JP3538814B2 - 回転子付き電源プラグ - Google Patents
回転子付き電源プラグInfo
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- JP3538814B2 JP3538814B2 JP2001338539A JP2001338539A JP3538814B2 JP 3538814 B2 JP3538814 B2 JP 3538814B2 JP 2001338539 A JP2001338539 A JP 2001338539A JP 2001338539 A JP2001338539 A JP 2001338539A JP 3538814 B2 JP3538814 B2 JP 3538814B2
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- Japan
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- rotor
- power
- plug
- electromagnet
- plug body
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は交流電源供給用の電
源プラグにおいて、コンセントからの電力供給部の連結
面またはプラグ本体が供給部となるブレード挿入孔を有
する場合は外部機器との連結面に溜まるゴミや埃や湿気
などが原因で生ずる短絡現象および放電現象から誘発さ
れる発熱や発煙や発火および接続される電気機器への損
傷を有効に防止できるようにした電源プラグに関するも
のである。
源プラグにおいて、コンセントからの電力供給部の連結
面またはプラグ本体が供給部となるブレード挿入孔を有
する場合は外部機器との連結面に溜まるゴミや埃や湿気
などが原因で生ずる短絡現象および放電現象から誘発さ
れる発熱や発煙や発火および接続される電気機器への損
傷を有効に防止できるようにした電源プラグに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の技術として幾つかの手段
があった。第１は実開平６−３６２３８号広報に記載の
手段である。これはプラグ本体のブレードの付け根部分
に絶縁物質の皮膜を形成し、コンセントとプラグ本体と
が接触する連結面にゴミや埃や湿気などが溜まっても絶
縁物質の被膜によって短絡現象や放電現象が生じないよ
うにしたものである。
があった。第１は実開平６−３６２３８号広報に記載の
手段である。これはプラグ本体のブレードの付け根部分
に絶縁物質の皮膜を形成し、コンセントとプラグ本体と
が接触する連結面にゴミや埃や湿気などが溜まっても絶
縁物質の被膜によって短絡現象や放電現象が生じないよ
うにしたものである。
【０００３】第２は特開平７−１２２３２６号公報に記
載の手段である。これはブレードを突出させたプラグ本
体の端面に、ジャバラ状の筒膜を設けるか、スポンジ状
の素材からなる筒膜などを設けてなる。この筒膜はコン
セントのブレードを指し込んだときにコンセントの表面
に当接し、プラグ本体とコンセントの表面との接触面を
覆い、ゴミや埃や湿気などが溜まらないように構成した
ものである。
載の手段である。これはブレードを突出させたプラグ本
体の端面に、ジャバラ状の筒膜を設けるか、スポンジ状
の素材からなる筒膜などを設けてなる。この筒膜はコン
セントのブレードを指し込んだときにコンセントの表面
に当接し、プラグ本体とコンセントの表面との接触面を
覆い、ゴミや埃や湿気などが溜まらないように構成した
ものである。
【０００４】第３は登録実用新案公報第３００７７６５
号に記載の手段である。これはプラグ本体の基部にジャ
バラ状のゴムカバーを取付け、該ゴムカバーでブレード
の先端まで覆うことにより、前記第２手段と同様にプラ
グ本体とコンセントの表面との接触面にゴミや埃や湿気
などが溜まらないように構成したものである。
号に記載の手段である。これはプラグ本体の基部にジャ
バラ状のゴムカバーを取付け、該ゴムカバーでブレード
