRC演算部を、Nバイトパラレルに対する演算ブロックのみで構成するものである。
【0022】
図1を参照すると、本発明の第1の実施例によるCRC演算装置は、CRC演算の対象となるデータの長さを表わす長さ情報(LENGTH情報)と前記データのデータ先頭情報とから、シフト回路101、N×Nスイッチ部102、マスク処理部103を制御する信号を生成する最終バイト位置判定部100を有する。
【0023】
CRC演算の対象となる可変長データをNバイト(=1ワード)にパラレル展開すると、可変長データの長さがNの倍数でない場合には、可変長のデータ長をNで割った余りをM(M<N)とするとき、最後のワードでは、Nバイトの中のMバイトが演算対象であり、残りの(N−M)バイトは演算対象ではない。
【0024】
シフト回路101では、CRC演算対象のデータがNの倍数でない場合に、M+1バイト目からNバイトまでをシフトし、Nの倍数の場合(M=“0”)はシフトを行わない回路である。
【0025】
N×Nスイッチ部102は、シフト回路101によりシフトされたデータに対して、データ長がNの倍数でない場合には、M+1バイト目からNバイトにあるCRC演算対象でないデータが1バイト目から(N−M)バイトに位置するようにバイトの並べ替えを行い、Nの倍数である場合には、並べ替えを行わない。
【0026】
マスク処理部103は、データ長がNの倍数でない場合には、N×Nスイッチ部102によりデータの先頭の1バイト目から(N−M)バイトに移動したCRC演算対象でないデータをすべて“0”に変更する処理を行い、Nの倍数の場合には、データを“0”に変更する処理は行なわない。
【0027】
シフト回路101からマスク処理部103までの処理により、Nバイトの倍数でないデータの場合に、Nバイトにパラレル展開されたデータにおいて、最終のNバイトうちの演算対象でないバイトを“0”にして先頭に移動する処理を行うため、先頭は(N−M)バイトが“0”であり、その後にCRC演算の対象となるデータが続き、最終バイトはNバイトの最後のバイトで終了するように並び替えられる。
【0028】
CRC演算部104は、Nバイトパラレル展開されたデータに対するCRC演算処理を行うブロックであり、Nバイト単位のCRC演算を行う。
【0029】
演算した結果は、比較回路105において、期待する値と一致するかどうかの比較が行われ、その比較結果を出力する。
【0030】
シフト回路101、N×Nスイッチ部102、マスク処理部103により、Nバイトの倍数の長さでない可変長のデータをNバイトパラレルに展開したときに、可変長データのサイズをNで割った余り以降からNバイト目までのバイト数(N−(データ長をNで割った余り))だけ先頭に“0”を付加することにより、可変長データをNバイトの倍数のサイズとしてCRC演算を行うことができる。したがって、CRC演算処理ブロックとして、NバイトのCRC演算部104を用いるだけで演算可能となる。
【0031】
すなわち、図1のCRC演算装置は、可変長のCRC演算対象データ長がNの倍数でない場合にデータ長をNで割った余りをMとするとき、Nバイトにパラレル展開されたCRC演算対象データに対して、NバイトのうちM+1(M<N)バイトからNバイト目までをシフトするシフト回路101と、シフト回路101によりシフトされたデータのバイトの並びを変更するN×Nスイッチ部102と、並び替えられたデータの先頭の(N−M)バイトを“0”に変更するマスク処理部103とを有する。最終バイト位置判定部100は、受信したCRC演算対象データの長さ情報から最終バイトの位置(データ長をNで割った余り)を算出し、シフト回路101のシフトするバイト情報、N×Nスイッチ部102のスイッチ情報、マスク処理部103のパディングバイト情報の制御情報を生成する。CRC演算部104は、Nバイトにパラレル展開されたCRC演算対象データに対して、データ先頭情報で示される位置からデータ最終情報で示される位置までCRC演算を行う。比較回路105は、CRC演算部104の演算結果について、期待値との比較を行いその比較結果を出力する。
【0032】
次に、図1のCRC演算装置の動作について図2を参照して説明する。
