JP3544815B2 - 電源回路及び不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源回路及びその電源回路を有する不揮発性半導体記憶装置に関し、特に昇圧回路を用いた半導体装置の内部電源回路に係わる。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の昇圧回路を示す。この昇圧回路は、例えばダイオードD1〜D6とキャパシタC1〜C5、CAとインバータG1、G2で構成される。
ダイオードD1のアノードには外部電源電圧Vccが供給される。ダイオードD1ないしD5のカソードは、それぞれダイオードD2ないしD6のアノードに接続される。ダイオードD2ないしD6のアノードは、それぞれキャパシタC1ないしC5の第1の端子が接続される。キャパシタC1、C3、C5の他端は、オシレータが生成するクロック信号OSCが入力端子に供給されたインバータG1の出力端子が接続される。インバータG1の入力端子は、この昇圧回路の信号入力端子となる。キャパシタC2、C4の他端には、クロック信号OSCが供給される。ダイオードD6のカソードは、電圧Vccintを出力する。またダイオードD6のカソードと接地電位間に安定化容量CAが接続されている。
【0003】
この昇圧回路では、オシレータから供給されるクロック信号OSCに基づいて、ダイオード間で電荷を交互に転送する。その結果、外部電源電圧Vccより高い電圧Vccintを発生する。
【0004】
図6は、オシレータを示す。
ナンドゲート1の第1の入力端子には昇圧回路をイネーブルにする信号CPEが供給される。ナンドゲート1の出力端子は、例えば直列に接続された4段のインバータ2に接続される。4段のインバータ2の出力信号は、ナンドゲート1の第2の入力端子に供給される。例えばこのインバータ2の出力信号の反転信号がクロック信号OSCとして用いられる。
【0005】
信号CPEがハイレベルになると、オシレータは、ハイレベルとローレベルを交互に繰り返すクロック信号OSCを出力する。信号CPEがローレベルになると、オシレータは発振を止め、ローレベルの信号を出力する。
【0006】
図7は、例えば不揮発性半導体記憶装置に用いられる昇圧回路系のシステムを示す。
オシレータ12及び昇圧回路13は、それぞれ図6及び図5に示した回路と同様の回路である。昇圧回路13が出力する電圧Vccintは、抵抗17により抵抗分割され、差動増幅器11の反転入力端子に接続される。差動増幅器11の批判点入力端子には基準電圧VREFが供給される。差動増幅器11は、信号CPEをオシレータ12に供給する。
【0007】
差動増幅器11は、基準電圧VREFと電圧Vccintを例えば降圧した電圧とを比較し、その結果に基づいて昇圧回路13をオンオフさせる。こうして、昇圧回路13の出力電圧Vccintを所望の値、例えば10Vにする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示すように、昇圧回路13の出力電圧Vccintは、降圧回路14とYセレクタ16に供給される。
降圧回路14は、プログラムベリファイ動作時に例えば6.5Vの電圧を出力し、書き込み時に例えば10Vの出力電圧Vccintをそのまま出力する。消去動作時には例えば2.5V、消去ベリファイ動作時には例えば3.5Vの電圧を出力する。
【0009】
降圧回路14の出力電圧は、ロウデコーダ15に供給される。ロウデコーダ15は、ロウ選択信号に応じて図示せぬメモリセルアレイのワード線を選択する。Yセレクタ16は、カラム選択信号に応じて図示せぬメモリセルアレイの列線を選択する。
【0010】
昇圧回路13の出力電圧Vccintにはさまざまな負荷が加わる。
まず、Yセレクタ16そのものの容量が負荷となる。
