JP3543223B2 - キャンバコントロ−ルサスペンション - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のサスペンションに係り、より詳しくは、車両のバンプとリバウンド時はもとより、車両のロ−リング時にも安定的なキャンバ角を形成できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、キャンバとは、自動車の車輪の中心線と路面に対する垂直線がつくる角度を言い、前車輪が荷重によって下方が広げられるのを防止するとともに、走行中に車輪が外れるのを防止し、キングピンの傾斜角とともに舵取りを容易にする役目をもつ。
【0003】
車両の走行中はキャンバが常に一定状態を保っているのではなく、走行状態によってキャンバに変化が生じ、採用しているサスペンション方式に応じてその変化の様相が異なるが、これをいくつかのサスペンションで見てみると、以下の通りとなる。
【0004】
トレ−リングア−ム(trailing arm)方式や上下のア−ムの長さが相互に似通ったダブルウィシボン(double wishbone)方式のサスペンションの場合には、図1に示すように、バンプ/リバウンドの運動時に、車輪が上下運動しても、車輪100のキャンバの変化が殆ど0に近くなるように設計することが可能であるが、車両のロ−リング時には図2に示すように、ロ−リングされる角度だけキャンバの変化が生じてタイヤのトレッドが路面に接する接地能力が低下するため、コ−ナリングフォ−スが弱くなる。
【0005】
スイングア−ム(swing arm)方式や上下のア−ムの長さが相互に異なるダブルウィシボン方式のサスペンションは、図4に示すように、車両のロ−リング時に車輪102のキャンバ変化を0近くに保持するように設計して路面の接地性を十分確保できるが、バンプ/リバウンド時には、図3に示すように、キャンバの変化が生じて直進安定性が低下する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来のサスペンションの構造では、バンプ/リバウンド時およびロ−リング時いずれの場合でも最適となるように設計することは困難であり、直進走行性能または旋回走行性能のいずれか1つに重点を置いた設計を進め、他の性能は犠牲にせざるを得ないと言う問題点があった。
【0007】
本発明の目的は、車両の直進走行状態および旋回走行状態で最適のサスペンションジオメトリ−を構成し、直進走行中のバンプ/リバウンド時に安定的なタイヤの接地状態を具現するとともに、旋回走行時にも確実なタイヤの接地力による、強いコ−ナリングフォ−スの形成が可能となるようにしたキャンバコントロ−ルサスペンションを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のキャンバコントロ−ルサスペンションは、左右側車輪における一側のナックルには、ホイ−ルの回転中心の前方に、他側のナックルにはホイ−ルの中心の後方にそれぞれ連結され、ホイ−ルの回転中心を通過する垂直線と交差する位置に折り曲げられてL字状をなす2つのロ−ル感知リンクと、該2つのロ−ル感知リンクが回転するのをガイドするよう車体に支持する回転支持ブラケットと、前記2つのロ−ル感知リンクの端部に設けられたベベルギアを両方のサイドギアとする差動ギアユニットと、該差動ギアユニットの差動ギアケ−スに削成されたウォームギアと、該ウォームギアに歯合されるギアが削成され、車軸に平行に装備されて左右へ直線運動可能なキャンバコントロ−ルラックと、該キャンバコントロ−ルラックの両端をそれぞれ両方の車輪ナックルに連結するキャンバコントロ−ルリンクと、ナックルのホイ−ル回転中心の下側をフレ−ムに支持するロァリンクとから構成されたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施例について添付図に沿つて詳述する。
図5、図6、図7は、本発明によるキャンバコントロ−ルサスペンションの実施例を示す。
