JP3545323B2 - 舗装表面の処理方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば排水性舗装の空隙に詰まった土砂や粉塵等の除去作業、排水性舗装の敷き直しを行う際の表層のはつり作業、或いは橋等の路面の増厚工事を行う際の路面のはつり作業等に好適な舗装表面の処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
まず、図10を参照して排水性舗装について説明すると、排水性舗装aとは、路床bの上に路盤c、基層d及び通水可能な空隙eを有する表層fを順次敷設して形成された舗装をいい、降雨時に表層fの空隙eに流入した雨水を図示しない側溝に導いて排水することにより、走行車両のタイヤによる水しぶきが上がり視界を妨げる所謂スモーキング現象やハイドロプレーニング現象等の走行安全性を阻害する要因を減らす機能を持つ。また、表層fの空隙eが吸音能力を有することから、車両走行時のタイヤの騒音を小さくする機能も併せ持つ。尚、排水性舗装の基層d部分は、路盤cの保護のために非通水性とされている。
【0003】
ところで、かかる排水性舗装aにおいては、車両の走行や風等の影響によって表層fの空隙eに土砂や粉塵等が詰まってしまい、上述した優れた諸機能が比較的短期間で低下してしまうため、従来においては、噴射ノズル等から舗装表面に向けて圧力水を噴射し、該圧力水の吹き付け圧により舗装aの空隙eの目詰まり物を遊離させて遊離した目詰まり物を水と共に吸引除去して舗装表面を洗浄し、これにより、該表面の機能を回復させるようにしている。
【0004】
また、土砂や粉塵等の目詰まりの程度がひどい場合には、洗浄による機能回復が難しくなるため、路面切削機により表層(骨材をアスファルトで結合したもの)を削り取り、新しい材料で表層の敷き直しを行うようにしている。
更に、橋等の路面の増厚工事のためのコンクリート路面のはつり作業や空港滑走路の路面に付着したタイヤゴム等の除去作業においては、噴射ノズル等から舗装表面に向けて超高圧水を噴射してその衝撃力により表層fの上層部分のみのはつりを行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、圧力水の噴射による舗装表面の機能回復方法においては、単に噴射ノズル等から舗装表面に向けて圧力水を噴射するだけでは、舗装の空隙の目詰まり物の除去効果を十分に得られないという不都合があった。
また、路面切削機による表層の削り取りに際しては、超硬チップにより表層の破砕及び削り取りを行うので、骨材(石)割れが生じ、削り取り後の表層材を再利用できないという不都合があった。
【0006】
更に、超高圧水による路面のはつりでは、超高圧水は通常98000kPaを超えるような非常に高い圧力で噴射ノズルから空中に噴射されるため、はつり作業時に路面から剥離した骨材や小石等が飛散して安全面で問題が生じてくると共に、はつり作業時の騒音が大きいという不都合があった。
本発明はかかる不都合を解消するためになされたものであり、本発明の第1の態様の目的は、舗装の空隙の目詰まり物を効率良く除去することができる舗装表面の処理方法及び装置を提供することにある。
【0007】
また、本発明の第2の態様の目的は、表層の再利用を可能にすることができると共に、路面上の骨材や小石等の飛散を防止して優れた安全性を確保することができ、しかも、はつり作業時の低騒音化を図ることができる舗装表面の処理方法及び装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1に係る舗装表面の処理方法は、舗装表面上に形成された貯液部内の気圧を外部の気圧よりも低くし、その貯液部の液体中で舗装表面に向けて圧力水を噴射することによりキャビテーションを発生させ、このキャビテーションの衝撃力により舗装の空隙の目詰まり物を遊離させて遊離した目詰まり物を水と共に吸引除去することを特徴とする。
【0009】
