JP3538295B2 - ドリップモールディング付ウェザーストリップリテーナとその製造方法 - Google Patents
ドリップモールディング付ウェザーストリップリテーナとその製造方法Info
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Description
ウェザーストリップを保持するためのリテーナであっ
て、ドリップモールディング(drip moulding;しずく
除け)が一体に形成されたものと、このウェザーストリ
ップリテーナの製造方法とに関するものである。
との間をシールするウェザーストリップは、ドア側に設
けられるのが一般的であるが、ドアへのウェザーストリ
ップの装着が困難な場合(例えばサッシレスドアの場
合)等には、ウェザーストリップリテーナを用いてボデ
ィ側にウェザーストリップが取付けられる。さらに近年
は、部品点数の削減等を目的に、前記ウェザーストリッ
プリテーナにこれと一体にドリップモールディングを形
成することも行われている。
ウェザーストリップリテーナの一例を示したものであ
る。図示のウェザーストリップリテーナは、ボディ側の
フロントピラーに取付けられるフロントピラー取付部8
0と、ルーフに取付けられるルーフ取付部82と、セン
タピラーに取付けられるセンタピラー取付部84とから
なっている。フロントピラー取付部80とルーフ取付部
82とは互いに一体となって連続しており、水平なルー
フ取付部82から斜め下方にフロントピラー取付部80
が延びた状態となっている。そして、これらフロントピ
ラー取付部80及びルーフ取付部82の外側縁部に、こ
れら取付部80,82と一体にドリップモールディング
86が形成されている。
が形成されないセンタピラー取付部84は、前記フロン
トピラー取付部80及びルーフ取付部82とは別の独立
した部材として成形され、略鉛直方向を向く状態で、プ
レス成形品等からなるジョイント部材83を介してルー
フ取付部82の後端(図9では右端)に連結されてい
る。
0,82,84をボディ側に固定するためのねじが挿通
される取付孔である。
ナのうちのルーフ取付部82の取付構造)の詳細を示し
たものである。ルーフ取付部82は、車両外方(図10
では左方)に開放された形状を有し、その内側にウェザ
ーストリップWSが嵌着されている。ルーフ取付部82
の外側縁(図10では上側縁)からさらに外側にはドリ
ップモールディング基板88が展開され、このドリップ
モールディング基板88の表側面にゴムや合成樹脂から
なるシール層89が固着されることにより、ドリップモ
ールディング86が形成されている。
面)には、このルーフ取付部82の長手方向に沿って連
続するシール用リップ91,92が固着されている。そ
して、前記取付孔85に外側から挿通されたネジ96
が、ボディ側のパネル(図10ではルーフパネル90)
に固定されたグロメット94に螺合、挿入されることに
より、前記シール用リップ91,92がルーフパネル9
0の外側面に接触した状態で、ルーフ取付部82がルー
フパネル90に固定されるようになっている。
2の断面形状及び取付構造を示したが、フロントピラー
取付部80もこれと同様である。また、センタピラー取
付部84も、前記ドリップモールディング86を有しな
い点を除いてはルーフ取付部82と同等の断面形状を有
している。
れ、そのウインドガラスGの縁部がウェザーストリップ
WSと圧接することにより、この部分でシールがなさ
れ、ウインドガラスGとボディとの隙間から車室内に雨
風が侵入することが防止される。
のような解決すべき課題がある。
は、ドリップモールディング86をもたないセンタピラ
ー取付部84が、ドリップモールディング86をもつフ
ロントピラー取付部80及びルーフ取付部82とは別部
材とされ、これらにジョイント部材83を介して連結さ
れている。このため、ウェザーストリップリテーナ全体
の部品点数は、前記フロントピラー取付部80及びルー
