JP3542466B2 - 供物スタンド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新築祝や開店祝等の祝儀や葬儀等の会場に用いられる供物スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、祝儀及び葬儀の会場において、花輪や、果物や菓子等の供物を盛った籠や箱がお供えものとして利用されている。一般的に果物籠や菓子箱は葬儀場等の会場に設けられた机上に置かれたり、畳の上に置かれたりして供えられている。従って、葬儀用等の果物や菓子の供え物が盛り付けられた籠や箱は、参列者の目を引き易い大きな花輪に並んで供えられているので、参列者の目に止まり難いという問題点があった。また、果物籠が大きく重いので運搬性に欠けるという問題点を有していた。更に、果物籠や菓子箱は装飾性に欠け供物を供える人の気持ちが伝わり難いという問題点を有していた。
そこで、本発明者はこれらの問題点を解決するために鋭意検討をした結果、装飾性に優れ、葬儀場への搬送性を向上させた「葬儀用果物の籠盛り具」を完成し、特願平7−120746号として特許出願を行った。
これは、葬儀用果物が盛り付けられる果物籠と、果物籠の籠受台と、果物籠側に取付されて、花が飾り付けられる花止め基材とを備えた葬儀用果物の籠盛り具において、花止め基材を発泡性合成樹脂により成形した構成を有し、これにより、基材に花が飾り付けし易い等の効果が得られ好評を博している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の葬儀用果物の籠盛具は、以下の課題を有していた。
a.果物籠を収納する籠受台の大きさが決まっているので、顧客の要望に応じて果物籠の大きさを変えたりすることができず、また、高さも一定のため葬儀場での設置場所に一定の制限がかせられ自由性に欠け利便性に欠けるという問題点を有していた。
b.花止め基材の大きさが一定であり、造花を差す量も制限され顧客の要望に応じ難く、また、花止め基材が発泡樹脂のため造花を差したり抜いたりする際に欠け易く、また搬送中に縁部が欠けたりして耐久性に欠けるという問題点を有していた。また、生花を差すことができず、頂いた花束等は水槽に入れて別途飾ることしかできないという問題点を有していた。
c.特に夏期は果物が傷みやすいため、缶詰やコーヒー等の瓶詰等の供物の需要が多いが、これらの要望を充たすことができず、菓子箱や箱に入れた缶詰、コーヒー等の瓶詰等の供物を飾ることができないという問題点を有していた。
d.構造が複雑で、組立や分解作業が煩雑で葬儀場等での設置作業の作業性に欠けるという問題点を有していた。
e.分解しても各構成部分が大きいので、倉庫等での保管時や運搬時に場所を取りすぎるとともに、その作業に多大の労力を要し、保管性や搬送性及び省力性に欠けるという問題点を有していた。
f.また、供物の量や個数、花束や花筒の数等に応じて自在に飾ることができないという問題点を有していた。
【0004】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、果物等の供物受部や花受部の大きさや個数及びその設置高さや位置を自由に変えることができ自在性や利便性に優れるとともに、構造が簡単で組立や分解作業の作業性に優れ、保管や運送時に場所を取らず、かつ容易にでき、保管性や搬送性に優れるとともに、耐久性に優れた供物スタンドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、以下の手段を有している。
本発明の請求項1に記載の供物スタンドは、a.アーム部の下面にキャスタ−及び/又はアジャスター等を備えた移動部と、b.前記移動部に立設された脚柱部と、c.前記脚柱部の側壁部に配設又は形成された係止手段と、d.前記係止手段に脱着自在に係止される係止部を備え果物や菓子等の供物が収容された容器等を保持する供物受部と、e.前記脚柱部の頂部に名札部や果物等の供物を収容した大型の籠や箱等の容器を保持する頂部供物受部の頂部供物受支持部を挿脱自在又は脱着自在に支持する頂部支持部と、f.前記係止手段に脱着自在に係止される花受係止部を有し花束や花筒を保持する花受部と、を有し、前記係止手段が、多数の孔部を備え、前記係止部及び/又は前記花受係止部が、板状物を2股状に形成し前記板状物の先端部の中央に形成され前記孔部に挿着される係止片と、前記係止片の基部に形成された当接部と、を備え、上側の前記係止片が鉤状に形成された構成を有している。
この構成により、以下の作用を有する。
移動部としてキャスタ−を有している場合は、キャスタ−により押していくだけで定位置まで移動でき葬儀場内での設置場所の変更が簡単に行うことができる。移動部にアジャスタ−を備えている場合は、定位置で高さを調整できるので、場内の凹凸面や小さな段差を有する場所でも供物スタンドを直立させることができる。
脚柱部の側壁部に係止手段を有しているので、任意の個数の花受部や供物受部を任意の高さや位置に係止できる。