キャンバコントロ−ルサスペンションの主要構成要素は、2つのロ−ル感知リンク3L、3R、差動ギアユニット7、ウォームギア11、キャンバコントロ−ルラック13、キャンバコントロ−ルリンク15L、15R、ロァリンク17L、17Rである。
【0010】
2つのロ−ル感知リンク3L、3Rのうち3Lは左側のナックル1Lとホイ−ルの回転中心の前方で連結され、3Rは右側のナックル1Rとホイ−ル中心の後方で連結されており、いずれもホイ−ル回転中心Cを通過する垂直線と交差する位置で折り曲げられてL字状になっている。
ロ−ル感知リンク3L、3Rの端部は差動ギアユニット7を構成するサイドギア(ベベルギア)5L、5Rと連結され、該差動ギアユニット7の差動ギアケ−ス9にはウォームギア11が形成されている。
【0011】
キャンバコントロ−ルラック13は、車軸と平行に取り付けられて左右の直線運動が可能であり、ウォームギア11に歯合するギアが形成されている。該キャンバコントロ−ルラック13の両端は、それぞれキャンバコントロ−ルリンク15L、15Rによって両方の車輪のナックル1L、1Rに連結されている。更に、ロァリンク17L、17Rは、一側はナックル1L、1Rの回転中心Cの下側に連結され、他側はフレ−ムに支持されている。
【0012】
図5では便宜上、図6に示すキャンバコントロ−ルラック13とキャンバコントロ−ルリンク15L、15Rが省略されており、図6に示されていないラテラルリンク19及びト−リンク20などが示されている。
【0013】
2つのロ−ル感知リンク3L、3Rは、両端にボ−ルジョイントを有するボ−ルジョイントリンク21で両方のナックル1L、1Rに連結される。ボ−ルジョイントリンク21は垂直方向に取り付けられてナックル1L、1Rを含む車輪の垂直方向の運動をロ−ル感知リンク3L、3Rに伝達する。ロ−ル感知リンク3L、3Rは、回転支持ブラケット23を介して車体側に支持され、ナックル1L、1Rおよびボ−ルジョイントリンク21を通して伝えられる車輪の垂直方向の運動によって回転するようになっている。
【0014】
差動ギアユニット7は、図7、8に示す通り、通常の差動ギア装置と類似しているが、通常の差動ギアと違って、差動ギアケ−ス9に推進軸から回転力を伝達されるためのリングギアが設けられていない。
差動ギアユニット7は、ロ−ル感知リンク3L、3Rの両端に設けられたベベルギアをサイドギア5L、5Rとし、これら2つのサイドギア5L、5Rに歯合されるピニオンギア25と、差動ギアケ−ス9からなっている。差動ギアケ−ス9は、ピニオンギア25の回転軸を支持しつつ、サイドギア5L、5Rとは切離されて、サイドギア5L、5Rの外側に回転可能な状態になっている。
【0015】
さらに、差動ギアケ−ス9には、前記のように、ウォームギア11が形成されて、これにキャンバコントロ−ルラック13が歯合されて、ウォームギア11の回転によって車軸に平行な方向へ直線運動が可能となっているが、その直線運動の方向はリバウンドされる車輪側に向けて移動するように、ウォームギア11の方向が設定されている。
キャンバコントロ−ルリンク15L、15Rは、キャンバコントロ−ルラック13の直線運動を両方の車輪ナックル1L、1Rのホイ−ル回転中心Cの上側に伝達するように連結されている。 ロァリンク17L、17Rはキャンバコントロ−ルリンク15L、15Rと類似の長さで、ナックル1L、1Rの下側を車体フレ−ムに支持するようになっている。
【0016】
次に、本発明の作用について説明する。
車両の直進走行時または車両のバンプ/リバウンド時に、両方の車輪が上下へ同時に運動する場合には、キャンバコントロ−ルリンク15L、15Rとロァリンク17L、17Rの長さがほぼ同じであるため、バンプ/リバウンド時の車輪動作は、図1に示すようになり、上下ア−ムの長さがほぼ同じのダブルウィシボン(double wishbone)方式と似通った動作を示す。
