JP3533151B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP3533151B2
JP3533151B2 JP2000180000A JP2000180000A JP3533151B2 JP 3533151 B2 JP3533151 B2 JP 3533151B2 JP 2000180000 A JP2000180000 A JP 2000180000A JP 2000180000 A JP2000180000 A JP 2000180000A JP 3533151 B2 JP3533151 B2 JP 3533151B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に関
し、特に消費電力低減機構を有する半導体集積回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路は、一般的に高速動作、
高集積化が図られているが、近年消費電力を少なくする
ことが求められ、特に論理ゲートを構成する各トランジ
スタに流れるリーク電流の存在により、回路全体として
のリーク電流の総和に起因するスタンバイ時の消費電力
の低減が要求されている。
【0003】特に、多段バッファを必要とするCTS
(電流スイッチ)部分、及び消費電力に影響の大きい出
力バッファ部分等に用いる半導体集積回路には、上記ス
タンバイ時の消費電力の低減のための消費電力低減機構
を設けたものが広く用いられる。
【0004】この種の一般的な従来の第1の半導体集積
回路の消費電力低減機構は、リーク電流は多いが高速動
作に有利な低しきい値のトランジスタにより構成された
インバータ回路等の論理回路から成るバッファ回路と電
源との間に高しきい値のトランジスタによるスイッチ回
路を設け、この高しきい値トランジスタをオフさせるこ
とにより、スタンバイ時のリーク電流を低減する。
【0005】しかし、この従来の第1の半導体集積回路
の消費電力低減機構は、スタンバイ時におけるリーク電
流しか抑圧できず、動作時には充放電電流とともに貫通
リーク電流(以下貫通電流)が発生してしまうという問
題がある。
【0006】上記問題の解決を図った、従来のこの種の
消費電力低減機構を設けた半導体集積回路として、例え
ば、特開平11−330364号公報(文献1)、ある
いは、特開平10−242840号公報(文献2)記載
の従来の第2の半導体集積回路は、トランジスタのソー
スに接続する疑似電源系の配線(以下疑似電源線)の電
位をデータ入力信号のレベルに応じて変化させ、論理ゲ
ートを構成する各トランジスタのHレベル側およびLレ
ベル側の電源電位を等しくすることで、貫通電流の発生
を回避する手段を提案している。
【0007】従来技術の代表として文献2記載の従来の
第2の半導体集積回路を回路図で示す図4を参照する
と、この従来の第2の半導体集積回路は、通常モードの
とき高電位(Hレベル)の擬似電源線VDD1,VDD
2と通常モードのとき低電位(Lレベル)の擬似電源線
VSS1,VSS2と、スタンバイ信号STBとデータ
入力信号Aの供給を受け通常動作モード時及びスタンバ
イモード時の擬似電源線VDD1,VDD2,VSS
1,VSS2の各々の電位レベルを制御する制御信号P
1,P2,N1,N2を出力する擬似電源線制御回路1
0と、擬似電源線VDD1,VDD2,VSS1,VS
S2から電源の供給を受け縦続接続された4段のCMO
S型のインバータ回路21〜24を有し通常モード時に
データ入力信号Aの供給を受けデータ入力信号Aと同相
の出力信号Eを出力するバッファ回路部20と、擬似電
源線制御回路10からの制御信号P1,P2の各々の供
給に応答して電源VDDと疑似電源線VDD1,VDD
2の各々とを接続するスイッチング用のPチャネル型の
トランジスタQ1,Q2と、擬似電源線制御回路10か
らの制御信号N1,N2の各々の供給に応答して電源V
DDと疑似電源線VDD1、VDD2の各々とを接続す
るスイッチング用のNチャネル型のトランジスタQ3,
Q4と、ソースを疑似信号線VSS2にドレインを疑似
電源線VDD1にそれぞれ接続しゲートにデータ入力信
号Aの供給を受けるNチャネル型のスイッチング用のト
ランジスタQ5と、ソースを疑似信号線VDD2にドレ
インを疑似電源線VSS1にそれぞれ接続しゲートにデ
ータ入力信号Aの供給を受けるNチャネル型のスイッチ
ング用のトランジスタQ6とを備える。
【0008】バッファ回路部20の奇数段のインバータ
回路21,23は、高電位側のPチャネルトランジスタ
Q21,Q25のソースが擬似電源線VDD1に、低電
位側のNチャネルトランジスタQ22,Q26のソース
が擬似電源線VSS1にそれぞれ接続されている。
【0009】偶数段のインバータ回路22,24は、高
電位側のPチャネルトランジスタQ23,Q27のソー
スが擬似電源線VDD2に、低電位側のNチャネルトラ
ンジスタQ24,Q28のソースが擬似電源線VSS2
にそれぞれ接続されている。
【0010】すなわち、擬似電源線VDD1,VSS1
はインバータ回路21,23の構成各トランジスタのソ
ースに接続してこれらインバータ回路21,23に電源
を供給し、一方、擬似電源線VDD2,VSS2はイン
バータ回路22,24の構成各トランジスタのソースに
接続してこれらインバータ回路22,24に電源を供給
している。
【0011】次に、図4及び通常モードとスタンバイモ
ード時における各信号のレベルを真理値表で示す表1を
参照して、従来の半導体集積回路の動作について説明す
ると、まず、通常動作モード時には、スタンバイ信号S
TBのレベルをL(0)レベルとする。
【0012】擬似電源線制御回路10は制御信号P1,
P2,N1,N2により、データ入力信号Aのレベルに
応じて疑似電源線VDD1,VDD2,VSS1,VS
S2の各々の電位を以下のように制御する。
【0013】すなわち、データ入力信号AがLレベル
(0)の場合は、バッファ回路20の各インバータ21
〜24の出力B,C,D,Eはそれぞれ、H,L,H,
L各レベルとなる。制御信号P1をLレベルとして疑似
電源線VDD1の電位を電圧VDDに、制御信号P2を
Hレベルとして疑似電源線VDD2の電位をフローテン