請求項2に係る舗装表面の処理装置は、舗装表面に向けて圧力水を噴射する噴射手段と、該噴射手段による圧力水の噴射により舗装の空隙で遊離した目詰まり物を水と共に吸引除去する吸引手段とを備えた舗装表面の処理装置において、
前記噴射手段の噴射口の周囲を囲繞して内部に液体の貯留を可能にする貯液部を舗装表面上に形成し、その貯液部内の気圧を外部の気圧よりも低くするように貯液部内の空気を吸引する吸引手段を貯液部内に臨ませるとともに、該貯液部の液体中に前記噴射口を配置したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
図1は本発明の第1の態様の実施の形態である舗装表面の処理装置を説明するための説明的断面図、図2は図1の矢印II方向から見た図の一部を切り欠いた図、図3は図2の矢印III方向から見た図の一部を切り欠いた図、図4は図3のIV−IV線断面の一部を切り欠いた図、図5は水介在手段の一例を説明するための一部を切り欠いた図、図6は水介在手段の変形例を説明するための一部を切り欠いた図、図7は本発明の第2の態様の実施の形態である舗装表面の処理装置を説明するための説明的断面図、図8は外箱の両端側のシール構造を説明するための一部を切り欠いた図、図9は図8のIX−IX線断面図である。なお、第1及び第2の態様の実施の形態共に、舗装として排水性舗装を例に採る。また、排水性舗装の構造については従来例(図10参照)で説明したものと同一であるので従来例と同一符号を付して説明する。
【0013】
まず、図1〜図4を参照して、第1の態様の実施の形態から説明すると、この舗装表面の処理装置は舗装aの空隙eの目詰まり物を除去する装置であり、例えばトラック等の牽引車両に可動アームを介して取り付けられる外箱10を備えている。
外箱10は進行方向の前後の側板11a,11bと側板11a,11bの両端部を連結する左右の端板12a,12bとによって車両の幅方向に長い略直方体状をなして上部及び下部が開口されている。
【0014】
左右の端板12a,12bには、進行方向の前後に配置された走行ロール13a,13b及び進行方向の中央部に前後方向に互いに離間配置された走行ロール21a,21bの各両端ロール軸14が支持されている。各走行ロール13a,13b,21a,21bの外周部には、それぞれゴム等の弾性体Gが被覆されている。
【0015】
外箱10内には、外箱10の長手方向に沿って延びる通水管15a,15bが進行方向に互いに離間して配置されている。通水管15aは走行ロール13aと走行ロール21aとの間の上方に配置された天板26に固定されており、該通水管15aの下側部には舗装表面hに向けて斜め後方に高圧水を噴射する噴射ノズル(噴射手段)17aが通水管15aの軸方向に略等間隔で設けられている。
【0016】
天板26は外箱10の長手方向に沿って延在されて両端部が端板12a,12bまで達しており、また、前側部は前方に延びて前側板11aに達している。天板26の噴射ノズル17aと走行ロール13aとの間に位置する部分には、吸引ダクト18の吸引部32が挿入されている。
吸引部32は外箱10の長手方向に沿って延在されて両端部が端板12a,12bまで達しており、舗装表面hに向けて斜め後方に延びて走行ロール13aの外周部の弾性体Gに接触する下側板18aと、下側板18aの後方側で該下側板18aに平行配置された上側板18bと、上下側板18a,18bの各上端を連結して吸引ダクト18に接続される連結板18cとを備えている。なお、上側板18bの上部には穴Xが形成されており、この穴により、上側板18bの前後の貯液部T1 の液面高さが同一になるようにしている。
【0017】
一方、通水管15bは後側板11bにブラケット16bを介して取り付けられており、該通水管15bの下側部には舗装表面hに向けて斜め前方に高圧水を噴射する複数の噴射ノズル17bが通水管15bの軸方向に略等間隔で設けられている。噴射ノズル17bと走行ロール21bとの間には吸引ダクト19が外箱10の長手方向に沿って配置されており、該吸引ダクト19は舗装表面hに向けて斜め後方に延びてその先端吸引口19aとされている。
【0018】
