JP3530951B2 - 光ファイバ、光増幅器および光伝送システム - Google Patents

光ファイバ、光増幅器および光伝送システム

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JP3530951B2 JP07644396A JP7644396A JP3530951B2 JP 3530951 B2 JP3530951 B2 JP 3530951B2 JP 07644396 A JP07644396 A JP 07644396A JP 7644396 A JP7644396 A JP 7644396A JP 3530951 B2 JP3530951 B2 JP 3530951B2
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    • G02B6/262Optical details of coupling light into, or out of, or between fibre ends, e.g. special fibre end shapes or associated optical elements
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    • G02B6/24Coupling light guides
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    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/381Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
    • G02B6/3818Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type

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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Lasers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物理的接触により
光結合を行なう端面を有する光ファイバに係り、特に高
出力光増幅器の出力側の光ファイバ、光伝送用光ファイ
バ結合体、このファイバを含む光増幅器、およびこのフ
ァイバを含む光伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、光ファイバのコネクタ部概要図
である。光コネクタ800は、2本の光ファイバ810
を物理的接触により光結合するもので、2本の光ファイ
バ810の結合する端面にプラグ81を取り付け、アダ
プタ部80の両側から締め付けねじ802に、ねじ締め
することにより高精度に位置決め結合される。このとき
アダプタ部80には、嵌合溝801が刻んであるため、
プラグ81の嵌合つめ812と嵌合し、回転しない構造
としている。
【0003】光ファイバ810は外皮を剥がしファイバ
心線(図示せず)を露出させ、プラグ81をかぶせる。
このときファイバ心線は、フェルール4に挿入する。
【0004】図9は、光ファイバの従来の光結合部の要
部断面図である。光ファイバの光結合部は、つぎのよう
な構造である。光ファイバの屈折率分布はドーパントの
分布により決まる。光ファイバの中心部には屈折率が高
いコア2があり、その周辺を屈折率が低いクラッド3、
さらにクラッド周囲を補強用のフェル−ル4(外径部を
略して図示)で補強する。この後、端面での光反射を防
止するため、端面5の高度研磨を実施し、−40dB以
下の反射としている。従来使用されている石英系単一モ
−ド光ファイバの1.55μmの波長での光のモードフ
ィールド10の径は約10μmであり、ファイバ内部で
も、端部でも同一の径である。
【0005】特開平7−128544号公報には、光導
波路と光ファイバとの接続部で光ファイバ接続部のモ−
ドフィ−ルドを局部的に拡大した発明が記載されている
が、光導波路と光ファイバとの融着または接着による永
久固定に関するものであり、本願発明とは趣を異にして
いる。
【0006】光ファイバを用いた光伝送システムでは、
光増幅器の出現により20dBm以上の高レベルな光出
力が使われる見込みである。ところが20dBm以上の
光出力で、通常使用されている単一モード光ファイバの