グ状態の電位例えばVDD/2(以下説明の便宜上、こ
のフローテング状態の電位をVDD/2とする)に、制
御信号N1をLレベルとして疑似電源線VSS1の電位
をVDD/2に、制御信号N2をHレベルとして疑似電
源線VSS2の電位を電圧VSSに設定する。
【0014】
【表1】
【0015】また、データ入力信号AがLレベルである
ので、スイッチトランジスタQ5がオン状態となり、フ
ローテング状態の疑似電源線VDD2,VSS1を短絡
する。
【0016】従って、Hレベルを出力する奇数段のイン
バータ21,23は高電位側でアクティブ動作するPチ
ャネルトランジスタQ21,Q25のソースに供給され
る疑似電源線VDD1の電位はVDDであり、低電位側
で非アクティブ動作のNチャネルトランジスタQ22,
Q26のソースに供給される疑似電源線VSS1の電位
はVDD/2であり、一方、Lレベルを出力する偶数段
のインバータ22,24は高電位側で非アクティブ動作
のPチャネルトランジスタQ23,Q27のソースに供
給される疑似電源線VDD2の電位はVDD/2であ
り、低電位側でアクティブ動作するNチャネルトランジ
スタQ24,Q28のソースに供給される疑似電源線V
SS2の電位はVSSである。
【0017】次に、データ入力信号AがHレベル(1)
の場合は、バッファ回路20の各インバータ21〜24
の出力B,C,D,Eはそれぞれ、L,H,L,H各レ
ベルとなる。制御信号P1をHレベルとして疑似電源線
VDD1の電位を電圧VDD/2に、制御信号P2をL
レベルとして疑似電源線VDD2の電位をVDDに、制
御信号N1をHレベルとして疑似電源線VSS1の電位
を電圧VSSに、制御信号N2をLレベルとして疑似電
源線VSS2の電位をVDD/2に設定する。
【0018】また、データ入力信号AがHレベルである
ので、スイッチトランジスタQ6がオン状態となり、フ
ローテング状態の疑似電源線VDD1,VSS2を短絡
する。
【0019】従って、各インバータ回路のアクティブ/
非アクティブ各トランジスタとそれらのソースへの供給
電圧との関係は上述とは逆になる。
【0020】これにより、各インバータ回路の実質的な
供給電圧を低減し、動作時のリーク(貫通)電流を低減
する。
【0021】次に、スタンバイモード時には、スタンバ
イ信号STBのレベルをH(1)レベルとする。
【0022】この場合は、擬似電源線制御回路10は制
御信号P1,P2をHレベルとし、トランジスタQ1,
Q2をオフ状態とする。従って電源VDDと疑似電源線
VDD1,VDD2との間の電流パスは切断され、疑似
電源線VDD1,VDD2はフローテング状態となる。
従ってスタンバイ時のリーク電流を低減できる。
【0023】しかし、この従来の半導体集積回路は、上
述したように、インバータ回路の動作時にカットオフ
(非アクティブ)となる方のトランジスタのソースに接
続されている疑似電源線は、対応する電源接続用のスイ
ッチトランジスタQ1,Q3又はQ3,Q4のいずれか
の組が入力データ信号Aのレベルに応じてオフとなって
電源から遮断されるフローテング状態となると共に、ス
イッチトランジスタQ5,Q6のいずれか一方がオンと
なってこれらフローテング状態の疑似電源線を短絡する
動作を行う。
【0024】その結果、スタンバイ時にHレベル側の疑
似電源線の一方をLレベル電位に短絡させる場合、及び
Lレベル側の疑似電源線の一方をHレベル電位に短絡さ
せる場合に、電源接続用のスイッチトランジスタQ1〜
Q4より先に疑似電源線短絡用のスイッチトランジスタ
Q5,Q6のいずれかがオンになる状態が一時的に発生
し、Hレベルの疑似電源線とLレベルの疑似電源線間に
貫通電流が生じ、消費電力の増大を生じる。
【0025】さらに、通常モード時でも、データ信号の
レベル値が変化するたびに各疑似電源線の電位がそれぞ
れ変化する構成となっているため、各インバータ回路の
出力信号の電位を供給する疑似電源線へのHレベル側及
びLレベル側電位の各々のレベルが安定するまでの遅延
が発生し、接続されるインバータ回路の規模が増大する
ほど高速動作の実現に不利となるという問題もある。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の第1の
半導体集積回路は、スタンバイ時におけるリーク電流し
か抑圧できず、動作時には充放電電流とともに貫通リー
ク電流(以下貫通電流)が発生してしまうという欠点が
あった。
【0027】上記欠点の解決を図った従来の第2の半導
体集積回路は、インバータ回路の動作時に非アクティブ
となる方のトランジスタのソースに接続されている疑似
電源線は、対応する電源接続用スイッチトランジスタの
組が入力データ信号のレベルに応じてオフとなって電源
から遮断されるフローテング状態となると共に、フロー
テング状態の疑似電源線の短絡用のスイッチトランジス
タのいずれか一方がオンとなってこれらフローテング状
態の疑似電源線を短絡する動作を行うため、スタンバイ
時にHレベル側の疑似電源線の一方をLレベル電位に短
絡させる場合及びLレベル側の疑似電源線の一方をHレ
ベル電位に短絡させる場合に、電源接続用のスイッチト
ランジスタより先に疑似電源線短絡用スイッチトランジ
スタのいずれか一方ががオンになる状態が一時的に発生
し、Hレベル及びLレベルの各々の疑似電源線間に貫通
電流が生じ、消費電力の増大を生じるという欠点があっ
た。
【0028】また、通常モード時でも、データ信号のレ
ベル値が変化するたびに各疑似電源線の電位がそれぞれ
変化する構成となっているため、各インバータ回路の出
力信号の電位を供給する疑似電源線へのHレベル側及び
Lレベル側電位の各々のレベルが安定するまでの遅延が
発生し、接続されるインバータ回路の規模が増大するほ
ど高速動作の実現に不利となるという欠点があった。
【0029】本発明の目的は、上記欠点を解消し、通常
モード時及びスタンバイモード時のいずれにおいても疑
似電源線の電位を安定化し、リーク電流及び貫通電流の
低減を図った消費電力低減機構を有する半導体集積回路
を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の半
導体集積回路は、低しきい値の複数の素子により構成さ
