JP2000087666A - 窓サッシ用スクリーン装置 - Google Patents

窓サッシ用スクリーン装置

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JP2000087666A
JP2000087666A JP10276385A JP27638598A JP2000087666A JP 2000087666 A JP2000087666 A JP 2000087666A JP 10276385 A JP10276385 A JP 10276385A JP 27638598 A JP27638598 A JP 27638598A JP 2000087666 A JP2000087666 A JP 2000087666A
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Katsuaki Tomita
勝秋 冨田
Isao Nishimi
勇夫 西見
Hiroshi Kawada
博 河田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枠体の構造の変更を必要とせずに既設の窓サ
ッシにも取付け可能であり、また収納ケースを極力細径
化することによって視野を狭めることなく意匠上の体裁
を一層向上させた、窓サッシ用スクリーン装置を提供す
る。 【解決手段】 枠体1に障子2、3を納めてなる窓サッ
シに設けられる窓サッシ用スクリーン装置であって、広
幅のスクリーン部たる網部70と、該網部70の両側に
設けられる縦長筒状の一対の収納ケース40A、40B
と、該一対の収納ケース40A、40Bの各々に設けら
れ網部70を各収納ケース40A、40B内に引出し自
在に付勢巻取りする巻取り部とを備える。各収納ケース
40A、40Bは、枠体1に対して見付方向に摺動自在
に連係されると共に、該見付方向における任意の位置で
枠体1に固定自在とされる。網部70は、各収納ケース
40A、40Bの摺動に伴って該各収納ケース40A、
40Bに設けた開口部から該各収納ケース40A、40
B外へ引出し自在とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枠体に障子を納め
てなる窓サッシに設けられる窓サッシ用スクリーン装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】引違い窓、片引き窓、滑出し窓等の各種
サッシ窓には、その障子を開いた際に窓枠内に生じる枠
内開口を塞ぐため、網戸装置等のスクリーン装置が設け
られることが多い。特に近年、網部等のスクリーンを収
納ケース内にロール状に巻取り収納したスクリーン装置
が提案されている。このようなスクリーン装置において
は、非使用時にはスクリーンを収納ケース内に収納して
非露出状とすることができるため、外観性やスクリーン
の保管性に優れていることから広く普及することが期待
されている。
【0003】このような従来の窓サッシ用のスクリーン
装置は、収納ケースと、該収納ケース内に引出し自在に
巻取られたスクリーン部とから構成されていた。ここで
収納ケースは、サッシ窓の枠体を構成する左右の縦枠の
いずれか一方を見付方向側方に拡張することにより、縦
枠に一体に設けられていた。そして使用時においては、
障子を開けた状態において、収納ケースからスクリーン
部を引出し、その端部を反対側の縦枠等に固定すること
により、枠内開口をスクリーン部にて閉じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
のような窓サッシ用のスクリーン装置においては、枠体
の縦枠に収納ケースを一体に設けていたので、枠体の構
造が複雑で、コストの高いものになっていた。またこの
ように特殊な縦枠を必要としていたので、新設以外の取
付すなわち既存の窓サッシに取付けることが困難であっ
た。また左右のいずれか片方にのみ設けた収納ケースに
スクリーン部全部を収納していたので、収納ケースが太
径となっていた。したがって収納ケースが見付方向側方
に突出し、縦枠のみならず収納ケース自体も屋内側から
見えることになり、枠体が増えたような外観を形成し
て、視野を狭めると共に意匠上の体裁が悪かった。
【0005】本発明は、従来のこのような従来の窓サッ
シ用スクリーン装置における問題点に鑑みてなされたも
ので、枠体の構造の変更を必要とせずに既設の窓サッシ
にも取付け可能であり、また収納ケースを極力細径化す
ることによって視野を狭めることなく意匠上の体裁を一
層向上させた、窓サッシ用スクリーン装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような従来の窓サッ
シ用スクリーン装置における問題点を解決するために請
求項1に記載の本発明は、枠体に障子を納めてなる窓サ
ッシに設けられる窓サッシ用スクリーン装置であって、
広幅のスクリーン部と、該スクリーン部の両側に設けら
れる縦長筒状の収納ケースと、該収納ケースの各々に設
けられ前記スクリーン部を各収納ケース内に引出し自在
に付勢巻取りする巻取り部とを備え、前記各収納ケース
