JP3538646B2 - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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JP3538646B2 JP08536395A JP8536395A JP3538646B2 JP 3538646 B2 JP3538646 B2 JP 3538646B2 JP 08536395 A JP08536395 A JP 08536395A JP 8536395 A JP8536395 A JP 8536395A JP 3538646 B2 JP3538646 B2 JP 3538646B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は画像処理装置およびその方法に関
し、例えば、画像を形成する前に、形成される画像をプ
レビューすることができる画像処理装置およびその方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像を出力する前にその画像をモ
ニタに表示する、所謂プレビューできる画像形成装置が
ある。このプレビューは、画像を形成するYMC信号を反
転したRGB信号をモニタに表示するものであり、出力さ
れる画像の概要、例えば花の画像なのか人物の画像なの
かを確認する程度のものから、画像形成装置の色再現範
囲を超える画像部分を、例えばある特定の色(例えば灰
色)でその部分を塗り潰して示すものや、さらに、形成
される画像の色を確認できるものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。つまり、ユーザ
は、プレビューに、自分にとって好ましい色味の画像を
形成するための手段であることを望んでいるが、モニタ
と画像形成装置との色再現範囲の違いから、例えばコン
ピュータグラフィクスやイラストなどの人工的に色を付
けた画像においては、モニタで表示可能な色でも画像形
成装置の色再現範囲を超える場合が多く、忠実に色を再
現することができず、色味が変わってしまう問題があ
る。
【0004】また、従来のように、画像の種類の確認や
色再現範囲を逸脱した部分を塗潰しだけでは、ユーザに
警告を与えることはできても、好ましい色味の画像を得
ることはできず、上記の問題を解決することはできな
い。
【0005】また、従来のプレビューでは、どのような
色の画像が形成されるかは確認できるものの、もし満足
できない場合は、どのような画像処理を行えばよいのか
ユーザにはわからず、さらに画像形成装置だけでは対処
できない問題がある。
【0006】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、複数の画像形成装置または複数の色空間圧縮
処理のアルゴリズムに対応するプレビュー画像をモニタ
に表示することを目的とする。
【0007】具体的には、例えば、同一の入力画像デー
タに対して異なるアルゴリズムの色空間圧縮処理を施し
た画像を、同時に視認可能な画像データとしてモニタに
出力することにより、ユーザにとって好ましい色味の画
像を形成するためのプレビューを提供することを目的と
する。
【0008】また、例えば、同一の入力画像データに対
して、異なる画像形成装置を対象に、同一のアルゴリズ
ムに基づく色空間圧縮処理を施した画像を、同時に視認
可能な画像データとしてモニタに出力することにより、
ユーザにとって好ましい色味の画像を形成するためのプ
レビューを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0010】本発明にかかる画像処理方法は、画像形成
装置の出力画像をモニタでプレビューするための画像処
理方法であって、複数の画像形成装置それぞれの色再現
範囲に応じ、同一のアルゴリズムに基づく色空間圧縮処
理を含むプレビュー処理を入力画像データに施し、プレ
ビュー処理された画像データを、前記複数の画像形成装
置それぞれに対応するプレビュー画像が並んで表示され
るように、モニタに出力することを特徴とする。
【0011】また、画像形成装置の出力画像をモニタで
プレビューするための画像処理方法であって、色空間圧
縮処理のアルゴリズムを含む複数のプレビュー処理の条
件をユーザの指示に基づき設定し、設定された複数のプ
レビュー処理の条件に基づき、画像形成装置の色再現範
囲に応じた色空間圧縮処理を含む複数の異なるプレビュ
ー処理を入力画像データに施し、プレビュー処理された
画像データを、前記複数のプレビュー処理の条件に対応
するプレビュー画像が並んで表示されるように、モニタ
に出力することを特徴とする。
【0012】本発明にかかる画像処理装置は、画像形成
装置の出力画像をモニタでプレビューする機能を有する
画像形成装置それぞれの色再現範囲に応じ、同一のアル
ゴリズムに基づく色空間圧縮処理を含むプレビュー処理
を入力画像データに施す処理手段と、プレビュー処理さ
れた画像データを、前記複数の画像形成装置それぞれに