また、書き込み動作時には、降圧回路14は入力された電圧Vccintをそのままロウデコーダ15に供給するため、ロウデコーダ15で選択され昇圧回路13の出力電圧Vccintが直接供給されるワード線の容量18は昇圧回路13の電圧出力端子に対して負荷として加わる。しかし、消去動作、消去ベリファイ動作、及びプログラムベリファイ動作時には、昇圧回路13の出力電圧Vccintが降圧回路においてより低い電圧に変換させるので、このワード線の容量18は出力電圧Vccintには負荷として加わらない。従って、動作モードに応じて、電圧Vccintに付く負荷が異なることになる。
【0011】
図8は、昇圧回路13が動作を開始し、出力電圧Vccintが0Vから例えば10Vに立ち上がるときの出力電圧Vccintの波形を示す。図8(a)は、負荷容量が大きい場合、例えば書き込み時の電圧Vccintの波形を表し、図8(b)は、負荷容量が小さい場合、例えば消去時の電圧Vccintの波形を示す。
【0012】
図8(b)に示す場合は、負荷が軽いため、電圧Vccintはオーバーシュートし、その波形はギザギザになってしまう。そのため、電圧Vccintを精度良く制御することが困難になる。また、オーバーシュートした電圧Vccintが素子に供給されると、その素子の耐圧を超えるため、素子の信頼性が悪化する。
【0013】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、昇圧回路の電圧出力端子に接続される負荷が変動する場合に、昇圧回路の出力電圧の制御性を向上させることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の電源回路は、クロック信号を生成するオシレータと、各々にクロック信号が供給され、各々が昇圧電圧を生成してその昇圧電圧を共通の電圧出力端子に供給する少なくとも2個の昇圧回路よりなる昇圧回路群と、昇圧回路群の共通の電圧出力端子における電圧と第1の検知電圧レベルとを比較し、その結果に応じてオシレータの動作を制御する第1の検知回路と、昇圧回路群の共通の電圧出力端子における電圧と第1の検知電圧レベルよりも低い第2の検知電圧レベルとを比較し、共通の電圧出力端子における電圧が第2の検知レベルよりも高い場合に少なくとも1つの昇圧回路の動作を停止させる第2の検知回路とを具備する。
【0015】
また、上記課題を解決するため、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、複数の不揮発性メモリセルからなるメモリセルアレイと、不揮発性メモリセルに対してデータを書き込み・消去する書き込み・消去手段と、メモリセルの各ノードに供給される電源電圧とは異なる所望の電圧を生成する電源回路とを具備し、電源回路は、所定の昇圧電圧を発生させる昇圧手段を有し、昇圧手段からの出力電圧が昇圧電圧より低下した場合に、書き込みモードでは昇圧手段のパワーが高く設定され、消去モードでは昇圧手段のパワーが低く設定される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施例を示す。以下、同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0017】
図1に示した回路において、オシレータ21は、例えば図6に示したような構成をしており、クロック信号OSCを発生する。
昇圧回路22ないし25は、いずれも図5に示した昇圧回路と同様の回路である。ただし、昇圧回路22ないし25のパワーは、図7に示した従来例における昇圧回路13のパワーよりも小さく設定される。本実施例では4個の昇圧回路が設けられており、パワーを例えば従来の4分の1に設定してある。
【0018】
ここで、昇圧回路のパワーとは、出力端子側に供給される電流量をいうものとする。昇圧回路のパワーを小さくするには、昇圧回路を構成するキャパシタの容量を小さくしたり、昇圧回路の段数、すなわちダイオードの数を減らせばよい。
【0019】
昇圧回路22ないし25の電圧出力端子は互いに接続される。その接続点の電圧をVccintとする。この電圧Vccintは、従来例と同様に降圧回路14やYセレクタ16に供給される。
【0020】
電圧Vccintは、抵抗26により分割され降圧されて、差動増幅器27の反転入力端子と差動増幅器28の非反転入力端子に供給される。但し、差動増幅器28に供給される電圧が差動増幅器27に供給される電圧よりも高くなるように設定する。
