JP3542912B2 - 窓サッシ用スクリーン装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、枠体に障子を納めてなる窓サッシに設けられる窓サッシ用スクリーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
引違い窓、片引き窓、滑出し窓等の各種サッシ窓には、その障子を開いた際に窓枠内に生じる枠内開口を塞ぐため、網戸装置等のスクリーン装置が設けられることが多い。特に近年、網部等のスクリーンを収納ケース内にロール状に巻取り収納したスクリーン装置が提案されている。このようなスクリーン装置においては、非使用時にはスクリーンを収納ケース内に収納して非露出状とすることができるため、外観性やスクリーンの保管性に優れていることから広く普及することが期待されている。
【0003】
このような従来の窓サッシ用のスクリーン装置は、収納ケースと、該収納ケース内に引出し自在に巻取られたスクリーン部とから構成されていた。ここで収納ケースは、サッシ窓の枠体を構成する左右の縦枠のいずれか一方を見付方向側方に拡張することにより、縦枠に一体に設けられていた。
そして使用時においては、障子を開けた状態において、収納ケースからスクリーン部を引出し、その端部を反対側の縦枠等に固定することにより、枠内開口をスクリーン部にて閉じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のこのような窓サッシ用のスクリーン装置においては、枠体の縦枠に収納ケースを一体に設けていたので、枠体の構造が複雑で、コストの高いものになっていた。またこのように特殊な縦枠を必要としていたので、新設以外の取付すなわち既存の窓サッシに取付けることが困難であった。
また左右のいずれか片方にのみ設けた収納ケースにスクリーン部全部を収納していたので、収納ケースが太径となっていた。したがって収納ケースが見付方向側方に突出し、縦枠のみならず収納ケース自体も屋内側から見えることになり、枠体が増えたような外観を形成して、視野を狭めると共に意匠上の体裁が悪かった。
【0005】
本発明は、従来のこのような従来の窓サッシ用スクリーン装置における問題点に鑑みてなされたもので、枠体の構造の変更を必要とせずに既設の窓サッシにも取付け可能であり、また収納ケースを極力細径化することによって視野を狭めることなく意匠上の体裁を一層向上させた、窓サッシ用スクリーン装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような従来の窓サッシ用スクリーン装置における問題点を解決するために請求項1に記載の本発明は、枠体に障子を納めてなる窓サッシに設けられる窓サッシ用スクリーン装置であって、広幅のスクリーン部と、該スクリーン部の両側に設けられる縦長筒状の収納ケースと、該収納ケースの各々に設けられ前記スクリーン部を各収納ケース内に引出し自在に付勢巻取りする巻取り部とを備え、前記枠体は屋外側又は屋内側の端部から見込方向に突出する増縁を備え、該増縁には上下枠にそれぞれ走行部が設けられ、前記各収納ケースは前記障子の縦框より細幅に形成され、上下端面が前記各走行部に対して見付方向に摺動自在に連係されて前記増縁内に納められると共に、前記増縁の見付方向における任意位置で前記枠体又は前記障子に固定自在とされ、前記スクリーン部は前記各収納ケースの摺動に伴って該各収納ケースに設けた開口部から該各収納ケース外へ引出し自在とされたことを特徴として構成されている。
【0007】
また請求項2に記載の本発明は、前記収納ケースの上下端面には前記走行部に連係される溝部を形成すると共に、上端面には前記増縁の上枠に弾性的に当接する規制部を形成してなることを特徴として構成されている。
【0008】
また請求項3に記載の本発明は、前記窓サッシは、複数の前記枠体を方立を介して所定角度で隣接配置してなる出窓として構成され、前記収納ケースは、互いに異なる前記枠体に対して見込方向重合位置に配置され、前記方立の見込方向重合位置には、該方立の左右両方向へ前記網部を移動自在とする案内軸を設け、該案内軸を介して前記網部を前記収納ケースに収納自在としたことを特徴として構成されている。
【0009】
また請求項4に記載の本発明は、前記収納ケースの各々は、前記スクリーン部を半分のみ収納自在な径に形成されることを特徴として構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態における引違い窓の縦断面図であり図3のB−B矢視断面図、図2は引違い窓の両方の障子を閉じた状態における横断面図、図3は引違い窓の一方の障子を開いた状態における横断面図であり図1のA−A矢視断面図、図4は図2の引違い窓の正面図、図5は図3の引違い窓の正面図である。