脚柱部の頂部に頂部支持部を有しているので、名札部や頂部供物受部を安定して確実に保持でき、告別式や初七日等祭事の内容によって自由に使いわけができる。
供物受部を有しているので、果物籠のみならず、菓子や缶詰、コーヒー等の瓶詰を収容した箱等の供物をも飾ることができ、更にこれらを人目の付く高さに飾ることができる。
花受部や供物受部、名札部、頂部供物受部は各々脚柱部の係止手段や頂部支持部に脱着自在、挿脱自在なので使用時に組立てるとともに、搬送時や保管時は分解することができるので、コンパクト化でき場所をとらず、搬送性や保管性に優れる。
【0006】
ここで、移動部は、3乃至複数のアーム部と、アーム部の端部側の下面にキャスターやアジャスターが配設されている。アーム部はステンレス製やアルミ製等の金属製、ポリカーボネート、ABS、ポリアミド、ポリイミド、ポリアセタール、PET等のポリエステル、ポリスルホン等の高剛性の熱可塑性樹脂やこれらとカーボン繊維やガラス繊維等の繊維類との複合樹脂、FRP等の熱硬化性樹脂と前述の繊維類の複合樹脂で成形した合成樹脂製の円形状又は四角柱等多角形のパイプ状や棒状に形成されたものが用いられる。
キャスターはストッパー付のものが好適に用いられる。供物スタンドを定位置に保持し、斜面部等で勝手に移動するのを防止するためである。
【0007】
脚柱部の材質としては、前述の移動部の基部の材料が用いられる。
脚柱部の係止手段としては、脚柱部の上下に渡って形成された丸形や長孔、矩形状の孔部や穴部や、脚柱部の側壁に長さ方向に直交状に形成された長孔を多数備えた台形状のステンレス板を固定したものが用いられる。尚、供物受部や花受部等の係止部を磁石で形成した場合は、脚柱部をステンレス製とすることにより係止手段を設けないか、少なく形成してもよい。また、脚柱部がステンレス製のもの以外の材質で形成されている場合は、係止手段としてマジックテープを用い、供物受部や花受部等の係止部をマジックテープで形成してもよい。
脚柱部の頂部支持部としては、脚柱部の頂部を細く棒状に形成するか、別途脚柱部の頂部にステンレス製や前述の移動部の基部で述べた合成樹脂製の棒状物等を立設固定するか、又は頂部に十文字状の切込みを形成するか、切込みを備えた棒状物を固定してもよい。棒状物を立設固定した場合は頂部供物受部の頂部容器支柱部を挿脱自在に保持するとともに、切込みを形成した場合は該頂部容器支柱部を嵌着して脱着自在に支持できる。尚、棒状物を立設する代わりに該頂部容器支柱部を挿入して支持する孔部を形成してもよく、同様の作用が得られる。
【0008】
請求項2に記載の供物スタンドは,請求項1に記載の発明において、前記供物受部が、果物や菓子等の供物を収容した籠や箱等の供物容器の側壁を支持する四角形等の多角形状や円形状に形成された枠体状やリング状の容器支持部と、前記容器支持部の下側に形成された底部支持部と、前記容器支持部又は前記底部支持部に固定された前記係止部若しくは前記容器支持部又は前記底部支持部に基部を固定され他端部に前記係止部を備えた係止支持部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1で挙げた作用の他、供物受部が容器支持部を有しているので、籠や箱等に入った供物を容器支持部内に収容するだけで見栄えよく供物スタンドに飾ることができるという作用を有する。
また、底部支持部を備えているので小さい供物容器でも脱落させることなく保持できるという作用を有する。係止部を備えているので簡単に脚柱部の係止手段に見栄えよく係止できるとともに、係止部が2股で形成されているので上下左右にガタつかず安定して供物を支持でき、更に、係止部が脚柱部の係止手段と脱着自在に係止されているので、式典終了後は簡単に取り外しができ、供物スタンドをコンパクト化できるという作用を有する。
【0009】
ここで、供物受部を複数種類揃えた場合は、供物の大小に応じて使い分けることができるとともに、供物の種類や個数が多いときでも脚柱部の係止手段に見栄えよく係止することができるという作用を有する。
供物受部としては、ステンレス製やアルミ製等の金属製若しくは前述の合成樹脂製からなり、容器支持部はステンレス製やアルミ製等の金属製の他、ポリアクリレートやPS、PC、PE、PP等のPOや前述の合成樹脂製の棒状物や板状物でリング状や枠状に形成されている。尚、容器支持部の上縁部に供物容器の側壁を支持する緩衝材を配置した場合は、供物容器や花受部の側壁を傷めるのを防止できる。
また、容器支持部の下部に底部支持部を配設固定すると小さい供物容器を収納支持することができる。底部支持部としては、容器支持部に端部が固定されたU字状のものや容器支持部を箱状に形成した底板や網状のものでもよい。
