JP3537773B2 - 飲食客の在席時間表示システム - Google Patents

飲食客の在席時間表示システム

Info

Publication number
JP3537773B2
JP3537773B2 JP2001028281A JP2001028281A JP3537773B2 JP 3537773 B2 JP3537773 B2 JP 3537773B2 JP 2001028281 A JP2001028281 A JP 2001028281A JP 2001028281 A JP2001028281 A JP 2001028281A JP 3537773 B2 JP3537773 B2 JP 3537773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
time
food
input
remaining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001028281A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002230131A (ja
Inventor
邑一 石野
実 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishino Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ishino Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishino Seisakusho Co Ltd filed Critical Ishino Seisakusho Co Ltd
Priority to JP2001028281A priority Critical patent/JP3537773B2/ja
Publication of JP2002230131A publication Critical patent/JP2002230131A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3537773B2 publication Critical patent/JP3537773B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Table Equipment (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の客席を有す
る飲食店舗において、飲食客が客席に着いてからの滞在
時間である在席時間、或いは予め定めた所定の滞席時間
から飲食客の滞在時間を差し引いてその飲食客が在席す
るであろう在席時間を表示することのできる飲食客の在
席時間表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食文化の多様化に伴い、飲食店に
て出向いて飲食を行う外食人口が非常に多くなってきて
おり、とりわけ、無端状に形成されている飲食物搬送用
の循環型搬送路を、カウンタ等の飲食台に沿って設け、
この搬送路に、例えば寿司等の飲食物を盛り付けた皿等
の容器を載置して搬送する回転寿司店舗は、飲食客や調
理人が移動することなく飲食或いは調理することがで
き、更に飲食客は席にいながらにして自分の所望する商
品を選びながら飲食できることから、多くの人が利用す
るようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら飲食客の増加に
伴い、これら回転寿司店舗に限らず、飲食店内の客席が
満席になる場合が多く、これら満席の場合においては、
客席待ちの飲食客よりどの程度の待ち時間なのか等の質
問が多くなされるが、近年では飲食店舗の大型化に伴っ
て1つの飲食店舗が有する客席数も非常に多くなってき
ていることから、これら客席待ちの飲食客の対応におい
て、各客席の状況、その客席の飲食客がどの程度の時間
に渡って在席しているのかを各々記憶して把握しておく
ことが困難となってきており、正確な待ち時間等を判断
することができず、客席待ちの飲食客に待ち時間等の情
報を提供できず、飲食客へのサービスが低下してしまう
という問題があった。
【0004】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、その客席の飲食客がどの程度の時間
に渡って在席しているのか、或いはその飲食客が在席す
るであろう在席時間を正確に把握することで、より正確
な待ち時間等の情報を客席待ちの飲食客に提供すること
で、飲食客へのサービスを向上することのできる飲食客
の在席時間表示システムを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、 本発明の飲食客の在席時間表示システムは、飲食
