JP3538785B2 - ラッピングマシーン - Google Patents

ラッピングマシーン

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JP3538785B2
JP3538785B2 JP2513094A JP2513094A JP3538785B2 JP 3538785 B2 JP3538785 B2 JP 3538785B2 JP 2513094 A JP2513094 A JP 2513094A JP 2513094 A JP2513094 A JP 2513094A JP 3538785 B2 JP3538785 B2 JP 3538785B2
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lapping
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wrapping paper
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松菊 工藤
康立 山元
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Fuji Jukogyo KK
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用エンジンなど
のカムシャフトやクランクシャフト等の被加工部材にラ
ッピング加工を施すラッピングマシーンに関する。
【0002】
【従来の技術】カムシャフトのジャーナル部及びカム
面、クランクシャフトのジャーナル部及びピン部等の仕
上加工は振動や騒音の低減を図るためラッピングマシー
ンによるラッピング加工が施されている。
【0003】被加工部材となるカムシャフトやクランク
シャフトのジャーナル部及びピン部等の軸部のラッピン
グ加工に用いられるラッピングマシーンは、例えば
平2−76674号公報に開示されているように、ラッ
ピング加工する被加工部材のジャーナル部やピン部にラ
ッピングペーパーを巻付け、その周りを開閉駆動する一
対のラッピングアームの先端に各々取付けられ、かつジ
ャーナル部やピン部の外周面に相応する凹面形状の押圧
面を有する弾性シューで両側から押圧し、被加工部材の
軸線方向にラッピングアームをオシレーションしながら
被加工部材を回転させてラッピングペーパーでジャーナ
ル部やピン部にラッピング加工を施すように構成されて
いる。
【0004】一方、カム面等の断面非円形状のラッピン
グ加工面をラッピング加工するラッピングマシーンは、
例えば実開昭62−110850号公報に開示されるよ
うに、軸線方向にオシレーションさせるとともに正逆回
転するカムシャフトのカム面にラッピングペーパーを折
り返すように両側から当接させて、そのペーパーを一対
のラッピングアームの先端に各々取付けた押圧面が略平
面状のウレタンゴム製のシューによって押接し、かつ加
工部の前段及び後段でペーパーをロック装置で固定し、
更に両ロック装置間に配設されたたるみ防止装置によっ
てペーパーに適正なテンションを付与して弛みやオーバ
ーテンションを防止してラッピング加工の向上を図るよ
うにしたものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記開平2−766
74号公報及び実開昭62−110850号公報に示さ
れるラッピングマシーンにあっては、回転駆動される被
加工部材に比較的摩擦係数の高い弾性シュー乃至ウレタ
ンゴム製のシューによりラッピングペーパーを押圧した
り、更に実開昭62−110850号公報にあっては、
ラッピングペーパーにテンションを付与して弛みやオー
バーテンションを防止してラッピング加工中にシューか
らラッピングペーパーがずれるのを防止している。しか
し、被加工部材と研磨材を有するラッピングペーパーと
の間の摩擦係数が前記シューとラッピングペーパーとの
摩擦係数に比較して格段に大であり、かつ被加工部材の
回転及びオシレーションに伴いシューが弾性変形を起こ
すことからラッピングペーパーがシューからずれるのを
完全に防止することは困難であり、被加工部材に均一で
高品質なラッピング加工を施し得ない等の不具合があ
り、特にこの不具合は断面非円形状のカム面等の加工面
にラッピング加工を施す場合に顕著であり、ヘコカムと
称される凹円弧面を有するカム面に高品質なラッピング
加工を施すのは困難である。
【0006】従って、本発明の目的は、シューとラッピ
ングペーパーのずれの発生を防止して、凹円弧面を有す
る断面非円形状の加工面であっても良好なラッピング加
工が得られるラッピングマシーンを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ラッピング加工を施すべき