供物受部の係止部としては、ステンレス製等の金属製や前述の供物受部の合成樹脂製の材質で2股状に形成され基部が容器支持部の側壁の中央部や下部又は底部支持部に固定され、両端部が前述の係止手段の長孔や孔部に挿脱自在に挿着する挿着片を備えている。尚、支持部の挿着片はその基部の両端に当接部を備えてもよい。これにより、脚柱部の係止手段の壁部と当接部が当接し容器支持部の前後へのガタ付きを防止できる。係止部の挿着片を脚柱部の係止手段に挿着するだけで容器支持部を水平にかつ傾いたりすることなく確実に支持することができる。尚、脚柱部がステンレス製の場合は、係止部に磁石を配設してもよく、また、脚柱部に係止手段としてマジックテープが用いられている場合は係止部としてマジックテープでもよい。更に、係止部として、両面テープを用いてもよい。
いずれも供物受部が小型であれば充分保持できるとともに脱着自在に保持できるからである。
【0010】
請求項3に記載の供物スタンドは、請求項1又は2に記載の発明において、前記頂部供物受部が、大型の前記供物容器の側壁を支持するように大きく形成された頂部容器支持部と、前記頂部容器支持部に形成された頂部容器底部支持部と、前記頂部容器支持部又は前記頂部容器底部支持部に固定され前記頂部支持部に挿脱自在又は脱着自在に支持される頂部容器支柱部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1又は2で挙げた作用の他、頂部供物受部に大型の果物籠等を収容し支持するので、大型の供物容器も飾ることができるとともに脚柱部の頂部に配置するので左右のバランスを崩すことなく安定して供物スタンドを保持できるという作用を有する。
【0011】
ここで、頂部供物受部としては、前述の供物受部と同様な材質で形成される。また、頂部容器支持部や頂部容器底部支持部の形状も前述の供物受部と同様の形状に形成される。
頂部容器支柱部としては、材質は頂部供物受部と同一のものが用いられ、頂部支持部と挿脱自在又は脱着自在な形状に形成される。
【0012】
請求項4に記載の供物スタンドは、請求項3に記載の発明において、前記頂部容器支持部の外側に外周連結部を介して連結された連続又は不連続の外周部と、前記外周部と前記頂部容器支持部の間に配設された枠状の花筒や花束を保持する頂部花受部と、前記外周部の頂部に立設された名札部を挿脱自在に支持する名札支持部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項3であげた作用の他、外周部を備えているので、外周部に造花や種々の飾り付けができ豪華に装飾することができるという作用を有する。頂部花受部を有しているので、頂部の供物を見栄えよく花を飾ることができるという作用を有する。
ここで、外周部連結部は容器支持部と所定間隔をあけて外周部を支持するように容器支持部と一体に又は他の部材を固定して形成される。
外周部は外周連結部を介して同軸状に形成される。供物スタンドの安定性を高めるためである。外周部は連続して一体に又は左右の中央部で分断し頂部花受部等を設けて不連続に形成してもよい。容器支持部と外周部は中央部で前後に折り畳むように蝶番構造を設けた場合は、使用時には拡開し運搬時や保管時等は折り畳むことによりコンパクトに収納することができる。
頂部花受部は丸形や枠形に形成されたステンレス製や前述の合成樹脂製のものが用いられ、その両端部を容器支持部と外周部に固定するか、または両端部に掛止部を形成しその掛止部で容器支持部や外周部に掛止して使用される。
【0013】
請求項5に記載の供物スタンドは、請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の発明において、前記花受部や前記頂部花受部が、生花や造花の花束やこれらの花を収納した花筒の側部を支持する円形状や多角形状に形成された花筒等支持部と、前記花筒等支持部に基部が固定された前記係止部若しくは前記花器等支持部に基部を固定され他端部に前記係止部を備えた係止支持部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至4の内いずれか1項で挙げた作用の他、花受部が花筒等支持部を有しているので、生花の束を花筒に入れて支持できるとともに、また、造花を収納できる。花束はそのまま花筒等支持部に挿着して側壁を支持して保持することができるという作用を有する。
係止部や係止支持部を有しているので、供物スタンドに見栄えよく花を飾ることができるとともに、式典の終了後は脚柱部から簡単に外すことができコンパクトに収納できるという作用を有する。
ここで、花筒等支持部としては、ステンレスやアルミ若しくは前述の合成樹脂でリング状や枠状に形成される。
【0014】
請求項6に記載の供物スタンドは、請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の発明において、前記名札部が、贈主の名前を表示する表示部と、前記表示部の下部中央等所定部から垂設された前記頂部支持部又は前記名札支持部と挿脱自在又は脱着自在に係止する名札係止部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至5の内いずれか1項で挙げた作用の他、表示部に贈主の名前を書いて貼るだけで簡単に表示できるという作用を有する。表示部を脚柱部の頂部や頂部供物受部の頂部に係止部で配置し脱着自在に固定できるので、固定作業の作業性を向上できるという作用を有する。また、表示部を供物スタンドの頂部に配置しているので、贈主の名前を明確に表示できるという作用を有する。
