JP3545225B2 - 基準電圧発生回路 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バンドギャップ型の基準電圧発生回路に関し、さらに詳しく言えば、スタンバイ状態における電流を極力低減し、またスタンバイ状態から動作開始までの復帰時間を短縮した基準電圧発生回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】
バンドギャップ型の基準電圧発生回路は、半導体のバンドギャップ電圧Vg(Siの場合は、約1.2V)を利用したものであり、その回路構成の一例を図3に示す。
【0003】
この図において、BT1及びBT2は、PNP型のバイポーラトランジスタである。それらのエミッタは、電源電圧Vddに接続され、BT2のベースは、
BT1のコレクタに接続されている。ここで、BT2のエミッタ面積は、BT1のエミッタ面積のK(K>1)倍である。
一方、MT3及びMT4は、Nチャネル型MOSトランジスタである。それらのソースは接地され、ゲートは互いに接続され、MT4のドレインはゲートに接続されることにより、電流ミラー回路を構成している。R1及びR2は、BT1とMT3の間に直列接続された温度補償用の抵抗であり、R2とMT3の接続点から、基準電圧Voutが出力される。
上記の基準電圧発生回路において、温度特性補償後の基準電圧Voutは、
Vout =Vdd−Vg であることが知られている。
なお、上記の技術は、例えば「IEEE JOURNAL OF SO LID STATE CIRCUIT, VOL.SC-18, NO.3 1983年6月号」の第278頁、特開平6−75649号公報などに詳しく開示されている。上記の基準電圧発生回路はLSIに組み込まれ、その基準電圧Voutは、LSI内のオペアンプやコンパレータなどに供給される。
図3に示す基準電圧発生回路においては、スタンバイ時の消費電流を削減するためにNチャネル型MOSトランジスタMT1とPチャネルMOトランジスタMT2を設けている。MT2のゲートにはスタンバイ信号SBが供給され、MT1のゲートには、SBの反転信号である*SBが供給されている。スタンバイ信号SBがロー(L)レベルになると、MT1及びMT2はオン状態となり、MT3及びMT4をオフさせ、かつMT2を介してバイポーラトランジスタBT1のベース及びコレクタがVddレベルにバイアスされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記スタンバイ状態において、バイポーラトランジスタBT2のコレクタは接地電圧(0V)となるため、リーク電流が発生しやすかった。また、スタンバイ信号SBをハイ(H)レベルにして、動作状態に復帰させる際には、MT3及びMT4をオンさせることが必要であるが、MT1がオフすることにより、MT3及びMT4のゲートはフローティングになるため、素子のリーク電流やノイズによってオンさせていた。このため、動作状態への復帰時間が長いという問題があり、LSIとして量産した場合に、LSI間における復帰時間のばらつきも大きいという問題があった。このため、基準電圧が供給されるオペアンプやコンパレータの動作開始が遅くなるという問題を招いていた。
【0005】
そこで、本発明は、スタンバイ状態における電流を極力低減し、またスタンバイ状態から動作開始までの復帰時間を短縮した基準電圧発生回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、スタンバイ開始信号に基づき、前記1対のMOSトランジスタMT3,MT4をオフさせるようにバイアス設定を行う第1のトランジスタ手段MT1と、前記第1のバイポーラトランジスタBT1の端子間電圧差をなくすようにバイアス設定を行う第2のトランジスタ手段MT2と、前記第2のバイポーラトランジスタBT2の端子間電圧差をなくすようにバイアス設定を行う第3のトランジスタ手段MT5と、前記第1のMOSトランジスタMT1と前記第3のトランジスタ手段MT5との間の電流経路をカットするスイッチング手段TGとを具備した基準電圧発生回路である。
これにより、1対のMOSトランジスタMT3,MT4をオフさせさせ、かつバイポーラトランジスタBT1,BT2については、エミッタ、コレクタ、ベース間の電圧差をなくしているので、スタンバイ状態におけるリーク電流を極力低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基準電圧発生回路において、スタンバイ解除信号及びこれを遅延回路によって遅延した信号に基づいて、まず前記第1のトランジスタ手段MT1によるバイアス設定を解除し、次に前記第2のトランジスタ手段MT2によるバイアス設定を解除し、次にスイッチング手段TGをオンさせることにより前記第3のトランジスタ手段MT5を介して前記1対のMOSトランジスタMT3,MT4をオンさせ、その後、前記第3のトランジスタ手段MT5によるバイアス設定を解除することを特徴としている。
これにより、スタンバイ解除時には1対のMOSトランジスタMT3,MT4はすみやかにオンするので、スタンバイ状態から動作開始までの復帰時間を短縮できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る基準電圧発生回路である。
本実施形態においては、図3に示した回路に第3のトランジスタ手段としてのMOSトランジスタMT5とスイッチング手段TGを付加している。第1のトランジスタ手段MT1と第2のトランジスタ手段MT2については、従来例と同様の構成であるので説明を省略する。