被加工部材をその軸心を中心に回転駆動する被加工部材
駆動装置と、ラッピングペーパーを供給するためのペー
パー供給装置と、相対向して開閉するラッピングアーム
に取付けられてペーパー供給装置から供給されるラッピ
ングペーパーを被加工部材両側に押圧する断面円弧形で
かつ凸条形状である押圧面を有する2つのシューを具備
するラッピングヘッド装置と、2つのシューの間におけ
るラッピングペーパーに対するテンションを調整するテ
ンション調整装置と、ラッピングペーパーに張力を付与
してシューの押圧面上にラッピングペーパーを張設する
ペーパー張設装置と、ラッピングヘッド装置で使用され
たラッピングペーパーを回収するペーパー回収装置とを
有し、上記ペーパー張設装置は、ペーパー供給装置とラ
ッピングヘッド装置の一方のシューとの間及びラッピン
グヘッド装置の他方のシューとペーパー回収装置との間
においてそれぞれラッピングペーパーを挟持するペーパ
ーロック装置と、各々のシューとぺーパーロック装置と
の間においてそれぞれラッピングペーパーに張力を付与
するテンション付与装置とから構成されるラッピングマ
シーンにおいて、上記ペーパー回収装置は、互いに噛合
する回転駆動ギヤと従動回転ギヤとの間にラッピングヘ
ッド装置からのラッピングペーパーを噛み込み送り出す
ペーパー送り装置と、ペーパークランプ位置において上
記ペーパー送り装置から送り出されるラッピングペーパ
ーの端部をクランプし、上記ペーパークランプ位置から
揺動した張力付与位置において上記ペーパークランプ位
置でクランプしたラッピングペーパーに上記ペーパー送
り装置との間で張力を付与し、クランプしたラッピング
ペーパーを更に上記張力付与位置から揺動したアンクラ
ンプ位置において開放するチャック装置と、上記ペーパ
ー送り装置と張力付与位置に位置するチャック装置のク
ランプ部とによって張設されたラッピングペーパーを切
断する切断装置と、ラッピングペーパーを切断後の上記
アンクランプ位置において上記クランプ部から開放され
たラッピングペーパーを回収するペーパー受箱とから構
成されることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明におけるラッピング加工方法及
びラッピングマシーンの一実施例を被加工部材がエンジ
ン用のカムシャフトの場合を例に説明する。
【0009】図1は、本実施例におけるラッピングマシ
ーンの概要を示す要部説明図であり、図2は図1のA部
拡大説明図、図3は図1のB部の要部拡大説明図であ
る。
【0010】図中符号1はラッピングマシーンであり、
ラッピングマシーン1は上方に水平方向に延びるベース
11を具備する架台部10を有し、架台部10のベース
11には対峙して並設された加工ユニット12、13が
列設されている。図2には並設された加工ユニット13
のみを図示する。各加工ユニット12、13は互いに相
応する構造であるので対応する部位に同一符号を付する
ことで一方の加工ユニット13についてのみ以下説明す
る。
【0011】加工ユニット13は、ペーパー供給装置2
0、ラッピングヘッド支持装置30、ラッピングヘッド
装置40及びペーパー回収装置50を主要構成部として
いる。
【0012】ペーパー供給装置20は、ベース11に立
設するペーパー供給装置支持部材21及びこの支持部材
21に設けられた支持金具21aに軸22により回転可
能に支持された繰出リール23を有している。繰出リー
ル23にはラッピングペーパーpが繰出し自在に巻装し
てある。繰出リール23に巻装されたラッピングペーパ
ーpは案内ローラ24を経て2つのローラ25a、25
bとエアシリンダ25cによって付勢されるローラ25
dとによるペーパー押え25によって挾持することによ
りラッピングペーパーpの弛みを防止している。このペ
ーパー押え25によるラッピングペーパーpの挾持は後
述するペーパー回収の際、解除するように構成されてい
る。更にペーパー供給装置20は、ラッピングペーパー
pをラッピングヘッド装置40へ導くペーパーガイド2
6を有している。
【0013】ラッピングヘッド支持装置30は、架台部
10のベース11に設けられた円筒状のガイド筒31a
内に摺動可能に嵌装されるガイド棒31bからなるガイ
ド部31によって上下動可能に支持され、オシレーショ
ン部32によって上下方向のオシレーションが付与され
る板状のラッピングヘッド取付部材33を有している。
【0014】オシレーション部32は、架台部10のベ
ース11に設けられ、駆動モータ32aによって作動す
るクランク機構等からなるオシレーション発生部32b
及び上端がオシレーション発生部32bに連結し、かつ
下端がラッピングヘッド取付部材33に軸32cを介し
て揺動可能に連結する連結部32dを有し、駆動モータ