出射端面に、空気中に浮遊している塵埃(以下単にごみ
と記載する)などが付着していると、そのごみに光パワ
ーが集中し、ごみの端面への焼き付きを生じ、端面溶融
を生じることが判ってきた。
【0007】この端面溶融に至るプロセスは、つぎの通
りである。光コネクタの結合時に、ごみを光ファイバの
端面間に挟み込む。光ファイバに光信号を送出すると、
光コネクタの結合部に挟み込んだごみに光が照射され
る。光パワーがごみに吸収されると熱に変わる。光ファ
イバの端面溶融は、その熱により光ファイバの端部の温
度が上昇して、ファイバの素材の融点以上に上がること
により生じる現象であると考えられる。
【0008】図9に示した従来の単一モード光ファイバ
で、20dBm(100mW)の光パワーとした場合の
パワー密度は1300MW/m2にもなる。仮に石英系
ファイバのガラスの端面にごみが付着してすべての光を
吸収して熱に変えたとすると、石英ガラスの熱伝導率
(100℃)19.0W/m/K、比熱1.04J/g/
K、密度2.22g/cm3を用いて、石英ガラスの表面
が融点1600℃に達する時間を求めると、その時間は
30μsであり、結合部のごみで一瞬にして端面溶融が
起こることが判るであろう。
【0009】特に光増幅器に、急激に高い光入力を入れ
ると異常に高い光サージを発生し、出射側の光ファイバ
端面の焼き付きおよび端面溶融をおこし易いという問題
も明らかになってきた。
【0010】また、光ファイバおよび光増幅器を組み込
んだ光送信機では、光ファイバ端面の焼き付きおよび端
面溶融のため、光送信機の故障が発生するという問題が
明らかになってきた。そして、光送信機を組み込んだ光
伝送システムでは、光ファイバ端面の焼き付きおよび端
面溶融のため、光伝送システムとしての信頼性が低下す
るという問題が明らかになってきた。
【0011】これらの光ファイバ端面5の焼き付きおよ
び端面溶融を防止する方法としては、光ファイバ端面に
ごみを付着させないように、クリーンルーム内でアダプ
タ80とプラグ81を接続しておけばよい。しかし、光
増幅器等の個別機器と伝送路を事前に接続しておくこと
は不可能である。また、光ファイバ、光増幅器、および
光伝送システムが設置されている環境は一般環境の事務
室であることが多く、設置時およびメンテナンス時に光
コネクタを一旦外すことも伝送システム全体の信頼性を
劣化させることになるという極めて大きな問題が明らか
になってきた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上、述べたように従
来の光ファイバ、光増幅器、および光伝送システムで
は、高出力の光を光ファイバに通すために、光ファイバ
の出射端および入射端を清浄に保たねばならず、アダプ
タとプラグの接続にクリーンルームが必要で、しかも、
その設置時およびメンテナンス時に一旦コネクタを外し
て再組込することによって、光ファイバの焼き付きおよ
び端面溶融が発生する恐れがある。特に、光増幅器の場
合には、出射側の光ファイバ端面の焼き付きおよび端面
溶融をおこしやすく、光伝送システムとしての信頼性が
低下するという問題がある。
【0013】本発明の第一の目的は、光伝送に用いる光
ファイバに高出力の光を通過させた時の光ファイバ端面
の端面溶融を防止し、かつ光結合損失の小さい光ファイ
バを提供することである。
【0014】本発明の第二の目的は、2本の光ファイバ
と高出力の光を結合するコネクタとからなる光ファイバ
結合体の前記光ファイバ端面の焼き付きおよび端面溶融
を防止し、かつ光結合損失の小さな光ファイバ結合体を
提供することである。
【0015】本発明の第三の目的は、高出力の光を光フ
ァイバ端面の焼き付きおよび端面溶融を防止して出射可
能で、かつ光結合損失の小さい光増幅器を提供すること
である。
【0016】また、本発明の第四の目的は、高出力の光
を情報信号として用いても光伝送システムとしての信頼
性が低下せず、かつ光結合損失の小さい光伝送システム
を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の目的は、 (1)物理的接触により光結合を行なう端面を有する光
ファイバにおいて、前記端面に前記端面の焼き付き防止
機能および前記光結合の際の反射低減機能を設ける。 (2)物理的接触により光結合を行なう端面を有する光
ファイバにおいて、その光ファイバの前記端面のフィー
ルド径を伝送路のフィールド径に比べ大とする。 (3)物理的接触により光結合を行なう端面を有する光
ファイバにおいて、その光ファイバの前記端面に光ファ
