JP3529760B2 - 模擬銃型光学手段制御装置 - Google Patents

模擬銃型光学手段制御装置

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JP3529760B2
JP3529760B2 JP2001340252A JP2001340252A JP3529760B2 JP 3529760 B2 JP3529760 B2 JP 3529760B2 JP 2001340252 A JP2001340252 A JP 2001340252A JP 2001340252 A JP2001340252 A JP 2001340252A JP 3529760 B2 JP3529760 B2 JP 3529760B2
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圭一 国本
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    • F41A33/00Adaptations for training; Gun simulators
    • F41A33/06Recoil simulators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41AFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
    • F41A33/00Adaptations for training; Gun simulators
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の特許請求の範囲に記載
された発明は、バレル状部の内部に配された、例えば、
レーザ光ビームの発射あるいはバレル状部外からの光の
受光を行う光学手段についての動作制御を、トリガー状
部の操作に応じて行う模擬銃型光学手段制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】標的に弾丸等を命中させる状態を模擬的
に得ることを目的とするゲーム等に用いられる各種のゲ
ーム機が提案されており、それらのうちの一つの類型と
して、標的に対してレーザ光ビームを発射する、あるい
は、標的からの光を受光する光学手段を備えた電子制御
ゲーム装置が知られている。このような光学手段を備え
た電子制御ゲーム装置についても種々のものが提案され
ているが、例えば、光学手段についての動作制御を行う
装置を模擬銃型に構成された制御装置として備え、光学
手段がその模擬銃型の制御装置の内部あるいは外部に配
されるようにされたものが実用に供されている。
【0003】斯かる模擬銃型の制御装置を備えた電子制
御ゲーム装置は、通常、標的等を動画として表示する画
像表示部及び電子制御部を包含した装置本体に、模擬銃
型の制御装置が、例えば、電気信号線及び電力供給線等
を含んだ接続部材により連結されて成り、模擬銃型の制
御装置が使用者によって操作される。このようなもと
で、電子制御ゲーム装置に備えられた模擬銃型の制御装
置は、一般に、形状,質感に加えて、見かけ上の動作も
実銃と同様なものとなるように作成されることが望まれ
る。
【0004】こうした観点から、従来にあっては、例え
ば、韓国特許公開2000−0063143号公報に示
される如くに、模擬銃型の制御装置であって、トリガー
状部を操作するとき、実銃のトリガーを引いて弾丸を発
射したとき生じる反動に似た反動が得られるようにした
ものが提案されている。この模擬銃型の制御装置にあっ
ては、レーザ光を発する発光部が備えられていて、その
発光部の動作制御が行われ、トリガー状部を操作するこ
とによって発光部にレーザ光の発射状態がとられるが、
それとともに、トリガー状部を操作したとき機械的反動
が得られる。そして、斯かる機械的反動を得るため、バ
レル状部の後端部分に、シリンダとピストンとを備えて
構成される反動力発生部が内蔵されるとともに、シリン
ダと外部ポンプとを連結するホースが設けられ、そのホ
ースに外部ポンプとシリンダとを選択的に連通状態とな
すソレノイドバルブが配されている。このような構成の
もとで、トリガー状部が引かれると、ソレノイドバルブ
が外部ポンプとシリンダとを連通状態となすものとさ
れ、それにより、外部ポンプからの圧縮ガスがホースを
