JP3540252B2 - 開口部用建材 - Google Patents

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田 茂 幸 村
西 毅 川
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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、躯体開口に取り付けられる出窓などの開口部用建材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、開口部用建材を取り付けた部屋の室外側にシンクを取り付ける場合には、躯体壁面の開口部用建材を取り付けていない部分にシンクを取り付けるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来にあっては、開口部用建材の取り付けとは別にシンクの取り付けを行っている都合上、施工の合理化に貢献することができないうえ、施工業者が増す分だけ品質が低下する可能性があり、これらの問題を解決することが従来の課題となっていた。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、施工の合理化に貢献することができ、品質の向上を実現することが可能である開口部用建材を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に係わる開口部用建材において、躯体開口に取り付けて室内外を仕切る建材本体と、建材本体の室外側に設けた蛇口およびシンクを備え、建材本体は室外側への張出し部を有し、蛇口およびシンクのうちの少なくともシンクを張出し部の下方に設けた構成とし、本発明の請求項2に係わる開口部用建材において、躯体開口に取り付けて室内外を仕切る建材本体と、建材本体の室外側に設けた蛇口およびシンクを備え、建材本体は室外側への張出し部を有し、蛇口およびシンクのうちの少なくともシンクを張出し部の下方に収納可能とした構成とし、本発明の請求項3に係わる開口部用建材は、建材本体の室内側に蛇口およびシンクのうちの少なくともシンクを収納可能とした構成としている。
【0007】
本発明の請求項4に係わる開口部用建材において、収納した蛇口またはシンクを室内側から使用可能とした構成としており、蛇口およびシンクは室内側に露出させておいてもよいほか、必要に応じてカバーなどで覆ってもよい。
【0010】
本発明に係わる開口部用建材において、建材本体には、障子やパネルを嵌め込んだ窓部分のほかに、室外側への張出し部や、この張出し部の下方に位置して躯体開口の下縁部に連結する腰壁部を含むものとする。
【0011】
また、蛇口にホースを接続して水を撒く場合のように、蛇口は必要であってもシンクを必要としない場合を想定して、本発明に係わる開口部用建材では、蛇口およびシンクのうちの少なくともシンクを張出し部の下方に設けたり、張出し部の下方に収納したり、建材本体の室内側に収納したりするようにしている。
【0012】
さらに、本発明に係わる開口部用建材において、蛇口がシンクに一体で設けられる場合、および、蛇口がシンクと別個に設けられる場合のいずれの場合であってもよく、蛇口には固定式のほかに可倒式やシャワー式やグースネック式など様々なタイプのものを適宜採用することができる。
【0014】
【発明の作用】
本発明の請求項1に係わる開口部用建材において、この開口部用建材を構成する建材本体の取り付けと同時に蛇口およびシンクの取り付けがなされるので、施工の合理化が図られると共に、施工業者を減らし得る分だけ品質の向上が見込まれ、且つ、使用時以外は蛇口およびシンクのうちの少なくともシンクが張出し部の下方に位置していることから、少なくともシンクが雨水や塵埃で汚れることが回避され、例えば、この開口部用建材をバルコニーに面する壁面に取り付けた場合には、バルコニーを広く使い得るうえ、張出し部の下部を有効に利用している分だけ、張出し部の障害感が薄らぐこととなる。
【0015】
本発明の請求項2および3に係わる開口部用建材において、この開口部用建材を構成する建材本体の取り付けと同時に蛇口およびシンクの取り付けがなされるので、施工の合理化が図られると共に、施工業者を減らし得る分だけ品質の向上が見込まれ、且つ、使用時以外は蛇口およびシンクのうちの少なくともシンクを室内側(あるいは張出し部の下方)に収納し得るので、少なくともシンクが雨水や塵埃で汚れることを阻止し得るのに加えて、例えば、この開口部用建材をバルコニーに面する壁面に取り付けた場合においても、バルコニーを広く使い得ることとなり、とくに請求項2に係わる開口部用建材では、蛇口およびシンクのうちの少なくともシンクを張出し部の下方に収納するようにした分だけ、構造の簡略化が図られてコストの低減を実現し得ることとなる。