イバの母体より熱伝導率の高い材料からなる透明膜を形
成する。 (4)物理的接触により光結合を行なう端面を有する光
ファイバにおいて、その光ファイバの前記端面に光ファ
イバの母体より融点が高い材料からなる透明膜を形成す
る。ことにより達成される。
【0018】本発明の第二の目的は、 (1)各々物理的接触により光結合を行なう端面を有す
る1対の光ファイバと前記1対の光ファイバを前記端面
が物理的接触をするように結合する光コネクタとからな
る光ファイバ結合体において、前記1対の光ファイバの
各々の前記端面のフィールド径を伝送路のフィールド径
に比べ大とする。 (2)各々物理的接触により光結合を行なう端面を有す
る1対の光ファイバと前記1対の光ファイバを前記端面
が物理的接触をするように結合する光コネクタとからな
る光ファイバ結合体において、前記1対の光ファイバの
少なくとも1本の光ファイバの前記端面に前記1対の光
ファイバの素材より熱伝導率の高い材料からなる透明膜
を形成し、該透明膜の膜厚の合計をTとしたとき、 T=λ(N+1/2)/n ここで、λは前記光の波長、Nは整数、nは前記透明膜
の屈折率、とする。 (3)各々物理的接触により光結合を行なう端面を有す
る1対の光ファイバと前記1対の光ファイバを前記端面
が物理的接触をするように結合する光コネクタとからな
る光ファイバ結合体において、前記1対の光ファイバの
少なくとも1本の光ファイバの前記端面に前記1対の光
ファイバの素材より融点が高い材料からなる透明膜を形
成し、該透明膜の膜厚の合計をTとしたとき、 T=λ(N+1/2)/n ここで、λは前記光の波長、Nは整数、nは前記透明膜
の屈折率、とする。ことにより達成される。
【0019】本発明の第三の目的は、 (1)光増幅部と物理的接触により光結合を行なう出力
端面を有する出力用光ファイバとからなる光増幅器にお
いて、前記出力用光ファイバの前記出力端面に端面の焼
き付き防止機能および光結合の際の反射低減機能を設け
る。 (2)光増幅部と物理的接触により光結合を行なう出力
端面を有する出力用光ファイバとからなる光増幅器にお
いて、前記出力用光ファイバの前記出力端面のフィール
ド径を伝送路のフィールド径に比べ大とする。 (3)光増幅部と物理的接触により光結合を行なう出力
端面を有する出力用光ファイバとからなる光増幅器にお
いて、前記出力用光ファイバの前記出力端面に前記光フ
ァイバの素材より熱伝導率の高い材料からなる透明膜を
形成する。 (4)光増幅部と物理的接触により光結合を行なう出力
端面を有する出力用光ファイバとからなる光増幅器にお
いて、前記出力用光ファイバの前記出力端面に前記光フ
ァイバの素材より融点が高い材料からなる透明膜を形成
する。ことにより達成される。
【0020】本発明の第四の目的は、 (1)光増幅器を含む送信側装置と、これに対向する受
信側装置と、両装置を光結合する光ファイバ伝送路から
なり、前記光ファイバ伝送路の送信装置側端面と前記光
増幅器の出力端面との物理的接触により光結合を行なう
光伝送システムにおいて、前記送信側端面および前記出
力端面に端面の焼き付き防止手段または光結合の際の反
射低減手段を設ける。 (2)光増幅器を含む送信側装置と、これに対向する受
信側装置と、両装置を光結合する光ファイバ伝送路から
なり、前記光ファイバ伝送路の送信装置側端面と前記光
増幅器の出力端面との物理的接触により光結合を行なう
光伝送システムにおいて、前記送信側端面および前記出
力端面のフィールド径を伝送路のフィールド径に比べ大
とする。 (3)光増幅器を含む送信側装置と、これに対向する受
信側装置と、両装置を光結合する光ファイバ伝送路から
なり、前記光ファイバ伝送路の送信装置側端面と前記光
増幅器の出力端面との物理的接触により光結合を行なう
光伝送システムにおいて、前記送信側端面および前記出
力端面の少なくとも一方に前記光ファイバの素材より熱
伝導率の高い材料からなる透明膜を形成する。 (4)光増幅器を含む送信側装置と、これに対向する受
信側装置と、両装置を光結合する光ファイバ伝送路から
なり、前記光ファイバ伝送路の送信装置側端面と前記光
増幅器の出力端面との物理的接触により光結合を行なう
光伝送システムにおいて、前記送信側端面および前記出
力端面の少なくとも一方に前記光ファイバの素材より融
点が高い材料からなる透明膜を形成することにより達成
される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図7を用いて実
施の形態を説明する。