通じてシリンダ内に流入し、その圧縮ガスの圧力により
ピストンがシリンダの後方壁に激突する移動を生じて反
動力を発生するので、機械的反動が得られることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くの、従来提
案されているバレル状部の後端部分に反動力発生部が内
蔵された模擬銃型の制御装置は、バレル状部に対してそ
れに沿う方向の移動が可能とされたスライダを備えた実
銃を模したものとはされていない。それに対して、模擬
銃型の制御装置にあっては、スライダを備えた実銃を模
したものが多数存在する。そして、スライダを備えた実
銃を模した模擬銃型の制御装置の場合には、トリガー状
部が引かれたとき、例えば、バレル状部に設けられた開
口を通じてのレーザ光ビームの発射、あるいは、バレル
状部に設けられた開口を通じての外部からの光の受光が
行われるとともに、スライダのバレル状部に沿った後退
移動及びその後の前進移動が生じて、それに伴う反動が
得られることが要望されるところとなる。
【0006】しかしながら、従来にあっては、レーザ光
ビームの発射あるいは外部からの光の受光を行う光学手
段に加えて、バレル状部に対して移動可能とされたスラ
イダを備え、トリガー状部が引かれたとき、光学手段が
レーザ光ビームの発射あるいは外部からの光の受光を行
うとともに、スライダがバレル状部に沿った後退移動及
びその後の前進移動を行い、それに伴う反動が得られる
ようにされた模擬銃型の制御装置は見当たらない。ま
た、このような光学手段に加えてスライダを備えた模擬
銃型の制御装置について記載された文献も見出せない。
【0007】斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に
記載された発明は、バレル状部に内装された光学手段と
バレル状部に対して移動可能に設けられたスライダ部と
を備え、トリガー状部が操作されて移動せしめられると
き、光学手段にレーザー光ビームの発射あるいは外光の
受光等を行わせる光学手段についての動作制御を行うと
ともに、スライダ部にバレル状部に沿った後退移動及び
その後の前進移動を行わせ、それにより適切な反動が得
られることになる模擬銃型光学手段制御装置を提供す
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項6までのいずれかに記載され
た発明に係る模擬銃型光学手段制御装置は、外部に通じ
る開口が設けられたバレル状部と、バレル状部の後端部
に連なって固定配置され、その内部を通じるガス通路を
形成するガス通路形成部と、内部にガス室とそのガス室
からのガスをガス通路形成部の内部に形成されたガス通
路の一端側に導くガス導出通路とが設けられるグリップ
部と、バレル状部内に開口を通じて外部に臨むべく配さ
れる光学手段と、トリガー状部の移動に応じて光学手段
を非動作状態から動作状態に移行させるべく設けられた
動作制御部と、ガス導出通路に関連して配され、トリガ
ー状部の移動に応じてガス導出通路を閉状態となす第1
の状態からガス導出通路を開状態となす第2の状態に移
行する開閉弁部と、バレル状部に対して移動可能に設け
られ、バレル状部の後方となる部分の内部に、ガス通路
の他端側を通じたガスによるガス圧が作用せしめられる
受圧部を有し、開閉弁部の第1の状態から第2の状態へ
の移行によりガス導出通路を通じてガス通路に流入する
ガスに応じてバレル状部に沿う後退移動を行い、その後
前進移動して元の位置に戻るスライダ部と、動作制御部
に係合する状態をとり、スライダ部の後退移動を開始す
る動きに連動して移動し、動作制御部に光学手段を非動
作状態から動作状態に移行させる状態をとらせる可動部
材と、を備えて構成される。
【0009】上述の如くに構成される本願の特許請求の
範囲における請求項1から請求項6までのいずれかに記
載された発明に係る模擬銃型光学手段制御装置にあって
は、バレル状部内に配された光学手段を動作状態となす
べくトリガー状部が操作されて移動せしめられると、開
閉弁部がトリガー状部の移動に応じてガス導出通路を閉
状態にする第1の状態からガス導出通路を開状態にする
第2の状態に移行し、それにより、ガス室からのガスが
ガス導出通路を通じてガス通路に流入し、ガス通路を通
じてスライダ部が有する受圧部にガス圧を作用させて、