また、吸引ダクト19の前側壁には、上述した天板26の後側部が当接している。なお、図1において符号29は吸引ダクト19の先端と走行ロール13bとの間を覆うカバーであり、このカバー29は、吸引ダクト19の先端から後方に向けて水平に延びる水平部29aと、水平部29aの先端から噴射ノズル17bの噴射方向に沿って延びる上側斜め部29bと、上側斜め部29bの先端から噴射ノズル17bの噴射方向と交差するように延びる交差部29cと、交差部29cの先端から噴射ノズル17bの噴射方向に沿って上側斜め部29bに対して平行に延びる下側斜め部29dとを備えており、交差部29cには、噴射ノズル17bから噴射された高圧水が通過する通過孔29eが該噴射ノズル17bの数に対応して形成されている。
【0019】
下側斜め部29dの先端及び吸引ダクト19の先端には、それぞれ鉛直方向に延びるシールラバー38がネジ止め等より取り付けられており、シールラバー38の先端は舗装表面hに当接するようになっている。
また、天板26の走行ロール21aと走行ロール21bとの間に位置する部分には、外箱10の長手方向に沿って配置された吸引ダクト(吸引手段)20が挿入されている。吸引ダクト20は鉛直方向に延びてその先端が吸引口20aとされている。吸引ダクト20の前側壁は走行ロール21aの外周部の弾性体Gに接触し、後壁部は走行ロール21bの外周部の弾性体Gに接触している。
【0020】
更に、走行ロール13a,13b,21a,21bの各ロール端面と端板12aとの間にはサイドカバー22aが配置され、走行ロール13a,13b,21a,21bの各ロール端面と端板12bとの間にはサイドカバー22bが配置されている。
サイドカバー22a,22bは共に、板状の本体部23と、該本体部23の下部に進行方向に沿って溶接等によって固定された丸棒部24とを備えており、該丸棒部24が舗装表面hに接触している。
【0021】
また、本体部23の走行ロール13a,13b,21a,21bの両端ロール軸14に対応する位置には上下方向に長い長穴23aが形成されており、該長穴23aには走行ロール13a,13b,21a,21bの両端ロール軸14が挿通されている。これにより、サイドカバー22a,22bの上下方向の移動が可能になって、凹凸の舗装表面hを走行する際に、丸棒部24が該凹凸に追従するようになっている。
【0022】
更に、サイドカバー22aと端板12aとの間には引張コイルばね25が介在されており、引張コイルばね25の上端はサイドカバー22aの本体部23に取り付けられ、下端は端板12aに取り付けられている。
サイドカバー22bと端板12bとの間にも同様に引張コイルばね25が介在されており、引張コイルばね25の上端はサイドカバー22bの本体部23に取り付けられ、下端は端板12bに取り付けられている。これにより、サイドカバー22a,22bを舗装表面h側に付勢して丸棒部24の舗装表面への密着性を高めるようにしている。なお、引張コイルばね25のばね定数を調整することにより、丸棒部24の舗装表面hへの接触圧力を調整することができる。
【0023】
そして、この実施の形態では、走行ロール13a、吸引部32の下側板18a、天板26、走行ロール21a、吸引ダクト20の前側壁及びサイドカバー22a,22bによって内部に水の貯留を可能にする貯液部T1 を形成し、カバー29、各シールラバー38及びサイドカバー22a,22bによって吸引ダクト19の吸引口19aを略密閉空間T2 に配置し、吸引ダクト20の前後側壁と走行ロール21a,21bによって吸引ダクト20の吸引口20aを略密閉空間T3 に配置するようにしている。
【0024】
天板26には貯液部T1 内に水を供給する水供給部27が設けられており、該水供給部27から貯液部T1 内に水を供給することにより、噴射ノズル17aの噴射口を水中に配置するようにしている。ここで、この実施の形態では、水供給部27からの水の供給は、吸引ダクト18から貯液部T1 内の空気を吸引して該貯液部T1 内を負圧状態にした後に行われる。このように貯液部T1 内を負圧状態にした後に水の供給を行うのは、作業開始時に周辺への水の流出を防ぐためであるが、必ずしもこの順序に限定されるものではない。