店内の客席該客席の在席状況及び客席毎の飲食客の種
を入力可能な入力手段と、該入力された客席を特定可
能な客席特定情報と該客席の在席状況を識別可能な在席
情報と飲食客の種別を特定可能な種別情報とを送信可能
な通信手段とを少なくとも具備する入力端末と、前記入
力端末の通信手段からの送信を受信可能な受信手段と、
少なくとも時間情報を出力可能な時計手段と、飲食客の
種別毎に異なる所定滞席時間が登録された記憶手段と、
該種別毎の所定滞席時間からその客席が在席となってか
らの経過時間を減算して残滞席時間を算出する残滞席時
間算出手段と、前記受信手段にて受信した前記客席特定
情報と在席情報と種別情報にて特定した客席の在席状況
並びに前記残滞席時間算出手段にて算出した残滞席時間
とを各客席毎に表示する表示手段とを少なくとも具備す
管理装置とから成り、飲食客に連れ客が存在する場合
において、該飲食客の各席並びに連れ客である飲食客が
在席している客席を単一のグループとして前記入力手段
より入力可能とされ、該グループに属する客席を特定可
能な客席特定情報をグループ情報として前記通信手段よ
り送信し、前記管理装置は、該グループ情報より特定さ
れるグループに属する客席を同一のグループとして識別
可能に前記表示手段に表示するとともに、該グループに
属する客席の残滞席時間が異なる場合には、最も長い残
滞席時間を該グループに属する全ての客席の残滞席時間
として表示することを特徴としている。この特徴によれ
ば、前記在席時間表示装置の表示手段に、各客席の在席
状況並びにその客席の飲食客が在席するであろう残滞席
時間が表示されることで、その客席が空席になると予測
されるまでの時間を正確且つ簡便に把握することが可能
となり、これら残滞席時間に基づいてより正確な待ち時
間等の情報を客席待ちの飲食客に提供することが可能と
なり、結果的に飲食客へのサービスを向上することがで
きる。そして、飲食客の種別、例えば性別や子供等の種
別の違いによって前記所定滞席時間を個別に設定するこ
とが可能となり、残滞席時間をより正確なものとするこ
とができる。更に、飲食客に連れ客が存在する場合にお
いては、最も残滞席時間が長い飲食客に他の飲食客の多
くが同調することから、前記残滞席時間をより正確なも
のとすることができる。
【0007】
【0008】
【0009】本発明の飲食客の在席時間表示システム
は、前記入力端末の通信手段は、前記在席時間表示装置
に対して非接触にてデータ送信が可能とされていること
が好ましい。このようにすれば、飲食客を客席に案内す
る店員等が、前記入力端末を携行して客席にて前記入力
を実施することができ、入力間違い等を大幅に低減でき
るばかりか、入力端末の取り扱い性も大幅に向上でき
る。
【0010】本発明の飲食客の在席時間表示システム
は、前記入力手段は、客席のレイアウトが表示された表
示装置上にて入力が可能なタッチパネルとされているこ
とが好ましい。このようにすれば、入力端末の操作者
は、タッチパネル上において客席のレイアウト表示を確
認しながら入力操作を実施できるようになり、これら入
力操作の操作性を大幅に向上できる。
【0011】本発明の飲食客の在席時間表示システム
は、前記客席が、飲食物が載置された飲食物容器を無端
状の循環搬送路にて飲食客に提供可能な循環型搬送路に
沿って設けられていることが好ましい。このようにすれ
ば、飲食店舗内に循環型搬送路がある場合には、該循環
型搬送路により見通しが遮られて客席の状況等を確認し
づらいことから、本発明の在席時間表示システムにてよ
り大きな効果を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0013】(実施例)図1は、本実施例の飲食客の在
席時間表示システムを備えた飲食店である回転寿司店の
店内状況を示す図であり、図2は、本実施例の在席時間
表示システムに用いた入力端末を示す外観斜視図であ
り、図3は、本実施例の在席時間表示システムに用いた
入力端末の構成を示すブロック図であり、図4は、本実
施例の在席時間表示システムに用いた在席時間表示装置
としての客席管理コンピュータの構成を示すブロック図
である。
【0014】まず、本実施例の在席時間表示システムが
設置された飲食店は、図1に示すように、無端状の循環
型搬送路であるフラットトップチェーンコンベア2を囲
むように飲食カウウンタ1並びに客席4が設けられてお
り、飲食物である各種の寿司を飲食物容器である寿司皿
3に載置して前記フラットトップチェーンコンベア2上
に投入することで、各種の寿司が該フラットトップチェ
ーンコンベア2上を搬送されて飲食客に提供される回転
寿司店とされている。
【0015】この回転寿司店舗の入り口近傍の所定位置
には、図1に示すように、本実施例の在席時間表示シス
