JP3533949B2 - 加熱調理装置の扉 - Google Patents
加熱調理装置の扉Info
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Description
電子レンジの扉の構成に関する。 【0002】 【従来の技術】従来この種の加熱調理装置は、図3及び
図4に示されているように、加熱調理装置本体1に扉の
扉本体2をピン3により回転自在に支持していた。扉本
体2には、加熱中の調理物を外部から見ることができる
ように多数のパンチング孔4があいていた。さらにパン
チング孔4から、加熱空気が調理装置外に漏れたり、反
対に調理装置外部から異物が侵入するのを防ぐために、
透明なガラスや樹脂でできた遮蔽スクリーン5を有して
いた。遮蔽スクリーン5は窓枠6のスクリーン保持部7
の溝8に取り付けられ、スクリーン取り付け板9によっ
て固定していた。スクリーン取り付け板9は、ビス10
により、扉本体2とともに窓枠6に取り付けていた。ま
た、スクリーン保持部7を窓枠5の開口部周囲に設ける
とともに、遮蔽スクリーン5を窓枠6にはめ込む際にス
クリーン保持部7の弾性によりスクリーン保持部7の溝
8に取り付けることも考えられたが、取り付け作業を容
易にしようとして、スクリーン保持部7を曲がりやすく
設計すると、組み立て後に遮蔽スクリーン5を前面から
押したときに簡単に外れてしまい、反対にスクリーン保
持部7を曲がりにくく設計すると、遮蔽スクリーン5の
取り付け作業がやりにくいという課題があった。一方
で、加熱調理装置本体1はより大量の調理物を調理でき
るようにするため大きくなり、遮蔽スクリーン5は、調
理物の様子をよく見えるようにするためできる限り大き
く設計するようになってきた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱調理装置の扉は、遮蔽スクリーン5が大きくなるほ
ど、スクリーン保持部7とスクリーン取り付け板9の間
隔が広くなってしまう。図4の例では遮蔽スクリーン5
上端はスクリーン保持部7とスクリーン取り付け板9の
間隔が大きく空いているため、その間は十分な剛性を持
つことができないという課題があった。図4の例で遮蔽
スクリーン5の上端側にスクリーン保持部7の溝を設け
ると遮蔽スクリーン5の取り付けの際、上端のスクリー
ン保持部7が障害になって、遮蔽スクリーン5を窓枠6
に取り付けることができない。あるいは、スクリーン取
り付け板9を大きくして間隔を小さくしようとすると、
部品が大きくなって設計しにくいだけでなく、スクリー
ン取り付け板9自身が長くなるため剛性が保てなくな
り、結局、遮蔽スクリーン5の保持が不十分になるとい
う課題があった。スクリーン保持部7を窓枠6の開口部
全周に設けてスクリーン保持部7、あるいは遮蔽スクリ
ーン5の弾性を利用して嵌合することも考えられたが、
遮蔽スクリーン5の取り付けを容易にするためスクリー
ン保持部7を弾性変形しやすい構造にするとスクリーン
遮蔽スクリーン5を窓枠6に取り付けた後、使用者が遮
蔽スクリーン5を手で押した場合に、遮蔽スクリーン5
が外れやすくなるという課題があった。スクリーン保持
部7を弾性変形しにくい構造にすると、遮蔽スクリーン
7が外れにくくなるが、遮蔽スクリーン5の取り付けが
困難になるという課題があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、窓枠に設けた弾性を有したスクリーン保持
部一体の爪と、扉本体に、この爪の、爪固定手段を有し
たものである。 【0005】上記発明によれば、一方向から遮蔽スクリ
ーンをスクリーン保持部の弾性によって嵌合させた後
で、扉本体を取り付けることによって爪が爪固定孔に固
定されるため、遮蔽スクリーンが容易に外れないように
することができる。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明は調理物を収納する加熱室
と、前記加熱室を開閉自在とする扉とを有し、前記扉は
窓枠と、この窓枠に取付けられる遮蔽スクリーンと、複
数の固定孔を有した扉本体とを備え、前記窓枠は一体に
設けた弾性を有したスクリーン保持部と、複数の爪を有
し、一方向から前記遮蔽スクリーンを前記窓枠内へ挿入
し前記スクリーン保持部で固定した後、さらに前記扉本
体の固定孔と、前記複数の爪を嵌合させたものであっ
て、前記遮蔽スクリーンを前記窓枠の裏側から前記スク
リーン保持部に押しあてると前記スクリーン保持部が弾
性変形によってたわみ、次いで前記遮蔽スクリーンが前
記スクリーン保持部に設けた溝に嵌合して取り付くよう
にしてあり、前記スクリーン保持部の扉本体側の端には
複数の爪があり、扉本体の前記爪に嵌合する部分には固
定孔を設け、前記遮蔽スクリーンを前記窓枠に取り付け
た後、扉本体を前記窓枠に取り付けることにより、前記
爪を扉本体の固定孔により固定されるようにしたもので
ある。 【0007】そして、扉本体の爪と嵌合する固定孔によ
り爪を固定するようにしているため、スクリーン保持部
を弾性変形しやすい構造にして、遮蔽スクリーンの窓枠
への取り付けやすさを確保しながら、扉を完成後は遮蔽
スクリーンが窓枠から外れにくくすることができる。 【0008】 【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。 【0009】(実施例1) 図1は本発明の実施例1の加熱調理装置の扉の要部断面
図である。また図2は加熱調理装置の扉の分解斜視図で
ある。 【0010】図1および図2において1は加熱調理装置
本体である。加熱調理装置本体1に扉本体2をピン3に
より回転自在に支持している。扉本体2には、加熱室1