これら各図において本実施形態における引違い窓は、建屋開口に取付けられるものであって、上下枠11、12及び左右の縦枠13、14から方形に枠組されてなる枠体1内に、一対の障子2、3を左右引違い状に開閉自在に組み込んで構成されている。障子2は上下框21、22と左右の縦框23、24とを枠組してなる框体内にガラス板25を嵌込んで、障子3は上下框31、32と左右の縦框33、34とを枠組してなる框体内にガラス板35を嵌込んで構成されている(枠体1及び障子2、3は破線にて示す)。これら障子2、3はその上下の溝内に枠体1の上下枠11、12に形成された走行レールを建て込んだ状態において、該走行レール上を摺動自在とされている。なお、これら各枠及び各框はアルミの押し出し型材にて成型されている。なお枠体1は方形以外の任意形状に枠組されてよい。
【0012】
ここで図1〜3に示すように、この枠体1の屋内側には、該枠体1とほぼ同じ高さ及び幅の増縁6が形成されている。この増縁6は上下枠6a、6bと左右の縦枠6c、6dから構成されており、その上下枠6a、6bにはその長手方向に沿ってかつその全長に渡って走行部たるレール15、16が設けられている。なお増縁6は枠体1に一体に形成してもよく、走行部を配置することができるものであれば必ずしも増縁として構成されなくともよい。
そしてこの増縁6内に、窓サッシ用スクリーン装置(以下、窓サッシ用網戸4)が設けられている。図6(a)〜(c )は順に、窓サッシ用網戸4の平面図、正面図、左側面図(なお屋内側から屋外側を見た状態を正面とし、また左右は同状態における左右方向に対応する)、図7は窓サッシ用網戸の要部の分解図である。
【0013】
図6、7に示すように、窓サッシ用網戸4は、広幅のスクリーン部たる網部70と、該網部70の左右の両側に配置される縦長筒状の収納ケース40A、40Bと、収納ケース40A、40Bそれぞれの上端部に配置される上キャップ50及び下端部に配置される下キャップ60と、収納ケース40A、40Bそれぞれの内部に配置されるもので網部70を該収納ケース40A、40Bの内部に巻取り収納する巻取り部80を備えて構成されている。
そして概略的には、一対の収納ケース40A、40Bが増縁6内に納められ、該増縁6内を水平走行する。そして図4、5に示すように、一対の収納ケース40A、40Bを相互に隔てて配置することによってその内部に収納された網部70が引出され、該網部70によって枠内開口が閉じられる。
【0014】
以下、窓サッシ用網戸4を構成する上記各部について詳細に説明し、その後、窓サッシ用網戸4の取付方法並びに操作方法等について具体的に説明する。
まず一対の収納ケース40A、40Bについて説明する。一対の収納ケース40A、40Bは互いに左右対称に形成されており、増縁6内において見付方向に並設されている(以下、必要に応じて、一対の収納ケース40A、40Bを収納ケース40と総称する)。収納ケース40は、増縁6の高さにほぼ対応する縦長で、かつ障子2、3の各縦框23、24、33、34よりも若干細幅の中空筒状に形成されている。なお収納ケースは円筒状以外の形状、例えば方形筒状でもよく、その内部に網部を収納できればよい。
【0015】
そして図2に示すように、障子2、3を閉じると共に網部70を完全に引出した状態において、一方の収納ケース40Aは縦枠6cに対し見付方向側方位置かつ障子3の縦框33に対し見込方向重合位置、他方の収納ケース40Bは縦枠6dに対し見付方向側方位置かつ障子2の縦框24に対し見込方向重合位置、にそれぞれ配置される。
また図3に示すように障子2のみを開いた状態において、枠内開口のみを閉じるためには、一方の収納ケース40Aのみを障子2の縦框24に対し見込方向重合位置に配置することができる。
【0016】
さらに図示は省略するが、障子3のみを開いた状態において、枠内開口のみを閉じるためには、一方の収納ケース40Aを縦枠6cに対し見付方向側方位置、他方の収納ケース40Bを障子2の縦框23に対し見込方向重合位置、にそれぞれ配置することができる。
上記のことから、収納ケース40は、縦枠6c、6dのいずれかの側方又は縦框23、24に対する見込方向重合位置に配置することができるので、目立たせることなく配置できて意匠性が向上し、また収納ケース40と縦枠6c、6d又は縦框23、24との隙間を塞いで防虫性を高めることが容易である。なお網部70を完全に閉じたい場合には、両収納ケース40A、40Bを互いに隣接させた状態で、縦枠6c、6dいずれか一方の側方位置に配置すればよい。
【0017】