32aによるオシレーション発生部32bの作動により
ラッピングヘッド取付部材33がガイド部31に案内さ
れて上下方向にオシレーションするように構成されてい
る。
【0015】ラッピングヘッド装置40は、図2に図1
のA部拡大説明図を示すように、ラッピングヘッド支持
装置30のラッピングヘッド取付部材33の下面に上端
が固着して上下に延設する支持部材41を有し、支持部
材41の下端には固定支軸42aを回動支点としてエア
シリンダ43によって開閉駆動される一対のラッピング
アーム42が設けられている。
【0016】各々のラッピングアーム42の先端部には
互いに対向するようにシュー44が取付けられ、中間部
には案内ローラ42bが取付けられている。
【0017】シュー44は、例えばロックウェルC(H
R C)63以上の硬度を有する調質鋼等からなり押圧面
44aが断面円弧形でかつ凸条形状であって、加工すべ
きカム面waが凹円弧面を有する場合には押圧面44a
の少なくとも頂部の曲率を前記凹円弧面の曲率より大な
るように設定する。
【0018】更に支持部材41を隔てて対抗する一対の
ペーパー張設装置支持部材45がラッピングヘッド取付
部材33に設けられている。ペーパー張設装置支持部材
45の端部には、凹部を有するペーパー受部46a、シ
リンダ46bの伸長によりペーパー受部46aの凹部に
嵌合してラッピングペーパーpを挟持するためのロック
片46cとを具備するペーパーロック装置46が設けら
れている。更にこのペーパー張設装置支持部材45には
軸47aによって中央部が揺動可能に支持され、一方端
にラッピングペーパーpに係止するローラ47bが設け
られた揺動アーム47c及び揺動アーム47cの他方端
に連結されて揺動アーム47cを揺動するためのエアシ
リンダ47dからなるテンション付与装置47が取付け
られている。
【0019】また支持部材41の先端には対向するラッ
ピングアーム42に各々設けられた案内ローラ42b間
においてラッピングペーパーpに押接してラッピングペ
ーパーpの張力を調整するための基端が摺動自在に支持
部材41の端部に開口する挿通穴48aに挿入し、先端
にテンションプーリ48bを有し、かつスプリング48
cにより突出方向へ付勢されたテンションロッド48d
からなるテンション調整装置48が設けられていて、こ
れらペーパーロック装置46、テンション付与装置47
及びテンション調整装置48によってペーパー張設装置
を構成している。
【0020】ペーパー回収装置50は、ペーパー供給装
置20と隣接して架台部10をベース11に立設する
装置支持部材51の先端部に配設されたペーパー送り
装置52とチェック装置53、切断装置54及び上方が
開放したペーパー受箱55から構成されている。
【0021】ペーパー送り装置52は、図3に要部拡大
を示すように回転駆動ギヤ52aと、この回転駆動ギヤ
52aと噛合する従動回転ギヤ52bとを有し、ラッピ
ングヘッド装置40によって使用され、かつ案内ローラ
52eによって導かれたラッピングペーパーpを回転駆
動ギヤ52aと従動回転ギヤ52bの間に噛み込み、回
転駆動ギヤ52aを回転駆動することにより所定量、ガ
イドブロック52cとガイド52dとの間に送り出すよ
うに構成されている。
【0022】一方チャック装置53は、ガイドブロック
52cの下流に配設され、ペーパー送り装置52によっ
てガイドブロック52cの上面に沿って送り出されるラ
ッピングペーパーpの端部をクランプ及びアンクランプ
するクランプ部53aと、クランプ部53aをペーパー
クランプ位置I、張力付与位置II及びアンクランプ位
置IIIに揺動せしめるスイングモータ53bを有して
いる。
【0023】切断装置54はペーパー送り装置52によ
るラッピングペーパーpの送り出し方向と平面視直交す
る方向に沿って設けられたガイド棒54aに沿ってスラ
イドシリンダ(図示せず)によって往復動するスライド
部54b、スライド部54bに設けられた軸54cに支
持されたカッタ付モータ54dを有し、軸54cを回転
駆動することでカッタ付モータ54dを実線で示す作動
位置と二点鎖線54d′で示す退避位置との間を揺動移
動するように構成されている。
【0024】更にラッピングマシーン1は被加工部材と
なるカムシャフトwをラッピング加工位置において、そ
の軸心を中心として回転駆動するとともに軸方向に往復
動せしめてオシレーションを付与する被加工部材駆動装
置(図示せず)が配設されている。
【0025】次にこのように構成されたラッピングマシ
ーン1の作動について図4に示すフローチャートに従っ
て説明する。
【0026】ラッピング加工開始に先行して、ラッピン
グマシーン1にラッピングペーパーpを装着する(作業
準備工程a)。
【0027】ラッピングペーパーpのラッピングマシー
ン1への装着は、ペーパー供給装置20に配設されるペ