テムを構成する在席時間表示装置としての客席管理コン
ピュータ6が設置されていて、客席係等の店員が該客席
管理コンピュータ6のディスプレイ7の表示内容を目視
確認できるようになっており、本実施例の在席時間表示
システムは、この客席管理コンピュータ6と、図2に示
すような、前記客席係等の店員等が可搬可能とされた入
力端末20とから主に構成されている。
【0016】まず、本実施例の在席時間表示システムに
用いた入力端末20について説明すると、該入力端末2
0の外観は図2に示すようになっており、その前面には
液晶ディスプレイ(LCD)パネル21にて形成された
比較的大型の表示画面が設けられているとともに、該L
CDパネル21の表面には、入力ペン32等にて触れる
ことにより、その入力位置の座標情報を出力可能な入力
手段としての透明タッチパネル23が設けられていて、
前記入力ペン32を用いて前記表示画面上にて入力操作
を簡便に実施できるようになっている。また、図2中の
25は、入力端末20の起動/停止を入力するためのメ
インスイッチであり、31は、内蔵されている無線通信
モジュール30に接続されているアンテナである。
【0017】本実施例の入力端末20の構成は、主に図
3に示すようになっており、前述のLCDパネル21並
びに該LCDパネル21の表示制御を行うLCDドライ
バ22や、前記透明タッチパネル23並びに該透明タッ
チパネル23の入力位置を検出して座標データとして出
力するタッチパネルドライバ24や、前記メインスイッ
チ25と内蔵する電池27に接続されて各部の動作に必
要な電力を供給する給電回路部26や、前記アンテナ3
1に接続されて前記客席管理コンピュータ6に接続され
ている無線LANターミナル19との双方向無線データ
通信を行う通信手段としての無線通信モジュール30
と、後述する制御マイコン(MPU)29の制御プログ
ラムや各種表示画面データ並びに入力されたデータ等が
登録される記憶部28と、これら各部に図3に示すよう
に接続されて各部の制御を行う制御マイコン(MPU)
29と、を有しており、図2に示すように前記LCDパ
ネル21に表示される客席レイアウト上の客席番号と入
力メニューとを操作者が前記入力ペン32にて適宜選択
操作することにより客席4の在席状況の入力が可能とさ
れ、その入力情報が前記無線LANターミナル19を通
じて前記客席管理コンピュータ6に送信されるようにな
っている。
【0018】このように本実施例では、客席管理コンピ
ュータ6に対しての在席状況の入力を、非接触にてデー
タ通信可能とされた入力端末20にて実施できるように
なっており、飲食客を客席4に案内する店員等が、これ
ら入力端末20を携行し、案内した客席4の近傍にて当
該客席4の在席状況の入力を実施することができるた
め、客席番号の入力ミス等を大幅に低減できるばかり
か、入力端末20の取り扱い性も大幅に向上できるよう
になっている。
【0019】また、本実施例の入力端末20では、表示
画面に表示された客席4のレイアウト表示を確認しなが
ら、在席状況の入力操作を実施できるようになってお
り、これら入力に伴う操作性を大幅に向上できるように
なっている。
【0020】次いで、この入力端末20からの入力情報
を受信して、飲食客の在席時間の表示を行う本実施例の
在席時間表示装置である客席管理コンピュータ6の構成
は、図4に示すようになっており、コンピュータ内部に
てデータの送受を行うデータバス10に、飲食客の在席
時間の算出や該算出した在席時間に基づく表示画面の生
成処理等を実施する残滞席時間算出手段としての中央演
算処理装置(CPU)11と、RAM12と、現在の時
刻情報や任意の年月日の曜日等のカレンダ情報を出力可
能な時計手段としてのリアルタイムクロック(RTC)
17と、キーボード9やマウス等の入力装置が接続可能
な入力インターフェイス(IF)16と、表示手段とし
てのディスプレイ7等の表示装置が接続され、表示デー
タが出力される表示インターフェイス(IF)14と、
前記入力端末20との双方向無線データ通信を行う無線
LANターミナル19に接続されてデータの送受信を行
う通信インターフェイス13と、磁気ディスクや光磁気
ディスクから成り、前記中央演算処理装置(CPU)1
1が実施する在席時間の算出処理や表示画面の生成処理
等の各処理内容が記述された処理プログラムや、各客席
4の在席状況等が登録されている在席状況データベース
(DB)等が記憶されている記憶装置15と、が接続さ
れた通常のコンピュータとされている。
【0021】前記各客席4には、図5(a)に示すよう
に、個々の客席4に対して連続する客席番号が予め設定
されており、前記記憶装置15に記憶された在席状況D
Bには、図5(b)に示すように、これら各客席番号に
対応して、当該客席4に在席する飲食客の着席時刻と、
該着席時刻から現在時刻までの経過時間と、飲食客が属
