JP3536637B2 - ロータンクのハンドル装置取り付け構造 - Google Patents
ロータンクのハンドル装置取り付け構造Info
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Description
給するためのロータンクのハンドル装置に係り、特に手
動操作及びスイッチ操作のいずれにてもロータンクから
の水流出を開始できるよう構成したロータンクのハンド
ル装置に関する。
作できるようにしたロータンクのハンドル装置の従来例
としては、特公平1−18218号公報記載のものがあ
る。同号公報のロータンクのハンドル装置は、手動ハン
ドルにて回動される弁(ロータンク底部の放水制御弁)
引上用の筒状の第1の軸に対し細棒状の第2の軸を摺動
自在に内嵌させ、この第2の軸をロータンク外のモータ
で回転させると共に、この第2の軸の回転によっても弁
を引き上げ得るようにしたものである。
ル装置では、ロータンクの外面にモータの入ったケース
が設けられ、ロータンク側壁を貫通したスピンドルはこ
のケース内に差し込まれている。スピンドルを手動回転
させるための操作片がこのケースの下側に配置されてい
る。
ル及びモータが共通のスピンドルを駆動するよう構成さ
れており、スピンドルに対するハンドルの係合姿勢を旧
来の手回し専用タイプのロータンクのハンドル装置と同
じにすることができるロータンクのハンドル装置が記載
されている。
わりに合成樹脂製のロータンクと、このロータンクを覆
う合成樹脂製のタンクカバーとを備えた「コンソール
型」等と称されるタイプの洋風便器が用いられるように
なりつつある。
斜視図であり、洋風便器110の後部上面に合成樹脂製
のロータンク120が設置され、合成樹脂製のタンクカ
バー130で覆われている。このタンクカバー130
は、ロータンク120の後側を囲むカバーリヤ140
と、ロータンク120の前側を囲むカバーフロント15
0と、ロータンク120の上部を覆うカバートップ16
0とを備えている。カバーリヤ140にはハンドル装置
100が取り付けられ、カバーフロント150には便座
170及び便蓋180が回動可能に取り付けられてい
る。
設けられると共に、この手洗鉢部190に向って吐水す
る手洗吐水部200が設けられている。なお、カバーリ
ヤ140には、この手洗吐水部200に差し込まれる差
込管210が取り付けられており、カバートップ160
をカバーリヤ140及びカバーフロント150に被せる
と、この差込管210が手洗吐水部20内に差し込まれ
る。この差込管210は、ロータンク120に設けられ
たボールタップ(図示略)に対しチューブ220を介し
て接続されている。
120の下側には、人体臀部を温水で洗浄するための洗
浄ノズル240,250等を備えた温水洗浄装置や、洗
浄後の臀部を温風で乾燥するための温風吹出装置260
などの機器が設置されている。
るハンドル装置100の取付構造を示す縦断面図と斜視
図である。このハンドル装置とその固定構造自体は陶器
製ロータンクに取り付ける場合と同じであり、タンクカ
バー130のカバーリヤ140に設けられた開口280
にカラム102が挿通され、ナット107が該カラム1
02にねじ込まれ、ナット107とフランジ102aと
で開口280の縁部を挟持することによりハンドル装置
100がカバーリヤ140に固定されている。ロータン
ク120にはスピンドル103を挿通させるためのU字
形の切欠部290が設けられている。
きのハンドル装置は、いずれもスピンドル電動装置がロ
ータンクの外部に配置されているため、見栄えが悪く、
また悪戯を受け易いなどの短所があった。
めに、スピンドル電動装置をロータンクの内側に配置し
たロータンクのハンドル装置の取り付け構造を提供する
ことを目的とするものである。
にU字形の切欠部290を設けた場合、ロータンク12
0内で跳ね上った水滴が該切欠部290を通ってロータ
ンク120外へ飛び出し易い。
造にあっては、カラム102にナット107をねじ込む
