JP3541884B2 - ディスク媒体の記録再生装置およびdvdデッキ - Google Patents

ディスク媒体の記録再生装置およびdvdデッキ Download PDF

Info

Publication number
JP3541884B2
JP3541884B2 JP2000334696A JP2000334696A JP3541884B2 JP 3541884 B2 JP3541884 B2 JP 3541884B2 JP 2000334696 A JP2000334696 A JP 2000334696A JP 2000334696 A JP2000334696 A JP 2000334696A JP 3541884 B2 JP3541884 B2 JP 3541884B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk medium
data
recording
control unit
dvd
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000334696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002142182A (ja
Inventor
徹 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2000334696A priority Critical patent/JP3541884B2/ja
Publication of JP2002142182A publication Critical patent/JP2002142182A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3541884B2 publication Critical patent/JP3541884B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク媒体の記録再生装置およびDVDデッキに関し、特に、外部機器を接続可能に構成されるディスク媒体の記録再生装置およびDVDデッキに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、DVD(Digital Versatile Disk)デッキにおいてDVD−RAMやDVD−RW等のように記録と再生が可能な記録再生装置が普及しつつあり、また、パーソナルコンピュータにおける処理速度の飛躍的な向上とともに、DVD−RAM等のデータをパーソナルコンピュータに読み込んで一般人が気軽にビデオ編集を行えるようになりつつある。
DVDデッキにおいては通常IEEE1394規格に準拠した入出力ポートを備えており、当該入出力ポートに接続したパーソナルコンピュータに対してDVDに記録された映像や音声のデータをDV形式にエンコードしてコンピュータに送信可能である。このため、コンピュータにおいて当該入出力ポートを介してDV形式のデータを受信してハードディスクに格納することによって当該DV形式のデータを使用してビデオ編集が可能になり、また、リアルタイムに映像を視聴することが可能である。
【0003】
一方、特開平10−74381号公報には、デジタル記録がなされているデータに基づいてパーソナルコンピュータにおいてビデオ編集を行う技術が開示されている。同技術においては、再生装置においてアナログのビデオ信号を出力するとともに、各映像の磁気テープ上の位置を示すデジタルデータを出力している。そして、パーソナルコンピュータにおいて上記アナログビデオ信号に基づく再生を眺めながら希望シーンを選択し、開始時点と終了時点とを指定すると当該開始/終了時点のタイムコードが上記デジタルデータとして取得される。また、この開始/終了時点の画像もキャプチャされる。利用者は、このようにしてキャプチャした画像によって希望シーンを把握しつつダビング指示を行うことが可能であり、再生装置は上記開始時点等のデータに基づいてダビング指示通りのテープ位置を頭出ししてダビングを実行することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したDVDデッキにおいて、IEEE1394規格に準拠した入出力ポートから出力されるDV形式のデータは、上記パーソナルコンピュータにおいてデータ取得と同時に映像と音声とを再生可能な速さで出力している。従って、10分の長さの映像および音声をDVDデッキからパーソナルコンピュータに送信する場合には10分かかってしまう。
一方、後述した再生装置においても、磁気テープにはデジタルデータが記録されているものの、パーソナルコンピュータに入力される映像信号はアナログ変換されており、希望シーンの選択時においてもダビング時においても10分の映像を取り込むには10分かかってしまう。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、データ転送速度を大幅に向上させ、あたかもコンピュータの外付け記憶装置として使用可能なディスク媒体の記録再生装置およびDVDデッキの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、デジタルデータを記録可能なディスク媒体からデジタルデータの読出および書込のいずれかまたは組み合わせを行うとともに当該デジタルデータの読出/書込速度が可変であるディスク媒体制御ユニットと、上記ディスク媒体記録用のデジタルデータと動画および音声のいずれかまたは組み合わせをリアルタイムに再生するためのデジタルデータとを相互に変換して生成可能なデジタルデータ変換手段と、所定の接続線を介して外部機器との接続を確保してデジタルデータの入出力を行う入出力ポートと、上記ディスク媒体制御ユニットと上記入出力ポートとの双方向通信を確保するに当たり、高速に読出/書込を行いつつ当該ディスク媒体制御ユニットと入出力ポートとの間で直接通信を行う経路と、これより低速に読出/書込を行いつつ当該ディスク媒体制御ユニットと入出力ポートとの間に上記デジタルデータ変換手段を介在させて通信を行う経路とのいずれかの経路にて通信を実行するように制御するスイッチング手段とを具備する構成としてある。