対応するプレビュー画像が並んで表示されるように、モ
ニタに出力する出力手段とを有することを特徴とする。
【0013】また、画像形成装置の出力画像をモニタで
プレビューする機能を有する画像処理装置であって、色
空間圧縮処理のアルゴリズムを含む複数のプレビュー処
理の条件をユーザの指示に基づき設定する設定手段と、
設定された複数のプレビュー処理の条件に基づき、画像
形成装置の色再現範囲に応じた色空間圧縮処理を含む複
数の異なるプレビュー処理を入力画像データに施す処理
手段と、プレビュー処理された画像データを、前記複数
のプレビュー処理の条件に対応するプレビュー画像が並
んで表示されるように、モニタに出力する出力手段とを
有することを特徴とする。
【0014】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像処理装
置を図面を参照して詳細に説明する。
【0015】以下では、カラープリンタやイメージスキ
ャナから独立した画像処理装置に本発明を適用する例を
説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、
カラープリンタやカラー複写機に含まれる画像処理部に
本発明を適用することもできる。
【0016】
【第1実施例】図1Aは本発明にかかる一実施例の画像処
理装置を備えた画像形成システムの構成例を示すブロッ
ク図、図1Bは本発明にかかる一実施例の画像処理装置の
構成例を示すブロック図である。図1Aおよび図1Bを用い
て本実施例の画像処理装置11の一例を説明する。
【0017】本実施例のシステムは、図1Aに示すように
画像処理装置11にモニタ1およびプリンタ7〜9が接続さ
れている。
【0018】3はCPUで、ROM5に格納されたプログラムな
どに応じて、バス3aを介して後述する他のブロックを制
御し、RAM4をワークメモリとして後述する処理を実行す
る。12は操作部で、画像処理装置11の動作状態や動作
(処理)条件を表示するためのLCDなどのディスプレイ
と、ユーザが所望の処理を選択するためのキーボードや
タッチパネルなどを備えている。
【0019】2はビデオインタフェイスで、モニタ1との
インタフェイスを行う。6はプリンタインタフェイス
で、プリンタ7〜9とのインタフェイスを行う。なお、三
台のプリンタは、それぞれ色再現範囲が異なる。また、
各プリンタは、画像処理装置11から送られてきたRGB画
像信号に、対数変換,マスキング補正,UCR,ガンマ補
正などの所定の処理を施した後、記録紙などにカラー画
像を形成するものである。なお、本実施例は、これらの
画像処理を画像処理装置11で行ってCMYK画像信号を出力
しても構わず、その場合、プリンタ7〜9は入力された画
像信号に基づいて画像を形成する。さらに、図1Aおよび
図1Bにはモニタ一台,プリンタ三台の例を示したが、本
実施例はこれに限定されるものではなく、任意数のモニ
タやプリンタ、またはスキャナなどを接続することがで
きる。
【0020】10はハードディスクで、予め、プリンタ7
〜9およびモニタ1の色再現範囲データや、色空間圧縮ア
ルゴリズムを含むプログラムなどが含まれたプロファイ
ルなどが格納されている。なお、これらのデータやプロ
グラムは、ROM5に格納されていてもよく、バス3aを介し
てCPU3に使用されるものである。なお、ハードディスク
10は、本実施例に組込まれたものであってもよいし、外
部記憶装置として本実施例に接続してもよい。また、画
像形成装置がプロファイルを保持していて、必要なとき
に、プリンタインタフェイス6を介して画像処理装置11
へプロファイルを転送してもよい。
【0021】図2は色空間圧縮の一例を説明するための
図で、モニタの色再現範囲21とプリンタの色再現範囲22
をL*a*b*色空間で表したものであり、同図(a)はL*a*平
面を、同図(b)はa*b*平面をそれぞれ表している。な
お、L*は明度をa*とb*は色差を表し、a*b*平面において
は、原点より離れるほど彩度が増し、原点を中心に回転
すると色相が変わる。
【0022】モニタの色再現範囲は、一般的にプリンタ
の色再現範囲よりも広く、色再現範囲22の外側にある色
をプリントアウトすると階調が失われて、すべて色再現
範囲22の輪郭線すなわち、外縁上に適当に貼付いてしま
う。従って、色再現範囲外の色が色味(color appearanc
e)の異なる色でプリントアウトされる可能性がある。
【0023】そこで、色再現範囲外の色を含めたすべて
の入力色が色再現範囲内の色味が近い色になるように、
入力画像データに対して所望の色空間圧縮を行うことに
より、実際に形成される画像の色味をできるだけ正確に
表現することができる。なお、色再現範囲は各機種固有
のものであり、プリンタ7,8,9においても、それぞれ異
なる。
【0024】プリンタなどの色再現範囲は、図3に一例
を示すような歪んだサイコロ形をしているので、以下で
はその頂点の八つのデータを色再現範囲データとして使
う例を説明するが、勿論、もっと多くのデータを使用す
ることもでき、本発明はこれに限らない。ここで、八つ