ことによりロータンク120に該カラム102が固定さ
れるのであるが、ナット107を回す回数が多く、取り
付けに手間がかかっていた。
ンドル装置の取り付けが容易であると共に、ロータンク
外への水滴の飛び出しも防止される便器洗浄用のハンド
ル装置の取付構造を提供することを目的とするものであ
る。
ンドル装置の取り付け構造は、ハンドル装置をロータン
クに取り付けた構造であって、該ハンドル装置は、ロー
タンク外側のハンドルによって回転操作されるスピンド
ルと、該スピンドルを回転駆動するスピンドル電動装置
と、該スピンドル電動装置を囲むハウジングと、該ハウ
ジングから一体に突設され、その内部に前記スピンドル
が挿通されたカラムと、を備えているロータンクのハン
ドル装置取り付け構造において、前記ハウジングはロー
タンク内部に配置され、該ロータンクの内面に直に又は
スペーサを介して当接しており、前記カラムはロータン
クの外方に突出しており、該カラムの先端部には周方向
に延在する溝状のネック部が設けられ、該ネック部に係
止された係止部材によって該ハンドル装置がロータンク
に固定されており、前記ハウジング及び前記ロータンク
は合成樹脂製であり、該ロータンクの外側を合成樹脂製
のタンクカバーが囲んでおり、該ロータンク及びタンク
カバーのそれぞれに前記カラムの挿通用の開口が設けら
れており、前記カラムはロータンクの内部から各開口を
通って該タンクカバーの外方に突出していることを特徴
とするものである。また、本発明のロータンクのハンド
ル装置の取り付け構造は、ハンドル装置をロータンクに
取り付けた構造であって、該ハンドル装置は、ロータン
ク外側のハンドルによって回転操作されるスピンドル
と、該スピンドルを回転駆動するスピンドル電動装置
と、該スピンドル電動装置を囲むハウジングと、該ハウ
ジングから一体に突設され、その内部に前記スピンドル
が挿通されたカラムと、を備えているロータンクのハン
ドル装置取り付け構造において、前記ハウジングはロー
タンク内部に配置され、該ロータンクの内面にスペーサ
を介して当接しており、前記カラムはロータンクの外方
に突出しており、該カラムの先端部には周方向に延在す
る溝状のネック部が設けられ、該ネック部に係止された
係止部材によって該ハンドル装置がロータンクに固定さ
れており、前記ハウジングとロータンクの内面との間に
スペーサが介在されており、該スペーサには前記カラム
が挿通された開口が設けられていることを特徴とするも
のである。
け構造においては、スピンドル電動装置がロータンク内
に配置されているため、ロータンクの外観上の見栄えが
良く、またスピンドル電動装置が悪戯を受けるおそれも
ない。
カラムをロータンク内側からロータンクの開口に通し、
該カラム先端のネック部に係止部材を係止させることに
よりハンドル装置をロータンクに固定している。従っ
て、カラムの開口への挿通と、ネック部への係止部材の
装着という2動作のみによってハンドル装置をロータン
クに取り付けることができ、取り付け作業がきわめて簡
単である。
グ、ロータンク及びタンクカバーをすべて合成樹脂製と
した場合、この合成樹脂成形品は寸法精度が高いので、
カラム先端のネック部に係止部材を係止させ、係止部材
とハウジング又はスペーサとによってロータンク及びタ
ンクカバーを隙間を殆ど生じさせることなく挟持し、ハ
ンドル装置をガタツキなしにロータンクに取り付けるこ
とができる。
いては、ロータンクにカラム挿通用の開口を設けること
により、U字形の切欠部を設けた従来例に見られる水滴
のロータンク外への跳ね出しを防止できる。
に直に当接させても良いが、ハウジングとロータンク内
面との間にスペーサを介在させることが好ましい。この
ようにスペーサを用いる場合には、ハンドル装置を合成
樹脂製ロータンクへの取り付け用のものと陶器製ロータ
ンクへの取り付け用のものとで共通化させることができ
る。
る開口を有したものを用いるのが好ましく、とくに開口
の上方側よりも下方側の長さが大であるものとするのが