フ取付部82と、センタピラー取付部84と、ジョイン
ト部材83の3つとなり、構造が複雑で組立工数が多
く、コストの削減は非常に難しい。
に分断されているため、リテーナ全体が連続している場
合に比べて隙間が生じやすく、その分シール性が低下す
る不都合もある。
の手段として、本発明は、車両のボディのルーフに取付
けられるルーフ取付部と、このルーフ取付部から連続し
て延び、前記ボディの第1のピラーに取付けられる第1
ピラー取付部と、前記ルーフ取付部を挟んで前記第1ピ
ラー取付部の反対側となる位置で略鉛直方向に延び、前
記ボディの第2のピラーに取付けられる第2ピラー取付
部とを有するウェザーストリップリテーナにおいて、前
記ルーフ取付部及び第1ピラー取付部に沿ってこれらと
一体にドリップモールディングが形成されるとともに、
前記ルーフ取付部から第2ピラー取付部が連続して延
び、かつ、これらルーフ取付部と第2ピラー取付部との
境界部分が曲げ加工されることにより前記第2ピラー取
付部が略鉛直方向に向けられているものである。また本
発明は、車両のボディのルーフに取付けられるルーフ取
付部と、このルーフ取付部から連続して延び、前記ボデ
ィの第1のピラーに取付けられる第1ピラー取付部と、
前記ルーフ取付部を挟んで前記第1ピラー取付部の反対
側となる位置で略鉛直方向に延び、前記ボディの第2の
ピラーに取付けられる第2ピラー取付部とを有し、前記
第2ピラー取付部を除いて前記ルーフ取付部及び第1ピ
ラー取付部に沿う領域にこれらルーフ取付部及び第1ピ
ラー取付部と一体にドリップモールディングが形成され
ているドリップモールディング付ウェザーストリップリ
テーナを製造する方法であって、ウェザーストリップリ
テーナに相当する部分とドリップモールディングに相当
する部分とが一体化された断面をもつ素材を成形し、こ
の素材の途中部分を曲げ加工することにより、前記ルー
フ取付部と第1ピラー取付部とを形成する一方、前記第
2ピラー取付部に相当する箇所のドリップモールディン
グ部分を切除してからこの第2ピラー取付部とルーフ取
付部との境界部分に相当する箇所を曲げ加工して第2ピ
ラー取付部を略鉛直方向に向けるものである。
ば、ルーフ取付部及び第1ピラー取付部にドリップモー
ルディングが一体形成されているのに加え、ルーフ取付
部と第2ピラー取付部とが連続しているため、リテーナ
全体が一体化されたことになる。このため、構造が簡単
で、部品の組付け作業も不要になり、コストが著しく削
減される。
ェザーストリップリテーナは、ウェザーストリップリテ
ーナに相当する部分とドリップモールディングに相当す
る部分とが一体化された断面をもつ素材を成形し、この
素材の途中部分を曲げ加工することにより前記ルーフ取
付部と第1ピラー取付部とを形成する一方、前記第2ピ
ラー取付部に相当する箇所のドリップモールディング部
分を切除してからこの第2ピラー取付部とルーフ取付部
との境界部分に相当する箇所を曲げ加工して第2ピラー
取付部を略鉛直方向に向けることにより、簡単に製造す
ることができる。
ーナでは、前記第1ピラー取付部、ルーフ取付部、及び
第2ピラー取付部にフランジ部を形成することにより、
効果的な補強ができる。しかも、前記ルーフ取付部と第
2ピラー取付部との境界部分で前記フランジ部を部分的
に切除しておくことにより、この部分の曲げ加工を不都
合なく行うことができる。
は、第1ピラー取付部、ルーフ取付部、及び第2ピラー
取付部がこの順に連続してつながっているため、これら
の取付部の背面に、これらにまたがって連続し、前記ボ
ディへのウェザーストリップリテーナの装着時に当該ボ
ディに密着するシール部材を固着することにより、ウェ
ザーストリップリテーナとボディとの間を確実にシール
することができる。
記素材の曲げ加工をする前にこの素材の背面にその長手
方向に沿ってシール部材を固着させておいてもよいし、
前記素材の曲げ加工を行ってから、この素材の背面にシ
ール用テープを貼付けるようにしてもよい。前者の場
