JP3545581B2 - 加熱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、加熱装置、特に、加熱手段としてヒータを有する加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は、従来の電気コンロ(9) の正面図である。
同図の電気コンロ(9) には、ヒータ(9a)と、ヒータ(9a)に電気を供給するか否かを切り換える為のプッシュ式の電源ボタン(9b)と、ヒータ(9a)を作動させるか否かを切り換える為の回動式の操作つまみ(9c)と、が備えられている。尚、操作つまみ(9c)は、電気コンロ(9) の前面から突出して操作し易くなっている。
【0003】
この電気コンロ(9) は、電源ボタン(9b)が押されて電気の供給状態に切り換えられた状態で、更に、操作つまみ(9c)がヒータ(9a)の作動側に回動操作されると、ヒータ(9a)が作動状態となるように構成されている。
従って、ヒータ(9a)を作動状態とする為に2操作が必要であり、操作つまみ(9c)を幼児が回してしまったり、物が当って電源ボタン(9b)が押されてしまったりしただけでは、ヒータ(9a)が作動状態にならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、電源ボタン(9b)を押して電気の供給状態に切り換えた後に操作つまみ(9c)をヒータ(9a)の作動側に操作せず、そのまま放置してしまう場合がある。この場合、電源ボタン(9b)が既に電気の供給状態に切り換えられているから、操作つまみ(9c)が作動側に操作されるだけでヒータ(9a)が作動状態となる。
【0005】
つまり、前記のように放置されると、操作つまみ(9c)を幼児が回してしまう等で、ヒータ(9a)が作動状態となってしまう。
請求項1の発明は、ヒータの不用意な作動を確実に抑えた加熱装置を提供することを目的とする。
請求項2の発明は、ヒータが複数ある場合にヒータの不用意な作動を確実に抑えた加熱装置を提供することを目的とする。
【0006】
一方、電源ボタン(9b)が電気の供給状態に切り換えられた時点で操作つまみ(9c)が既にヒータ(9a)の作動側に切り換えられている場合がある。この場合も、電源ボタン(9b)が押されるだけで、つまり、1操作だけでヒータ(9a)が作動状態となる。
請求項3の発明は、ヒータの不用意な作動を確実に抑えた加熱装置を提供することを目的とする。
【0007】
請求項4の発明は、ヒータが複数ある場合にヒータの不用意な作動を確実に抑えた加熱装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の課題解決手段は、『ヒータと、
前記ヒータに電気を供給するか否かを切り換える電源切換手段と、
前記ヒータを作動させるか否かを切り換えるヒータ切換手段とを具備し、
前記電源切換手段は、前記ヒータを収容するケース体から突出するように設けられた押圧式の電源ボタンを有し、該電源ボタンが所定時間連続して押されると前記電気の供給状態に切り換えられるものであり、
前記電源切換手段が前記電気の供給状態に切り換えられた時点で前記ヒータ切換手段が既に前記ヒータの作動状態に切り換えられていた旨に応答して、前記電源切換手段を前記電気の非供給状態に切り換える制御手段を具備する』ことを特徴とする。
【0013】
このものでは、前記電源切換手段に有する電源ボタンが所定時間連続して押されると前記ヒータを電気の供給状態に切り換えられるから、ケース体から突出する前記電源ボタンに対して瞬間的に物が接触しても電気の供給状態とならない。
そして、電源切換手段が電気の供給状態に切り換えられた後に、ヒータ切換手段がヒータの作動側に切り換えられると、ヒータが作動状態となる。
一方、電源切換手段が電気の供給状態に切り換えられた時点で、ヒータ切換手段が既にヒータの作動状態に切り換えられていた場合、制御手段によって、電源切換手段が電気の非供給状態に切り換えられる。
【0014】
請求項2の発明の課題解決手段は、『複数のヒータと、
前記ヒータの全てに電気を供給するか否かを切り換える電源切換手段と、
前記ヒータに各々対応し且つ前記ヒータの各々を作動させるか否かを各々切り換える複数のヒータ切換手段とを具備し、
前記電源切換手段は、前記ヒータを収容するケース体から突出するように設けられた押圧式の電源ボタンを有し、該電源ボタンが所定時間連続して押されると前記電気の供給状態に切り換えられるものであり、
前記電源切換手段が前記電気の供給状態に切り換えられた時点で前記ヒータ切換手段の少なくとも1つが既に前記ヒータの作動状態に切り換えられていた旨に応答して、前記電源切換手段を前記電気の非供給状態に切り換える制御手段を具備する』ことを特徴とする。