の頂点のデータはそれぞれR,G,B,C,M,Y,W,Kの最外色、
すなわち、各色に対応する最も彩やかな色に相当する。
【0025】また、色々な色空間圧縮のアルゴリズムが
考えられるが、以下では、図4(a)に一例を示す明度一定
で色再現範囲の外縁に色空間圧縮するものをアルゴリズ
ムA、図4(b)に一例を示す色相一定で色再現範囲の外縁
に色空間圧縮するものをアルゴリズムBと呼ぶ。それ以
外に、色再現範囲内の色空間も圧縮するアルゴリズムな
どがあり、各色空間圧縮アルゴリズムはそれぞれ特徴が
異なり、その処理結果は、アルゴリズムそれぞれの特徴
に応じた色味になる。
【0026】CPU3は、ハードディスク10(またはROM5)
に格納された図5に一例を示す三次元ルックアップテー
ブルと、必要に応じてそのルックアップテーブルから求
めた補間データとによって、色空間圧縮を実行する。図
6はプレビューの手順例を示すフローチャートで、CPU3
によって実行されるものである。
【0027】同図において、ステップS1で図示しないイ
メージスキャナや画像メモリなどからRGB画像データが
入力されると、ビデオインタフェイス2を介してモニタ1
へ入力された画像データを出力するとともに、ステップ
S2でプレビューするか否かを判定する。もしプレビュー
しない場合は処理を終了して、プリンタインタフェイス
6を介して、入力された画像データをプリンタ7〜9の何
れかへ送る。なお、ユーザは、プレビューするか否か
を、またはどのプリンタへ画像データを送るかを、さら
にはどのようなプレビューをするかを、操作部12を介し
て予め設定しておくこともできるし、画像データが入力
される度に操作部12によって設定することもできる。
【0028】また、プレビューする場合は、ステップS3
で色空間圧縮するか否かを判定して、圧縮しない場合は
ステップS7へジャンプし、圧縮する場合はステップS4で
入力された画像データの色空間を変換し、ステップS5で
選択されたプリンタに応じて前述した色空間圧縮を行
い、ステップS6で画像データの色空間を元に戻す。
【0029】続いて、ステップS7で、プリンタが行う画
像処理をエミュレートするために、ハードディスク10か
ら読出したプリンタとモニタの特性に関するデータに基
づいて、画像データにマスキング処理を施し、ステップ
S8で、ビデオインタフェイス2を介して、プレビューデ
ータをモニタ1へ出力した後、処理を終了する。なお、
ハードディスク10から読出すプリンタのデータは、ユー
ザによって設定された出力先のプリンタのものである。
【0030】なお、CPU3は、画像処理装置11の外部(ま
たは内部)に備えたDSPなどで構成される色空間変換部1
3および色空間圧縮部14へ、画像データおよび色空間圧
縮のためのプロファイルを渡すことにより、ステップS
4,S6の色空間変換処理およびステップS5の色空間圧縮処
理をより高速に実行させることもできる。
【0031】こうして、モニタ1にはプレビュー画像が
表示されるが、本実施例は、入力された画像データを、
そのまま示す画像、色空間圧縮しない画像、例えば複数
あるアルゴリズムからアルゴリズムAで色空間圧縮した
画像およびアルゴリズムBで色空間圧縮した画像の四つ
を出力し、図7に一例を示すように、これら四つの画像
が縮小・合成(以下「マルチ合成」という場合がある)
されモニタ1上に並べて表示される。つまり、まず非圧
縮の画像データをステップS8で出力した後、ステップS4
からステップS8を二回繰返して、設定されたプリンタに
応じて色空間圧縮しマスキング処理した画像データを出
力する。これら四つの画像データはビデオインタフェイ
ス2またはモニタ1に内蔵されるビデオメモリの所定位置
に格納されて、図7のように表示される。
【0032】図7の71は入力された画像そのまま、72は
色空間圧縮していない画像、73はアルゴリズムAで色空
間圧縮した画像、74はアルゴリズムBで色空間圧縮した
画像である。すなわち、71はオリジナル画像を示し、72
は色再現範囲外の入力画像データに対して処理を施さな
い従来の方法によってプリンタで出力した場合の画像を
示し、73および74は色空間圧縮処理によって、あるアル
ゴリズムに従い、入力画像データを色再現範囲内に変換
した画像データに基づき、プリンタで出力した場合の画
像を示す。
【0033】ここで、色空間圧縮処理のアルゴリズムを
複数用意するのは、色空間圧縮処理がそもそも色味とい
うあいまいなものを対象とした処理であるため、常に最
適な色空間圧縮処理を一つに特定できないからである。
すなわち、最適な結果を得られる色空間圧縮処理は、文
字,写真などの入力画像の種類および用途によって異な
るからである。従って、本実施例では、比較するための
画像71,72と、異なる色空間圧縮が施した画像73,74とを
表示することにより、ユーザが用途に応じた最適な画像
の選択することを容易にしている。
【0034】図21はプレビュー画像の選択し、選択に基
づく処理を行い、プリンタへ出力する手順例を示すフロ
ーチャートである。なお、図6における処理と同一のス