【0006】
上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、ディスク媒体制御ユニットとデジタルデータ変換手段と入出力ポートとを備えており、ディスク媒体制御ユニットではデジタルデータを記録可能なディスク媒体からデジタルデータの読出またはディスク媒体へのデジタルデータの書込を行うことができる。デジタルデータ変換手段においては上記ディスク媒体記録用のデジタルデータと動画および音声のいずれかまたは組み合わせをリアルタイムに再生するためのデジタルデータとを相互に変換して生成可能である。また、入出力ポートに対しては所定の接続線を介して外部機器との接続を確保可能であり、かかる接続状態においてデジタルデータの入出力を行うことができる。
【0007】
本発明はさらにデジタルデータの入出力態様を制御するためにスイッチング手段を備えており、同スイッチング手段は上記ディスク媒体制御ユニットと上記入出力ポートとの双方向通信を確保するに当たり、当該ディスク媒体制御ユニットと入出力ポートとの間で直接通信を行う経路と、当該ディスク媒体制御ユニットと入出力ポートとの間に上記デジタルデータ変換手段を介在させる経路とのいずれかの経路にて通信を実行するように制御する。
【0008】
すなわち、スイッチング手段の制御によって、データ出力時にはディスク媒体制御ユニットから出力されたままの状態のデータが上記入出力ポートから出力され、または、デジタルデータ変換手段によって変換された状態のデータが上記入出力ポートから出力される。データ入力時には入出力ポートから入力されたままの状態のデータが上記ディスク媒体制御ユニットに入力され、または、デジタルデータ変換手段によって変換された状態のデータが上記ディスク媒体制御ユニットに入力される。かかる構成により、上記入出力ポートのデータ転送速度および接続される外部機器へのデータ入出力速度が、上記ディスク媒体制御ユニットのデータ入出力速度より大きい限り、ディスク媒体制御ユニットのデータ出力速度通りに外部機器にデータを転送することができる。
【0009】
従って、デジタルデータ変換手段によってリアルタイムに映像や音声を再生するためのデータを生成しており、当該生成データにおいてはデータの再生実時間と同一の転送時間が要する場合であっても、上記スイッチング手段の切り替え制御によって上記ディスク媒体制御ユニットからの読出データがそのまま入出力ポートから出力されると、再生実時間に何ら左右されることなく高速にデータを転送することができる。また、上記ディスク媒体制御ユニットと外部機器とは上記入出力ポートを介して直接通信を行うので、本ディスク媒体の記録再生装置はあたかも外付け記憶装置のように機能する。
【0010】
ここで、ディスク媒体制御ユニットにて扱うディスク媒体は、デジタルデータを記録することができればよく、大容量であってリアルタイムに映像や音声を再生するためのデータを記録するという意味でDVDが好適であるものの、CDやMO,MD等に対しても本発明を適用することができる。むろん、読出と書込ができるという意味でDVD−RAMが好適であるものの、他の規格の種類すなわちDVD−R、DVD−RWやCD−R、CD−RWにとらわれず本発明を適用することができる。また、ディスク媒体制御ユニットにおいてはこれらのディスク媒体からデジタルデータの読出および書込のいずれかまたは組み合わせを行うことができればよく、読出/書込の対象となるディスク媒体に対してアクセス可能な光ピックアップや磁気ヘッド、ディスク媒体を回転させるサーボ機構等を一ユニットとして構成すればよい。
【0011】
デジタルデータ変換手段においては、上記ディスク媒体記録用のデジタルデータと動画および音声のいずれかまたは組み合わせをリアルタイムに再生するためのデジタルデータとを相互に変換することができればよい。ディスク媒体記録用のデジタルデータとしては、例えばMPEG形式を採用可能であるし、動画および音声のいずれかまたは組み合わせをリアルタイムに再生するためのデジタルデータとしては、例えばデジタルビデオ形式を採用可能である。
【0012】
入出力ポートにおいては、所定の接続線を介して外部機器との接続を確保してデジタルデータの入出力を行うことができればよく、種々のポートを採用可能である。本発明をDVDデッキ等に適用する場合においては、入出力ポートとしてすでに汎用的に使用されているIEEE1394規格準拠のポートを使用すれば好適であるものの、むろん、USBやイーサネット等他の規格の入出力ポートを採用することもできる。
【0013】
以上述べたように、本発明によると通常のDVDデッキ等が外部機器の外付け記憶装置としても機能するようになるが、外付け記憶装置としてより便利に機能させるための構成の一例として、上記ディスク媒体制御ユニットは、デジタルデータの読出/書込速度が可変である構成としてもよい。
上記のように構成した発明においては、ディスク媒体制御ユニットにおいてデジタルデータを読み出す速度および書き込む速度が可変である。すなわち、映像や音声をリアルタイムに再生するためには、1倍速などと呼ばれるディスク回転速度にてディスク媒体制御ユニットが駆動されるが、外部機器たるコンピュータがデジタルデータを扱う速度はこれよりはるかに速くすることができ、ディスク回転速度が数十倍となっている。そこで、本発明においては、ディスク媒体制御ユニットを通常のDVDデッキとしては不要であった2倍速以上の速度にて駆動可能にし、外部機器にてデータを高速に入出力可能に構成することによって、より外付け記憶装置としての利便性を向上させることができる。
【0014】
さらに、上記デジタルデータ変換手段の構成の具体例として請求項にかかる発明は、上記請求項1に記載のディスク媒体の記録再生装置において、上記デジタルデータ変換手段は、ディスク媒体記録用のビットシーケンスデータとデジタル映像信号およびデジタル音声信号からなるデータとを相互に変換可能である構成としてある。
上記のように構成した請求項にかかる発明においては、ディスク媒体記録用のビットシーケンスデータとデジタル映像信号およびデジタル音声信号からなるデータとを相互に変換される。すなわち、外部機器においてはディスク媒体記録用のビットシーケンスデータとデジタル映像信号およびデジタル音声信号からなるデータとの双方を使用することができる。