の先端まで覆うことにより、前記第２手段と同様にプラ
グ本体とコンセントの表面との接触面にゴミや埃や湿気
などが溜まらないように構成したものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
１の手段（実開平６−３６２３８号）はプラグ本体のプ
ラグ本体を抜き差しする際の磨耗によりブレードの付け
根部分に形成された絶縁物質の被膜が剥がれ落ちたとき
はその絶縁効果を失い、所期の目的を達しない虞があ
る。
１の手段（実開平６−３６２３８号）はプラグ本体のプ
ラグ本体を抜き差しする際の磨耗によりブレードの付け
根部分に形成された絶縁物質の被膜が剥がれ落ちたとき
はその絶縁効果を失い、所期の目的を達しない虞があ
る。
【０００６】また、上記第２の手段（特開平７−１２２
３２６号）および第３の手段（登録実用新案公報第３０
０７７６５号）はジャバラやスポンジの柔軟性は長期使
用により性能を劣化し、変形または硬化破断するため、
プラグ本体とコンセントとの接触面を露出させる虞があ
り、長期間に溜まるゴミや埃や湿気などの対策にはなり
得ないものであった。
３２６号）および第３の手段（登録実用新案公報第３０
０７７６５号）はジャバラやスポンジの柔軟性は長期使
用により性能を劣化し、変形または硬化破断するため、
プラグ本体とコンセントとの接触面を露出させる虞があ
り、長期間に溜まるゴミや埃や湿気などの対策にはなり
得ないものであった。
【０００７】本発明は上記の点に鑑み、プラグ本体のブ
レードを有する部分とコンセントとの接触面およびプラ
グ本体に連結用のブレード挿入孔を有する場合は本発明
外のプラグとの接触面の部位に、供給電力で回転する回
転子をもつことで回転力によりゴミや埃を常時取り除き
絶縁効果を維持するとともに、回転子の形状を羽根状様
にすることで除湿と放熱効果を高めるようにした電源プ
ラグを提供することを目的とする。
レードを有する部分とコンセントとの接触面およびプラ
グ本体に連結用のブレード挿入孔を有する場合は本発明
外のプラグとの接触面の部位に、供給電力で回転する回
転子をもつことで回転力によりゴミや埃を常時取り除き
絶縁効果を維持するとともに、回転子の形状を羽根状様
にすることで除湿と放熱効果を高めるようにした電源プ
ラグを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る電源プラグは、電源から電源プラグのブ
レードを経由して供給される電力相から任意の単相に並
列接続するコイル部と、前記コイル部の中央に磁性体を
設置して得られる構成をもちコイル部の巻線により励磁
される電磁石部をプラグ本体に内蔵する手段と、前記電
磁石部の磁極端面をプラグ本体に露出させる手段と、Ｎ
極とＳ極の永久磁石部を交互に同数分を複数並べて得ら
れる構成を回転体の展開面にもつ回転子部と、前記回転
子部の永久磁石部を前記電磁石部端面に並行せしめる手
段と、前記回転子部の回転軸をプラグ本体に設置する軸
受手段と、前記回転子部の永久磁石部面を前記電磁石部
の磁界発生面に接近して設置する手段と、前記電源用コ
ンセントから得られる交流電源により発生する前記電磁
石部の交流磁界の変化により前記回転子部が回転する手
段と、前記回転手段を電力供給の連結面に有することで
構成する。
に本発明に係る電源プラグは、電源から電源プラグのブ
レードを経由して供給される電力相から任意の単相に並
列接続するコイル部と、前記コイル部の中央に磁性体を
設置して得られる構成をもちコイル部の巻線により励磁
される電磁石部をプラグ本体に内蔵する手段と、前記電
磁石部の磁極端面をプラグ本体に露出させる手段と、Ｎ
極とＳ極の永久磁石部を交互に同数分を複数並べて得ら
れる構成を回転体の展開面にもつ回転子部と、前記回転
子部の永久磁石部を前記電磁石部端面に並行せしめる手
段と、前記回転子部の回転軸をプラグ本体に設置する軸
受手段と、前記回転子部の永久磁石部面を前記電磁石部
の磁界発生面に接近して設置する手段と、前記電源用コ
ンセントから得られる交流電源により発生する前記電磁
石部の交流磁界の変化により前記回転子部が回転する手