ここで、表示部は木製やステンレス製、アルミ製、PEやPP、ポリアクリレート等の合成樹脂製の板状物で形成される。表示部の頂部に庇部を形成するか又は庇部を別途設けて固定してもよい。
名札係止部としては、被係止物が棒状物や筒状物の場合、被係止物に挿着される筒状物や棒状物が用いられる。
【0015】
請求項7に記載の供物スタンドは、請求項1乃至6の内いずれか1項に記載の発明において、前記脚柱部が上下に2段以上分割されている構成を有している。
この構成により、請求項1乃至6の内いずれか1項で挙げた作用の他、脚柱部の高さを自由に調整できるという作用を有する。供物の多寡に応じて脚柱部を調整できるので見栄えを向上できるという作用を有する。
ここで、脚柱部の上端部や下端部には上下の単位脚柱部を所定の高さで維持できるように脚部係止手段を複数個ずつ形成される。脚部係止手段としては単位脚柱部に貫通孔を各々複数個形成し、所定の高さに調整された上下の単位脚柱部の該孔部にピンを挿着して所定の高さで固定してもよい。
【0016】
請求項8に記載の供物スタンドは、請求項1乃至7の内いずれか1項に記載の発明において、前記脚柱部の下部に配設され移動部に立設された高さ調整部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至7の内いずれか1項で挙げた作用の他、高さ調整部を備えているので、保管時等使用しない場合は脚柱部を低くしスペースをとるのを防ぎ、使用時には所定の高さに見栄え良く調整できるという作用を有する。
【0017】
請求項9に記載の供物スタンドは、請求項8に記載の発明において、前記高さ調整部がダンパー(レバー付シマックアブリーバー)、ジャッキ−の内いずれか1で形成されている構成を有している。
この構成により、請求項8で挙げた作用の他、脚柱部の高さを簡単に調整できるとともに、供物スタンドをコンパクト化できるという作用を有する。
ここで、ダンパーやジャッキーとしてはレバー付で、レバーの操作で上下動できるものが好適に用いられる。
高さ調整部は、脚柱部内に内設してもよい。脚柱部を見栄えよくすることができるという作用を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における供物スタンドについて、以下図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態1における供物スタンドの斜視図であり、図2は供物スタンドの名札部の要部斜視図であり、図3(a)は供物スタンドの供物受部の斜視図であり、図3(b)は供物スタンドの供物受部の側面図であり、図4(a)は供物スタンドの花受部の斜視図であり、図4(b)は供物スタンドの花受部の側面図である。
図1において、1は本発明の実施の形態1における供物スタンド、2はキャスタ−2aをアーム部に備えた移動部であり、移動部2は角パイプ状にステンレス等で形成され、端部にキャスター2a備えている。キャスター2aの近傍にアジャスターを配設してもよい。アジャスターは供物スタンド1の設置場所の凹凸や高低差に対応して供物スタンドを直立させるためである。3は移動部2の中央に立設された角パイプ状のステンレス製又は合成樹脂製の脚柱部、3aは脚柱部3の基部を補強する補強部、4は係止手段であり、本実施の形態では脚柱部3の各側壁に固定されたステンレス製等の金属製で横断面が矩形で正面側に係止用の長孔が、長手方向に対し直交して多数穿設され直列状に形成されている。5は名札部、6は名札部5の下部中央に固定された筒状の名札係止部、6aは名札係止部6の下部に穿設された固定螺着部に螺着された螺子等からなる名札固定部、7は供物受部である。供物受部7は果物や菓子等の供物が収納された籠や箱等の供物容器(図示せず)の側壁を支持するリング状に形成された容器支持部7aと、容器支持部7aの直径方向の両端部に基部が固定されU字状に形成された底部支持部7bと、底部支持部7bの中央部に基部が固定され他端部に係止部7dを備えた係止支持部7cと、を有している。8は花受部であり、本実施の形態では花受部8はリング状に形成され生花の花束や花筒の側部を内側で係止する花筒等支持部8aと、花筒等支持部8aの周壁部に固定された係止部8bと、を有している。
【0019】
図2において、3bは脚柱部3の頂部螺着や溶接で固定された頂部支持部、4aは脚柱部3の係止手段4に穿設された係止部7dや8bの係止片を挿脱自在に固定する長孔である。