スライダ部にバレル状部に沿う後退移動及びその後の前
進移動を行わせる状態がとられる。その際、後退移動し
た後前進移動を行って元の位置に戻るスライダ部は、そ
の移動に伴う機械的反動を生じる。また、それととも
に、トリガー状部の移動に応じて光学手段を非動作状態
から動作状態に移行させるべく設けられた動作制御部に
係合する状態をとる可動部材が、スライダ部のバレル状
部に沿う後退移動の開始に伴って移動し、その可動部材
の移動によって、動作制御部が光学手段を非動作状態か
ら動作状態に確実に移行させるものとされる。
【0010】従って、本願の特許請求の範囲における請
求項1から請求項6までのいずれかに記載された模擬銃
型光学手段制御装置によれば、バレル状部に内装された
光学手段とバレル状部に対して移動可能に設けられたス
ライダ部とを備えたもとで、トリガー状部が操作されて
移動せしめられるとき、光学手段に、例えば、レーザー
光ビームの発射あるいは外光の受光等を行う動作状態を
とらせる光学手段についての動作制御を行うとともに、
スライダ部にバレル状部に沿った後退移動及びその後の
前進移動を行わせることができ、それにより適切な反動
が得られることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項6までのいずれかに記載され
た発明に係る模擬銃型光学手段制御装置の一例を示す。
【0012】図1に示される例においては、バレル状部
1,バレル状部1に対して移動可能に配されたスライダ
部4,ガス通路5を内部に形成するガス通路形成部6、
及び、グリップ部7が設けられたフレーム部8が備えら
れている。そして、フレーム部8には、バレル状部1に
沿う方向に移動し得るものとされたトリガー状部9、及
び、上方側部分10aと下方側部分10bとを有したハ
ンマー状部10が取り付けられている。
【0013】バレル状部1は、アウタバレル状部2及び
インナバレル状部3を備えて構成されている。また、ガ
ス通路形成部6は、バレル状部1の後端部に連なって固
定配置されており、後方端面部には、ガス通路5の開口
部5aが設けられている。
【0014】グリップ部7には、トリガー状部9から後
方に向けて伸びる可動バー11が配されており、可動バ
ー11の後端部には、板状ばね部材20における湾曲形
状とされた先端部が当接している。板状ばね部材20
は、可動バー11に、トリガー状部9をその後方側から
押圧する付勢力を作用させるものとされている。
【0015】トリガー状部9は、それが引かれるとき、
図1に示される如くの、フレーム部8に設けられた当接
部12からその前方側に離隔した操作開始位置から、当
接部12に当接せしめられる操作完了位置に向けて、バ
レル状部1に沿って移動せしめられ、それに伴って、可
動バー11も、板状ばね部材20の付勢力に抗する方向
に移動せしめられる。斯かる可動バー11の後端部に
は、可動当接部材16も当接している。可動当接部材1
6は、軸17を介してフレーム部8により回動可能に支
持された回動係合部材18に選択的に当接するものとさ
れている。
【0016】回動係合部材18は、ハンマー状部10の
下方側部分10bに選択的に係合せしめられる上方先端
部18aが設けられた湾曲形状部を有している。回動係
合部材18における湾曲形状部には、それから伸びる下
方突出部18bが設けられており、下方突出部18bに
は、板状ばね部材21の先端部が当接している。板状ば
ね部材21は、回動係合部材18に、その上方先端部1
8aをハンマー状部10の下方側部分10bに近接させ
る付勢力を作用させるものとされている。トリガー状部
9が操作開始位置をとるときには、回動係合部材18
は、その下方突出部18bが可動バー11の後端部から
所定の距離だけ離隔するものとなる回動基準位置をと
る。
【0017】可動当接部材16は、図2に示される如く
に、回動係合部材18を貫通する軸17が挿通せしめら
れた透孔16aと、回動係合部材18の下方突出部18
bに選択的に当接する当接部16bとを有しており、そ
の当接部16bが設けられた部分が、可動バー11の後
端部と板状ばね部材20における湾曲形状とされた先端
部とに当接する。従って、可動当接部材16は、当接部
16bが設けられた部分を通じて作用せしめられる板状
ばね部材20の付勢力により、可動バー11の後端部に
当接する状態を維持するものとされる。
【0018】さらに、可動当接部材16は、透孔16a