【0015】
このものでは、前記電源切換手段に有する電源ボタンが所定時間連続して押されると前記ヒータを電気の供給状態に切り換えられるから、ケース体から突出する前記電源ボタンに対して瞬間的に物が接触しても電気の供給状態とならない。
そして、電源切換手段が電気の供給状態に切り換えられた後に、ヒータ切換手段がヒータの作動側に切り換えられると、これに対応するヒータが作動状態となる。
一方、電源切換手段が電気の供給状態に切り換えられた時点で、ヒータ切換手段の少なくとも1つが既にヒータの作動状態に切り換えられていた場合、制御手段によって、電源切換手段が電気の非供給状態に切り換えられる。
【0016】
請求項3における手段は、『請求項1または2に記載の加熱装置において、
前記制御手段は、更に、前記電源切換手段が前記電気の供給状態に切り換えられた時点から所定時間内に於ける前記ヒータの非作動状態に応答して、前記電源切換手段を前記電気の非供給状態に切り換える制御構成を備える』ことを特徴とする。
このものでは、電源切換手段が電気の供給状態に切り換えられた時点で、ヒータ切換手段が既にヒータの作動状態に切り換えられていた場合、制御手段によって、電源切換手段が電気の非供給状態に切り換えられる。しかも、電源切換手段が電気の供給状態に切り換えられた時点からヒータが非作動状態のまま所定時間が経過すると、制御手段によって、電源切換手段が電気の非供給状態に切り換えられる。
また、請求項4のように、『請求項1ないし3の何れかに記載の加熱装置において、
前記ヒータ切換手段は、前記ケース体から突出するように設けられた前記ヒータ用の回動式の操作つまみを有し、
前記ケース体にはガスバーナとガスバーナ用の操作つまみとを具備し、前記ヒータ用の操作つまみがガスバーナ用の操作つまみと同一形状及び同一サイズに設定されている』ものでもよい。
このものでは、ヒータ用の操作つまみがガスバーナ用の操作つまみと同一形状及び同一サイズに設定されているから、不用意なヒータ作動の防止効果を確保した上で、加熱装置の外観上の統一感が増し、その意匠が優れたものとなる。
【0017】
また、請求項5のように、『請求項1ないし4の何れかに記載の加熱装置において、
前記電源切換手段が前記電気の供給状態に切り換えられた時点で前記ヒータ切換手段が既に前記ヒータの作動状態に切り換えられていた場合に報知を行う報知手段を備える』ものでもよい。
これによって、前記電源切換手段が前記電気の供給状態に切り換えられた時点で前記ヒータ切換手段が既に前記ヒータの作動状態に切り換えられていた場合は、誤操作であることを報知することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明では、ケース体から突出する前記電源ボタンに対して瞬間的に物が接触しても電気の供給状態とならない。従って、この点で、ヒータの不用意な作動が防止される。
しかも、電源切換手段が電気の供給状態に切り換えられた時点で、ヒータ切換手段が既にヒータの作動状態に切り換えられていた場合、電源切換手段が電気の非供給状態に切り換えられる。従って、ヒータを作動状態とするには、電源切換手段を電気の供給状態に切り換えた後にヒータ切換手段をヒータの作動状態に切り換える2つの切換が必要であり、ヒータの不用意な作動が確実に防止される。
【0020】
請求項2の発明では、請求項1の発明と同様の効果を奏する。加えて、電源切換手段が電気の供給状態に切り換えられた時点で上記制御手段により電源切換手段が強制的に電気の非供給状態に切り換えられるには、前記時点でヒータ切換手段の少なくとも1つがヒータの作動状態に切り換えられていればよいから、ヒータが複数ある場合のヒータの不用意な作動が確実に防止されている。
【0021】
請求項3の発明では、その制御手段よって、電源切換手段が電気の供給状態に切り換えられた時点で、ヒータ切換手段が既にヒータの作動状態に切り換えられていた場合、電源切換手段が電気の非供給状態に切り換えられ、しかも、電源切換手段が電気の供給状態に切り換えられた時点からヒータが非作動状態のまま所定時間が経過すると、電源切換手段が電気の非供給状態に切り換えられるので、ヒータの不用意な作動が一層確実に防止される。
請求項4の発明では、本加熱装置は、外観上の統一感を持たせるため、ヒータ用の操作つまみ(ヒータ切換手段)がガスバーナ用の操作つまみと同一形状及び同一サイズに設定されて操作つまみ(ヒータ切換手段)がケース体から突出しており、操作つまみ(ヒータ切換手段)が物に接触して不用意に操作され易いが、前記したヒータの不用意な作動の防止効果を確保することができる。
