JP3543984B2 - 被測定小型電子部品の部品収納テーブルへの収納方法。 - Google Patents

被測定小型電子部品の部品収納テーブルへの収納方法。 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電子計測機器によって計測される小型電子部品を、アクチュエータを用いて部品収納テーブルの所定位置に収納する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子デバイスと呼ばれる電子部品は、機器の小型化、高機能化に伴い高密度実装が要求され、ますます小型化が進んでいる。しかも、表面実装技術(S.M.T)の普及により、電子部品は小型化すると共に端子は、リードレス(Lead Less)化して、薄膜及び厚膜配線技術によって形成された端子は、皮膜状の電極となっている。従って、電子計測機器において、被測定対象となる小型電子部品をアクチュエータを用いてハンドリングし、測定部のある部品収納テーブルの所定位置に収納するのには、該電子部品が小型化した分だけ収納される際の位置決め精度が問題となる。つまり、電極面とフィクスチャ(Fixture= 測定用装具)とで、より確度の高い電気的接続ができなければならないからである。
【0003】
図3及び図4に、従来の技術によって、アクチュエータ2を用いて小型電子部品1を部品収納テーブル3の所定位置である収納穴4に収納する方法を示す。すなわち、アクチュエータ2による小型電子部品1の搬送位置決め精度が十分に出せない場合、図3に示すように、クリアランス5をA、A´のように大きくとっていた。しかし、クリアランス5を大きくとると、小型電子部品1の収納穴4内での位置が一定しなくなり、その後に到達する測定部7での電気的接続をする、計測のために最も肝心な工程であるフィクスチャ8と電極面との接触が、正確にできなくなってしまう。
【0004】
そこで、クリアランス5を小さくすれば、当然のことだがアクチュエータ2の搬送位置決め精度を高くせねばならない。しかし、そのことは低速度でやることは容易であっても、生産性に見合う高速度で実現するには費用対効果という点でのバランスがとれない。また、第2番目の方法として、図4に示すように、収納穴4の周囲にテーパ6をB、B´のように設けることによって、自然落下したものを、テーパ6に案内させ精度よく収納することを実現しているが、収納穴4が多数(例えば、本例の場合480 個所)ある場合、約5.0mm×5.0mm□の小さな収納穴4の周囲四辺に精度の高いテーパ加工をすることは、極めて加工コストが高くなってしまう。といった欠点を従来技術は有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では、前記記載の従来の技術における欠点を解消するために、▲1▼極めて小型な電子部品であるため所定の位置に精度よく収納するためには、収納穴4のクリアランス5は可能な限り小さくする。▲2▼そして、極めて多くの加工コストを要する収納穴4の周囲四辺に対するテーパ6の加工はしなくて済むようにすることとし、そのことによってアクチュエータ2の搬送位置決め精度は、容易に実現できる繰り返し精度の範囲内であっても、計測作業におけるスループットはより高められる方法で実現することを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の、電子計測機器によって計測しようとする小型電子部品1をアクチュエータ2を用いて部品収納テーブル3の所定位置に収納する方法においては、図1及び図2に示すように、加振部9を設けた。つまり、部品収納テーブル3に、図示はしていない振動制御部より適度な振幅と振動数の機械的振動を、アクチュエータ2より搬送されてきて落下した直後の小型電子部品1に加えることにした。そのことで、搬送位置決め精度をより高めるために可能な限り、クリアランス5・C、C´を小さくした収納穴4に、着実に収納することが可能となった。
【0007】
【作用】
部品収納テーブル3に加振部9によって機械的振動を加えることによって、仮に、アクチュエータ2によって搬送されてきた小型電子部品1が落下された直後には、収納穴4に正しく収納されなくて、図2・(2B) に示すように、傾いて収納されてしまった場合でも、クリアランス5C、C′内に収納される。さらに、万が一アクチュエータ2から落下された直後の加振によってでは正しく収納し終えなかった場合でも、収納テーブル3は定められたインデックス(Index) による間欠動作の回転をしていくので、測定部7に達するまでには、収納テーブル3に何度もの振幅の異なる機械的振動が加えられるため、全てのものが着実に収納穴4に収まり、より高い位置精度が実現した。