段と、前記回転手段を電力供給の連結面に有することで
構成する。
【０００９】上記電源プラグでは、プラグのブレードを
コンセントに挿入しブレードに並列接続されたコイル部
に電流が流れるとコイル中央に設置した磁性体が励磁さ
れて電磁石化されるため磁性体端面に磁極を発生する。
また供給電源の交流の相変化で電磁石部端面は電源周波
数を変数とした磁極変動を発生し、Ｎ極とＳ極が一定周
期で交互に変化する。
コンセントに挿入しブレードに並列接続されたコイル部
に電流が流れるとコイル中央に設置した磁性体が励磁さ
れて電磁石化されるため磁性体端面に磁極を発生する。
また供給電源の交流の相変化で電磁石部端面は電源周波
数を変数とした磁極変動を発生し、Ｎ極とＳ極が一定周
期で交互に変化する。
【００１０】前記磁性体端面はプラグ本体に露出してお
り、磁性体端面に接近して回転子が設置される。前記回
転子には周囲にＮ極とＳ極面をもつ永久磁石が複数かつ
同数並べられており、磁性体の磁極変動によりモータの
回転子と同様に回転運動を行う。上記の回転子による回
転運動は電源を供給している限り回転を継続し、プラグ
の連結面付近のゴミや埃を除去するため、常時絶縁効果
を維持することができる。
り、磁性体端面に接近して回転子が設置される。前記回
転子には周囲にＮ極とＳ極面をもつ永久磁石が複数かつ
同数並べられており、磁性体の磁極変動によりモータの
回転子と同様に回転運動を行う。上記の回転子による回
転運動は電源を供給している限り回転を継続し、プラグ
の連結面付近のゴミや埃を除去するため、常時絶縁効果
を維持することができる。
【００１１】また回転子を羽根様形状にすることで空気
の流れを発生させることもでき、この流体運動により除
湿ならびにプラグ本体の放熱効果を高め、これらに起因
する災害の発生を防止することができる。
の流れを発生させることもでき、この流体運動により除
湿ならびにプラグ本体の放熱効果を高め、これらに起因
する災害の発生を防止することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、上記電源プラグの好ましい
実施形態について図を用いて説明する。図１は本発明の
構成の一例であるプラグ本体の外形を示す図、図２はプ
ラグ内部の構成を示す図、図３はプラグに付随する構造
体である回転子の構造を示す図、図４は交流電源がコイ
ルに流れる場合に回転子が回転する原理を示す図、図５
はコンセントを備えたプラグ本体の他の例を示す図であ
る。
実施形態について図を用いて説明する。図１は本発明の
構成の一例であるプラグ本体の外形を示す図、図２はプ
ラグ内部の構成を示す図、図３はプラグに付随する構造
体である回転子の構造を示す図、図４は交流電源がコイ
ルに流れる場合に回転子が回転する原理を示す図、図５
はコンセントを備えたプラグ本体の他の例を示す図であ
る。
【００１３】図１はプラグ本体１のブレード２ａ，２ｂ
のある反対面より絶縁被膜に覆われたリード線４ａ，４
ｂを引き出し、外部へ電源供給を行う構成である。
のある反対面より絶縁被膜に覆われたリード線４ａ，４
ｂを引き出し、外部へ電源供給を行う構成である。
【００１４】図１においてプラグ本体１はプラスチック
などの絶縁材料にて形成されており、コンセントからの
電源供給部となるブレード２ａ、２ｂが突出する。ブレ
ード２ａ、２ｂとの間には凹部が設けられ、その凹部に
回転子３を設置する。なお回転子３はプラグ本体１とコ
ンセントの接触面、および凹部壁面とは干渉しない位置
で回転するものとする。
などの絶縁材料にて形成されており、コンセントからの
電源供給部となるブレード２ａ、２ｂが突出する。ブレ
ード２ａ、２ｂとの間には凹部が設けられ、その凹部に
回転子３を設置する。なお回転子３はプラグ本体１とコ
ンセントの接触面、および凹部壁面とは干渉しない位置
で回転するものとする。
【００１５】次に図２を用いてプラグ本体１の内部構成
について説明する。ブレード２ａ，２ｂとリード線４
ａ，４ｂは取付けねじ７ａ，７ｂで固定されて供給電源
を外部へ供給する。また２枚のブレード２ａ，２ｂのプ
ラグ本体１の内部電極部にはコイル部８の各端子を導通