【0021】
差動増幅器27の非反転入力端子と差動増幅器28の反転入力端子には、基準電圧VREFが供給される。差動増幅器27の出力端子は、チャージポンプイネーブル信号CPEを出力する。信号CPEは、オシレータ21に供給され、従来例と同様にオシレータ21の動作を制御する。
【0022】
差動増幅器28の出力端子は、信号SAVEを出力する。信号SAVEはインバータ33の入力端子に供給され、インバータ33の出力端子はアンドゲート30、31、32の第2の入力端子に接続される。アンドゲート30、31、32の第1の入力端子には、オシレータ21が出力するクロック信号OSCが供給される。アンドゲート30、31、32の出力端子は、それぞれ昇圧回路23、24、25の信号入力端子に接続される。
【0023】
例えば、電圧Vccintの設定値が10Vであり、図8(b)に示すように、書き込みベリファイ時など負荷が軽くなる場合に、9.5Vより上で波形にギザギザが生じるとする。この場合、抵抗26における分割値を調整して、電圧Vccintが例えば9.5Vを超えると信号SAVEがローレベルからハイレベルになるようにし、電圧Vccintが10Vを超えると信号CPEがハイレベルからローレベルになるようにする。
【0024】
図2は、図1に示した昇圧回路を有する不揮発性半導体メモリの全体図を示す。
昇圧回路41は、図1に示した昇圧回路であり、昇圧電圧Vccintを発生する。
【0025】
基準電圧発生回路42は、基準電圧VREFを発生する。降圧回路14は、プログラムモードやベリファイモードなどの各モードに対応して、基準電圧VREFを基準に昇圧電圧Vccintから所定の出力電圧VOUTを発生する。
【0026】
内部アドレス信号(又は外部アドレス信号)A0〜Anは、アドレスレジスタ44を経由してロウデコーダ15及びカラムデコーダ46に供給される。また、降圧回路14の出力電圧VOUTは、ロウデコーダ15を経由して、アドレス信号A0〜Anにより選択された所定のワード線に印加される。
【0027】
なお、プログラムモード時においては、データは、入出力バッファ47、書き込み回路49及びYセレクタ16を経由して、メモリセルアレイ50の所定のメモリセルに与えられる。
【0028】
また、リードモード時においては、データは、Yセレクタ16及びセンスアンプ48を経由してベリファイに使用されるか、又はさらに入出力バッファ47を経由してチップ外部に出力される。
【0029】
また、イレースモード時においては、消去切換回路51によってメモリセルのソースに印加される電圧が切り換えられる。
以下、図1に示した実施例の動作を説明する。
【0030】
昇圧回路が動作を開始し、電圧Vccintを例えば0Vから10Vに向けて立ち上げるとする。電圧Vccintが0Vから9.5Vまでにある間は、信号CPEはハイレベルであり、信号SAVEはローレベルである。そのため、昇圧回路22ないし25の信号入力端子にはクロック信号CPEが供給され、いずれも昇圧動作を行っている。
【0031】
次に、電圧Vccintが9.5Vを超えると、信号CPEはハイレベルのままだが、信号SAVEはハイレベルとなる。そのため、昇圧回路23、24、25は動作を停止し、昇圧回路22のみが動作するようになる。その結果、昇圧回路22ないし25の全体で見ると、昇圧回路のパワーが低下する。
【0032】
その後は、従来例と同様にして、電圧Vccintが10Vを超えるとオシレータをオフし、10Vを下回るとオシレータをオンすることで、電圧Vccintが10Vになるように制御する。この場合、昇圧回路のパワーが従来よりも低下しているため、オーバーシュートの量は大きく減少する。
【0033】
また、電圧Vccintがはじめから約10Vにある場合を説明する。電圧Vccintが10Vを超えると信号SAVEはハイレベル、信号CPEはローレベルでありオシレータはオフ状態になり、すべての昇圧回路は動作しない。電圧Vccintが10Vを下回ると、信号SAVEはハイレベル、信号CPEはハイレベルとなるため、昇圧回路22のみが動作する。ただし、電圧Vccintが9.5V以下になると信号SAVEがローレベルになり、昇圧回路22〜25のすべてが動作する。
