JP3542718B2 - パーキングブレーキ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベース部材にケーブルが連結される連結部材を摺動可能に支持させ、該連結部材の縦動方向の延長線の近傍に起倒可能にブレーキレバーを枢着し、該ブレーキレバーの中間位置と前記連結部材とを中継部材を介して連結してトグル機構を構成したパーキングブレーキ装置。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のパーキングブレーキ装置としては、例えば、図5および図6に示すようなトグルリンク型のパーキングブレーキ装置がある。
【0003】
すなわち、ベース部材2にケーブル3が連結される縦動ブラケット4を摺動可能に支持させ、該縦動ブラケット4の縦動方向の延長線の近傍に起倒可能にブレーキレバー5を枢着し、該ブレーキレバー5の中間部と前記縦動ブラケット4とを中継部材であるリンク6にて連結してトグル機構を構成し、ケーブル3の長さの調整はアジャストボルト7の調整によりリンク6を移動させることで行うパーキングブレーキ装置1である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のパーキングブレーキ装置では、アジャストボルト7等のケーブル3の張力調整機構をブレーキレバー5の内部に配設していたので調整の作業性が悪く、保守しにくかった。
【0005】
また、構成上の自由度が限定されるので汎用性も広くはなく、取付け条件によって設計を変える必要が生じる場合も有るため、製造コストが上がるという問題点もあった。
【0006】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、ケーブルの張力調整機構をブレーキレバーの外部に配設することで、調整の作業性を向上させ、さらに、構成上の自由度が大きく広い汎用性を有するパーキングブレーキ装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための要旨とするところは、次の各項に存する。
【0008】
[1]
ベース部材(20)にケーブル(C)が連結される連結部材(44)を摺動可能に支持させ、該連結部材(44)の縦動方向の延長線の位置を中心にして起倒可能にブレーキレバー(30)を枢着し、該ブレーキレバー(30)の中間位置と前記連結部材(44)とを中継部材(43)を介して連結してトグル機構を構成したパーキングブレーキ装置(10)において、
前記中継部材(43)の位置を変えることによりケーブル(C)の張力を調整する張力調整機構(40)を設け、
前記張力調整機構(40)は、前記ブレーキレバー(30)と前記中継部材(43)との間に介在するよう該中継部材(43)に連結された調整リンク部材(42)と該調整リンク部材(42)の位置を拘束するねじ部材(41)とを備えて成り、
前記調整リンク部材(42)は、制動時に前記ケーブル(C)が引かれる方向である出力軸線(A)上から外れた位置にあって移動調節可能に前記ブレーキレバー(30)に配設され、
前記ねじ部材(41)は、前記調整リンク部材(42)側と前記ブレーキレバー(30)側との間に介装され、ねじ部材(41)のねじ軸に沿って該調整リンク部材(42)の位置を移動して拘束するものであることを特徴とするパーキングブレーキ装置(10)。
【0010】
[2]
ベース部材(20)にケーブル(C)が連結される連結部材(44)を摺動可能に支持させ、該連結部材(44)の縦動方向の延長線の位置を中心にして起倒可能にブレーキレバー(30)を枢着し、該ブレーキレバー(30)の中間位置と前記連結部材(44)とを中継部材(43)を介して連結してトグル機構を構成したパーキングブレーキ装置(10)において、
前記中継部材(43)の位置を変えることによりケーブル(C)の張力を調整する張力調整機構(40)を設け、
前記張力調整機構(40)は、前記ブレーキレバー(30)と前記中継部材(43)との間に介在するよう該中継部材(43)に連結された調整リンク部材(42)と、該調整リンク部材(42)を係止する拘束リンク部材(31)と、該調整リンク部材(42)の位置を拘束するねじ部材(41)とを備えて成り、