接続する。このコイル部８の中央には磁性体５ａを貫通
させ、磁性体５ａの端面に磁性板５ｂを磁性体５ａと接
触または一体で構成することでコイル部８と磁性体５ａ
と磁性板５ｂは交流電源により電磁誘導が発生して電磁
石の機能をもつ。さらに上記磁性板５ｂとブレード２
ａ，２ｂ側の間には凹部を設け、プラグ本体１の軸受６
ａ，６ｂを介して回転子３を凹部に設置する構成をも
つ。
について説明する。ブレード２ａ，２ｂとリード線４
ａ，４ｂは取付けねじ７ａ，７ｂで固定されて供給電源
を外部へ供給する。また２枚のブレード２ａ，２ｂのプ
ラグ本体１の内部電極部にはコイル部８の各端子を導通
接続する。このコイル部８の中央には磁性体５ａを貫通
させ、磁性体５ａの端面に磁性板５ｂを磁性体５ａと接
触または一体で構成することでコイル部８と磁性体５ａ
と磁性板５ｂは交流電源により電磁誘導が発生して電磁
石の機能をもつ。さらに上記磁性板５ｂとブレード２
ａ，２ｂ側の間には凹部を設け、プラグ本体１の軸受６
ａ，６ｂを介して回転子３を凹部に設置する構成をも
つ。
【００１６】上記回転子３は図３に示す構造を有する。
回転子３の円筒３ａの周囲側面には理論上の回転軸に並
行に永久磁石３ｂ，３ｃが複数かつ同数並べて配置され
る。なお回転軸３ｄは回転運動が可能であれば回転子３
に付随してもプラグ本体１に付随しても構わないものと
する。
回転子３の円筒３ａの周囲側面には理論上の回転軸に並
行に永久磁石３ｂ，３ｃが複数かつ同数並べて配置され
る。なお回転軸３ｄは回転運動が可能であれば回転子３
に付随してもプラグ本体１に付随しても構わないものと
する。
【００１７】図３（ｂ）は回転子３を端面からみた図で
ある。図には説明のためＮ極とＳ極を区別して表示す
る。永久磁石３ｂは円筒３ａの外側にＮ極、内側にＳ極
が向くように配置し，永久磁石３ｃは円筒３ａの外側に
向かって磁極のＳ極、内側にＮ極を向くように配置して
永久磁石３ｂと３ｃを交互に並ぶように構成する。
ある。図には説明のためＮ極とＳ極を区別して表示す
る。永久磁石３ｂは円筒３ａの外側にＮ極、内側にＳ極
が向くように配置し，永久磁石３ｃは円筒３ａの外側に
向かって磁極のＳ極、内側にＮ極を向くように配置して
永久磁石３ｂと３ｃを交互に並ぶように構成する。
【００１８】図３（ｃ）は回転子形状の他の例を示す図
である。この構成では永久磁石３ｂ，３ｃをフィン状に
しており、このような構成を有することで回転時に空気
の流れに乱流を起こして除湿および放熱を促進する効果
がある。上記のように回転子の形状は任意の構成をもつ
ことが可能で一意に拘束されないものである。
である。この構成では永久磁石３ｂ，３ｃをフィン状に
しており、このような構成を有することで回転時に空気
の流れに乱流を起こして除湿および放熱を促進する効果
がある。上記のように回転子の形状は任意の構成をもつ
ことが可能で一意に拘束されないものである。
【００１９】上記の構成において磁性板５ｂに発生する
磁界と回転子３の回転運動との関係を図４を用いて説明
する。表は磁性板５ｂに発生する磁界の状態を示してい
る。横軸は時間軸を示し縦軸は磁性板５ｂに発生する磁
界強度を示す。磁界強度は交流電流値に比例するので表
の磁界強度は正弦曲線の様相と同値となる。よって磁界
はＮ極（またはＳ極）とＳ極（またはＮ極）相を一定周
期で交互に繰返し、この周期Ｌは供給電源の交流周波数
に一致する交流磁界である。
磁界と回転子３の回転運動との関係を図４を用いて説明
する。表は磁性板５ｂに発生する磁界の状態を示してい
る。横軸は時間軸を示し縦軸は磁性板５ｂに発生する磁
界強度を示す。磁界強度は交流電流値に比例するので表
の磁界強度は正弦曲線の様相と同値となる。よって磁界
はＮ極（またはＳ極）とＳ極（またはＮ極）相を一定周
期で交互に繰返し、この周期Ｌは供給電源の交流周波数
に一致する交流磁界である。
【００２０】磁性板５ｂに接近して設置される回転子３
は周囲に永久磁石３ｂ、３ｃが並んでいるので、磁性板
５ｂに発生する極性に伴い、発生する極性と反対極性で
かつ磁性板５ｂに最も接近する部位にある永久磁石部が