テップには、同一符号を付け、その詳細説明を省略す
る。
【0035】ステップS30で、ユーザはマルチ合成され
たプレビュー画像の中から好ましいものを操作部12で選
択する。そして、CPU3は、ステップS1でRGBデータが入
力されると、ステップS31において、ステップS30で選択
されたプレビュー画像に基づき色空間圧縮処理をするか
否かを判定する。
【0036】色空間圧縮する場合は、ステップS4でRGB
データをL*a*b*データに変換し、ステップS32におい
て、ステップS30で選択されたプレビュー画像に基づく
色空間圧縮処理を行い、ステップS6でL*a*b*データをRG
Bデータに変換し、ステップS33でRGBデータを何れかの
プリンタに出力する。
【0037】一方、ステップS31で色空間圧縮処理をし
ないと判断した場合は、色空間圧縮処理をせずにステッ
プS33でRGBデータを何れかのプリンタに出力する。
【0038】具体的には、ユーザは、操作部12を操作す
ることによって、選択した画像をCPU3へ通知する。この
通知を受けたCPU3は、再び読込んだRGB画像データに、
選択された画像の色空間圧縮アルゴリズムに応じた処理
を施し、プリンタインタフェイス6を介して設定された
プリンタへ出力する。従って、プリンタで形成される画
像はユーザが選択した色味のものになる。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
ユーザは、形成する画像に同一のプリンタを対象とする
異なる色空間圧縮処理を施した複数のプレビュー画像を
比較することができ、好ましい色味の画像が形成される
ように、色空間圧縮の実行非実行を、さらに色空間圧縮
する場合はそのアルゴリズムを選択することができる。
【0040】
【変形例】前述した第1実施例において選択された色空
間圧縮アルゴリズムに基づいて、さらにパラメータを変
化させたものを表示させることも可能である。
【0041】図8はこのパラメータを変化させた場合の
色空間圧縮の一例を示す図で、パラメータを変えること
によって圧縮レベルが四段階に変化する様子を示してい
る。この四段階の色空間圧縮が施された画像は、図9に
示すように、モニタ1に表示される。同図の91から94は
四段階の色空間圧縮が施された画像それぞれを示し、ユ
ーザは、このように表示された画像の中から好ましいも
のを選択する。
【0042】このようにすれば、ユーザはより好ましい
色味の画像を得ることができる。また、色空間圧縮の特
徴は同一で、圧縮率の異なる画像を複数表示することが
でき、ユーザが所望する圧縮率を選択することができ
る。
【0043】さらに、経時変化や環境変化により画像形
成装置の色再現範囲が変化したために、設定されている
色再現範囲と異なってしまい、色空間圧縮処理の効果が
半減して所望する画像を出力することができない場合、
ユーザは圧縮レベルを所望の段階に変化させることによ
って、所望する画像を出力することができる。
【0044】また、図6のステップS3からS8において、
本実施例に接続された三台のプリンタの特性に応じたプ
レビュー用の画像データを出力して、図10や図17に一例
を示すように表示させることもできる。
【0045】図10は同一のアルゴリズムに基づく各プリ
ンタに対応した色空間圧縮処理を行った画像を表示した
例である。すなわち、95は入力された画像そのまま(オ
リジナル画像)、96はプリンタ7に応じて色空間圧縮し
た画像、97はプリンタ8に応じて色空間圧縮した画像、9
8はプリンタ9に応じて色空間圧縮した画像である。
【0046】図17は、図10の変形例であり、95はオリジ
ナル画像、99はプリンタ7に対応した色空間圧縮してい
ない画像、100はプリンタ8に対応した色空間圧縮してい
ない画像、101はプリンタ9に対応した色空間圧縮してい
ない画像である。
【0047】図10の例によれば、ユーザは複数のプリン
タの中から、用途に適したプリンタを容易に選択するこ
とができる。さらに、図17の例によれば、各プリンタに
対応した色空間圧縮していない画像を表示するので、モ
ニタ1の表示に基づいて、各プリンタの出力特性を認識
することができる。
【0048】このように、ユーザは、形成しようとする
画像にどのプリンタを使用すればよいか、またどのプリ
ンタは使えないかを判断することができる。従って、ユ
ーザは各プリンタの特徴に関する知識がなくても、形成
しようとする画像に適した出力特性をもつプリンタを簡
単に選択することができる。
【0049】以上説明したように、本実施例は、図7,
図9,図10,図17に示す、ユーザの用途に応じた種々の
プレビューモードをもっている。以下では、図18のフロ
ーチャートを用いて、各種モードに対応したプレビュー
処理をするための動作の流れを説明する。
【0050】CPU3は、ステップS40でプレビュー処理を
するか否かを操作部12からの指示に基づき判断する。
【0051】プレビューすると判断した場合は、ステッ
プS41において、操作部12からの指示に基づきプレビュ
ー処理のモードを設定する。ステップS42で画像データ