【0025】
また、水の供給量は、吸引ダクト18から貯液部T1 内の水が吸引搬送されても噴射ノズル17aの噴射口が常に水中に配置されるように吸引ダクト18の吸引力に応じて調整される。
なお、カバー29の下側斜め部29dには走行ロール13bのロール面が接近配置されており、このように、走行ロール13bのロール面を下側斜め部29dに接近配置することにより、下側斜め部29dの先端に設けられたシールラバー38の摩耗によって舗装表面hとの間のすき間が拡大した場合に、該すき間から侵入する空気の量を抑制して略密閉空間T2 の密閉度の急激な低下を防止するようにしている。
【0026】
次に、かかる構成の舗装表面の処理装置の作動を説明する。まず、吸引ダクト18から貯液部T1 内の空気を吸引して該貯液部T1 内を負圧状態にした後、水供給部27から貯液部T1 内に水を供給して噴射ノズル17aの噴射口を水中に配置する。そして、この状態で、排水性舗装aの道路上で装置をトラック等の車両で牽引しつつ噴射ノズル17a,17bから高圧水を舗装表面hに向けて噴射する。
【0027】
このとき、噴射ノズル17aの噴射口は水中に配置されているため、水中で舗装表面hに向けて高圧水が噴射され、貯液部T1 内の水と高圧水との間にキャビテーションが発生し、このキャビテーションの衝撃力により舗装aの空隙eに詰まった土砂や粉塵等の目詰まり物が遊離して舗装表面hに浮き上がり、浮き上がった目詰まり物と水との混合水は吸引ダクト20の吸引口20aから吸引されて除去される。
【0028】
また、噴射ノズル17bから噴射された高圧水については、吸引ダクト19の吸引力によりカバー29の交差部29cに設けられた通過孔29から略密閉空間T2 に外気が吸引されて高圧水に沿って空気の流れが形成され、これにより、該高圧水に沿って一種のカーテン膜が形成されて該高圧水の周囲への飛散が抑制され、衝撃力が維持された状態で高圧水が舗装表面hに吹き付けられる。
【0029】
噴射ノズル17bからの高圧水の噴射により略密閉空間T2 を臨む舗装表面hに浮き上がった目詰まり物と水との混合水は吸引ダクト19の吸引口19aから吸引されて除去される。なお、吸引ダクト19,20の各吸引口19a,20aはそれぞれ略密閉空間T2 ,T3 に配置されているので、各吸引ダクト19,20の吸引作用により各空間T2 ,T3 が負圧状態とされ、これにより、空隙eの目詰まり物と水との混合水の舗装表面hへの浮き上がりが促進される。
【0030】
上記の説明から明らかなように、この実施の形態では、舗装表面h上に形成された貯液部T1 の水中で噴射ノズル17aの噴射口から舗装表面hに向けて高圧水を噴射してキャビテーションを発生させ、このキャビテーションの衝撃力により舗装aの空隙eに詰まった土砂や粉塵等の目詰まり物を遊離させて遊離した目詰まり物を水と共に吸引除去するようにしているので、単に舗装表面hに向けて高圧水を噴射する場合に比べて、舗装a内の目詰まり物の除去効果を格段に向上させることができる。
【0031】
また、貯液部T1 内は負圧状態とされているため、貯液部T1 内の水が外部に漏れにくくすることができるとと共に、水中で高圧水を噴射した際のキャビテーションの発生を促進させることができる。
更に、外箱10の長手方向の両端側をシールするサイドカバー22a,22bを上下方向に移動可能に配置して凹凸の舗装表面hを走行する際に丸棒部24が該凹凸に追従するようにし、しかも、引張コイルばね25によりサイドカバー22a,22bを舗装表面h側に付勢して丸棒部24の舗装表面hへの密着性を高めるようにしているので、丸棒部24と舗装表面hとの間から不用意に略密閉空間T2 ,T3 内へ空気が侵入するのを防止することができると共に貯液部T1 内の水の外部への漏れを抑制することができる。
【0032】
次に、吸引ダクト20の左右両側のシール性を更に向上させるために設けられた水介在手段について説明する。