請求項5の発明では、電源切換手段が電気の供給状態に切り換えられた時点でヒータ切換手段が既にヒータの作動状態に切り換えられていた場合は、誤操作であることを報知することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
図1は、本願発明の実施の形態に於けるドロップインコンロ(1) の平面図であり、図2は、ドロップインコンロ(1) の正面図であり、図3は、図2の操作パネル(11a) の拡大図であり、図4は、図3の操作つまみ(5)(6a) の平面図であり、図5は、ドロップインコンロ(1) の要部を示すブロック図である。
【0023】
*ドロップインコンロ(1) について*
図1及び図2に示すように、ドロップインコンロ(1) は、略矩形箱状のケース体(10)に対してその上面から露出するようにヒータ(3) 及びガスバーナ(2a)(2b)を収容した構成である。又、このケース体(10)の前面で開閉されるグリル部(12)にガスバーナ(2c)を収容した構成である。尚、ヒータ(3) 及びガスバーナ(2a)(2b)(2c)の各々は、公知の構成が採用されている。
【0024】
*操作パネル(11a)(11b)について*
そして、ケース体(10)の前面には、図2に示すように、正面視にてグリル部(12)より左側の操作パネル(11a) と右側の操作パネル(11b) とが備えられている。操作パネル(11a) には、電源ボタン(4) と、ヒータ(3) 用の操作つまみ(5) と、ガスバーナ(2a)用の操作つまみ(6a)と、が設けられ、操作パネル(11b) には、ガスバーナ(2b)用の操作つまみ(6b)と、ガスバーナ(2c)用の操作つまみ(6c)と、が設けられている。これら操作つまみ(5) (6a)(6b)(6c)は、操作パネル(11a)(11b)から前方に突出しており、操作し易くなっている。又、これら操作つまみ(5) (6a)(6b)(6c)は、同一形状及び同一サイズに設定されている。
【0025】
*電源ボタン(4) について*
電源ボタン(4) は、プッシュ式であり、電源ボタン(4) の押圧でその接点部(図示せず)が閉じられて前記押圧された旨の信号が制御回路(7a)に付与され、後述の制御プログラムにより電源回路(7b)がオン・オフされる構成となっている。つまり、前記接点部と前記制御プログラムとが電源回路(7b)のオン・オフの為のスイッチとして機能する。
【0026】
又、この電源ボタン(4) の押圧操作部には、図3に示すように、電源ランプ(40)が設けられている。この電源ランプ(40)は、後述の電源回路(7b)のオン・オフの状態を表示する為のものである。
*操作つまみ(5) について*
操作つまみ(5) は、回動式であり、操作つまみ(5) の回動でその接点部(図示せず)が閉じられて回動位置が信号で制御回路(7a)に付与され、後述の制御プログラムにより通電回路(7c)がオン・オフされる構成となっている。つまり、前記接点部と前記制御プログラムとが通電回路(7c)のオン・オフの為のスイッチとして機能する。
【0027】
具体的には、操作つまみ(5) は、図3及び図4に示すように、その外周面から突出する凸部(51)を備えている。この凸部(51)が操作つまみ(5) の最上位置に位置したときに、ヒータ(3) がオフとなり、この操作つまみ(5) が左回りに回動されたときに、ヒータ(3) がオンとなるように構成されている。又、前記回動の位置に基づいてヒータ(3) での加熱量が設定される。尚、操作つまみ(5) が右回りに回動されたときにヒータ(3) がオンとなる構成としてもよい。
【0028】
以下、凸部(51)が前記最上位置に位置したときの操作つまみ(5) の位置を「切位置」と称し、前記回動されたときの操作つまみ(5) の位置を「調節位置」と称する。
又、この操作つまみ(5) を包囲するリング状の通電ランプ(50)が操作パネル(11a) に装着されている。この通電ランプ(50)は、ヒータ(3) がオンのときに点灯し、ヒータ(3) がオフのときに消灯する。
【0029】
*操作つまみ(6a)について*
操作つまみ(6a)は、回動式であり、その外形は、操作つまみ(5) と同一の形状に設定されている。そして、この操作つまみ(6a)の外周面から突出する凸部(61)が操作つまみ(6a)の最上位置に位置したときに、ガス回路が閉じてガスバーナ(2a)が消火状態となり、この操作つまみ(6a)が左回りに回動されたときに、ガス回路が開いてガスバーナ(2a)に点火される構成となっている。そして、前記点火後は、凸部(61)の位置に基づいてガスバーナ(2a)での火力が設定される。
【0030】