が設けられた部分からスライダ部4の底面部に向けて伸
びる摺動部16cを有している。摺動部16cは、図示
が省略されているが、フレーム部8に設けられた一対の
ガイド部の間に摺動可能に挿通せしめられている。斯か
る可動当接部材16は、透孔16aを挿通する軸17に
より、それに対する透孔16aにより規制される範囲内
での移動が可能とされた状態をもって、摺動部16cを
介して一対のガイド部により支持されている。それによ
り、可動当接部材16は、昇降動も行い得るものとされ
ていて、トリガー状部9が操作開始位置にあるときに
は、図1に示される如くの、当接部16bが設けられた
部分を通じて板状ばね部材20に押圧力を作用させるこ
とのない上方位置を維持する。このとき、上方位置を維
持する可動当接部材16における摺動部16cの上端側
部分は、図2において破線により示される、スライダ部
4の底面部に設けられた凹部に入り込む。
【0019】なお、可動バー11及び可動当接部16の
夫々に付勢力を作用させる板状ばね部材20と回動係合
部材18に付勢力を作用させる板状ばね部材21とは、
板状ばね部材20及21との間に配されてフレーム部8
に当接する板状ばね部材(図示省略)とともに板ばね部
材を構成しており、板ばね部材は、図示が省略されてい
るが、板状ばね部材20及び21とそれらの間の板状ば
ね部材との夫々における下端部が相互連結されて、フレ
ーム部8に取り付けられている。
【0020】スライダ部4は、バレル状部1の外側に配
されていて、フレーム部8におけるバレル状部1が設け
られた部分に嵌合しており、その前方側部分を成す第1
の部分4aと、第1の部分4aと一体的に形成されてバ
レル状部1の後方に位置せしめられた後方側部分を成す
第2の部分4bとを有している。そして、スライダ部4
は、トリガー状部9が操作開始位置にあるもとでは、第
1の部分4aがその前端部をフレーム部8の前端部に近
接させる位置に置かれるとともに、第2の部分4bがフ
レーム部8におけるバレル状部1とグリップ部7との間
となる部分を含む中間部分を覆うものとなる、図1に示
される如くの基準位置をとる。
【0021】スライダ部4における第1の部分4aは、
フレーム部8におけるトリガー状部9の前方側に配され
てバレル状部1に沿って伸びるガイド部材25にも嵌合
せしめられており、スライダ部4は、全体がバレル状部
1に沿う方向の移動が可能なものとされている。ガイド
部材25には、コイルスプリング26が嵌装されてい
る。コイルスプリング26は、ガイド部材25に沿って
伸びてスライダ部4の第1の部分4aに係合し、スライ
ダ部4の全体をフレーム部8の前方側に向けて付勢して
いる。斯かるスライダ部4の第1の部分4aにおけるガ
イド部材25に嵌合する部分は、スライダ部4が基準位
置をとるもとでは、フレーム部8に設けられた当接部8
aに所定の離隔距離をおいて対向するものとされてい
る。
【0022】スライダ部4における第2の部分4bに
は、有底筒状部4cが設けられている。スライダ部4が
基準位置をとるもとでは、この有底筒状部4cにガス通
路形成部6が挿入せしめられて、有底筒状部4cがガス
通路形成部6との係合状態におかれる。そして、有底筒
状部4cの底部は、受圧部4dを形成しており、受圧部
4dは、スライダ部4が基準位置をとるもとでは、ガス
通路形成部6内に形成されたガス通路5の開口部5aを
閉塞するものとされている。
【0023】ハンマー状部10は、その下方側部分10
bが軸28を介してフレーム部8における後端部に取り
付けられて、フレーム部8に対して軸28を回動中心と
した回動が可能な回動部材とされている。斯かるハンマ
ー状部10は、上方側部分10aがスライダ部4におけ
る有底筒状部4cに選択的に当接せしめられ、また、下
方側部分10bに複数の係合段部が設けられたものとさ
れている。
【0024】ハンマー状部10の下方側部分10bに
は、グリップ部7の下方側部分内に配されたコイルスプ
リング29にキャップ29aを介して係合する一端部を
有したハンマーストラット30の他端部が、ピン31を
介して取り付けられている。それにより、ハンマー状部
10は、コイルスプリング29による付勢力をキャップ
29a及びハンマーストラット30を通じて受けて、図
2において矢印aにより示される如くの、上方側部分1
0aをスライダ部4の後端部に向かわせる方向(a方