【0034】
図3は、図1に示した回路の動作波形を示す。図3(a)は、負荷容量が大きい場合、例えば書き込み時の電圧Vccintの波形を表し、図3(b)は、負荷容量が軽い場合、例えば消去時の電圧Vccintの波形を示す。従来の回路の波形と異なり、消去時や消去ベリファイ時など負荷が軽い場合でもギザギザが生じておらず、電圧制御精度がよくなっている。また、ほとんどオーバーシュートもせず、電圧Vccintが素子耐圧を超えることもない。そのため、素子の信頼性を上げることができる。
【0035】
なお、図1に示した実施例では、一部の昇圧回路のみを動作させるとき、昇圧回路のパワーはすべての昇圧回路を動作させる場合のパワーの4分の1になるが、これに限られるものではない。好ましくは、動作している昇圧回路のパワーがすべての昇圧回路のパワーの10分の1から2分の1の間であればよい。そのパワーが10分の1未満であると、所望の昇圧電圧を得、あるいは所望の昇圧電圧に戻すのに時間がかかり効率が悪くなる。パワーが2分の1を越えると、オーバーシュートがさほど減らなくなり、本発明の効果を得ることが難しくなる。
【0036】
図4は、本発明の第2の実施例を示す。
コントローラ29は、例えばライトステートマシーンからの信号を受け、プログラム時に出力信号をハイレベルにし、消去時や書き込みベリファイ時、消去ベリファイ時にローレベルとするように設定されている。
【0037】
演算増幅器28のディスエイブル端子には、コントローラ29の出力信号が供給される。コントローラ29の出力信号がハイレベルであると、演算増幅器28は動作を停止し、ローレベルの信号SAVEを出力する。コントローラ29の出力信号がローレベルであると、演算増幅器は通常に動作する。
【0038】
それ以外の構成要素は、上述の第1の実施例と同様である。
本実施例において、負荷が重いときはすべての昇圧回路が使用され、負荷が軽い場合は第1の実施例と同様に動作する。
【0039】
すなわち、出力電圧Vccintを0Vから10Vに立ち上げるとき、負荷が重い場合、例えば書き込み時、0Vから10Vになるまで昇圧回路22〜25全てが動作する。
【0040】
また、出力電圧Vccintを0Vから10Vに立ち上げる場合で、消去時や書き込みベリファイ・消去ベリファイ時など負荷が軽いとき、電圧Vccintが0Vから例えば9.5Vになるまで昇圧回路22〜25全てを動作させ、昇圧回路のパワーを大きくする。電圧Vccintが9.5Vを越え10Vになるまでは、昇圧回路22のみを動作させ、昇圧回路のパワーを低下させる。
【0041】
また、はじめから出力電圧Vccintが10V程度にあり、電圧Vccintが10V以下になる場合の動作を説明する。プログラム時は、信号CPEはハイレベルとなり、信号SAVEはローレベルであるため、昇圧回路22〜25が動作する。消去時及びベリファイ時は、信号CPEと信号SAVEがハイレベルであるため、昇圧回路22のみが動作し、昇圧回路のパワーが低下する。ただし、消去時及びベリファイ時で電圧Vccintが9.5V以下になると、信号SAVEはローレベルとなり、昇圧回路22〜25が動作する。
【0042】
なお、好ましくは、一部の昇圧回路のみを動作させるときの昇圧回路のパワーは、第1の実施例と同様に、すべての昇圧回路を動作させるときの昇圧回路全体のパワーの10分の1以上2分の1以下であればよい。
【0043】
このように、本実施例では、動作モードに応じて昇圧回路23〜25の動作を制御することにより、電圧Vccintのオーバーシュートを低減し、電圧制御精度を上げ、素子の信頼性を上げることが可能となる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、昇圧回路を複数設け、場合によってその一部を動作させないようにするため、昇圧回路の出力電圧のオーバーシュートが減り、昇圧回路の出力電圧の制御性を上げ、素子の信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図。