又、この操作つまみ(6a)を包囲するリング状の着火ランプ(60a) が操作パネル(11a) に装着されている。この着火ランプ(60a) は、ガスバーナ(2a)が着火状態のときに点灯し、ヒータ(3) が消火状態のときに消灯する。
*操作つまみ(6b)(6c)について*
更に、操作つまみ(6b)(6c)は、操作つまみ(6a)と同様の構成となっている。又、これら操作つまみ(6b)(6c)を各々包囲するリング状の着火ランプ(60b)(60c)が操作パネル(11b) に装着されている。
【0031】
*制御回路(7a)、電源回路(7b)及び通電回路(7c)について*
このドロップインコンロ(1) には、図5に示すように、制御回路(7a)、電源回路(7b)及び通電回路(7c)が備えられている。
電源回路(7b)は、ヒータ(3) 用に設けられたものである。
通電回路(7c)は、電源回路(7b)から供給された電気をヒータ(3) に対して通電させるか否を切り換える為のものである。つまり、通電回路(7c)がオンのときにヒータ(3) に通電し且つオフのときにヒータ(3) に通電しない構成となっている。
【0032】
制御回路(7a)は、上記した電源ボタン(4) 及び操作つまみ(5) での操作に基づいて電源回路(7b)及び通電回路(7c)を制御するものであり、これら制御によって、ヒータ(3) が制御される。又、この制御回路(7a)によって、電源ランプ(40)、通電ランプ(50)及びブザー(8) も制御される。
この制御回路(7a)には、マイクロコンピューターが内蔵され、このマイクロコンピューターに格納された制御プログラムによって、前記制御が実行される。
【0033】
[ヒータ(3) の制御について]
図6は、ヒータ(3) を制御する制御プログラムの一部を示すフローチャートであり、図7は、前記制御プログラムの他の一部を示すフローチャートである。
同図に示す制御プログラムに基づいてヒータ(3) の制御を説明する。
このものでは、電源ボタン(4) が2秒間連続して押されると、電源回路(7b)がオンとなると共に電源ランプ(40)が点灯する(ステップ(S1)(S2)(S3))。
【0034】
このとき、操作つまみ(5) が既に「調節位置」に回動操作されていた場合には、ブザー(8) が「ピー」と1秒間鳴り誤操作であることを報知すると共に、電源回路(7b)をオフとし且つ電源ランプ(40)を消灯する(ステップ(S4)(S5)(S6)(S7))。そして、ステップ(S1)に戻る。
操作つまみ(5) が「切位置」である場合には、タイマーをリセットして時間計測を開始する(ステップ(S4)(S8))。
【0035】
そして、10秒経過するまでの間に操作つまみ(5) が「切位置」から「調節位置」に回動操作されると、通電回路(7c)をオンとしてヒータ(3) に通電させると共に通電ランプ(50)をオンとする(ステップ(S9)(S10)(S13)(S14) )。これによって、ヒータ(3) に載置された鍋等が加熱される。又、ヒータ(3) がオンとなっている旨が通電ランプ(50)の点灯によってわかる。
【0036】
一方、10秒経過しても操作つまみ(5) が「切位置」のままであるときには、電源回路(7b)をオフとすると共に電源ランプ(40)を消灯する(ステップ(S9)(S10)(S11)(S12) )。そして、ステップ(S1)に戻る。
この後、ヒータ(3) がオンとなってから、操作つまみ(5) が「調節位置」から「切位置」に戻されるか、電源ボタン(4) が押されるか、2時間が経過すると、通電回路(7c)をオフとしてヒータ(3) をオフとすると共に、通電ランプ(50)を消灯する(ステップ(S15)(S16)(S17)(S18)(S19)(S20))。更に、電源回路(7b)をオフとすると共に電源ランプ(40)をオフとし、ステップ(S1)に戻る。
【0037】
このものでは、電源ボタン(4) が押されて電源回路(7b)がオンとなった時点からヒータ(3) のオフ状態が10秒続くと、ステップ(S9)(S10)(S11)によって電源回路(7b)がオフになるから、前記10秒以上には電源回路(7b)がオンの状態に放置されない。従って、ヒータ(3) をオンとする為には、電源ボタン(4) の操作と、前記10秒以内での操作つまみ(5) の操作の2操作が必要であり、1操作でヒータ(3) が不用意に作動してしまう不都合が確実に防止されている。
【0038】
又、電源ボタン(4) が押されて電源回路(7b)がオンとなった時点で、操作つまみ(5) が既に「調節位置」となっていた場合、ステップ(S4)(S5)(S6)によって、電源回路(7b)がオフになる。従って、ヒータ(3) をオンとする為には、必ず、電源ボタン(4) の操作の後に操作つまみ(5) を「調節位置」に操作しなければならない。これによって、1操作でヒータ(3) が不用意に作動してしまう不都合が確実に防止されている。