するグループのグループID(同一グループにおける先
頭客席番号及び最終客席番号)と、飲食客の客種(1;
成人男性、2;成人女性、3;小人、4;幼児)と、該
客種に基づく予想滞席時間(客種1;30分、客種2;
40分、客種3;50分、客種4;50分)と、該予想
滞席時間から前記経過時間を減算した残滞席時間と、同
一のグループIDが登録された客席番号に対応する残滞
席時間の中で最も長い残滞席時間が登録されるグループ
別残滞席時間と、が登録されており、これら各登録情報
は前記入力端末20から出力される入力情報に基づき最
新の情報に更新されるようになっているとともに、前記
経過時間は前記RTC17から出力される時間情報に基
づき1分毎に1ずつ加算更新され、残滞席時間、グルー
プ別残滞席時間は1分毎に1ずつ減算更新されるように
なっている。
【0022】以下本実施例の在席時間表示システムの動
作状況を図6〜図14に基づき説明説明する。
【0023】まず、図6は前記客席管理コンピュータ6
のディスプレイ7に表示された在席時間表示画面40を
示す図であり、該在席時間表示画面40には、客席状況
表示ウィンドウ41と、残滞席時間表示ボタン42と、
各席経過時間表示ボタン43と、が設けられており、通
常時(デフォルト時)において客席状況表示ウィンドウ
41には、各客席4のレイアウトに対応して客席番号が
表示され、これら客席番号に在席している飲食客のグル
ープ別に前記在席状況DBに登録された当該グループの
グループ別残滞席時間が表示される残滞席時間表示画面
(図6参照)が表示されており、これらグループ別残滞
席時間は前記在席状況DBが更新される毎に最新の情報
に表示更新されるようになっている。また、この残滞席
時間表示画面においては、グループ別残滞席時間が10
分以下となった客席番号が白黒反転表示され、空席とな
る可能性が高い客席番号が判別できるようになってい
る。
【0024】また、前記在席時間表示画面40において
各席経過時間表示ボタン43が選択入力されると、前記
客席状況表示ウィンドウ41の表示が、図7に示すよう
に、各客席4のレイアウトに対応して客席番号が表示さ
れ、これら各客席番号に対応して前記在席状況DBに登
録された各客席4の経過時間が表示される各席経過時間
表示画面が表示されるようになっており、これら各客席
番号の経過時間は前記在席状況DBが更新される毎に最
新の情報に表示更新されるようになっている。尚、この
各席経過時間が表示された状態で残滞席時間表示ボタン
42が選択入力されると、客席状況表示ウィンドウ41
の表示が再び残滞席時間表示画面に戻るようになってい
る。
【0025】次いで図8は、入力端末20の表示画面上
に表示された入力画面60を示す図であり、該入力画面
60には、客席レイアウト上に各客席番号が表示された
入力部と、他の入力画面(図示略)に表示切替するため
の表示切替ボタン61と、客席管理コンピュータ6に対
して入力情報の送信を実施する送信ボタン62と、選択
した客席番号をグループ化するためのグループ指定ボタ
ン63と、選択した客席番号を空席として指定するため
の空席ボタン64と、前述した客種1〜4を選択するた
めの客種選択ボタン65a〜65dからなる客種選択部
65と、客席番号の選択を解除するキャンセルボタン6
6と、が設けられており、該入力画面60にて入力され
た各客席4の在席状況の入力情報が記憶部28に一時記
憶され、送信ボタン62が入力されることで前記一時記
憶された入力情報が客席管理コンピュータ6に送信さ
れ、在席状況DBに登録された該当客席番号のデータ更
新が実施されるようになっている。
【0026】この入力端末20での入力状況と、該入力
に基づく残滞席時間表示画面並びに各席経過時間表示画
面の表示更新状況を、客席番号26〜30番の客席4が
空席となり、その内27〜30番の客席4に成人男性、
成人女性、小人2人からなる飲食客のグループが着席し
た場合を例に説明する。
【0027】まず、図9に示すように、入力ペン32に
て飲食客が着席したいずれかの客席番号を選択した後、
該当する客種を客種選択部65から選択する(図9にお
いては客種1(客種選択ボタン65a))。この際、選
択した客席番号の近傍位置に選択した客種を示す符号
(客種1;男、客種2;女、客種3;小、客種4;幼)
が表示され、入力した客種が判別できるようになってい
る。
【0028】同様にその他の客席番号についても客種を
選択した後、図10に示すように、入力ペン32にてグ
ループ化する客席番号を範囲指定して、グループ指定ボ
タン63を入力する。この際、グループ化された座席番
号がグループ枠に囲まれるようになっている。
【0029】次いで、図11に示すように、空席となる
客席番号を選択し、空席ボタン64を入力する。この
際、空席が選択された客席番号の近傍位置には、空席を
示す符号(空)が表示され、空席が入力されたことを判
別できるようになっている。