【0015】
さらに、上記スイッチング手段においては、上記二経路のいずれかにおいて通信を実行するように制御することができればよく、その構成は様々である。その好適な構成例として請求項にかかる発明は、上記請求項1または請求項2のいずれかに記載のディスク媒体の記録再生装置において、上記スイッチング手段は、利用者が操作可能なスイッチによって上記通信の経路を制御する構成としてある。
上記のように構成した請求項にかかる発明においては、利用者がスイッチを操作可能であり、かかるスイッチによって上記通信の経路が制御される。すなわち、スイッチにおいて上記通信の経路のいずれかの導通を確保するように配線を行うことによって通信の経路を制御する構成となっており、利用者はスイッチを切り替えることによって、本発明にかかるディスク媒体の記録再生装置を外付け記憶装置として使用するのか、従来のようにデジタルデータによる再生信号の入出力を行わせる装置として使用するのかを容易に選択することができる。
【0016】
ここで、上記スイッチは種々の態様が採用可能である。すなわち、最も単純には通信の経路の物理的配線を切り替えるメカスイッチを採用することができるし、トランジスタのスイッチング動作を利用して電気的に配線を切り替えるようにしてもよい。かかる場合にはさらに、利用者が使用するリモコン操作によってかかる切り替え制御を実行可能に構成するとより利便性が向上する。かかるスイッチによって利用者は容易にいずれの通信の経路かを選択できるが、さらにいずれの通信の経路が選択されているかを明示するようにすると好適である。例えば、メカスイッチにおいてはスイッチの突出近辺に通信表示を文字表示することが考えられるし、トランジスタを使用する場合などにおいてはLEDの表示位置、色や液晶ディスプレイ上の表示等によって通信の経路を明示的に示すことが考えられる。
【0017】
さらに、上記二経路のいずれかにおいて通信を実行するように制御するための他の構成例として請求項にかかる発明は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載のディスク媒体の記録再生装置において、上記スイッチング手段は、上記通信の経路を利用者に選択させるためのOSD表示用の信号を出力するとともに、利用者が当該OSD表示を視認しつつ行う選択を受け付けることによって上記通信の経路を制御する構成としてある。
【0018】
上記のように構成した請求項にかかる発明においては、上記通信の経路を利用者に選択させるためのOSD表示用の信号を出力するとともに、利用者が当該OSD表示を視認しつつ行う選択を受け付ける。そして、受け付けた内容に応じて通信の経路を制御する。すなわち、利用者はOSD表示を利用して本発明にかかるディスク媒体の記録再生装置を外付け記憶装置として使用するのか、従来のようにデジタルデータによる再生信号の入出力を行わせる装置として使用するのかを選択することができる。
【0019】
ここで、ディスク媒体の記録再生装置からOSD表示用の信号を出力するが、本発明にかかるディスク媒体の記録再生装置は本来の機能として接続されるテレビジョン装置等にアナログ映像信号等を出力して映像を表示させる等の機能を有していることが想定されるので、かかるアナログ映像信号として通信の経路を利用者に選択させるためのOSD表示用の信号を出力可能に構成すればよい。また、OSD表示を視認しつつ行う選択はリモコンによって実行可能にすれば便利であるし、被選択通信の経路をOSD表示によって明確に示すように構成すると好適である。
【0020】
さらに、上記二経路のいずれかにおいて通信を実行するように制御するための他の構成例として請求項にかかる発明は、上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載のディスク媒体の記録再生装置において、上記スイッチング手段は、上記入出力ポートを介して上記外部機器と双方向通信を行うことが可能であるとともに、当該双方向通信を介して当該外部機器から指示を受け付けることにより上記通信の経路を制御する構成としてある。
【0021】
上記のように構成した請求項にかかる発明においては、上記入出力ポートを介して上記外部機器と双方向通信を行うことが可能である。そして、当該双方向通信を介して当該外部機器から指示を受け付けることにより上記通信の経路を制御する。すなわち、外部機器において本発明にかかるディスク媒体の記録再生装置にアクセスし、当該外部機器から通信の経路を指示するよう構成し、ディスク媒体の記録再生装置においてもかかるアクセスに応じて通信の経路を制御する。
【0022】
特に、外部機器が汎用的なパーソナルコンピュータ等である場合には、当該パーソナルコンピュータに当該アクセスを可能にするドライバ等を用意すればよく、利用者はパーソナルコンピュータに当該ドライバをインストールすることによって本発明にかかるディスク媒体の記録再生装置を外付け記憶装置として機能させることができる。また、より具体的には、外部機器から外付け記憶装置制御用のコマンドを出力するように構成し、上記スイッチング手段が入出力ポートを介して当該外付け記憶装置制御用のコマンドを取得するよう構成し、当該外付け記憶装置制御用のコマンドに応じてデータの入出力を実行するように構成することによって実現可能である。
【0023】
さらに、請求項にかかる発明は、DVDからデジタルビットストリームデータの読出および書込のいずれかまたは組み合わせを行うDVD制御ユニットと、上記デジタルビットストリームデータとデジタルビデオデータとを相互に変換して生成可能なデジタルデータ変換手段と、外部のコンピュータ装置を双方向通信可能に接続する高速シリアルインタフェースと、上記DVD制御ユニットと上記高速シリアルインタフェースとの双方向通信を確保するに当たり、当該DVD制御ユニットと高速シリアルインタフェースとの間で直接通信を行う経路と、当該DVD制御ユニットと高速シリアルインタフェースとの間に上記デジタルデータ変換手段を介在させる経路とのいずれかの経路にて通信を実行するように制御するスイッチとを具備する構成としてある。