合、板材を搬送しながらこれをロール成形して前記素材
を形成し、このロール成形の下流側で前記シール部材の
材料を連続的に押出し成形しながら前記素材の背面に接
着し、この接着後に素材をウェザーストリップリテーナ
の必要寸法に合わせて切断することにより、能率良くウ
ェザーストリップリテーナを製造することができる。
例を図1〜図8に基づいて説明する。
テーナ10は、車両のボディのフロントピラー(第1の
ピラー)に取付けられるフロントピラー取付部(第1ピ
ラー取付部)12と、前記ボディのルーフパネルに取付
けられるルーフ取付部14と、前記ボディのセンタピラ
ー(第2のピラー)に取付けられるセンタピラー取付部
(第2ピラー取付部)16とを一体に有している。そし
て、前記フロントピラー取付部12とルーフ取付部14
とにわたる領域に、これら取付部12,14と一体にド
リップモールディング20が形成されている。
テーナ本体22は、車体外方(図では左方)に開放され
た略コ字状の断面形状を有し、このリテーナ本体22で
囲まれた空間内に例えば前記図10に示したウェザース
トリップWSが嵌着されるようになっている。このリテ
ーナ本体22の外側縁部(図2(a)〜(c)では上側
縁部)からは車体外方に天壁部24が延び、内側縁部
(同図では下側縁部)には補強用のフランジ部26が形
成されている。
プモールディング基板28が展開され、このドリップモ
ールディング基板28の表側面にゴムもしくは合成樹脂
からなるシール層30が固着されることにより、ドリッ
プモールディング20が形成されている。このドリップ
モールディング20は、図1に示すようにルーフ取付部
14の後端で断たれており、このルーフ取付部14とセ
ンタピラー取付部16との境界部分18並びにセンタピ
ラー取付部16にはドリップモールディング20は存在
していない。
テーナ10の略全域にわたって形成されているが、前記
ルーフ取付部14とセンタピラー取付部16との境界部
分18では切除されている。そして、この境界部分に曲
げ加工が施されることにより、水平なルーフ取付部14
からセンタピラー取付部16が略鉛直方向に延びるリテ
ーナ形状が実現されている。
リップリテーナ10をボディ各所に固定するためのねじ
が挿通される取付孔である。
(a)〜(c)では右側面上部)と背面内周部(同図
(a)〜(c)では右側面下部)には、ウェザーストリ
ップリテーナ10の長手方向略全域にわたって連続する
シール用リップ32,34が接着されている。そして、
ウェザーストリップリテーナ10がボディの適所(例え
ば前記図10に示したルーフパネル90)に固定された
状態で、このボディの表面に前記シール用リップ32,
34が弾性変形しながら接触することにより、ウェザー
ストリップリテーナ10とボディとの間がシールされる
ようになっている。
0によれば、そのフロントピラー取付部12及びルーフ
取付部14とドリップモールディング20とが一体に形
成されているのに加え、ルーフ取付部14とセンタピラ
ー取付部16とも一体化されているため、全体の部品点
数は1個となっている。このため、従来に比べて構造が
著しく簡略化されるとともに、組付け作業が不要とな
り、コストの大幅な削減を図ることができる。また、ウ
ェザーストリップリテーナ10全体が長手方向に連続し
ており、その連続した背面に前記長手方向に沿ってシー
ル用リップ32,34が固着されているので、ルーフ取
付部14とセンタピラー取付部16との境界部分18で
断続している従来のウェザーストリップリテーナに比
べ、リテーナ−ボディ間のシールがより確実なものにな
る。
10は、次のような工程によって簡単に製造することが
できる(図8)。
ーナ本体22とドリップモールディング20とが一体化
された直線状の素材36を成形し、かつ、この素材36
の背面にシール用リップ32,34を成形し、接着す
る。
す装置によって行うことができる。図において、コイル
鉄心41に適当な金属材料(例えばステンレス鋼)から