【0030】次いで、これら入力したデータに誤りがな
い場合には、図12に示すように、送信ボタン62を入
力する。これに基づき入力データ(客席番号26;空
席、客席番号27;客種2(成人女性)、客席番号2
8、29;客種3(小人)、客席番号30;客種1(成
人男性)、客席番号27〜30;同一グループを示すデ
ータ)が更新要求とともに、客席管理コンピュータ6に
送信される。
【0031】これら入力データ並びに更新要求を入力端
末20から受信した客席管理コンピュータ6において
は、在席状況DBの該当する客席番号に対応する登録情
報を受信した入力データに基づき更新するとともに、残
滞席時間表示画面または各席経過時間の表示更新を実施
する。
【0032】客席管理コンピュータ6において、前述の
ように客席番号26;空席、客席番号27;客種2、客
席番号28、29;客種3、客席番号30;客種1、客
席番号27〜30;同一グループを示すデータを受信し
た場合には、前記在席状況DBの客席番号27に対応す
る各項目を未登録(空席)とし、客席番号28〜30に
対応する着席時刻をRTC17より出力された現在時刻
に、経過時間を0分に、グループIDを新たに生成した
グループID(同一グループの先頭客席番号(27)並
びに最終客席番号(30)からなるグループID;2
7.30)に、客種を該当する客種符号(客席番号2
7;客種2、28;客種3、29;客種3、30;客種
1)に、予想滞席時間を該当する客種に基づき設定され
た滞席時間(客席番号27;40分、28;50分、2
9;50分、30;30分)に、残滞席時間を予想滞席
時間に、グループ別残滞席時間を同一グループで最も長
い残滞席時間である50分に、各々更新する。
【0033】これら在席状況DBの更新に基づき、図1
3に示すように、客席状況表示ウィンドウ41に表示さ
れている残滞席時間表示画面が、現在の在席状況に更新
される。すなわち客席番号26が空席表示(残滞席時間
0分)に更新されるとともに、客席番号27〜30がグ
ループ別残滞席時間である50分に表示更新されるよう
になっている。また、これら在席状況DBに更新登録さ
れた経過時間は1分ごとに1ずつ加算更新されるととも
に、残滞席時間並びにグループ別残滞席時間は1分毎に
1ずつ減算更新されるようになっており、これにより、
客席状況表示ウィンドウ41に表示された残滞席時間表
示画面のグループ別残滞席時間も減算更新されることと
なる。
【0034】また、前記客席状況表示ウィンドウ41に
各席経過時間表示画面が表示されている場合において、
前述した入力端末20での入力による在席状況DBの更
新が実施されると、図14に示すように、飲食客の入替
がなされた客席番号並びに空席となった客席番号の経過
時間が0分にリセットされ、入替がなされた客席番号に
おいてはその経過時間が1分経過する毎に1ずつ加算更
新されるようになっている。
【0035】以上説明したように本実施例の在席時間表
示システムにおいては、客席管理コンピュータ6のディ
スプレイ7に、各客席4の在席状況(空席(残滞席時間
0分)であるか否か)並びにその客席4の飲食客が在席
するであろう残滞席時間(グループ別残滞席時間)が表
示される残滞席時間表示画面が表示されるようになって
おり、その客席4が空席になると予測されるまでの時間
を正確且つ簡便に把握することが可能となり、これら残
滞席時間に基づいてより正確な待ち時間等の情報を客席
待ちの飲食客に提供することが可能となり、結果的に飲
食客へのサービスを向上することができる。
【0036】また、前記残滞席時間表示画面に表示され
る残滞席時間(グループ別残滞席時間)の算出が、飲食
客の客種、例えば性別や子供等の種別の違いによって個
別設定された予想滞席時間に基づき算出されるようにな
っており、前記残滞席時間表示画面に表示される各客席
の残滞席時間をより正確なものとすることができる。
【0037】また、入力端末20にて在席状況を入力す
る際に、グループにて来店する飲食客が着席する客席4
の客席番号を同一のグループとして指定できるととも
に、同一グループに属する飲食客の客種に基づく残滞席
時間が異なる場合には、その中で最も長い残滞席時間を
グループ別残滞席時間とし、同一グループに属する飲食
客が在席する全ての客席番号の残滞席時間を前記グルー
プ別滞席時間として前記残滞席時間表示画面に表示する
ようになっており、飲食客に連れ客が存在する場合にお
いては、最も残滞席時間が長い飲食客に他の飲食客の多
くが同調することから、前記表示される残滞席時間をよ
り正確なものとすることができる。
【0038】また、本実施例の在席時間表示システムに
おいては、各席経過時間表示ボタン43が入力されるこ
とで客席管理コンピュータ6のディスプレイ7に、各客
席4の在席状況(空席(経過時間0分)であるか否か)
並びにその客席4が在席となった時点からの経過時間が