図10は収納ケース40Aを中心とした図3の要部拡大図である。この図10に示すように収納ケース40Aは、障子2側に位置する分割部材たる第1分割部41と、非障子側に位置する分割部材たる第2分割部42とが、その係止片43、44相互の係止によって一体化されている。また第1分割部41と第2分割部42との間には開口部45が形成されており、この開口部45から網部70が収納ケース40A外に引出可能とされている。また第2分割部42には、その上下のほぼ中央位置に平面略コ字状の取手46が設けられている。さらに図10に示すように、第1分割部41には必要に応じてその長手方向全長に渡りシール材41cを設けることができ、このシール材41cが縦框23、24の側面等に当接して、虫の入り込みが一層確実に防止される。
なお、第1分割部41と第2分割部42は枠体1や障子2と同様にアルミの押し出し型材にて成型されており、枠体1や障子3と同様の質感及び色合いを呈している。
【0018】
ここで各収納ケース40A、40Bは、網部70を半分の幅のみ収納自在な径に形成されている。すなわち網部70の全幅をW’とすると、収納ケース40A、40Bはそれぞれ網部70をその半分の幅1/2W’だけ収納可能な径に形成されている。したがって網部70を図3に示すように半分の幅1/2W’だけ引き出す場合には、残りの1/2W’の幅の網部70は収納ケース40A、40Bの一方にのみ収納してもよく、また両者に1/4W’ずつ均等に収納してもよい。一方、網部70を完全に収納したい場合には、収納ケース40A、40Bそれぞれに1/2W’の幅の網部70を収納する。
【0019】
このように各収納ケース40A、40Bを、網部70を半分の幅のみ収納自在な径に形成することにより、左右の収納ケース40A、40Bを互いに同じ径に形成できて意匠上の均衡を図ることができると共に、各収納ケース40A、40Bを最も細径に形成できて広い視野を確保することができる。
ただし必ずしも網部70を半分のみ収納自在な径に形成されなくともよく、少なくとも収納ケース40A、40Bの両方で網部70を完全に収納できればよい。この場合においても、1つの収納ケースにて網部70を収納する場合に比べ、同じ幅の網部であれば収納ケースの径を細幅に大幅に減らすことができ、あるいは同じ径の収納ケースであれば図2、3に示すような広幅の網部を収納することができる。
【0020】
次に各収納ケース40A、40Bに配置された短筒状の上キャップ50及び下キャップ60について説明する。これら上キャップ50及び下キャップ60は収納ケース40A、40Bより若干太径に形成され、その内部に収納ケース40A、40Bの上下端部を挿入することによって該収納ケース40A、40Bに固定される。したがって収納ケース40A、40Bの上下端部が非露出状とされ、その内部に埃や雨水等が侵入することを防止でき、網部70を保護することができる。また収納ケース40A、40Bを枠体1から取り外した際の意匠上の外観を向上させることができる。なお上キャップ50及び下キャップ60の形状は任意に変更可能であり、少なくとも収納ケース40の端部を塞ぐことができるものであればよい。あるいは塞ぐ必要がない場合には、上キャップ50及び下キャップ60を省略してもよい。
ここで、上キャップ50には上方に開放するレール溝53、下キャップ60には下方に開放するレール溝63がそれぞれ形成されており、これらレール溝53、63内に増縁6のレール15、16を連係させることによって、収納ケース40A、40Bがレール15、16に摺動自在かつ脱落不能に連係される。
【0021】
また上キャップ50には、図1、8に示すように、増縁6の上枠6aに弾性的に当接することによって収納ケース40の上下振れを規制すると共に、上枠6aと収納ケース40との間に介在することによって該収納ケース40の増縁6からの脱落を規制する規制部54が設けられている。この規制部54は、上枠6aに沿って輪転可能に配置されたローラ55と、該ローラ55を回転自在に支持する支持部材56と、該支持部材56を上枠6a側に付勢する図示しない付勢部材とから構成されている。そして付勢部材の付勢力によって支持部材56を介してローラ55が上枠6aの下面に常時当接され、増縁6が変形等した場合においても収納ケース40が不用意に上下に振れることを防止している。また収納ケース40が付勢部材の付勢力を越えて上枠6a側に動かされると、支持部材56及びローラ55が収納ケース40と上枠6aとの間に挟持されそれ以上の収納ケース40の移動が防止され、収納ケース40が増縁6から外方へ脱落することが防止されている。なお規制部54は見込方向及び見付方向における他の任意箇所に設けてもよく、あるいは省略してもよい。
【0022】