【図2】不揮発性半導体記憶装置の全体を示す図。
【図3】本発明の第1の実施例における動作波形を示す図。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図。
【図5】従来の昇圧回路を示す図。
【図6】オシレータを示す図。
【図7】従来の電源回路を示す図。
【図8】従来の電源回路の動作波形を示す図。
【符号の説明】
14…降圧回路、
15…ロウデコーダ、
16…Yセレクタ、
18…負荷、
21…オシレータ、
22〜25…昇圧回路、
26…抵抗、
27、28…差動増幅器、
30〜32…アンドゲート、
33…インバータ、
Vccint…昇圧電圧、
VREF…基準電圧、
CPE…チャージポンプイネーブル信号、
OSC…クロック信号。
Claims (11)
- クロック信号を生成するオシレータと、
各々に前記クロック信号が供給され、各々が昇圧電圧を生成してその昇圧電圧を共通の電圧出力端子に供給する複数の昇圧回路よりなる昇圧回路群と、
前記昇圧回路群の共通の電圧出力端子における電圧と第1の検知電圧レベルとを比較し、その比較結果に応じて前記オシレータの動作を制御する第1の検知回路と、
前記昇圧回路群の共通の電圧出力端子における電圧と第1の検知電圧レベルよりも低い第2の検知電圧レベルとを比較し、前記共通の電圧出力端子における電圧が前記第2の検知電圧レベルよりも高い場合に少なくとも1つの前記昇圧回路の動作を停止させる第2の検知回路と
を具備することを特徴とする電源回路。 - 前記第2の検知回路は、前記クロック信号を前記少なくとも1つの昇圧回路に供給させないようにして前記少なくとも1つの昇圧回路の動作を停止させることを特徴とする請求項1記載の電源回路。
- 前記昇圧回路群の共通の電圧出力端子には負荷が接続され、
前記負荷が軽い状態では前記第2の検知回路を活性状態とし、前記負荷が重い状態では前記第2の検知回路を非活性状態とする制御回路をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の電源回路。 - 電源電圧から昇圧電圧を発生させる昇圧手段を具備する電源回路において、
前記昇圧手段は、オシレータで生成される同一のクロック信号がそれぞれ供給され、各々が昇圧電圧を生成してその昇圧電圧を共通の電圧出力端子に供給する複数の昇圧回路を有し、前記電圧出力端子における電圧が前記昇圧電圧よりも低く設定された所望の電圧レベル以下の場合に第1のパワーで動作し、前記電圧出力端子における電圧が前記電圧レベルを超え前記昇圧電圧以下の場合に前記第1のパワーより低い第2のパワーで動作し、
前記電圧出力端子における電圧が前記昇圧電圧よりも低く設定された前記所望の電圧レベル以下の場合と前記電圧出力端子における電圧が前記所望の電圧レベルを超え前記昇圧電圧以下の場合で動作する前記昇圧回路の個数が異なることを特徴とする電源回路。 - クロック信号を生成するオシレータと、
各々に前記クロック信号が供給され、各々が昇圧電圧を生成してその昇圧電圧を共通の電圧出力端子に供給する複数の昇圧回路よりなる昇圧回路群と
を具備する電源回路であって、
前記複数の昇圧回路の全てが動作する第1のモードと、前記複数の昇圧回路の10分の1乃至2分の1が動作する第2のモードを有することを特徴とする電源回路。 - クロック信号を生成するオシレータと、
各々に前記クロック信号が供給され、各々が昇圧電圧を生成してその昇圧電圧を共通の電圧出力端子に供給する複数の昇圧回路よりなる昇圧回路群と、
前記昇圧回路群の共通の電圧出力端子における電圧レベルに応じて前記複数の昇圧回路のうち動作させるべき昇圧回路の数を選択し、前記昇圧電圧が第1の検知電圧と第2の検知電圧の間にある時、前記複数の昇圧回路のうち少なくとも1つの昇圧回路の動作を停止させる制御回路と