表示されるようになっており、各客席4毎の在席時間を
正確に把握することが可能となり、これら在席時間に基
づいてより正確な待ち時間等の情報を客席待ちの飲食客
に提供することが可能となり、結果的に飲食客へのサー
ビスを向上することができる。
【0039】以上、本発明を図面により説明してきた
が、本発明はこれら実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっ
ても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0040】例えば、前記実施例では、通信手段として
無線による非接触通信を用いており、このようにするこ
とは、入力端末20を客席4の各位置まで持参してその
場にて入力を行うことが可能となり、客席番号等を間違
えて入力してしまうことを低減できるようになることか
ら好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これら通信方式を赤外線による非接触方式とした
り、入力を行う入力端末を複数として各入力端末を飲食
カウンタの適宜な位置に分散して配置し、各入力端末と
前記客席管理コンピュータ6とを有線通信にて接続する
ようにしても良い。
【0041】また、前記実施例においては、在席時間表
示装置をコンピュータにて形成しているが本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えばPOS端末等に同様
の機能を組み込むようにしても良い。
【0042】また、前記実施例においては、在席時間の
表示内容として飲食客が着席してからの経過時間並びに
該飲食客が空席するであろうまでの残滞席時間の双方を
表示可能しているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、いずれか一方のみを表示するようにしても良
い。
【0043】また、前記実施例では、客席管理コンピュ
ータ6のディスプレイ7において各客席4における残滞
席時間の表示や経過時間の表示が可能とされているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、個々の入力端
末20における表示画面において表示できるようになっ
ていても良い。
【0044】また、前記実施例においては、回転寿司店
舗を例に説明したが、これら回転寿司店舗の場合には、
循環型搬送路(フラットトップチェーンコンベア2)に
より見通しが遮られて、各客席4の状況等が一般の店舗
に比較して把握しづらく、本発明の効果をより得やすい
ことから好ましいが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、通常のレストラン等の飲食店や、個室等を用い
て営業を行っている店舗等に適用できることは言うまで
もない。
【0045】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0046】(a)請求項1項の発明によれば、在席時
間表示装置の表示手段に、各客席の在席状況並びにその
客席の飲食客が在席するであろう残滞席時間が表示され
ることで、その客席が空席になると予測されるまでの時
間を正確且つ簡便に把握することが可能となり、これら
残滞席時間に基づいてより正確な待ち時間等の情報を客
席待ちの飲食客に提供することが可能となり、結果的に
飲食客へのサービスを向上することができる。そして、
飲食客の種別、例えば性別や子供等の種別の違いによっ
て前記所定滞席時間を個別に設定することが可能とな
り、残滞席時間をより正確なものとすることができる。
更に、飲食客に連れ客が存在する場合においては、最も
残滞席時間が長い飲食客に他の飲食客の多くが同調する
ことから、前記残滞席時間をより正確なものとすること
ができる。
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】()請求項項の発明によれば、飲食客
を客席に案内する店員等が、前記入力端末を携行して客
席にて前記入力を実施することができ、入力間違い等を
大幅に低減できるばかりか、入力端末の取り扱い性も大
幅に向上できる。
【0051】()請求項項の発明によれば、入力端
末の操作者は、タッチパネル上において客席のレイアウ
ト表示を確認しながら入力操作を実施できるようにな
り、これら入力操作の操作性を大幅に向上できる。
【0052】()請求項項の発明によれば、飲食店
舗内に循環型搬送路がある場合には、該循環型搬送路に
より見通しが遮られて客席の状況等を確認しづらいこと
から、本発明の在席時間表示システムにてより大きな効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の在席時間表示システムが適用された