【0033】
図1のCRC演算装置には、Nバイトにパラレル展開されたCRC演算の対象となる可変長のデータが入力データとして入力されると共に、CRC演算の対象データの範囲を示すデータ先頭情報およびデータ最終情報が入力される。
【0034】
図2において、入力データは、Nバイトのデータが1ワ−ドからLワ−ドまで順番に入力される形態であり、最終ワ−ド(Lワ−ド目)はCRC演算対象となるデータ長をバイトパラレル展開数Nで割った余りをMとするとき(L−M)バイトまで演算対象となる。最終バイト位置判定部100は、データ先頭情報により演算対象のデータを受信したことを認識すると、送信された長さ情報(LENGTH情報)をもとに上記Mを算出し、シフト回路101、N×Nスイッチ部102、マスク処理部103の制御信号を生成する。
【0035】
シフト回路101は、受信したNバイトのデータに対して、上記算出した余りMをもとに生成されたM+1バイトからNバイト目までをシフトする制御信号によりシフト処理を行う。
【0036】
N×Nスイッチ部102は、シフト回路101によりシフト処理されたデータについて、(M+1)バイトからNバイト目が1バイト目からN−Mバイト目に位置するようにスイッチを行う。
【0037】
マスク処理部103は、N×Nスイッチ部102で並べ替えられた1ワ−ド目のNバイトのデータについて、1バイトから(N−M)バイト目までを“0”に変更する処理を行う。
【0038】
CRC演算部104は、Nバイトに展開されたデータのCRC演算処理を行う。
【0039】
比較回路105は、CRC演算部104の演算結果と期待値の比較を行い、その比較結果を出力する。
【0040】
次に、図1のCRC演算装置の具体例の動作を説明する。
【0041】
図1において、入力データのパラレル展開数Nが8であり、CRC−32の演算を行う場合を具体例として説明する。
【0042】
図3は、図1のCRC演算装置におけるシフト回路101、N×N(8×8)スイッチ部102、及びマスク処理部103の具体例のブロック図である。図3において、シフト回路101(図1)は、フリップフロップからなるシフト素子200−1とセレクタ201−1との組合せ、シフト素子200−2とセレクタ201−2との組合せ、シフト素子200−3とセレクタ201−3との組合せ、シフト素子200−4とセレクタ201−4との組合せ、シフト素子200−5とセレクタ201−5との組合せ、シフト素子200−6とセレクタ201−6との組合せ、シフト素子200−7とセレクタ201−7との組合せ、及びシフト素子200−8とセレクタ201−8との組合せから構成される。図3において、N×N(8×8)スイッチ部102(図1)は、8:1セレクタ202−1〜202−8から構成される。図3において、マスク処理部103(図1)は、8:1セレクタ202−1〜202−8の出力信号と、マスク信号1〜8とを入力とするAND回路203−1〜203−8から構成される。
【0043】
図4は、CRC−32のシリアルデータに対する演算回路であり、この演算回路は、○で囲った+で示した排他的論理和(EXOR)回路と、第0〜第31のフリップフロップFとで構成される。本演算回路では、演算対象となるすべてのデータが入力されたときの、第0〜第31のフリップフロップFに保持されている値が演算結果となる。
【0044】
図5は、図4の演算回路において8バイトパラレルに処理を行う回路例を示しており、図1のCRC演算部104を構成するものである。図5において、+は排他的論理和を示し、F/Fはフリップフロップを示している。図5において、第0〜第31のフリップフロップF/F(図5の右下部から上方に32個図示されている。)の出力はF0〜F31で示されており、これら第0〜第31のフリップフロップF/Fの出力F0〜F31が、図4の第0〜第31のフリップフロップFの出力に対応する。
【0045】
図6を参照して、入力データは、演算対象となるデータが先頭位置情報と最終位置情報により示された8バイトのデータ列であり、最終ワ−ドはデータ長により演算対象となるバイトの終了位置がそれぞれ異なる。
【0046】