向)に付勢されている。斯かるハンマー状部10は、そ
の下方側部分10bに、回動基準位置をとる回動係合部
材18の上方先端部18aが係合して位置固定されるこ
とにより、図1に示される如くの、回動待機状態を維持
する。
【0025】グリップ部7内には、ガス室34及びガス
室34から上方に伸びるガス導出通路35が設けられる
とともに、ガス導出通路35に関連して配され、ガス導
出通路35を閉状態となす第1の状態とガス導出通路3
5を開状態となす第2の状態とを選択的にとる開閉弁部
36、及び、開閉弁部36に選択的に係合するロック部
材39が設けられている。ガス室34には、ガス供給通
路34aが連通しており、ガス供給通路34aには、グ
リップ部7の内部から外部に伸びるホース43が連結さ
れている。ガス供給通路34aは、外部ガス供給源から
ホース43を通じて供給されるガスをガス室34内に導
入するものとされている。
【0026】また、ガス導出通路35は、ガス通路形成
部6内に形成されたガス通路5に連通している。そし
て、スライダ部4における受圧部4dがガス通路5の開
口部5aを閉塞するとともに、開閉弁部36がガス導出
通路35を閉状態となす第1の状態をとるもとでは、ガ
ス通路5及びそれに連通したガス導出通路35は、ガス
通路5と共に密封状態とされる。
【0027】開閉弁部36は、ガス導出通路35に配さ
れた弁形成部37とガス導出通路35の外部に突出する
ロッド38とを有しており、グリップ部7内において移
動可能に配されている。ロッド38にはコイルスプリン
グ44が巻嵌されており、開閉弁部36は、コイルスプ
リング44の付勢力によって、定常時においては、図1
に示される如く、ガス導出通路35を弁形成部37によ
り閉塞して閉状態となす第1の状態を維持する。
【0028】ロック部材39は、開閉弁部36における
ロッド38の後方側に昇降可能に配されている。そし
て、ロック部材39は、それに配されたコイルスプリン
グ45により、スライダ部4の底面部に向かう方向に付
勢されている。また、ロック部材39には、図示が省略
されているが、スライダ部4により選択的に押圧される
昇降部材が連結されている。この昇降部材は、軸17が
挿通せしめられる長孔を有し、軸17によりそれに対す
る長孔により規制される範囲内での移動が可能な状態を
もって、ロック部材39に連結している。
【0029】さらに、グリップ部7には、開閉弁部36
におけるロッド38の後端部に選択的に当接する殴打ピ
ン48が配されている。殴打ピン48には、それを開閉
弁部36のロッド38から離隔する方向に付勢するコイ
ルスプリング49が巻嵌されている。殴打ピン48の配
置位置は、ハンマー状部10がa方向に回動したとき、
そのハンマー状部10の上方側部分10aにより殴打ピ
ン48の後端部が殴打される位置とされている。殴打ピ
ン48はハンマー状部10により殴打されると、コイル
スプリング49の付勢力に抗する方向に移動せしめられ
て、ガス導出通路35を閉状態となす第1の状態をとる
開閉弁部36におけるロッド38の後端部に当接して、
開閉弁部36をコイルスプリング44の付勢力に抗する
方向に移動させる。それにより、開閉弁部36が、それ
に設けられた弁形成部37によりガス導出通路35を閉
状態となす第1の状態から、ガス導出通路35を開状態
となす第2の状態に移行せしめられる。このようにし
て、開閉弁部36がガス導出通路35を開状態となすと
きには、ガス室34内のガスが、ガス導出通路35を通
じて、ガス通路形成部6内に形成されたガス通路5の一
端側に導かれる。
【0030】一方、バレル状部1を形成するインナバレ
ル状部3における先端側部分の内部には、光学手段50
が、バレル状部1に設けられた開口1aを通じて外部に
臨むべく配されている。光学手段50は、例えば、レー
ザ光ビームを発する発光素子、もしくは、外部からの光
を受光する受光素子を含んで構成される。また、バレル
状部1にガス通路形成部6が連なる部分の近傍には、光
学手段50に対する動作制御部を形成するスイッチ部5
5が配されており、スイッチ部55は、例えば、バレル
状部1内に配されたリード線とされる導体56によって
光学手段50との電気的接続がなされている。さらに、
スイッチ部55は、例えば、それからグリップ部7に設
けられた通路57を通じてグリップ部7の外部へと伸び
るリード線とされる導体58によって、外部制御装置と