この時、ナックル1L、1Rの上下運動は、ボ−ルジョイントリンク21を通してロ−ル感知リンク3L、3Rを回転させるが、図7に示すように、左側のロ−ル感知リンク3Lと右側のロ−ル感知リンク3Rは、相互に反対方向へ回転するようになる。これにより、ロ−ル感知リンク3L、3Rに連結されたサイドギア5L、5Rが反対方向へ回転して差動ギアユニット7のピニオン25を回転させるが、単にピニオン25が回転するだけで、ピニオン25に回転軸を提供している差動ギアケ−ス9は回転しない。
【0017】
従って、差動ギアケ−ス9に形成されたウォームギア11に歯合されたキャンバコントロ−ルラック13は、動作せずに固定された状態を保持する。そして、キャンバコントロ−ルラック13に連結されたキャンバコントロ−ルリンク15L、15Rはロァリンク17L、17Rとともに、通常のトレ−リングア−ム方式や、上下ア−ムの長さが似通ったダブルウィシボン方式のサスペンション特性に類似した作動をするため、車輪のバンプ/リバウンド時にキャンバの変化はほとんどなく、タイヤの接地力を十分確保して円滑な直進走行性能が確保される。
【0018】
車両のロ−リング時や旋回走行時には、両方の車輪が反対方向に上下運動するが、両方のナックル1L、1Rが相互に反対方向へ移動しつつ両方のボ−ルジョイントリンク21を相互に反対方向へ移動させ、2つのロ−ル感知リンク3L、3Rを同一方向へ回転させることになる。
ロ−ル感知リンク3L、3Rの回転力を受ける2つのサイドギア5L、5Rは同一方向の回転力を受けることから、ピニオン25を回転させることができず、ピニオン25は固定された状態で、2つのサイドギア5L、5Rの円周上を空転することになるため、結果的に差動ギアケ−ス9を回転させることになる。
【0019】
これを図9に示すロ−リング状態図によって説明する。図8が図9の状態になった場合、差動ギアケ−ス9の回転は、その表面に削成されたウォームギア11(図5参照)によってキャンバコントロ−ルラック13を直線運動させるが、その方向はリバウンドされる車輪の方向である。即ち、図面上、左の車輪側へ移動してキャンバコントロ−ルリンク15L(6図参照)が左側車輪のナックル1L(8図参照)の上側を車体の外側へ押しのけて車両を基準としたキャンバの変化値はプラスとなる。バンプされる右側のナックル1R(8図参照)はキャンバコントロ−ルリンク15R(6図参照)によって上側が引張られるため、車両を基準としたキャンバの変化がマイナスの値になり、車体のロ−リング運動を考慮すれば、路面に対するキャンバの変化は殆ど0ゼロに近い状態が保持される。
【0020】
反対方向へ旋回するかロ−リングが起こる場合、前記キャンバコントロ−ルラック13及び2つのキャンバコントロ−ルリンク15L、15R(6図参照)の運動方向が反対になって、同様に路面に対するキャンバの変化を0に近い状態に保持して持続的で確実な接地力を確保できることになる。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、車両の直進走行時や旋回走行時のほか、ロ−リング発生時やバンプ/リバウンド発生時においても、両車輪の垂直方向への運動状態に応じて、停止及び移動する、キャンバコントロ−ルラック及びキャンバコントロ−ルリンクの作用により、ホイ−ルのキャンバが調整できるため、常にタイヤの路面に対する接地状態を最高の状態に保持し、いかなる走行状態においてもタイヤの接地力が十分確保されて安定した運転が可能となる。
さらに、本技術はダブルウィシボンとかマルチリンク方式と似通った構成をもっているため、上記のキャンバコントロ−ル以外の性能についても、従来のダブルウィシボンやマルチリンク方式が有する長所をそのまま発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のトレ−リングア−ム方式や上下のア−ムの長さが相互に似通ったダブルウィシボン方式サスペンションのバンプ/リバウンド時の運動状態を示す状態図である。
【図2】通常のトレ−リングア−ム方式や上下のア−ムの長さが相互に似通ったダブルウィシボン方式サスペンションのロ−リング時の運動状態を示す状態図である。