すなわち、上記具体的な構成を有するディスク媒体の記録再生装置として実現しても有効である。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、リアルタイムに再生可能なデータ出力可能であるとともに、再生実時間に左右されずに高速にデータを転送することもできる。また、上記ディスク媒体制御ユニットと外部機器とは上記入出力ポートを介して直接通信を行うので、本ディスク媒体の記録再生装置はあたかも外付け記憶装置のように機能する。
また、外付け記憶装置としての利便性をより向上させることができる。
さらに、請求項にかかる発明によれば、外部機器においてディスク媒体記録用のビットシーケンスデータとデジタル映像信号およびデジタル音声信号からなるデータとの双方を使用することが可能になる。
さらに、請求項にかかる発明によれば、本発明にかかるディスク媒体の記録再生装置をどのように使用するのかを容易に選択することができる。
【0025】
さらに、請求項にかかる発明によれば、本発明にかかるディスク媒体の記録再生装置をどのように使用するのかを容易に選択することができる。
さらに、請求項にかかる発明によれば、ディスク媒体の記録再生装置を外付け記憶装置として機能させる際の利便性が向上する。
さらに、請求項にかかる発明によれば、リアルタイムに再生可能なデータ出力可能であるとともに、再生実時間に左右されずに高速にデータを転送することもできる。また、上記ディスク媒体制御ユニットと外部機器とは上記入出力ポートを介して直接通信を行うので、本DVDデッキはあたかも外付け記憶装置のように機能する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるDVDプレイヤと同DVDプレイヤに接続される外部機器たるパーソナルコンピュータ(PC)と同DVDプレイヤに接続されるテレビジョン装置とからなるシステムを示している。
同図において、DVDプレイヤ10はIEEE1394規格に準拠した1394用I/Oを介してDVケーブルによってPC70と接続されており、RCAジャックを介してRCAケーブルによってテレビジョン装置80と接続されている。
【0027】
PC70は、汎用的なパーソナルコンピュータによって構成可能であるが、本実施形態においてはDVDプレイヤ10と上記DVケーブルを介して接続されつつ双方向通信を行うためにIEEE1394規格に準拠した1394用I/Oを備えている。この他には、出力装置としてのディスプレイや入力装置としてのキーボードやマウスを備えており、かかるディスプレイを視認しつつキーボード等を操作することによって種々のアプリケーションを実行可能であるし、OSの制御によってハードディスクドライブにアクセスしたり上記1394用I/Oにアクセスして、データの読出/書込を行うことができる。
【0028】
テレビジョン装置80は、図示しないアンテナを介して放送電波を受信し、所定の信号処理を施すことによって放送されている映像および音声を出力することができる他、上記RCAジャックを介して受信したアナログの映像信号や音声信号に所定の信号処理を施すことによって、上記DVDプレイヤ10から出力される信号に基づく映像および音声を出力することができる。また、放送電波を受信して所定の信号処理を施した後にRCAジャックを介して当該信号を出力し、DVDプレイヤ10においてDVDに記録させることもできる。すなわち、DVDプレイヤ10はDVDに記録されている映像等の再生やDVDに対して映像等の記録を行うことができ、通常のDVDプレイヤと同様の機能を有する。
【0029】
図2はDVDプレイヤ10の内部構成を示すブロック図である。同図において、DVDプレイヤ10は、光記録媒体であるDVDにデジタル記録された動画/音声情報や字幕,リージョンコード等の情報をデータ・ビット・ストリームとして読み出し、または、書き込むディスク媒体制御ユニット20を備えている。すなわち、ディスク媒体制御ユニット20は、フォーカスサーボ等に対して制御信号を送出することにより光ピックアップ21を所定位置に駆動させるサーボ信号処理部22と、光ピックアップ21からの読み取り信号を増幅して所定の制御信号を生成するRFアンプ24と、増幅された信号の中から記録されているデジタルデータを復元してデータ・ビット・ストリームに変換して出力する信号処理部26とから構成されている。これらの機器はシスコン50の制御のもとで作動し、DVDに記録されたデータ・ビット・ストリームはディスク媒体制御ユニット20の入出力端子から出力される。
【0030】
また、上記信号処理部26はデータ書き込みの際にも信号処理を行うことができ、上記入出力端子からデータ・ビット・ストリームが入力されると、同信号処理部26の処理によってサーボ信号処理部22と光ピックアップ21が駆動され、所定位置に対して出力を調整しつつレーザを照射してDVDにデジタルデータを記録することができる。さらに、ディスク媒体制御ユニット20のサーボ信号処理部22においては、シスコン50の制御によってディスク回転速度すなわち、デジタルデータの読出/書込速度を変化させることが可能であり、後述するようにデータ・ビット・ストリームを直接1394用I/O42から入出力する場合には高速で読出/書込を行うようになっている。
【0031】
上記ディスク媒体制御ユニット20の入出力端子に対してはDV信号処理部40からの信号線が接続されており、当該信号線は分岐してスイッチ41aの一方の固定接点にも接続されている。また、上記DV信号処理部40は後述するように複数種類の信号の入出力を行うことができる回路であり、DV形式のデータを入出力する信号線が上記スイッチ41aの他方の固定接点に接続されている。スイッチ41aは上記2つの固定接点からの信号のいずれかを選択する可動接点を有しており、当該可動接点は上記1394用I/O42に接続されている。尚、このスイッチ41aは実際にはDVDプレイヤ10の筐体表面上の所定位置に突出されたスイッチ41bによって構成されており、利用者のスイッチ切替によって上記可動接点による導通線が変更される。
【0032】