の電気的接続もなされている。それにより、スイッチ部
55及び光学手段50は、導体58を通じて、及び、導
体58と導体56とを通じて供給される外部電源部から
の電力を受けて動作するものとされる。
【0031】光学手段50に対する動作制御部とされた
スイッチ部55に関連する部材として、ガス通路形成部
6をスライダ部4の移動方向に沿う方向に貫通する可動
部材59が設けられている。可動部材59は、ガス通路
形成部6の外部に置かれた楔形部分59aを有してお
り、楔形部分59aはその下端部がスイッチ部55と係
合している。また、可動部材59の楔形部分59aの上
端部とバレル状部1の後端部との間には、コイルスプリ
ング60が配されており、可動部材59はその全体がコ
イルスプリング60によって、スライダ部4の受圧部4
dに向けて付勢されている。それにより、スライダ部4
が基準位置をとるもとにあっては、可動部材59は、そ
の後端部がスライダ部4の受圧部4dに当接するものと
される。
【0032】そして、可動部材59は、スライダ部4が
基準位置をとるもとでは、スライダ部4の受圧部4dに
よりバレル状部1の後端部側に押圧され、コイルスプリ
ング60による付勢力に抗して、楔形部分59aがガス
通路形成部6の前方端面部(バレル状部1側端面部)か
ら離隔することになる位置に置かれる。可動部材59が
斯かる位置に置かれるときには、それにおける楔形部分
59aの下端部が、スイッチ部55にオフ状態をとって
光学手段を非動作状態とする状態を維持させる。
【0033】また、可動部材59は、スライダ部4が基
準位置から後退移動するとき、楔形部分59aがガス通
路形成部6の前方端面部に当接する位置まで、コイルス
プリング60による付勢力によってスライダ部4の後退
移動に伴って後退移動せしめられる。斯かる際には、可
動部材59における楔形部分59aの下端部が、可動部
材59の後退移動の開始直後において、スイッチ部55
にオン状態をとって光学手段50を非動作状態から動作
状態に移行させる状態をとらせ、極めて短い時間だけ、
スイッチ部55にオン状態を継続させた後、直ちに、ス
イッチ部55にオフ状態をとって光学手段50を動作状
態から非動作状態に移行させる状態をとらせ、その後
は、再び、スイッチ部55にオフ状態を維持させる。
【0034】光学手段50は、スイッチ部55によって
動作状態とされるときには、例えば、レーザ光ビームを
バレル状部1に設けられた開口1aを通じて外部に発射
する発光状態、または、バレル状部1に設けられた開口
1aを通じて外部から到来する光を受光する受光状態を
とる。光学手段50が、発光状態をとるときには、光学
手段50からバレル状部1に設けられた開口1aを通じ
て外部に発射されるレーザ光ビームが、例えば、画像表
示装置に表示された標的等に向けられる。また、光学手
段50が受光状態をとるときには、光学手段50によ
り、例えば、画像表示装置に表示された標的等からバレ
ル状部1に設けられた開口1aを通じて到来する光が受
光され、それにより得られる受光出力信号が、導体5
6,スイッチ部55及び導体58を通じて外部制御装置
に伝送される。
【0035】上述の如くに構成される本願の特許請求の
範囲における請求項1から請求項6までのいずれかに記
載された発明に係る模擬銃型光学手段制御装置の一例に
おいては、図1に示される如くに、ガス通路形成部6内
に形成されたガス通路5の開口部5aが、基準位置をと
るスライダ部4の受圧部4dによって閉塞され,開閉弁
部36がコイルスプリング44の付勢力によりガス導出
通路35を閉状態となす第1の状態をとり,ロック部材
39が、ガス導出通路35を閉状態となす第1の状態を
とる開閉弁部36のロッド38によって押圧されて、コ
イルスプリング45の付勢力に抗した下方位置を維持せ
しめられ,殴打ピン48が、ガス導出通路35を閉状態
となす第1の状態をとる開閉弁部36におけるロッド3
8の後端部から所定の距離だけ離隔した位置に置かれ,
回動係合部材18が、その下方突出部18bを、上方位
置をとる可動当接部材16における当接部16bから所
定の距離離隔させる回動基準位置に置かれ、さらに、ハ
ンマー状部10が、その下方側部分10bに、回動基準
位置をとる回動係合部材18の上方先端部18aが係合
せしめられて位置固定される回動待機状態に置かれたも
とで、トリガー状部9が操作開始位置から操作完了位置