【0022】(実施例1)本発明の基本的な実施の形態
として、光ファイバについての実施例を図1を用いて説
明する。図1は物理的接触により他の光ファイバと光結
合される端面5を有する光ファイバにおいて、前記端面
5でのモードフィールド11を大きくした光ファイバ端
部の断面構造と伝播光のモ−ドフィ−ルド分布を説明す
る図である。図9に示した従来例と同じように、端面5
以外の石英系単一モ−ド光ファイバの1.55μmの波
長での光のモードフィールド10の径は約10μmであ
る。前述したように、光ファイバの屈折率分布はドーパ
ントの分布により決まる。光ファイバ端部は光ファイバ
の中心部には屈折率が高いコア2があり、その周辺を屈
折率が低いクラッド3、さらにクラッド周囲を補強用の
フェル−ル4(外径部を略して図示)が囲む構造を取
る。ただし、本実施例では、端部に近い領域のコア径を
細くしてコア2とクラッド3の屈折率差を小さくしてあ
る。
【0023】図1の光ファイバの屈折率差を減らした領
域1の作成法はつぎの通りである。まず、均一なコア2
径の光ファイバを切断し、光ファイバの端部の近傍を加
熱する。これにより、加熱した領域の屈折率分布を決め
ているド−パントが拡散して屈折率分布の境界が変化
し、境界がぼける。ド−パントが拡散した領域1の屈折
率差が減少して、コア2への光の閉じ込めが弱くなり光
のモ−ドフィ−ルド径が大きくなる。このようにしてモ
−ドフィ−ルド径を広げた領域を含めてフェル−ル4
(外径部を略して図示)で補強した後に高度な研磨を実
施することにより鏡面の端面5が得られる。
【0024】本実施例では、上記した方法により、10
μmの光のモードフィールド10の径を端面5で25μ
mに拡大できる。端面5のモ−ドフィ−ルド11の径を
25μmに拡大できることにより、端面5でのパワ−密
度を1/6以下に下げ、8dB以上端面溶融の許容光パ
ワーを上げることができる。
【0025】(実施例2)本願発明の他の実施の形態と
して高出力光増幅器と光ファイバ伝送路からなる光ファ
イバ伝送システムの一部である光結合体に適用した実施
例2を図2(a)、(b)を用いて説明する。図2
(a)に示すように光増幅器22を用いると24dBm
の程度の高い光出力を出すことができる。高出力の光増
幅器22の出力部の光ファイバ20として前記実施例1
に一例を示した端部の光モードフィールドを拡大した光
ファイバを用いることにより、端面の焼き付き許容パワ
ーが8dB向上するので焼き付きが皆無となる。
【0026】光ファイバ20として、実施例1のモード
フィールドを拡張した光ファイバを用いると、端面溶融
までの許容出力値を高くできるが、光結合が問題にな
る。つまり、光ファイバの結合は損失が小さいことが望
ましいが、端面の溶融を避けるためにモ−ドフィ−ルド
を広げたファイバに通常の単一モードファイバを結合す
ると大きな結合損失を生じてしまう。この対策として、
図2(b)に示したように、モードフィールドを広げた
ファイバにはモードフィールドを広げた光ァイバを使用
することにより、結合の整合をとることができる。入力
側の光ファイバのモードフィールド径をそれに結合する
ファイバのモードフィールド径に合わせることにより、
結合損失を低く抑えることができる。
【0027】図2(a)は、本発明の光ファイバを含む
高出力光増幅器と伝送路からなる光伝送システムの模式
図である。本実施例では、光増幅器22の出力用の光モ
ードフィールドを拡大した光ファイバ20と同じように
片側端面21’のモードフィールドを拡大した整合用光
ファイバ21を使用する。この整合用光ファイバ21の
光増幅器22側の端部21’は加熱してドーパントを拡
散し、モードフィールド径を広げてある。このような光
ファイバを入力側のファイバに用いることにより、光の
結合損失を低くできる。
【0028】通常の伝送路に使用する単一モード光ファ
イバ伝送路25の敷設後に、単一モード光ファイバ伝送
路25の端部25’のモードフィールド径を広げる処置
を行うことは困難である。このため、整合用光ファイバ
21の片端21’はモードフィールドを広げる処置を行
い、他方の端部21”は10μmの通常のモードフィー
ルドのままとする。整合用光ファイバ21の10μmモ
ードフィールド側端面21”と伝送路25の端面25’
とを融着し、融着部24を形成し結合する。以上により
高出力光増幅器22の出力側光ファイバ20と伝送路2
5を低損失に結合することができる。
【0029】この結果、2本の光ファイバと高出力の光
を結合するコネクタとからなる光ファイバ結合体の光フ