ーパー押え25のエアシリンダ25cによりローラ25
dを後退させてローラ25a、25bとローラ25dと
の間を離間し、ラッピングヘッド装置40のエアシリン
ダ43を縮めて対向するラッピングアーム42を開き、
かつペーパーロック装置46のシリンダ46bを縮めて
ペーパー受部46aとロック片46cとを離し、更にテ
ンション付与装置47のエアシリンダ47dを伸長して
揺動アーム47cの一方端に設けられたローラ47bを
実線で示す状態、即ち内側に寄せた位置で停止せしめら
れる。
【0028】この状態でラッピングペーパーpが巻装さ
れた繰出リール23を軸22により回転可能に支持金具
21aに支持せしめ、ラッピングペーパーpの端部を、
順次案内ローラ24を経由してペーパー押え25のロー
ラ25a、25bとローラ25dとの間、ペーパーガイ
ド26、ラッピングヘッド装置40に設けられたペーパ
ーロック装置46のペーパー受部46aとロック片46
cとの間を通し、かつ揺動アーム47cに設けたローラ
47b、ラッピングアーム42の先端に設けたシュー4
4、案内ローラ42b、テンション調整装置48のテン
ションプーリ48b、他方の案内ローラ42b、シュー
44の間を通してテンション付与装置47のローラ47
bに架け渡し、更にペーパーロック装置46のペーパー
受部46aとロック片46cとの間及び案内ローラ52
eを経てペーパー送り装置52の回転駆動ギヤ52aと
従動回転ギヤ52bとの間に噛み込ませることにより行
われる。
【0029】次にペーパー供給装置20に設けられたペ
ーパー押え25のエアシリンダ25cの伸長によりロー
ラ25a、25bとローラ25dとの間でラッピングペ
ーパーpを挾持し、かつラッピングヘツド装置40に配
設されたペーパーロック装置46のシリンダ46bの伸
長によってペーパー受部46aとロック片46cとによ
りラッピングペーパーpを各々のテンション付与装置4
7の揺動アーム47cに取付けられたローラ47bの上
流側及び下流側においてクランプする(ペーパーロック
工程b)。
【0030】続いて、テンション付与装置47のエアシ
リンダ47dを縮めて、揺動アーム47cを鎖線47
c′で示すように、即ち互いのローラ47bが離間する
外側に回動させて前記2つのペーパーロック装置46間
に位置するラッピングペーパーpに所定のテンションを
付与する(ペーパーテンション付与工程c)。
【0031】次にリフター(図示せず)によって被加工
部材であるカムシャフトwを図に示すラッピング加工位
置まで上昇させ、その後、被加工部材駆動装置のセンタ
(図示せず)を前進せしめてカムシャフトwを被加工部
材駆動装置によって支持し、しかる後リフターを下降さ
せて退避させる(ワーク装着工程d)。
【0032】ワーク装着工程dにおいて被加工部材駆動
装置にカムシャフトwを支持させた後、ラッピングヘッ
ド装置40のエアシリンダ43を伸長して互いに離間し
ていたラッピングアーム42を接近する方向に揺動させ
て、ラッピングペーパーpをシュー44の押圧面44a
によってカムシャフトwのカム面waに両側から所定の
押圧力でクランプする(ワーククランプ工程e)。
【0033】続いて、被加工部材駆動装置のセンタに設
けたドライバ(図示せず)によりカムシャフトwをその
軸心を中心に回転駆動すると同時にセンタをカムシャフ
トwの軸線方向、即ちカムシャフトwの長手方向に往復
動させてカムシャフトwの軸心方向のオシレーションを
付与する。
【0034】更に同時に架台部10のベース11に設け
られたオシレーション部32の駆動モータ32aを作動
せしめ、ラッピングヘッド装置の取付部材33を上下動
してラッピングヘッド装置40を、従ってシュー44に
よってカム面waに押圧するラッピングペーパーpをカ
ムシャフトwの軸線と側面視直交する上下方向のオシレ
ーションを付与しつつカムシャフトwのカム面waにラ
ッピング加工を施す(ラッピング加工工程f)。
【0035】このラッピング加工工程fにおけるラッピ
ングマシーン1の各部の作動について説明する。ラッピ
ングアーム42は、カムシャフトwの回転に伴うシュー
44がラッピングペーパーpを介して圧接するカム面w
aの変位及びオシレーション部32によるラッピングヘ
ッド装置40の上下動に伴って上下動するシュー44の
カム面waに対する相対変位に追従して固定支軸42a
を回動支点としてエアシリンダ43の弾発力に抗して揺
動する。
【0036】ペーパーロック装置46とラッピングアー
ム42に設けられたシュー44との間に位置するラッピ
ングペーパーpに圧接するテンション付与装置47のロ
ーラ47bは、ラッピングアーム42の揺動に伴うラッ
ピングペーパーpの弛み及び緊張に追従してエアシリン
ダ47dの弾発力に抗して揺動する揺動アーム47cに
よって加工中常にラッピングペーパーpの張設方向に押