水介在手段は、吸引ダクト20の左右両側に位置するサイドカバー22a,22bの丸棒部24と舗装表面hとの間に強制的に水を介在させるようにしたものである。これは、丸棒部24と舗装表面hとの間にすき間が発生した場合に、該すき間に空気より格段に通過抵抗の大きい水を介在させ、これにより、略密閉空間T3 内に空気が吸い込まれるのを防止して該空間T3 の密閉度をより高め、ひいては吸引ダクト20の吸引性能をより強力なものにしたものである。
【0033】
具体例を挙げると、まず、図5に示す水介在手段は、左右の端板12a,12bの吸引ダクト20の位置に対応する部分に外側から箱体60を取り付け、該箱体60の上板に水供給パイプ61を接続して該パイプ61から箱体60内に水を強制的に供給し、これにより、サイドカバー22a,22bの丸棒部24と舗装表面hとの間に水を介在させるようにしたものである。箱体60の下縁は舗装表面hに接触するようになっている。
【0034】
また、図6に示す水介在手段は、左右の端板12a,12bの吸引ダクト20の位置に対応する部分に外側から箱体60を取り付け、更に、サイドカバー22a及び22bに略密閉空間T2 と箱体60内とを連通する導入穴63を形成し、これにより、噴射ノズル17bから舗装表面hに吹き付けられた水を導入穴63を介して箱体60内に導入して、サイドカバー22a,22bの丸棒部24と舗装表面hとの間に水を介在させるようにしたものである。
【0035】
なお、上記実施の形態では、天板26に水供給部27を設けて、この水供給部27から貯液部T1 内に水を供給するようにしているが、これに代えて、噴射ノズル17aから噴射される高圧水によって貯液部T1 内に水を供給するようにしてもよく、或いは水供給部27及び噴射ノズル17aの両方を用いて貯液部T1 内に水を供給するようにしてもよい。いずれにしても、水の供給量は、吸引ダクト18から貯液部T1 内の水が吸引搬送されても噴射ノズル17aの噴射口が常に水中に配置されるように吸引ダクト18の吸引力に応じて調整される。
【0036】
また、上記実施の形態では、排水性舗装に本発明の処理装置を適用した場合を例に採ったが、これに限定されず、透水性舗装にも本発明の装置を適用してもよい。
次に、図7〜図9を参照して、本発明の第2の態様の実施の形態である舗装の表面処理装置を説明する。
【0037】
この舗装表面の処理装置は、土砂や粉塵等の目詰まりの程度がひどくて排水性舗装aの表層fの敷き直しを行う場合に、該表層(骨材をアスファルトで結合したもの)のはつりを行う装置であり、例えばトラック等の牽引車両に可動アームを介して取り付けられる外箱110を備えている。
外箱110は、車両100の進行方向の前後の側板111a,111bと、前後側板111a,111bの両端部を連結する左右の端板112a,112bとによって車両100の幅方向に長い略直方体状をなして上部及び下部が開口されている。左右の端板112a,112bには、車両100の進行方向の前後に配置された走行ロール113a,113bの各両端ロール軸114が支持されている。各走行ロール113a,113bの外周部には、それぞれゴム等の弾性体Gが被覆されている。
【0038】
外箱110内には、内箱200が配置されている。内箱200は、前側走行ロール113aの前方に所定のすき間Cを介して配置された前側板201aと、後側走行ロール113bの後方に回収空間Pを介して配置された後側板201bと、前後側板201a,201bの上端部同士を連結する天板202とを備えて下部が開口されており、前後の側板201a,201b及び天板202は共に車両100の幅方向に延びて両端部が外箱110の端板112a,112bに固定されている。
【0039】
内箱200内の前側走行ロール113aと後側走行ロール113bとの間の上方には通水管115aが車両100の幅方向に沿って延在され、内箱200の後側板201bと外箱110の後側板111bとの間には通水管115bが車両100の幅方向に沿って延在されている。