を入力し、設定されたモードに基づき図6に示したステ
ップS4およびS5に相当する色空間圧縮処理(S43)を行
う。そして、図6に示したステップS6およびS7に相当す
るプレビュー処理(S45)を行い、モニタ1へ画像データを
出力する(S45)。
【0052】次に、ステップS36で設定されたモードに
関する処理がすべて終了したか否かを判定することによ
り、設定されたモードに関する処理がすべて終了するま
で、ステップS32〜S36の処理を繰返す。
【0053】一方、ステップS30において、プレビュー
しないと判断した場合は、プレビューに関する処理を終
了する。
【0054】図19は操作部12におけるプレビュー処理モ
ードの指示を行う際の表示の一例を示す図である。
【0055】すなわち、ユーザは、画像1〜4の各画像に
対して、表示する画像の「種類」、「色空間圧縮処理」
の種類および「対象プリンタ」の種類を設定する。ここ
で、表示する画像の「種類」には、オリジナル画像もし
くはプリンタから出力される画像を示すプレビュー画像
の何れかを設定する。「対象プリンタ」の種類には、ど
のプリンタを対象としたプレビュー画像を表示するかを
設定する。「色空間圧縮」の種類には、色空間圧縮する
か否か、および、どのアルゴルの色空間圧縮を行うかを
設定する。なお、図9に示したように、色空間圧縮処理
の圧縮率を変える場合は、色空間圧縮に関する条件を詳
しく設定する画面を用いる。
【0056】また、図1に示したハードディスク10内に
格納されている各プリンタの色再現範囲データに基づ
き、図11に示したように、各プリンタの色再現範囲を表
示することができる。
【0057】具体的には、本実施例のように八点で色再
現範囲を規定する場合は、八点を補間することにより、
図3に示したような色再現範囲を求める。そして、例え
ばL*=50,a*,b*=0を原点として、その原点に最も近い頂
点を選び表示する。すなわち、L*=50における等輝度面
を表示する。
【0058】図11に一例を示す各プリンタの色再現範囲
から、色再現範囲が最も狭いものを選び、その色再現範
囲へ色空間圧縮を施すように設定することもできる。
【0059】このように、選択された色空間圧縮を行っ
た画像データに基づき、プリンタ7〜9で画像出力するこ
とにより、各プリンタで出力される画像を同一にするこ
とができる。すなわち、どのプリンタでも同じ色味が出
せるような色空間圧縮を設定することができる。
【0060】また、図12は図6に示した処理をハードウ
ェア化した一例を示すブロック図で、色空間変換および
色区間圧縮処理をパイプラインで処理にすることにより
高速化も図ったものである。
【0061】101は色空間変換部で、バス3aから入力さ
れた画像データの色空間をRGBからL*a*b*へ変換す
る。102は色空間圧縮部で、色空間変換部101から直接入
力されたL*a*b*画像データに、CPU3によって設定さ
れた色空間圧縮を施す。103は色空間変換部で、色空間
圧縮部101から直接入力された画像データの色空間をL*
a*b*からRGBへ変換してバス3aへ出力する。これらの
変換部および圧縮部は、それぞれ三次元ルックアップテ
ーブル、またはマトリクス演算によって処理を実行す
る。なお、色空間圧縮と色空間変換とを一つの三次元ル
ックアップテーブルで行うこともできる。
【0062】また、プリンタ7〜9は、昇華型,熱転写
型,電子写真型またはインクジェット型のプリンタであ
るが、本発明はこれに限らず、例えば熱エネルギによる
膜沸騰を起こして液適を吐出するタイプのヘッドおよび
これを用いる記録方法でも構わない。また、グレースケ
ール画像を出力するものでも構わない、この場合はL*軸
上での色空間圧縮(明度圧縮)になる。
【0063】また、モニタ1は、CRT,LCD,FLCD,プラ
ズマディスプレイなど、カラー画像を表示できるもので
あればよい。また、上述した実施例では、モニタ1に四
つの画像を表示させる例を説明したが、これより多くて
も少なくてもよいし、上述した処理を施した画像を任意
に組合わせて並べて表示することもできる。
【0064】また、色空間圧縮を行う際の画像データの
色空間も、L*a*b*に限定されるものではなく、L*u*v*や
XYZなどの色空間でもよい。
【0065】また、プレビュー表示画像においては、図
20に一例を示すように、各画像のモードを表示するよう
にしても構わない。
【0066】以上説明したように、同一の入力画像デー
タに対して異なる色空間処理を施した画像を、同時に視
認可能な画像データとして出力することにより、ユーザ
にとって好ましい色味の画像を形成できるプレビューを
提供することができる。
【0067】また、同一の入力画像データに対して異な
る画像形成装置を対象にしたプレビュー処理を施した画
像を、同時に視認可能な画像データとして出力すること
により、ユーザにとって好ましい色味の画像を形成でき
るプレビューを提供することができる。
【0068】
【第2実施例】以下、本発明にかかる第2実施例の画像処
理装置を説明する。なお、第2実施例において、第1実施