れた論理回路を有するバッファ回路と、前記バッファ回
路に直接接続され電源を供給する複数の疑似電源線と、
前記複数の疑似電源線の各々と電源との間に前記バッフ
ァ回路の素子よりしきい値が十分高い高しきい値の素子
から成るスイッチ回路を設け、この高しきい値素子をオ
フさせることにより、待機状態時のリーク電流を低減す
る消費電力低減機構を有する半導体集積回路において、
前記スイッチ回路が、前記高しきい値の素子から成る論
理素子から構成され、待機状態と通常動作状態とを切り
換えるスタンバイモード信号とデータ入力信号との論理
演算により上記複数の疑似電源線の電位を制御する論理
演算回路を有する疑似電源線制御回路を備え、前記疑似
電源線制御回路が、前記通常動作状態の時は前記複数の
疑似電源線の各々の電位をそれぞれ所定電源の電位に固
定し、前記待機状態の時は前記複数の疑似電源線の各々
の電位の変化を前記バッファ回路内の論理回路の内実質
的に非アクティブな方の素子への供給電位のみに限るよ
う制御することを特徴とする半導体集積回路。
【0031】
【0032】請求項記載の発明の半導体集積回路は、
低しきい値の複数の素子により構成された論理回路を有
するバッファ回路部と、前記バッファ回路部に直接接続
され電源を供給する複数の疑似電源線と、前記複数の疑
似電源線の各々と電源との間に前記バッファ回路の素子
よりしきい値が十分高い高しきい値の素子から成るスイ
ッチ回路を設け、この高しきい値素子をオフさせること
により、待機状態時のリーク電流を低減する消費電力低
減機構を有する半導体集積回路において、前記バッファ
回路部が、通常モードのとき高電位の第1及び第2の高
電位擬似電源線及び通常モードのとき低電位の第1及び
第2の低電位擬似電源線から電源の供給を受け縦続接続
された前記低しきい値の素子である低しきい値トランジ
スタから成る複数段のCMOS型インバータ回路を備
え、前記待機状態を設定するスタンバイ信号とデータ入
力信号との供給を受けこれらスタンバイ信号とデータ入
力信号との論理演算により前記通常動作時及び待機時の
前記第1及び第2の高電位擬似電源線及び前記第1及び
第2の低電位擬似電源線の各々の電位レベルを制御する
前記高しきい値素子である高しきい値トランジスタから
成る論理演算回路を有して前記スイッチ回路を構成する
擬似電源線制御回路とを備え、前記擬似電源線制御回路
が、前記スタンバイ信号を反転し反転スタンバイ信号を
出力する第1のインバータ回路と、前記データ入力信号
と前記スタンバイ信号との否定論理積対応の第1の電位
を前記第1の高電位擬似電源線に出力するNANDゲー
トと、前記データ入力信号と前記反転スタンバイ信号と
の否定論理和対応の第3の電位を前記第1の低電位擬似
電源線に出力するNORゲートと、前記NORゲートの
出力する前記第1の低電位を反転し第2の電位を前記第
2の高電位擬似電源線に出力する第2のインバータ回路
と、前記NANDゲートの出力する前記第1の高電位を
反転し第4の電位を前記第2の低電位擬似電源線に出力
する第3のインバータ回路とを備えることを特徴とする
半導体集積回路。
【0033】
【0034】請求項記載の発明は、請求項記載の半
導体集積回路において、前記スタンバイ信号が、前記待
機状態に対応するスタンバイモード時にHレベル、前記
通常動作状態に対応する通常モード時にLレベルとなる
信号であることを特徴とするものである。
【0035】請求項記載の発明は、請求項記載の半
導体集積回路において、前記NANDゲートと前記NO
Rゲート及び前記第2,第3のインバータ回路が、高電
位電源と低電位電位とから電源の供給を受けて動作し前
記第1,第2の高電位疑似電源線及び前記第1,第2の
低電位疑似電源線の各々に前記第1〜第4の電位をそれ
ぞれ供給することを特徴とするものである。
【0036】請求項記載の発明の半導体集積回路は、
低しきい値の複数の素子により構成された論理回路を有
するバッファ回路部と、前記バッファ回路部に直接接続
され電源を供給する複数の疑似電源線と、前記複数の疑
似電源線の各々と電源との間に前記バッファ回路の素子
よりしきい値が十分高い高しきい値の素子から成るスイ
ッチ回路を設け、この高しきい値素子をオフさせること
により、待機状態時のリーク電流を低減する消費電力低
減機構を有する半導体集積回路において、前記バッファ
回路部が、スリーステートバッファ回路を構成し通常モ
ードのとき高電位の第1の高電位擬似電源線及び通常モ
ードのとき低電位の第1の低電位擬似電源線から電源の
供給を受けデータ入力信号と出力を許可するイネーブル
信号及びその反転信号である反転イネーブル信号との供
給を受け第1及び第2のプリバッファ信号を出力するプ
リバッファ回路と、通常モードのとき高電位の第2の高
電位擬似電源線及び通常モードのとき低電位の第2の低
電位擬似電源線から電源の供給を受け前記第1,第2の
プリバッファ信号の供給に応答して出力信号を出力する
出力バッファ回路とを備え、データ入力信号とスタンバ
イ信号と前記イネーブル信号との供給を受け、これらス
タンバイ信号,データ入力信号及びイネーブル信号との
論理演算により前記通常動作時及び待機時の前記第1及
び第2の高電位擬似電源線及び前記第1及び第2の低電
位擬似電源線の各々の電位レベルを制御する前記高しき
い値素子である高しきい値トランジスタから成る論理演
算回路を有して前記スイッチ回路を構成する擬似電源線
制御回路とを備えて構成される。
【0037】請求項記載の発明は、請求項記載の半
導体集積回路において、前記擬似電源線制御回路が、前
記スタンバイ信号を反転し反転スタンバイ信号を出力す
る第1のインバータ回路と、前記イネーブル信号を反転
し反転イネーブル信号を出力する第2のインバータ回路
と、前記データ入力信号と前記スタンバイ信号と前記イ
ネーブル信号との否定論理積対応の第1の電位を前記第
1の高電位擬似電源線に出力する3入力NANDゲート
と、前記データ入力信号と前記反転スタンバイ信号と前
記反転イネーブル信号との否定論理和対応の前記第3の
電位を前記第1の擬似電源線に出力する3入力NORゲ
ートと、前記NORゲートの出力する前記第1の低電位
を反転し第2の電位を前記第2の高電位擬似電源線に出
力する第3のインバータ回路と、前記NANDゲートの