通水管115aの上側部には水供給用管203が天板202を貫通して接続されており、また、通水管15aの下側部には舗装表面hに向けて高圧水を噴射する噴射ノズル(噴射手段)117aが通水管115aの軸方向に略等間隔で設けられている。噴射ノズル117aは車両100の進行方向の後方側に斜めに延びて後側走行ロール113bの前方位置の舗装表面hに高圧水を吹き付けるようになっており、先端に設けられた噴射口Hが後側走行ロール113bの上面より下方に位置している。
【0040】
一方、通水管115b上側部には水供給用管204が接続されている。また、通水管115bの下側部には舗装表面hに向けて斜め前方に高圧水を噴射する噴射ノズル117bが通水管115bの軸方向に略等間隔で設けられている。噴射ノズル117bの舗装表面hへの吹き付け位置は、回収空間Pの若干後方とされている。
【0041】
図8及び図9に示すように、走行ロール113a,113bの一方の各ロール端面と外箱110の端板112aとの間及び走行ロール113a,113bの他方の各ロール端面と外箱110の端板112bとの間にはそれぞれサイドカバー122が配置されている(なお、図7ではサイドカバー122の図示を省略する。)。
【0042】
サイドカバー122は、板状の本体部123と、該本体部123の下部に進行方向に沿って溶接等によって固定された丸棒部124とを備えており、該丸棒部124が舗装表面hに接触している。
本体部123の走行ロール113a,113bの両端ロール軸114に対応する位置には上下方向に長い長穴123aが形成されており、該長穴123aには走行ロール113a,113bの両端ロール軸114が挿通されている。これにより、サイドカバー122の上下方向の移動が可能になって、凹凸の舗装表面hを走行する際に、丸棒部124が該凹凸に追従するようになっている。
【0043】
端板112aと一方のサイドカバー122との間には引張コイルばね125が介在されており、引張コイルばね125の上端はサイドカバー122の本体部123に取り付けられ、下端は端板112aに取り付けられている。
端板112bと他方のサイドカバー122との間にも同様に引張コイルばね125が介在されており、引張コイルばね125の上端はサイドカバー122の本体部123に取り付けられ、下端は端板112bに取り付けられている。これにより、各サイドカバー122を舗装表面h側に付勢して丸棒部124の舗装表面への密着性を高めるようにしている。なお、引張コイルばね125のばね定数を調整することにより、丸棒部124の舗装表面hへの接触圧力を調整することができる。
【0044】
そして、この実施の形態では、走行ロール113a,113b、外箱110の端板112a,112b及び各サイドカバー122によって内箱200の内部に水の貯留を可能にする貯液部Tを形成し、貯液部T内への水の供給は噴射ノズル117aから噴射された高圧水によって行うようにしている。
これにより、噴射ノズル117aの噴射口Hが水中に配置され、この状態で噴射ノズル117aの噴射口Hから舗装表面hに向けて高圧水を噴射することにより、貯液部T内の水と高圧水との間にキャビテーションが発生し、このキャビテーションの衝撃力により舗装aの表層fのはつりが行われる。
【0045】
はつり後の表層材料(剥離物)は貯液部T内に収容されて該貯液部T内の水及び表層fの空隙eに詰まった土砂や粉塵等の目詰まり物と共に天板202の後側走行ロール113bの上方位置に接続された吸引ダクト(吸引手段)207の吸引口208から吸引回収されると共に、回収しきれなかった表層材料は噴射ノズル117bから噴射された高圧水の吹き付け圧によって水及び目詰まり物と共に回収空間Pの下方位置に集められ、該回収空間Pを介して吸引口208から吸引回収されるようになっている。
【0046】
吸引ダクト207の吸引口208は車両100の幅方向に沿って延びて内箱200内に開口しており、また、吸引口208の下方には吸引ノズル209が設けられている。なお、噴射ノズル117aの噴射口Hからの高圧水の噴射量は、吸引口208から貯液部T内の水が吸引回収されても噴射ノズル117aの噴射口Hが常に水中に配置されるように吸引ダクト207の吸引力との間で調整されている。