図3(a),(b)において、係止部7dは2枚の板状物を2股状に形成し、その先端部の中央に係止手段4の長孔4aに挿着される係止片71とその基部に当接部72を備えている。係止片71は上部が鉤状に形成され、係止手段4の壁部の裏面に掛止されるように形成されている。係止片71が長孔4aに挿着されたとき当接部72が長孔4aの周囲の平面部に当接するので供物受部7が前後にガタつくのを防止できる。
図4(a),(b)において、係止部8bは係止部7dと同様に形成されているが、異なるところは当接部82に係止手段4の長孔4aの両側部を跨乗して係止部8bの揺動を防止する跨止部83を有している点である。尚、係止部7bの当接部72に跨止部を形成してもよい。また、跨止部83は花筒等支持部8aが小さい場合は形成しなくてもよい。
【0020】
以上のように構成された実施の形態1における供物スタンドについて、以下、その使用方法を説明する。
供物スタンド1を保管、運搬する場合、名札部5、供物受部7、花受部8を取り外した状態で行い、保管及び設置時には、キャスタ−2aをストッパ−でロックする。
供物スタンドを式場の所定場所に設置する場合は、供物受部7及び花受部8の係止部7d,8bの係止片71,81を係止手段4に穿孔された所定の高さ及び方角の位置の長孔4aに係止する。
次いで、脚柱部3の頂部に固定された頂部支持部3bに名札部5の名札係止部6を挿着し、名札部5が所定の高さ及び、角度になる位置で、名札固定部6aの固定ネジにより固定する。
次いで、供物受部7に果物籠又は菓子箱を載置するとともに、花受部8に花束又は花筒を挿着して花を収容し花を飾る。
次いで、脚柱部等を覆うように美麗な布帛を巻きつけて装飾をする。
【0021】
以上のように実施の形態1における供物スタンドは構成されているので、以下の作用を有する。
a.脚柱部に係止手段と、係止手段に係止される係止部を供物受部や花受部が備えていることから、使用環境に応じて供物受部や花受部の位置、方向、設置数、形状を自由に設定できる。
b.名札部を挿脱自在に備えているので、名札部を分離することにより運搬時や保管時に場所をとらず搬送性や保管性に優れる。
c.移動部を備えているので、花受部や供物受部を係止し、装飾をした後でも移動させることができるとともに、アジャスターを備えた場合は、高低差のある設置場所でも安定して立設できる。
【0022】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における供物スタンドについて、以下図面を用いて説明する。
図5は本発明の実施の形態2における供物スタンドの斜視図であり、図6は実施の形態2における供物スタンドの供物受部の要部斜視図である。
図5において、4は係止手段、5は名札部、6は名札係止部、8は花受部、8aは花筒等支持部、8bは係止部であり、これらは実施の形態1と同様のものであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
図中、1Aは実施の形態2の供物スタンド、10はリング状に形成された頂部供物受部、20は折り畳み式の移動部、21は移動部20のアーム部、22はアーム部21の基部と脚柱部の補強部の下部とを上下方向(図面では下方向)に折り畳み自在に固定する蝶番その他の折り畳み固定具からなる折り畳み部、23はアーム部21の端部に脱着自在に配設されたストッパ付きのキャスター、30はパイプ状又は円形パイプ状等で形成された脚柱部、30aは脚柱部30の頂部の開口部、30bは開口部30aから挿入された頂部供物受部10の頂部容器支柱部10fを所定の高さで係止する螺子や固定棒を挿通する固定孔部、31は補強部、32は脚柱部30と補強部31に両端部を固定された脚柱部30を運搬する際の把持部である。
【0023】
図6において,10aは果物若しくはコーヒー缶や果物の缶詰等の収納された大型の容器からなる重量が15kg〜25kgの供物容器の側壁を支持する頂部容器支持部、10bは下側にU字状に形成され両端部を頂部容器支持部10aの所定部に固定された頂部容器底部支持部、10cは頂部容器支持部10aの外周の所定部で外周連結部10dを介して連結された不連続状態で形成された外周部、10eは頂部容器底部支持部10bの中央部と頂部容器支持部10aを両端部で固定し頂部容器底部支持部10bを補強する補強部、10fは補強部10eに頂部が溶接等で固定され脚柱部30の頂部の開口部30aに挿脱自在に挿着される頂部容器支柱部,10gは頂部容器支柱部10fの下部の側壁に設けられた頂部容器支柱係止片、10hは外周部10cの頂部(頂部容器支柱部10fと対向する位置)に頂部供物受部10を脚柱部30に挿着したとき垂直になるように立設され溶接等で固定された名札部5を挿着する名札支持部、11はリング状や方形状等に形成された枠体の中心線の両側部を頂部容器支持部10aと外周部10cの間に供物スタンド1Aに挿着固定されたとき面が水平になるように固定され花束や花筒を挿入し花を飾る頂部花受部である。尚、頂部供物受部10は大型(径が50cm〜120cm)なので、頂部花受部11の上側で頂部容器支持部10aを上下に分割自在又は折曲げ自在に形成してもよい。
【0024】