3に収納した調理物を外部から見ることができるように
パンチング孔4が多数あいている。パンチング孔4か
ら、加熱空気が調理装置外に漏れたり、反対に調理装置
外部から異物が侵入するのを防ぐために、ガラスや樹脂
でできた透明な遮蔽スクリーン5を有している。7は窓
枠6の前面開口部周囲に設けたスクリーン保持部であ
る。8は窓枠6の開口部に設けた溝である。遮蔽スクリ
ーン5を窓枠6の裏側からスクリーン保持部7に押しあ
てるとスクリーン保持部7が弾性変形によってたわみ、
次いで遮蔽スクリーン5がスクリーン保持部7に設けた
溝8に嵌合して、取り付くようにしてある。スクリーン
保持部7の扉本体2側の端には複数の爪11があり、扉
本体2には爪11に嵌合する部分には固定孔12を設け
ている。遮蔽スクリーン5を窓枠6に爪11と固定孔1
2を介して取り付けた後、扉本体2を窓枠6に取り付け
ることにより、爪11を扉本体12の部固定孔12によ
り固定されるようにしている。ただし固定孔12は窓枠
6の開口部の左右、上下等の対称の位置に設けることが
好ましい。 【0011】次に動作、作用について説明する。一方向
から遮蔽スクリーン5を窓枠6に取り付けた後、扉本体
2を窓枠6に取り付けることにより、ふくすうのスクリ
ーン保持部7を固定孔12により爪11を固定するよう
にしているため、従来例で説明したスクリーン取り付け
板9を用いなくても遮蔽スクリーン5を窓枠6に取り付
けることができる。さらに、窓枠6の開口部周囲にスク
リーン保持部7を有しているので、遮蔽スクリーン5の
一方の端部で従来のようにスクリーン保持部7の間隔が
広く開くことがないため、遮蔽スクリーン5が大きくな
っても十分な剛性を得ることができる。 【0012】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、扉の窓
枠にスクリーン保持部と、爪を有し、遮蔽スクリーンを
窓枠の後方から押し付けスクリーン保持部の弾性によっ
て嵌合した後、扉本体の固定孔と窓枠の爪が固定孔に固
定されるようにしているため、スクリーン保持部を弾性
変形しやすい構造にして、遮蔽スクリーンの窓枠への取
り付けやすさを確保しながら、扉本体を取り付けた後は
遮蔽スクリーンが窓枠から外れにくくすることができ
る。
図 【図2】同加熱調理装置の扉の要部分解斜視図 【図3】従来の加熱調理装置の扉の要部断面図 【図4】従来の加熱調理装置の扉の要部分解斜視図 【符号の説明】 2 扉本体 5 遮蔽スクリーン 6 窓枠 7 スクリーン保持部 11 爪 12 固定孔(爪固定手段) 13 加熱室
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】調理物を収納する加熱室と、前記加熱室を
開閉自在とする扉とを有し、前記扉は窓枠と、この窓枠
に取付けられる遮蔽スクリーンと、複数の固定孔を有し
た扉本体とを備え、前記窓枠は一体に設けた弾性を有し
たスクリーン保持部と、複数の爪を有し、一方向から前
記遮蔽スクリーンを前記窓枠内へ挿入し前記スクリーン
保持部で固定した後、さらに前記扉本体の固定孔と、前
記複数の爪を嵌合させた加熱調理装置の扉であって、前
記遮蔽スクリーンを前記窓枠の裏側から前記スクリーン
保持部に押しあてると前記スクリーン保持部が弾性変形
によってたわみ、次いで前記遮蔽スクリーンが前記スク
リーン保持部に設けた溝に嵌合して取付くようにしてあ
り、前記スクリーン保持部の扉本体側の端には複数の爪
があり、扉本体の前記爪に嵌合する部分には固定孔を設
け、前記遮蔽スクリーンを前記窓枠に取付けた後、扉本
体を前記窓枠に取付けることにより、前記爪を扉本体の
固定孔により固定されるようにした加熱調理装置の扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22138098A JP3533949B2 (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | 加熱調理装置の扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22138098A JP3533949B2 (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | 加熱調理装置の扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000058254A JP2000058254A (ja) | 2000-02-25 |
JP3533949B2 true JP3533949B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=16765884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22138098A Expired - Fee Related JP3533949B2 (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | 加熱調理装置の扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3533949B2 (ja) |
-
1998
- 1998-08-05 JP JP22138098A patent/JP3533949B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000058254A (ja) | 2000-02-25 |
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