【図3】通常のスイングア−ム方式や上下のア−ムの長さが相互に異なるダブルウィシボン方式サスペンションのバンプ/リバウンド時の運動状態を示す状態図である。
【図4】通常のスイングア−ム方式や上下のア−ムの長さが相互に異なるダブルウィシボン方式サスペンションのロ−リング時の運動状態を示す状態図である。
【図5】本発明のキャンバコントロ−ルサスペンションの機構を示す平面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】本発明のサスペンションにおけるバンプ/リバウンド時の差動ギアユニットの作動状態説明図である。
【図8】本発明のサスペンションにおけるロ−リング時の差動ギアユニットの作動状態を示す説明図である。
【図9】本発明のサスペンションにおけるロ−リング時の作動状態を示す状態図である。
【符号の説明】
1L、1R 左右側ナックル
3L、3R 左右側ロ−ル感知リンク
5L、5R 左右側サイドギア
7 差動ギアユニット
9 差動ギアケ−ス
11 ウォームギア
13 キャンバコントロ−ルラック
15 キャンバコントロ−ルリンク
17L、17R 左右側ロァリンク
21 ボ−ルジョイントリンク
23 回転支持ブラケット
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のサスペンションに係り、より詳しくは、車両のバンプとリバウンド時はもとより、車両のロ−リング時にも安定的なキャンバ角を形成できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、キャンバとは、自動車の車輪の中心線と路面に対する垂直線がつくる角度を言い、前車輪が荷重によって下方が広げられるのを防止するとともに、走行中に車輪が外れるのを防止し、キングピンの傾斜角とともに舵取りを容易にする役目をもつ。
【0003】
車両の走行中はキャンバが常に一定状態を保っているのではなく、走行状態によってキャンバに変化が生じ、採用しているサスペンション方式に応じてその変化の様相が異なるが、これをいくつかのサスペンションで見てみると、以下の通りとなる。
【0004】
トレ−リングア−ム(trailing arm)方式や上下のア−ムの長さが相互に似通ったダブルウィシボン(double wishbone)方式のサスペンションの場合には、図1に示すように、バンプ/リバウンドの運動時に、車輪が上下運動しても、車輪100のキャンバの変化が殆ど0に近くなるように設計することが可能であるが、車両のロ−リング時には図2に示すように、ロ−リングされる角度だけキャンバの変化が生じてタイヤのトレッドが路面に接する接地能力が低下するため、コ−ナリングフォ−スが弱くなる。
【0005】
スイングア−ム(swing arm)方式や上下のア−ムの長さが相互に異なるダブルウィシボン方式のサスペンションは、図4に示すように、車両のロ−リング時に車輪102のキャンバ変化を0近くに保持するように設計して路面の接地性を十分確保できるが、バンプ/リバウンド時には、図3に示すように、キャンバの変化が生じて直進安定性が低下する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来のサスペンションの構造では、バンプ/リバウンド時およびロ−リング時いずれの場合でも最適となるように設計することは困難であり、直進走行性能または旋回走行性能のいずれか1つに重点を置いた設計を進め、他の性能は犠牲にせざるを得ないと言う問題点があった。
【0007】