好ましい。このようにすることにより、ハンドル装置の
ロータンクへの取り付け剛性を高めることができる。
ーン等を介して弁体を引き上げるものであり、この弁引
き上げ時にハンドル装置にはシャフト端部を引き下げる
方向に大きな力(トルク)が加えられる。この場合、ス
ペーサを下方に長く延在させておくことにより、ハンド
ル装置に加えられる下向きのトルクをロータンクに分散
させて伝えることができるようになり、ハンドル装置の
傾きを防止できる。
電するハーネスをハウジングから引き出し、カラムを伝
わらせてロータンクとタンクカバーとの間に引き出すこ
とが好ましい。かかる構造によれば、ハーネスをタンク
カバー内部のみを引き回すことができる。
ンクのハンドル装置の取り付け構造を示す縦断面図、第
2図はこのハンドル装置のハウジング内部の構成図、第
3,4,5図はハンドル装置の取り付け構造を示す分解
斜視図である。
面に開口10aが設けられ、この開口10aに合成樹脂
製スペーサ11を介してハウジングカバー14のねじ付
カラム14aが挿通される。なお、この実施の形態で
は、該ロータンク10は合成樹脂製とされているが、ロ
ータンクは陶器製であっても良い。
ングベース16とを対面させ、ビス15によって連結す
ることによりハウジング12が構成されている。両者の
間にはパッキン17が介在されている。
18によって囲まれている。なお、第3〜5図では、図
面を明瞭とするためにこの断熱材18は図示を省略して
ある。
設置され、ねじ付カラム14aの先端がロータンク10
を通ってタンクカバー130(カバーリヤ140)の外
部に突出している。このねじ付カラム14aの先端にス
トッパリングとしてのCリング84が係着され、該Cリ
ング84がタンクカバー130の外面に係止されてい
る。
り付けられ、モータ20の駆動軸に固着されたウォーム
22がウォームホィール24と噛合している。ウォーム
ホィール24と一体のピニオン26が枢軸28,29を
介してハウジング12に枢支されている。このピニオン
26は、全周が歯となっているインターギヤ30の該歯
と噛合している。該インターギヤ30及びそれと一体の
駆動側欠歯ギヤ32が、枢軸34,35によってハウジ
ング12に枢支されている。
外周の一部に有している従動側欠歯ギヤ36にスピンド
ル44が挿通されている。
付カラム14aを通ってタンクカバー130外に突出
し、ハンドル50のボス部50aが装着されている。ス
ピンドル44の後端側は、欠歯ギヤ36を貫通し、ハウ
ジングベース16から突出している。このハウジングベ
ース16とスピンドル44との間にはリップシール48
が設けられている。スピンドル44の後端はL形に折曲
し、その最先部にフロート弁引上用のチェーン等の線状
体が連結される。
30の裏面にカム52が設けられている。このカム52
は、リング形状のものであり、外周面の一部に凹部54
が設けられている。このカム52によって接点が接触又
は離反されるスイッチ56が前記ハウジングベース16
に取り付けられている。第2図の如く、凹部54がスイ
ッチ56に対面しているときには、該スイッチ56の接
点は離反している。凹部54がスイッチ56から離れて
いくと、該スイッチ56の接点が接触し、スイッチオン
の状態となる。
れたハーネス58が、ハウジングカバー14の開口60
を通ってハウジング外部に引き出されている。
いる。前記ねじ付カラム14aの下面側に該カラム14
aの長手方向に溝62が延設され、この溝62にハーネ
ス58が引き通されている。このハーネス58は、ロー
タンク10外に引き出され、且つこのロータンク10と
タンクカバー130との間を引き回され、該ハーネス5
8の先端に設けられたコネクタを介してタンクカバー1
30内の制御回路基板(図示略)に接続されている。
2をロータンク10及びタンクカバー130(カバーリ
ヤ140)に固定する構造の詳細を第3図を参照して説
明する。
口10aが設けられている。このロータンク10を囲む
タンクカバー130には、この開口10aと対面する位
置に開口131が設けられている。これらの開口10