例と略同様の構成については、同一符号を付して、その
詳細説明を省略する。
【0069】図13は本発明にかかる第2実施例の画像処
理装置を備える画像形成装置の概観図である。
【0070】同図において、2201はイメージスキャナ
で、原稿画像を読取ってディジタル信号処理を行う部分
である。また、2202はプリンタで、イメージスキャナ22
01によって読取られた原稿画像に対応する画像を、記録
紙にフルカラーで印刷する部分である。
【0071】イメージスキャナ2201において、鏡面圧板
2200と原稿台ガラス2203に挟まれた原稿2204は、ランプ
2205で照射される。原稿2204からの反射光は、ミラー22
06〜2208に導かれ、レンズ2209によって三ラインセンサ
2210上に像を結ぶ。三ラインセンサ2210は、色分解フィ
ルタとCCDから構成され、入力された反射光をフルカラ
ー情報のRGB各成分に分解して、各成分の光強度を表すR
GB信号を信号処理部2211へ送る。なお、ランプ2205とミ
ラー2206は速度Vで、ミラー2207,2208は速度V/2で、三
ラインセンサ2210の電気的走査(主走査)方向に対し
て、垂直方向に機械的に動くことによって、原稿2204の
全面が走査(副走査)され、読取られた原稿画像データ
が信号処理部2211に送られる。
【0072】信号処理部2211に入力された画像信号は、
電気的に処理されてMCYBkの何れかの成分が生成され、
プリンタ2202に送られる。つまり、イメージスキャナ22
01の合計四回の原稿走査によって、CMYBkの各成分が生
成されプリンタ2202に送られて、一回のプリントアウト
が完成する。
【0073】プリンタ2202に入力された画像信号はレー
ザドライバ2212に送られる。レーザドライバ2212は、送
られてきた画像信号に応じ、半導体レーザ2213を変調駆
動する。半導体レーザ2213から射出されたレーザ光は、
ポリゴンミラー2214,f−θレンズ2215,ミラー2216を介
し、感光ドラム2217上を走査して潜像を形成する。
【0074】2218は回転現像器で、マゼンタ現像部221
9,シアン現像部2220,イエロー現像部2221,ブラック
現像部2222より構成され、四つの現像部が所定順に感光
ドラム2217に接して、感光ドラム2217上に形成された潜
像をトナーで現像する。
【0075】2223は転写ドラムで、記録紙カセット2224
または2225より供給される記録紙を巻付け、感光ドラム
2217上に現像された画像を記録紙に転写する。
【0076】このようにして、MCYBkの四色が順次転写
された記録紙は、定着ユニット2226を通過して、トナー
が定着された後に排出される。
【0077】図14は信号処理部2211の詳細な構成例を示
すブロック図である。
【0078】同図において、CPU216は、ROM217に格納さ
れたプログラムなどに応じて、バス216aを介して後述す
る他のブロックを制御し、RAM218をワークメモリとして
後述する処理を実行する。また、ROM217には、予め、プ
リンタ2202およびモニタ215の色再現範囲データなどの
出力特性が格納されている。
【0079】三ラインセンサ2210を構成するCCD201から
出力された画像信号は、A/Dコンバータ202により例えば
各色8ビットのディジタル信号に変換され、シェーディ
ング部203によりランプ2205の照明むらやCCD201の感度
むらが補正される。シェーディング部203から出力され
たRGB画像信号は、色変換部204や彩度色相調整部205に
よって、ユーザの指定の応じた色味に変換された後、対
数変換部206でMCY画像信号に変換され、マスキングUCR
部207でマスキング処理およびUCRが施されてYMCBk画像
信号に変換される。さらに、カラーバランス部208によ
って、ユーザの指定の応じたカラーバランスに変換され
た後、通常の複写動作においては、スイッチ209を経て
プリンタ2202へ送られる。
【0080】また、プレビュー動作においては、カラー
バランス部208の出力は、スイッチ209を経て間引き部21
0へ送られて、所定の間引き処理によって縮小された画
像データはメモリ219へ格納される。四回の読取動作に
よってメモリ219に格納されたYMCBk画像データは、四次
元ルックアップテーブル(以下「LUT」という)211によ
って、読取画像信号(シェーディング部203の出力)相
当のRGB信号に変換される。
【0081】四次元LUT211から出力された画像信号は、
3×3のマトリクス演算部212によってモニタ用の画像信
号に変換され、さらにRGB三本の一次元LUT213によって
ガンマ補正され、ビデオRAM214に格納されて、カラーモ
ニタ215に表示される。なお、マトリクス演算部212のマ
トリクス係数は、予め求めたカラーモニタ215の蛍光体
の色度および色温度のデータと、色度のわかっている原
稿をイメージスキャナ2201で読取ったデータとから設定
する。
【0082】ユーザは、カラーモニタ215に表示された