本発明の目的は、車両の直進走行状態および旋回走行状態で最適のサスペンションジオメトリ−を構成し、直進走行中のバンプ/リバウンド時に安定的なタイヤの接地状態を具現するとともに、旋回走行時にも確実なタイヤの接地力による、強いコ−ナリングフォ−スの形成が可能となるようにしたキャンバコントロ−ルサスペンションを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のキャンバコントロ−ルサスペンションは、左右側車輪における一側のナックルには、ホイ−ルの回転中心の前方に、他側のナックルにはホイ−ルの中心の後方にそれぞれ連結され、ホイ−ルの回転中心を通過する垂直線と交差する位置に折り曲げられてL字状をなす2つのロ−ル感知リンクと、該2つのロ−ル感知リンクが回転するのをガイドするよう車体に支持する回転支持ブラケットと、前記2つのロ−ル感知リンクの端部に設けられたベベルギアを両方のサイドギアとする差動ギアユニットと、該差動ギアユニットの差動ギアケ−スに削成されたウォームギアと、該ウォームギアに歯合されるギアが削成され、車軸に平行に装備されて左右へ直線運動可能なキャンバコントロ−ルラックと、該キャンバコントロ−ルラックの両端をそれぞれ両方の車輪ナックルに連結するキャンバコントロ−ルリンクと、ナックルのホイ−ル回転中心の下側をフレ−ムに支持するロァリンクとから構成されたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施例について添付図に沿つて詳述する。
図5、図6、図7は、本発明によるキャンバコントロ−ルサスペンションの実施例を示す。
キャンバコントロ−ルサスペンションの主要構成要素は、2つのロ−ル感知リンク3L、3R、差動ギアユニット7、ウォームギア11、キャンバコントロ−ルラック13、キャンバコントロ−ルリンク15L、15R、ロァリンク17L、17Rである。
【0010】
2つのロ−ル感知リンク3L、3Rのうち3Lは左側のナックル1Lとホイ−ルの回転中心の前方で連結され、3Rは右側のナックル1Rとホイ−ル中心の後方で連結されており、いずれもホイ−ル回転中心Cを通過する垂直線と交差する位置で折り曲げられてL字状になっている。
ロ−ル感知リンク3L、3Rの端部は差動ギアユニット7を構成するサイドギア(ベベルギア)5L、5Rと連結され、該差動ギアユニット7の差動ギアケ−ス9にはウォームギア11が形成されている。
【0011】
キャンバコントロ−ルラック13は、車軸と平行に取り付けられて左右の直線運動が可能であり、ウォームギア11に歯合するギアが形成されている。該キャンバコントロ−ルラック13の両端は、それぞれキャンバコントロ−ルリンク15L、15Rによって両方の車輪のナックル1L、1Rに連結されている。更に、ロァリンク17L、17Rは、一側はナックル1L、1Rの回転中心Cの下側に連結され、他側はフレ−ムに支持されている。
【0012】
図5では便宜上、図6に示すキャンバコントロ−ルラック13とキャンバコントロ−ルリンク15L、15Rが省略されており、図6に示されていないラテラルリンク19及びト−リンク20などが示されている。
【0013】
2つのロ−ル感知リンク3L、3Rは、両端にボ−ルジョイントを有するボ−ルジョイントリンク21で両方のナックル1L、1Rに連結される。ボ−ルジョイントリンク21は垂直方向に取り付けられてナックル1L、1Rを含む車輪の垂直方向の運動をロ−ル感知リンク3L、3Rに伝達する。ロ−ル感知リンク3L、3Rは、回転支持ブラケット23を介して車体側に支持され、ナックル1L、1Rおよびボ−ルジョイントリンク21を通して伝えられる車輪の垂直方向の運動によって回転するようになっている。
【0014】
差動ギアユニット7は、図7、8に示す通り、通常の差動ギア装置と類似しているが、通常の差動ギアと違って、差動ギアケ−ス9に推進軸から回転力を伝達されるためのリングギアが設けられていない。
差動ギアユニット7は、ロ−ル感知リンク3L、3Rの両端に設けられたベベルギアをサイドギア5L、5Rとし、これら2つのサイドギア5L、5Rに歯合されるピニオンギア25と、差動ギアケ−ス9からなっている。差動ギアケ−ス9は、ピニオンギア25の回転軸を支持しつつ、サイドギア5L、5Rとは切離されて、サイドギア5L、5Rの外側に回転可能な状態になっている。
【0015】
さらに、差動ギアケ−ス9には、前記のように、ウォームギア11が形成されて、これにキャンバコントロ−ルラック13が歯合されて、ウォームギア11の回転によって車軸に平行な方向へ直線運動が可能となっているが、その直線運動の方向はリバウンドされる車輪側に向けて移動するように、ウォームギア11の方向が設定されている。