は、前記枠体に対して見付方向に摺動自在に連係される
と共に、該見付方向における任意の位置で前記枠体又は
前記障子に固定自在とされ、前記スクリーン部は、各収
納ケースの摺動に伴って該各収納ケースに設けた開口部
から該各収納ケース外へ引出し自在とされたことを特徴
として構成されている。
【0007】また請求項2に記載の本発明は、請求項1
に記載の本発明において、前記枠体の屋外側又は屋内側
の端部には、前記スクリーン部を走行させるための走行
部が設けられ、前記収納ケースは、前記走行部内におい
て見付方向に並設配置されることを特徴として構成され
ている。
【0008】また請求項3に記載の本発明は、請求項1
に記載の本発明において、前記窓サッシは、前記枠体に
設けた走行部に前記障子を見付方向に沿って摺動自在と
する引違い窓又は片引き窓として構成され、前記収納ケ
ースは、前記障子用の走行部内において見付方向に並設
配置されることを特徴として構成されている。
【0009】また請求項4に記載の本発明は、請求項1
に記載の本発明において、前記窓サッシは、複数の前記
枠体を方立を介して所定角度で隣接配置してなる出窓と
して構成され、前記収納ケースは、互いに異なる前記枠
体に対して見込方向重合位置に配置され、前記方立の見
込方向重合位置には、該方立の左右両方向へ前記網部を
移動自在とする案内軸を設け、該案内軸を介して前記網
部を前記収納ケースに収納自在としたことを特徴として
構成されている。
【0010】また請求項5に記載の本発明は、請求項1
乃至4に記載の本発明において、前記収納ケースの各々
は、前記スクリーン部を半分のみ収納自在な径に形成さ
れることを特徴として構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態
における引違い窓の縦断面図であり図3のB−B矢視断
面図、図2は引違い窓の両方の障子を閉じた状態におけ
る横断面図、図3は引違い窓の一方の障子を開いた状態
における横断面図であり図1のA−A矢視断面図、図4
は図2の引違い窓の正面図、図5は図3の引違い窓の正
面図である。これら各図において本実施形態における引
違い窓は、建屋開口に取付けられるものであって、上下
枠11、12及び左右の縦枠13、14から方形に枠組
されてなる枠体1内に、一対の障子2、3を左右引違い
状に開閉自在に組み込んで構成されている。障子2は上
下框21、22と左右の縦框23、24とを枠組してな
る框体内にガラス板25を嵌込んで、障子3は上下框3
1、32と左右の縦框33、34とを枠組してなる框体
内にガラス板35を嵌込んで構成されている(枠体1及
び障子2、3は破線にて示す)。これら障子2、3はそ
の上下の溝内に枠体1の上下枠11、12に形成された
走行レールを建て込んだ状態において、該走行レール上
を摺動自在とされている。なお、これら各枠及び各框は
アルミの押し出し型材にて成型されている。なお枠体1
は方形以外の任意形状に枠組されてよい。
【0012】ここで図1〜3に示すように、この枠体1
の屋内側には、該枠体1とほぼ同じ高さ及び幅の増縁6
が形成されている。この増縁6は上下枠6a、6bと左
右の縦枠6c、6dから構成されており、その上下枠6
a、6bにはその長手方向に沿ってかつその全長に渡っ
て走行部たるレール15、16が設けられている。なお
増縁6は枠体1に一体に形成してもよく、走行部を配置
することができるものであれば必ずしも増縁として構成
されなくともよい。そしてこの増縁6内に、窓サッシ用
スクリーン装置(以下、窓サッシ用網戸4)が設けられ
ている。図6(a)〜(c )は順に、窓サッシ用網戸4
の平面図、正面図、左側面図(なお屋内側から屋外側を
見た状態を正面とし、また左右は同状態における左右方
向に対応する)、図7は窓サッシ用網戸の要部の分解図
である。
【0013】図6、7に示すように、窓サッシ用網戸4
は、広幅のスクリーン部たる網部70と、該網部70の
左右の両側に配置される縦長筒状の収納ケース40A、
40Bと、収納ケース40A、40Bそれぞれの上端部
に配置される上キャップ50及び下端部に配置される下
キャップ60と、収納ケース40A、40Bそれぞれの
内部に配置されるもので網部70を該収納ケース40
A、40Bの内部に巻取り収納する巻取り部80を備え
て構成されている。そして概略的には、一対の収納ケー
ス40A、40Bが増縁6内に納められ、該増縁6内を
水平走行する。そして図4、5に示すように、一対の収
納ケース40A、40Bを相互に隔てて配置することに
よってその内部に収納された網部70が引出され、該網
部70によって枠内開口が閉じられる。
【0014】以下、窓サッシ用網戸4を構成する上記各
部について詳細に説明し、その後、窓サッシ用網戸4の
取付方法並びに操作方法等について具体的に説明する。
まず一対の収納ケース40A、40Bについて説明す
る。一対の収納ケース40A、40Bは互いに左右対称
に形成されており、増縁6内において見付方向に並設さ
れている(以下、必要に応じて、一対の収納ケース40
A、40Bを収納ケース40と総称する)。収納ケース
40は、増縁6の高さにほぼ対応する縦長で、かつ障子
2、3の各縦框23、24、33、34よりも若干細幅