回転寿司店の店内状況を示す図である。
【図2】本実施例の在席時間表示システムを構成する入
力端末の外観斜視図である。
【図3】前記入力端末の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施例の在席時間表示システムを構成する客
席管理コンピュータの構成を示すブロック図である。
【図5】(a)は前記回転寿司店における客席の配置状
況を示す図であり、(b)は前記客席管理コンピュータ
に記憶された在席状況DBの登録状況を示す図である。
【図6】前記客席管理コンピュータのディスプレイに表
示された在席時間表示画面(残滞席時間表示画面)を示
す図である。
【図7】前記客席管理コンピュータのディスプレイに表
示された在席時間表示画面(各席経過時間表示画面)を
示す図である。
【図8】前記入力端末にてデータを入力する際における
表示画面の表示状況を示す図である。
【図9】前記入力端末にてデータを入力する際における
表示画面の表示状況を示す図である。
【図10】前記入力端末にてデータを入力する際におけ
る表示画面の表示状況を示す図である。
【図11】前記入力端末にてデータを入力する際におけ
る表示画面の表示状況を示す図である。
【図12】前記入力端末にてデータを入力する際におけ
る表示画面の表示状況を示す図である。
【図13】前記客席管理コンピュータのディスプレイに
表示された在席時間表示画面(残滞席時間表示画面)の
更新状況を示す図である。
【図14】前記客席管理コンピュータのディスプレイに
表示された在席時間表示画面(各席経過時間表示画面)
の更新状況を示す図である。
【符号の説明】
1 飲食カウウンタ 2 フラットトップチェーンコンベア(循環型搬送
路) 3 寿司皿(飲食物容器) 4 客席 6 客席管理コンピュータ(在席時間表示装置) 7 ディスプレイ(表示手段) 9 キーボード 10 データバス 11 中央演算処理装置(CPU)(残滞席時間算出
手段) 12 RAM 13 通信インターフェイス 14 表示インターフェイス 15 記憶装置 16 入力インターフェイス 17 RTC(リアルタイムクロック)(時計手段) 19 無線LANターミナル(受信手段) 20 入力端末 21 LCDパネル(表示装置) 22 LCDドライバ 23 透明タッチパネル(タッチパネル、入力手段) 24 タッチパネルドライバ 25 メインスイッチ 26 給電回路部 27 電池 28 記憶部 29 制御マイコン(MPU) 30 無線通信モジュール(通信手段) 31 アンテナ 32 入力ペン 40 在席時間表示画面 41 客席状況表示ウィンドウ 42 残滞席時間表示ボタン 43 各席経過時間表示ボタン 60 入力画面 61 表示切替ボタン 62 送信ボタン 63 グループ指定ボタン 64 空席ボタン 65 客種選択部 65a 客種選択ボタン(客種1) 65b 客種選択ボタン(客種2) 65c 客種選択ボタン(客種3) 65d 客種選択ボタン(客種4) 66 キャンセルボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 120 A47G 23/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食店内の客席該客席の在席状況
    び客席毎の飲食客の種別を入力可能な入力手段と、該入
    力された客席を特定可能な客席特定情報と該客席の在席
    状況を識別可能な在席情報と飲食客の種別を特定可能な
    種別情報とを送信可能な通信手段とを少なくとも具備す
    る入力端末と、前記入力端末の通信手段からの送信を受
    信可能な受信手段と、少なくとも時間情報を出力可能な
    時計手段と、飲食客の種別毎に異なる所定滞席時間が登
    録された記憶手段と、該種別毎の所定滞席時間からその
    客席が在席となってからの経過時間を減算して残滞席時
    間を算出する残滞席時間算出手段と、前記受信手段にて
    受信した前記客席特定情報と在席情報と種別情報にて特
    定した客席の在席状況並びに前記残滞席時間算出手段に
    て算出した残滞席時間とを各客席毎に表示する表示手段
    とを少なくとも具備する管理装置とから成り、飲食客に
    連れ客が存在する場合において、該飲食客の各席並びに
    連れ客である飲食客が在席している客席を単一のグルー
    プとして前記入力手段より入力可能とされ、該グループ
    に属する客席を特定可能な客席特定情報をグループ情報
    として前記通信手段より送信し、前記管理装置は、該グ
    ループ情報より特定されるグループに属する客席を同一
    のグループとして識別可能に前記表示手段に表示すると
    ともに、該グループに属する客席の残滞席時間が異なる
    場合には、最も長い残滞席時間を該グループに属する全