【0047】
図7に吸引口208から吸引回収される水と空気の流れを示す。図において破線矢印が空気の流れ、実線矢印が水の流れであり、空気はすき間C及び回収空間Pを通って吸引回収され、水は貯液部Tから吸引回収されると共に回収空間Pを通って吸引回収される。なお、この実施の形態では、上記第1の態様の実施の形態で説明した水介在手段は設けられていない。
【0048】
次に、かかる構成の舗装表面の処理装置の作動を説明する。まず、吸引装置(図示せず。)の駆動により吸引ダクト207に吸引力を付与して内箱200内の空気を吸引することにより内箱200をある程度負圧にし、この状態で水供給用管203,204を介して通水管115a,115bに高圧水を供給し、噴射ノズル117a,117bから舗装表面hに向けて高圧水を噴射する。そして、貯液部T内に水が溜まって噴射ノズル117aの噴射口Hが水中に配置された状態で車両100を排水性舗装aの道路上で前方に進行させる。
【0049】
このとき、噴射ノズル117aの噴射口Hから舗装表面hに向けて噴射された高圧水と貯液部T内の水との間にキャビテーションが発生し、このキャビテーションの衝撃力により舗装aの表層fの骨材とアスファルトの結合部分が破壊され、骨材に割れが生じることなく表層fのはつりが行われる。
はつり後の表層材料は貯液部T内に収容されて該貯液部T内の水及び表層fの空隙eに詰まった土砂や粉塵等の目詰まり物と共に吸引ダクト207の吸引口208から吸引回収されると共に、回収しきれなかった表層材料は噴射ノズル117bから噴射された高圧水の吹き付け圧によって水及び目詰まり物と共に回収空間Pの下方位置に集められ、該回収空間Pを介して吸引口208から吸引回収される。
【0050】
上記の説明から明らかなように、この実施の形態では、噴射ノズル117aの噴射口Hから噴射された高圧水と貯液部T内の水との間に発生したキャビテーションの衝撃力により表層fのはつりを行い、はつり後の剥離物を水と共に吸引除去するようにしているため、骨材や小石等の飛散が防止されて安全性に優れると共に、はつり作業時の低騒音化を図ることができる。
【0051】
また、骨材に割れが生じることなく表層fのはつりを行うことができるので、はつり後の表層材の再利用を可能にすることができる。
更に、外箱110の長手方向の両端側をシールするサイドカバー122を上下方向に移動可能に配置して凹凸の舗装表面hを走行する際に丸棒部124が該凹凸に追従するようにし、しかも、引張コイルばね125によりサイドカバー122を舗装表面h側に付勢して丸棒部124の舗装表面hへの密着性を高めるようにしているので、丸棒部124と舗装表面hとの間から貯液部T内の水が外部に漏れるを抑制することができる。
【0052】
なお、上記実施の形態では、噴射ノズル117aから噴射される高圧水によって貯液部T内に水を溜めるようにしているが、これに代えて、内箱200の天板202に水供給部(図示せず。)を設けて、この水供給部から貯液部T内に水を溜めるようにしてもよく、或いは水供給部及び噴射ノズル117aの両方を用いて貯液部T内に水を溜めるようにしてもよい。いずれにしても、水の供給量は、吸引ダクト207から貯液部T内の水が吸引搬送されても噴射ノズル117aの噴射口Hが常に水中に配置されるように吸引ダクト207の吸引力との間で調整される。
【0053】
また、上記実施の形態では、排水性舗装に本発明の処理装置を適用した場合を例に採ったが、これに限定されず、透水性舗装にも本発明の装置を適用してもよい。
更に、上記実施の形態では、土砂や粉塵等の目詰まりの程度がひどくて排水性舗装aの表層fの敷き直しを行う場合に、該表層(骨材をアスファルトで結合したもの)のはつりを行う装置を例に採って説明したが、必ずしもこれに限定する必要はなく、同一の装置構成で、噴射ノズル117aからの噴射量及び/又は噴射圧を調整することにより、橋等の路面の増厚工事のためのコンクリート路面のはつり作業や空港滑走路の路面に付着したタイヤゴム等の除去作業の際に、舗装aの表面(表層fの上層部分のみ)のはつりを行う装置としても適用することができる。