スイッチング手段としてのトランシミッションゲートTGは、第2のバイポーラトランジスタBT2と1対のMOSトランジスタMT3,MT4の間の電流経路に設けられ、第3のトランジスタ手段としてのPチャネル型MOSトランジスタMT5は、このトランスミッションゲートTGと第2のバイポーラトランジスタBT2との間の電流経路に接続されている。
スタンバイ時(SB=Lレベル)において、MT1がオンすることにより、MT3,MT4のゲートがLレベルとなる。トランスミッションゲートTGはオフして上記電流経路をカットする。一方、MT5はオンして、第2のバイポーラトランジスタBT2のコレクタをVddレベルにバイアス設定する。
【0008】
なお、第1のバイポーラトランジスタBT1とMOSトランジスタMT3の間の電流経路をカットすいるために、もう1つのトランスミッションゲートをこの電流経路に挿入してもよい。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る基準電圧発生回路である。
この回路の構成は、破線で囲まれた遅延回路を設け、この遅延回路によって遅延されたスタンバイ信号SBによって各MOSトランジスタMT1〜MT5のゲートとトランスミッションゲートTGを制御している。遅延回路としては、図示したようなインバータチェーンを用いることができる。
次に、この回路の動作を説明する。まず、スタンバイ信号SBがLレベル(スタンバイ解除信号)となると、信号▲1▼によって第1のトランジスタ手段であるMT1がオフし、MT3及びMT4のゲートの接地電圧へのバイアスは加除される。すなわち、フローティング状態となる。次に、信号▲2▼によって、第2のトランジスタ手段であるMT2がオフし、第1のバイポーラトランジスタBT1のバイアス設定が解除される。次いで、信号▲3▼及び▲4▼によってトランスミッションゲートTGがオンする。
このとき、第3のトランジスタ手段であるMT5はオンしているので、トランスミッションゲートTGを通じて、MT3及びMT4のゲートはHレベル(Vddレベル)に充電され、MT3及びMT4はオン状態となる。この後、信号▲5▼によって、MT5はオフし、第2のバイポーラトランジスタBT2に対するバイアス設定が解除される。
ここで、トランスミッションゲートTGがオンしてから、MT5がオフするまでの間にMT3及びMT4のゲートがHレベルに充電される必要があるが、MT3及びMT4のゲートの有する浮遊容量は小さいので、信号▲3▼及び▲4▼と信号▲5▼との間の遅延時間を数nsec以上に設定すれば十分である。
【0009】
このようにして、スタンバイ解除時に電流ミラー回路を構成するMT3及びMT4をすみやかにオンすることができるので、動作状態への復帰時間を短縮できる。
なお、上記の回路構成において、トランスミッションゲートTGは、図1と同様の位置に設けてもよい。また、上記の実施形態においては、PNP型バイポーラトランジスタを用いた例を示したが、NPN型バイポーラトランジスタを用いバンドギャップ電圧Vgをそのまま出力するタイプのバンドギャップ型基準電圧発生回路についても本発明を適用することができる。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、スタンバイ状態におけるリーク電流を極力低減することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、上記の効果に加えて、スタンバイ状態から動作開始までの復帰時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る基準電圧発生回路を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る基準電圧発生回路を示す回路図である。
【図3】従来例に係る基準電圧発生回路を示す回路図である。
【符号の説明】
BT1、BT2:バイポーラトランジスタ
MT1〜MT5:MOSトランジスタ
TG :トランスミッションゲート
R1、R2 :温度補償用の抵抗
【発明の属する技術分野】
本発明は、バンドギャップ型の基準電圧発生回路に関し、さらに詳しく言えば、スタンバイ状態における電流を極力低減し、またスタンバイ状態から動作開始までの復帰時間を短縮した基準電圧発生回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】
バンドギャップ型の基準電圧発生回路は、半導体のバンドギャップ電圧Vg(Siの場合は、約1.2V)を利用したものであり、その回路構成の一例を図3に示す。
【0003】
この図において、BT1及びBT2は、PNP型のバイポーラトランジスタである。それらのエミッタは、電源電圧Vddに接続され、BT2のベースは、
BT1のコレクタに接続されている。ここで、BT2のエミッタ面積は、BT1のエミッタ面積のK(K>1)倍である。
一方、MT3及びMT4は、Nチャネル型MOSトランジスタである。それらのソースは接地され、ゲートは互いに接続され、MT4のドレインはゲートに接続されることにより、電流ミラー回路を構成している。R1及びR2は、BT1とMT3の間に直列接続された温度補償用の抵抗であり、R2とMT3の接続点から、基準電圧Voutが出力される。
上記の基準電圧発生回路において、温度特性補償後の基準電圧Voutは、
Vout =Vdd−Vg であることが知られている。
なお、上記の技術は、例えば「IEEE JOURNAL OF SO LID STATE CIRCUIT, VOL.SC-18, NO.3 1983年6月号」の第278頁、特開平6−75649号公報などに詳しく開示されている。上記の基準電圧発生回路はLSIに組み込まれ、その基準電圧Voutは、LSI内のオペアンプやコンパレータなどに供給される。