a、131はいずれも方形状である。なお、開口10a
の下縁にはハーネス58を通すための切欠状部が設けら
れている。
部近傍に4個の凸部10bが設けられている。これらの
凸部10bは、その先端がタンクカバー130の内面に
当接し、ロータンク10とタンクカバー130との間に
一定寸法(凸部10bの高さ分)の間隙をあけるための
ものである。
めの開口11aを有する。また、この開口11aの周囲
4等分位置にそれぞれ突起11bが設けられている。こ
れらの突起11bはロータンクの開口10aの4コーナ
ー部に入り込み、スペーサ11の回り止めを行うための
ものである。
りも下側の長さ(上下方向長さ)が大である。これは、
スピンドル44が弁引き上げ動作する際のトルクθ(第
1図)に対抗するためである。
ずねじ付カラム14aの溝62にハーネス58を押し込
む。そして、ハーネス58の先端側をスペーサ11の開
口11aに通し、次いでこのねじ付カラム14aの基端
側までスペーサ11を差し込んでおく。次に、このねじ
付カラム14aの先端側をロータンク10の開口10a
とタンクカバー130の開口131にロータンク10の
内部側から外方に向って挿入し、ねじ付カラム14aの
先端側をタンクカバー130の外部に突出させる。ハー
ネス58はロータンク10とタンクカバー130との間
を引き回す。
ング70を嵌合させる。この取付リング70は、ロータ
ンク10の外面に重なるリング形状のものである。
り込む4個の爪状の突起(以下、爪という。)72が該
リング70の内孔周縁部から突設されている。この4個
の爪72が開口10aの4隅に入り込むことにより取付
リング70がロータンク10に対しねじ付カラム14a
の軸心回りに回転不能に係合することになる。
方向部74が設けられており、ねじ付カラム14aの先
端側に切欠状に設けられた弦方向部80が該弦方向部7
4と係合する。前記の通り、爪72が正方形の開口10
aの4隅に係合して取付リング70の回転が阻止されて
いるところから、これら弦方向部74、80の係合によ
りねじ付カラム14a及びそれと一体のハウジング12
の回転も阻止される。
aに対し、このように取付リング70を嵌合させた後、
Cリング84をねじ付カラム14aのネック部82に係
合させる。このネック部82は、ねじ付カラム14aの
先端側に周設された溝よりなるものである。第1図の如
く、このCリング84をネック部82に係合させること
により取付リング70の抜けが阻止される。そして、前
記スペーサ11と取付リング70とでロータンク10及
びタンクカバー130を強く挟持する。これにより、ハ
ンドル装置がロータンク10及びタンクカバー130に
対し堅固に固定される。
の作動について説明する。
態にあっては、スピンドル44の後端は下方を向いてお
り、フロート弁はロータンク10の底部の流出口を塞い
でいる。この状態で、ハンドル50を手で回すか、又は
押しボタンスイッチを操作してモータ20を作動させる
と、スピンドル44が回転し、フロート弁が引き上げら
れ、ロータンクから水が流出する。ハンドル50から手
を離すと、スピンドル44は元の姿勢に戻り、止水され
る。
20を回転させた場合、ウォームホィール24、ピニオ
ン26、インターギヤ30、駆動側欠歯ギヤ32の順に
回転動力が伝達され、欠歯ギヤ32の歯が従動側欠歯ギ
ヤ36の歯と噛み合う。この場合、インターギヤ30が
少しでも回転すると、凹部54がスイッチ56から離れ
てゆき、接点が接触する。従って、押しボタンスイッチ
から手を離しても、スイッチ56を介して電源からモー
タ20に給電され、モータ20の回転が継続される。
32、36同志が噛合し、欠歯ギヤ36が回転する。欠
歯ギヤ36の回転に伴って、スピンドル44が回転し、
ロータンク10から水が便器に向って放出される。
がさらに時計回り方向に回転され、欠歯ギヤ36の歯列
の最後尾側が駆動側欠歯ギヤ32の歯に係合するように
なると、従動側欠歯ギヤ36はもはやそれ以上の回転を