【0039】
押圧式の電源ボタン(4) と回動式の操作つまみ(5) とが操作パネル(11a) から前方に突出しており、電源ボタン(4) 及び操作つまみ(5) が物に接触して不用意に操作され易いから、ヒータ(3) の不用意な作動の防止効果が特に顕著となっている。
又、ヒータ(3) 用の操作つまみ(5) がガスバーナ(2a)(2b)(2c)用の操作つまみ(6a)(6b)(6c)と同一形状及び同一サイズに設定されているから、前記した不用意な作動の防止効果を確保した上で、このドロップインコンロ(1) の外観状の統一感が増し、このドロップインコンロ(1) の意匠が優れたものとなっている。
【0040】
更に、操作つまみ(5) は、操作パネル(11a) から突出する構成であるから、操作パネル(11a) よりも凹んだものに比べて、この操作つまみ(5) の使い勝手が向上している。
電源回路(7b)がオンとなるには、電源ボタン(4) が2秒間連続して押される必要があるから、電源ボタン(4) に対して瞬間的に物が接触しても電源回路(7b)がオンとならない。従って、この点でも、ヒータ(3) の不用意な作動が防止されている。
【0041】
上記の電源ボタン(4) 、電源回路(7b)及びステップ(S1)(S2)が既述請求項1、3に記載の「電源切換手段」に相当し、操作つまみ(5) 、通電回路(7c)及びステップ(S9)(S13) が既述請求項1、3に記載の「ヒータ切換手段」に相当する。更に、ステップ(S9)(S10)(S11)が既述請求項1に記載の「制御手段」に相当し、ステップ(S4)(S5)(S6)が既述請求項3に記載の「制御手段」に相当する。
[実施の形態2]
図8は、本願発明の実施の形態2に於けるテーブルコンロ(1a)の平面図であり、図9は、テーブルコンロ(1a)の正面図であり、図10は、テーブルコンロ(1a)の要部を示すブロック図である。
【0042】
*テーブルコンロ(1a)について*
図8及び図9に示すように、テーブルコンロは、略矩形箱状のケース体(10a) に対してその上面から露出するように一対のヒータ(3a)(3b)を収容した構成である。尚、ヒータ(3a)(3b)としては、公知の構成が採用されている。
そして、ケース体(10a) の前面には、電源ボタン(4) と、ヒータ(3a)用の操作つまみ(5a)と、ヒータ(3b)用の操作つまみ(5b)と、が設けられている。
【0043】
*電源ボタン(4) について*
電源ボタン(4) は、上記実施の形態1と同じ構成であり、この電源ボタン(4) の接点部と後述の制御プログラムとが電源回路(7b)をオン・オフする為のスイッチとして機能する。
又、この電源ボタン(4) の押圧操作部には、上記実施の形態1と同様の電源ランプ(40)が設けられている。
【0044】
*操作つまみ(5a)(5b)について*
操作つまみ(5a)(5b)の各々は、回動式であり、これら操作つまみ(5a)(5b)の各々の接点部と後述の制御プログラムとが通電回路(7c)(7d)をオン・オフする為のスイッチとして機能する。
これら操作つまみ(5a)(5b)は、ケース体(10a) の前面から突出しており、操作し易くなっている。又、これら操作つまみ(5a)(5b)は、図9に示すように、その外周部の一部に印刷された目印(52)(53)を備えている。
【0045】
そして、目印(52)が操作つまみ(5a)の最上位置に位置したときに、ヒータ(3a)がオフとなり、この操作つまみ(5a)が回動されたときに、ヒータ(3a)がオンとなるように構成されている。又、前記回動の位置に基づいてヒータ(3a)での加熱量が設定される。
又、目印(53)が操作つまみ(5b)の最上位置に位置したときに、ヒータ(3b)がオフとなり、この操作つまみ(5b)が回動されたときに、ヒータ(3b)がオンとなるように構成されている。又、前記回動の位置に基づいてヒータ(3b)での加熱量が設定される。
【0046】
以下、目印(52)(53)が前記最上位置に位置したときの操作つまみ(5a)(5b)の位置を「切位置」と称し、前記回動されたときの操作つまみ(5a)(5b)の位置を「調節位置」と称する。
*制御回路(7a)、電源回路(7b)及び通電回路(7c)(7d)について*
このテーブルコンロ(1a)には、図10に示すように、制御回路(7a)、電源回路(7b)及び通電回路(7c)(7d)が備えられている。
【0047】
電源回路(7b)は、ヒータ(3a)(3b)用に設けられたものである。
通電回路(7c)は、電源回路(7b)から供給された電気をヒータ(3a)に対して通電させるか否を切り換える為のものであり、通電回路(7c)がオンのときにヒータ(3a)に通電し且つオフのときにヒータ(3a)に通電しない構成となっている。