キャンバコントロ−ルリンク15L、15Rは、キャンバコントロ−ルラック13の直線運動を両方の車輪ナックル1L、1Rのホイ−ル回転中心Cの上側に伝達するように連結されている。 ロァリンク17L、17Rはキャンバコントロ−ルリンク15L、15Rと類似の長さで、ナックル1L、1Rの下側を車体フレ−ムに支持するようになっている。
【0016】
次に、本発明の作用について説明する。
車両の直進走行時または車両のバンプ/リバウンド時に、両方の車輪が上下へ同時に運動する場合には、キャンバコントロ−ルリンク15L、15Rとロァリンク17L、17Rの長さがほぼ同じであるため、バンプ/リバウンド時の車輪動作は、図1に示すようになり、上下ア−ムの長さがほぼ同じのダブルウィシボン(double wishbone)方式と似通った動作を示す。
この時、ナックル1L、1Rの上下運動は、ボ−ルジョイントリンク21を通してロ−ル感知リンク3L、3Rを回転させるが、図7に示すように、左側のロ−ル感知リンク3Lと右側のロ−ル感知リンク3Rは、相互に反対方向へ回転するようになる。これにより、ロ−ル感知リンク3L、3Rに連結されたサイドギア5L、5Rが反対方向へ回転して差動ギアユニット7のピニオン25を回転させるが、単にピニオン25が回転するだけで、ピニオン25に回転軸を提供している差動ギアケ−ス9は回転しない。
【0017】
従って、差動ギアケ−ス9に形成されたウォームギア11に歯合されたキャンバコントロ−ルラック13は、動作せずに固定された状態を保持する。そして、キャンバコントロ−ルラック13に連結されたキャンバコントロ−ルリンク15L、15Rはロァリンク17L、17Rとともに、通常のトレ−リングア−ム方式や、上下ア−ムの長さが似通ったダブルウィシボン方式のサスペンション特性に類似した作動をするため、車輪のバンプ/リバウンド時にキャンバの変化はほとんどなく、タイヤの接地力を十分確保して円滑な直進走行性能が確保される。
【0018】
車両のロ−リング時や旋回走行時には、両方の車輪が反対方向に上下運動するが、両方のナックル1L、1Rが相互に反対方向へ移動しつつ両方のボ−ルジョイントリンク21を相互に反対方向へ移動させ、2つのロ−ル感知リンク3L、3Rを同一方向へ回転させることになる。
ロ−ル感知リンク3L、3Rの回転力を受ける2つのサイドギア5L、5Rは同一方向の回転力を受けることから、ピニオン25を回転させることができず、ピニオン25は固定された状態で、2つのサイドギア5L、5Rの円周上を空転することになるため、結果的に差動ギアケ−ス9を回転させることになる。
【0019】
これを図9に示すロ−リング状態図によって説明する。図8が図9の状態になった場合、差動ギアケ−ス9の回転は、その表面に削成されたウォームギア11(図5参照)によってキャンバコントロ−ルラック13を直線運動させるが、その方向はリバウンドされる車輪の方向である。即ち、図面上、左の車輪側へ移動してキャンバコントロ−ルリンク15L(6図参照)が左側車輪のナックル1L(8図参照)の上側を車体の外側へ押しのけて車両を基準としたキャンバの変化値はプラスとなる。バンプされる右側のナックル1R(8図参照)はキャンバコントロ−ルリンク15R(6図参照)によって上側が引張られるため、車両を基準としたキャンバの変化がマイナスの値になり、車体のロ−リング運動を考慮すれば、路面に対するキャンバの変化は殆ど0ゼロに近い状態が保持される。
【0020】
反対方向へ旋回するかロ−リングが起こる場合、前記キャンバコントロ−ルラック13及び2つのキャンバコントロ−ルリンク15L、15R(6図参照)の運動方向が反対になって、同様に路面に対するキャンバの変化を0に近い状態に保持して持続的で確実な接地力を確保できることになる。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、車両の直進走行時や旋回走行時のほか、ロ−リング発生時やバンプ/リバウンド発生時においても、両車輪の垂直方向への運動状態に応じて、停止及び移動する、キャンバコントロ−ルラック及びキャンバコントロ−ルリンクの作用により、ホイ−ルのキャンバが調整できるため、常にタイヤの路面に対する接地状態を最高の状態に保持し、いかなる走行状態においてもタイヤの接地力が十分確保されて安定した運転が可能となる。