    ての客席の残滞席時間として表示することを特徴とする
    飲食客の在席時間表示システム。
  2. 【請求項2】 前記入力端末の通信手段は、前記在席時
    間表示装置に対して非接触にてデータ送信が可能とされ
    ている請求項1に記載の飲食客の在席時間表示システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、客席のレイアウトが表
    示された表示装置上にて入力が可能なタッチパネルとさ
    れている請求項1または2に記載の飲食客の在席時間表
    示システム。
  4. 【請求項4】 前記客席が、飲食物が載置された飲食物
    容器を無端状の循環搬送路にて飲食客に提供可能な循環
    型搬送路に沿って設けられている請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の飲食客の在席時間表示システム。
JP2001028281A 2001-02-05 2001-02-05 飲食客の在席時間表示システム Expired - Lifetime JP3537773B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001028281A JP3537773B2 (ja) 2001-02-05 2001-02-05 飲食客の在席時間表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001028281A JP3537773B2 (ja) 2001-02-05 2001-02-05 飲食客の在席時間表示システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002230131A JP2002230131A (ja) 2002-08-16
JP3537773B2 true JP3537773B2 (ja) 2004-06-14

Family

ID=18892805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001028281A Expired - Lifetime JP3537773B2 (ja) 2001-02-05 2001-02-05 飲食客の在席時間表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3537773B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002230131A (ja) 2002-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100719073B1 (ko) 음식점용 접객관리장치
US8412590B2 (en) In-store wireless shopping network using hand-held devices
US20140122170A1 (en) Detection of guest position
US9659333B2 (en) Dining experience management
JP2012146107A (ja) テーブル及び配膳処理システム
JP2005165841A (ja) 飲食店での注文方法及び注文システム
JP3926436B2 (ja) 循環型搬送路における飲食物管理システム
CN113673960A (zh) 基于智慧云和ai技术的智慧食堂服务系统
JP3499533B2 (ja) 待ち時間表示システム
JP3537773B2 (ja) 飲食客の在席時間表示システム
JP2005099912A (ja) 注文管理システム
JP4128782B2 (ja) 客席領域の空き時間表示システム
JPH08138104A (ja) オーダ管理サービス装置
JPH11143958A (ja) 注文内容表示装置
JP2005209040A (ja) 飲食物注文装置及び飲食物注文方法
JP4038397B2 (ja) 飲食物搬送装置
JP6756959B2 (ja) 搬送設備
JPH01170418A (ja) 食堂の自動配膳システム
JP3962132B2 (ja) 飲食物の発注、精算システム
JP2020190933A (ja) 食品の注文受渡しシステム
JP4280176B2 (ja) 客席管理装置
JP3851148B2 (ja) 電子食札制御プログラム
JP2002042237A (ja) 店舗情報管理システム
WO2022009786A1 (ja) 配膳用具、食器、食器用無線タグ、配膳用具の制御方法、及びプログラム
JPH05135240A (ja) レストランシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 9