の中空筒状に形成されている。なお収納ケースは円筒状
以外の形状、例えば方形筒状でもよく、その内部に網部
を収納できればよい。
【0015】そして図2に示すように、障子2、3を閉
じると共に網部70を完全に引出した状態において、一
方の収納ケース40Aは縦枠6cに対し見付方向側方位
置かつ障子3の縦框33に対し見込方向重合位置、他方
の収納ケース40Bは縦枠6dに対し見付方向側方位置
かつ障子2の縦框24に対し見込方向重合位置、にそれ
ぞれ配置される。また図3に示すように障子2のみを開
いた状態において、枠内開口のみを閉じるためには、一
方の収納ケース40Aのみを障子2の縦框24に対し見
込方向重合位置に配置することができる。
【0016】さらに図示は省略するが、障子3のみを開
いた状態において、枠内開口のみを閉じるためには、一
方の収納ケース40Aを縦枠6cに対し見付方向側方位
置、他方の収納ケース40Bを障子2の縦框23に対し
見込方向重合位置、にそれぞれ配置することができる。
上記のことから、収納ケース40は、縦枠6c、6dの
いずれかの側方又は縦框23、24に対する見込方向重
合位置に配置することができるので、目立たせることな
く配置できて意匠性が向上し、また収納ケース40と縦
枠6c、6d又は縦框23、24との隙間を塞いで防虫
性を高めることが容易である。なお網部70を完全に閉
じたい場合には、両収納ケース40A、40Bを互いに
隣接させた状態で、縦枠6c、6dいずれか一方の側方
位置に配置すればよい。
【0017】図10は収納ケース40Aを中心とした図
3の要部拡大図である。この図10に示すように収納ケ
ース40Aは、障子2側に位置する分割部材たる第1分
割部41と、非障子側に位置する分割部材たる第2分割
部42とが、その係止片43、44相互の係止によって
一体化されている。また第1分割部41と第2分割部4
2との間には開口部45が形成されており、この開口部
45から網部70が収納ケース40A外に引出可能とさ
れている。また第2分割部42には、その上下のほぼ中
央位置に平面略コ字状の取手46が設けられている。さ
らに図10に示すように、第1分割部41には必要に応
じてその長手方向全長に渡りシール材41cを設けるこ
とができ、このシール材41cが縦框23、24の側面
等に当接して、虫の入り込みが一層確実に防止される。
なお、第1分割部41と第2分割部42は枠体1や障子
2と同様にアルミの押し出し型材にて成型されており、
枠体1や障子3と同様の質感及び色合いを呈している。
【0018】ここで各収納ケース40A、40Bは、網
部70を半分の幅のみ収納自在な径に形成されている。
すなわち網部70の全幅をW’とすると、収納ケース4
0A、40Bはそれぞれ網部70をその半分の幅1/2
W’だけ収納可能な径に形成されている。したがって網
部70を図3に示すように半分の幅1/2W’だけ引き
出す場合には、残りの1/2W’の幅の網部70は収納
ケース40A、40Bの一方にのみ収納してもよく、ま
た両者に1/4W’ずつ均等に収納してもよい。一方、
網部70を完全に収納したい場合には、収納ケース40
A、40Bそれぞれに1/2W’の幅の網部70を収納
する。
【0019】このように各収納ケース40A、40B
を、網部70を半分の幅のみ収納自在な径に形成するこ
とにより、左右の収納ケース40A、40Bを互いに同
じ径に形成できて意匠上の均衡を図ることができると共
に、各収納ケース40A、40Bを最も細径に形成でき
て広い視野を確保することができる。ただし必ずしも網
部70を半分のみ収納自在な径に形成されなくともよ
く、少なくとも収納ケース40A、40Bの両方で網部
70を完全に収納できればよい。この場合においても、
1つの収納ケースにて網部70を収納する場合に比べ、
同じ幅の網部であれば収納ケースの径を細幅に大幅に減
らすことができ、あるいは同じ径の収納ケースであれば
図2、3に示すような広幅の網部を収納することができ
る。
【0020】次に各収納ケース40A、40Bに配置さ
れた短筒状の上キャップ50及び下キャップ60につい
て説明する。これら上キャップ50及び下キャップ60
は収納ケース40A、40Bより若干太径に形成され、
その内部に収納ケース40A、40Bの上下端部を挿入
することによって該収納ケース40A、40Bに固定さ
れる。したがって収納ケース40A、40Bの上下端部
が非露出状とされ、その内部に埃や雨水等が侵入するこ
とを防止でき、網部70を保護することができる。また
収納ケース40A、40Bを枠体1から取り外した際の
意匠上の外観を向上させることができる。なお上キャッ
プ50及び下キャップ60の形状は任意に変更可能であ
り、少なくとも収納ケース40の端部を塞ぐことができ
るものであればよい。あるいは塞ぐ必要がない場合に
は、上キャップ50及び下キャップ60を省略してもよ
い。ここで、上キャップ50には上方に開放するレール
溝53、下キャップ60には下方に開放するレール溝6
3がそれぞれ形成されており、これらレール溝53、6
3内に増縁6のレール15、16を連係させることによ
って、収納ケース40A、40Bがレール15、16に