以上のように構成された実施の形態2における供物スタンドについて、以下、その使用方法の一例を図面を用いて説明する。
供物スタンド1Aを設定場所に脚柱部30の把持部32を持って搬送する。脚柱部30の補強部31の基部から移動部20のアーム部21を折り畳み部22で折り返しながらアーム部21の端部側の底部に各々キャスター23を固定し、脚柱部30を立設する。次に花束や花筒の数だけの花受部8を脚柱部30の係止手段4の所定部に花束等の数や花の高さに応じて係止部8bで係止する。次に脚柱部30の頂部の開口部30aに頂部供物受部10の頂部容器支柱部10fを装着し固定孔部30bで螺子等を螺合し固定する。次に頂部供物受部10の名札支持部10hに供物の贈主の名前を書いた名札部5を挿着し名札固定部6aで螺子固定する。次いで頂部供物受部10に籠等の大型の供物容器の底部を頂部容器支持部10a内に入れる。次いで、脚柱部30や移動部20が隠れるようにその式典に合った色彩や模様付けされた布帛でまとう。
式典終了後は頂部供物受部10から供物容器を降ろし、中の供物を花受部8の花と共に来訪者に持ち帰ってもらう。
次いで供物スタンド1Aから頂部供物受部10を脚柱部30の開口部30aから抜き出すとともに、名札部5を名札支持部10hから抜き取る。
次に、花受部8を係止手段4から外す。次いで、移動部20のアーム部21からキャスター23を外し、アーム部21を折り畳み部22で脚柱部30と平行になるように折り畳む。
次いで、脚柱部30の把持部32を持ち、供物スタンド1A及び花受部8、頂部供物受部10、キャスター23を搬出する。
【0025】
以上のように実施の形態2における供物スタンドは構成されているので、実施の形態1の作用の他、
a.頂部供物受部を有することにより、大型の供物をも飾ることができる。
b.頂部供物受部の所定部に頂部花受部を有するので、多くの花束等を掛止して豪華にすることができる。
c.供物スタンドの脚柱部等の周囲に美麗な布帛等をまとうことにより、自由な装飾を行うことができる。
d. 移動部が折り畳み自在なので、折り畳んでコンパクト化でき搬送時や保管時に場所を取らない。
e.把持部で持ち運び時に安全に且つ簡単に持ち運びができる。
f.頂部供物受部を一般的な手法により上下に折り畳み自在又は分割可能に形成した場合は、折り畳むことにより、コンパクト化でき搬送時や保管時に場所を取らない。
という作用を有する。
【0026】
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3における供物スタンドについて、図面を用いて説明する。
図7は本発明の実施の形態における供物スタンドの斜視図である。
図7において、実施の形態3の供物スタンド1Bが、実施の形態1と異なる点は脚柱部40の基部に昇降装置(高さ調整部)を備えている点である。
図中、40は脚柱部、40aは脚柱部40の基部に上端部が固定され下端部が移動部2の中央に立設固定されたダンパー部、40b,40cはダンパー部40aに挿通し上下自在に遊挿されたダンパー外筒部、40dはダンパー部40aの側面に付設されたペダル部である。
【0027】
以上のように構成された実施の形態3における供物スタンドについて、以下、その使用方法を説明する。尚、名札部5、供物受部7等の使用方法については、前述したので、昇降装置の使用方法について説明する。
供物スタンド1Bの高さを高くする場合、ダンパー部40aのペダル部40dを手で押さえるか、足で踏み、ダンパ−外筒部40cの内部のスプリング等に蓄えられた弾性エネルギ−によって、上昇させ、所定の位置まで上昇したらペダル部40dの操作を解除し所定の高さで固定する。また、下降させる場合においては、ペダル部40dを前述のように操作しつつ脚柱部40等に下向きに押圧をかけ、所定位置まで降下したらペダル部40dの操作を解除して固定する。
以上ように実施の形態3における供物スタンドは構成されているので、実施の形態1の作用の他、昇降装置を有することにより、供物スタンドを使用環境に応じて自由に高さ設定することができる。
尚、昇降装置としては、ショックアブソーバーやジャッキー、油圧機をダンパーの代わりに用いることもできる。
【0028】
【発明の効果】
以下のように本発明によれば、以下の優れた効果を有する供物スタンドを実現できる。
本発明の請求項1に記載の供物スタンドによれば、
(1)供物や花束の多寡に応じて、供物受部や花受部の位置、方向、設置数、形状等を任意に選択できる利便性、自在性に優れる。また、自由に設定できることから祝儀及び葬儀に使用でき、優れた汎用性を得ることができる。また、容易に分解又は組立ができることから優れた作業性が得られ、保管や運送時に場所を取らない等、優れた運搬性、保管性を得ることができる。(2)移動部としてキャスタ−を有している場合は、キャスタ−により押していくだけで定位置まで移動でき葬儀場内での設置場所の変更が簡単に行うことができるので移動性に優れる。移動部にアジャスタ−を備えている場合は、定位置で高さを調整できるので、場内の凹凸面や小さな段差を有する場所でも供物スタンドを直立させることができ利便性や取扱性に優れる。