引き付けられる。磁界強度と極性は前述の説明から時間
をおって正弦曲線の交流磁界となるため回転子３は極性
変化に追従して回転運動を行う。
は周囲に永久磁石３ｂ、３ｃが並んでいるので、磁性板
５ｂに発生する極性に伴い、発生する極性と反対極性で
かつ磁性板５ｂに最も接近する部位にある永久磁石部が
引き付けられる。磁界強度と極性は前述の説明から時間
をおって正弦曲線の交流磁界となるため回転子３は極性
変化に追従して回転運動を行う。
【００２１】ところで回転子３の回転数（ｒｐｓ）を
Ｓ、交流電源の周波数をＮ（１／ｓ）、永久磁石３ｂ、
３ｃの全個数をｎとすると次式の関係が成立する。 Ｓ＝２・Ｎ／ｎ 例えば交流電源の周波数５０Ｈｚ、永久磁石の全個数を
１０個とすると１０回転毎秒の回転数となる。このよう
に永久磁石の構成数により回転数を変化させることがで
きる。
Ｓ、交流電源の周波数をＮ（１／ｓ）、永久磁石３ｂ、
３ｃの全個数をｎとすると次式の関係が成立する。 Ｓ＝２・Ｎ／ｎ 例えば交流電源の周波数５０Ｈｚ、永久磁石の全個数を
１０個とすると１０回転毎秒の回転数となる。このよう
に永久磁石の構成数により回転数を変化させることがで
きる。
【００２２】図５は本発明の他の実施例である。図５
（ａ）はブレード挿入孔１０ａ、１０ｂを有するコンセ
ントとの一体型であり、連結部の両端面に回転子３，９
を設けた構成である。なお回転子３，９は磁性体の両端
に磁性板を設置することで回転することができる。図５
（ｂ）はプラグ本体１とコンセント部本体１１を分離
し、リード線１２で連結した構成である。上記の構成に
よれば本発明のプラグに連結する他のプラグに回転子様
の構成がなくとも絶縁効果が得られるので短絡現象や放
電現象を回避可能となる。
（ａ）はブレード挿入孔１０ａ、１０ｂを有するコンセ
ントとの一体型であり、連結部の両端面に回転子３，９
を設けた構成である。なお回転子３，９は磁性体の両端
に磁性板を設置することで回転することができる。図５
（ｂ）はプラグ本体１とコンセント部本体１１を分離
し、リード線１２で連結した構成である。上記の構成に
よれば本発明のプラグに連結する他のプラグに回転子様
の構成がなくとも絶縁効果が得られるので短絡現象や放
電現象を回避可能となる。
【００２３】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
電源プラグでは、供給電源からの交流電源により交流磁
界を発生させる電磁石部と、電磁石部に接近して磁極変
動で回転する回転子部と、回転子部を電源の連結部分に
設置することで回転運動によりプラグの連結面付近に蓄
積されるゴミや埃や湿気などが原因で発生する短絡現象
や放電現象を無くし、また回転の放熱効果でコンセント
接触部の蓄熱による損傷を防止する効果を発揮する。
電源プラグでは、供給電源からの交流電源により交流磁
界を発生させる電磁石部と、電磁石部に接近して磁極変
動で回転する回転子部と、回転子部を電源の連結部分に
設置することで回転運動によりプラグの連結面付近に蓄
積されるゴミや埃や湿気などが原因で発生する短絡現象
や放電現象を無くし、また回転の放熱効果でコンセント
接触部の蓄熱による損傷を防止する効果を発揮する。
【図１】プラグ本体の外観を示す図である。
【図２】プラグ本体の内部構成を示す図である。
【図３】回転子の構造を示す図である。
【図４】回転子が回転する原理を示す図である。
【図５】コンセントを備えたプラグ本体の他の例を示す
図である。
図である。
１ プラグ本体
２ａ，２ｂ ブレード
３ 回転子
３ａ，３ｂ 永久磁石
３ｃ 回転軸
４ａ，４ｂ リード線
５ａ 磁性体
５ｂ 磁性板
６ａ，６ｂ 軸受
７ａ，７ｂ 取付けねじ
８ コイル部
９ 回転子（コンセント部）
１０ａ，１０ｂ ブレード挿入孔
１１ コンセント部本体
１２ リード線
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ
Ｈ０２Ｇ 15/02 Ｈ０１Ｒ 13/44 Ｚ
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H01R 13/44