DV信号処理部40は上記ディスク媒体制御ユニット20の入出力端子から出力されるデータ・ビット・ストリームや上記1394用I/O42から出力されるDV形式のデータに基づいて種々の信号処理を行い、種々のデータ態様に変換して出力を行う回路群である。これらの回路群によって行われる処理の一つとしてMPEG復調がある。すなわち、上記DVDにはMPEG形式にてデジタルデータが記録されており、ディスク媒体制御ユニット20はこのMPEGデータをデータ・ビット・ストリームとして出力する。このデータ・ビット・ストリームがDV信号処理部40に入力されると、DV信号処理部40は圧縮変換前の動画情報と音声情報とを復元してビデオ出力とオーディオ出力とを得るとともに当該復元信号をA/D変換回路43に対して出力する。
【0033】
このA/D変換回路43は入力されるデジタルデータをアナログデータに変換し、所定の増幅等を行った後に上記RCAジャックに対してアナログ信号を出力する回路である。従って、上記復元されたビデオ出力とオーディオ出力とは、同A/D変換回路43によってアナログ映像信号およびアナログ音声信号に変換され、上記テレビジョン装置80によって映像と音声とを出力可能な状態で出力される。また、上記DV信号処理部40は上記データ・ビット・ストリームのMPEG復調の際に得られたデータの内、リージョンコード等種々の情報をシスコン50に出力する。シスコン50はこれらの情報に基づいて、地域によって再生が禁じられている媒体の再生を不可能にしたり、タイトル名や配役情報等の情報を出力するための処理を行うようになっている。
【0034】
一方、DV信号処理部40はMPEG形式のデータ・ビット・ストリームとDV形式の信号とを相互に変換するDVコーデックも備えている。このDVコーデックは、上記MPEG復調された映像信号と音声信号とをデジタル信号にエンコードしてDV形式のデータとして出力することが可能である。また、入力されるDV形式のデータをデコードしてMPEG形式のデータ・ビット・ストリームを出力することができる。当該DV形式の入出力は上述のようにスイッチ41aの他方の固定接点を介して行われる。このように、スイッチ41aの固定接点には上記ディスク媒体制御ユニット20が出力したデータ・ビット・ストリームとDV形式のデータとがそれぞれ入力されているので、利用者がスイッチ41bを操作することによって上記1394用I/O42から出力する信号態様が切り替わり、また、同1394用I/O42にいずれの態様の信号を入力しても利用者がスイッチ41bを操作することによってデータ・ビット・ストリームをDVDにデジタル記録することができる。
【0035】
上記データ・ビット・ストリームは、DVDに記録されたデータをそのまま読み出していると言えるので、この状態においてはDVDプレイヤ10はPC80の外付け記憶装置として機能していると言える。また、上記DV形式はむろんPC80のHDDに記録することもできるが、リアルタイムに再生することもでき、DVDプレイヤ10は従来からあるDVDデッキとして機能していると言える。このように、スイッチ41bはDVDプレイヤ10の機能を切り替えるものであることから、スイッチ41bを操作する突出近辺には図3に示すように文字によっていずれの機能に切り替えているのかを明示するようになっている。以上説明したように、本実施形態においては、DV信号処理部40が上記デジタルデータ変換手段を構成し、上記1394用I/O42が上記入出力ポートを構成し、上記スイッチ41a,bが上記スイッチング手段を構成する。
【0036】
シスコン50は、上記DV信号処理部40から入力される信号に基づく処理や本DVDプレイヤ10全体の動作制御および上記1394用I/O42を介して入力されるコマンドに対応した処理等を行うようになっている。すなわち、シスコン50の内部には、演算処理の主体となるCPUとともに、所定の制御プログラムが記録されたROMや、ワークエリアなどとして利用されるRAMが備えられているとともに、外部機器を制御するための制御回路が備えられている。このシスコン50による制御のもとで上述したようにディスク媒体制御ユニット20やDV信号処理部40が所定の処理を行って、DVDの記録データに基づくアナログ信号の出力やデジタル信号の出力を行う。また、1394用I/O42を介してデジタルデータの入出力等を指示した外付け記憶装置制御用のコマンド等を受け取ると、ディスク媒体制御ユニット20を制御してサーボ信号処理部22によってディスクを高速回転させつつデジタルデータの入出力とを実行する。
【0037】
さらに、シスコン50には受光回路52および操作パネル54が接続されており、これらの受光回路52および操作パネル54から入力される所定の制御信号に基づいて、DVDの再生/停止や所望トラックへのアクセス,言語の選択,カメラアングルの変更等を行うように上記ディスク媒体制御ユニット20やDV信号処理部40を制御する。利用者はリモコン60および上記操作パネル54を操作して、上記再生/停止等の所望処理の実行指示を行うことが可能になっている。
【0038】
本実施形態においては、ディスク媒体の記録再生装置の一形態としてDVDプレイヤ10を示しているが、むろん、他の記録媒体に記録された動画/音声情報を再生するプレイヤに本発明にかかるディスク媒体の記録再生装置を適用する構成を採用してもかまわないし、今後開発されるいかなる記録媒体の再生装置に対して本発明を適用することもできる。
また、上記PC70には所定のドライバをインストールしてあり、当該ドライバの制御によって本発明にかかるDVDプレイヤ10を外付け記憶装置として認識することができる。このドライバは、上記PC70の1394用I/Oを介して外付け記憶装置制御用のコマンドを出力可能であり、同コマンドに続いてデータ・ビット・ストリームを入出力する。すなわち、DVDプレイヤ10内のDVDにはPC70から出力されるデータが記録可能であり、DVDに記録されたデータはPC70にて読出可能であり、DVDプレイヤ10が外付け記憶装置として機能する。
【0039】
上記構成において、利用者は図1に示すようにDVDプレイヤ10とPC70とを接続した状態でDVDプレイヤ10をDVDデッキおよび外付け記憶装置のいずれとして使用するのかを選択する。DVDプレイヤ10を外付け記憶装置として使用する場合には、利用者はスイッチ41bを操作して図3のようにスイッチ41bの突出を「外付け記憶装置」側に移動させる。また、PC70においては予め上述のドライバをインストールしておく。
【0040】