【0016】
本発明の請求項4に係わる開口部用建材において、上記した構成としているので、蛇口またはシンクを室外だけでなく室内においても使用し得ることとなり、使い勝手が向上することとなる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0020】
図1は本発明に係わる開口部用建材の一実施例を示しており、この実施例では、本発明に係わる開口部用建材が出窓サッシである場合を示す。
【0021】
図1に示すように、この出窓サッシ(開口部用建材)1は、バルコニーに面するキッチンCに使用したものであって、躯体開口Sに取り付けて室内外を仕切るサッシ本体2を備えており、このサッシ本体2は、室外側に延出するカウンター部(張出し部)2Aと、このカウンター部2Aから躯体開口Sの下縁部Sbへ連続する採光可能な腰壁部2Bと、カウンター部2Aの先端から立ち上がる正面採光部3Aと、躯体開口Sの上縁部Suから室外側に延出して正面採光部3Aと連結する天井採光部3Bを備えている。
【0022】
カウンター部2Aの内部には可倒式の蛇口5を具備したシンク6が収納してあり、この蛇口付シンク6は室内外方向(矢印方向)にスライドしてカウンター部2Aに対して出し入れ自在としてある。
【0023】
この場合、サッシ本体2のカウンター部2Aには、収納した状態の蛇口付シンク6を室内側から使用可能とする開口7が設けてあり、一方、サッシ本体2の腰壁部2Bの内部には、蛇口付シンク6と連通する排水管8および蛇口5と連通する給水管9が設けてあり、カウンター部2Aの開口7は必要に応じてスライドカバー10によって開閉することができるようになっている。
【0024】
なお、図1における符号2aはカウンター部2Aに設けた収納庫、符号2bは換気ダクト、符号2cは収納棚,符号2dはキッチンシンクである。
【0025】
上記した構成の出窓サッシ1では、この出窓サッシ1を構成するサッシ本体2の取り付けと同時に蛇口付シンク6の取り付けがなされることから、施工の合理化が図られると共に、施工業者を減らし得る分だけ品質の向上が見込まれることとなる。
【0026】
また、上記した出窓サッシ1において、蛇口付シンク6を使用しない場合には、この蛇口付シンク6を可倒式蛇口5を倒しつつサッシ本体2のカウンター部2Aに収納し得ることから、蛇口付シンク6が雨水や塵埃で汚れることを阻止し得るうえ、バルコニーを広く使い得ることとなる。
【0027】
さらに、上記した出窓サッシ1において、サッシ本体2のカウンター部2Aに収納した状態の蛇口付シンク6をカウンター部2Aの開口7を通して室内側からも使用可能としていることから、使い勝手が向上することとなる。
【0028】
さらにまた、上記した構成の出窓サッシ1では、サッシ本体2の腰壁部2Bの内部に、蛇口付シンク6と連通する排水管8および蛇口5と連通する給水管9を設けているので、排水管8や給水管9が外部に露出しない分だけ、外観意匠性が向上することとなる。
【0029】
図2は本発明に係わる開口部用建材の他の実施例を示しており、この実施例においても、本発明に係わる開口部用建材がバルコニーに面するキッチンCに用いられる出窓サッシである場合を示す。
【0030】
図2に示すように、この出窓サッシ11が先の実施例における出窓サッシ1と相違するところは、サッシ本体12における張出し部としてのカウンター部12Aに対して室内外方向(矢印方向)にスライドさせて出し入れ自在とした蛇口付シンク16をカウンター部12Aの下方に収納するようにした点にあり、他の構成は先の実施例における出窓サッシ1と同じである。
【0031】
この場合も、サッシ本体12のカウンター部12Aには、その下方に収納した状態の蛇口付シンク16を室内側から使用可能とする開口17が設けてあり、この開口17はシンク扉18によって開閉することができるようになっている。
【0032】
この出窓サッシ11においても、サッシ本体12の取り付けと同時に蛇口付シンク16の取り付けがなされることから、施工の合理化および品質の向上が図られることとなる。
【0033】
また、上記した出窓サッシ11の場合も、蛇口付シンク16を使用しない場合には、この蛇口付シンク16を可倒式蛇口15を倒しつつサッシ本体12のカウンター部12Aの下方に収納し得るので、蛇口付シンク16が汚れるのを阻止し得ると共に、バルコニーを広く使い得ることとなり、加えて、蛇口付シンク16をカウンター部12Aの下方に収納するようにした分だけ構造の簡略化が図られることとなる。