また下キャップ60には、図1、9に示すように、収納ケース40を走行させるための戸車64が設けられている。この戸車64は増縁6の下枠6bに沿って輪転可能に配置されるもので、下枠6bの上面に常時当接され、収納ケース40の安定的な摺動が確保されている。なお戸車64は見込方向及び見付方向における他の任意箇所に設けてもよく、あるいは省略してもよい。ただし本実施形態のように規制部54を設ける場合には、見込方向及び見付方向に関して規制部54と対応する位置に設けることが望ましい。また戸車64を省略する一方、下キャップ60の下面に摩擦係数の低い低摩擦材からなる滑り部を配設することによって、収納ケース40を安定摺動させてもよい。
【0023】
ここで図8、9に示すように、上キャップ50にはストッパー57、下キャップ60にはストッパー67がそれぞれ設けられている。そしてストッパー57は上キャップ50の上面から上方に突出自在とされており、増縁6の上枠6aの下面に当接自在とされている。またストッパー67は下キャップ60の下面から下方に突出自在とされており、増縁6の下枠6bの上面に当接自在とされている。そしてこのようにストッパー57、67を増縁6に当接させることによって、収納ケース40A、40Bを増縁6内における見付方向の任意の位置に固定することができる。なおストッパー57、67の操作は、上キャップ50、下キャップ60の屋内側の側面に設けられた操作レバー58、68を介して行われる。これらストッパー57、67の内部構造は両開き戸の縦框等に設けられる周知のストッパーの構造と同じであるため、その説明は省略する。
なお本実施形態のストッパー57、67以外にも、収納ケース40A、40Bの障子2、3側の側面に係止突起を設けると共に、障子2、3の収納ケース40A、40B側の側面にも係止突起を設け、これら両係止突起を相互に係止させることによって収納ケース40A、40Bを固定してもよい。
【0024】
次に網部70について説明する。この網部70は、図4に示すように、増縁6内に形成される枠内開口を完全に塞ぐことができるよう、該増縁6の内側寸法としての高さH及び幅Wよりも上下左右に若干広く形成されている。この網部70はポリエステルや、巻取り可能な金材にて構成されてよい。また「網」状のものでなく、より目の細かい布、障子紙などによって形成されてよく、その機能としては通風性に代えて遮光性を備えるものでもよく、また任意の模様や色彩を付加してもよい。すなわちシート状の部材としてのスクリーンであればよい。そして本装置は網戸としてでなく、通風、遮光等の種々の目的に合わせて、カーテン、目隠し、障子戸、あるいは間仕切り等として機能させることができる。
【0025】
この網部70はその上下端部を、増縁に設けたファスナー部18に密着自在とされている。このファスナー部18は、図1〜3に示すように、増縁6のレール15、16の網部70側の側面の全長に渡って形成されているもので、網部70側に向けて突出する針状の突起が一定間隔で連続して設けられている。ここで網部70は、後述するように網部70を巻取る支持軸72が収納ケース40の開口部45側に付勢され、さらに図3に示すようにこの開口部45はレール15、16の近傍に形成されている。したがって開口部45から引出された網部70はレール15、16に沿うように自動的に配置され、その網目にファスナー部18の突起が係止する。
【0026】
また網部70は後述する巻取り部80によって巻取り方向(収納ケース側に向かう方向)に付勢されていることから、該網部70には常時張力が加えられ、該網部70とファスナー部18の突起との係止状態が安定的に維持される。
このように網部70の上下端部がファスナー部18に密着することから、網部70とレール15、16との間に隙間ができることが防止され、風によって網部70が見込方向に不用意に浮き上がることや、隙間からの虫の侵入等を防止することができる。なおファスナー部18は嵌合溝への止着、接着やネジ止めにてレール15、16に取付けることができる。またファスナー取付けレールを増設してファスナー部18を取付けることも可能である。また当然のことながら網部70を網以外の布材にて構成した場合にはファスナー部18は不要であるが、スクリーン部の上下端部のみを網状としてファスナー部18に係止させてもよい。
なお網部70には、図7に示すように、その収納ケース40側の端部に中空の支持軸72が固定されている。
【0027】
次に巻取り部80について説明する。この巻取り部80の拡大図を図11(a)、分解図を図11(b)にそれぞれ示す。この図11に示すように巻取り部80は、縦長の付勢部材たる巻きバネ81と、該巻きバネ81の心棒82と、巻きバネ81を網部70の支持軸72に固定する軸側固定具83と、巻きバネ81を収納ケース40A、40Bに固定するケース側固定具84と、巻きバネ81の回転をガイドするガイド部材85とを備えて構成されている。
巻きバネ81は網部70の支持軸72内に挿入可能な径及び長さに形成されており、その内部に心棒82を挿通されることによって不用意に屈曲することが防止されている。
【0028】