摺動自在かつ脱落不能に連係される。
【0021】また上キャップ50には、図1、8に示す
ように、増縁6の上枠6aに弾性的に当接することによ
って収納ケース40の上下振れを規制すると共に、上枠
6aと収納ケース40との間に介在することによって該
収納ケース40の増縁6からの脱落を規制する規制部5
4が設けられている。この規制部54は、上枠6aに沿
って輪転可能に配置されたローラ55と、該ローラ55
を回転自在に支持する支持部材56と、該支持部材56
を上枠6a側に付勢する図示しない付勢部材とから構成
されている。そして付勢部材の付勢力によって支持部材
56を介してローラ55が上枠6aの下面に常時当接さ
れ、増縁6が変形等した場合においても収納ケース40
が不用意に上下に振れることを防止している。また収納
ケース40が付勢部材の付勢力を越えて上枠6a側に動
かされると、支持部材56及びローラ55が収納ケース
40と上枠6aとの間に挟持されそれ以上の収納ケース
40の移動が防止され、収納ケース40が増縁6から外
方へ脱落することが防止されている。なお規制部54は
見込方向及び見付方向における他の任意箇所に設けても
よく、あるいは省略してもよい。
【0022】また下キャップ60には、図1、9に示す
ように、収納ケース40を走行させるための戸車64が
設けられている。この戸車64は増縁6の下枠6bに沿
って輪転可能に配置されるもので、下枠6bの上面に常
時当接され、収納ケース40の安定的な摺動が確保され
ている。なお戸車64は見込方向及び見付方向における
他の任意箇所に設けてもよく、あるいは省略してもよ
い。ただし本実施形態のように規制部54を設ける場合
には、見込方向及び見付方向に関して規制部54と対応
する位置に設けることが望ましい。また戸車64を省略
する一方、下キャップ60の下面に摩擦係数の低い低摩
擦材からなる滑り部を配設することによって、収納ケー
ス40を安定摺動させてもよい。
【0023】ここで図8、9に示すように、上キャップ
50にはストッパー57、下キャップ60にはストッパ
ー67がそれぞれ設けられている。そしてストッパー5
7は上キャップ50の上面から上方に突出自在とされて
おり、増縁6の上枠6aの下面に当接自在とされてい
る。またストッパー67は下キャップ60の下面から下
方に突出自在とされており、増縁6の下枠6bの上面に
当接自在とされている。そしてこのようにストッパー5
7、67を増縁6に当接させることによって、収納ケー
ス40A、40Bを増縁6内における見付方向の任意の
位置に固定することができる。なおストッパー57、6
7の操作は、上キャップ50、下キャップ60の屋内側
の側面に設けられた操作レバー58、68を介して行わ
れる。これらストッパー57、67の内部構造は両開き
戸の縦框等に設けられる周知のストッパーの構造と同じ
であるため、その説明は省略する。なお本実施形態のス
トッパー57、67以外にも、収納ケース40A、40
Bの障子2、3側の側面に係止突起を設けると共に、障
子2、3の収納ケース40A、40B側の側面にも係止
突起を設け、これら両係止突起を相互に係止させること
によって収納ケース40A、40Bを固定してもよい。
【0024】次に網部70について説明する。この網部
70は、図4に示すように、増縁6内に形成される枠内
開口を完全に塞ぐことができるよう、該増縁6の内側寸
法としての高さH及び幅Wよりも上下左右に若干広く形
成されている。この網部70はポリエステルや、巻取り
可能な金材にて構成されてよい。また「網」状のもので
なく、より目の細かい布、障子紙などによって形成され
てよく、その機能としては通風性に代えて遮光性を備え
るものでもよく、また任意の模様や色彩を付加してもよ
い。すなわちシート状の部材としてのスクリーンであれ
ばよい。そして本装置は網戸としてでなく、通風、遮光
等の種々の目的に合わせて、カーテン、目隠し、障子
戸、あるいは間仕切り等として機能させることができ
る。
【0025】この網部70はその上下端部を、増縁に設
けたファスナー部18に密着自在とされている。このフ
ァスナー部18は、図1〜3に示すように、増縁6のレ
ール15、16の網部70側の側面の全長に渡って形成
されているもので、網部70側に向けて突出する針状の
突起が一定間隔で連続して設けられている。ここで網部
70は、後述するように網部70を巻取る支持軸72が
収納ケース40の開口部45側に付勢され、さらに図3
に示すようにこの開口部45はレール15、16の近傍
に形成されている。したがって開口部45から引出され
た網部70はレール15、16に沿うように自動的に配
置され、その網目にファスナー部18の突起が係止す
る。
【0026】また網部70は後述する巻取り部80によ
って巻取り方向(収納ケース側に向かう方向)に付勢さ
れていることから、該網部70には常時張力が加えら
れ、該網部70とファスナー部18の突起との係止状態
が安定的に維持される。このように網部70の上下端部
がファスナー部18に密着することから、網部70とレ
ール15、16との間に隙間ができることが防止され、
風によって網部70が見込方向に不用意に浮き上がるこ
とや、隙間からの虫の侵入等を防止することができる。