動してペーパーロック装置46とラッピングアーム42
のシュー44との間のラッピングペーパーpに一定の張
力を付与し、かつラッピングペーパーpの振動発生を抑
制する。
【0037】また、各々のラッピングアーム42に設け
られた案内ローラ42b間に張設され、案内ローラ42
b間に位置するラッピングペーパーpに押接するテンシ
ョンプーリ48bはラッピングアーム42の揺動に伴う
ラッピングペーパーpの弛み及び緊張に追従してスプリ
ング48cの弾発力によって常に張設方向に押動してこ
れら案内ローラ42b間に位置するラッピングペーパー
pに一定の張力を付与する。
【0038】従ってラッピングペーパーpは、ラッピン
グアーム42のシュー44の押圧面44a上に張力を付
与された状態に固定的に張設され、カムシャフトwの回
転及びカムシャフトwの軸線方向のオシレーション並び
にオシレーション部によるラッピングヘッド装置40の
側面視カムシャフトwの軸線と直交する方向のオシレー
ションに伴うカム面waとラッピングペーパーpとの間
に大なる摩擦力を生じても、シュー44とラッピングペ
ーパーpとの間にずれ、滑り等の相対移動がなく、か
つ、シュー44が摩擦係数の小さい非弾性物質からなる
ことからシュー44に弾性変形が生ぜずカム面wcの形
状に倣って変形することがないことと相俟って高品質の
ラッピング加工が得られる。
【0039】またラッピングヘッド装置40にカムシャ
フトwの軸線と直角方向の上下方向のオシレーションを
付与することから、ラッピングペーパーpをペーパー送
り方向の巾で使用することが可能になり、ラッピングペ
ーパーpの局部的な使用が回避され、局部的な砥粒の脱
落がなくなり、ラッピングペーパーpの有効的な使用が
可能になる。
【0040】上記のように、ラッピング加工工程fにお
いて被加工部材駆動装置によるカムシャフトwの回転及
びカムシャフトwの軸心方向のオシレーション及びラッ
ピングヘッド装置40の上下方向のオシレーションによ
るラッピング加工を所定時間カムシャフトwに施した
後、被加工部材駆動装置及びオシレーション部32の駆
動モータ32aを停止せしめ、ラッピング加工を停止す
る(ラッピング加工停止工程g)。
【0041】続いてラッピングヘッド装置40のエアシ
リンダ43を縮めて互いにラッピングアーム42を離間
させてカムシャフトwのカム面waからラッピングペー
パーpを離してアンクランプする(ワークアンクランプ
工程h)。
【0042】次に被加工部材駆動装置のセンタを後退せ
しめ、予めラッピング加工位置まで上昇させてあるリフ
タに加工済のカムシャフトwを受け渡し、リフタを下降
させて例えばトランスファー装置(図示せず)に搬出す
る(ワーク搬出工程i)。
【0043】続いて、テンション付与装置47のエアシ
リンダ47dを伸長して互いのローラ47bが接近する
内側に回動させてラッピングペーパーpに作用する張力
を解除する(ペーパーテンション解除工程j)。
【0044】次にペーパー供給装置40に設けられたペ
ーパー押え25のエアシリンダ25cを縮め、ローラ2
5a、25bとローラ25dとの間を離間させてラッピ
ングペーパーpの挾持を解除し、かつペーパーロック装
置46のシリンダ46bを縮めることによってペーパー
受部46aとロック片46cとによるラッピングペーパ
ーpをアンロックする(ペーパーアンロック工程k)。
【0045】続いて次のペーパー供給、回収工程lにつ
いて説明する。先ずペーパー送り装置52の回転駆動ギ
ヤ52aを所定量回転駆動し、この回転駆動ギヤ52a
と従動回転ギヤ52bとの噛み込みにより所定量ガイド
ブロック52cとガイド52dとの間に送り出すことに
より、使用済のラッピングペーパーpを引き寄せ、ペー
パー供給装置20の繰出リール23に巻装されたラッピ
ングペーパーpを引き出してラッピングヘッド装置40
のラッピングアーム42に設けたシュー44の押圧面4
4a上に未使用のラッピングペーパーpの部位を供給
し、かつペーパークランプ位置Iに待機するチャック装
置53のクランプ部53aへラッピングペーパーpの端
部を供給してクランプ部53aにクランプさせる。
【0046】次にクランプ部53aをスイングモータ5
3bによって張力付与位置IIまで回動せしめ、ペーパ
ー送り装置52の回転駆動ギヤ52a及び従動回転ギヤ
52bの噛合位置とクランプ部53aとの間においてラ
ッピングペーパーpに張力を付与する。
【0047】ペーパー送り装置52と張力付与位置II
に位置するクランプ部53aによってラッピングペーパ
ーpに張力を付与した状態で作動位置にある切断装置5
4のカッタ付モータ54dを作動させて、ガイド棒54
aに沿ってカッタ付モータ54dを支持するスライド部
54bを移動させてラッピングペーパーpをカッタ54
d′により切断せしめ、再びスライド部54bをガイド