【0008】
【実施例】
図1及び図2によって、本発明の実施例について説明する。図1・(1A) に示すように、本実施例による部品収納テーブル3は、円盤状になっており、その上面には多数の収納穴4があり、そこに対し、アクチュエータ2によって数個(本実施例の場合4個)づつの、小型電子部品1が搬送される。また、円盤状の部品収納テーブル3は、決められたインデックスの角度分だけ、間欠動作によって回転し移動する。そして、同じ円盤状の部品収納テーブル3上に、測定部7があり、次々と移動してくる小型電子部品1は、フィクスチャ8によって電気的接続がなされ、計測のための測定回路系に接続される。図1・(1B) は、図1・(1A)の断面図であり、部品収納テーブル3に、加振部9が設けられていることを示す。
【0009】
図2・(2A)には、図1・(1B)の収納穴4とアクチュエータ2の関係の1部を拡大した図であり、アクチュエータ2によって小型電子部品1が収納穴4上に、搬送され、クリアランス5C、C´をもつ該収納穴4上に落下される直前であることを示す。図2・(2B) では、アクチュエータ2の位置決め精度が良くない(クリアランス5のC、C´内で収まらない)場合、小型電子部品1は傾いて収納されてしまうことを示すが、本発明による、円盤状の部品収納テーブル3に設けた加振部9によって、機械的振動を加えることにより、図2・(2C) に示すように所定の位置である収納穴4に、正しく収納することが可能となった。
【0010】
本発明の実施例では、収納部品テーブル3は円盤状のターンテーブルであるが、円盤状ではなく四角形であったり、行程も回転動作ではなくX−Y軸動作行程をもつテーブルでもかまわない。また、従来の技術のように収納穴4の周囲の四辺のテーパ6加工することは、コスト高ではあるが、その点を容認するならば、本発明の収納の方法と組み合わせれば、よりいっそうの確度の高い収納の方法が可能である。当然のことながら、既存の該テーパ6加工方式のものは、本発明による加振部9を加えることにより、より高確度なものとすることができる。
【0011】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(1) 各種類の小型電子部品の収納テーブルへの、繰り返しの収納位置精度が安定して高まったので、測定部における該小型電子部品の電極面とフィクスチャとの電気的接触が正確となり、計測のための電気的接続がより確実となった。
(2) より高い位置精度を求めるために、収納穴のクリアランスを可能な限り小さくしたが、アクチュエータの繰り返し位置決め精度は、高くする必要がなくなった。
(3) また、部品収納テーブルに機械的振動を加える加振部を設けたことで、間欠して決められたインデックスの角度分だけ回転移動し測定部に到達するまでの間、加振もまた毎回繰り返し加えられるので、全ての小型電子部品が着実に収納穴に収まり、より高い位置精度が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、実施例の構成を示す概念図であり、(1A)は、部品収納テーブルが円盤状のターンテーブルである場合を示し、(1B)には、その断面図を示す。
【図2】本発明による、実施例を説明するために図示したもので、(2A)〜(2C)はその概念図である。
【図3】従来の技術による、クリアランスを大きくとった収納穴の例を示す概念図である。
【図4】従来の技術による、収納穴の周囲の四辺にテーパを設けた例を示す概念図である。
【符号の説明】
1 小型電子部品
2 アクチュエータ
3 部品収納テーブル
4 収納穴
5 クリアランス
6 テーパ
7 測定部
8 フィクスチャ
9 加振部

Claims (1)

  1. 電子計測機器によって計測される被測定小型電子部品を部品収納テーブルに収納する方法において、
    アクチュエータ(2)によって搬送されてくる被測定小型電子部品(1)を収納するための所定位置である複数の収納穴(4)を有する部品収納テーブル(3)と、
    該部品収納テーブル(3)に対し機械的振動を加えるための加振部(9)とを設けることを特徴とする、被測定小型電子部品の部品収納テーブルへの収納方法。
JP29902593A 1993-11-04 1993-11-04 被測定小型電子部品の部品収納テーブルへの収納方法。 Expired - Fee Related JP3543984B2 (ja)

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