前記拘束リンク部材(31)は、前記ブレーキレバー(30)の中間部に基端部が連結ピン(32)により枢着され、他端側が前記ブレーキレバー(30)の側端縁(33)より突出するよう延ばされ、他端部に第1トラニオンピン(T1)が装着されて成り、
前記調整リンク部材(42)は、前記ブレーキレバー(30)の基部の両側に添装されるプレートであり、基部に前記中継部材(43)が連結されるとともに、前記ブレーキレバー(30)の側端縁(33)に摺接する第2トラニオンピン(T2)により両側のプレートが連結され、他端側が前記拘束リンク部材(31)の連結ピン(32)と第1トラニオンピン(T1)との間に嵌挿され、制動時に前記ケーブル(C)が引かれる方向である出力軸線(A)上から外れた位置にあって移動調節可能に前記ブレーキレバー(30)に配設され、
前記ねじ部材(41)は、前記第1トラニオンピン(T1)と前記第2トラニオンピン(T2)との一方に挿通して該第1トラニオンピン(T1)と該第2トラニオンピン(T2)との他方に螺合され、それにより前記調整リンク部材(42)側と前記ブレーキレバー(30)側との間に介装され、ねじ作用により前記第2トラニオンピン(T2)と前記第1トラニオンピン(T1)との間の距離を変え、前記調整リンク部材(42)の位置を移動して拘束するものであることを特徴とするパーキングブレーキ装置(10)。
【0011】
次に作用を説明する。
【0012】
パーキングブレーキ装置(10)においては、ケーブル(C)の張力を調整するときは、張力調整機構(40)により行う。
【0013】
ブレーキが解除されている状態では、ケーブル(C)に張力は生じておらず、連結部材(44)を介してケーブル(C)が連結された中継部材(43)は容易に縦動可能な状態にある。
調整リンク部材(42)をブレーキレバー(30)と中継部材(43)との間に介在させ、中継部材(43)に連結した調整リンク部材(42)の位置をねじ部材(41)で拘束するようになっている。
その調整リンク部材(42)は、制動時に前記ケーブル(C)が引かれる方向である出力軸線(A)上から外れた位置にあって移動調節可能にブレーキレバー(30)に配設されている。また、ねじ部材(41)が調整リンク部材(42)側とブレーキレバー(30)側との間に介装され、ねじ部材は、正転あるいは逆転することにより、調整リンク部材(42)をねじ軸に沿って移動し、調整リンク部材(42)を移動した位置に拘束する。それにより、中継部材(43)も所定の位置に移動し、拘束される。
中継部材(43)の位置を変えることによりケーブル(C)の張力を調整することができる。このようにケーブル(C)の張力を調整するための張力調整機構を、ケーブル(C)が引かれる方向である出力軸線(A)上から外れた位置に設けることで、ケーブル(c)の張力を簡単に操作することができる。
さらに、拘束リンク(31)の他端部に第1トラニオンピン(T1)が装着され、調整リンク(42)に第2トラニオンピン(T2)が装着されている。第1トラニオンピン(T1)と第2トラニオンピン(T2)とが、ねじ部材(41)のねじ軸に沿って、相対的に移動するものがある。
【0014】
このとき、張力調整機構(40)のねじ部材(41)を所定の方向に回せば第2トラニオンピン(T2)を枢支している調整リンク部材(42)は前記拘束リンク部材(31)が前記ブレーキレバー(30)に取り付けられた連結ピン(32)に当接して支持された状態で、第2トラニオンピン(T2)が第1トラニオンピン(T1)に近づく方向に移動する。調整リンク部材(42)がその方向に移動すると一端を調整リンク部材(42)に枢支された中継部材(43)は引かれて縦動する。
【0015】
中継部材(43)の縦動によりケーブル(C)が引っ張られるのでブレーキの制動力を強めるようにケーブル(C)の張力を調整することができる。
【0016】
