JP3538168B2 - 大規模ごみ焼却施設における燃焼用空気取込装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は公共清掃工場等に設
置される大規模ごみ焼却施設における燃焼用空気取込装
置に関する。

【０００２】

【従来の技術】図１に示すように、上記ごみ焼却施設は
ごみ収集車８で収集したごみを、ごみ集積室１のごみ投
入ゲート９から同集積室底部に設けたごみピット５内へ
投入し集積して置く。

【０００３】そして該ごみ集積室１に隣接してごみ焼却
炉室２を備え、該ごみ集積室１の側壁（ごみ焼却炉室２
と隔絶せる側壁）１１に焼却炉３に通ずるごみ投入ホッ
パー４を開口せしめ、上記ごみピット５内に集積せるご
みをごみ集積室１の天井付近で走行せるクレーン６で吊
り上げて上記ホッパー４内へ投入し、上記焼却炉３に供
給している。

【０００４】他方上記ごみ集積室１の上記側壁１１に吸
気口７を開設し、該吸気口７を上記ごみ投入ホッパー４
の上部に配置し、該吸気口７によりごみ集積室１の上部
空間の空気を吸入して上記焼却炉３に供給し、ごみ投入
ホッパー４を通じて投入されたごみの燃焼を促進する。

【０００５】又上記吸気口７からの空気吸入によってご
み集積室１内を負圧状態にし、ごみピット５より発生す
る臭気がごみ投入ゲート９を通じてごみ収集車８を乗り
入れるプラットホーム１０へ拡散するのを防止してい
る。

【０００６】又上記ごみ投入ホッパー４の近傍に配置さ
れた吸気口７の開口面をフィルター１２でカバーし、ご
み投入ホッパー４にごみを投入する際に発生する多量の
浮遊塵埃を該フィルター１２に吸着せしめる構成を採っ
ている。

【０００７】然しながら上記フィルター１２は多量の浮
遊塵埃を吸着するため、短期で目詰まり、即ち閉塞を頻
繁に生じ、これによりフィルター１２の通気抵抗が増加
して燃焼用空気量が変動し、焼却炉３の安定運転に障害
を来す問題を有している。

【０００８】又大規模ごみ焼却施設は基本的に２４時間
連続稼働が実施されているため、年間２，３回の焼却炉
３の休止時の間しか上記フィルター１２の清掃（取り外
し後水洗）が行えない、即ち定期点検が行い難いのが現
状である。

【０００９】図２Ａ，Ｂに示すように、上記フィルター
は吸気口７の開口面に対し通常２〜４枚に分割されたパ
ネルフィルター１２を、吸気口７の上辺と下辺に設けた
枠材１３に嵌め込み、ボルト１４により固定している。

【００１０】従ってパネルフィルター１２の交換の際に
は、作業員が同フィルター１２が設置されている高所に
登り降りして、ボルト１４を緩めてパネルフィルター１
２を取り外す作業、荷下ろしして洗浄する作業、荷揚げ
してボルト１４を再締結し取り付ける作業が強いられ、
安全性の見地から問題となっている。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明は上記大規模ごみ
焼却施設における上記吸気口をカバーするフィルターを
設けると共に、該フィルターの表面に沿って移動しつつ
フィルターに吸着された塵埃を除去する吸塵ヘッドを設
け、フィルターを人手を介さずに常時又は定期的に清掃
し、ごみ投入ホッパーにごみを投入する際に発生する浮
遊塵埃の吸着による閉塞を有効に防止し、浮遊塵埃の吸
着機能を健全に維持する。

【００１２】ひいてはフィルターの閉塞により燃焼用空
気量が変動し、焼却炉の安定運転に障害を来す前記問題
を有効に解消する。

【００１３】又上記吸塵ヘッドと併用して上記吸気口の
一側に上記フィルターの供給シャフトを設けると共に、
同他側に上記フィルターの巻取シャフトを設け、フィル
ター供給シャフトに巻装されたフィルターをフィルター
巻取シャフトにて定量巻き取りして上記吸気口を新たな
フィルターでカバーし、上記目詰まり防止に資すると共
に、浮遊塵埃吸着機能を健全に維持する。