通電回路(7d)は、電源回路(7b)から供給された電気をヒータ(3b)に対して通電させるか否かを切り換える為のものであり、通電回路(7d)がオンのときにヒータ(3b)に通電し且つオフのときにヒータ(3b)に通電しない構成となっている。
【0048】
制御回路(7a)は、上記した電源ボタン(4) 及び操作つまみ(5a)(5b)の操作に基づいて電源回路(7b)及び通電回路(7c)(7d)を制御するものであり、これら制御によって、ヒータ(3a)(3b)が制御される。又、この制御回路(7a)によって、電源ランプ(40)及びブザー(8) (図示せず)も制御される。
この制御回路(7a)には、マイクロコンピューターが内蔵され、このマイクロコンピューターに格納された制御プログラムによって、前記制御が実行される。
【0049】
[ヒータ(3) の使用について]
図11は、ヒータ(3a)(3b)を制御する制御プログラムの一部を示すフローチャートであり、図12は、前記制御プログラムの他の一部を示すフローチャートであり、図13は、前記制御プログラム中のヒータ制御ルーチンを示すフローチャートである。
【0050】
このものでは、電源ボタン(4) が2秒間押されると、電源回路(7b)がオンとなると共に電源ランプ(40)が点灯する(ステップ(S31)(S32)(S33) )。
このとき、操作つまみ(5a)(5b)の両方が「切位置」でない場合、つまり、操作つまみ(5a)(5b)の少なくとも一方が既に「調節位置」に回動操作されていた場合には、ブザー(8) が「ピー」と1秒間鳴り誤操作であることを報知すると共に、電源回路(7b)をオフとし且つ電源ランプ(40)を消灯する(ステップ(S34)(S35)(S36)(S37))。そして、ステップ(S31) に戻る。
【0051】
操作つまみ(5a)(5b)の両方が「切位置」である場合には、ヒータ(3a)のオン・オフの状態に対応するフラグ(A) を「0」とし且つヒータ(3b)のオン・オフの状態に対応するフラグ(B) を「0」とする(ステップ(S34)(S38))。
(A) は、ヒータ(3a)がオフのままのとき「0」、ヒータ(3a)がオンのとき「1」、ヒータ(3a)がオンからオフとなったとき「2」となる。(B) も同様に、ヒータ(3b)がオフのままのとき「0」、ヒータ(3b)がオンのとき「1」、ヒータ(3b)がオンからオフとなったとき「2」となる。
【0052】
続いて、タイマーをリセットして時間計測を開始し(ステップ(S41) )、ヒータ制御ルーチンを実行する(ステップ(S42) )。
このヒータ制御ルーチンでは、(A) が「1」でないとき、つまり、「0」又は「2」のとき、操作つまみ(5a)が「切位置」から「調節位置」に操作されたか否かを判断し、前記操作されたときには、通電回路(7c)をオンとしてヒータ(3a)をオンとする(ステップ(S61)(S62)(S63) )。又、(A) を「1」とする(ステップ(S64) )。前記操作されないときには、通電回路(7c)をオフのままとする(ステップ(S62) )。
【0053】
そして、(A) が「1」であるとき、操作つまみ(5a)が「調節位置」から「切位置」に操作れたか否かを判断し、前記操作されたときには、通電回路(7c)をオフとしてヒータ(3a)をオフとする(ステップ(S69)(S70)(S71) )。又、(A) を「2」とする(ステップ(S72) )。前記操作されないときには、通電回路(7c)をオンのままとする(ステップ(S70) )。
【0054】
又、(B) が「1」でないとき、つまり、「0」又は「2」のとき、操作つまみ(5b)が「切位置」から「調節位置」に操作されたか否かを判断し、前記操作されたときには、通電回路(7d)をオンとしてヒータ(3b)をオンとする(ステップ(S65)(S66)(S67) )。又、(B) を「1」とする(ステップ(S68) )。前記操作されないときには、通電回路(7d)をオフのままとする(ステップ(S66) )。
【0055】
そして、(B) が「1」であるとき、操作つまみ(5b)が「調節位置」から「切位置」に操作れたか否かを判断し、前記操作されたときには、通電回路(7d)をオフとしてヒータ(3b)をオフとする(ステップ(S73)(S74)(S75) )。又、(B) を「2」とする(ステップ(S76) )。前記操作されないときには、通電回路(7d)をオンのままとする(ステップ(S74) )。
【0056】
そして、上記タイマーによる時間計測が開始されてから10秒以内に、このヒータ制御ルーチンでヒータ(3a)(3b)の少なくとも一方がオンとなったときには、このヒータ制御ルーチンを繰り返し実行する(ステップ(S42)(S43)(S44)(S45))。