棒54aに沿って移動させ元の位置へ復帰させて待機す
る。
【0048】続くスイングモータ53bの回動によりク
ランプ部53aをアンクランプ位置IIIまで揺動せし
め、クランプ部53aによるラッピングペーパーpのク
ランプを解除して切断されたラッピングペーパーpの端
部をペーパー受箱55内に落下せしめ、クランプ部53
aをスイングモータ53bによってペーパークランプ位
置Iへ復帰させて次に供給されるラッピングペーパーp
に備えて待機させる。
【0049】次に前記したペーパーロック工程bからペ
ーパー供給、回収工程lの各工程を繰り返すことにより
順次新たな被加工部材となるカムシャフトwのカム面w
aにラッピング加工を施す。
【0050】次に図5に基づいて本発明のラッピングマ
シーンの他の実施例について説明する。
【0051】図5における図1に示す部位と対応する部
位に同一符号を付することで詳細な説明は省略するが、
本実施例におけるラッピングヘッド装置60は、ラッピ
ングヘッド取付部材33の下面に上端が固着する支持部
材61の下端に固定支軸62aを回動支点としてエアシ
リンダ63の伸縮により開閉駆動する一対のラッピング
アーム62が設けられていて、各々のラッピングアーム
62の先端には前記実施例同様凸条形状の押圧面64a
を有する調質鋼等からなるシュー64が対向して取付け
られている。
【0052】更に支持部材61を隔てて対向する一対の
ペーパー張設装置支持部材65がラッピングヘッド取付
部材33に設けられている。各ペーパー張設装置支持部
材65の基端近傍には、対向する凹部を有する一対のペ
ーパー受部66a、及びシリンダ66bの伸長によりペ
ーパー受部66aに嵌合してラッピングペーパーpを挟
持する一対のロック片66cを有するペーパーロック装
置66が設けられている。
【0053】また各ペーパー張設装置支持部材65の先
端には軸67aによって中央部が揺動可能に支持され、
一方端にローラ67bが設けられた第1揺動アーム67
c及びこの揺動アーム67cを揺動するためのエアシリ
ンダ67dからなる第1テンション付与装置67、軸6
8aによって中央部が揺動可能に支持されたローラ68
bを有する第2揺動アーム68c及びこの揺動アーム6
8cを揺動するためのエアシリンダ68dからなる第2
テンション付与装置68が取付けられ、ペーパーロック
装置66、第1テンション付与装置67及び第2テンシ
ョン付与装置68によりペーパー張設装置を構成してい
る。
【0054】そして、各シュー64に対応して独立して
設けられるペーパー供給装置20に配設されるペーパー
押え25のローラ25a、25bとローラ25dを離間
し、ラッピングヘッド装置60のエアシリンダ63を縮
めて対向するラッピングアーム63間を開放し、かつ各
ペーパーロック装置66のシリンダ66bを縮めてペー
パー受部66aとロック片66cを開放する。更に第1
テンション付与装置67と第2テンション付与装置68
のエアシリンダ67d及び68dを伸長して第1揺動ア
ーム67c及び第2揺動アーム68cを支持部材61方
向へ揺動する。
【0055】この状態において、ペーパー供給装置20
の繰出リール23に巻装されたラッピングペーパーpを
ペーパー押え25のローラ25a、25bとローラ25
dとの間、ペーパーロック装置66のペーパー受部66
aとロック片66cとの間、及び第1テンション付与装
置67の第1揺動アーム67cに設けられたローラ67
bを経て、ラッピングアーム62に設けたシュー64を
折返すように巻回して第2テンション付与装置68の第
2揺動アーム68cに設けられたローラ68b及びペー
パーロック装置66のペーパー受部66aとロック片6
6cとの間を経由してペーパー処理装置50へ導く。
【0056】続いてペーパー供給装置20に設けられた
ペーパー押え25のエアシリンダ25cの伸長によりロ
ーラ25a、25bとローラ25dとの間でラッピング
ペーパーpを挾持し、かつペーパーロック装置66のシ
リンダ66bを伸長してペーパー受部66aとロック片
66cとによってラッピングペーパーpを第1テンショ
ン付与装置67の上流側及び第2テンション付与装置6
8の下流側においてクランプする。
【0057】ラッピングペーパーpの第1テンション付
与装置67の上流側及び第2テンション付与装置68の
下流側においてペーパーロック装置66によってクラン
プした状態で第1テンション付与装置67及び第2テン
ション付与装置68の各々のエアシリンダ67d及び6
8dを縮めて第1揺動アーム67c及び第2揺動アーム
68cに設けたローラ67b及び68bとラッピングペ
ーパーpに押接してテンションを付与してシュー64の
押圧面64a上にラッピングペーパーpを固定して前記
実施例同様カムシャフトwのカム面waにラッピング加
工を施すものである。