なおファスナー部18は嵌合溝への止着、接着やネジ止
めにてレール15、16に取付けることができる。また
ファスナー取付けレールを増設してファスナー部18を
取付けることも可能である。また当然のことながら網部
70を網以外の布材にて構成した場合にはファスナー部
18は不要であるが、スクリーン部の上下端部のみを網
状としてファスナー部18に係止させてもよい。なお網
部70には、図7に示すように、その収納ケース40側
の端部に中空の支持軸72が固定されている。
【0027】次に巻取り部80について説明する。この
巻取り部80の拡大図を図11(a)、分解図を図11
(b)にそれぞれ示す。この図11に示すように巻取り
部80は、縦長の付勢部材たる巻きバネ81と、該巻き
バネ81の心棒82と、巻きバネ81を網部70の支持
軸72に固定する軸側固定具83と、巻きバネ81を収
納ケース40A、40Bに固定するケース側固定具84
と、巻きバネ81の回転をガイドするガイド部材85と
を備えて構成されている。巻きバネ81は網部70の支
持軸72内に挿入可能な径及び長さに形成されており、
その内部に心棒82を挿通されることによって不用意に
屈曲することが防止されている。
【0028】この巻きバネ81の下端部には軸側固定具
83が固定される。すなわち軸側固定具83は本体部8
3aと該本体部83aの上端部に突設されたネジ溝を有
する短尺軸83bとから構成され、この短尺軸83bを
巻きバネ81内に挿入することによってそのネジ溝に巻
きバネ81が係止して回転不能に固定される。また図7
に示すように、軸側固定具83を支持軸72に挿入する
ことによって該軸側固定具83が支持軸72内において
回転不能に固定される。すなわち図12の支持軸72の
横断面図に示すように、支持軸72の内周には複数の溝
72aが形成されており、一方、軸側固定具83の側面
には支持軸72の溝72aに対応した複数の突起83c
が形成され、この突起83cが溝72a内に納められる
ことによって、軸側固定具83が回転不能とされる。し
たがって巻きバネ81は、軸側固定具83を介してその
下端部を支持軸72に対して回転不能に固定される。
【0029】一方、巻きバネ81の上端部にはケース側
固定具84が固定される。このケース側固定具84は本
体部84aとネジ溝を有する短尺軸84bとから構成さ
れ、この短尺軸84bを巻きバネ81内に挿入すること
によって巻きバネ81が回転不能に固定される。図13
には巻取り部80を収納した収納ケース40の平面図を
示す。この図13に示すように、このケース側固定具8
4の本体部84aは収納ケース40の内径にほぼ適合し
た外形とされており、巻取り部80を収納ケース内40
に納めた状態において、本体部84aが収納ケース40
内に係止して該収納ケース40に対して回転不能に固定
される。したがって巻きバネ81は、ケース側固定具8
4を介してその上端部を収納ケース40に回転不能に固
定される。なおガイド部材85はその内部にケース側固
定具84の短尺軸84bを挿通させると共にケース側固
定具84の本体部84aと巻きバネ81との間に介在し
て、巻きバネ81の回転をガイドする。
【0030】これらのことから巻きバネ81はその下端
部においては支持軸72、上端部においては予め巻取り
方向に適量付勢した状態で収納ケース40にそれぞれ固
定されるが、収納ケース40から網部70を引出すこと
に伴って巻きバネ81にさらに捻れが生じ、網部70を
収納ケース40内に巻取る方向に付勢力が増す。なおこ
の付勢力の強さは、収納ケース40を増縁6に固定した
状態において該収納ケース40を不用意に移動させるこ
とがなく、かつ固定を解除した状態において網部70を
自動的に巻取ることができるような強さに定められる。
【0031】ここで図13に示すように、ケース側固定
具84の本体部84aには、収納ケース40の平面ほぼ
中心位置から開口部45に向かう長孔84cが形成され
ており、この長孔にはケース側固定具84の短尺軸84
bの上端部と、押圧バネ84dとが設けられている。そ
して短尺軸84bの上端部は長孔84c内において該長
孔84cに沿って移動自在とされると共に、押圧バネ8
4dにて開口部45側に向けて常時付勢され、また回転
不能とされている。したがってケース側固定具84、巻
きバネ81、支持軸72を順次介して網部70が収納ケ
ース40の開口45側に常時付勢さ部れるので、網部7
0を開口部45側、すなわち増縁6のレール15、16
側に沿って引出すことができる。
【0032】次に本サッシ窓用網戸4の取付方法につい
て説明する。まず収納ケース40A、40B内に網部7
0及び巻取り部80を収納し、上キャップ50及び下キ
ャップ60を取付けて本網戸4を組立てる。そして枠体
1に増縁6を取付け、予め又は網戸4を取付ける前に増
縁6のレール15、16にファスナー部18を取付け
る。そして組立ての終了した本網戸4を見付方向に傾け
た状態で増縁6内に挿入し、垂直に立直すことによって
増縁6内に建込むだけで取付けが終了する。このような
方法により、障子2、3を外すことなく容易に取付ける
ことができる。なお図1に示すように網戸4の高さを調