一方、前記10秒が経過しても、ヒータ(3a)(3b)の両方がオフのままのときには、電源回路(7b)をオフとすると共に電源ランプ(40)を消灯する(ステップ(S42)(S43)(S45)(S49)(S50) )。そして、ステップ(S31) に戻る。
【0057】
更に、ヒータ(3a)(3b)の少なくとも一方がオンとなった後に、ヒータ(3a)(3b)の両方がオフとなったときにも、電源回路(7b)をオフとすると共に電源ランプ(40)を消灯する(ステップ(S42)(S43)(S44)(S49)(S50) )。そして、ステップ(S31) に戻る。
又、前記10秒以内でも電源ボタン(4) が押されたときには、通電回路(7c)(7d)の両方及び電源回路(7b)をオフ状態とすると共に電源ランプ(40)を消灯する(ステップ(S46)(S47)(S48)(S49)(S50) )。そして、ステップ(S31) に戻る。
【0058】
このものでは、電源回路(7b)がオンとなった時点からヒータ(3a)(3b)の両方のオフ状態が10秒続くと、ステップ(S42)(S43)(S45)(S49)(S50) によって電源回路(7b)がオフになるから、前記10秒以上には電源回路(7b)がオンの状態に放置されない。従って、ヒータ(3a)(3b)の少なくとも一方をオンとする為には、電源ボタン(4) の操作と前記10秒以内での操作つまみ(5a)(5b)の少なくとも一方の操作の2操作が必ず必要であり、1操作でヒータ(3a)(3b)が不用意に作動してしまう不都合が確実に防止されている。
【0059】
又、電源ボタン(4) が押されて電源回路(7b)がオンとなった時点で、操作つまみ(5a)(5b)の少なくとも一方が既に「調節位置」となっていた場合、ステップ(S34)(S35)(S36) によって、電源回路(7b)がオフになる。従って、ヒータ(3a)(3b)をオンとする為には、必ず、電源ボタン(4) の操作の後に操作つまみ(5a)(5b)を「調節位置」に操作しなければならない。これによって、1操作でヒータ(3a)(3b)が不用意に作動してしまう不都合が確実に防止されている。
【0060】
更に、押圧式の電源ボタン(4) と回動式の操作つまみ(5a)(5b)とがケース体(10a) の前面から突出しており、これら電源ボタン(4) 及び操作つまみ(5a)(5b)が物に接触する等して不用意に操作され易いから、ヒータ(3a)(3b)の不用意な作動の防止効果が特に顕著となっている。
又、電源回路(7b)がオンとなるには、電源ボタン(4) が2秒間連続して押される必要があるから、電源ボタン(4) に瞬間的に物が接触しても電源回路(7b)がオンとならない。従って、この点でも、ヒータ(3) の不用意な作動が防止されている。
【0061】
このものでは、電源ボタン(4) 、電源回路(7b)及びステップ(S31)(S32)が既述請求項2、4に記載の「電源切換手段」に相当し、操作つまみ(5a)(5b)、通電回路(7c)(7d)及びステップ(S62)(S63)(S66)(S67)(S70)(S71)(S74)(S75)が既述請求項2、4に記載の「ヒータ切換手段」に相当する。更に、ステップ(S43)(S45)(S49) が既述請求項2に記載の「制御手段」に相当し、ステップ(S34)(S36)が既述請求項4に記載の「制御手段」に相当する。
[他の実施の形態]
▲1▼.上記の実施の形態2では、一対のヒータ(3a)(3b)を備えたものに実施したが、これを、3つ以上のヒータを備えたものに実施してもよい。
【0062】
▲2▼.上記の実施の形態1、2では、電源回路(7b)をオン・オフする為のスイッチ機能部を、電源ボタン(4) の接点部と制御プログラムの一部から構成し、通電回路をオン・オフする為のスイッチ機能部を、操作つまみの接点部と制御プログラムの他の一部から構成したが、前記スイッチ機能部の各々を、前記制御プログラムを含まずに機械的なものだけから構成してもよい。
【0063】
この場合、周知の所謂、プッシュプッシュ式のスイッチを採用できる。
これを説明すると、非押圧位置と押圧位置との間で移動可能で且つ前記非押圧位置側にバネにより付勢される操作部と、操作部が非押圧位置にあるときには開き且つ非押圧位置と押圧位置との中間位置にあるときには閉じられる接点部と、操作部を前記中間位置に係止する為のハートカム溝とこれに係合するピン状の係合子とからなるロック機構と、上記5分間経過時点で制御回路から出力されるオフ信号に応答して電磁力等により係合子をハートカム溝から外す強制解除機構と、を具備する構成としたオートオフスイッチとしてもよい。
【0064】