この状態でPC70に接続された上記マウス等を操作してDVDプレイヤ10からの読出を実行すると、上記外付け記憶装置制御用のコマンドが1394用I/Oを介してDVDプレイヤ10に転送される。このコマンドはDVDプレイヤ10の1394用I/O42を介してシスコン50に取得され、同コマンドが読出指示であることが認識される。このときシスコン50は、上記ディスク媒体制御ユニット20のサーボ信号処理部22を制御してDVDを高速回転させるとともに、上記入出力端子から要求されたデータのデータ・ビット・ストリームを出力させる。
【0041】
当該入出力端子は上述の図3に示すスイッチ41bの状態において1394用I/O42に直接入力されるように導通が確保されているので、当該データ・ビット・ストリームはIEEE1394規格に準拠したプロトコルで転送されつつも、データ・ビット・ストリームとしてPC70に転送される。PC70においては上記ドライバの処理によって当該データ・ビット・ストリームを受け取り、同データをHDDに格納するなどして使用される。PC70からデータの書込を行うときも同様であり、上記外付け記憶装置制御用のコマンドがシスコン50によって解釈されるとともにディスク媒体制御ユニット20が駆動され、上記1394用I/O42を介して入力されるデータがDVDに記録される。
【0042】
一方、DVDプレイヤ10をDVDデッキとして使用する場合には、利用者はスイッチ41bを操作してその突出を「DVDデッキ」側に移動させる。このとき、PC70においては上記1394用I/Oを介して入力されるDV形式のデータをリアルタイムに再生するアプリケーションを実行しつつ待機する。そして、上記リモコン60を操作してDVD再生を実行すると、シスコン50が上記ディスク媒体制御ユニット20を制御して通常の速度でデータ・ビット・ストリームが出力される。
【0043】
このとき、当該データ・ビット・ストリームはDV信号処理部40に入力されるとともに、DV形式に変換されて出力される。この出力はスイッチ41aに入力されるが、上記スイッチ41aは当該入力端子と導通が確保されているので上記変換されたDV形式のデータが上記1394用I/O42に入力される。すると、当該DV形式のデータがIEEE1394規格に準拠したプロトコルで転送されつつも、DV形式としてPC70に転送される。PC70においては上記ドライバの処理によってDV形式のデータを受け取り、上記アプリケーションは受け取ったDV形式のデータに基づいて再生を行う。
【0044】
このように、本実施形態においては利用者がスイッチ41bを切り替えるのみでDVDプレイヤ10の機能を切り替えることができるが、かかる切り替え制御を行う手法としては必ずしも上述のようなメカスイッチ41bに限られることはない。図4は、本発明の第二の実施形態にかかるDVDプレイヤ10の内部構成を示すブロック図である。同図においては、利用者がスイッチ操作を行う手法が異なっており、DVDプレイヤ10の機能の切替はリモコン上で行うようになっている。この第二の実施形態においては、上記第一の実施形態と比較してスイッチの形態が異なっており、他の部分の構成は第一の実施形態と同様である。
【0045】
すなわち、スイッチ410aはシスコン50の所定の出力ポートのレベルによってスイッチングされるスイッチングトランジスタである。また、利用者はリモコン60上に設けられた操作ボタンを操作するようになっており、通常のDVDプレイヤ10の操作ボタンの他、DVDデッキと外付け記憶装置とを切り替える操作ボタン410bが備えられている。かかる操作ボタン410bの操作内容は、リモコン60が出力する赤外線リモコン信号に所定のコード信号として重畳されて出力されるようになっており、同赤外線リモコン信号はDVDプレイヤ10の受光回路52にて受信される。このとき、受光回路52は上記コード信号を復調し、シスコン50は当該復調された信号を受信するとともに利用者がデッキボタンあるいは外付けボタンを操作したことを把握する。
【0046】
そして、シスコン50が当該ボタン操作に応じてスイッチ410aを切り替えることによって、上記ディスク媒体制御ユニット20が出力するデータ・ビット・ストリームを上記1394用I/O42から直接出力するか、DV信号処理部40にて変換されたDV形式のデータを出力するかを制御する。従って、利用者はPC70を操作してDVDプレイヤ10を使用するに当たり、リモコン60の操作ボタン410bを操作することによってDVDプレイヤ10をデッキとして使用するか、外付け記憶装置として使用するかを選択できる。
【0047】
さらに、DVDプレイヤ10の機能を切り替えるための構成として、上記スイッチ41b,410bのように利用者が直接操作するスイッチを設けないような構成にすることもできる。すなわち、DVDプレイヤ10が外付け記憶装置として使用される場合には、アクセスする際にシスコン50が上述のような外付け記憶装置制御用コマンドを受け取った上で処理を行うので、かかるコマンドの受信を持ってスイッチを切り替えるようにすることができる。
【0048】
図5は、かかる第三の実施形態におけるシスコン50の制御フローの一部を示している。この第三の実施形態は上記第二の実施形態と同様のハードウェア構成にて実現可能であり、上記スイッチ410aのようにシスコン50の制御によってスイッチ切り替えを実行可能になっているとともに、通常の状態ではDVDプレイヤ10がDVDデッキとして機能するようにDV信号処理部40と1394用I/O42との導通を確保している。かかる構成において、シスコン50は図5のステップS100にて上記1394用I/O42を介してデータを取得したか否かを判別しており、ステップS110にて当該取得データが上記外付け記憶装置制御用コマンドであるか否かを判別している。
【0049】
このステップS100にてデータを取得したと判別され、ステップS110にて取得したデータが外付け記憶装置制御用コマンドであると判別されたときには、シスコン50は上記ディスク媒体制御ユニット20と1394用I/O42とが直接接続されるように上記スイッチ410aを切り替える。そして、ステップS130以降において上述の第一の実施形態の動作で説明したのと同様に、取得したコマンドに応じた処理を実行する。従って、かかる構成においては、利用者がスイッチ等によってDVDプレイヤ10の機能を予め切り替えておかなくても、PC70がDVDプレイヤ10を外付け記憶装置として使用しようとしたときには自動的にDVDプレイヤ10が外付け記憶装置として機能する。