【００１４】更には上記吸気口をカバーするフィルター
の表面に沿い上下移動しつつ左右移動して同フィルター
全面を吸引清掃できるようにした吸塵ヘッドを設け、更
に上記吸気口の四辺に側壁のごみ集積室側表面から均一
に突出する方形口枠を取り付け、該方形口枠の端面に上
記フィルターを接触させつつ上記定量巻き取りを行う構
成にして上記フィルターが吸気口を適切にカバーし、上
記定量巻き取りが適切に行えるようにしたものである。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図３乃
至図８に基づいて説明する。

【００１６】図３に示すようにごみ焼却施設は前記と同
様、底部にごみピット５を有するごみ集積室１を備え、
該ごみ集積室１に隣接してごみ焼却炉３を設備せるごみ
焼却炉室２を備える。

【００１７】又上記ごみ集積室１にはごみピット５の開
口端に位置してごみ投入ゲート９を設け、該ごみ集積室
１に隣接して該ごみ投入ゲート９に通ずるプラットホー
ム１０を設け、該プラットホーム１０にごみ収集車８を
乗り入れ、ごみ投入ゲート９を開けてごみ収集車８で収
集したごみを同ゲート９からごみピット５内へ投入し集
積して置く。

【００１８】ごみ集積室１の側壁（ごみ焼却炉室２と隔
絶せる側壁）１１には、焼却炉３に通ずるごみ投入ホッ
パー４を開口せしめ、上記ごみピット５内に集積せるご
みをごみ集積室１の天井付近で走行せるクレーン６で定
期的に吊り上げて上記ホッパー４内へ投入し、上記焼却
炉３に供給する。

【００１９】他方上記ごみ集積室１の上記側壁１１に吸
気口７を開設し、該吸気口７を上記ごみ投入ホッパー４
の上部に配置し、該吸気口７によりごみ集積室１の上部
空間の空気を吸入して上記焼却炉３に供給し、ごみ投入
ホッパー４を通じて投入されたごみの燃焼を促進する。

【００２０】再述すると、上記吸気口７には吸入パイプ
３０を介して空気押込ファン３１が接続され、該空気押
込ファン３１の駆動により吸気口７に吸気力を発生さ
せ、該吸気口７より吸入した空気を同ファン３１の吐出
側に設けた空気予熱器３２に供給して予熱を与えた後、
該空気予熱器３２の吐出側に設けたノズル３３により焼
却炉３の底部より焼却室内へ空気を供給し、燃焼を促進
する。

【００２１】上記クレーン６は上記側壁１１とこれに対
向する側壁間に横架され、各側壁にはクレーン６の両端
を支持し案内するレール１５が設けられており、上記吸
気口７は該レール１５の近傍、従ってクレーン６によっ
てごみが投入されるごみ投入ホッパー４の近傍に配置さ
れる。即ち可及的にごみ集積室１の天井付近となるよう
に配置し、ごみ集積室１の上部空間の空気吸入を可能と
する。

【００２２】上記吸気口７からの空気吸入によってごみ
集積室１内を負圧状態にし、ごみピット５より発生する
臭気がごみ投入ゲート９を通じてごみ収集車８を乗り入
れるプラットホーム１０へ拡散するのを防止する。

【００２３】又上記吸気口７はその近傍（吸気口７の直
下）に設けられたごみ投入ホッパー４にごみを投入する
際に発生する多量の浮遊塵埃を吸着するため、該吸気口
７をごみ集積室１側の開口面においてカバーするフィル
ター１２を設ける。