(3)脚柱部の側壁部に係止手段を有しているので、任意の個数の花受部や供物受部を任意の高さや位置に係止でき、他の部分には地肌が見えないように美麗な布帛を巻きつけることにより式典の雰囲気に合った装飾をすることができる。
(4)脚柱部の頂部に頂部支持部を有しているので、名札部や頂部供物受部を安定して確実に保持でき、告別式や初七日等祭事の内容によって自由に使いわけができ利便性に優れる。
(5)名札部が固定ネジを有する被挿着部に付設されていることから、名札部の高さ及び方向を自由に設定でき、優れた利便性が得られ、名称等の表示及び形状の変更が容易なことから、優れた商用性、汎用性を得ることができる。
(6)花受部や供物受部、名札部、頂部供物受部は各々脚柱部の係止手段や頂部支持部に脱着自在、挿脱自在なので使用時に組立てるとともに、搬送時や保管時は分解することによりコンパクト化でき、搬送性や保管性、収納性に優れる。
【0029】
請求項2に記載の発明にれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、
(7)供物受部が容器支持部を有しているので、籠や箱等に入った供物を容器支持部内に収容するだけで見栄えよく供物スタンドに飾ることができるとともに、底部支持部を備えているので小さい供物容器でも脱落させることなく保持でき、全体と調和させて飾ることができるとともに、供物受部の設置位置が高い位置にないので、式典終了後は来訪者に供物を自由に持ち帰ってもらうことができ利便性に優れる。
(8)供物受部が係止部を備えているので簡単に供物スタンドの脚柱部に見栄えよく係止できるとともに、係止部が2股で形成されているので上下左右にガタつかず安定して供物を支持でき、更に、係止部が脚柱部の係止手段と脱着自在に係止されているので、式典終了後は簡単に取り外しができ、供物スタンドをコンパクト化でき利便性に優れる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、
(9)頂部供物受部に大型の果物籠等を収容し支持するので、大型の供物容器も飾ることができるとともに脚柱部の頂部に配置するので左右のバランスを崩すことなく安定して供物スタンドを保持でき、豪華に飾ることができる。
【0030】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の発明の効果に加えて、
(10)頂部花受部を有しているので、頂部の供物を見栄えよく花を飾ることができ、装飾性に優れる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4の内いずれか1に記載の発明の効果に加えて、
(11)花筒等支持部を有しているので、生花の束を花筒に入れて支持できるとともに、また、造花を収納できる。花束はそのまま花筒等支持部に挿着して側壁を支持して保持することができ、装飾性に優れる。
(12)係止部や係止支持部を有しているので、供物スタンドに見栄えよく花を飾ることができるとともに、式典の終了後は脚柱部から簡単に外すことができコンパクト化でき、収納性や運搬性に優れる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至5に記載の発明の効果に加えて、
(13)表示部に贈主の名前を書いて貼るだけで簡単に表示できるととともに、表示部を脚柱部の頂部や頂部供物受部の頂部に係止部で配置し脱着自在に固定できるので、固定作業の作業性を向上でき、更に表示部を供物スタンドの頂部に配置しているので、贈主の名前を明確に表示でき汎用性に優れるという作用を有する。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1乃至6に記載の発明の効果に加えて、
(14)脚柱部の高さを自由に調整でき、供物の多寡に応じて脚柱部を調整できるので見栄えを向上できる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1乃至7の内いずれか1に記載の発明の効果に加えて、
(15)高さ調整部を備えているので、保管時等使用しない場合は脚柱部を低くしスペースをとるのを防ぎ、使用時には所定の高さに見栄え良く調整できる
請求項9に記載の発明によれば、請求項8に記載の発明の効果に加えて、
(16)脚柱部の高さを簡単に調整できるとともに、供物スタンドをコンパクト化でき、
(17)供物スタンドの高さをレバー操作だけで自由に調整できるので、コンパクト化を図るとともに、高さの調整がペダルの操作だけなので安全性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における供物スタンドの斜視図
【図2】本発明の実施の形態1における供物スタンドの名札部の要部斜視図
【図3】(a)本発明の実施の形態1における供物スタンドの供物受部の斜視図