ァイバ端面の焼き付きおよび端面溶融を防止し、かつ光
結合損失の小さな光ファイバ結合体とすることができ
る。
【0030】(実施例3)光ファイバの端面の焼き付き
および端面溶融を防ぐための他の方法として、石英ガラ
スよりも熱伝導率の高い透明な膜をコーティングする方
法が考えられる。熱伝導率が高いと、かりにごみに光パ
ワーが集中して熱が発生しても、発生した熱が広く拡散
するため、局所的な温度上昇が防止できる。このため端
面溶融に至る許容光パワーを高くできる。
【0031】以下、実施例3について図3を用いて説明
する。図3は、図1に示した実施例1と同様な他の実施
例3の光ファイバの光結合部の要部断面図である。
【0032】1.5μm、1.3μmの波長の光信号を伝
送するシステムでは、通常、光ファイバに石英系光ファ
イバを使用する。光ファイバを構成している石英ガラス
30の熱伝導率は、室温で15W/m℃程度である。本
実施例では、光ファイバの端面に、熱伝導率の高いAl
23コーティング膜6を形成している。Al23は上記
波長帯で透明であり、Al23の熱伝導率は室温で21
0W/m℃、高温でも石英ガラスよりも1桁程度高いこ
とが知られている。このAl23のコーティング膜6に
よって、仮にファイバの端面にごみが付着してすべての
光を吸収して熱に変えたとしても、石英ガラスに比べて
熱拡散域が広がり、温度上昇を低減することができる。
【0033】さらに、Al23の融点は2015℃であ
り、石英ガラスよりも415℃高い。石英ガラスの許容
光パワーが100mWであったとするとAl23を用い
ることにより、単純に融点の上昇だけで125mWまで
許容光パワーを高くするることができる。
【0034】本実施例では、Al23のコーティング方
法として、スパッタリング法を用いたが、他のいかなる
方法によっても同一の効果を得ることができる。
【0035】(実施例4)本発明の他の実施の形態であ
る光結合体についての実施例4を、前述した実施例3で
用いた図3と図4とを用いて説明する。実施例3で述べ
た端面へのAl23のコーティングは、仮にファイバの
端面にごみが付着してすべての光を吸収して熱に変えた
としても、石英ガラスに比べて熱拡散域が広がり、温度
上昇を低減することができる。しかし、端面コーティン
グをしたとき、例えばAl23の屈折率は1.76であ
るため、石英ガラスとコーティング膜との境界7で、
0.87%(−20.6dB)反射を生じる。さらに、接
続する相手方にも同じファイバ端面処理を施したファイ
バを接続すると最悪−17.6dBの反射を生じる。こ
れでは高度な研磨による−40dB以下の低反射化の意
味がなくなる。
【0036】この対策として、光ファイバの接続時すな
わちコーティング処理をした端面どうしの接続時の反射
を防ぐために、コーティング処理膜の膜厚をλ(N/2
+1/4)/nとする。ここでλは光の波長、Nは整
数、nはコーティング材料の屈折率である。伝送光の波
長が1.55μmのとき、Al23の膜厚は0.22μ
m、0.66μm、1.1μm、1.54μm等の値にな
る。熱の伝導による焼き付き防止の観点ではAl23
膜厚が厚い方が良いので、0.66μmあるいは1.1μ
m以上を選択することが望ましい。
【0037】第4図は、第3図の光ファイバーの結合状
態を示す要部断面図である。第4図に示すように、接続
時には二つのコーティング6膜の膜厚の和がλ(N+1
/2)/nとなる。これは反射波が互いに打ち消し合う
多重反射の無反射化条件であるのでファイバ接続端面で
は、反射が生じない。
【0038】(実施例5)図5に示す端部のモ−ドフィ
−ルドを拡大しさらに光ファイバ端部にAl23をコー
ティングした光ファイバの結合部要部断面図を用いて実
施例5を説明する。実施例5は、図5に示すとおり実施
例1の光ファイバにさらに端面コーティング膜を設けた
例である。図9に示した従来例と同じように、端面5以
外の石英系単一モ−ド光ファイバの1.55μmの波長
での光のモードフィールド10の径は約10μmであ
る。実施例1で詳述した方法により、10μmの光のモ
ードフィールド10の径を端面5で25μmに拡大でき
る。端面5のモ−ドフィ−ルド11の径を25μmに拡
大できることにより、端面5でのパワ−密度を1/6以
下に下げ、8dB以上端面溶融の許容光パワーを上げる
ことができる。しかも本実施例では、光ファイバの端面
に、熱伝導率の高いAl23コーティング膜6を形成し
ている。Al23は上記波長帯で透明であり、Al23
の熱伝導率は室温で210W/m℃、高温でも石英ガラ
スよりも1桁程度高いことが知られている。このAl2