第2トラニオンピン(T2)にはねじ部材(41)の一部が螺嵌しており、第1トラニオンピン(T1)を貫通している先端部には抜脱防止部(41A)が設けられているので、ブレーキレバー(30)を操作しても第2トラニオンピン(T2)と第1トラニオンピン(T1)との間隔が広がってしまうことはなく、調整したケーブル(C)の長さを維持したままでパーキングブレーキ装置(10)を動作させることができる。
【0017】
ブレーキの制動力を弱めるためにケーブル(C)の張力が小さくなるように調整する場合は、ブレーキを解除した状態で前記ねじ部材(41)を前記の方向とは逆方向に回して、第2トラニオンピン(T2)の第1トラニオンピン(T1)からの距離を広げる方向に適宜変化させればよい。
【0018】
このように、パーキングブレーキ装置(10)においては、ケーブル(C)の張力を調整する張力調整機構(40)を前記ブレーキレバー(30)を操作したときに前記ケーブル(C)が引かれる方向である出力軸線(A)上から外れた位置に設けたので、調整の作業性がよく、したがって、保守が容易である。
【0019】
また、レイアウトの自由度が大きくなり、汎用性も向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施の形態を説明する。
【0021】
図1から図4は本発明の一の実施の形態を示している。
【0022】
図1に示すように、パーキングブレーキ装置10は、ベース部材20にケーブルCが連結される連結部材44を摺動可能に支持させ、連結部材44の縦動方向の延長線の近傍の取付け部22に起倒可能にブレーキレバー30を枢着し、ブレーキレバー30の中間位置と連結部材44とを中継部材43を介して連結してトグル機構を構成して成るものである。
【0023】
ブレーキレバー30の先端側には、操作時に握持し易いようにハンドルHが設けられている。ハンドルHの端部にはブレーキ制動時におけるブレーキレバー30のロック状態を解除するための解除ボタン51が設けられており、解除ボタン51には解除ロッド52が連結されている。解除ロッド52の他端部はロックプレート53に連結されている。
【0024】
ベース部材20はその固定部20A、20Aがボルト等によって所定の場所に固定されている。ベース部材20には縦長のスライド孔21が穿設されており、スライド孔21には連結部材44を構成するスライドピン44Aが摺動可能に挿通されている。ベース部材20はさらにケーブルCを構成するワイヤーWをスライド孔21の長手方向と同一方向からスライドピン44Aへ向けて真っ直ぐ導くためのケーブル取付け部20Bが設けられている。固定部20Aとスライド孔21との間にはブレーキが非制動時にブレーキレバー30の一部に当接して支持するためのストッパーSが設けられている。ストッパーSは、例えば当接部分が硬質ゴムから作られている。
【0025】
張力調整機構40は中継部材43の位置を変えることによりケーブルCの張力を調整するものであり、ブレーキレバー30と中継部材43との間に介在するよう中継部材43に連結された調整リンク部材42と、該調整リンク部材42を係止する拘束リンク部材31と、調整リンク部材42の位置を拘束するねじ部材41とを備えて成る。
【0026】
拘束リンク部材31、31はブレーキレバー30の両側に一対を成すように設けられた湾曲した板状のリンクで、ブレーキレバー30の中間部に基端部が連結ピン32により枢着され、他端側が前記ブレーキレバー30の側端縁33より突出するよう延ばされている。図3および図4に示したように一端側は連結ピン32においてブレーキレバー30に取り付けられている。拘束リンク部材31、31の他端部は第1トラニオンピンT1を挾持するように第1トラニオンピンT1の両端部を枢支している。第1トラニオンピンT1はブレーキレバー30の側端縁33に当接する位置に配置されている。
【0027】