図6に加えて図7をも参照して、図6における、1−1−1から1−4−5で示される29バイトのデータ列(図7:700)が入力された場合に、最終バイト位置判定部100は、先頭位置情報をもとに送信される長さ情報(29バイト)をもとに最終ワ−ドの演算対象バイトの終了位置を算出する。データ長である29バイトをパラレル展開数8で割った余りが5であるため、最終ワ−ドの演算対象となるバイトは5バイト目までとなることが分かる。
【0047】
最終ワ−ドの6バイト目から8バイト目までの演算対象でない部分を先頭ワ−ドに移動するため、まず6バイト目から8バイト目をシフトする処理をシフト回路101により行う(図7:701)。シフト回路101は、図3におけるシフト素子200−1〜200−8およびセレクタ201−1〜201−8に対応し、セレクタは入力バイトデータ1選択信号〜入力バイト8選択信号により制御される。6バイト目から8バイト目までをシフトするため、この選択信号は最終バイト位置判定部100において、入力バイトデータ1選択信号〜入力バイトデータ5選択信号までを“1”、入力バイトデータ6選択信号〜入力バイトデータ8選択信号までを“0”となるように生成される。
【0048】
シフト回路101により6バイトから8バイト目までシフトされたデータは、8×8スイッチ部102において、入力バイトの6バイトから8バイトまでが上位バイトである1バイト目から3バイト目になるように並べ替えが行われる(図7:702)。8×8スイッチ部102は、図3において8:1セレクタ202−1〜202−8に対応し、入力データの6バイト目を1バイト目に出力されるように並べ替えるため、セレクタの選択信号として“5”を8:1セレクタに入力する。マスク処理部103は、8×8スイッチ部102において並べ替えられたデータの先頭ワードの1バイト目から3バイト目を“0”にする処理を行う(図7:703)。マスク処理部103は図3においてAND203−1〜203−8に対応し、出力データの演算対象となる先頭ワ−ドの1バイト目から3バイト目までを“0”にするよう先頭ワ−ドにおいてはマスク信号1〜マスク信号3を“0”、マスク信号4〜マスク信号8を“1”となるよう生成し、先頭ワ−ド以外ではマスク信号1〜マスク信号8を“1”となるように生成する。
【0049】
CRC演算部104は、本実施例ではCRC−32の演算を行い、その生成多項式はX32+X26+X23+X22+X16+X12+X11+X10+X8+X7+X5+X4+X3+X2+X1+1である。シリアルデータに対する演算回路は図4に示すように32個のフリップフロップと15個の排他的論理和により構成される。図4における演算回路を8バイトパラレル(64ビット)で処理を行うように変更した回路例を図5に示している。図5に示すような8バイト単位にCRC−32を演算する回路において、先頭位置情報から最終位置情報までのデータに対して8バイトずつ演算処理を行い、最終位置情報が示す最終ワ−ドの時点で、32ビット(4バイト)の演算結果を得ることになる。比較回路105では、CRC演算部において算出された演算結果と期待値を照合して、その比較結果を出力する。
【0050】
次に入力されるデータ列2−1−1から2−3−2で示される18バイトのデータ列が入力された場合には、3バイト目から8バイト目までをシフトして、8×8スイッチ部102の入力データの3バイト目から8バイト目が出力データの1バイト目から6バイト目に出力されるように並び替えを行う。マスク処理部103では先頭ワ−ドの1バイト目から6バイト目までを“0”にマスクする処理を行う。したがって、図7におけるシフト回路を制御する信号を、入力バイトデータ1選択信号〜入力バイトデータ2選択信号までを“1”、入力バイトデータ3選択信号〜入力バイトデータ8選択信号までを“0”となるように生成し、8×8スイッチ部(8:1セレクタ)の制御信号を“2”となるように生成し、マスク処理部の制御信号を、先頭ワ−ドにおいてはマスク信号1〜マスク信号6を“0”、マスク信号7〜マスク信号8を“1”となるよう生成し、先頭ワ−ド以外ではマスク信号1〜マスク信号8を“1”となるように生成する。
【0051】