画像に基づいて、好ましい色味の画像が形成されるよう
に、例えばカラーバランス部208の処理条件やパラメー
タを設定することができる。
【0083】四次元LUT211のテーブルはCPU216によって
設定されるが、その手順について説明する。
【0084】まず、図15に一例を示すパッチをプリンタ
2202で印刷するために、CPU216はROM217からパッチデー
タを読出す。図15の各□印部分には異なる色のベタが形
成される。図16はその異なる色を形成するためのYMCBk
データの組合せ例を示す図で、この例では各色成分9レ
ベルで合計6,561色のパッチが形成される。
【0085】前述したように、四次元LUT211に入力され
るYMCBk信号は、イメージスキャナ2201によって読取ら
れ、シェーディング部203によって補正されたRGB信号を
処理したものであるから、プリンタ2202で形成されたパ
ッチ(四次元LUT211の入力信号に相当)から得られたシ
ェーディング部203の出力(四次元LUT211の出力信号に
相当)に基づいて、四次元LUT211のテーブルを設定すれ
ばよい。従って、図15に示したパッチが印刷されたら、
これをイメージスキャナ2201に読取らせて、CPU216は、
シェーディング部203の出力をメモリ223に格納し、各パ
ッチのRGB値に基づいて四次元LUT211のテーブルを設定
する。
【0086】なお、CPU216は、例えば各色成分9レベル
のパッチから得たRGB値を基に、それ以外のレベルのRGB
値を補間によって求めてテーブルデータを設定する。ま
た、パッチから得たテーブルデータにマトリクス演算部
212で行うマトリクス演算を施して、これを四次元LUT21
1に設定すれば、四次元LUT211とマトリクス演算部212を
一つにすることができる。さらに、間引き部210による
間引き処理の間隔を密(間引くデータを減らす)にすれ
ば、四次元LUT211と一次元LUT213を一つにすることもで
きる。
【0087】以上説明したように、本実施例によれば、
画像形成信号を画像読取信号相当の信号に変換してプレ
ビューすることにより、形成される画像の色味を忠実に
再現することができる。
【0088】なお、上述した実施例において、メモリ22
3を画像メモリとして利用することもできる。つまり、
原稿画像を読取った画像データをシェーディング部203
に格納するとともに、M成分データを形成し、続いて、
シェーディング部203に格納された画像データを読出し
て、CYBk色成分データを順次形成すれば、原稿の読取走
査を一回にすることができる。
【0089】また、図14においては、メモリ219とメモ
リ223とを個別に表したが、両者を一つのメモリにする
こともできるし、一つのメモリを分割して両者に割当て
られることはいうまでもない。
【0090】なお、上述した各実施例においては、色空
間圧縮のアルゴリズムとして、色再現範囲を狭くする色
空間圧縮処理を示したが、本発明はこれに限らず、例え
ば、プリンタなどの画像形成装置の画像データに基づい
て、モニタなどの画像表示装置へ画像を表示するときな
どは、色再現範囲を拡大する色空間拡大処理でも構わな
い。
【0091】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0092】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の画像形成装置または複数の色空間圧縮処理のアル
ゴリズムに対応するプレビュー画像をモニタに表示する
ことができる。
【0094】具体的には、例えば、同一の入力画像デー
タに対して異なるアルゴリズムの色空間圧縮処理を施し
た画像を、同時に視認可能な画像データとしてモニタに
出力することにより、ユーザにとって好ましい色味の画
像を形成するためのプレビューを提供することができ
る。
【0095】また、例えば、同一の入力画像データに対
して、異なる画像形成装置を対象に、同一のアルゴリズ
ムに基づく色空間圧縮処理を施した画像を、同時に視認
可能な画像データとしてモニタに出力することにより、
ユーザにとって好ましい色味の画像を形成するためのプ
レビューを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明にかかる一実施例の画像処理装置を備
えた画像形成システムの構成例を示すブロック図、
【図1B】本発明にかかる一実施例の画像処理装置の構
成例を示すブロック図、
【図2】本実施例の色空間圧縮の一例を説明するための
図、
【図3】プリンタなどの色再現範囲の一例を示す図、
【図4】色空間圧縮アルゴリズムの一例を示す図、
【図5】三次元ルックアップテーブルの一例を示す図、
【図6】本実施例のプレビューの手順例を示すフローチ
ャート、
【図7】本実施例のプレビューの様子の一例を示す図、
【図8】色空間圧縮アルゴリズムのパラメータを変化さ
せた場合の色空間圧縮の一例を示す図、
【図9】本実施例のプレビューの様子の一例を示す図、
【図10】本実施例のプレビューの様子の一例を示す
図、