この巻きバネ81の下端部には軸側固定具83が固定される。すなわち軸側固定具83は本体部83aと該本体部83aの上端部に突設されたネジ溝を有する短尺軸83bとから構成され、この短尺軸83bを巻きバネ81内に挿入することによってそのネジ溝に巻きバネ81が係止して回転不能に固定される。また図7に示すように、軸側固定具83を支持軸72に挿入することによって該軸側固定具83が支持軸72内において回転不能に固定される。すなわち図12の支持軸72の横断面図に示すように、支持軸72の内周には複数の溝72aが形成されており、一方、軸側固定具83の側面には支持軸72の溝72aに対応した複数の突起83cが形成され、この突起83cが溝72a内に納められることによって、軸側固定具83が回転不能とされる。したがって巻きバネ81は、軸側固定具83を介してその下端部を支持軸72に対して回転不能に固定される。
【0029】
一方、巻きバネ81の上端部にはケース側固定具84が固定される。このケース側固定具84は本体部84aとネジ溝を有する短尺軸84bとから構成され、この短尺軸84bを巻きバネ81内に挿入することによって巻きバネ81が回転不能に固定される。図13には巻取り部80を収納した収納ケース40の平面図を示す。この図13に示すように、このケース側固定具84の本体部84aは収納ケース40の内径にほぼ適合した外形とされており、巻取り部80を収納ケース内40に納めた状態において、本体部84aが収納ケース40内に係止して該収納ケース40に対して回転不能に固定される。したがって巻きバネ81は、ケース側固定具84を介してその上端部を収納ケース40に回転不能に固定される。なおガイド部材85はその内部にケース側固定具84の短尺軸84bを挿通させると共にケース側固定具84の本体部84aと巻きバネ81との間に介在して、巻きバネ81の回転をガイドする。
【0030】
これらのことから巻きバネ81はその下端部においては支持軸72、上端部においては予め巻取り方向に適量付勢した状態で収納ケース40にそれぞれ固定されるが、収納ケース40から網部70を引出すことに伴って巻きバネ81にさらに捻れが生じ、網部70を収納ケース40内に巻取る方向に付勢力が増す。なおこの付勢力の強さは、収納ケース40を増縁6に固定した状態において該収納ケース40を不用意に移動させることがなく、かつ固定を解除した状態において網部70を自動的に巻取ることができるような強さに定められる。
【0031】
ここで図13に示すように、ケース側固定具84の本体部84aには、収納ケース40の平面ほぼ中心位置から開口部45に向かう長孔84cが形成されており、この長孔にはケース側固定具84の短尺軸84bの上端部と、押圧バネ84dとが設けられている。そして短尺軸84bの上端部は長孔84c内において該長孔84cに沿って移動自在とされると共に、押圧バネ84dにて開口部45側に向けて常時付勢され、また回転不能とされている。したがってケース側固定具84、巻きバネ81、支持軸72を順次介して網部70が収納ケース40の開口45側に常時付勢さ部れるので、網部70を開口部45側、すなわち増縁6のレール15、16側に沿って引出すことができる。
【0032】
次に本サッシ窓用網戸4の取付方法について説明する。まず収納ケース40A、40B内に網部70及び巻取り部80を収納し、上キャップ50及び下キャップ60を取付けて本網戸4を組立てる。そして枠体1に増縁6を取付け、予め又は網戸4を取付ける前に増縁6のレール15、16にファスナー部18を取付ける。そして組立ての終了した本網戸4を見付方向に傾けた状態で増縁6内に挿入し、垂直に立直すことによって増縁6内に建込むだけで取付けが終了する。このような方法により、障子2、3を外すことなく容易に取付けることができる。
なお図1に示すように網戸4の高さを調節する場合には、収納ケース40A、40B及び網部70の上下いずれかの端部を任意の長さだけ切断することにより対応可能である。
また網戸4を長期間使用しない場合には、上記と逆の手順によって本網戸4を枠体1から容易に取外し、倉庫等に収納することができる。
あるいは新設の窓サッシに取付ける場合には、本網戸4を組み立てることと平行して、増縁6をコ字状に枠組し、その開放側から本網戸4を増縁6内に収納した後、増縁6を方形に枠組してもよい。
【0033】
次に本網戸4の操作方法について説明する。まず図2に示すように両障子2、3を閉めた状態においては、収納ケース40Aは縦框33に対し見込方向重合位置、他方の収納ケース40Bは縦框24に対し見込方向重合位置にそれぞれ配置されており、また収納ケース40は上述のように縦框33、24より細幅に形成されており、また縦框33、24と同材質よりなるため、図4のように屋内側から見た場合や、また屋外側から見た場合にも同様に、収納ケース40A、40Bが縦框33、24と外観上一体となって目立たず、意匠的にも良好である。