次に入力されるデータ列3−1−1から3−5−8で示される40バイトのデータ列は、バイトパラレル展開数でデータ長が割り切れるため、シフト処理、8×8スイッチ部、マスク処理を行う必要はない。したがって、シフト処理の制御信号である入力バイトデータ1選択信号〜入力バイトデータ8選択信号は“1”、8×8スイッチ部(8:1セレクタ)の制御信号を“0”、マスク処理の制御信号であるマスク信号1〜マスク信号8を“1”となるように生成する。
【0052】
本具体例では、可変長のデータをNバイトパラレルに展開した場合に、データ長がNで割り切れないことにより発生する最終ワ−ドの演算対象でないバイトを先頭ワ−ドに移動して“0”にすることにより、Nバイト単位のCRC演算処理部のみで演算可能となる。
【0053】
本実施例では、8バイトにパラレル展開された入力データとCRC−32演算について説明したが、ビット単位にパラレル展開された入力データおよびCRC−32以外のCRC(CRC−16など)についても成立する。さらに、本実施例ではCRC演算を行い期待値との比較を行う構成について示したが、CRC演算の期待値を生成するブロックに適用することも可能である。
【0054】
図8を参照すると、本発明の第2の実施例によるCRC演算装置は、図1の最終バイト位置判定部100の代りに最終バイト位置判定部800を含む。
【0055】
本実施例は、最終バイト位置判定部800に、長さ情報(LENGTH情報)を入力するのみならず、先頭バイト位置情報をも入力することにより、演算対象となるデータ列の先頭がワ−ドの上位バイトに位置しない場合でも処理可能となるようにしたものである。
【0056】
本実施例の動作を図面を参照して説明する。
【0057】
図8において、最終バイト位置判定部800は、CRC演算対象となるデータの長さ情報(LENGTH情報)と先頭バイト位置情報をもとに、最終バイトの位置を算出する。本実施例については8バイトパラレルに展開された入力データについて説明する。8バイトパラレル展開されたデータ列について、図9に示す。
【0058】
まず、先頭バイト位置=最終バイト位置+1のとき、例えば入力データのCRC演算対象となる先頭バイト位置が6バイト目であり、データ長が16バイト(1−1−6から1−3−5)である場合(900)、まず最終バイト位置“5”を先頭バイト位置とデータ長から算出する。シフト回路101は最終バイト位置である“5”より後のバイトすなわち6バイト目から8バイト目をシフトする処理を行う。8×8スイッチ部102は、入力データの6バイト目から8バイト目が、出力データの1バイト目から3バイト目に並び替わるように処理を行う。これらの処理により2ワ−ドのデータに並び替えられるため、マスク処理は行なわれない。
【0059】
次に、先頭バイト位置<最終バイト位置+1のとき、例えば入力データのCRC演算対象となる先頭バイト位置が4バイト目であり、データ長が18バイト(1−1−4から1−3−5)である場合(903)、まず最終バイト位置“5”を先頭バイト位置とデータ長から算出する。シフト回路101および8×8スイッチ部の処理は入力データ900の場合と同様に動作する。マスク処理部103は、先頭ワ−ドの6バイト(8−(最終バイト位置+1−先頭バイト位置)を“0”にマスクする処理を行う。
【0060】
次に、先頭バイト位置>最終バイト位置+1のとき、例えば入力データのCRC演算対象となる先頭バイト位置が6バイト目であり、データ長が14バイト(1−1−8から1−3−5)である場合(906)、まず最終バイト位置“5”を先頭バイト位置とデータ長から算出する。シフト回路101および8×8スイッチ部の処理は入力データ900の場合と同様に動作する。マスク処理103は、先頭ワ−ドの2バイト(先頭バイト−(最終バイト+1))を“0”にマスクする処理を行う。
【0061】
本実施例において、先頭バイト位置=最終バイト位置+1および先頭バイト位置>最終バイト位置+1の場合には、シフト回路101、8×8スイッチ部により並び替えられたデータは入力データのワ−ド数と比較して1ワ−ド少なくなっているため、シフト回路101においてデータ先頭情報をデータにあわせてシフトする必要がある。
【0062】