出力する前記第1の高電位を反転し第4の電位を前記第
2の低電位擬似電源線に出力する第4のインバータ回路
とを備えるものである。
【0038】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0039】本実施の形態の半導体集積回路は、リーク
電流は多いが高速動作に有利な低しきい値の複数のトラ
ンジスタにより構成されたインバータ回路等の論理回路
から成るバッファ回路と、このバッファ回路に直接接続
され電源を供給する複数の疑似電源線と、上記複数の疑
似電源線の各々と電源との間に上記バッファ回路のトラ
ンジスタよりしきい値が十分高い高しきい値のトランジ
スタから成るスイッチ回路を設け、この高しきい値トラ
ンジスタをオフさせることにより、待機状態(スタンバ
イ)時のリーク電流を低減する消費電力低減機構を有す
る半導体集積回路において、上記スイッチ回路が、上記
高しきい値のトランジスタから成る論理素子から構成さ
れ、待機状態と通常動作状態とを切り換えるスタンバイ
モード信号とデータ入力信号との論理演算により上記複
数の疑似電源線の電位を制御する論理演算回路を有する
疑似電源線制御回路を備えることを特徴とするものであ
る。
【0040】次に、本発明の第1の実施の形態を図4と
共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様
に回路図で示す図1を参照すると、この図に示す本実施
の形態の半導体集積回路は、従来と共通の通常モードの
とき高電位(Hレベル)の擬似電源線VDD1,VDD
2と通常モードのとき低電位(Lレベル)の擬似電源線
VSS1,VSS2と、端子STBYを経由して供給を
受けるスタンバイモード時に1(Hレベル)通常モード
時に0(Lレベル)となるスタンバイ信号STBと入力
端子INを経由して供給を受けるデータ入力信号Aの供
給を受けこれらスタンバイ信号STBとデータ入力信号
Aとの論理演算により通常動作時及びスタンバイ時の擬
似電源線VDD1,VDD2,VSS1,VSS2の各
々の電位レベルを制御する論理演算回路を有する擬似電
源線制御回路1と、後述するように擬似電源線VDD
1,VDD2,VSS1,VSS2から電源の供給を受
け縦続接続された4段のCMOS型のインバータ回路2
1〜24を有し通常モード時にデータ入力信号Aの供給
を受けデータ入力信号Aと同相の出力信号Eを出力する
バッファ回路部2とを備える。以下、説明の便宜上、擬
似電源線VDD1,VDD2,VSS1,VSS2の各
々の電圧もVDD1,VDD2,VSS1,VSS2と
呼ぶ。
【0041】擬似電源線制御回路1は、スタンバイ信号
STBを反転し反転スタンバイ信号Fを出力するインバ
ータ回路11と、データ入力信号Aとスタンバイ信号S
TBとの否定論理積対応の電位VDD1を擬似電源線V
DD1に出力するNANDゲート12と、データ入力信
号Aと反転スタンバイ信号Fとの否定論理和対応の電位
VSS1を擬似電源線VSS1に出力するNORゲート
13と、NORゲート13の出力電位VSS1を反転し
電位VDD2を擬似電源線VDD2に出力するインバー
タ回路14と、NANDゲート12の出力電位VDD1
を反転し電位VSS2を擬似電源線VSS2に出力する
インバータ回路15とを備える、いわゆるスターチック
な論理回路である。
【0042】なお、特に図示していないが、擬似電源線
制御回路1のインバータ回路14,15及びNANDゲ
ート12及びNORゲート13の各々は後述のバッファ
回路の各インバータ回路のトランジスタより高しきい値
のトランジスタから構成され高電位の電源VDD及び低
電位の電源VSSとから電源の供給を受けて動作し、従
来の電源接続用のスイッチトランジスタQ1〜Q4と同
等の電流供給能力を有するものとする。すなわち、NA
NDゲート12を例にあげると、出力電位がHレベルの
場合は、電源VDDを疑似電源線VDD1に供給し、出
力電位がLレベルの場合は電源VSSを疑似電源線VD
D1に供給する。インバータ回路14,15及びNOR
ゲート13の各々の出力レベルとそれらの制御対象の疑
似電源線VDD2,VSS2,VSS1への電源VD
D,VSSとの接続関係も同様である。
【0043】バッファ回路部2のインバータ回路21
は、ソースを擬似電源線VDD1にゲートを入力端子I
Nにそれぞれ接続したPチャネル型のトランジスタQ2
1と、ドレインをトランジスタQ21のドレインにゲー
トをトランジスタQ21のゲートにソースを擬似電源線
VSS1にそれぞれ接続したNチャネル型のトランジス
タQ22とから成りトランジスタQ21,Q22の共通
接続したドレインから次段への出力信号を出力するCM
OS型インバータ回路である。
【0044】インバータ回路22は、ソースを擬似電源
線VDD2にゲートをインバータ回路21のトランジス
タQ21,Q22の共通接続したドレインにそれぞれ接
続したPチャネル型のトランジスタQ23と、ドレイン
をトランジスタQ23のドレインにゲートをトランジス
タQ23のゲートにソースを擬似電源線VSS2にそれ
ぞれ接続したNチャネル型のトランジスタQ24とから
成りトランジスタQ23,Q24の共通接続したドレイ
ンから次段への出力信号を出力するCMOS型インバー
タ回路である。
【0045】インバータ回路23は、ソースを擬似電源
線VDD1にゲートをインバータ回路22のトランジス
タQ23,Q24の共通接続したドレインにそれぞれ接
続したPチャネル型のトランジスタQ25と、ドレイン
をトランジスタQ25のドレインにゲートをトランジス
タQ25のゲートにソースを擬似電源線VSS1にそれ
ぞれ接続したNチャネル型のトランジスタQ26とから
成りトランジスタQ25,Q26の共通接続したドレイ
ンから次段への出力信号を出力するCMOS型インバー
タ回路である。
【0046】インバータ回路24は、ソースを擬似電源
線VDD2にゲートをインバータ回路23のトランジス
タQ23,Q24の共通接続したドレインにそれぞれ接
続したPチャネル型のトランジスタQ27と、ドレイン
をトランジスタQ27のドレインにゲートをトランジス
タQ27のゲートにソースを擬似電源線VSS2にそれ
ぞれ接続したNチャネル型のトランジスタQ28とから