【0034】
このような状態において網戸4を使用する場合、まず障子2、3のいずれか一方を任意の場所まで開く。図3においては障子2を全開した状態を示す。そして収納ケース40Aを、ストッパー57、67を解除した状態で、その取手46を介して、障子2の縦框24の見込方向に重合する位置にまで水平走行させる。この収納ケース40Aの走行に伴って余分な網部70はファスナー部18から外れ納ケース40Aと縦框24の重合位置において、ストッパー57、67を機能させ、収納ケース40Aを増縁6に固定する。この状態において、本実施形態においては障子の移動に伴って網部70側でなく収納ケース40Aを摺動させていることから、図5に示すように、収納ケース40Aは縦框24に対して見込方向に重合する位置に配置され、意匠的な良好性を維持することができる。
【0035】
次に本発明の第2実施形態について説明する。但し特に説明なき構成は第1実施形態の構成と同じであり、また同じ構成を同符号にて示す。図14は本実施形態における引違い窓の両方の障子を閉じた状態における横断面図である。この図14において引違い窓は第1実施形態の構成とほぼ同じ構成をなし、枠体1の屋内側に設けた増縁6内に網戸4Aが配置されている点も同様であるが、網部70Aは第1実施形態のほぼ半分の幅にて形成されている。またこれに対応して、一対の収納ケース40C、40Dも第1実施形態のほぼ半分の径にて形成され、網部70Aをそれぞれ半分のみ収納可能とされている。
【0036】
そして障子2のみを完全に開いた状態においては、収納ケース40Cを障子2の縦框24対し見込方向重合位置に配置し、収納ケース40Dを縦枠6dに対し見付方向側方位置に配置することにより、枠内開口を網部70Aにて閉じることができる。
一方、障子3のみを完全に開いた状態においては、収納ケース40Cを縦枠6cに対し見付方向側方位置に配置し、収納ケース40Dを障子2の縦框23に対し見込方向重合位置に配置することにより、枠内開口を網部70Aにて閉じることができる。
このように本実施形態においては、第1実施形態に比べてほぼ半分の径の収納ケース40C、40Dが配置されるので、収納ケースが外観上一層目立たず、意匠性が向上する。
【0037】
次に本発明の第3実施形態について説明する。但し特に説明なき構成は第1実施形態の構成と同じであり、また同構成を同符号にて示す。図15は本実施形態における引違い窓の両方の障子を閉じた状態の横断面図である。この図15において引違い窓は第1実施形態の構成とほぼ同じ構成をなすが、増縁6は省略されている。そして枠体1内には、2つの網戸4B、4Cが配置されている。
網戸4B、4Cはそれぞれ、第2実施形態と同様、第1実施形態に比べてほぼ半分の幅の網部70Bと、ほぼ半分の径の収納ケース40E、40Fを備える。そして収納ケース40E、40Fは枠体1内に並設されており、障子2、3と同じ走行部を走行可能とされている。すなわち収納ケース40E、40Fの図示しない上下のキャップには障子2、3の走行レールに対応した溝が形成され、障子2、3の見付方向側方において該走行レール上を走行可能とされている。なお図示は省略するが、本実施形態のように収納ケース40E、40Fを障子2、3と同じ走行レールを走行させる場合、収納ケース40E、40Fに障子2、3が当接して収納ケース40E、40Fが破損等することを防ぐため、収納ケース40E、40Fの上下キャップに戸当り部材を設けてもよい。
【0038】
そして例えば障子2のみを開いた状態においては、網戸4Bの収納ケース40E、40Fは互いに隣接した状態で枠体1の縦枠13の見付方向側方位置に配置され、網戸4Cの収納ケース40Eは障子3の縦框34の見付方向側方位置に配置され、また、網戸4Cの収納ケース40Fは縦枠14の見付方向側方位置に配置される。
本実施形態においては上述のように収納ケース40E、40Fが障子2、3と同じ走行レールを走行するので、増縁6を省略でき、見込方向における奥行きを低減することができると共に、製造コストを低減することができる。
【0039】
次に本発明の第4実施形態について説明する。但し特に説明なき構成は第1実施形態の構成と同じであり、また同構成を同符号にて示す。図16、17は本実施形態における窓サッシたる出窓及び網戸を概念的に示す平面図であり、図16は網部を完全に引出した状態、図17は網部を一部のみ引出した状態を示す。
これら図16、17において出窓は、2つの枠体1A、1Bを図16、17紙面内において方立9を中心として直交するように隣接配置して構成されている。そして各枠体1A、1Bの屋内側には増縁6A、6Bが設けられており、該増縁6A、6B内に一つの網戸4Dが配置されている。
【0040】