3のコーティング膜6によって、仮にファイバの端面
にごみが付着してすべての光を吸収して熱に変えたとし
ても、石英ガラスに比べて熱拡散域が広がり、温度上昇
を低減することができる。
【0039】実施例3ないし実施例5では、光ファイバ
の出射および入射光ファイバに同一膜厚の透明膜をコー
ティングした光ファイバを使用する例について述べた。
しかし、端面コーティングを行った場合の結合時の無反
射条件は膜厚の和が波長の光の1/2波長分あればよ
く、仮に入射側の光ファイバの端面が無コーティングの
場合には出射側の光ファイバの端面のコーティングの膜
厚を光の1/2波長分シフトするように設定すればよ
い。つまり、結合する2つの光ファイバの結合端面に形
成した前記透明膜の膜厚の合計をTとして、 T=λ(N+1/2)/n ここで、λは光の波長、Nは整数、nは透明膜の屈折
率、とすればよい。
【0040】また、実施例3ないし実施例5で透明膜と
してスパッタリング法で形成したAl23を採用した
が、製法をスパッタリング法に限定したわけではなく、
例えばAl蒸着膜を陽極酸化しても同様の効果がある。
また透明膜としてAl23に限定したわけではなく、他
の熱伝導率または融点の高い透明体でも同様の効果があ
る。
【0041】(実施例6)本発明の他の実施の形態であ
る光増幅器についての実施例6について図6を用いて説
明する。図6は本発明の光増幅器の構成を示す図であ
る。光増幅器22は、4つの励起レーザ611、61
2、613、614を用いて増幅器用光ファイバ62を
励起する。2つの励起レーザ用光ファイバの前部で偏波
が直行するように配置し、偏波合成器631を用いて1
本の光ファイバに結合する。さらに信号・励起光合波器
641を用いて信号光と同一の光ファイバに結合する。
また、増幅用光ファイバ62の後部でも同様にして2つ
の励起レーザ613、614の光を偏波合波器632と
信号・励起光合波器642を用いて信号光の光ファイバ
に結合する。
【0042】このような励起光学系を用いて100mW
×4台の励起レーザ光を増幅用光ファイバ62に入射し
て400mWの励起光を得ることができる。増幅用光フ
ァイバ62の前後には光コネクタ661、662等から
の反射による増幅用光ファイバへ62の帰還による共振
雑音を抑えるために光アイソレータ651、652を挿
入している。この光増幅器22に0dBmの入力信号光
を入力端光コネクタ661から入射して増幅すると24
dBmの出力信号光が出力端光コネクタ662から出射
する。
【0043】このとき、本願発明の光ファイバ200を
出力側に用いることにより、出力側の光ファイバ200
の端面の焼き付きおよび端面溶融を防止することができ
る。
【0044】そしてこれによって、高出力の光を光ファ
イバ端面の焼き付きおよび端面溶融を防止して出射可能
で、かつ光結合損失の小さい光増幅器を得ることができ
る。
【0045】(実施例7)本発明の光伝送システムにつ
いての実施の形態である実施例7について図7を用いて
説明する。実施例7は8波長多重光伝送システムの構成
図を示す図である。光伝送システム700は光送信装置
71、数十kmにもおよぶ光ファイバ伝送路25、光受
信装置73からなる。光送信装置71は、8つの異なる
1.55μm前後の波長の光送信モジュール712から
なる光送信器711と、これらの波を合波する8つの波
長多重合波モジュール7131からなる波長多重合波器
713と、高出力光増幅器22とからなる。送信光は波
長多重合波器713で合波されていて1本の光ファイバ
に入射された後、光増幅器22で増幅されて出射する。
光受信装置73は波長多重分波器731および各分波さ
れた光信号を受けて電気信号に変換する光受信モジュー
ル733(図の簡単のため1台のみ図示)からなる光受
信器732により構成される。光受信装置73では波長
多重分波された異なる波長の信号光に一つ一つ分波して
各々の光受信器732で電気信号に変換する。
【0046】一波長あたりの光送信装置71の出力を高
くすればそれだけ伝送距離を延ばすことができる。一波
長あたりの光送信装置出力を18dBmとすれば8波長
で24dBmとなる。この光出力は実施例6に一例を示
した高出力光増幅器22を用いることにより得られる。
光送信装置の出力側光ファイバ200と伝送路の入力側
光ファイバ210に本願発明の光ファイバを用いること
により、低損失で焼き付きによる端面溶融がなく、信頼
度の高い光伝送システムを得ることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明を使用することにより、高出力の