節する場合には、収納ケース40A、40B及び網部7
0の上下いずれかの端部を任意の長さだけ切断すること
により対応可能である。また網戸4を長期間使用しない
場合には、上記と逆の手順によって本網戸4を枠体1か
ら容易に取外し、倉庫等に収納することができる。ある
いは新設の窓サッシに取付ける場合には、本網戸4を組
み立てることと平行して、増縁6をコ字状に枠組し、そ
の開放側から本網戸4を増縁6内に収納した後、増縁6
を方形に枠組してもよい。
【0033】次に本網戸4の操作方法について説明す
る。まず図2に示すように両障子2、3を閉めた状態に
おいては、収納ケース40Aは縦框33に対し見込方向
重合位置、他方の収納ケース40Bは縦框24に対し見
込方向重合位置にそれぞれ配置されており、また収納ケ
ース40は上述のように縦框33、24より細幅に形成
されており、また縦框33、24と同材質よりなるた
め、図4のように屋内側から見た場合や、また屋外側か
ら見た場合にも同様に、収納ケース40A、40Bが縦
框33、24と外観上一体となって目立たず、意匠的に
も良好である。
【0034】このような状態において網戸4を使用する
場合、まず障子2、3のいずれか一方を任意の場所まで
開く。図3においては障子2を全開した状態を示す。そ
して収納ケース40Aを、ストッパー57、67を解除
した状態で、その取手46を介して、障子2の縦框24
の見込方向に重合する位置にまで水平走行させる。この
収納ケース40Aの走行に伴って余分な網部70はファ
スナー部18から外れ納ケース40Aと縦框24の重合
位置において、ストッパー57、67を機能させ、収納
ケース40Aを増縁6に固定する。この状態において、
本実施形態においては障子の移動に伴って網部70側で
なく収納ケース40Aを摺動させていることから、図5
に示すように、収納ケース40Aは縦框24に対して見
込方向に重合する位置に配置され、意匠的な良好性を維
持することができる。
【0035】次に本発明の第2実施形態について説明す
る。但し特に説明なき構成は第1実施形態の構成と同じ
であり、また同じ構成を同符号にて示す。図14は本実
施形態における引違い窓の両方の障子を閉じた状態にお
ける横断面図である。この図14において引違い窓は第
1実施形態の構成とほぼ同じ構成をなし、枠体1の屋内
側に設けた増縁6内に網戸4Aが配置されている点も同
様であるが、網部70Aは第1実施形態のほぼ半分の幅
にて形成されている。またこれに対応して、一対の収納
ケース40C、40Dも第1実施形態のほぼ半分の径に
て形成され、網部70Aをそれぞれ半分のみ収納可能と
されている。
【0036】そして障子2のみを完全に開いた状態にお
いては、収納ケース40Cを障子2の縦框24対し見込
方向重合位置に配置し、収納ケース40Dを縦枠6dに
対し見付方向側方位置に配置することにより、枠内開口
を網部70Aにて閉じることができる。一方、障子3の
みを完全に開いた状態においては、収納ケース40Cを
縦枠6cに対し見付方向側方位置に配置し、収納ケース
40Dを障子2の縦框23に対し見込方向重合位置に配
置することにより、枠内開口を網部70Aにて閉じるこ
とができる。このように本実施形態においては、第1実
施形態に比べてほぼ半分の径の収納ケース40C、40
Dが配置されるので、収納ケースが外観上一層目立た
ず、意匠性が向上する。
【0037】次に本発明の第3実施形態について説明す
る。但し特に説明なき構成は第1実施形態の構成と同じ
であり、また同構成を同符号にて示す。図15は本実施
形態における引違い窓の両方の障子を閉じた状態の横断
面図である。この図15において引違い窓は第1実施形
態の構成とほぼ同じ構成をなすが、増縁6は省略されて
いる。そして枠体1内には、2つの網戸4B、4Cが配
置されている。網戸4B、4Cはそれぞれ、第2実施形
態と同様、第1実施形態に比べてほぼ半分の幅の網部7
0Bと、ほぼ半分の径の収納ケース40E、40Fを備
える。そして収納ケース40E、40Fは枠体1内に並
設されており、障子2、3と同じ走行部を走行可能とさ
れている。すなわち収納ケース40E、40Fの図示し
ない上下のキャップには障子2、3の走行レールに対応
した溝が形成され、障子2、3の見付方向側方において
該走行レール上を走行可能とされている。なお図示は省
略するが、本実施形態のように収納ケース40E、40
Fを障子2、3と同じ走行レールを走行させる場合、収
納ケース40E、40Fに障子2、3が当接して収納ケ
ース40E、40Fが破損等することを防ぐため、収納
ケース40E、40Fの上下キャップに戸当り部材を設
けてもよい。
【0038】そして例えば障子2のみを開いた状態にお
いては、網戸4Bの収納ケース40E、40Fは互いに
隣接した状態で枠体1の縦枠13の見付方向側方位置に
配置され、網戸4Cの収納ケース40Eは障子3の縦框
34の見付方向側方位置に配置され、また、網戸4Cの
収納ケース40Fは縦枠14の見付方向側方位置に配置
される。本実施形態においては上述のように収納ケース
40E、40Fが障子2、3と同じ走行レールを走行す
るので、増縁6を省略でき、見込方向における奥行きを
低減することができると共に、製造コストを低減するこ