図3に示す基準電圧発生回路においては、スタンバイ時の消費電流を削減するためにNチャネル型MOSトランジスタMT1とPチャネルMOトランジスタMT2を設けている。MT2のゲートにはスタンバイ信号SBが供給され、MT1のゲートには、SBの反転信号である*SBが供給されている。スタンバイ信号SBがロー(L)レベルになると、MT1及びMT2はオン状態となり、MT3及びMT4をオフさせ、かつMT2を介してバイポーラトランジスタBT1のベース及びコレクタがVddレベルにバイアスされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記スタンバイ状態において、バイポーラトランジスタBT2のコレクタは接地電圧(0V)となるため、リーク電流が発生しやすかった。また、スタンバイ信号SBをハイ(H)レベルにして、動作状態に復帰させる際には、MT3及びMT4をオンさせることが必要であるが、MT1がオフすることにより、MT3及びMT4のゲートはフローティングになるため、素子のリーク電流やノイズによってオンさせていた。このため、動作状態への復帰時間が長いという問題があり、LSIとして量産した場合に、LSI間における復帰時間のばらつきも大きいという問題があった。このため、基準電圧が供給されるオペアンプやコンパレータの動作開始が遅くなるという問題を招いていた。
【0005】
そこで、本発明は、スタンバイ状態における電流を極力低減し、またスタンバイ状態から動作開始までの復帰時間を短縮した基準電圧発生回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、スタンバイ開始信号に基づき、前記1対のMOSトランジスタMT3,MT4をオフさせるようにバイアス設定を行う第1のトランジスタ手段MT1と、前記第1のバイポーラトランジスタBT1の端子間電圧差をなくすようにバイアス設定を行う第2のトランジスタ手段MT2と、前記第2のバイポーラトランジスタBT2の端子間電圧差をなくすようにバイアス設定を行う第3のトランジスタ手段MT5と、前記第1のMOSトランジスタMT1と前記第3のトランジスタ手段MT5との間の電流経路をカットするスイッチング手段TGとを具備した基準電圧発生回路である。
これにより、1対のMOSトランジスタMT3,MT4をオフさせさせ、かつバイポーラトランジスタBT1,BT2については、エミッタ、コレクタ、ベース間の電圧差をなくしているので、スタンバイ状態におけるリーク電流を極力低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基準電圧発生回路において、スタンバイ解除信号及びこれを遅延回路によって遅延した信号に基づいて、まず前記第1のトランジスタ手段MT1によるバイアス設定を解除し、次に前記第2のトランジスタ手段MT2によるバイアス設定を解除し、次にスイッチング手段TGをオンさせることにより前記第3のトランジスタ手段MT5を介して前記1対のMOSトランジスタMT3,MT4をオンさせ、その後、前記第3のトランジスタ手段MT5によるバイアス設定を解除することを特徴としている。
これにより、スタンバイ解除時には1対のMOSトランジスタMT3,MT4はすみやかにオンするので、スタンバイ状態から動作開始までの復帰時間を短縮できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る基準電圧発生回路である。
本実施形態においては、図3に示した回路に第3のトランジスタ手段としてのMOSトランジスタMT5とスイッチング手段TGを付加している。第1のトランジスタ手段MT1と第2のトランジスタ手段MT2については、従来例と同様の構成であるので説明を省略する。
スイッチング手段としてのトランシミッションゲートTGは、第2のバイポーラトランジスタBT2と1対のMOSトランジスタMT3,MT4の間の電流経路に設けられ、第3のトランジスタ手段としてのPチャネル型MOSトランジスタMT5は、このトランスミッションゲートTGと第2のバイポーラトランジスタBT2との間の電流経路に接続されている。
スタンバイ時(SB=Lレベル)において、MT1がオンすることにより、MT3,MT4のゲートがLレベルとなる。トランスミッションゲートTGはオフして上記電流経路をカットする。一方、MT5はオンして、第2のバイポーラトランジスタBT2のコレクタをVddレベルにバイアス設定する。
【0008】
なお、第1のバイポーラトランジスタBT1とMOSトランジスタMT3の間の電流経路をカットすいるために、もう1つのトランスミッションゲートをこの電流経路に挿入してもよい。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る基準電圧発生回路である。
この回路の構成は、破線で囲まれた遅延回路を設け、この遅延回路によって遅延されたスタンバイ信号SBによって各MOSトランジスタMT1〜MT5のゲートとトランスミッションゲートTGを制御している。遅延回路としては、図示したようなインバータチェーンを用いることができる。
次に、この回路の動作を説明する。まず、スタンバイ信号SBがLレベル(スタンバイ解除信号)となると、信号▲1▼によって第1のトランジスタ手段であるMT1がオフし、MT3及びMT4のゲートの接地電圧へのバイアスは加除される。すなわち、フローティング状態となる。次に、信号▲2▼によって、第2のトランジスタ手段であるMT2がオフし、第1のバイポーラトランジスタBT1のバイアス設定が解除される。次いで、信号▲3▼及び▲4▼によってトランスミッションゲートTGがオンする。