光を通す光ファイバの物理的接触端面の焼き付きおよび
端面溶融を防ぐことができるので、光ファイバの出射端
および入射端を清浄に保つ必要がなく、焼き付きおよび
端面溶融を起こした光ファイバの交換が不要となり、光
伝送システムの信頼性を高くし、システム全体のコスト
低減が可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のファイバの光結合端部のモードフィ
ールドを広げたファイバの断面図である。
【図2】実施例2の高出力光増幅器と伝送路からなる光
伝送システム概略図と光結合体の断面図である。
【図3】実施例3の光ファイバの要部断面図である。
【図4】実施例4の端面保護コーティングを行った光フ
ァイバの光結合体の断面図である。
【図5】実施例5の端部のモ−ドフィ−ルドを拡大しさ
らに光ファイバ端部にAl23をコーティングした光フ
ァイバの要部断面図である。
【図6】実施例6の光増幅器の構成を示す図である。。
【図7】実施例7の光伝送システムの構成を示す図であ
る。
【図8】光ファイバコネクタの概要図である。
【図9】従来の光ファイバの要部断面図である。
【符号の説明】
1…屈折率差を減らした領域、2…光ファイバのコア、
3…光ファイバのクラッド、4…補強用フェルール、5
…光ファイバの端面、6…コーティング膜、7…石英ガ
ラスとコーティング膜との境界、10…通常の単一モ−
ド光ファイバの伝播光のモードフィールド、11…モー
ドフィールドを拡大した端面の光のモードフィールド、
20…高出力光増幅器の出力側光ファイバ、21…整合
用光ファイバ、22…高出力光増幅器、24…伝送路フ
ァイバと整合用光ファイバの融着部、25…光ファイバ
伝送路、30…石英ガラス、62…増幅用光ファイバ、
71…光送信装置、73…光受信装置、80…アダプ
タ、81…プラグ、200…高出力光増幅器の出力側光
ファイバ、210…伝送路入力側光ファイバ、611、
612、613、614…励起レーザ、631、632
…偏波合波器、641、642…信号・励起光合波器、
651、652…光アイソレータ、661…入力側光コ
ネクタ、662…出力側光コネクタ、700…光伝送シ
ステム、711…光送信機、712…光送信モジュー
ル、713…波長多重合波器、731…波長多重分波
器、732…光受信器、733…光受信モジュール、8
00…光コネクタ、801…嵌合溝、802…締め付け
ねじ、810…光ファイバ、812…嵌合つめ、713
1…波長多重合波モジュール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/13 10/135 10/14 (56)参考文献 特開 平5−330853(JP,A) 特開 昭58−52609(JP,A) 特開 平8−43642(JP,A) 特開 昭62−210412(JP,A) 特開 昭62−116905(JP,A) 特開 平3−118504(JP,A) 特開 昭51−85729(JP,A) 特開 平5−34530(JP,A) 実開 昭53−9845(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 - 6/02 G02B 6/10 - 6/26 G02B 6/30 - 6/44

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の光ファイバの端部と第2の光ファイ
    バの端部とを接触させ、前記第1の光ファイバと前記第
    2の光ファイバとを結合した光ファイバにおいて、 前記第1の光ファイバの端部におけるモードフィールド
    の径は、前記第1のファイバの前記端部以外の部分のモ
    ードフィールド径よりも大きく、 前記第1の光ファイバの端部における前記第2の光ファ
    イバの端部との接触面において前記モードフィールド径
    が大きな部分には、前記第1の光ファイバ中を送信され
    る光を透過し、前記第1の光ファイバの素材より融点が
    高い材料からなる膜を形成した ことを特徴とする光ファ
    イバ。
  2. 【請求項2】第1の端部と該第1の端部と反対側に位置
    する第2の端部とを有する第2の光ファイバを有し、第
    1の光ファイバの端部と前記第1の端部とを接触させ、
    第3の光ファイバの端部と前記第2の端部とを接触させ
    ることで、前記第1の光ファイバと前記第3の光ファイ
    バとを前記第2の光ファイバを介して結合する光ファイ