なる薄肉の板材42を巻きつけておく。このコイル鉄心
41から引き出した板材42を、目標の断面形状に相当
する位置に配された多数の成形ローラ43によって図2
(a)に示す形状にロール成形する。このようにして成
形した素材36の適所に、接着剤塗布装置44によって
接着剤を塗布し、この接着剤を高周波加熱機45で加熱
した後、その塗布個所に押出し成形装置によってゴムも
しくは合成樹脂からなるシール用リップ32,34を連
続押出し成形し、そのまま前記接着剤によって素材36
の表面に接着する。接着後は、素材36を水槽47で冷
却し、引取り機48の通過後に切断機49によって適当
な個所で切断する。そして、シール材の適当な個所に植
毛を施す等の処理を行った後、次の工程に移る。
テーナ本体22の適所に取付孔27を穿設する。
示した境界部分18に相当する個所のフランジ部26
(図3(a)の網目部分37)を局所的に切除する。こ
のフランジ部26の切除により、後述の工程P6の曲げ
加工が可能になる。また、図5及び図6(b)に示すよ
うに、上記境界部分18に相当する個所のフランジ部2
6に縦方向のスリット26aを長手方向に多数並べて形
成することにより、上記曲げ加工がより楽になる。
ラー取付部12に相当する部分とルーフ取付部14に相
当する部分との境界部分当たりを曲げ加工することによ
り(図3(b)の矢印参照)、フロントピラー取付部1
2とルーフ取付部14とを形成する。すなわち、ルーフ
取付部14から斜め下方にフロントピラー取付部12が
延びる状態にする。
後部、すなわち、前記境界部分18及びセンタピラー取
付部16に相当する個所に形成されているドリップモー
ルディング20の部分(図3(b)の網目部分38)を
切除する。具体的には、目標切除部分と残余部分との境
界位置(図3(b)に縦線38aで示す位置)にメタル
ソー等で上から下向きに切り込みを入れた後、目標切除
部分をプレス等の手段で打ち抜くようにすればよい。ま
た、前記網目部分(切除部分)38よりも前方の個所で
は、前記天壁部24とリテーナ本体22との境界部分に
図5及び図6(a)に示すような所定寸法の切り込み2
3を前方に向けて入れておき、この部分でドリップモー
ルディング20及び天壁部24とリテーナ本体22とが
分岐できるようにしておく。
ー取付部16との境界部分18、すなわちフランジ部2
6が切除された部分に、その切除個所を内側にして曲げ
加工を施し(図3(c)の矢印)、センタピラー取付部
16を略鉛直方向に向ける(図7)。この曲げ加工の曲
率半径Rは、ウェザーストリップリテーナ10の材質や
断面形状等によって定まる許容伸び率を上回る伸びがリ
テーナ外周部に発生しない範囲に設定すればよい。
ーナ本体22に取付孔27を穿設するとともに、リテー
ナ端部を適当な形状に切断処理することにより、ドリッ
プモールディング20付ウェザーストリップリテーナ1
0を完成させる。
の形成によって効果的な補強ができる利点が得られる。
しかも、このフランジ部26を前記境界部分18でのみ
局所的に切除することにより、センタピラー取付部16
を形成するための曲げ加工を不都合なく行うことが可能
である。
ず、例えば次のような実施の形態をとることも可能であ
る。
ル成形した後、その曲げ加工をする前にシール用リップ
32,34の固着を行っているが、曲げ加工終了後にリ
テーナ本体22の背面にシール用テープを貼付けるよう
にしてもよい。ただし、前記図4のように素材36のロ
ール成形とシール用リップ32,34の押出し成形及び
接着とを連続して行えば、生産能率はさらに向上する。
ェザーストリップリテーナ10を示したが、本発明はリ
ヤドア用のウェザーストリップリテーナにも適用が可能
である。この場合、リヤピラーに取付けられる部分が本
発明にいう第1ピラー取付部に相当し、センタピラーに
取付けられる部分が本発明にいう第2ピラー取付部に相
当することになる。
び第1ピラー取付部に沿ってこれらと一体にドリップモ
ールディングが形成されるとともに、前記ルーフ取付部