このものでは、非押圧位置にある操作部を押圧位置まで押圧して移動させた後に操作部から手を離すと、操作部は、バネにより非押圧位置側に押し戻されて、ハートカム溝の中間点と係合子との係合により前記中間位置に係止される。このとき、接点部が閉状態となり、電源回路(7b)又は通電回路がオンとなる。
この係止状態で、操作部を再び押圧すると、係合子が中間点から外れ、操作部が付勢力により押圧位置まで押し戻される。このとき、接点部が開状態となり、電源回路(7b)又は通電回路がオフとなる。
【0065】
又、前記係止状態で、制御回路から上記オフ信号が出力された場合でも、強制解除機構によって、係合子が中間点から外れて操作部がバネにより非押圧位置まで押し戻される。このとき、接点部が開状態となり、電源回路(7b)又は通電回路がオフとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に於けるドロップインコンロ(1) の平面図
【図2】ドロップインコンロ(1) の正面図
【図3】図2の操作パネル(11a) の拡大図
【図4】図3の操作つまみ(5)(6a) の平面図
【図5】ドロップインコンロ(1) の要部を示すブロック図
【図6】ヒータ(3) を制御する制御プログラムの一部を示すフローチャート
【図7】前記制御プログラムの他の一部を示すフローチャート
【図8】本願発明の実施の形態2に於けるテーブルコンロ(1a)の平面図
【図9】テーブルコンロ(1a)の正面図
【図10】テーブルコンロ(1a)の要部を示すブロック図
【図11】ヒータ(3a)(3b)を制御する制御プログラムの一部を示すフローチャート
【図12】前記制御プログラムの他の一部を示すフローチャート
【図13】前記制御プログラム中のヒータ制御ルーチンを示すフローチャート
【図14】従来の電気コンロ(9) の正面図
【符号の説明】
(1) ・・・ドロップインコンロ
(1a)・・・テーブルコンロ
(4) ・・・電源ボタン
(7b)・・・電源回路
(5) ・・・操作つまみ
(5a)・・・操作つまみ
(5b)・・・操作つまみ
(7c)・・・通電回路
(7d)・・・通電回路
(7a)・・・制御回路

Claims (5)

  1. ヒータと、
    前記ヒータに電気を供給するか否かを切り換える電源切換手段と、
    前記ヒータを作動させるか否かを切り換えるヒータ切換手段とを具備し、
    前記電源切換手段は、前記ヒータを収容するケース体から突出するように設けられた押圧式の電源ボタンを有し、該電源ボタンが所定時間連続して押されると前記電気の供給状態に切り換えられるものであり、
    前記電源切換手段が前記電気の供給状態に切り換えられた時点で前記ヒータ切換手段が既に前記ヒータの作動状態に切り換えられていた旨に応答して、前記電源切換手段を前記電気の非供給状態に切り換える制御手段を具備する加熱装置。
  2. 複数のヒータと、
    前記ヒータの全てに電気を供給するか否かを切り換える電源切換手段と、
    前記ヒータに各々対応し且つ前記ヒータの各々を作動させるか否かを各々切り換える複数のヒータ切換手段とを具備し、
    前記電源切換手段は、前記ヒータを収容するケース体から突出するように設けられた押圧式の電源ボタンを有し、該電源ボタンが所定時間連続して押されると前記電気の供給状態に切り換えられるものであり、
    前記電源切換手段が前記電気の供給状態に切り換えられた時点で前記ヒータ切換手段の少なくとも1つが既に前記ヒータの作動状態に切り換えられていた旨に応答して、前記電源切換手段を前記電気の非供給状態に切り換える制御手段を具備する加熱装置。
  3. 請求項1または2に記載の加熱装置において、
    前記制御手段は、更に、前記電源切換手段が前記電気の供給状態に切り換えられた時点から所定時間内に於ける前記ヒータの非作動状態に応答して、前記電源切換手段を前記電気の非供給状態に切り換える制御構成を備える加熱装置。
  4. 請求項1ないし3の何れかに記載の加熱装置において、
    前記ヒータ切換手段は、前記ケース体から突出するように設けられた前記ヒータ用の回動式の操作つまみを有し、
    前記ケース体にはガスバーナとガスバーナ用の操作つまみとを具備し、前記ヒータ用の操作つまみがガスバーナ用の操作つまみと同一形状及び同一サイズに設定されている加熱装置。
  5. 請求項1ないし4の何れかに記載の加熱装置において、
    前記電源切換手段が前記電気の供給状態に切り換えられた時点で前記ヒータ切換手段が既に前記ヒータの作動状態に切り換えられていた場合に報知を行う報知手段を備える加熱装置。
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