JP3542679B2 - 自動ドライバーにおけるストッパー体 - Google Patents

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耕一 兼古
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は自動ドライバーにおけるストッパー体に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来から、ビス止め作業を行う際にドライバーを使用するのは周知の通りであり、該ドライバーにはその用途に合わせて種々のものが提案されている。
【0003】
その一つに例えば電動式ドライバーがある。この電動式ドライバーは、回動軸を有する本体の該回動軸にビット体を連設して使用するもので、作業効率を向上させる点で大変秀れているものである。
【0004】
しかしながら、この電動式ドライバーはビット体の回動の制御が難しく、例えばビス締め終了の為、本体のスイッチを切ったとしても回動軸がすぐには止まらず、ビスを必要以上に例えば板材に没入せしめてしまうことが往々にして生じる。
【0005】
従って、電動式ドライバーは、熟練者でないとその特性を活かしきれないという欠点がある。
【0006】
本発明者は上記欠点を解決する為、既に特願平7−133666号の出願を行っている。
【0007】
本発明はこの先願である特願平7−133666号の改良発明に係る自動ドライバーにおけるストッパー体を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0009】
自動ドライバー1に装着し先端にビット部2aを形成したビット体15に付設されるストッパー体3であって、このストッパー体3はビット体15の回動を許容し且つビット体15の軸芯線方向への移動を不能とする状態でビット体15に着脱自在に付設されるように構成され、このストッパー体3の端面にはビス,ネジ4等が螺入される螺入部材5の螺入面5aに当接するストッパー面3aが形成され、更に、このストッパー面3aはストッパー体3の軸芯線に対して直交する面に形成され、該ストッパー体3は、ビット体15に付設した際、ビット部2aがストッパー面3aから突出するように構成され、この突出量は該ビット体15のビット部2aをビス,ネジ4等の溝4aに嵌入した際、ストッパー面3aとビス,ネジ4等の平坦な溝形成面4bとが当接する突出量に設定されていることを特徴とする自動ドライバーにおけるストッパー体に係るものである。
【0010】
【発明の作用及び効果】
ビット体15にストッパー体3を付設し、ストッパー面3aからわずかに突出しているビット部2aをビス,ネジ4等に嵌入し、ビット体15を回動せしめると、該ビス,ネジ4等は螺入部材5に螺入せしめられる。
【0011】
ストッパー体3のストッパー面3aが螺入部材5の螺入面5aに当接すると、該螺入面5aからの反力により、該ビット部2aはビス,ネジ4等から自然に外れる。
【0012】
この際、ストッパー面3aからのビット部2aの突出量を、ビット部2aをビス,ネジ4等の溝4aに嵌入した際、ストッパー面3aとビス,ネジ4等の平坦な溝形成面4bとが当接する突出量に設定したから、ビス,ネジ4等の垂直度が確実に保持される。
【0013】
本発明は上述のように構成したから、螺入部材にビス,ネジ等を没入させてしまうことが確実に防止され、従来の作業時における煩わしさを完全に解消でき、それだけ作業の効率を向上させることを可能となるなど、秀れた特徴を発揮する自動ドライバーにおけるストッパー体となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1,2,3,4は本発明の実施例を図示したもので、以下に説明する。
【0015】
図示した自動ドライバー1は公知の電動式ドライバーで、符号11は本体、12は握柄、14はビット体15を把持するチャック部である。
【0016】