この網戸4Dの一対の収納ケース40G、40Hのうち、一方の収納ケース40Gは増縁6A内に走行自在に取り付けられており、また他方の収納ケース40Hは増縁6B内に走行自在に取り付けられている。
ここで方立9の屋内側には、該方立9に対し見込方向に重合配置された案内軸10が設けられている。この案内軸10は垂直方向に沿って、回転自在に配置されている。そして収納ケース40Gから案内軸10を経て収納ケース40Hに至り、網部70Cが連続的に張設されている。したがって収納ケース40G、40Hを移動させて網部70を引出し又は巻取り収納する場合、網部70Cの引出し方向又は巻取り方向を案内軸10によって90度変えることができ、網部70Cを収納ケース40G、40Hのいずれからもスムーズに引出ことができると共に、いずれによってもスムーズに巻取ることができる。
なお枠体の数は任意の複数であってよく、また枠体相互の隣接角度は、90度以外にも任意の角度であってよい。
【0041】
そして図16に示すように、収納ケース40Gを増縁6Aの縦枠6aに対し見付方向側方位置、収納ケース40Hを増縁6Bの縦枠6bに対し見付方向側方位置に配置した状態において、網部70は枠体1A、1Bの両枠内開口を完全に塞ぐことのできる広幅に形成されている。すなわち枠体1Aの幅をW2、枠体1Bの幅をW3とすれば(W2<W3とする)、網部70はW2+W3の幅以上に形成されている。
そして各収納ケース40G、40Hはそれぞれ(W2+W3)/2の幅だけ網部70を巻取ることが可能な径にて形成されており、意匠上の均衡等が図られている。
したがって図17に示すように、枠体1Aの枠内開口のみを塞ぎたい場合には、収納ケース40G、40HそれぞれにW3/2の幅の網部70を収納してもよく、あるいは収納ケース40Hに(W2+W3)/2の幅だけ網部70を収納し、残りの幅の網部70を収納ケース40Gに収納してもよい。すなわち各収納ケース40G、40Hそれぞれには、その巻取り能力以内であれば、任意の割合で網部70を収納することができる。
このように本実施形態においては、案内軸10を介して網部70の引出し・巻取り方向を変えることができ、出窓にも本網戸を容易に適用できる。
【0042】
なお第1〜第4実施形態に示した窓サッシのみならず、本発明に係るスクリーン装置は、内開き窓やその他の既存の窓の屋外側、あるいは外開き窓、縦辷り出し窓、横辷り出し窓、突き出し窓、嵌殺し窓、各種ドアの室内側に、増縁を一体又は別体に設けることによって取付けてもよい。すなわちあらゆるタイプの窓、ドアに対し、既存の枠を利用して又は専用の枠を設けて、窓枠やドア枠と一体に、あるいは窓枠と所定間隔を隔てて、窓開口やドア開口を塞ぐ位置に取付けることができる。
【0043】
【発明の効果】
上記したように請求項1に記載の本発明は、広幅のスクリーン部と、該スクリーン部の両側に設けられる縦長筒状の一対の収納ケースと、該一対の収納ケースの各々に設けられスクリーン部を各収納ケース内に引出し自在に付勢巻取りする巻取り部とを備え、各収納ケースは、枠体に対して見付方向に摺動自在に連係されると共に、該見付方向における任意の位置で枠体又は障子に固定自在とされ、スクリーン部は、各収納ケースの摺動に伴って該各収納ケースに設けた開口部から該各収納ケース外へ引出し自在とされたことにより、1つの収納ケースにて網部を収納する場合に比べ、同じ幅の網部であれば収納ケースの径を細幅に大幅に減らすことができ、あるいは同じ径の収納ケースであれば広幅の網部を収納することができる。したがって収納ケースを極力細径化することができ、視野を狭めることなく意匠上の体裁を一層向上させることができる。
【0044】
また、枠体は屋外側又は屋内側の端部から見込方向に突出する増縁を備え、収納ケースは上下端面において増縁に対し摺動自在に連係されるので、既存の窓サッシに対しても増縁を設けることで容易に本網戸を取付けることができる。さらに、収納ケースは増縁内に納められるので、網戸が枠体から突出せず、収納ケースを納まりよくし、意匠上の体裁をさらに向上させることができる。そして、収納ケースは障子の縦框より細幅に形成されることにより、枠体の縦枠のいずれかの側方又は障子の縦框に対する見込方向重合位置に配置することができるので、収納ケースを目立たせることなく配置できて意匠性が向上し、また収納ケースと縦枠又は縦框との隙間を塞いで防虫性を高めることができる。
【0045】
しかも請求項2に記載の本発明は、収納ケースの上下端面には走行部に連係される溝部と、増縁の上下枠にそれぞれ弾性的に当接する規制部とを形成してなることにより、規制部は上下枠に常時当接されるので、収納ケースが不用意に上下に振れることを防止することができ、また外方に脱落することを防止することができる。
【0046】