に向けて引かれるべく操作されると、そのトリガー状部
9の移動に伴って、可動バー11が板状ばね部材20の
付勢力に抗して後退し、可動当接部材16を押圧する。
【0036】後退する可動バー11によって押圧される
可動当接部材16は、図2に示される如くに、その当接
部16bを回動係合部材18の下方突出部18bに当接
させて、回動係合部材18を板状ばね部材21の付勢力
に抗する方向に回動させ、ハンマー状部10の下方側部
分10bと回動係合部材18の上方先端部18aとの相
互係合を解除させる。その結果、ハンマー状部10が回
動係合部材18により位置固定された状態から解放され
て、コイルスプリング29の付勢力に従ってa方向に回
動せしめられる。
【0037】a方向に回動するハンマー状部10は、そ
の上方側部分10aにより殴打ピン48を殴打して、図
3に示される如くに、殴打ピン48をコイルスプリング
49の付勢力に抗する方向に移動させる。殴打ピン48
を殴打したハンマー状部10の上方側部分10aは、ス
ライダ部4における有底筒状部4cに当接し、その結
果、ハンマー状部10のa方向への回動が停止せしめら
れる。また、コイルスプリング49の付勢力に抗する方
向に移動した殴打ピン48は、ロッド38の後端部に当
接して、そのロッド38が設けられた開閉弁部36をコ
イルスプリング44の付勢力に抗する方向に移動させ
る。それにより、図3に示される如く、開閉弁部36
が、その弁形成部37によりガス導出通路35を閉状態
となす第1の状態からガス導出通路35を開状態となす
第2の状態へと移行せしめられる。即ち、ハンマー状部
10は、トリガー状部9のそれを引く操作による移動に
応じた回動により、殴打ピン48を介して開閉弁部36
に殴打力を作用させ、開閉弁部36をガス導出通路35
を閉状態となす第1の状態からガス導出通路35を開状
態となす第2の状態へ移行させる回動部材とされている
のである。
【0038】斯かる開閉弁部36のコイルスプリング4
4の付勢力に抗する方向への移動によって、下方位置を
とるロック部材39が、開閉弁部36のロッド38によ
り押圧される状態から解放されて、コイルスプリング4
5の付勢力に従う方向に移動せしめられる。コイルスプ
リング45の付勢力により移動したロック部材39は、
図4に示される如くに、ロッド38の後端部に係合する
上方位置に置かれて、開閉弁部36にガス導出通路35
を開状態となす第2の状態を維持させる。このようなロ
ック部材39の下方位置から上方位置までの移動に伴
い、図示が省略されているが、ロック部材39に連結さ
れた昇降部材も下方位置から上方位置に移動せしめられ
る。
【0039】そして、開閉弁部36のガス導出通路35
を閉状態となす第1の状態からガス導出通路35を開状
態となす第2の状態へ移行の移行により、ガス室34か
らのガスが、ガス導出通路35を通じてガス通路5に急
速に流入する。このようにガス通路5にガスが急速に流
入することにより、ガス通路5の開口部5aを閉塞する
受圧部4dには、ガス通路5の他端側を通じたガスによ
る比較的大なるガス圧が作用せしめられ、そのガス圧の
作用により、受圧部4dが設けられたスライダ部4の基
準位置からのバレル状部1に沿う方向における急速な後
退移動が、コイルスプリング26の付勢力に抗して開始
される。
【0040】スライダ部4の基準位置からの後退移動が
開始されると、可動部材59が、コイルスプリング60
による付勢力によって、スライダ部4と共に後退移動す
る。斯かる可動部材59の後退は、図4に示される如
く、可動部材59の楔形部分59aがガス通路形成部6
の前方端面部に当接するまで継続し、楔形部分59aが
ガス通路形成部6の前方端面部に当接すると、可動部材
59が停止して、スライダ部4のみが後退移動する。
【0041】スライダ部4と共に後退移動する可動部材
59は、その楔形部分59aの下端部により、スライダ
部4に伴った後退移動の開始直後において、光学手段5
0に対する動作制御部を形成するスイッチ部55に、オ
ン状態をとって光学手段50を非動作状態から動作状態
に移行させる状態をとらせ、極めて短い時間だけ、スイ
ッチ部55にオン状態を継続させた後、直ちに、スイッ
チ部55に、オフ状態をとって光学手段50を動作状態
から非動作状態に移行させる状態をとらせ、その後は、
再び、スイッチ部55にオフ状態を維持させる。
【0042】スイッチ部55によって動作状態とされる