【図11】プリンタの色再現範囲の違いの一例を示す
図、
【図12】図6に示した処理をハードウェア化した一例
を示すブロック図、
【図13】本発明にかかる第2実施例の画像処理装置を
備える画像形成装置の概観図、
【図14】図13の信号処理部の詳細な構成例を示すブロ
ック図、
【図15】四次元LUTのテーブルを設定するために印刷
するパッチの一例を示す図、
【図16】図15の異なる色のパッチを形成するためのYM
CBkデータの組合せ例を示す図、
【図17】第1実施例のプレビューの様子の一例を示す
図、
【図18】プレビューのモード設定に関するフローチャ
ートの一例を示す図、
【図19】プレビューのモード設定時の画面の一例を示
す図、
【図20】プレビュー画面の一例を示す図、
【図21】プレビュー画像に基づく選択およびプリンタ
出力に関するフローチャートの一例を示す図である。
【符号の説明】
11 本実施例の画像処理装置 1 モニタ 2 ビデオインタフェイス 3 CPU 4 RAM 5 ROM 6 プリンタインタフェイス 7〜9 プリンタ 10 ハードディスク 12 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/10 B41J 5/30 H04N 1/40 H04N 1/46 G06F 3/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の出力画像をモニタでプレ
    ビューするための画像処理方法であって、 複数の画像形成装置それぞれの色再現範囲に応じ、同一
    のアルゴリズムに基づく色空間圧縮処理を含むプレビュ
    ー処理を入力画像データに施し、 プレビュー処理された画像データを、前記複数の画像形
    成装置それぞれに対応するプレビュー画像が並んで表示
    されるように、モニタに出力することを特徴とする画像
    処理方法。
  2. 【請求項2】 画像形成装置の出力画像をモニタでプレ
    ビューするための画像処理方法であって、色空間圧縮処理のアルゴリズムを含む 複数のプレビュー
    処理の条件をユーザの指示に基づき設定し、 設定された複数のプレビュー処理の条件に基づき、画像
    形成装置の色再現範囲に応じた色空間圧縮処理を含む複
    数の異なるプレビュー処理を入力画像データに施し、 プレビュー処理された画像データを、前記複数のプレビ
    ュー処理の条件に対応するプレビュー画像が並んで表示
    されるように、モニタに出力することを特徴とする画像
    処理方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記入力画像データに対応する
    画像を前記プレビュー画像に並べて前記モニタに表示さ
    せることを特徴とする請求項1または請求項2に記載され
    た画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記プレビュー処理の条件には、前記画
    像形成装置の種類が含まれることを特徴とする請求項2
    に記載された画像処理方法。
  5. 【請求項5】 画像形成装置の出力画像をモニタでプレ
    ビューする機能を有する画像形成装置それぞれの色再現
    範囲に応じ、同一のアルゴリズムに基づく色空間圧縮処
    理を含むプレビュー処理を入力画像データに施す処理手
    段と、 プレビュー処理された画像データを、前記複数の画像形
    成装置それぞれに対応するプレビュー画像が並んで表示
    されるように、モニタに出力する出力手段とを有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置の出力画像をモニタでプレ
    ビューする機能を有する画像処理装置であって、色空間圧縮処理のアルゴリズムを含む 複数のプレビュー
    処理の条件をユーザの指示に基づき設定する設定手段
    と、 設定された複数のプレビュー処理の条件に基づき、画像
    形成装置の色再現範囲に応じた色空間圧縮処理を含む複
    数の異なるプレビュー処理を入力画像データに施す処理
    手段と、 プレビュー処理された画像データを、前記複数のプレビ
    ュー処理の条件に対応するプレビュー画像が並んで表示
    されるように、モニタに出力する出力手段とを有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記出力手段は、前記入力画像データに
    対応する画像を前記プレビュー画像に並べて前記モニタ
    に表示することを特徴とする請求項5または請求項6に記
    載された画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記プレビュー処理の条件には、前記画
    像形成装置の種類が含まれることを特徴とする請求項6
    に記載された画像処理装置。
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