このとき、第3のトランジスタ手段であるMT5はオンしているので、トランスミッションゲートTGを通じて、MT3及びMT4のゲートはHレベル(Vddレベル)に充電され、MT3及びMT4はオン状態となる。この後、信号▲5▼によって、MT5はオフし、第2のバイポーラトランジスタBT2に対するバイアス設定が解除される。
ここで、トランスミッションゲートTGがオンしてから、MT5がオフするまでの間にMT3及びMT4のゲートがHレベルに充電される必要があるが、MT3及びMT4のゲートの有する浮遊容量は小さいので、信号▲3▼及び▲4▼と信号▲5▼との間の遅延時間を数nsec以上に設定すれば十分である。
【0009】
このようにして、スタンバイ解除時に電流ミラー回路を構成するMT3及びMT4をすみやかにオンすることができるので、動作状態への復帰時間を短縮できる。
なお、上記の回路構成において、トランスミッションゲートTGは、図1と同様の位置に設けてもよい。また、上記の実施形態においては、PNP型バイポーラトランジスタを用いた例を示したが、NPN型バイポーラトランジスタを用いバンドギャップ電圧Vgをそのまま出力するタイプのバンドギャップ型基準電圧発生回路についても本発明を適用することができる。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、スタンバイ状態におけるリーク電流を極力低減することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、上記の効果に加えて、スタンバイ状態から動作開始までの復帰時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る基準電圧発生回路を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る基準電圧発生回路を示す回路図である。
【図3】従来例に係る基準電圧発生回路を示す回路図である。
【符号の説明】
BT1、BT2:バイポーラトランジスタ
MT1〜MT5:MOSトランジスタ
TG :トランスミッションゲート
R1、R2 :温度補償用の抵抗
Claims (2)
- 第1のバイポーラトランジスタBT1と、この第1のバイポーラトランジスタBT1のエミッタ面積に比してK倍のエミッタ面積を有する第2のバイポーラトランジスタBT2と、前記第1のバイポーラトランジスタBT1のコレクタ電流経路に直列接続された第1の抵抗R1及び第2の抵抗R2と、電流ミラー回路を構成する1対のMOSトランジスタMT3,MT4とを有する基準電圧発生回路において、
スタンバイ開始信号に基づき、前記1対のMOSトランジスタMT3,MT4をオフさせるようにバイアス設定を行う第1のトランジスタ手段MT1と、前記第1のバイポーラトランジスタBT1の端子間の電圧差をなくすようにバイアス設定を行う第2のトランジスタ手段MT2と、前記第2のバイポーラトランジスタBT2の端子間の電圧差をなくすようにバイアス設定を行う第3のトランジスタ手段MT5と、前記第1のMOSトランジスタMT1と前記第3のトランジスタ手段MT5との間の電流経路をカットするスイッチング手段TGとを設けたことを特徴とする基準電圧発生回路。 - 請求項1に記載の基準電圧発生回路において、スタンバイ解除信号及びこれを遅延回路によって遅延した信号に基づいて、まず前記第1のトランジスタ手段MT1によるバイアス設定を解除し、次に前記第2のトランジスタ手段MT2によるバイアス設定を解除し、次にスイッチング手段TGをオンさせることにより前記第3のトランジスタ手段MT5を介して前記1対のMOSトランジスタMT3,MT4をオンさせ、その後、前記第3のトランジスタ手段MT5によるバイアス設定を解除することを特徴とする基準電圧発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30250198A JP3545225B2 (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 基準電圧発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30250198A JP3545225B2 (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 基準電圧発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000132253A JP2000132253A (ja) | 2000-05-12 |
JP3545225B2 true JP3545225B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
ID=17909730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30250198A Expired - Fee Related JP3545225B2 (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 基準電圧発生回路 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3545225B2 (ja) |
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1998
- 1998-10-23 JP JP30250198A patent/JP3545225B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000132253A (ja) | 2000-05-12 |
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