行ない得ない状態となり、スピンドル44は約90°回
転された状態にしばらく保持される。
転を継続し、遂には、欠歯ギヤ32の歯列の最後尾が欠
歯ギヤ36の歯列の最後尾から離れ、従動側欠歯ギヤ3
6が駆動側欠歯ギヤ32から自由になり、自由回転可能
となる。このため、欠歯ギヤ32、36の歯列の噛合が
解除されると、スピンドル44は第1図に示す後端部が
垂下した状態に復帰する。
は、ハウジング12がロータンク10内に配置され、ハ
ーネス58がタンクカバー130の内側に配置されてい
るため、見栄えが良く、悪戯も受けることが無い。
2の下部が断熱材18で囲まれているため、ロータンク
10内の満水位がハウジング12の下端よりも高く該ハ
ウジング12の下端がロータンク貯留水中に浸る場合で
あっても、ハウジング12内の結露が防止され、モータ
20や各ギヤが常に正常に作動する。さらに、断熱材1
8がモータ20を囲むように配置されているため、モー
タ20の作動音等が外部に伝わりにくくなるという遮音
効果も得られる。
ング12の下部の肉厚を大きくし、断熱性を向上させた
りモータ20の取付剛性を向上させるようにしても良
い。
を開口10a、131に通しCリング84を装着するだ
けでハンドル装置を取り付けることができ、ハンドル装
置の取り付けがきわめて簡単である。そして、スペーサ
11がハウジング12及びロータンク10内面に密着す
るため、ハンドル装置にガタツキが無い。なお、ロータ
ンク10、ハウジング12、スペーサ11及びタンクカ
バー130はすべて合成樹脂製であり、寸法精度が良好
であるからスペーサ11とハウジング12及びロータン
ク10との間には実質的には隙間が生じない。とくに、
この実施の形態にあってはロータンク10に設けられた
突起10bをタンクカバー130の内面に当接させ、ロ
ータンク10の開口10a周囲部分とタンクカバー13
0との間隔が正確に一定であり、且つロータンク10の
開口10a周囲部分がタンクカバー130に接近する方
向に撓み変形することがなく、スペーサ11はハウジン
グ12及びロータンク10に確実に密着する。
分の撓み変形が防止されるため、シャフト44に対しθ
方向のトルクが加えられたときにハンドル装置がお辞儀
するように傾くことが防止される。
ーサ11の下部を下方に長く延設しているため、フロー
ト弁の引き上げ時にシャフト44に対しθ方向に大きな
トルクが加えられたとしてもハウジング12のかなり下
部の部分までがスペーサ11を介してロータンク11に
よってバックアップされる。従って、ハンドル装置がθ
方向にお辞儀するように傾くことがきわめて確実に防止
される。
0の開口10aはスペーサ11で覆われるため、開口1
0aを通ってロータンク10の外部にはね出すことが無
い。
ているが、ハウジング12の下部がロータンク10の内
面に直に当る構成としても良い。ただし、スペーサを用
いる構成とすることにより、このハンドル装置を陶器製
ロータンクの取り付けにそのまま用いることが可能とな
る。なお、陶器製ロータンクにこのハンドル装置を取り
付けるには、ねじ付カラム14aにナット締めしてハン
ドル装置をロータンクに固定する。
け、該スペーサ11がロータンク10とハウジング12
の双方に押し付けられるようにしても良い。このような
弾性部としては、スペーサと一体に設けられた弾性片
や、スペーサとは別体のバネ、ゴムシートなどが挙げら
れる。
クのハンドル装置をロータンク内に配置しているため、
見栄えが良く、またハウジングが悪戯を受けることもな
い。また、このハウジングから引き出されたハーネスを
ロータンクとタンクカバーとの間に引き回すことによ
り、見栄えと耐久性が向上する。
クに対しきわめて容易に取り付けることができる。ま
た、本発明によると、ロータンクから水がはね出しにく
いものとするよう構成することもできる。
ハウジング内部の構成図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 ハンドル装置をロータンクに取り付けた