【0050】
さらに、図6は本発明の第四の実施形態にかかるDVDプレイヤ10の内部構成を示すブロック図である。本実施形態においては、利用者は上記テレビジョン装置80におけるOSD表示を視認しつつDVDプレイヤ10をどのように機能させるかを選択する。すなわち、DVDプレイヤ10は通常多機能であって、OSD表示によってメニューを提示し、種々の機能や設定を行わせることが多いので、かかるOSD表示のメニューの一選択項目としてDVDプレイヤ10をどのように機能させるかを選択可能になっている。
【0051】
同図において、DVDプレイヤ10はOSD信号処理部44を備えており、同OSD信号処理部44は上記シスコン50とRCAジャック45に接続されている。同OSD信号処理部44はシスコン50がOSD表示用に生成する信号を入力され、同期信号等を重畳するなどしてOSD表示用のアナログ映像信号を出力する回路である。また、リモコン60にはメニューボタン411bが備えられており、当該メニューボタン411bの押し込み操作によってシスコン50がOSD表示信号を出力するようになっている。
【0052】
このとき、リモコン60においてはさらに図示しない操作ボタンの押し込み操作によってメニュー上の選択項目についての選択を行うことが可能であり、シスコン50においては、当該操作ボタンに応じて選択を促すためのOSD表示を行うためのOSD信号を適宜出力する。図7は、当該OSD表示の一例を示している。利用者が上記リモコン60のメニューボタン411bを押し込み操作すると、シスコン50がメニュー表示用の信号を出力し、当該信号が上記OSD信号処理部44に入力されOSD表示用のアナログ信号が上記テレビジョン装置80に入力される。
【0053】
この結果、テレビジョン装置80においては図7のように選択可能なメニューが表示される。この選択可能なメニューの一つとして、「入出力切替」項目も表示されており、利用者が当該「入出力切替」項目を選択すると図7の下に示すように画面が切り替わり、当該画面によって利用者はDVDプレイヤ10をDVDデッキとして使用するか、外付け記憶装置として使用するかを選択することができる。利用者がいずれかを選択すると、シスコン50が当該選択内容に応じて上記スイッチ411aを適宜切り替えて、上記ディスク媒体制御ユニット20と1394用I/O42とが直接接続されるようにするか、DV信号処理部44を介して接続されるようにするかを制御する。
【0054】
このように、本発明においては、ディスク媒体制御ユニットと入出力ポートとの双方向通信を確保するに当たり、当該ディスク媒体制御ユニットと入出力ポートとの間で直接通信を行う経路と、当該ディスク媒体制御ユニットと入出力ポートとの間に上記デジタルデータ変換手段を介在させる経路とのいずれかの経路にて通信を実行するようにスイッチング制御する。従って、データ転送速度を大幅に向上させ、あたかもコンピュータの外付け記憶装置として使用可能なディスク媒体の記録再生装置およびDVDデッキを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるDVDプレイヤを使用したシステム構成図である。
【図2】DVDプレイヤの内部構成を示すブロック図である。
【図3】スイッチの拡大図である。
【図4】第二の実施形態にかかるDVDプレイヤの内部構成を示すブロック図である。
【図5】第三の実施形態におけるシスコンのフローチャートである。
【図6】第四の実施形態にかかるDVDプレイヤの内部構成を示すブロック図である。
【図7】OSD表示の一例を示す図である。
【符号の説明】
10…DVDプレイヤ
20…ディスク媒体制御ユニット
21…光ピックアップ
22…サーボ信号処理部
24…RFアンプ
26…信号処理部
40…DV信号処理部
41a,b…スイッチ
42…1394用I/O
43…A/D変換回路
44…OSD信号処理部
45…RCAジャック
50…シスコン
52…受光回路
54…操作パネル
60…リモコン
70…PC
80…テレビジョン装置

Claims (6)

  1. デジタルデータを記録可能なディスク媒体からデジタルデータの読出および書込のいずれかまたは組み合わせを行うとともに当該デジタルデータの読出/書込速度が可変であるディスク媒体制御ユニットと、
    上記ディスク媒体記録用のデジタルデータと動画および音声のいずれかまたは組み合わせをリアルタイムに再生するためのデジタルデータとを相互に変換して生成可能なデジタルデータ変換手段と、
    所定の接続線を介して外部機器との接続を確保してデジタルデータの入出力を行う入出力ポートと、
    上記ディスク媒体制御ユニットと上記入出力ポートとの双方向通信を確保するに当たり、高速に読出/書込を行いつつ当該ディスク媒体制御ユニットと入出力ポートとの間で直接通信を行う経路と、これより低速に読出/書込を行いつつ当該ディスク媒体制御ユニットと入出力ポートとの間に上記デジタルデータ変換手段を介在させて通信を行う経路とのいずれかの経路にて通信を実行するように制御するスイッチング手段とを具備することを特徴とするディスク媒体の記録再生装置。
  2. 上記請求項1に記載のディスク媒体の記録再生装置において、
    上記デジタルデータ変換手段は、ディスク媒体記録用のビットシーケンスデータとデジタル映像信号およびデジタル音声信号からなるデータとを相互に変換可能であることを特徴とするディスク媒体の記録再生装置。
  3. 上記請求項1または請求項2のいずれかに記載のディスク媒体の記録再生装置において、
    上記スイッチング手段は、利用者が操作可能なスイッチによって上記通信の経路を制御することを特徴とするディスク媒体の記録再生装置。
  4. 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載のディスク媒体の記録再生装置において、
    上記スイッチング手段は、上記通信の経路を利用者に選択させるためのOSD表示用の信号を出力するとともに、利用者が当該OSD表示を視認しつつ行う選択を受け付けることによって上記通信の経路を制御することを特徴とするディスク媒体の記録再生装置。