さらに請求項に記載の本発明は、窓サッシは、複数の枠体を方立を介して所定角度で隣接配置してなる出窓として構成され、一対の収納ケースは、互いに異なる枠体に対して見込方向重合位置に配置され、方立の見込方向重合位置には、該方立の左右両方向へ網部を移動自在とする案内軸を設け、該案内軸を介して網部を一対の収納ケースに収納自在としたことにより、案内軸を介して網部の引出し・巻取り方向を変えることができ、出窓にも本網戸を容易に適用することができる。
【0047】
さらにまた請求項に記載の本発明は、一対の収納ケースの各々は、スクリーン部を半分のみ収納自在な径に形成されることにより、左右の収納ケースを互いに同じ径に形成できて意匠上の均衡を図ることができると共に、各収納ケースを最も細径に形成できて広い視野を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における引違い窓の縦断面図であり、図3のB−B矢視断面図である。
【図2】引違い窓の両方の障子を閉じた状態における横断面図である。
【図3】引違い窓の一方の障子を開いた状態における横断面図であり図1のA−A矢視断面図である。
【図4】図2の引違い窓の正面図である。
【図5】図3の引違い窓の正面図である。
【図6】(a)〜(c)は順に窓サッシ用網戸の平面図、正面図、左側面図である。
【図7】窓サッシ用網戸の要部の分解図である。
【図8】上キャップの斜視図である。
【図9】下キャップの斜視図である。
【図10】収納ケースを中心とした図3の要部拡大図である。
【図11】(a)は巻取り部の拡大図、(b)は巻取り部の分解図である。
【図12】支持軸の横断面図である。
【図13】巻取り部を収納した収納ケースの平面図を示す。
【図14】第2実施形態における引違い窓の横断面図である。
【図15】第3実施形態における引違い窓の横断面図である。
【図16】第4実施形態における出窓及び網戸を概念的に示す平面図であり、網部を完全に引出した状態を示す。
【図17】第4実施形態における出窓及び網戸を概念的に示す平面図であり、網部を一部のみ引出した状態を示す。
【符号の説明】
1 枠体
2、3 障子
4、5 窓サッシ用網戸
6 増縁
9 方立
10 案内軸
11 上枠
12 下枠
13 (左の)縦枠
14 (右の)縦枠
15、16 レール
18 ファスナー部
21、31 上框
22、32 下框
23、33 (左の)縦框
24、34 (右の)縦框
25、35 ガラス板
40 収納ケース
41 第1分割部
42 第2分割部
45 開口部
46 取手
50 上キャップ
60 下キャップ
70 網部
72 支持軸
80 巻取り部
81 巻きバネ
82 心棒
83 軸側固定具
84 ケース側固定具

Claims (4)

  1. 枠体に障子を納めてなる窓サッシに設けられる窓サッシ用スクリーン装置であって、
    広幅のスクリーン部と、該スクリーン部の両側に設けられる縦長筒状の収納ケースと、該収納ケースの各々に設けられ前記スクリーン部を各収納ケース内に引出し自在に付勢巻取りする巻取り部とを備え、
    前記枠体は屋外側又は屋内側の端部から見込方向に突出する増縁を備え、該増縁には上下枠にそれぞれ走行部が設けられ、
    前記各収納ケースは前記障子の縦框より細幅に形成され、上下端面が前記各走行部に対して見付方向に摺動自在に連係されて前記増縁内に納められると共に、前記増縁の見付方向における任意位置で前記枠体又は前記障子に固定自在とされ、
    前記スクリーン部は前記各収納ケースの摺動に伴って該各収納ケースに設けた開口部から該各収納ケース外へ引出し自在とされたことを特徴とする窓サッシ用スクリーン装置。
  2. 前記収納ケースの上下端面には前記走行部に連係される溝部を形成すると共に、上端面には前記増縁の上枠に弾性的に当接する規制部を形成してなることを特徴とする請求項1記載の窓サッシ用スクリーン装置。
  3. 前記窓サッシは、複数の前記枠体を方立を介して所定角度で隣接配置してなる出窓として構成され、
    前記収納ケースは、互いに異なる前記枠体に対して見込方向重合位置に配置され、
    前記方立の見込方向重合位置には、該方立の左右両方向へ前記網部を移動自在とする案内軸を設け、該案内軸を介して前記網部を前記収納ケースに収納自在としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の窓サッシ用スクリーン装置。
  4. 前記収納ケースの各々は、前記スクリーン部を半分のみ収納自在な径に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の窓サッシ用スクリーン装置。
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