【００２４】図４乃至図８に示すように、上記吸気口７
にはこれをカバーするフィルター１２を定期的又は常時
清掃する吸塵ヘッド１６を設ける。該吸塵ヘッド１６は
フィルター１２の表面に沿って移動しつつ、吸塵ヘッド
１６からフィルター１２に向かって突出する吸塵口４０
を同フィルター１２の表面に接触又は近接させ、同フィ
ルター１２に吸着された塵埃を吸引除去する。

【００２５】上記吸塵ヘッド１６はホース１８を介して
吸塵装置１７が接続され、該吸塵装置１７にて上記吸塵
ヘッド１６に吸引力を与え、該吸塵ヘッド１６で吸引さ
れた塵埃を吸塵装置１７にて回収する。

【００２６】上記吸塵ヘッド１６の移動構造の具体例と
して、上記フィルター１２のごみ集積室１側表面に沿い
上下方向に延在するスクリューシャフト２１を設け、該
スクリューシャフト２１に吸塵ヘッド１６を螺合し、該
スクリューシャフト２１をモーター２２にて回転するこ
とにより吸塵ヘッド１６の上下移動を行う。

【００２７】上記スクリューシャフト２１は上下方向に
平行して２本設け、該２本のスクリューシャフト２１に
吸塵ヘッド１６を螺合せしめ、両シャフト２１を同一方
向に回動して上記上下動を得るか、又は１本のスクリュ
ーシャフト２１に吸塵ヘッド１６を螺合せしめ上記上下
動を得る。

【００２８】更に上記スクリューシャフト２１と吸塵ヘ
ッド１６とモーター２２の三者を装備せるフレーム２３
を左右方向に移動せしめる左右移動機構により支持す
る。即ち吸塵ヘッド１６は上下移動機構と左右移動機構
とにより支持し、上下移動と左右移動とを複合して惹起
し、フィルター１２の全面に沿い移動し、同全面を吸引
清掃する。

【００２９】上記吸塵ヘッド１６は吸塵ホース１８を介
して吸塵装置１７に連結し、該吸塵装置１７を配管を介
して地上付近に設置するか、又はごみ集積室１の側壁１
１やごみ投入ホッパー４や吸気口７から離れた他の側壁
から張り出す棚２４に支承し、吸塵装置１７にて吸引し
た塵埃をごみピット５内へ吐出する構成を採ることがで
きる。

【００３０】図４，図８等に示すように、上記吸塵ヘッ
ド１６を左右に往復移動せしめる手段として、フィルタ
ー１２の上辺、即ち吸気口７の上辺に沿いチェーン等か
ら成る無端軌条２５を設け、上記フレーム２３の上端を
該無端軌条２５に吊装し、同フレーム２３の下端をガイ
ドレール２６にて案内する。

【００３１】例えばフィルター１２の下辺、即ち吸気口
７の下辺に沿い左右方向に延びるガイドレール２６を設
け、他方フレーム２３の下端に転子２７を設け、該転子
２７を上記ガイドレール２６に転動可能に支持し、左右
方向への移動を案内する。

【００３２】上記無端軌条２５は両端をホイール２８間
に懸装し、一方のホイール２８をモーター２９にて正方
向又は逆方向に回動することにより同軌条２５を左右方
向に往復移動し、上記吸塵ヘッド１６を追随的に左右方
向へ往復移動する。

【００３３】上記吸塵ヘッド１６は少なくとも吸気口７
の開口面域の全面をカバーできるストロークで左方向と
右方向へ往復移動し、且つ同ストロークで上方向と下方
向へ往復移動する。

【００３４】左右移動ストロークの左限と右限はモータ
ー２９やホイール２８の回転数を検出するか、又は無端
軌条２５や吸塵ヘッド１６の移動距離又は移動位置を検
出することによってモーター２９の正逆回転と無端軌条
２５の往復移動と吸塵ヘッド１６の往復移動を制御し、
定ストロークで左右往復動せしめる。

【００３５】同様に、上下移動ストロークの上限と下限
はモーター２２やスクリューシャフト２１の回転数を検
出するか、又は吸塵ヘッド１６の移動距離又は移動位置
を検出することによってモーター２２とスクリューシャ
フト２１の正逆回転を制御し、吸塵ヘッド１６の上下動
を制御し、定ストロークで上下往復動せしめる。

【００３６】上記吸塵ヘッド１６の作動の停開始はごみ
集積室１の上記側壁１１とは異なる側壁に構築されてい
る中央制御室４１において制御することができる。

【００３７】上記フィルター１２を清掃する吸塵ヘッド
１６の稼働により吸気口７をカバーするフィルター１２
の浮遊塵埃吸着に伴う閉塞を有効に防止し、塵埃吸着性
能を健全に維持する。ひいては焼却炉３への燃焼用空気
を安定に供給し、安定なる燃焼を促す。

【００３８】更に好ましい形態として図４，図５等に示
すように、上記吸気口７の左右一側に上記フィルター１
２の供給シャフト１９を設けると共に、同他側に上記フ
ィルター１２の巻取シャフト２０を設け、フィルター供
給シャフト１９に巻装されたフィルター１２を巻出しつ
つ、フィルター巻取シャフト２０にて定量巻き取りして
上記吸気口７を新たなフィルター１２でカバーする構成
を採る。

【００３９】

【００４０】上記フィルター１２の巻き取りは巻取シャ
フト２０をモーター３４にて回動することによって行
う。例えばサーボモーター３４を用いてその駆動開始と
駆動停止を制御し、フィルター１２の定量巻出しを制御
する。又はモーター３４の回転数又はフィルター１２の
移動距離（移動位置）を検出することによって、フィル
ター１２の定量巻出しを制御する。

【００４１】上記フィルター１２の巻き取りの停開始は
ごみ集積室１の上記側壁１１とは異なる側壁に構築され
ている中央制御室４１において制御することができる。

【００４２】上記フィルター１２は多孔構造の柔軟性と
圧縮弾性に富む合成樹脂マットが適当であり、該マット
の両端を巻取シャフト２０と供給シャフト１９に形成し
たスリットに差し込んで脱着自在に係止する。

【００４３】上記吸気口７の四辺には側壁１１のごみ集
積室側表面から均一に突出する方形口枠３５を取り付
け、該口枠３５の端面に上記フィルター１２を接触させ
つつ移動させ、側壁１１との干渉を防止しつつ吸気口７
のカバーが適切に行えるようにする。

【００４４】上記フィルター１２を同供給シャフト１９
及び同巻取シャフト２０と一緒に取り外し可に設ける。
一例として図４，図７等に示すように、互いに平行に設
けたモーター駆動軸と従動軸３６の各ホイール３７間に
伝動体３８を掛け、モーター駆動軸の回転を従動軸３６
に伝達するようにし、該従動軸３６の下端と巻取シャフ
ト２０の上端をボルト等の連結具を用いて結合乃至結合
解除可に連結する。即ちモーター側軸３６と巻取シャフ
ト２０の一端を結合乃至結合解除可能な継手４２を介し
て連結し、該継手４２を介して回転駆動力が与えられる
ようにする。

【００４５】同様に、供給シャフト１９の上端を従動軸
３９の下端に結合乃至結合解除可能な継手４２を介して
連結し、該継手４２を介して回転可能とする。

【００４６】上記両シャフト１９，２０の下端はピンと
凹所を嵌合する単なる雌雄嵌合構造の軸受４３にし、上
記継手４２を解除した後両シャフト１９，２０を若干持
ち上げて嵌合を解除することにより、フィルター１２を
両シャフト１９，２０と一緒に取り外し可能とする。こ
の取り外しはフィルター１２の巻き取りが終端に達した
後で良く、交換サイクルを非常に長期化できる。

【００４７】上記フィルター１２の定量巻き取りにより
吸気口７は新しいフィルターでカバーされ、前記ごみ投
入ホッパー４にごみを投入する際に生じる浮遊塵埃の吸
着に伴う閉塞を有効に防止し、塵埃吸着性能を健全に維
持する。ひいては焼却炉３への燃焼用空気を安定に供給
し、安定なる燃焼を促す。

【００４８】図示は省略するが、上記焼却炉３における
ごみ燃焼に伴って発生した有害ガスや灰分等を含む燃焼
気体は集塵装置１７や有害ガス除去装置等を経て、煙突
まで導かれる。

【００４９】本発明によれば、焼却炉３における燃焼が
安定に行えるから、上記煙突より排出される有害成分の
除去促進にも貢献する。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の大規模ごみ焼却施設の要部を示すフロー
シート図。

【図２】Ａは上記焼却施設における燃焼用空気取込装置
を形成する吸気口とフィルターの構造を示す正面図、Ｂ
は同縦断面図。

【図３】本発明に係る大規模ごみ焼却施設の要部を示す
フローシート図。

【図４】上記燃焼用空気取込装置を形成する吸気口に設
けた巻取式フィルターと、これを清掃する吸塵ヘッドの
移動機構を示す正面図。

【図５】同平面図。

【図６】同縦断面図。

【図７】巻取シャフトと供給シャフトの取り外し可能な
支持構造を例示する縦断面図。

【図８】上記フィルターに対設した吸塵ヘッドの支持構
造を示す縦断面図。

【符号の説明】

１ ごみ集積室 ２ ごみ焼却炉室 ３ 焼却炉 ４ ごみ投入ホッパー ５ ごみピット ６ クレーン ７ 吸気口 ８ ごみ収集車 ９ ごみ投入ゲート １０ プラットホーム １１ 側壁 １２ フィルター １５ レール １６ 吸塵ヘッド １７ 吸塵装置 １８ ホース １９ フィルターの供給シャフト ２０ フィルターの巻取シャフト ２１ スクリューシャフト ２２ モーター ２３ フレーム ２４ 棚 ２５ 無端軌条 ２６ ガイドレール ２７ 転子 ２８ ホイール ２９ モーター ３０ 吸入パイプ ３１ 空気押込ファン ３２ 空気予熱器 ３３ ノズル ３４ モーター ３５ 方形口枠 ３６ 従動軸 ３７ ホイール ３８ 伝動体 ３９ 従動軸 ４０ 吸塵口 ４１ 中央制御室 ４２ 継手 ４３ 軸受

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) F23G 5/44 B01D 46/18 F23G 5/00 109 F23L 1/00

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ごみ集積室に隣接してごみ焼却炉室を備
   え、該ごみ集積室の側壁にごみ焼却炉室内の焼却炉に通
   ずるごみ投入ホッパーを開口せしめ、上記ごみ集積室底
   部のごみピット内に集積せるごみをごみ集積室の天井付
   近で走行せるクレーンで吊り上げ上記ホッパー内へ投入
   して上記焼却炉に供給し、更に上記ごみ集積室の側壁に
   同集積室の上部空間の空気を吸入して上記焼却炉に供給
   する吸気口を開設して成る大規模ごみ焼却施設におい
   て、上記吸気口の一側にフィルターの供給シャフトを設
   けると共に同他側にフィルターの巻取シャフトを設け、
   フィルター供給シャフトに巻装されたフィルターをフィ
   ルター巻取シャフトにて定量巻き取りして上記吸気口を
   新たなフィルターでカバーする構成とし、更に上記吸気
   口をカバーするフィルターの表面に沿い上下移動しつつ
   左右移動して同フィルター全面を吸引清掃する吸塵ヘッ
   ドを設け、該吸塵ヘッドで吸引した塵埃を吸塵装置にて
   回収し上記ごみ集積室の底部のごみピット内へ吐出する
   構成とし、更に上記吸気口の四辺に側壁のごみ集積室側
   表面から均一に突出する方形口枠を取り付け、該方形口
   枠の端面に上記フィルターを接触させつつ上記定量巻き
   取りを行う構成としたことを特徴とする大規模ごみ焼却
   施設における燃焼用空気取込装置。