ビット体15を設ける。このビット体15は断面六角形状の杆体で、一方が摩耗した場合を考慮して両端にビス,ネジ4等の溝4aへ嵌入するビット部2a,2a'(プラスネジ用のビット部2a)が形成されているビット杆2である。このビット杆2の両ビット部2a,2a'近傍には湾曲係止溝2b,2cが繞設されている。この湾曲係止溝2b,2cは後記のストッパー体3と連結する際に使用され、また、自動ドライバー1のチャック部14と連結する際(具体的にはチャック部14内の鋼球20が湾曲係止溝2b,2cに嵌入係止される。)に使用されるものである。
【0017】
ストッパー体3を設ける。このストッパー体3は前記ビット杆2の貫挿を可能とする径の内孔を有する金属製の内筒10と該内筒10に被嵌され内筒10より短い長さの金属製の外筒9とで構成されている。
【0018】
この内筒10にして外筒9位置には貫通孔10aが120°間隔で3個同一平面上に穿設されており、この各貫通孔10aには鋼球7が遊嵌されている。該貫通孔10aは外方向へ開拡状態に設けられ(貫通孔10aの内側と外側とでは径の大きさが違い、外側の方が大きくなるように設計されている。)、最も内側に鋼球7が位置した際、該鋼球7は貫通孔10aからわずかに突出するように設計されている。
【0019】
即ち、この鋼球7は貫通孔10aの内側の径より大きく外側の径より小さい径を有し、貫通孔10aの最も内側位置から一部が突出するように設けられている。
【0020】
また、内筒10の上下端面は水平にして表面平滑な平坦面に形成され、この平坦面がストッパー面3a,3a'となり、また、内筒10の下端寄りには発条6が被嵌されている。
【0021】
尚、符号10bは発条6を受ける段部、8は外筒9を係止するストッパー環である。
【0022】
外筒9を設ける。この外筒9は下端寄りに前記内筒10の発条6を配置する凹部9aが設けられ、該発条6は該凹部9aの段部9bと前記内筒10の段部10bとで支承される。
【0023】
また、外筒9の上部寄り内面は前記鋼球7の逃げを防止する支持面9cに設定され、また、この支持面9cの上方には鋼球7の逃げを許容する逃げ凹部9dが繞設されている。この逃げ凹部9dは鋼球7が該逃げ凹部9dに位置した際内筒10へのビット杆2の挿入が支障ない大きさに設定されている。
【0024】
符号9eは前記内筒10に被嵌固着されたストッパー環8と係止する段部である。
【0025】
上記のような外筒9と内筒10とから成るストッパー体3は、該内筒10の内孔にビット杆2を挿入し、鋼球7を湾曲係止溝2bに位置させると、ストッパー面3aからビット部2aがわずかに突出する。また、ビット杆2をストッパー体3内においてスライド動させるとストッパー面3a'からビット部2a'がわずかに突出する(図4参照)。
【0026】
この突出量はビス,ネジ4等の溝4aにビット部2a,2a'を嵌入した際、ストッパー面3a,3a'と平坦な溝形成面4bとが当接する突出量に設定されている。また、このストッパー面3aからのビット部2aの突出量と、ストッパー面3a'からのビット部2a’の突出量とは異なる突出量(図4中の左側及び右側参照)に設定されている。
【0027】
本実施例は上述のように構成したから、外筒9を発条6に抗して図2中下方にスライドさせ、鋼球7が逃げ凹部9dに位置したら内筒10にビット杆2を挿入すると、ビット杆2により鋼球7は外方に押圧されて逃げ凹部9dに位置し、続いて、外筒9を発条6により復帰動させると、鋼球7は貫通孔10aに位置し、該鋼球7の一側は支持面9cにより移動が阻止され、他側は貫通孔10aから突出し、該突出部がビット杆2の湾曲係止溝2b内に嵌入し、ビット杆2は内筒10に対して回動可能にしてビット杆2の軸芯線方向への移動が不能な状態となる。そして、この状態でストッパー面3a,3a'からビット部2a,2a'のみがわずかに突出した状態となる。
【0028】