本実施例は、CRC演算対象データの長さ情報のほかに先頭ワ−ドにおける先頭バイト位置情報を受信して、シフト回路101、N×N(8×8)スイッチ部102、マスク処理部103を制御することにより、CRC演算対象となるデータがワ−ドの先頭バイトから始まらない場合にも、NバイトパラレルのCRC演算部104により処理可能であるという新たな効果を有する。
【0063】
この第2の実施例を具体例を用いて説明する。
【0064】
CRC演算の対象となるデータを図10に示す。データは、ペイロ−ド1102とCRC−32の演算結果を格納する領域1103と前記1102と1103の長さ情報である1100とフレ−ムの先頭を検出するために使用するHEC(HeaderErrorCheck)1101で構成される。このデータは、現在T1X1.5にて標準化されているGFP(GenericFramingProcedure)のフォ−マットである。このデータの最後にはCRC−32が付加されておりその演算対象はペイロ−ド1102とCRC−32格納領域1103である。先頭の長さ情報1100とHEC1101の4バイトは演算処理対象ではない。このフォ−マットのデータを8バイトに展開してシフト処理、8×8スイッチ、マスク処理が行なわれる様子を図11に示す。8バイトにパラレル展開した場合には、データ1−1−1および1−1−2は図10の長さ情報1100に対応し、データ1−1−3および1−1−4は図10のHEC1101に対応している。1−1−1〜1−1−4まではCRC演算処理対象ではないため、前記第2の実施例における先頭バイト位置は常に“5”となる。
【0065】
図12を参照すると、本発明の第3の実施例によるCRC演算装置は、図1の最終バイト位置判定部100の代りに最終バイト位置判定部1000を含む。
【0066】
この最終バイト位置判定部1000は、入力データ(図10に示されている入力データとする。)とデータ先頭情報とを基に、入力データの先頭に位置する長さ情報(LENGTH情報)1100(図10)を取り出して、先頭バイト位置“5”とともに最終バイト位置の算出を行う。以後のシフト回路101によるシフト処理、8×8スイッチ部102による8×8スイッチ、マスク処理部103によるマスク処理、8バイトパラレルのCRC演算部104による演算処理等の処理は第1の実施例と同様である。
【0067】
【発明の効果】
本発明による効果は、回路規模を削減できる点である。
【0068】
その理由は、CRC演算が対象となるデータの先頭に複数の“0”が追加されても演算結果が変わらない性質を利用して、可変長のデータがNバイトパラレルで入力された場合に、最終ワ−ドの演算対象でないバイトを先頭ワ−ドに移動して“0”にすることにより、CRC演算処理部をNバイトの演算が可能なもののみで構成可能としたためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるCRC演算装置のブロック図である。
【図2】図1のCRC演算装置の動作の説明に使用する図である。
【図3】図1のCRC演算装置におけるシフト回路101、N×N(8×8)スイッチ部102、及びマスク処理部103の具体例のブロック図である。
【図4】図1のCRC演算装置におけるCRC演算部104において用いられる、CRC−32のシリアルデータに対する演算回路のブロック図である。
【図5】図1のCRC演算装置におけるCRC演算部104の具体例であって、図4の演算回路において8バイトパラレルに処理を行う回路例を示したブロック図である。
【図6】図1のCRC演算装置に対する入力データの具体例を説明するための図である。
【図7】図1のCRC演算装置の動作の説明に使用する図である。
【図8】本発明の第2の実施例によるCRC演算装置のブロック図である。
【図9】図8のCRC演算装置の動作の説明に使用する図である。
【図10】CRC演算の対象となる具体的なデータを示す図である。
【図11】図10のデータを受けた場合の具体的な動作の説明に使用する図である。
【図12】本発明の第3の実施例によるCRC演算装置のブロック図である。
【図13】従来のCRC演算装置のブロック図である。
【符号の説明】