とができる。
【0039】次に本発明の第4実施形態について説明す
る。但し特に説明なき構成は第1実施形態の構成と同じ
であり、また同構成を同符号にて示す。図16、17は
本実施形態における窓サッシたる出窓及び網戸を概念的
に示す平面図であり、図16は網部を完全に引出した状
態、図17は網部を一部のみ引出した状態を示す。これ
ら図16、17において出窓は、2つの枠体1A、1B
を図16、17紙面内において方立9を中心として直交
するように隣接配置して構成されている。そして各枠体
1A、1Bの屋内側には増縁6A、6Bが設けられてお
り、該増縁6A、6B内に一つの網戸4Dが配置されて
いる。
【0040】この網戸4Dの一対の収納ケース40G、
40Hのうち、一方の収納ケース40Gは増縁6A内に
走行自在に取り付けられており、また他方の収納ケース
40Hは増縁6B内に走行自在に取り付けられている。
ここで方立9の屋内側には、該方立9に対し見込方向に
重合配置された案内軸10が設けられている。この案内
軸10は垂直方向に沿って、回転自在に配置されてい
る。そして収納ケース40Gから案内軸10を経て収納
ケース40Hに至り、網部70Cが連続的に張設されて
いる。したがって収納ケース40G、40Hを移動させ
て網部70を引出し又は巻取り収納する場合、網部70
Cの引出し方向又は巻取り方向を案内軸10によって9
0度変えることができ、網部70Cを収納ケース40
G、40Hのいずれからもスムーズに引出ことができる
と共に、いずれによってもスムーズに巻取ることができ
る。なお枠体の数は任意の複数であってよく、また枠体
相互の隣接角度は、90度以外にも任意の角度であって
よい。
【0041】そして図16に示すように、収納ケース4
0Gを増縁6Aの縦枠6aに対し見付方向側方位置、収
納ケース40Hを増縁6Bの縦枠6bに対し見付方向側
方位置に配置した状態において、網部70は枠体1A、
1Bの両枠内開口を完全に塞ぐことのできる広幅に形成
されている。すなわち枠体1Aの幅をW2、枠体1Bの
幅をW3とすれば(W2<W3とする)、網部70はW
2+W3の幅以上に形成されている。そして各収納ケー
ス40G、40Hはそれぞれ(W2+W3)/2の幅だ
け網部70を巻取ることが可能な径にて形成されてお
り、意匠上の均衡等が図られている。したがって図17
に示すように、枠体1Aの枠内開口のみを塞ぎたい場合
には、収納ケース40G、40HそれぞれにW3/2の
幅の網部70を収納してもよく、あるいは収納ケース4
0Hに(W2+W3)/2の幅だけ網部70を収納し、
残りの幅の網部70を収納ケース40Gに収納してもよ
い。すなわち各収納ケース40G、40Hそれぞれに
は、その巻取り能力以内であれば、任意の割合で網部7
0を収納することができる。このように本実施形態にお
いては、案内軸10を介して網部70の引出し・巻取り
方向を変えることができ、出窓にも本網戸を容易に適用
できる。
【0042】なお第1〜第4実施形態に示した窓サッシ
のみならず、本発明に係るスクリーン装置は、内開き窓
やその他の既存の窓の屋外側、あるいは外開き窓、縦辷
り出し窓、横辷り出し窓、突き出し窓、嵌殺し窓、各種
ドアの室内側に、増縁を一体又は別体に設けることによ
って取付けてもよい。すなわちあらゆるタイプの窓、ド
アに対し、既存の枠を利用して又は専用の枠を設けて、
窓枠やドア枠と一体に、あるいは窓枠と所定間隔を隔て
て、窓開口やドア開口を塞ぐ位置に取付けることができ
る。
【0043】
【発明の効果】上記したように請求項1に記載の本発明
は、広幅のスクリーン部と、該スクリーン部の両側に設
けられる縦長筒状の一対の収納ケースと、該一対の収納
ケースの各々に設けられスクリーン部を各収納ケース内
に引出し自在に付勢巻取りする巻取り部とを備え、各収
納ケースは、枠体に対して見付方向に摺動自在に連係さ
れると共に、該見付方向における任意の位置で枠体又は
障子に固定自在とされ、スクリーン部は、各収納ケース
の摺動に伴って該各収納ケースに設けた開口部から該各
収納ケース外へ引出し自在とされたことにより、1つの
収納ケースにて網部を収納する場合に比べ、同じ幅の網
部であれば収納ケースの径を細幅に大幅に減らすことが
でき、あるいは同じ径の収納ケースであれば広幅の網部
を収納することができる。したがって収納ケースを極力
細径化することができ、視野を狭めることなく意匠上の
体裁を一層向上させることができる。
【0044】しかも請求項2に記載の本発明は、枠体の
屋外側又は屋内側の端部には、スクリーン部を走行させ
るための走行部が設けられ、一対の収納ケースは、走行
部内において見付方向に並設配置されることにより、既
存の窓サッシに対しても収納ケースの走行部を設けるだ
けで、容易に本網戸を取付けることができる。
【0045】しかもまた請求項3に記載の本発明は、窓
サッシは、枠体に設けた走行部に障子を見付方向に沿っ
て摺動自在とする引違い窓又は片引き窓として構成さ
れ、一対の収納ケースは、障子用の走行部内において見
付方向に並設配置されることにより、増縁を省略でき、
見込方向における奥行きを低減することができると共
に、製造コストを低減することができる。