成りトランジスタQ27,Q28の共通接続したドレイ
ンから出力端子OUTへの出力信号Eを出力するCMO
S型インバータ回路である。
【0047】なお、インバータ回路21〜24のトラン
ジスタQ21〜Q28としては高速化のため低しきい値
のトランジスタを用い、それらのしきい値は上述の疑似
電源線制御回路のインバータ回路14,15及びNAN
Dゲート12及びNORゲート13の各々を構成するト
ランジスタのしきい値より十分低いものとする。
【0048】すなわち、擬似電源線VDD1,VSS1
はインバータ回路21,23の構成各トランジスタのソ
ースに接続してこれらインバータ回路21,23に電源
を供給し、一方、擬似電源線VDD2,VSS2はイン
バータ回路22,24の構成各トランジスタのソースに
接続してこれらインバータ回路22,24に電源を供給
している。
【0049】次に、図1及び各部波形をタイムチャート
で示す図2、及び通常モードとスタンバイモード時にお
ける各信号のレベルを真理値表で示す表2を参照して本
実施の形態の動作について説明すると、まず、スタンバ
イ信号STBが0のときは通常モードとなり、擬似電源
線制御回路1は、擬似電源線VDD1,VDD2に電圧
VDD1,VDD2としてHレベルの電圧(1)を、擬
似電源線VSS1、VSS2に電圧VSS1、VSS2
としてLレベルの電圧(0)をそれぞれ出力する。従っ
て、バッファ回路2のインバータ回路21〜24を構成
するトランジスタQ21,Q23,Q25,Q27の各
々のソースはHレベル、トランジスタQ22,Q24,
Q26,Q28の各々ソースはLレベルに固定される。
【0050】従って、インバータ回路21〜24はそれ
ぞれの入力信号のレベルに応じた反転論理レベルを出力
する動作を行ない、固定電位の電源線に接続した場合と
同等のスイッチングスピードでデータを伝播する。すな
わち、入力信号レベルが1(H)のときは0(L)を、
逆に入力信号レベルが0のときは1をそれぞれ出力す
る。
【0051】バッファ回路部2は、インバータ回路21
〜24の4段から構成されるので、従って、通常モード
時には、データ入力信号Aのレベルと同一レベルの出力
信号E、すなわち、データ入力信号Aが0のときは0
を、1のときは1を出力信号Eとして出力する。
【0052】次に、待機状態に入る場合、スタンバイ信
号STBが0(Lレベル)1(Hレベル)に変化してス
タンバイモードとなり、擬似電源線制御回路1は、スタ
ンバイ信号STBのHレベル及び反転スタンバイ信号F
のLレベルに応じてNANDゲート12及びNORゲー
ト13の各々にそれぞれ接続された疑似電源線VDD1
及びVSS1の電圧VDD1,VSS1のレベルをデー
タ入力信号Aの反転レベルの電圧となるよう制御し、擬
似電源線VDD2,VSS2の電圧VDD2,VSS2
をデータ入力信号Aと同一論理レベルの電圧とするよう
制御する。
【0053】すなわち、データ入力信号AのレベルがL
レベルのときは、NANDゲート12に接続された疑似
電源線VDD1の電圧VDD1はHレベルを保持し、N
ORゲート13に接続された疑似電源線VSS1の電圧
VSS1のレベルはLレベルからHレベルに変化する。
同時に、疑似電源線VDD2の電圧VDD2はHレベル
からLレベルに変化し、疑似電源線VSS2の電圧VS
S2はLレベルを保持する。この場合、インバータ2
1,23の各々の出力はHレベル、インバータ22,2
4の各々の出力はLレベルである。
【0054】次に、データ入力信号AがHレベルの場
合、疑似電源線VDD1の電圧VDD1はHレベルから
Lレベルに変化し、疑似電源線VSS1の電圧VSS1
はLレベルを保持する。同時に疑似電源線VDD2の電
圧VDD2はHレベルを保持し、疑似電源線VSS2の
電圧VSS2はLレベルからHレベルに変化する。この
場合、インバータ21,23の出力はLレベル、インバ
ータ22,24の出力はHレベルである。
【0055】これにより、バッファ回路2のインバータ
回路21〜24の各々を構成するトランジスタQ21と
Q22、Q23とQ24、Q25とQ26、Q27とQ
28の各々のトランジスタ対のソースの電位を同一レベ
ルにする。
【0056】従って、スタンバイモード時にインバータ
回路21〜24を流れる貫通電流の発生を回避し、半導
体集積回路におけるバッファ回路の消費電力を低減す
る。
【0057】
【表2】
【0058】このように、本実施の形態の半導体集積回
路は、通常モードの動作時に、擬似電源線制御回路1が
疑似電源線を短絡する回路機能を有しないので、データ
入力信号Aのレベルが変化した場合でもバッファ回路2
のインバータ21〜24の各々の出力レベル値変化時に
おける一般的な貫通電流以外の過渡的電流消費を生じる
作用がない。同時に、通常モード時は、常に疑似電源線
の電位が一定しているため、各インバータ回路のトラン
ジスタのスイッチングスピードは、上述した従来技術、
すなわち、高電位側疑似電源線の電位がLレベルもしく
は中間電位からHレベルに変化する場合、及び低電位側
疑似電源線の電位がHレベルもしくはフローテング状態
の電位(以下フローテング電位)からLレベルに変化す
る場合に比べ、遅延時間の増大を回避でき、回路の高速
化に適している。
【0059】一方、スタンバイモード動作時には、スタ
ンバイ信号STBがLレベルからHレベルに変化し、デ
ータ入力信号AがLレベルの場合、奇数段インバータ2
1,23の出力はHレベル、偶数段インバータ22,2
4の出力はLレベルであるから、各疑似電源線のレベル
値変化は非アクティブ側トランジスタのソースのみに限
られており、貫通電流の増大要因とはならない。
【0060】また、スタンバイ信号STBがLレベルか
らHレベルに変化し、データ入力信号AがHレベルの場
合、インバータ21,23の出力はLレベル、インバー
タ22,24の出力はHレベルであるから、同様に各疑
似電源線のレベル値変化も非アクティブ側トランジスタ
のソースのみにかぎられるので、貫通電流の増大要因と
はならない。
【0061】従って、疑似電源線のレベル変化は、常
に、各インバータ回路の非アクティブ側トランジスタの
ソースのみに限られる構成となっており、スタンバイモ
ードでの消費電力を低減することができる。