構造であって、該ハンドル装置は、 ロータンク外側のハンドルによって回転操作されるスピ
ンドルと、 該スピンドルを回転駆動するスピンドル電動装置と、 該スピンドル電動装置を囲むハウジングと、 該ハウジングから一体に突設され、その内部に前記スピ
ンドルが挿通されたカラムと、を備えているロータンク
のハンドル装置取り付け構造において、 前記ハウジングはロータンク内部に配置され、該ロータ
ンクの内面に直に又はスペーサを介して当接しており、 前記カラムはロータンクの外方に突出しており、 該カラムの先端部には周方向に延在する溝状のネック部
が設けられ、該ネック部に係止された係止部材によって
該ハンドル装置がロータンクに固定されており、 前記ハウジング及び前記ロータンクは合成樹脂製であ
り、該ロータンクの外側を合成樹脂製のタンクカバーが
囲んでおり、該ロータンク及びタンクカバーのそれぞれ
に前記カラムの挿通用の開口が設けられており、前記カ
ラムはロータンクの内部から各開口を通って該タンクカ
バーの外方に突出して いることを特徴とするロータンク
のハンドル装置取り付け構造。 - 【請求項2】 ハンドル装置をロータンクに取り付けた
構造であって、該ハンドル装置は、 ロータンク外側のハンドルによって回転操作されるスピ
ンドルと、 該スピンドルを回転駆動するスピンドル電動装置と、 該スピンドル電動装置を囲むハウジングと、 該ハウジングから一体に突設され、その内部に前記スピ
ンドルが挿通されたカラムと、を備えているロータンク
のハンドル装置取り付け構造において、 前記ハウジングはロータンク内部に配置され、該ロータ
ンクの内面にスペーサを介して当接しており、 前記カラムはロータンクの外方に突出しており、 該カラムの先端部には周方向に延在する溝状のネック部
が設けられ、該ネック部に係止された係止部材によって
該ハンドル装置がロータンクに固定されており、 前記ハウジングとロータンクの内面との間にスペーサが
介在されており、該スペーサには前記カラムが挿通され
た開口が設けられていることを特徴とするロータンクの
ハンドル装置取り付け構造。 - 【請求項3】 請求項2において、該スペーサは該開口
の上方部分よりも下方部分の方が上下方向長さが大であ
ることを特徴とするロータンクのハンドル装置取り付け
構造。 - 【請求項4】 請求項2又は3において、 前記ハウジング及び前記ロータンクは合成樹脂製であ
り、 該ロータンクの外側を合成樹脂製のタンクカバーが囲ん
でおり、 該ロータンク及びタンクカバーのそれぞれに前記カラム
の挿通用の開口が設けられており、 前記カラムはロータンクの内部から各開口を通って該タ
ンクカバーの外方に突出していることを特徴とするロー
タンクのハンドル装置取り付け構造。 - 【請求項5】 請求項1又は4において、前記ハウジン
グから引き出されたハーネスが前記カラムに沿って引き
回され、前記ロータンクの開口を通ってロータンクとタ
ンクカバーとの間に引き出されていることを特徴とする
ロータンクのハンドル装置取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00103498A JP3536637B2 (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | ロータンクのハンドル装置取り付け構造 |
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JP00103498A JP3536637B2 (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | ロータンクのハンドル装置取り付け構造 |
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JPH11200453A JPH11200453A (ja) | 1999-07-27 |
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