【0046】さらに請求項4に記載の本発明は、窓サッ
シは、複数の枠体を方立を介して所定角度で隣接配置し
てなる出窓として構成され、一対の収納ケースは、互い
に異なる枠体に対して見込方向重合位置に配置され、方
立の見込方向重合位置には、該方立の左右両方向へ網部
を移動自在とする案内軸を設け、該案内軸を介して網部
を一対の収納ケースに収納自在としたことにより、案内
軸を介して網部の引出し・巻取り方向を変えることがで
き、出窓にも本網戸を容易に適用することができる。
【0047】さらにまた請求項5に記載の本発明は、一
対の収納ケースの各々は、スクリーン部を半分のみ収納
自在な径に形成されることにより、左右の収納ケースを
互いに同じ径に形成できて意匠上の均衡を図ることがで
きると共に、各収納ケースを最も細径に形成できて広い
視野を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における引違い窓の縦断
面図であり、図3のB−B矢視断面図である。
【図2】引違い窓の両方の障子を閉じた状態における横
断面図である。
【図3】引違い窓の一方の障子を開いた状態における横
断面図であり図1のA−A矢視断面図である。
【図4】図2の引違い窓の正面図である。
【図5】図3の引違い窓の正面図である。
【図6】(a)〜(c)は順に窓サッシ用網戸の平面
図、正面図、左側面図である。
【図7】窓サッシ用網戸の要部の分解図である。
【図8】上キャップの斜視図である。
【図9】下キャップの斜視図である。
【図10】収納ケースを中心とした図3の要部拡大図で
ある。
【図11】(a)は巻取り部の拡大図、(b)は巻取り
部の分解図である。
【図12】支持軸の横断面図である。
【図13】巻取り部を収納した収納ケースの平面図を示
す。
【図14】第2実施形態における引違い窓の横断面図で
ある。
【図15】第3実施形態における引違い窓の横断面図で
ある。
【図16】第4実施形態における出窓及び網戸を概念的
に示す平面図であり、網部を完全に引出した状態を示
す。
【図17】第4実施形態における出窓及び網戸を概念的
に示す平面図であり、網部を一部のみ引出した状態を示
す。
【符号の説明】
1 枠体 2、3 障子 4、5 窓サッシ用網戸 6 増縁 9 方立 10 案内軸 11 上枠 12 下枠 13 (左の)縦枠 14 (右の)縦枠 15、16 レール 18 ファスナー部 21、31 上框 22、32 下框 23、33 (左の)縦框 24、34 (右の)縦框 25、35 ガラス板 40 収納ケース 41 第1分割部 42 第2分割部 45 開口部 46 取手 50 上キャップ 60 下キャップ 70 網部 72 支持軸 80 巻取り部 81 巻きバネ 82 心棒 83 軸側固定具 84 ケース側固定具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体に障子を納めてなる窓サッシに設けら
    れる窓サッシ用スクリーン装置であって、 広幅のスクリーン部と、該スクリーン部の両側に設けら
    れる縦長筒状の収納ケースと、該収納ケースの各々に設
    けられ前記スクリーン部を各収納ケース内に引出し自在
    に付勢巻取りする巻取り部とを備え、 前記各収納ケースは、前記枠体に対して見付方向に摺動
    自在に連係されると共に、該見付方向における任意位置
    で前記枠体又は前記障子に固定自在とされ、 前記スクリーン部は、前記各収納ケースの摺動に伴って
    該各収納ケースに設けた開口部から該各収納ケース外へ
    引出し自在とされたことを特徴とする窓サッシ用スクリ
    ーン装置。
  2. 【請求項2】前記枠体の屋外側又は屋内側の端部には、
    前記スクリーン部を走行させるための走行部が設けら
    れ、 前記収納ケースは、前記走行部内において見付方向に並
    設配置されることを特徴とする請求項1に記載の窓サッ
    シ用スクリーン装置。
  3. 【請求項3】前記窓サッシは、前記枠体に設けた走行部
    に前記障子を見付方向に沿って摺動自在とする引違い窓
    又は片引き窓として構成され、 前記収納ケースは、前記障子用の走行部内において見付
    方向に並設配置されることを特徴とする請求項1に記載
    の窓サッシ用スクリーン装置。
  4. 【請求項4】前記窓サッシは、複数の前記枠体を方立を
    介して所定角度で隣接配置してなる出窓として構成さ
    れ、 前記収納ケースは、互いに異なる前記枠体に対して見込
    方向重合位置に配置され、 前記方立の見込方向重合位置には、該方立の左右両方向
    へ前記網部を移動自在とする案内軸を設け、該案内軸を
    介して前記網部を前記収納ケースに収納自在としたこと
    を特徴とする請求項1に記載の窓サッシ用スクリーン装
    置。
  5. 【請求項5】前記収納ケースの各々は、前記スクリーン
    部を半分のみ収納自在な径に形成されることを特徴とす
    る請求項1乃至4に記載の窓サッシ用スクリーン装置。
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