図1、図3および図4に示したように、ブレーキレバー30のハンドルHに対して拘束リンク部材31、31よりも後方に調整リンク部材42、42が設けられている。調整リンク部材42、42はブレーキレバー30の基部の両側に添装されるプレートである。一端側には中継部材43が連結されており、ブレーキレバー30の側端縁33に摺接する第2トラニオンピンT2により両側のプレートが連結されている。他端側はブレーキレバー30に拘束リンク部材31を取り付けている連結ピン32と第1トラニオンピンT1との間に嵌挿されており、連結ピン32に当接して支持されている。拘束リンク部材31、31が連結ピン32と第1トラニオンピンT1との間に嵌挿された当接状態は調整リンク部材42、42との間隔が最も開いたときであっても維持されている。このように、調整リンク部材42、42は、ケーブルCが引かれる方向である出力軸線A上から外れた位置に該出力軸線Aに沿って移動調節可能にブレーキレバー30に配設されている。
【0028】
ねじ部材41は、図1乃至図4に示したようにボルト状のものであり、その先端部側は第1トラニオンピンT1に挿通されている。先端部には、ねじ部材41が第1トラニオンピンT1から抜脱してしまうのを防止するために、挿通した第1トラニオンピンT1の貫通孔よりも大きい抜脱防止部41Aが設けられている。ねじ部材41は途中から基端まで螺子が切られている。基端側は第2トラニオンピンT2を貫通しており、螺子を切った部分が第2トラニオンピンT2に螺嵌している。
【0029】
基端にはねじ部材41を回すための摘部41Bが固設されている。摘部41Bは第2トラニオンピンT2の螺子穴を抜けず、摘まみ易い寸法および形状(本実施の形態では六角形ナット状)に形成されている。摘部41Bには、マイナスドライバーで回す場合のためにマイナス溝41Cが刻設されている。
【0030】
このようにして、ねじ部材41は調整リンク部材42側とブレーキレバー30側との間に介装され、ねじ作用により第1トラニオンピンT1と第2トラニオンピンT2との間の距離を変え、調整リンク部材42の位置を移動して拘束するものである。
【0031】
一端部が調整リンク部材42に回転可能に枢着された中継部材43の他端部には上記連結部材44のスライドピン44Aがスライド孔を貫通した状態で枢支されている。スライドピン44Aにはベース部材20を境に左右両側にそれぞれ中間部材44B、44Bが取り付けられており、各中間部材44B、44BにはケーブルC、CのワイヤーW、Wが1本ずつ連結されている。ケーブルC、Cの他端部側は制動装置(図示せず)に連結されている。
【0032】
次に作用を説明する。
【0033】
図1において、パーキングブレーキ装置10を制動させるときは、ハンドルHを握持して弧状の矢印Bで示した方へ引き起こすとブレーキレバー30は取付け部22を回転中心として変位する。ブレーキレバー30の回動に従って中継部材43が引き上げられると中継部材43の下端に取り付けられたスライドピン44Aがスライド孔21を図1の矢印Dで示した向きに引き上げられる。
【0034】
スライドピン44Aがスライド孔21内を最も引き上げられる位置は中継部材43がスライド孔21の方向と一致するときであり、このとき、ブレーキレバー30はトグル機構の死点を通っている。死点まではブレーキレバー30を引くに連れてブレーキの制動力が強くなるとともにブレーキレバー30を戻そうとする方向の力が強くなるが、死点を越えるとケーブルCの連結部材44に強い力が加わってもブレーキレバー30が戻ることはなくなる。このとき、中間部材44B、44Bを介してスライドピン44Aに取り付けたケーブルCのワイヤーWが引かれ、制動装置が働いてブレーキのかかった状態となっている。なお、このとき、ストッパーSに当接していたブレーキレバー30はストッパーSから離れている。
【0035】
ブレーキレバー30はロックプレート53によってケーブルCを引いた状態に維持される。
【0036】
ブレーキを解除するときは、解除ボタン51を押し込むことで解除ロッド52でロックプレート53を変位させてロック状態を解除し、その状態でブレーキレバー30を上記矢印Bと逆の向きに倒す。死点までは比較的弱い力でブレーキレバー30を倒すことができる。力を加えて死点を越すとワイヤーW、Wの張力によってブレーキレバー30が引っ張られるのでストッパーSに当接する位置まで容易に倒すことができる。ブレーキレバー30をストッパーSに当接する位置まで戻すと、ケーブルCの張力は戻り、制動装置は働かず、ブレーキが解除された状態になる。