【0062】さらに、待機状態から通常状態に戻る場合
の疑似電源線の変化も、インバータ回路を流れる貫通電
流の増大が生じないことは自明である。
【0063】次に、本発明の第2の実施の形態を図1と
共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様
に回路図で示す図3を参照すると、この図に示す本実施
の形態の前述の第1の実施の形態との相違点は、バッフ
ァ回路2の代わりに、スリーステートバッファ回路を構
成し疑似電源線VDD1,VSS1の各々の電圧VDD
1,VSS1を動作電圧としデータ入力信号Aとイネー
ブル端子ENを経由して入力するイネーブル信号B及び
その反転信号である反転イネーブル信号Gとの供給を受
け信号C,Dを出力する前段のプリバッファ回路4と、
疑似電源線VDD2,VSS2の各々の電圧VDD2,
VSS2を動作電圧としプリバッファ回路4出力信号
C,Dの供給に応答して出力信号Eを出力する出力バッ
ファ回路5を備え、擬似電源線制御回路1の代わりにプ
リバッファ回路4と出力バッファ回路5の疑似電源線を
制御する擬似電源線制御回路1Aを備えることである。
【0064】擬似電源線制御回路1Aは、第1の実施の
形態の擬似電源線制御回路1におけるデータ入力信号A
とスタンバイ信号STBとに加えてイネーブル端子EN
を経由して入力するイネーブル信号Bが入力され、擬似
電源線制御回路1と共通のインバータ回路11,14,
15に加えて、イネーブル信号Bを反転し反転イネーブ
ル信号Gを出力するインバータ回路16と、NANDゲ
ート12の代わりにデータ入力信号Aとスタンバイ信号
STBとイネーブル信号Bとの否定論理積対応の電位V
DD1を擬似電源線VDD1に出力する3入力NAND
ゲート12Aと、NORゲート13の代わりにデータ入
力信号Aと反転スタンバイ信号Fと反転イネーブル信号
Gとの否定論理和対応の電位VSS1を擬似電源線VS
S1に出力する3入力NORゲート13Aとを備える。
【0065】なお、特に図示していないが、擬似電源線
制御回路1Aのインバータ回路11,14,15,16
及びNANDゲート12A及びNORゲート13Aの各
々は高電位の電源VDD及び低電位の電源VSSとから
電源の供給を受けて動作し、従来の電源接続用のスイッ
チトランジスタQ1〜Q4と同等の電流供給能力を有す
るものとする。
【0066】プリバッファ回路4は、ソースを擬似電源
線VDD1にゲートをイネーブル端子ENにそれぞれ接
続したPチャネル型のトランジスタQ41と、ドレイン
をトランジスタQ41のドレインにゲートをデータ入力
端子INにそれぞれ接続したNチャネル型のトランジス
タQ46と、ドレインをトランジスタQ46のソースに
ゲートをトランジスタQ41のゲートにソースを擬似電
源線VSS1にそれぞれ接続したNチャネル型のトラン
ジスタQ42と、ソースを擬似電源線VDD1にゲート
をトランジスタQ46のゲートにドレインをトランジス
タQ41,Q46のドレイン共通接続点にそれぞれ接続
したPチャネル型のトランジスタQ45と、ソースを擬
似電源線VDD1に接続しゲートに反転イネーブル信号
Gの供給を受けるPチャネル型のトランジスタQ43
と、ソースをトランジスタQ41のドレインにゲートを
データ入力端子INにそれぞれ接続したPチャネル型の
トランジスタQ47と、ドレインをトランジスタQ47
のドレインにゲートをトランジスタQ43のゲートにソ
ースを擬似電源線VSS1にそれぞれ接続したNチャネ
ル型のトランジスタQ44と、ソースを擬似電源線VS
S1にゲートをトランジスタQ47のゲートにドレイン
をトランジスタQ44,Q47のドレイン共通接続点に
それぞれ接続したNチャネル型のトランジスタQ48と
を備え、トランジスタQ41,Q46,Q45の共通接
続したドレインから次段への出力信号Cを出力し、トラ
ンジスタQ44,Q47,Q48の共通接続したドレイ
ンから次段への出力信号Dを出力する。
【0067】出力バッファ回路5は、ソースを擬似電源
線VDD2にドレインを出力端子OUTにそれぞれ接続
しゲートにプリバッファ回路4の出力信号Cの供給を受
けるPチャネル型のトランジスタQ51と、ドレインを
トランジスタQ51のドレインにソースを擬似電源線V
SS1にそれぞれ接続しゲートにプリバッファ回路4の
出力信号Dの供給を受けるNチャネル型のトランジスタ
Q52とを備え、トランジスタQ51,Q52のドレイ
ン共通接続点から出力信号Eを出力する。
【0068】なお、プリバッファ回路4及び出力バッフ
ァ回路5のトランジスタQ41〜Q48及びトランジス
タQ51,52としては高速化のため低しきい値のトラ
ンジスタを用い、それらのしきい値は上述の疑似電源線
制御回路のインバータ回路14,15,16及びNAN
Dゲート12A及びNORゲート13Aの各々を構成す
るトランジスタのしきい値より十分低いものとする。
【0069】次に、図3及び通常モードとスタンバイモ
ード時における各信号のレベルを真理値表で示す表3を
参照して本実施の形態の動作について説明すると、ま
ず、イネーブル信号BがLレベルの場合、疑似電源線制
御回路1Aの出力の疑似電源線VDD1及びVDD2は
Hレベルとなり、疑似電源線VSS1,VSS2はLレ
ベルとなる。同時にトランジスタQ41及びQ44がオ
ン状態となるため、信号CはHレベル、信号DはLレベ
ルとなり、出力信号Eはハイインピーダンス状態とな
る。
【0070】イネーブル信号BがHレベルでスタンバイ
信号STBがLレベルの場合は、プリバッファ回路4は
データ入力信号Aのレベル値の反転信号を信号C,Dに
出力する。スタンバイ信号STBがHレベルとなった場
合は、プリバッファ回路4は疑似電源線VDD1,VS
S1が入力データ信号Aのレベル値と反転論理となる疑
似電源電位へ一方が反転し、貫通電流を低減する。同時
に疑似電源線VDD2,VSS2も入力データ信号Aの
レベル値と同一論理となる疑似電源電位へ一方が反転
し、貫通電流を低減する機能を有する。
【0071】このように、本実施の形態では、さらに、
消費電力を低減する機構を有しながら出力信号許可制御
機能を実現できる。
【0072】
【表3】
【0073】以上本発明の実施の形態を述べたが、本発
明は上記実施の形態に限られることなく種々の変形が可