さらに、本技術はダブルウィシボンとかマルチリンク方式と似通った構成をもっているため、上記のキャンバコントロ−ル以外の性能についても、従来のダブルウィシボンやマルチリンク方式が有する長所をそのまま発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のトレ−リングア−ム方式や上下のア−ムの長さが相互に似通ったダブルウィシボン方式サスペンションのバンプ/リバウンド時の運動状態を示す状態図である。
【図2】通常のトレ−リングア−ム方式や上下のア−ムの長さが相互に似通ったダブルウィシボン方式サスペンションのロ−リング時の運動状態を示す状態図である。
【図3】通常のスイングア−ム方式や上下のア−ムの長さが相互に異なるダブルウィシボン方式サスペンションのバンプ/リバウンド時の運動状態を示す状態図である。
【図4】通常のスイングア−ム方式や上下のア−ムの長さが相互に異なるダブルウィシボン方式サスペンションのロ−リング時の運動状態を示す状態図である。
【図5】本発明のキャンバコントロ−ルサスペンションの機構を示す平面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】本発明のサスペンションにおけるバンプ/リバウンド時の差動ギアユニットの作動状態説明図である。
【図8】本発明のサスペンションにおけるロ−リング時の差動ギアユニットの作動状態を示す説明図である。
【図9】本発明のサスペンションにおけるロ−リング時の作動状態を示す状態図である。
【符号の説明】
1L、1R 左右側ナックル
3L、3R 左右側ロ−ル感知リンク
5L、5R 左右側サイドギア
7 差動ギアユニット
9 差動ギアケ−ス
11 ウォームギア
13 キャンバコントロ−ルラック
15 キャンバコントロ−ルリンク
17L、17R 左右側ロァリンク
21 ボ−ルジョイントリンク
23 回転支持ブラケット
Claims (3)
- 左右側車輪における一側のナックルには、ホイ−ルの回転中心の前方に、他側のナックルにはホイ−ルの中心の後方にそれぞれ連結され、ホイ−ルの回転中心を通過する垂直線と交差する位置に折り曲げられてL字状をなす2つのロ−ル感知リンクと、該2つのロ−ル感知リンクが回転するのをガイドするよう車体に支持する回転支持ブラケットと、前記2つのロ−ル感知リンクの端部に設けられたベベルギアを両方のサイドギアとする差動ギアユニットと、該差動ギアユニットの差動ギアケ−スに形成されたウォームギアと、該ウォームギアに歯合されるギアが形成され、車軸に平行に装備されて左右へ直線運動可能なキャンバコントロ−ルラックと、該キャンバコントロ−ルラックの両端をそれぞれ両方の車輪ナックルに連結するキャンバコントロ−ルリンクと、ナックルのホイ−ル回転中心の下側をフレ−ムに支持するロァリンクとから構成されたことを特徴とするキャンバコントロ−ルサスペンション。
- 前記2つのロ−ル感知リンクとナックルとの連結は、両端にボ−ルジョイントが形成され、垂直方向の一端ははロ−ル感知リンクに連結され、他端はナックルに連結されるボ−ルジョイントリンクからなることを特徴とする請求項1に記載のキャンバコントロ−ルサスペンション。
- 前記キャンバコントロ−ルラックは、前記差動ギアケ−スの上側に設けられ、前記キャンバコントロ−ルリンクは前記キャンバコントロ−ルラックの直線運動を両側の車輪ナックルのホイ−ル回転中心より上側に伝達するように連結されることを特徴とする請求項1に記載のキャンバコントロ−ルサスペンション。
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