このストッパー体3付のビット杆2を電動式ドライバーのチャック部14に湾曲係止溝2cと鋼球20を利用して装着し(湾曲係止溝2cと鋼球20とによりビット杆2は抜け止め状態となり、また、ビット杆2は断面六角形状であり、チャック部14も断面六角形状である為、ビット杆2は回動軸13に対して回り止め状態となる。)、ストッパー面3a,3a’からわずかに突出するビット部2a,2a’をビス,ネジ4等の溝4aに嵌入し、電動式ドライバーを作動させて該ビット部2a,2a’を回動させるとビス,ネジ4等は、螺入部材5(例えば板材)に螺入し始め、板材の螺入面5aにストッパー体3のストッパー面3a,3a’が当接した時点で、該板材からの反力を受け、ビット部2a,2a’はビス,ネジ4等から外れ、従って、必要以上にビス,ネジ4等を回動し過ぎることはなくなり、ビス,ネジ4等を板材に没入せしめてしまうことが確実に防止される。
【0029】
そして、更に、本実施例は、ビス,ネジ4等の螺入が終了した後、ビット部2a,2a'が該ビス,ネジ4等から外れる為、ビット部2a,2a'やビス,ネジ4等の溝の損傷が防止される。即ち、ストッパー体3が存しない場合にはビス,ネジ4等の螺入が完了してもビット部2a,2a'はビス,ネジ4等から外れない為、そのままトルクが作用し、ビット部2a,2a'やビス,ネジ4等の溝4aを損傷してしまう恐れがあるが、本実施例においてはこのような問題は生じない。
【0030】
また、本実施例は、ストッパー面3a,3a’からのビット部2a,2a’の突出量を、ビット部2a,2a’をビス,ネジ4等の溝4aに嵌入した際、ストッパー面3a,3a’とビス,ネジ4等の平坦な溝形成面4bとが当接する突出量に設定したから、ビス,ネジ4等の垂直度が確実に保持される。ビット部2a,2a’がビス,ネジ4等の溝4aに斜めに嵌入されていると、ビス,ネジ4等の締め付けが不良となり、また、ビット部2a,2a’が溝4aからカムアウトしてしまうが、本実施例によればこのような問題は生じないことになる(このストッパー面3a,3a'と平坦な溝形成面4bとの当接がビス,ネジ4等を垂直に螺入するガイドの役割を果たすことになる。)。
【0031】
更に、この突出量は両端のビット部2a,2a’において夫々異なるから、溝4aの深さの異なる2種類のビス,ネジ4等に対してストッパー面3a,3a'と平坦な溝形成面4bとの当接が可能となる。
【0032】
また、本実施例は、ストッパー体3のストッパー面3a,3a’が表面平滑にして平坦面に形成されている為、該ストッパー面3aが螺入部材5(例えば壁面)に当接しても該壁面を傷つけることはなく、また、ストッパー面3a即ち、内筒10はビット体2に対して回動可能な為、ストッパー面3aは螺入部材5(壁面)に当接しても回動せず、よって、この点においても壁面は傷つくことはない。このような観点から内筒10は金属製より合成樹脂製の方が望ましい。
【0033】
更に、本実施例は、ビット杆2に対するストッパー体3の係止手段として鋼球7と湾曲係止溝2b,2cを採用したから、ビット杆2の回動は良好に行え、更に、本実施例は非常に簡単な構造のため、故障時の補修が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の使用状態を示す正面図である。
【図2】本実施例の使用状態を示す縦断面図である。
【図3】図2におけるA−A指示線の断面図である。
【図4】本実施例の使用状態を示す説明正面図である。
【符号の説明】
1 自動ドライバー
2a ビット部
3 ストッパー体
3a ストッパー面
4 ビス,ネジ
4a 溝
4b 平坦な溝形成面
5 螺入部材
5a 螺入面
15 ビット体

Claims (1)

  1. 自動ドライバーに装着し先端にビット部を形成したビット体に付設されるストッパー体であって、このストッパー体はビット体の回動を許容し且つビット体の軸芯線方向への移動を不能とする状態でビット体に着脱自在に付設されるように構成され、このストッパー体の端面にはビス,ネジ等が螺入される螺入部材の螺入面に当接するストッパー面が形成され、更に、このストッパー面はストッパー体の軸芯線に対して直交する面に形成され、該ストッパー体は、ビット体に付設した際、ビット部がストッパー面から突出するように構成され、この突出量は該ビット体のビット部をビス,ネジ等の溝に嵌入した際、ストッパー面とビス,ネジ等の平坦な溝形成面とが当接する突出量に設定されていることを特徴とする自動ドライバーにおけるストッパー体。
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