能である。例えば、第1の実施の形態において、疑似電
源線制御回路に外部からスタンバイ信号の代わりに反転
スタンバイ信号を入力し、内部で反転してスタンバイ信
号を生成して動作するよう対応する関係論理回路を変更
しても良い。
【0074】また、データ入力信号とスタンバイ信号の
レベルが共に反転する場合、NORゲートとNANDゲ
ートを入替え、NORゲートを疑似電源線VSS2にN
ANDゲートを疑似電源線VDD2にそれぞれ接続し、
電圧VSS2を入力とするインバータ回路の出力を疑似
電源線VDD1に、電圧VDD2を入力とするインバー
タ回路の出力を疑似電源線VSS1にそれぞれ接続する
ことも、本発明の主旨を逸脱しない限り適用できること
は勿論である。
【0075】さらに、出力信号が入力信号と同一論理レ
ベルの場合、バッファ回路のインバータ回路の段数は2
以上の偶数個、出力信号が入力信号と反転論理レベルの
場合、インバータ回路の段数は1以上の奇数個であれ
ば、機能上はインバータ段数を限定する必要はない。
【0076】また、第2の実施の形態において、データ
入力信号の入力端子とプリバッファ回路との間に第1の
実施の形態の疑似電源線制御回路とバッファ回路(以下
第1の実施の形態の回路)を配置してもよい。
【0077】また、プリバッファ回路と出力バッファ回
路との間にも、第1の実施の形態の回路を配置してもよ
い。
【0078】さらに、データ入力信号あるいはイネーブ
ル信号が反転論理として供給される場合も、インバータ
の段数およびNAND,NORの組合わせを変更するこ
とにより、機能的に等価な疑似電源線制御回路およびプ
リバッファ制御回路を構成することが可能である。さら
には、出力信号が入力信号と同一論理の場合、インバー
タ回路21〜24の段数は2以上の偶数個、出力信号が
入力信号と反転論理の場合、インバータ回路21〜24
の段数は1以上の奇数個であれば、機能上はインバータ
段数を限定する必要はない。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路は、高しきい値の素子から成る論理素子から構成
され、スタンバイモード信号とデータ入力信号との論理
演算により複数の疑似電源線の電位を制御する論理演算
回路を有する疑似電源線制御回路を備え、通常モードの
動作時に擬似電源線制御回路が疑似電源線を短絡する回
路機能を有しないので、入力信号のレベル変化時におけ
るバッファ回路の各インバータの出力レベル変化時にお
ける一般的な貫通電流以外の過渡的電流消費をもたらす
作用がなく、一方、スタンバイモード動作時には、各疑
似電源線のレベル値変化は各インバータ回路の非アクテ
ィブ側トランジスタのソースのみに限られていることか
ら貫通電流の増大要因とはならず、また、待機状態から
通常状態に戻る場合の疑似電源線電位の変化も、インバ
ータ回路を流れる貫通電流の増大が生じないことは自明
であるので、スタンバイモード動作時における消費電流
を低減できるという効果がある。
【0080】また、通常モード動作時は、常に疑似電源
線の電位が一定していることにより、各インバータ回路
のスイッチングスピードにおける遅延時間の増大要因が
ないため、回路の高速化に適しているという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路の第1の実施の形態を
示す回路図である。
【図2】本実施の形態の半導体集積回路における動作の
一例を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の半導体集積回路の第2の実施の形態を
示す回路図である。
【図4】従来の半導体集積回路の一例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1,1A,10 擬似電源線制御回路 2,20 バッファ回路部 4 プリバッファ回路 5 出力バッファ回路 11,14〜16,21〜24 インバータ回路 12,12A NANDゲート 13,13A NORゲート Q1〜Q6,Q21〜Q28,Q41〜Q48,Q5
1,Q52 トランジスタ VDD1,VDD2,VSS1,VSS2 疑似電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H03K 19/0175 H03K 19/094 B 19/0948 (56)参考文献 特開 平10−242840(JP,A) 特開 平10−145215(JP,A) 特開 平11−261400(JP,A) 特開 平6−208790(JP,A) 特開 平11−330364(JP,A) 特開 平11−68536(JP,A) 特開 平5−291929(JP,A) 特開2000−261303(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低しきい値の複数の素子により構成され
    た論理回路を有するバッファ回路と、前記バッファ回路
    に直接接続され電源を供給する複数の疑似電源線と、前
    記複数の疑似電源線の各々と電源との間に前記バッファ
    回路の素子よりしきい値が十分高い高しきい値の素子か
    ら成るスイッチ回路を設け、この高しきい値素子をオフ
    させることにより、待機状態時のリーク電流を低減する
    消費電力低減機構を有する半導体集積回路において、 前記スイッチ回路が、前記高しきい値の素子から成る論
    理素子から構成され、待機状態と通常動作状態とを切り
    換えるスタンバイモード信号とデータ入力信号との論理
    演算により上記複数の疑似電源線の電位を制御する論理
    演算回路を有する疑似電源線制御回路を備え、 前記疑似電源線制御回路が、前記通常動作状態の時は前
    記複数の疑似電源線の各々の電位をそれぞれ所定電源の
    電位に固定し、 前記待機状態の時は前記複数の疑似電源線の各々の電位
    の変化を前記バッファ回路内の論理回路の内実質的に非
    アクティブな方の素子への供給電位のみに限るよう制御
    する ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 低しきい値の複数の素子により構成され