  5. 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載のディスク媒体の記録再生装置において、
    上記スイッチング手段は、上記入出力ポートを介して上記外部機器と双方向通信を行うことが可能であるとともに、当該双方向通信を介して当該外部機器から指示を受け付けることにより上記通信の経路を制御することを特徴とするディスク媒体の記録再生装置。
  6. DVDからデジタルビットストリームデータの読出および書込のいずれかまたは組み合わせを行うとともに当該デジタルビットストリームデータの読出/書込速度が可変であるDVD制御ユニットと、
    上記デジタルビットストリームデータとデジタルビデオデータとを相互に変換して生成可能なデジタルデータ変換手段と、
    外部のコンピュータ装置を双方向通信可能に接続する高速シリアルインタフェースと、
    上記DVD制御ユニットと上記高速シリアルインタフェースとの双方向通信を確保するに当たり、高速に読出/書込を行いつつ当該DVD制御ユニットと高速シリアルインタフェースとの間で直接通信を行う経路と、これより低速に読出/書込を行いつつ当該DVD制御ユニットと高速シリアルインタフェースとの間に上記デジタルデータ変換手段を介在させて通信を行う経路とのいずれかの経路にて通信を実行するように制御するスイッチとを具備することを特徴とするDVDデッキ。
JP2000334696A 2000-11-01 2000-11-01 ディスク媒体の記録再生装置およびdvdデッキ Expired - Fee Related JP3541884B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334696A JP3541884B2 (ja) 2000-11-01 2000-11-01 ディスク媒体の記録再生装置およびdvdデッキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334696A JP3541884B2 (ja) 2000-11-01 2000-11-01 ディスク媒体の記録再生装置およびdvdデッキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002142182A JP2002142182A (ja) 2002-05-17
JP3541884B2 true JP3541884B2 (ja) 2004-07-14

Family

ID=18810564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000334696A Expired - Fee Related JP3541884B2 (ja) 2000-11-01 2000-11-01 ディスク媒体の記録再生装置およびdvdデッキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3541884B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004086760A1 (ja) * 2003-03-27 2004-10-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. データ処理装置
JP3824004B2 (ja) 2005-03-03 2006-09-20 オンキヨー株式会社 指令変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002142182A (ja) 2002-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3656874B2 (ja) 電子機器制御システムおよび方法、再生装置、並びに出力装置
JP2004007639A (ja) 外部連結機器に対する画像機器のメニュー遠隔制御方法
JP3541884B2 (ja) ディスク媒体の記録再生装置およびdvdデッキ
JP4525458B2 (ja) ハードディスクレコーダ
JP2004357085A (ja) 記録再生装置、送信装置および送信方法
US20040013402A1 (en) Video recording and reproducing apparatus
US7864842B2 (en) Television receiver integrated with recording and reproducing device
JP3918948B2 (ja) ビデオ機器
JP2006128880A (ja) Ieee1394シリアルバスに接続されるdvdレコーダ、及びieee1394シリアルバスに接続されるディジタル録画装置
JP3090135U (ja) Dvdとハードディスクの一体型記録再生装置および映像記録再生装置
US8194524B2 (en) Data reproduction apparatus
JP2007133965A (ja) 情報記録装置
JPH11213524A (ja) 記録再生装置
JP3997320B2 (ja) 録画再生装置及び編集方法
JP4122457B2 (ja) 記録再生装置および記録再生装置一体型テレビジョン受像機
JP4033839B2 (ja) 画像記録再生装置及び画像記録再生方法
KR100693689B1 (ko) 영상 녹화 시스템의 녹화 정보 기록 방법
KR20050119321A (ko) 촬영 영상 편집용 디지털 기록 장치
JP3907006B2 (ja) Ieee1394シリアルバスに接続されるhdd内蔵dvdレコーダ、及びieee1394シリアルバスに接続されるディスク録画装置
JPH09247596A (ja) 画像再生装置
JP4893757B2 (ja) 記録再生装置、送信装置および送信方法
JP2004185667A (ja) 情報記録装置及び情報記録方法
JP2006172227A (ja) 電気機器
JP2007104447A (ja) ディスク再生装置及びその再生方法
KR20050119322A (ko) 디지털 기록 시스템의 영상 편집 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees