JP3537946B2 - バーコード読取装置の制御方法及びバーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置の制御方法及びバーコード読取装置

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JP3537946B2
JP3537946B2 JP03836196A JP3836196A JP3537946B2 JP 3537946 B2 JP3537946 B2 JP 3537946B2 JP 03836196 A JP03836196 A JP 03836196A JP 3836196 A JP3836196 A JP 3836196A JP 3537946 B2 JP3537946 B2 JP 3537946B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はバーコード読取装置
の制御方法及びバーコード読取装置に係り、特に、外光
に応じて装置の状態を遷移させる機能を有するバーコー
ド読取装置の制御方法及びバーコード読取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レーザ式バーコード読取装置は、バーコ
ードにレーザ走査光を照射し、バーコードからの反射光
を検出することによりバーコードの読取を行うものであ
る。バーコード読取装置では、レーザダイオード(L
D)で発生したレーザ光がモータにより回転されたポリ
ゴンミラーなどの走査手段に照射し、複数の方向に走査
しつつ読取窓から外部に照射する。
【0003】読取窓から照射されたレーザ走査光は外部
で商品6等に貼付されたバーコードに照射される。バー
コードはバーの部分とスペースの部分とがUPC(Univ
ersal Product Code;万国製品コード)、EAN(Euro
pean Article Code ;ヨーロッパ製品コード)、JAN
(Japan Article Number (code) ;日本共通商品(コ
ード))等で規格化された所定の配置で配列された構成
とされている。
【0004】バーコードに照射されたレーザ走査光はバ
ーコードで反射され、読取窓を介してフォトダイオード
(PD)に入射され、電気信号に変換される。バーコー
ドに応じた電気信号はCPUにより処理(復調)されP
OSシステムなどに供給される。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、複
数の遷移状態を有する電子装置であって、外光の強度を
検出する外光検出手順と、前記外光検出手順で検出され
た検出信号の判定基準となる基準値に定数を乗算し、検
出レベルを設定する検出レベル設定手順と、前記外光検
出手順で検出された検出信号をサンプリングするサンプ
リング手順と、前記サンプリング手順でサンプリングさ
れた検出信号と前記検出レベル設定手順で設定された前
記検出レベルとを比較、判定する判定手順と、前記判定
手順の判定結果に応じて第1の状態から第2の状態に遷
移させる状態遷移手順と、前記状態遷移手順で、前記第
1の状態から前記第2の状態に遷移されたときに前記検
出レベル設定手順で前記基準値に積算する前記定数を別
の値に代える定数可変手順とを有し、前記バーコードが
読み取られない状態における動作状態遷移時に遷移毎に
前記外光の検知感度を制御することを特徴とする。
【0006】レーザ光の発光量を自動で低減あるいは停
止させる機能としては、バーコードラベルが読み取られ
なくなってからの時間及び外光の変化を検出してレーザ
光及びポリゴンを回転させるモータの制御を行ってい
た。図6に従来の一例の動作フローチャートを示す。
【0007】バーコード読取装置に電源が投入される
と、レーザ光を走査するための走査手段を駆動するモー
タを回転させる(ステップS3−1)。次に、レーザダ
イオードに電流を供給し、レーザダイオードから通常の
強度でレーザ光を出射させる(ステップS3−2)。
【0008】この状態で、バーコードが読み取られる
と、読み取られたバーコードを復調して復調データをP
OS等の送信する(ステップS3−3、S3−4、S3
−5、S3−6)。また、ステップS3−3で、バーコ
ードが検出されないときには、バーコードが未検出の状
態で10秒経過したか否かが判断され、バーコードが未
検出の状態で10秒以上経過したときには読取装置があ
まり使用されていない状態であると判断して、レーザ光
の出力をレーザ光の通常時出力の50%にする(ステッ
プS3−7、S3−8)。
【0009】ステップS3−8で、レーザ光の出力をレ
ーザ光の通常時出力の50%にしてからバーコードが読
み取られると、ステップS3−2に戻って、レーザ光を
通常読取状態に遷移して、読取可能な状態とする。ま
た、ステップS3−8でレーザ光の出力をレーザ光の通
常時出力の50%にした状態となってから、バーコード
が未検出の状態が9分50秒経過すると、休止状態と判
断して、レーザ光を消灯する(ステップS3−9、S3
−10、S3−11)。
【0010】ステップS3−11で、レーザ光が消灯さ
れると、次に、外光を検出して、外光が変動したか否か
を検出する(ステップS3−12)。バーコードの読取
動作が行われたときには、外光が遮られて検出光量が低
くなるため、ステップS3−12で、外光がそれまでの
光量の10%低下すると、読取窓にバーコードがかざさ
れ使用状態となったと判断して、ステップS3−2に戻
って読取可能な状態とする。
【0011】また、ステップS3−11で、光量が10
%以上しない状態で20分経過したならば(ステップS
3−13)、完全に休止状態であると判断して、レーザ
光を走査するミラーを駆動するモータを停止させる(ス
テップS3−14)。ステップS3−14でレーザ光を
走査するミラーを駆動するモータが停止してから外光が
それまでの光量の10%変動すると、ステップS3−1
に戻って電源投入時と同様に動作する。また、ステップ
S3−15で光量が10%以内で変動しているときには
レーザ光は消灯され、モータは停止した状態に保持され
る。
【0012】以上のように、従来のバーコード読取装置
では、外光センサで検出される光量の変化がそれまでの
光量の10%以下になったときに動作を行うべきである
と検出し、レーザ光の発光を50%、あるいは、消灯し
たり、レーザ光を走査するためのモータの回転を停止さ
せたりしていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のバー
コード読取装置の外光検出方法では、外光がそれまでの
光量の10%以下となったときに、バーコードの読取を
行うものと判断しており、バーコード読取装置の設置状
態等の外的な環境によらず一定の感度で外光の検出を行
っていたため、感度をあまり高く設定してしまうと、使
用しない状態で、人通りが多く周囲の光量が変化すると
ころに設置した場合などには、人影でモータ、レーザ光
がバーコードを読み取り可能な状態に復帰してしまうな
どの誤検出してしまい、逆に、感度をあまり低く設定し
てしまうと、バーコードを読み取ろうとして、読取窓に
商品などをかざしてもレーザ光が発光しなっかたり、モ
ータが回転しなかったりしてバーコードの読取が行えな
くなってしまう等の検出されるべきときに検出されない
などの問題点が生じていた。
【0014】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、検出する状況によらず安定した外光の検出が行える
バーコード読取装置の制御方法及びバーコード読取装置
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、複
数の遷移状態を有するバーコード読取装置の制御方法で
あって、外光の強度を検出する外光検出手順と、外光検
出手順で検出された検出信号の判定基準となる基準値に
定数を乗算し、検出レベルを設定する検出レベル設定手
順と、外光検出手順で検出された検出信号をサンプリン
グするサンプリング手順と、サンプリング手順でサンプ
リングされた検出信号と検出レベル設定手順で設定され
た検出レベルとを比較、判定する判定手順と、バーコー
ドが未検出の状態で一定時間が経過したときに、第1の
状態から第2の状態に遷移させる状態遷移手順と、状
遷移手順で、1の状態から2の状態に遷移されたと
きに検出レベル設定手順で基準値に算する定数を所定
範囲内で変更する定数変更手順とを有し、ーコード
が読み取られない状態における動作状態遷移時に遷移毎
光の検感度を制御することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項1によれば、バーコードが
未検出の状態で一定時間が経過したときに、読取装置の
状態を別の状態に遷移させ、読取装置の状態が別の状態
に遷移されたときに、基準値に乗算する定数を所定の範
囲内で変更することにより、検出する状況によらず安定
した外光の検出が行え、消費電力を低減できる。請求項
2は、検出信号を、予め設定された所定の時間毎に得ら
れた検出信号を平均化したものであることを特徴とする
【0017】請求項2によれば、サンプリングされる値
は所定の時間で得られる検出信号を平均化した値である
ため、突出した値により誤動作することがなくなる。請
求項3は、前記検出レベル設定手順で、前記遷移状態毎
に定数を設定することを特徴とする。
【0018】請求項3によれば、遷移状態毎に定数を設
定することにより、各遷移状態毎に各状態での遷移条件
に最適な定数を設定できるため、状態の遷移を適切に実
施できる
【0019】求項は、バーコードを読み取るバーコ
ード読取装置であって、読取装置に入射する外光を検出
する外光検出手段と外光検出手段で検出された検出信号
の判定基準となる基準値に定数を乗算し、検出レベルを
設定する検出レベル設定手段と、外光検出手段で検出さ
れた検出信号をサンプリングするサンプリング手段と、
サンプリング手段でサンプリングされた検出信号と検出
レベル設定手段で設定された前記検出レベルとを比較、
判定する判定手段と、バーコードが未検出の状態で一定
時間が経過したときに、読取装置の状態を別の状態に遷
移させる状態遷移手段と、状態遷移手段で、読取装置の
状態が別の状態に遷移されたときに検出レベル設定手段
で基準値に算する定数を所定の範囲内で変更する定数
変更手段とを有し、バーコードが読み取られない状態に
おける動作状態遷移時に遷移毎に前記外光の検感度を
制御することを特徴とする。請求項4によれば、バーコ
ードが未検出の状態で一定時間が経過したときに、読取
装置の状態を別の状態に遷移させ、読取装置の状態が別
の状態に遷移されたときに、基準値に乗算する定数を所
定の範囲内で変更することにより、検出する状況によら
ず安定した外光の検出が行え、消費電力を低減できる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【発明の実施の形態】図1に本発明の第1実施例のブロ
ック構成図を示す。本実施例のバーコード読取装置1
は、レーザ式のバーコードリーダを構成しており、バー
コードにレーザ走査光を照射し、バーコードからの反射
光を検出することによりバーコードの読取を行うもので
ある。
【0027】バーコード読取装置1は、レーザダイオー
ド(LD)2でレーザ光L1 を発生する。LD2で発生
したレーザ光L1 はポリゴン3に照射される。ポリゴン
3はモータ4により回転されており、LD2から照射さ
れたレーザ光L1 を複数の方向に走査する。ポリゴン3
により複数方向に走査されたレーザ走査光L2 は読取窓
5から外部に照射される。
【0028】バーコードリーダ1から照射されたレーザ
走査光L2 (B1 、B2 、B3 )は外部で商品7等に貼
付されたバーコード6に照射される。バーコード6は、
バーの部分とスペースの部分とがUPC(Universal Pr
oduct Code;万国製品コード)、EAN(European Art
icle Code ;ヨーロッパ製品コード)、JAN(Japan
Article Number (code);日本共通商品(コード))等で
規格化された所定の配置で配列された構成とされてい
る。
【0029】バーコード6に照射されたレーザ走査光L
2 はバーコード6で反射される。バーコード6で反射さ
れた反射光L3 は、読取窓5を介してフォトダイオード
(PD)8に入射される。PD8は反射光L3 に応じて
光電流を発生する。PD8で反射光L3 により発生した
光電流はアンプ9に供給される。アンプ9は反射光L3
に応じた光電流を増幅する。
【0030】アンプ9で増幅された反射光L3 に応じた
信号は、アナログ/ディジタル(A/D)変換器10に
供給される。A/D変換器10は、アンプ9から供給さ
れる反射光L3 に応じた信号レベルを基準レベルと比較
して、信号レベルが基準レベルより大きいときにハイレ
ベルとなり、信号レベルが基準レベルより小さいときに
ローレベルとなるパルスに変換して、バー幅カウンタ1
1に供給する。バー幅カウンタ11にはA/D変換器1
0から反射光L3 に応じたパルスが供給されると共に、
クロック発生回路12からクロックが供給される。
【0031】バー幅カウンタ11は、A/D変換器10
から供給される反射光L3 に応じたパルスのローレベル
及びハイレベルのパルス幅をクロック発生回路12から
供給されるクロックによりカウントして、ローレベルの
パルス幅に応じたカウント値及びハイレベルのパルス幅
に応じたカウント値を測定する。バー幅カウンタ11で
測定されたカウント値はダイレクトメモリアクセス制御
回路(DMAC;Direct Memory Access Conntroller)
13を介してRAM(Random Access Memory)に格納さ
れる。
【0032】RAM14はバス15を介してCPU16
に接続されている。RAM14に格納された読み取った
バーコード6のパターンに応じたカウント値はCPU1
6に供給される。CPU16では後述するようなコード
を認識するための認識処理を行う。CPU16で認識さ
れたコードはインタフェース回路17及びインタフェー
スケーブル18を介してPOSシステム19に供給され
る。
【0033】バス15にはRAM14、CPU16、イ
ンタフェース回路17の他に、タイマ20、読み取るべ
きデータが格納されたメモリ(例えば、不揮発性メモリ
21)、入出力ポート22が接続されており、CPU1
6は後述するようにタイマ20、不揮発性メモリ21、
入出力ポート22に供給される信号によりバーコード6
の認識を制御する。
【0034】入出力ポート22にはポリゴン3の回転位
置を検出する回転センサ23、手持操作を認識させるス
イッチ24、認識動作の状態を表示する発光ダイオード
(LED)25、コード認識の可否を知らせるブザー2
6、バーコード読取装置1の周囲の明るさを検出する外
光センサ27が接続され、CPU16による認識制御動
作に応じて制御される。
【0035】本実施例では、レーザ光が100%で発光
し、かつ、レーザ光を走査するポリゴンを回転させるモ
ータが回転し、バーコードの読取が行える状態である状
態Aとレーザ光の光量が100%で、点灯・消灯比を5
0%とで発光した状態の状態Bとの間で状態遷移を行う
ものについて説明する。
【0036】図2に本発明の第1実施例の動作フローチ
ャートを示す。バーコード読取装置1に電源が投入され
ると、CPU16は、まず、外光の検出範囲を決める定
数値をイニシャライズする(ステップS1−1)。本実
施例では各状態毎に定数値が設定されている。
【0037】例えば、モータが回転してレーザ光の発光
量が状態(A)の通常のレーザ光の点灯・消灯比の50
%とされた状態(B)で用いられる定数値bのイニシャ
ライズ値b0 は、0.9に設定される。次に、CPU1
6は、レーザ光を走査するためのモータ4を回転させる
とともに、外光センサ26から供給された信号を所定の
サンプリング周期でサンプリングし、平均値を算出する
(ステップS1−2)。
【0038】次に、レーザダイオードに電流を供給し、
レーザダイオードから通常の強度(100%)でレーザ
光を出射させる(ステップS1−3)。以上で、ポリゴ
ン3を回転させるモータ4が回転され、レーザーダイオ
ード2が通常の読取可能な状態で発光された状態とな
り、バーコード6の読取が可能となる。
【0039】この状態で、バーコード6が読み取られる
と、CPU16は、まず、外光の検出レベルを設定する
ための定数値bを前述した所定のイニシャライズ値b0
にイニシャライズして、読み取られたバーコードを復調
して復調データをPOS等送信する(ステップS1−
4、S1−5、S1−6、S1−7、S1−8)。ステ
ップS1−4でのバーコードラベルの検出はバーコード
6を構成するブロックの内少なくとも片側のブロックが
読み取られたときに、バーコードラベルが読み取られた
と判断する。
【0040】ステップS1−4でバーコードが読み取ら
れている間はステップS1−5で必ずイニシャライズさ
れるため、定数値bは所定のイニシャライズ値b
0 (0.9)に固定されたままとなる。また、ステップ
S1−4で、バーコードが検出されないときには、バー
コードが未検出の状態で10秒経過したか否かが判断さ
れる(ステップS1−9)。ステップS1−9で、バー
コードが未検出の状態で10秒以上経過したときには、
レーザ光の出力を光量100%で、点灯・消灯比50%
とすることにより、通常時出力の50%にする(ステッ
プS1−10)。
【0041】ステップS1−10で、レーザ光の出力を
レーザ光の通常時出力の50%にしてからバーコードが
読み取られると(ステップS1−11)、定数値bをイ
ニシャライズ値b0 (0.9)に戻してからステップS
1−3に戻って、レーザ光を通常読取状態の発光状態に
遷移させる状態Aとされる(S1−12)。
【0042】また、ステップS1−11でバーコードラ
ベルが読み取られなければ、次に、外光センサ26で検
出された外光が100msec毎にサンプリングされた
過去9個分の外光センサにより検出された外光量の平均
値に定数値bを乗算した値であるスライスレベル以上か
否かを判断する(ステップ1−13)。ステップS1
−13で、外光センサ26により検出された外光がスラ
イスレベル以上の場合には、ステップS1−11に戻
り、状態Bを維持する。また、ステップS1−11、S
1−13で、バーコードラベルが読み取られずに外光セ
ンサ26により検出された外光がスライスレベル以下と
なったときには、外光の検出感度の変更を行う(ステッ
プS1−14)。
【0043】ステップS1−14では、定数値bから
0.1を減算した値(b−0.1)、を定数値bとする
ことにより定数値bの変更を行っている。例えば、ステ
ップS1−13で定数値bがイニシャライズ値b
0 (0.9))に設定されていた場合には、定数値b
は、 b=(b0 −0.1)=(0.9−0.1)=0.8 となる。なお、このとき、定数値bの下限値は0.5ま
でとする。
【0044】すなわち、定数値bは、バーコードが読み
取られることなく外光によってのみレーザ光が50%の
発光量の状態Bからレーザ光が100%の発量の状態
の通常読取状態Aに遷移すると、状態Bから状態Aに遷
移する度に、0.9→0.8→0.7→0.6→0.5
というように変化する。
【0045】図3に本発明の第1実施例の動作説明図を
示す。まず、レーザ光が100%点灯で、レーザ光を走
査するポリゴン3を回転させるモータ4を駆動した状態
の状態Aで10秒間バーコードラベルの検出がなけれ
ば、次に、レーザ光を状態Aの点灯・消灯比の50%と
した状態Bに遷移する。状態Bに遷移した後に、バーコ
ードラベルが検出されずに外光が平均値に定数値bを乗
算した乗算値以下となると、誤検出と判断して定数値b
から0.1を減算して、外光の検出レベルを低下させ、
外光の検出感度が低下させる。
【0046】本実施例によれば、バーコード読み取ら
れない状態で、外光が検出された場合には次回処理から
外光の検出感度が低下される。このため、読取が行われ
ないにもかかわらず、周囲の光の状況に変化が大きいと
きなどには外光の検出感度が低下し、読み取り動作以外
の理由により、不必要にレーザ光が点灯されることがな
くなり、したがって、レーザダイオードの寿命を延ばす
ことができると共に、消費電力を低減できる。
【0047】なお、上記実施例では、レーザ光が100
%で発光し、かつ、レーザ光を走査するポリゴン3を回
転させるモータ4が回転し、バーコードの読取が行える
状態である状態Aとレーザ光の点灯・消灯比の50%で
発光した状態の状態Bとの2つの状態の間で外光に応じ
て遷移する場合に遷移を行うレベルを設定する定数値b
を可変する構成について説明したが、これに限ることは
なく、複数の状態で遷移を行い、各状態毎に定数を設定
し、定数の可変を行う構成も考えられる。
【0048】次に、複数の状態で遷移を行い、各状態毎
に定数を設定し、定数の可変を行う構成のバーコード読
取装置について説明する。本実施例はレーザ光が100
%で発光し、かつ、レーザ光を走査するポリゴンを回転
させるモータが回転し、バーコードの読取が行える状態
である状態A、レーザ光の点灯・消灯比が50%で発光
した状態の状態B、レーザ光が消灯され、レーザ光を走
査するポリゴンを回転させるモータ4が回転した状態
C、レーザ光が消灯され、かつ、モータ4が停止された
状態の状態Dの間で状態遷移を行うものである。
【0049】本実施例のブロック構成は図1と同一であ
るため、その説明は省略する。図4に本発明の第2実施
例の動作フローチャートを示す。バーコード読取装置1
に電源が投入されると、CPU16は、まず、外光の検
出範囲を決める定数値をイニシャライズする(ステップ
S2−1)。本実施例では各状態毎に定数値が設定され
ている。
【0050】例えば、モータ4が回転してレーザ光の発
光量が状態(A)からレーザ光の点灯・消灯比が50%
とされた状態(B)で用いられる定数値bのイニシャラ
イズ値b0 は、0.9に設定される。また、モータ4が
回転してレーザ光が消灯された状態(C)で用いられる
定数値aのイニシャライズ値a0 は、0.8に設定され
る。
【0051】さらに、モータ4が停止し、レーザ光が消
灯された状態(D)で用いられる定数値dのイニシャラ
イズ値d0 は、0.7に設定される。次に、CPU16
は、入出力ポート22を介してレーザ光を走査するため
のモータ4を回転させる(ステップS2−2)。
【0052】次に、レーザダイオード2に電流を供給
し、レーザダイオード2から通常の強度でレーザ光を出
射させる(ステップS2−3)。以上で、ポリゴン3を
回転させるモータ4が回転され、レーザーダイオード2
が通常の読取可能な状態で発光された状態となり、バー
コードの読取が可能となる。 この状態で、バーコード
が読み取られると、CPU16は、まず、外光の検出範
囲を決める定数値b、c、dを前述した所定のイニシャ
ライズ値b0 、c 0 、d0 にイニシャライズして、読み
取られたバーコードを復調して復調データをPOS等の
送信する(ステップS2−4、S2−5、S2−6、S
2−7、S2−8)。ステップS2−4でのバーコード
ラベルの検出はバーコードを構成するブロックの内少な
くとも片側のブロックが読み取られたときに、バーコー
ドラベルが読み取られたと判断する。
【0053】ステップS2−4でバーコードが読み取ら
れている間は定数値がステップS2−5で必ずイニシャ
ライズされるため、定数値b、c、dは所定のイニシャ
ライズ値b0 (0.9)、c0 (0.8)、d0 (0.
7)に固定されたままとなる。
【0054】また、ステップS2−4で、バーコードが
検出されないときには、バーコードが未検出の状態で1
0秒経過したか否かが判断される(ステップS2−
9)。ステップS2−9で、バーコードが未検出の状態
で10秒以上経過したときには、次に、外光変化が検出
されたか否かを判断する(ステップS2−10)。
【0055】ステップS2−10で、外光変化が検出さ
れない場合には、定数値a、b、cの値は変えずにレー
ザ光の点灯・消灯比を50%にする(ステップS2−1
1)。また、ステップS2−10で、外光変化が検出さ
れた場合には、定数値b、c、dから0.1を減算した
値(b−0.1)、(c−0.1)、(d−0.1)を
定数値b、c、dとした後、レーザ光の点灯・消灯比を
50%にする(ステップS2−12、S2−11)。
【0056】例えば、ステップS2−12で定数値b、
c、dがイニシャライズ値b0 (0.9)、c0 (0.
8)、d0 (0.7)に設定されていた場合には、定数
値b、c、dは、 b=(b0 −0.1)=(0.9−0.1)=0.8 c=(c0 −0.1)=(0.8−0.1)=0.7 d=(d0 −0.1)=(0.7−0.1)=0.6 となる。なお、このとき、定数値b、c、dの下限値は
0.5までとする。
【0057】ステップS2−11で、レーザ光の点灯・
消灯比を通常時の50%にしてからステップS2−13
でバーコードが読み取られると、定数値b、c、dをイ
ニシャライズ値b0 (0.9)、c0 (0.8)、d0
(0.7)に戻してからステップS2−3に戻って、レ
ーザ光を通常読取状態の発光状態に遷移させる状態Aと
される(ステップS2−13、S2−14)。
【0058】また、ステップS2−11でレーザ光の出
力をレーザ光の通常時出力の点灯・消灯比の50%にし
た状態となってから、バーコードが未検出の状態が9分
50秒経過すると、休止状態と判断して、レーザ光を消
灯する(ステップS2−15、S2−16)。
【0059】ステップS2−15で、レーザ光の点灯・
消灯比を50%としてから9分50秒が経過するまでの
間は、外光センサ26で検出された外光が100mse
c毎にサンプリングされた過去9個分の平均値に定数値
bを乗算した値以上か否か、すなわち、光量がX%減少
したか否かを継続的に監視、判断する(ステップ2−1
7)。ステップS2−17で、ステップS2−17で、
外光センサ26により検出された外光が平均値と定数値
bとの乗算値以上の場合には、ステップS2−13に戻
り、状態Bを維持する。また、ステップS2−17で、
外光センサ26により検出された外光が平均値と定数値
bとの乗算値以下のときには、バーコードが読取窓5に
近づけられたものと判断して、ステップS2−3に戻
り、状態Aとされバーコードの読取が可能な状態とされ
る。
【0060】また、ステップS2−16で、レーザ光が
消灯されると、次は、外光センサ26で検出された外光
量に応じた信号と100msec毎にサンプリングされ
た過去9個分の外光光量の平均値に定数値cを乗算した
値とを比較し、光量がX%減少したか否かを判断する
(ステップ2−18)。
【0061】ステップS2−18で、外光センサ26で
検出された信号が平均値に定数値cを乗算した値以下で
ある場合(Y%減少)には、バーコードが読取窓5に近
づけられたものと判断して、ステップS2−3に戻り、
レーザー光を点灯して、バーコードの読取が可能な状態
Aに戻る。また、ステップS2−18で、外光センサ2
6で検出された信号が平均値に定数値cを乗算した値以
上である場合には、次に、レーザ光が消灯されてから2
0分経過したか否かが判断される(ステップS2−1
9)。
【0062】ステップS2−19で、レーザ光が消灯さ
れてから20分経過していなければ、ステップS2−1
8に戻り、外光は10msec毎に外光光量がサンプリ
ングされた外光光量の平均値に定数値cを乗算した値以
上か否かが判断される。また、ステップS2−19で2
0分経過した後には、レーザ光を走査するためのポリゴ
ンミラー3を回転させるためのモータ4が停止される
(ステップS2−20)。
【0063】ステップS2−20で、モータ4が停止さ
れると、次に、外光センサ26で検出された信号(光
量)が100msec毎にサンプリングされた過去9個
分の外光光量の平均値に定数値dを乗算した乗算値とを
比較し、光量がZ%減少したか否かを判断する(ステッ
プ2−21)。ステップS2−21で、外光センサ26
で検出された信号が平均値に定数値dを乗算した乗算値
以下になると(光量Z%減少)、バーコードが読取窓に
近づけられたものと判断して、ステップS2−2に戻
り、モータ4を回転させてバーコードの読取が可能な状
態Aに戻る。また、ステップS2−21で、外光センサ
26で検出された信号が平均値に定数値dを乗算した値
以上の場合には、再びステップS2−21に戻り、外光
が平均値に定数値dを乗算した値以上か否かの判断が1
0msec毎に行われ、状態Dを維持する。
【0064】図3に本発明の一実施例の動作説明図を示
す。まず、レーザ光が100%点灯で、レーザ光を走査
するポリゴンを回転させるモータを駆動した状態の状態
Aで10秒間バーコードラベルの検出がなければ、次
に、レーザ光の点灯・消灯比を50%とした状態Bに遷
移する。このとき、外光の許容範囲を決める定数値b、
c、dから0.1が減算され、外光の検出レベルを低下
させることにより外光の検出感度が低下する。
【0065】レーザ光の点灯・消灯比を50%とした状
態Bで9分50秒、すなわち、状態Aとなってから10
分間バーコードラベルの検出がなければ、状態Bからレ
ーザ光を消灯する状態Cに遷移する。レーザ光を消灯し
た状態Cの状態で20分、すなわち、状態Aとなってか
ら30分の間バーコードラベルが検出されなければ、次
に、レーザ光を消灯し、かつ、レーザ光を走査するポリ
ゴンを回転させるモータを停止させた状態Dに遷移す
る。このとき、状態Dでは、定数値dは定数値b、cに
比べて小さい値になるため、外光の検出感度が最小とさ
れる。
【0066】また、状態B、C、Dで、外光が平均値に
上記定数値b,c、dを乗算した値により設定された許
容値以下になると、状態Aに戻り、状態Aでバーコード
ラベルが検出されなければ、ここで、定数値b、c、d
から0.1が減算されて、外光の検出感度が低下する。
【0067】すなわち、定数値bはバーコードが読み取
られない状態で外光が検出されると、外光が検出される
度に0.9→0.8→0.7→0.6→0.5のように
低下され、定数値cはバーコードが読み取られない状態
で外光が検出されると、外光が検出される度に0.8→
0.7→0.6→0.5のように低下され、定数値dは
バーコードが読み取られない状態で外光が検出される
と、外光が検出される度に0.7→0.6→0.5のよ
うに低下されることになる。
【0068】なお、状態C、Dではレーザ光が消灯され
ているため、バーコードラベルの検出が行われず、外光
を検出したときにバーコードの読取を行うものとの判断
を行う。このとき、バーコードが読み取られなくなって
からの時間が長くなるほど外光の検出感度は低い値とさ
れ、周囲の光の変化に対して鈍感にすることにより外光
の変化で容易にはレーザダイオードやモータが駆動され
なくなる。すなわち、誤動作を減少させることができ
る。
【0069】本実施例によれば、バーコードを読み取ら
ないのに、外光が検出された場合には外光の検出感度が
低下されるため、周囲の光の状況に変化が大きいときな
どには外光の検出感度が低下し、不必要にレーザ光やモ
ータを駆動してしまうことがなくなり、したがって、レ
ーザダイオード2の寿命を延ばすことができると共に、
消費電力を低減できる。
【0070】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、バーコード
が未検出の状態で一定時間が経過したときに、読取装置
の状態を別の状態に遷移させ、読取装置の状態が別の状
態に遷移されたときに、基準値に乗算する定数を所定の
範囲内で変更することにより、検出する状況によらず安
定した外光の検出が行え、消費電力を低減できる等の特
長を有する。
【0071】請求項2によれば、サンプリングされる値
は所定の時間で得られる検出信号を平均化した値である
ため、突出した値により誤動作することがなくなる等の
特長を有する。
【0072】請求項3によれば、遷移状態毎に定数を設
定することにより、各遷移状態毎に各状態での遷移条件
に最適な定数を設定できるため、状態の遷移を適切に実
施できる等の特長を有する
【0073】請求項4によれば、バーコードが未検出の
状態で一定時間が経過したときに、読取装置の状態を別
の状態に遷移させ、読取装置の状態が別の状態に遷移さ
れたときに、基準値に乗算する定数を所定の範囲内で変
更することにより、検出する状況によらず安定した外光
の検出が行え、消費電力を低減できる等の特長を有す
る。
【0074】
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作フローチャートであ