【0058】次に要部を示す図6に基づいて本発明のラ
ッピング加工方法及びラッピングマシーンの更に他の実
施例について説明する。
【0059】図6において図5と対応する部位に同一符
号を付することで詳細な説明を省略するが、ペーパー張
設装置支持部材65の基端近傍に対向する凹部を有する
一対のペーパー受部66a及びシリンダ66bの伸長に
よりペーパー受部66aに嵌合してラッピングペーパー
pを挾持する一対のロック片66cを有するペーパーロ
ック装置66を設ける。
【0060】更にペーパー張設装置支持部材65の先端
に、一端が軸69aによって揺動可能に支持され、エア
シリンダ69bの伸縮により揺動する略L字状の揺動ア
ーム69c、エアシリンダ69bの収縮に伴う揺動アー
ム69cの揺動によってペーパーロック装置66とラッ
ピングアーム62に取付けられたシュー64との間に位
置する使用済及び未使用のラッピングペーパーpの部位
に圧接するローラ69d、69eを有するペーパー張設
装置となるテンション付与装置69を設けて、ラッピン
グペーパーpにテンションを付与してシュー64の押圧
面64a上にラッピングペーパーpを固定するように構
成して揺動アーム及びエアシリンダの必要個数のを低減
を図ることも可能である。
【0061】以上実施例では、カムシャフトをその軸線
方向に往復動させてカムシャフトの軸心方向のオシレー
ションを付与したが、カムシャフトの軸線方向にラッピ
ングヘッド装置を往復動することにより軸線方向のオシ
レーションを付与することも可能であり、またラッピン
グヘッド装置をカムシャフトの軸線と直交する方向に往
復動することなく、カムシャフトを、その軸線と直交す
る方向に往復動してカムシャフトの軸線と直交する方向
のオシレーションを付与することも可能である。また本
発明はカムシャフト以外のラッピング加工を施すべき被
加工部材にも適宜応用できるものである。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ペーパー供給装置とラッピングヘッド装置
の一方のシューとの間及びラッピングヘッド装置の他方
のシューとペーパー回収装置との間においてそれぞれラ
ッピングペーパーをペーパーロック装置により挟持し、
テンション付与装置により各々のシューとぺーパーロッ
ク装置との間においてそれぞれラッピングペーパーに張
力を付与する。すなわち、ラッピング加工時には、一方
のシューの上流と他方のシューの下流との双方において
各々ペーパーロック装置によりペーパーを挟持してロッ
クし、この状態でテンション付与装置によりペーパーロ
ック装置とシューとの間に各々位置するラッピングペー
パーにそれぞれ張力を付与するので、ラッピング加工時
にオシレーションに伴う被加工部材の加工面とシューと
の間に大きな摩擦抵抗を生じても、シューとラッピング
ペーパーとの間にずれや滑り等の相対移動を完全に防止
することが可能となり、被加工部材に均一で高品質なラ
ッピング加工を行うことができ、凹円弧面を有する断面
非円形状のカム面等の加工面であっても良好なラッピン
グ加工を行うことができる。また、ラッピング加工後の
使用済みのラッピングペーパーを回収するに際し、ペー
パー送り装置において、互いに噛合する回転駆動ギヤと
従動回転ギヤとの間にラッピングヘッド装置からの使用
済みのラッピングペーパーを噛み込み送り出し、チャッ
ク装置により、ペーパークランプ位置においてペーパー
送り装置から送り出されるラッピングペーパーの端部を
クランプし、ペーパークランプ位置から張力付与位置に
揺動してペーパークランプ位置でクランプしたラッピン
グペーパーにペーパー送り装置との間で張力を付与す
る。そして、ペーパー送り装置と張力付与位置に位置す
るチャック装置のクランプ部とによって張設されたラッ
ピングペーパーを切断装置により切断し、ラッピングペ
ーパーをクランプしたチャック装置のクランプ部を更に
張力付与位置から揺動し、アンクンプ位置においてクラ
ンプ部を開放して切断装置により切断された使用済みの
ラッピングペーパーをペーパー受箱に落下させて使用済
みのラッピングペーパーを回収するので、使用済みのラ
ッピングペーパーを確実に切断することができて、この
切断した使用済みのラッピングペーパーをペーパー受箱
に回収するため、使用済みのラッピングペーパーが嵩張
らない。これにより、ペーパー受箱のコンパクト化が実
現でき、また、同じ大きさのペーパー受箱にあってはラ
ッピングペーパーを切断しない場合に比較して、多量の
使用済みのラッピングペーパーを貯める事ができて、ペ
ーパー受箱に貯まった使用済みラッピングペーパーの廃
棄サイクルを伸ばすことが可能となって、作業者の負担
を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるラッピング加工方法及びラッピ