から第2ピラー取付部が連続して延び、かつ、これらル
ーフ取付部と第2ピラー取付部との境界部分が曲げ加工
されることにより前記第2ピラー取付部が略鉛直方向に
向けられているウェザーストリップリテーナであるの
で、リテーナ全体が一体化されることにより、構造が簡
単で、部品の組付け作業を不要にでき、コストを著しく
削減できる効果がある。
ェザーストリップリテーナの製造方法として、ウェザー
ストリップリテーナに相当する部分とドリップモールデ
ィングに相当する部分とが一体化された断面をもつ素材
を成形し、この素材の途中部分を曲げ加工することによ
り前記ルーフ取付部と第1ピラー取付部とを形成する一
方、前記第2ピラー取付部に相当する箇所のドリップモ
ールディング部分を切除してからこの第2ピラー取付部
とルーフ取付部との境界部分に相当する箇所を曲げ加工
して第2ピラー取付部を略鉛直方向に向けるものによれ
ば、上記ウェザーストリップリテーナを少ない工数で製
造することができる。
では、前記第1ピラー取付部、ルーフ取付部、及び第2
ピラー取付部にフランジ部を形成しているので、効果的
な補強ができ、かつ、前記ルーフ取付部と第2ピラー取
付部との境界部分で前記フランジ部を部分的に切除して
おくことにより、この部分の曲げ加工を不都合なく行う
ことができる効果が得られる。
は、第1ピラー取付部、ルーフ取付部、及び第2ピラー
取付部がこの順に連続してつながっているため、これら
の取付部の背面に、これらにまたがって連続し、前記ボ
ディへのウェザーストリップリテーナの装着時に当該ボ
ディに密着するシール部材を固着することにより、ウェ
ザーストリップリテーナとボディとの間を確実にシール
することができる。
形して前記素材を形成し、このロール成形の下流側で前
記シール部材の材料を連続的に押出し成形しながら前記
素材の背面に接着し、この接着後に素材をウェザースト
リップリテーナの必要寸法に合わせて切断することによ
り、シール性の高いウェザーストリップリテーナを能率
良く製造できる効果が得られる。
ザーストリップリテーナの正面図である。
図1のIIB−IIB線断面図、(c)は図1のIIC−IIC
線断面図である。
ーストリップリテーナの素材を示す正面図、(b)は同
素材に1回目の曲げ加工を施した後の状態を示す正面
図、(c)は同素材に2回目の曲げ加工を施した後の状
態を示す正面図である。
ある。
ップリテーナの素材からフランジ部の一部を除去した状
態を示す斜視図である。
図5のVIB−VIB線断面図である。
ップリテーナの素材からフランジ部の一部を除去した状
態を示す斜視図である。
ップリテーナの製造工程を示す工程図である。
リップリテーナを示す正面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 車両のボディのルーフに取付けられるル
ーフ取付部と、このルーフ取付部から連続して延び、前
記ボディの第1のピラーに取付けられる第1ピラー取付
部と、前記ルーフ取付部を挟んで前記第1ピラー取付部
の反対側となる位置で略鉛直方向に延び、前記ボディの
第2のピラーに取付けられる第2ピラー取付部とを有す
るウェザーストリップリテーナにおいて、前記第2ピラ
ー取付部を除いて前記ルーフ取付部及び第1ピラー取付
部に沿う領域にこれらルーフ取付部及び第1ピラー取付
部と一体にドリップモールディングが形成されるととも
に、前記ルーフ取付部から第2ピラー取付部が連続して
延び、かつ、これらルーフ取付部と第2ピラー取付部と
の境界部分が曲げ加工されることにより前記第2ピラー
取付部が略鉛直方向に向けられており、前記第1ピラー
取付部、ルーフ取付部、及び第2ピラー取付部にフラン
ジ部が形成されるとともに、前記ルーフ取付部と第2ピ
ラー取付部との境界部分で前記フランジ部が部分的に切
除されていることを特徴とするドリップモールディング
付ウェザーストリップリテーナ。 - 【請求項2】 請求項1記載のドリップモールディング