【0037】
次に、ブレーキの効き具合を調節するためにケーブル張力調整機構40によってケーブルCの張力の調整をする場合を説明する。
【0038】
ブレーキが解除されている状態では、ケーブルCには張力が生じていないか或いは制動装置を制動させるほどの張力は生じておらず、ケーブルCの連結されたスライドピン44Aはスライド孔21内を容易に縦動可能な状態にある。
【0039】
このとき、張力調整機構40のねじ部材41を右に回せば(ねじ部材41に右螺子と同様の螺子切りをした場合。)ねじ部材41が螺嵌した第2トラニオンピンT2は調整リンク部材42、42により両端部を枢支されているのでねじ部材41を回す方向には回転せず、従って、図4に示したように第2トラニオンピンT2が第1トラニオンピンT1に近づく方向に移動する。このとき、調整リンク部材42、42はブレーキレバー30への前記拘束リンク部材31の連結ピン32に当接して支持された状態を維持しながら第2トラニオンピンT2とともに移動する。調整リンク部材42が移動すると一端を調整リンク部材42に枢支された中継部材43が引かれ、それによってスライドピン44Aがスライド孔21内を図1および図4の矢印Dで示した方向に摺動する。
【0040】
スライドピン44AにはケーブルCのワイヤーW、Wが連結されているので、スライドピン44Aの摺動に従ってワイヤーW、Wが引っ張られ、それによってブレーキの制動時のケーブルCの張力を調整することができる。すなわち、制動装置の制動力を調整することができる。
【0041】
第2トラニオンピンT2にはねじ部材41が螺嵌しており、第1トラニオンピンT1を貫通している先端部には抜脱防止部41Aが設けられているので、ブレーキレバー30を操作しても第2トラニオンピンT2と第1トラニオンピンT1との間隔が広がってしまうことはなく、ケーブルCを調整した所望の長さに維持したままでパーキングブレーキ装置10を動作させることができる。
【0042】
制動時のケーブルCの張力を弱めてブレーキの制動力を弱めるためにケーブルCが長くなるように調整する場合は、ブレーキを解除した状態でねじ部材41を上記の方向とは逆方向に回して、第2トラニオンピンT2を第1トラニオンピンT1から所望の大きさだけ離せば上記とは逆にケーブルCが伸びるので制動力を減少させることができる。
【0043】
このように、パーキングブレーキ装置10においては、ケーブルCを連結し、その張力を調整する張力調整機構40をブレーキレバー30を操作したときにケーブルCが引かれる方向である出力軸線A上から外れた位置に設けたので、張力調整の作業性が向上し延いては保守性を高めることができる。
【0044】
また、レイアウトの自由度が大きくなり、汎用性の拡大を図ることもできる。
【0045】
なお、ねじ部材41は基端側にねじ切り部分を形成して第2トラニオンピンT2に螺嵌させ、先端側を第1トラニオンピンT1に挿通したものとしたが、基端側にはねじ切り部分を形成せずに第2トラニオンピンT2に挿通し、先端側にねじ切り部分を形成して第1トラニオンピンT1に螺嵌するようにしてもよい。
【0046】
また、ねじ部材41の全長にわたってねじ切り部分を形成して、第1トラニオンピンT1および第2トラニオンピンT2の何れにも螺合するようにしてもよい。
【0047】
また、張力調整機構40は一対のリンク部材に挾持された1つのトラニオンピンと、他の一対のリンク部材に挾持された1つのトラニオンピンと、該2つのトラニオンピンの間隔を変更可能に連結したねじ部材とを具備して構成されているが、同様な動作をするスライド機構を設けてもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明にかかるパーキングブレーキ装置によれば、ケーブルの張力調整機構がケーブルCに引かれ、或いは戻される方向である出力軸線A上から外れた位置に設けることで調整のための作業性に優れ、保守が容易である。また、汎用性が向上するので製造コストの低減につなげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるパーキングブレーキ装置を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施の形態にかかるパーキングブレーキ装置を示す正面図である。