る。
【図3】本発明の第1実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の第2実施例の動作フローチャートであ
る。
【図5】本発明の第2実施例の動作説明図である。
【図6】従来の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 バーコード読取装置 2 レーザダイオード 3 ポリゴン 4 モータ 5 読取窓 6 商品 7 バーコード 8 フォトダイオード 9 アンプ 10 A/D変換器 11 バー幅カウンタ 12 クロック発生回路 13 DMAC 14 RAM 15 バス 16 CPU 17 インタフェース回路 18 インタフェースケーブル 19 POSシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 伸一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 川合 弘晃 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 篠田 一郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 渡辺 光雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−129585(JP,A) 特開 平7−55555(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遷移状態を有するバーコード読取
    装置の制御方法であって、 外光の強度を検出する外光検出手順と、 前記外光検出手順で検出された検出信号の判定基準とな
    る基準値に定数を乗算し、検出レベルを設定する検出レ
    ベル設定手順と、 前記外光検出手順で検出された検出信号をサンプリング
    するサンプリング手順と、 前記サンプリング手順でサンプリングされた検出信号と
    前記検出レベル設定手順で設定された前記検出レベルと
    を比較、判定する判定手順と、バーコードが未検出の状態で一定時間が経過したとき
    に、 第1の状態から第2の状態に遷移させる状態遷移手
    順と、 前記状態遷移手順で、前記第1の状態から前記第2の状
    態に遷移されたときに前記検出レベル設定手順で前記基
    準値に算する前記定数を所定の範囲内で変更する定数
    変更手順とを有し、 前記バーコードが読み取られない状態における動作状態
    遷移時に遷移毎に前記外光の検感度を制御することを
    特徴とするバーコード読取装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記検出信号は、予め設定された所定の
    時間毎に得られた検出信号を平均化したものであること
    を特徴とする請求項1記載のバーコード読取装置の制御
    方法。
  3. 【請求項3】 前記検出レベル設定手順は、前記遷移状
    態毎に定数を設定することを特徴とする請求項1又は2
    記載のバーコード読取装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 バーコードを読み取るバーコード読取装
    置であって、 前記読取装置に入射する外光を検出する外光検出手段と
    前記外光検出手段で検出された検出信号の判定基準とな
    る基準値に定数を乗算し、検出レベルを設定する検出レ
    ベル設定手段と、 前記外光検出手段で検出された検出信号をサンプリング
    するサンプリング手段と、 前記サンプリング手段でサンプリングされた検出信号と
    前記検出レベル設定手段で設定された前記検出レベルと
    を比較、判定する判定手段と、前記バーコードが未検出の状態で一定時間が経過したと
    きに、 前記読取装置の状態を別の状態に遷移させる状態
    遷移手段と、 前記状態遷移手段で、前記読取装置の状態が別の状態に
    遷移されたときに前記検出レベル設定手段で前記基準値
    算する前記定数を所定の範囲内で変更する定数変更
    手段とを有し、 前記バーコードが読み取られない状態における動作状態
    遷移時に遷移毎に前記外光の検感度を制御することを
    特徴とするバーコード読取装置。
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