ングマシーンの一実施例を説明する概要説明図である。
【図2】図1のA部の拡大説明図である。
【図3】図1のB部の概要を示す拡大説明図である。
【図4】本実施例の作動を説明するフローチャートであ
る。
【図5】本発明におけるラッピング加工方法及びラッピ
ングマシーンの他の実施例を説明する概要説明図であ
る。
【図6】本発明におけるラッピング加工方法及びラッピ
ングマシーンの他の実施例を説明する概要説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ラッピングマシーン 20 ペーパー供給装置 32 オシレーション部 40 ラッピングヘッド装置 42 ラッピングアーム 44 シュー 44a 押圧面 46 ペーパーロック装置 47 テンション付与装置 47b ローラ 47c 揺動アーム 47d エアシリンダ 50 ペーパー回収装置 52 ペーパー送り装置 52a 回転駆動ギヤ 52b 従動回転ギヤ 53 チャック装置 53a クランプ部 54 切断装置 60 ラッピングヘッド装置 62 ラッピングアーム 64 シュー 64a 押圧面 66 ペーパーロック装置 67 第1テンション付与装置 67b ローラ 67c 第1揺動アーム 67d エアシリンダ 68 第2テンション付与装置 68b ローラ 68c 第2揺動アーム 68d エアシリンダ 69 テンション付与装置 69b ローラ 69c 揺動アーム 69d エアシリンダ w 被加工部材 wa 加工面 I ペーパークランプ位置 II 張力付与位置 III アンクランプ位置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−43147(JP,A) 特開 平3−9378(JP,A) 実開 昭60−7952(JP,U) 実開 昭62−110850(JP,U) 実開 平2−150141(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 21/00 B24B 21/16 B24B 5/42 B24B 19/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラッピング加工を施すべき被加工部材を
    その軸心を中心に回転駆動する被加工部材駆動装置と、
    ラッピングペーパーを供給するためのペーパー供給装置
    と、相対向して開閉するラッピングアームに取付けられ
    てペーパー供給装置から供給されるラッピングペーパー
    を被加工部材両側に押圧する断面円弧形でかつ凸条形状
    である押圧面を有する2つのシューを具備するラッピン
    グヘッド装置と、2つのシューの間におけるラッピング
    ペーパーに対するテンションを調整するテンション調整
    装置と、ラッピングペーパーに張力を付与してシューの
    押圧面上にラッピングペーパーを張設するペーパー張設
    装置と、ラッピングヘッド装置で使用されたラッピング
    ペーパーを回収するペーパー回収装置とを有し、上記ペ
    ーパー張設装置は、ペーパー供給装置とラッピングヘッ
    ド装置の一方のシューとの間及びラッピングヘッド装置
    の他方のシューとペーパー回収装置との間においてそれ
    ぞれラッピングペーパーを挟持するペーパーロック装置
    と、各々のシューとぺーパーロック装置との間において
    それぞれラッピングペーパーに張力を付与するテンショ
    ン付与装置とから構成されるラッピングマシーンにおい
    て、上記ペーパー回収装置は、 互いに噛合する回転駆動ギヤと従動回転ギヤとの間にラ
    ッピングヘッド装置からのラッピングペーパーを噛み込
    み送り出すペーパー送り装置と、 ペーパークランプ位置において上記ペーパー送り装置か
    ら送り出されるラッピングペーパーの端部をクランプ
    し、上記ペーパークランプ位置から揺動した張力付与位
    置において上記ペーパークランプ位置でクランプしたラ
    ッピングペーパーに上記ペーパー送り装置との間で張力
    を付与し、クランプしたラッピングペーパーを更に上記
    張力付与位置から揺動したアンクランプ位置において開
    放するチャック装置と、 上記ペーパー送り装置と張力付与位置に位置するチャッ
    ク装置のクランプ部とによって張設されたラッピングペ
    ーパーを切断する切断装置と、 ラッピングペーパーを切断後の上記アンクランプ位置に
    おいて上記クランプ部から開放されたラッピングペーパ
    ーを回収するペーパー受箱とから構成されることを特徴
    とするラッピングマシーン。
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