100 最終バイト位置判定部
101 シフト回路
102 N×N(8×8)スイッチ部
103 マスク処理部
104 CRC演算部
105 比較回路
800 最終バイト位置判定部
1000 最終バイト位置判定部
Claims (6)
- 可変長のCRC演算対象データを入力として受けるCRC演算装置において、
前記CRC演算対象データのデータ長がN(Nは2以上の整数)の倍数でない場合に、前記データ長をNで割った余りをM(M<N)とするとき、Nバイトにパラレル展開されたCRC演算対象データに対して、Nバイトのうち(M+1)バイト目乃至Nバイト目と、最終の N バイトの (M + 1) バイト目乃至 N バイト目にある( N − M )バイトの CRC 演算対象ではないデータとをシフトするシフト回路と、該シフト回路によりシフトされたバイトに対して、 (M + 1) バイト目乃至 N バイト目にある( N − M )バイトの CRC 演算対象ではないデータが前記CRC演算対象データの先頭に付加されるべく並びを変更する並び変更手段と、該並び変更手段により前記CRC演算対象データの先頭に付加された(N−M)バイトを“0”に変更する“0”付加手段と、該“0”付加手段により、先頭に“0”の(N−M)バイトが付加された前記CRC演算対象データをCRC演算し、演算結果を出力するCRC演算部とを有し、 CRC 演算の対象となるデータの先頭に“0”が付加されても CRC の演算結果が変化しないことを利用したことを特徴とするCRC演算装置。 - 請求項1に記載のCRC演算装置において、
前記演算結果を、期待する値と一致するかどうか比較し、比較結果を出力する比較回路を、更に有することを特徴とするCRC演算装置。 - 請求項1に記載のCRC演算装置において、
入力として受けたCRC演算対象データの長さ情報から前記CRC演算対象データの最終バイトの位置を算出し、前記シフト回路、前記並び変更手段、及び前記“0”付加手段を制御する制御情報を生成する最終バイト位置判定部を、更に有することを特徴とするCRC演算装置。 - 請求項1に記載のCRC演算装置において、
前記並び変更手段は、前記シフト回路によりシフトされたバイトに対して、 (M + 1) バイト目乃至 N バイト目にある( N − M )バイトの CRC 演算対象ではないデータが前記CRC演算対象データの先頭に付加されるべく並びを変更するN×Nスイッチ部であり、
前記“0”付加手段は、前記N×Nスイッチ部により前記CRC演算対象データの先頭に付加された(N−M)バイトを“0”に変更するマスク処理部であることを特徴とするCRC演算装置。 - 可変長のCRC演算対象データのデータ長がN(Nは2以上の整数)の倍数でない場合に、前記データ長をNで割った余りをM(M<N)とするとき、Nバイトにパラレル展開されたCRC演算対象データに対して、Nバイトのうち(M+1)バイト目乃至Nバイト目と、最終の N バイトの (M + 1) バイト目乃至 N バイト目にある( N − M )バイトの CRC 演算対象ではないデータとをシフトするシフトステップと、該シフトステップによりシフトされたバイトに対して、 (M + 1) バイト目乃至 N バイト目にある( N − M )バイトの CRC 演算対象ではないデータが前記CRC演算対象データの先頭に付加されるべく並びを変更する並び変更ステップと、該並び変更ステップにより前記CRC演算対象データの先頭に付加された(N−M)バイトを“0”に変更する“0”付加ステップと、該“0”付加ステップにより、先頭に“0”の(N−M)バイトが付加された前記CRC演算対象データをCRC演算し、演算結果を出力するCRC演算ステップとを有し、 CRC 演算の対象となるデータの先頭に“0”が付加されても CRC の演算結果が変化しないことを利用したことを特徴とするCRC演算方法。
- 請求項5に記載のCRC演算方法において、
前記演算結果を、期待する値と一致するかどうか比較し、比較結果を出力する比較ステップを、更に有することを特徴とするCRC演算方法。
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