【図3】図1におけるE矢視図である。
【図4】本発明の一実施の形態にかかるパーキングブレーキ装置のケーブル張力調整機構の略示図である。
【図5】従来のパーキングブレーキ装置を示す側面図である。
【図6】従来のパーキングブレーキ装置を示す正面図である。
【符号の説明】
10…パーキングブレーキ装置
20…ベース部材
21…スライド孔
30…ブレーキレバー
31…拘束リンク部材
32…連結ピン
40…張力調整機構
41…ねじ部材
41A…抜脱防止部
41B…摘部
42…調整リンク部材
43…中継部材
44…連結部材
A…出力軸線
C…ケーブル
T1…第1トラニオンピン
T2…第2トラニオンピン
Claims (2)
- ベース部材にケーブルが連結される連結部材を摺動可能に支持させ、該連結部材の縦動方向の延長線の位置を中心にして起倒可能にブレーキレバーを枢着し、該ブレーキレバーの中間位置と前記連結部材とを中継部材を介して連結してトグル機構を構成したパーキングブレーキ装置において、
前記中継部材の位置を変えることによりケーブルの張力を調整する張力調整機構を設け、
前記張力調整機構は、前記ブレーキレバーと前記中継部材との間に介在するよう該中継部材に連結された調整リンク部材と該調整リンク部材の位置を拘束するねじ部材とを備えて成り、
前記調整リンク部材は、制動時に前記ケーブルが引かれる方向である出力軸線上から外れた位置にあって移動調節可能に前記ブレーキレバーに配設され、
前記ねじ部材は、前記調整リンク部材側と前記ブレーキレバー側との間に介装され、ねじ部材のねじ軸に沿って該調整リンク部材の位置を移動して拘束するものであることを特徴とするパーキングブレーキ装置。 - ベース部材にケーブルが連結される連結部材を摺動可能に支持させ、該連結部材の縦動方向の延長線の位置を中心にして起倒可能にブレーキレバーを枢着し、該ブレーキレバーの中間位置と前記連結部材とを中継部材を介して連結してトグル機構を構成したパーキングブレーキ装置において、
前記中継部材の位置を変えることによりケーブルの張力を調整する張力調整機構を設け、
前記張力調整機構は、前記ブレーキレバーと前記中継部材との間に介在するよう該中継部材に連結された調整リンク部材と、該調整リンク部材を係止する拘束リンク部材と、該調整リンク部材の位置を拘束するねじ部材とを備えて成り、
前記拘束リンク部材は、前記ブレーキレバーの中間部に基端部が連結ピンにより枢着され、他端側が前記ブレーキレバーの側端縁より突出するよう延ばされ、他端部に第1トラニオンピンが装着されて成り、
前記調整リンク部材は、前記ブレーキレバーの基部の両側に添装されるプレートであり、基部に前記中継部材が連結されるとともに、前記ブレーキレバーの側端縁に摺接する第2トラニオンピンにより両側のプレートが連結され、他端側が前記拘束リンク部材の連結ピンと第1トラニオンピンとの間に嵌挿され、制動時に前記ケーブルが引かれる方向である出力軸線上から外れた位置にあって移動調節可能に前記ブレーキレバーに配設され、
前記ねじ部材は、前記第1トラニオンピンと前記第2トラニオンピンとの一方に挿通して該第1トラニオンピンと該第2トラニオンピンとの他方に螺合され、それにより前記調整リンク部材側と前記ブレーキレバー側との間に介装され、ねじ作用により前記第2トラニオンピンと前記第1トラニオンピンとの間の距離を変え、前記調整リンク部材の位置を移動して拘束するものであることを特徴とするパーキングブレーキ装置。
Priority Applications (6)
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---|---|---|---|
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