【0054】
この場合、はつりにより発生したノロ(剥離物)は貯液部T内に収容されて該貯液部T内の水と共に吸引ダクト207の吸引口208から吸引回収されると共に、回収しきれなかったノロは噴射ノズル117bから噴射された高圧水の吹き付け圧によって水と共に回収空間Pの下方位置に集められ、該回収空間Pを介して吸引口208から吸引回収される。
【0055】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、本発明の第1の態様によれば、舗装表面上に形成された貯液部の液中で噴射手段の噴射口から舗装表面に向けて圧力水を噴射してキャビテーションを発生させ、このキャビテーションの衝撃力により舗装の空隙に詰まった土砂や粉塵等の目詰まり物を遊離させて遊離した目詰まり物を水と共に吸引除去するようにしているので、単に舗装表面に向けて圧力水を噴射する場合に比べて、舗装内の目詰まり物の除去効果を格段に向上させることができるという効果が得られる。
【0056】
この場合、貯液部内の気圧を外部の気圧よりも低くすることにより、貯液部内の液体の外部への漏れを抑制することができると共に、液中で圧力水を噴射した際のキャビテーションの発生を促進させることができる。
また、本発明の第2の態様によれば、噴射手段の噴射口から噴射された圧力水と貯液部内の水との間に発生したキャビテーションの衝撃力により舗装表面のはつりを行い、はつり後の剥離物を水と共に吸引除去するようにしているため、骨材や小石等の飛散が防止されて安全性に優れると共に、はつり作業時の低騒音化を図ることができるという効果が得られる。
【0057】
また、骨材に割れが生じることなく表層のはつりを行うことができるので、はつり後の表層材の再利用を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の態様の実施の形態である舗装表面の処理装置を説明するための説明的断面図である。
【図2】図1の矢印II方向から見た図の一部を切り欠いた図である。
【図3】図2の矢印III方向から見た図の一部を切り欠いた図である。
【図4】図3のIV−IV線断面の一部を切り欠いた図である。
【図5】水介在手段の一例を説明するための一部を切り欠いた図である。
【図6】水介在手段の変形例を説明するための一部を切り欠いた図である。
【図7】本発明の第2の態様の実施の形態である舗装表面の処理装置を説明するための説明的断面図である。
【図8】外箱の両端側のシール構造を説明するための一部を切り欠いた図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】排水性舗装を説明するための概略断面図である。
【符号の説明】
a…排水性舗装
h…舗装表面
e…空隙
1 ,T…貯液部
17a117a…噴射ノズル(噴射手段)
20,207…吸引ダクト(吸引手段)

Claims (2)

  1. 舗装表面上に形成された貯液部内の気圧を外部の気圧よりも低くし、その貯液部の液体中で舗装表面に向けて圧力水を噴射することによりキャビテーションを発生させ、このキャビテーションの衝撃力により舗装の空隙の目詰まり物を遊離させて遊離した目詰まり物を水と共に吸引除去することを特徴とする舗装表面の処理方法。
  2. 舗装表面に向けて圧力水を噴射する噴射手段と、該噴射手段による圧力水の噴射により舗装の空隙で遊離した目詰まり物を水と共に吸引除去する吸引手段とを備えた舗装表面の処理装置において、
    前記噴射手段の噴射口の周囲を囲繞して内部に液体の貯留を可能にする貯液部を舗装表面上に形成し、その貯液部内の気圧を外部の気圧よりも低くするように貯液部内の空気を吸引する吸引手段を貯液部内に臨ませるとともに、該貯液部の液体中に前記噴射口を配置したことを特徴とする舗装表面の処理装置。
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