H01R 13/46 301
H01R 43/00
H02G 1/14
H02G 3/02 301
H02G 15/02
Claims (1)
- 【請求項１】 電源用コンセントのブレード挿入孔に差
し込むブレードをもちコンセントに差し込むことにより
外部の電気機器へ電力を供給する媒介となる電源プラグ
本体において、前記電源用コンセントから電源プラグの
ブレードを経由して供給される電力相の任意の単相に並
列接続するコイル部と、前記コイル部を磁性体に巻線し
て得られる電磁石部と、前記電磁石部の磁極端面をプラ
グ本体に露出させる手段と、Ｎ極とＳ極の永久磁石部を
交互に同数分を複数並べて得られる構成を回転体の展開
面にもつ回転子部と、前記回転子部の永久磁石部を前記
電磁石部端面に並行さしめる手段と、前記回転子部の回
転軸をプラグ本体に設置する軸受手段と、前記回転子部
の永久磁石部面を前記電磁石部の磁界発生面に接近して
設置する手段と、前記電源用コンセントから得られる交
流電源により発生する前記電磁石部の交流磁界の変化に
より前記回転子部が回転する手段と、前記回転手段を電
力供給の連結面に有することを特徴とする回転子付き電
源プラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001338539A JP3538814B2 (ja) | 2001-10-01 | 2001-10-01 | 回転子付き電源プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001338539A JP3538814B2 (ja) | 2001-10-01 | 2001-10-01 | 回転子付き電源プラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003115351A JP2003115351A (ja) | 2003-04-18 |
| JP3538814B2 true JP3538814B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=19153013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001338539A Expired - Fee Related JP3538814B2 (ja) | 2001-10-01 | 2001-10-01 | 回転子付き電源プラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3538814B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105226430A (zh) * | 2015-10-20 | 2016-01-06 | 深圳市铁格龙科技有限公司 | 防触电防水型取电装置和防触电防水的电连接方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103500903A (zh) * | 2013-09-23 | 2014-01-08 | 金永革 | 一种防爆电连接装置 |
| CN109755803B (zh) * | 2018-12-13 | 2020-05-22 | 浙江远波鞋业有限公司 | 一种防松插座 |
-
2001
- 2001-10-01 JP JP2001338539A patent/JP3538814B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105226430A (zh) * | 2015-10-20 | 2016-01-06 | 深圳市铁格龙科技有限公司 | 防触电防水型取电装置和防触电防水的电连接方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2003115351A (ja) | 2003-04-18 |
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