【0044】
図3(a),(b)は本発明に係わる開口部用建材のさらに他の実施例を示しており、この実施例では、本発明に係わる開口部用建材がバルコニーに面する出窓サッシである場合を示す。
【0045】
図3(a),(b)に示すように、この出窓サッシ31は、サッシ本体32における張出し部としてのカウンター部32Aの下方にシンク36を設けており、図3(a)では、カウンター部32Aの下部に蛇口38Aを設けた場合を示し、一方、図3(b)では、シンク36に蛇口38Bを設けた場合を示している。
【0046】
この出窓サッシ31においても、サッシ本体32の取り付けと同時にシンク36の取り付けがなされることから、施工の合理化および品質の向上が図られることとなる。
【0047】
また、この出窓サッシ31では、少なくともシンク36が常にサッシ本体32のカウンター部32Aの下方に位置しているので、シンク36が汚れるのを阻止し得ると共に、バルコニーを広く使い得ることとなり、加えて、カウンター部32Aの下方を有効に利用しているので、カウンター部32Aの張り出し感(障害感)が薄らぐこととなる。
【0048】
上記した実施例では、本発明に係わる開口部用建材がキッチンCに用いられる出窓サッシ1,11である場合を示したが、これに限定されるものではなく、本発明に係わる開口部用建材が一般居室に用いられる通常のサッシであってもよい。
【0049】
また、本発明に係わる開口部用建材の詳細な構成は、上記した実施例に限定されるものではない。
【0050】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明の請求項1に係わる開口部用建材では、上記した構成としたから、施工の合理化および品質の向上を実現することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされるとともに、蛇口およびシンクのうちの少なくともシンクが雨水や塵埃で汚れることを防ぐことができ、例えば、この開口部用建材をバルコニーに面する壁面に取り付けた場合には、バルコニーを広く使うことが可能になるうえ、張出し部の下部を有効に利用する分だけ、張出し部の障害感を和らげることができるという非常に優れた効果がもたらされる。
【0052】
本発明の請求項2および3に係わる開口部用建材において、上記した構成としていることから、請求項1に係わる開口部用建材と同じ効果が得られるのに加えて、とくに本発明の請求項2に係わる開口部用建材では、上記効果を得たうえでコストの低減化をも実現することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
【0053】
本発明の請求項4に係わる開口部用建材において、上記した構成としているので、蛇口またはシンクを室内外のいずれにおいても使用することができ、その結果、使い勝手の向上を実現することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる開口部用建材の一実施例を示すキッチンに用いられた出窓サッシの室内側からの斜視面説明図である。
【図2】本発明に係わる開口部用建材の他の実施例を簡略的に示す出窓サッシの側面説明図である。
【図3】本発明に係わる開口部用建材のさらに他の実施例を簡略的に示す出窓サッシの側面説明図(a),(b)である。
【符号の説明】
1,11,31 出窓サッシ(開口部用建材)
2,12,32 サッシ本体(建材本体)
2A,12A,32A カウンター部(張出し部)
5,15,38A,38B 蛇口
6,16 蛇口付シンク
8 排水管
9 給水管
36 シンク
S 躯体開口

Claims (4)

  1. 躯体開口に取り付けて室内外を仕切る建材本体と、建材本体の室外側に設けた蛇口およびシンクを備え、建材本体は室外側への張出し部を有し、蛇口およびシンクのうちの少なくともシンクを張出し部の下方に設けたことを特徴とする開口部用建材。
  2. 躯体開口に取り付けて室内外を仕切る建材本体と、建材本体の室外側に設けた蛇口およびシンクを備え、建材本体は室外側への張出し部を有し、蛇口およびシンクのうちの少なくともシンクを張出し部の下方に収納可能としたことを特徴とする開口部用建材。
  3. 建材本体の室内側に蛇口およびシンクのうちの少なくともシンクを収納可能とした請求項1または2に記載の開口部用建材。
  4. 収納した蛇口またはシンクを室内側から使用可能とした請求項2または3に記載の開口部用建材。
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