(b)本発明の実施の形態1における供物スタンドの供物受部の側面図
【図4】(a)本発明の実施の形態1における供物スタンドの花受部の斜視図
(b)本発明の実施の形態1における供物スタンドの花受部の側面図
【図5】本発明の実施の形態2における供物スタンドの斜視図
【図6】本発明の実施の形態における供物スタンドの要部斜視図
【図7】従来の供物スタンドの斜視図
【符号の説明】
1 供物スタンド
2 移動部
2a キャスタ−
3 脚柱部
3a 補強部
3b 頂部支持部
4 係止手段
4a 長孔
5 名札部
6 名札係止部
6a 名札固定部
7 供物受部
7a 容器支持部
7b 底部支持部
7c 係止支持部
7d 係止部
8 花受部
8a 花筒等支持部
8b 係止部
10 頂部供物受部
10a 頂部容器支持部
10b 頂部容器底部支持部
10c 外周部
10d 外周連結部
10e 補強部
10f 頂部容器支柱部
10g 頂部容器支柱係止片
10h 名札支持部
11 頂部花受部
20 折り畳み式の移動部
21 アーム部
22 折り畳み部
23 ストッパ付きのキャスター、
30 脚柱部
30a 開口部
30b 固定孔部
31 補強部
32 把持部
40 脚柱部
40a ダンパー部
40b,40c ダンパー外筒部
40d ペダル部

Claims (9)

  1. a.アーム部の下面にキャスタ−及び/又はアジャスター等を備えた移動部と、b.前記移動部に立設された脚柱部と、c.前記脚柱部の側壁部に配設又は形成された係止手段と、d.前記係止手段に脱着自在に係止される係止部を備え果物や菓子等の供物が収容された容器等を保持する供物受部と、e.前記脚柱部の頂部に名札部や果物等の供物を収容した大型の籠や箱等の容器を保持する頂部供物受部の頂部供物受支持部を挿脱自在又は脱着自在に支持する頂部支持部と、f.前記係止手段に脱着自在に係止される花受係止部を有し花束や花筒を保持する花受部と、を有し、前記係止手段が、多数の孔部を備え、前記係止部及び/又は前記花受係止部が、板状物を2股状に形成し前記板状物の先端部の中央に形成され前記孔部に挿着される係止片と、前記係止片の基部に形成された当接部と、を備え、上側の前記係止片が鉤状に形成されていることを特徴とする供物スタンド。
  2. 前記供物受部が、果物や菓子等の供物を収容した籠や箱等の供物容器の側壁を支持する四角形等の多角形状や円形状に形成された枠体状やリング状の容器支持部と、前記容器支持部の下側に形成された底部支持部と、前記容器支持部又は前記底部支持部に固定された前記係止部若しくは前記容器支持部又は前記底部支持部に基部を固定され他端部に前記係止部を備えた係止支持部と、を有していることを特徴とする請求項1に記載の供物スタンド。
  3. 前記頂部供物受部が、大型の前記供物容器の側壁を支持するように大きく形成された頂部容器支持部と、前記頂部容器支持部に形成された頂部容器底部支持部と、前記頂部容器支持部又は前記頂部容器底部支持部に固定され前記頂部支持部に挿脱自在又は脱着自在に支持される頂部容器支柱部と、を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の供物スタンド。
  4. 前記頂部容器支持部の外側に外周連結部を介して連結された連続又は不連続の外周部と、前記外周部と前記頂部容器支持部の間に配設された枠状の花筒や花束を保持する頂部花受部と、前記外周部の頂部に立設された名札部を挿脱自在に支持する名札支持部と、を有していることを特徴とする請求項3に記載の供物スタンド。
  5. 前記花受部や前記頂部花受部が、生花や造花の花束やこれらの花を収納した花筒の側部を支持する円形状や多角形状に形成された花筒等支持部と、前記花筒等支持部に基部が固定された前記係止部若しくは前記花器等支持部に基部を固定され他端部に前記係止部を備えた係止支持部と、を有していることを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の供物スタンド。
  6. 前記名札部が、贈主の名前を表示する表示部と、前記表示部の下部中央等所定部から垂設された前記頂部支持部又は前記名札支持部と挿脱自在又は脱着自在に係止する名札係止部と、有していることを特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の供物スタンド。
  7. 前記脚柱部が上下に2段以上に分割されていることを特徴とする請求項1乃至6の内いずれか1項に記載の供物スタンド。
  8. 前記脚柱部の下部に配設され移動部に立設された高さ調整部を有していることを特徴とする請求項1乃至6の内いずれか1項に記載の供物スタンド。
  9. 前記高さ調整部がダンパー(レバー付シマックアブリーバー)、ジャッキーの内いずれか1で形成されていることを特徴とする請求項8に記載の供物スタンド。
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