    た論理回路を有するバッファ回路部と、前記バッファ回
    路部に直接接続され電源を供給する複数の疑似電源線
    と、前記複数の疑似電源線の各々と電源との間に前記バ
    ッファ回路の素子よりしきい値が十分高い高しきい値の
    素子から成るスイッチ回路を設け、この高しきい値素子
    をオフさせることにより、待機状態時のリーク電流を低
    減する消費電力低減機構を有する半導体集積回路におい
    て、 前記バッファ回路部が、通常モードのとき高電位の第1
    及び第2の高電位擬似電源線及び通常モードのとき低電
    位の第1及び第2の低電位擬似電源線から電源の供給を
    受け縦続接続された前記低しきい値の素子である低しき
    い値トランジスタから成る複数段のCMOS型インバー
    タ回路を備え、 前記待機状態を設定するスタンバイ信号とデータ入力信
    号との供給を受けこれらスタンバイ信号とデータ入力信
    号との論理演算により前記通常動作時及び待機時の前記
    第1及び第2の高電位擬似電源線及び前記第1及び第2
    の低電位擬似電源線の各々の電位レベルを制御する前記
    高しきい値素子である高しきい値トランジスタから成る
    論理演算回路を有して前記スイッチ回路を構成する擬似
    電源線制御回路とを備え、 前記擬似電源線制御回路が、前記スタンバイ信号を反転
    し反転スタンバイ信号を出力する第1のインバータ回路
    と、 前記データ入力信号と前記スタンバイ信号との否定論理
    積対応の第1の電位を前記第1の高電位擬似電源線に出
    力するNANDゲートと、 前記データ入力信号と前記反転スタンバイ信号との否定
    論理和対応の第3の電位を前記第1の低電位擬似電源線
    に出力するNORゲートと、 前記NORゲートの出力する前記第1の低電位を反転し
    第2の電位を前記第2の高電位擬似電源線に出力する第
    2のインバータ回路と、 前記NANDゲートの出力する前記第1の高電位を反転
    し第4の電位を前記第2の低電位擬似電源線に出力する
    第3のインバータ回路とを備えることを特徴とする 半導
    体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記スタンバイ信号が、前記待機状態に
    対応するスタンバイモード時にHレベル、前記通常動作
    状態に対応する通常モード時にLレベルとなる信号であ
    ることを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記NANDゲートと前記NORゲート
    及び前記第2,第3のインバータ回路が、高電位電源と
    低電位電位とから電源の供給を受けて動作し前記第1,
    第2の高電位疑似電源線及び前記第1,第2の低電位疑
    似電源線の各々に前記第1〜第4の電位をそれぞれ供給
    することを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 低しきい値の複数の素子により構成され
    た論理回路を有するバッファ回路部と、前記バッファ回
    路部に直接接続され電源を供給する複数の疑似電源線
    と、前記複数 の疑似電源線の各々と電源との間に前記バ
    ッファ回路の素子よりしきい値が十分高い高しきい値の
    素子から成るスイッチ回路を設け、この高しきい値素子
    をオフさせることにより、待機状態時のリーク電流を低
    減する消費電力低減機構を有する半導体集積回路におい
    て、 前記バッファ回路部が、スリーステートバッファ回路を
    構成し通常モードのとき高電位の第1の高電位擬似電源
    線及び通常モードのとき低電位の第1の低電位擬似電源
    線から電源の供給を受けデータ入力信号と出力を許可す
    るイネーブル信号及びその反転信号である反転イネーブ
    ル信号との供給を受け第1及び第2のプリバッファ信号
    を出力するプリバッファ回路と、 通常モードのとき高電位の第2の高電位擬似電源線及び
    通常モードのとき低電位の第2の低電位擬似電源線から
    電源の供給を受け前記第1,第2のプリバッファ信号の
    供給に応答して出力信号を出力する出力バッファ回路と
    を備え、 データ入力信号とスタンバイ信号と前記イネーブル信号
    との供給を受け、これらスタンバイ信号,データ入力信
    号及びイネーブル信号との論理演算により前記通常動作
    時及び待機時の前記第1及び第2の高電位擬似電源線及
    び前記第1及び第2の低電位擬似電源線の各々の電位レ
    ベルを制御する前記高しきい値素子である高しきい値ト
    ランジスタから成る論理演算回路を有して前記スイッチ
    回路を構成する擬似電源線制御回路とを備えることを特
    徴とする 半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記擬似電源線制御回路が、前記スタン
    バイ信号を反転し反転スタンバイ信号を出力する第1の
    インバータ回路と、 前記イネーブル信号を反転し反転イネーブル信号を出力
    する第2のインバータ回路と、 前記データ入力信号と前記スタンバイ信号と前記イネー
    ブル信号との否定論理積対応の第1の電位を前記第1の
    高電位擬似電源線に出力する3入力NANDゲートと、 前記データ入力信号と前記反転スタンバイ信号と前記反
    転イネーブル信号との否定論理和対応の前記第3の電位
    を前記第1の擬似電源線に出力する3入力NORゲート
    と、 前記NORゲートの出力する前記第1の低電位を反転し
    第2の電位を前記第2の高電位擬似電源線に出力する第
    3のインバータ回路と、 前記NANDゲートの出力する前記第1の高電位を反転
    し第4の電位を前記第2の低電位擬似電源線に出力する
    第4のインバータ回路とを備えることを特徴とする請求
    項5記 載の半導体集積回路。
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