    バにおいて、 前記第2の光ファイバにおいて前記第1の端部のモード
    フィールド径は前記第2の端部のモードフィールド径よ
    りも拡大されており、 前記第1の光ファイバの端部における前記第2の光ファ
    イバの第1の端部との接触面において前記モードフィー
    ルド径が拡大された部分には、前記第1の光ファイバ中
    を送信される光を透過し、前記第1の光ファイバの素材
    より融点が高い材料からなる膜を形成した ことを特徴と
    する光ファイバ。
  3. 【請求項3】前記膜の材料の熱伝導率は、前記第1の光
    ファイバの素材よりも高いことを特徴とする請求項 1
    は2に記載の光ファイバ。
  4. 【請求項4】前記第 1 の光ファイバの素材には石英が含
    まれ、前記膜の材料にはAl が含まれることを特
    徴とする請求項 1 又は2又は3に記載の光ファイバ。
  5. 【請求項5】前記膜の厚さをTとすると、 T=λ(N/2+1/4)/n ここで、 λは前記光の波長、 Nは整数、 nは透明膜の屈折率、 であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファ
    イバ
  6. 【請求項6】増幅した光信号を光伝送路に出力する光増
    幅器において、 光信号を増幅して出力する光増幅部と、 該光増幅部から増幅して出力された光信号を光増幅部外
    へ出力する出力用光ファイバと、 該出力用光ファイバの端部と前記光伝送路の光ファイバ
    の端部とを接触させて結合する結合部とを有し、 前記出力用光ファイバの前記端部のモードフィールド径
    は、前記出力用光ファイバの前記端部以外の部分のモー
    ドフィールド径よりも大きく、 前記出力用光ファイバの端部における前記光伝送路の光
    ファイバの端部との接触面において前記モードフィール
    ド径の大きな部分には、前記光増幅部により増幅して出
    力された光信号を透過し、前記出力用光ファイバの素材
    より融点が高い材料からなる膜が形成されていることを
    特徴とする光増幅器
  7. 【請求項7】前記膜の材料の熱伝導率は、前記出力用光
    ファイバの素材の熱伝導率よりも高いことを 特徴とする
    請求項6に記載の光増幅器
  8. 【請求項8】前記出力用光ファイバの素材には石英が含
    まれ、前記膜の材料にはAl が含まれることを特
    徴とする請求項6又は7に記載の光増幅器
  9. 【請求項9】前記膜の厚さをTとすると、 T=λ(N/2+1/4)/n ここで、 λは前記光の波長、 Nは整数、 nは透明膜の屈折率、 であることを特徴とする請求項6に記載の光増幅器
  10. 【請求項10】光信号を増幅して出力する光送信装置
    と、該光送信装置から出力された光信号を伝送する光フ
    ァイバ伝送路からなる光伝送システムにおいて、 前記光送信装置は、前記増幅した光信号を出力するため
    の出力用光ファイバを有し、 前記出力用光ファイバの端部と前記光ファイバ伝送路の
    端部が接触することで、前記光伝送装置と前記光ファイ
    バ伝送路は結合され、 前記出力用光ファイバと前記光ファイバ伝送路とのそれ
    ぞれの端部は、それぞれの端部以外の部分よりもモード
    フィールド径が大きく、 前記出力用光ファイバと前記光ファイバ伝送路とのそれ
    ぞれの端部における接触面において前記モードフィール
    ド径が大きな部分には、前記出力用ファイバ及び前記光
    ファイバ伝送路を送信される光信号を透過し、前記出力
    用光ファイバ及び前記光ファイバ伝送路の素材より融点
    が高い材料からなる膜を形成したことを特徴とする光伝
    送システム
  11. 【請求項11】前記膜の材料の熱伝導率は、前記出力用
    光ファイバの素材の熱伝導率よりも高いことを特徴とす
    る請求項10に記載の光伝送システム
  12. 【請求項12】前記出力用光ファイバの素材には石英が
    含まれ、前記膜の材料にはAl が含まれることを
    特徴とする請求項10又は11に記載の光伝送システ
  13. 【請求項13】前記膜の厚さをTとすると、 T=λ(N/2+1/4)/n ここで、 λは前記光の波長、 Nは整数、 nは透明膜の屈折率、 であることを特徴とする請求項10に記載の光伝送シス
    テム
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