を具備することを特徴とする電源回路。 - 複数の不揮発性メモリセルからなるメモリセルアレイと、前記不揮発性メモリセルに対してデータを書き込み・消去する書き込み・消去手段と、前記メモリセルの各ノードに供給される電源電圧とは異なる所望の電圧を生成する電源回路とを具備する不揮発性半導体記憶装置において、
前記電源回路は、所定の昇圧電圧を発生させる昇圧手段を有し、前記昇圧手段が出力する出力電圧が前記所定の昇圧電圧より低下した場合に、書き込み時では前記昇圧手段のパワーが高く設定され、消去時では前記昇圧手段のパワーが低く設定され、書き込みベリファイ時及び消去ベリファイ時では前記昇圧手段のパワーが低く設定されることを特徴とす る不揮発性半導体記憶装置。 - 複数の不揮発性メモリセルからなるメモリセルアレイと、前記不揮発性メモリセルに対してデータを書き込み・消去する書き込み・消去手段と、前記メモリセルの各ノードに供給される電源電圧とは異なる所望の電圧を生成する電源回路とを具備する不揮発性半導体記憶装置において、
前記電源回路は、所定の昇圧電圧を発生させる昇圧手段を有し、前記昇圧手段が出力する出力電圧が前記所定の昇圧電圧より低下した場合に、書き込み時では前記昇圧手段のパワーが高く設定され、消去時では前記昇圧手段のパワーが低く設定され、前記昇圧手段が出力する出力電圧が前記所定の昇圧電圧より低く設定された所望の電圧レベル以下となる場合は、前記昇圧手段のパワーが高く設定されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 複数の不揮発性メモリセルからなるメモリセルアレイと、
データ書き込みモード時及び消去モード時に前記不揮発性メモリセルに供給される種々の電圧のうち少なくとも1つの電圧を発生するために使用される昇圧電圧を出力する電源回路とを具備し、
前記電源回路は、オシレータで生成される同一のクロック信号が各々に供給され、各々が昇圧電圧を生成してその昇圧電圧を共通の電圧出力端子に供給する複数の昇圧回路と、
前記複数の昇圧回路の共通の電圧出力端子における電圧レベルに応じて前記複数の昇圧回路のうち動作させるべき昇圧回路の数を選択し、前記昇圧電圧が第1の検知電圧と第2の検知電圧の間にある時、前記複数の昇圧回路のうち少なくとも1つの昇圧回路の動作を停止させる制御回路とを有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 複数の不揮発性メモリセルからなるメモリセルアレイと、
前記不揮発性メモリセルに対してデータを書き込み・消去する書き込み・消去回路と、
オシレータで生成される同一のクロック信号がそれぞれ供給され、出力端子が共通に接続された複数の昇圧回路を有し、外部電源電圧とは異なる電圧を発生し前記複数の不揮発性メモリセルに供給する回路とを具備し、
前記共通に接続された出力端子の電圧が第1の電圧レベルよりも高いときに前記複数の昇圧回路はいずれも昇圧電圧を発生せず、
前記共通に接続された出力端子の電圧が前記第1の電圧レベルよりも低い第2の電圧レベルより低いときに前記複数の昇圧回路は昇圧電圧を発生し、
前記共通に接続された出力端子の電圧が前記第1の電圧レベルと前記第2の電圧レベルの間にあるときに前記複数の昇圧回路のうちの一部の昇圧回路が昇圧電圧を発生することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 複数の不揮発性メモリセルからなるメモリセルアレイと、
前記不揮発性メモリセルに対してデータを書き込み・消去する書き込み・消去回路と、
出力端子が共通に接続された複数の昇圧回路を有し、外部電源電圧とは異なる電圧を発生し前記複数の不揮発性メモリセルに供給する回路とを具備し、
書き込みモード時に動作する前記昇圧回路の数が消去モード時に動作する前記昇圧回路の数よりも多く、
前記複数の昇圧回路によって発生される昇圧電圧が第1の電圧レベルと第2の電圧レベルの間にあるときに前記複数の昇圧回路のうち少なくとも1つの昇圧回路の動作が停止することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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