付ウェザーストリップリテーナにおいて、前記第1ピラ
ー取付部、ルーフ取付部、及び第2ピラー取付部の背面
に、これらにまたがって連続し、前記ボディへのウェザ
ーストリップリテーナの装着時に当該ボディに密着する
シール部材が固着していることを特徴とするドリップモ
ールディング付ウェザーストリップリテーナ。 - 【請求項3】 車両のボディのルーフに取付けられるル
ーフ取付部と、このルーフ取付部から連続して延び、前
記ボディの第1のピラーに取付けられる第1ピラー取付
部と、前記ルーフ取付部を挟んで前記第1ピラー取付部
の反対側となる位置で略鉛直方向に延び、前記ボディの
第2のピラーに取付けられる第2ピラー取付部とを有
し、前記第2ピラー取付部を除いて前記ルーフ取付部及
び第1ピラー取付部に沿う領域にこれらルーフ取付部及
び第1ピラー取付部と一体にドリップモールディングが
形成されているドリップモールディング付ウェザースト
リップリテーナを製造する方法であって、ウェザースト
リップリテーナに相当する部分とドリップモールディン
グに相当する部分とが一体化された断面をもつ素材を成
形し、この素材の途中部分を曲げ加工することにより、
前記ルーフ取付部と第1ピラー取付部とを形成する一
方、前記第2ピラー取付部に相当する箇所のドリップモ
ールディング部分を切除してからこの第2ピラー取付部
とルーフ取付部との境界部分に相当する箇所を曲げ加工
して第2ピラー取付部を略鉛直方向に向けることを特徴
とするドリップモールディング付ウェザーストリップリ
テーナの製造方法。 - 【請求項4】 請求項3記載のドリップモールディング
付ウェザーストリップリテーナの製造方法において、前
記素材にその長手方向全域にわたってフランジ部を形成
しておき、前記ルーフ取付部と第2ピラー取付部との境
界部分に相当する箇所で前記フランジ部を部分的に切除
してからこの切除箇所を曲げ加工することを特徴とする
ドリップモールディング付ウェザーストリップリテーナ
の製造方法。 - 【請求項5】 請求項3または4記載のドリップモール
ディング付ウェザーストリップリテーナの製造方法にお
いて、前記素材の曲げ加工をする前にこの素材の背面に
その長手方向に沿ってシール部材を固着させておくこと
を特徴とするドリップモールディング付ウェザーストリ
ップリテーナの製造方法。 - 【請求項6】 請求項5記載のドリップモールディング
付ウェザーストリップリテーナの製造方法において、板
材を搬送しながらこれをロール成形して前記素材を形成
し、このロール成形の下流側で前記シール部材の材料を
連続的に押出し成形しながら前記素材の背面に接着し、
この接着後に素材をウェザーストリップリテーナの必要
寸法に合わせて切断することを特徴とするドリップモー
ルディング付ウェザーストリップリテーナの製造方法。 - 【請求項7】 請求項3または4記載のドリップモール
ディング付ウェザーストリップリテーナの製造方法にお
いて、前記素材の曲げ加工を行ってから、この素材の背
面にシ ール用テープを貼付けることを特徴とするドリッ
プモールディング付ウェザーストリップリテーナの製造
方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09901297A JP3538295B2 (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | ドリップモールディング付ウェザーストリップリテーナとその製造方法 |
US09/058,807 US6226953B1 (en) | 1997-04-16 | 1998-04-09 | Weather strip retainer with drip molding and method for producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
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