光学手段50は、例えば、レーザ光ビームを、バレル状
部1に設けられた開口1aを通じて、画像表示装置に表
示された標的等に向けて発射する発光状態、または、画
像表示装置に表示された標的等から、バレル状部1に設
けられた開口1aを通じて到来する光を受光し、それに
より得られる受光出力信号を、導体56,スイッチ部5
5及び導体58を通じて外部制御装置に伝送する受光状
態をとる。
【0043】従って、トリガー状部9がそれを引く操作
により移動せしめられるとき、その移動に応じて、ハン
マー状部10が回動して、開閉弁部36をガス導出通路
35を閉状態となす第1の状態からガス導出通路35を
開状態となす第2の状態へ移行させ、それにより、ガス
室34からのガスが、ガス導出通路35を通じてガス通
路5に急速に流入し、それによるガス圧がスライダ部4
の受圧部4dに作用して、スライダ部4の基準位置から
の急速な後退移動が開始されるが、そのスライダ部4の
後退移動の開始直後において、スイッチ部55により光
学手段50が、極めて短い時間だけ動作状態とされる。
【0044】トリガー状部9は、本来、光学手段50に
動作状態をとらせて、例えば、レーザ光ビームを画像表
示装置に表示された標的等に向けて発射させるべく、ま
たは、画像表示装置に表示された標的等からの光を受光
させるべく、操作されるものであるので、トリガー状部
9が光学手段50に動作状態をとらせるべく操作される
とき、それによるトリガー状部9の移動に応じて、光学
手段50が非動作状態から動作状態に移行するととも
に、スライダ4が基準位置からの後退移動を開始する状
態が得られることになる。
【0045】バレル状部1に沿うスライダ部4の後退移
動に伴って、図2において破線により示されるスライダ
部4の底面部に設けられた凹部に入り込んでいた可動当
接部材16における摺動部16cの上端側部分が、凹部
から外れてスライダ部4の底面部により下方に押圧され
る。それにより、可動当接部材16が、その当接部16
bが設けられた部分を可動バー11の後端部とそれに当
接する板状ばね部材20における湾曲形状とされた先端
部との間に入り込ませ、板状ばね部材20に押圧力を作
用させる下方位置に移動せしめられる。このような可動
当接部材16の下方位置への移動により、図4に示され
る如くに、可動当接部材16における当接部16bと回
動係合部材18の下方突出部18bとの相互当接が解除
される。それにより、回動係合部材18が、それに作用
する板状バネ部21の付勢力により回動基準位置に復帰
せしめられる。
【0046】さらに、後退移動するスライダ部4は、そ
れに設けられた有底筒状部4cに当接したハンマー状部
10を、コイルスプリング29の付勢力に抗する方向に
回動させる。それにより、図4に示される如くに、殴打
ピン48が、コイルスプリング49の付勢力に従って、
開閉弁部36におけるロッド38の後端部から所定の距
離離隔した位置に向けて移動せしめられる。
【0047】スライダ部4がその後退移動により、図5
に示される如くの位置に到達した際には、図示が省略さ
れているが、スライダ部4の底面部に設けられた突出部
によって、ロック部材39に連結されている昇降部材が
上方位置から下方位置へと押圧移動せしめられる。それ
に伴い、ロック部材39も、コイルスプリング45の付
勢力に抗して、上方位置から下方位置へと移動せしめら
れ、ロック部材39と開閉弁部36のロッド38との相
互係合が解除される。その結果、開閉弁部36が、コイ
ルスプリング44の付勢力に従う方向に移動して、ガス
導出通路35を開状態となす第2の状態からガス導出通
路35を閉状態となす第1の状態に戻される。それによ
り、ガス室34からガス通路5へのガスの流入が停止さ
れる。また、下方位置に移動したロック部材39は、開
状態から閉状態に移行した開閉弁部36のロッド38に
よって押圧されて、下方位置を維持するものとされる。
【0048】さらに、バレル状部1に沿うスライダ部4
の後退移動に伴って、スライダ部4における受圧部4d
がガス通路5の開口部5aから急速に離隔せしめられて
いき、スライダ部4に設けられた有底筒状部4cがガス
通路形成部6との係合状態を解除する位置に到達する
と、ガス導出通路35,ガス通路5及び有底筒状部4c
内に残存したガスが、ガス通路5の開口部5aを通じ
て、あるいは、直接に大気中に放出される。
【0049】そして、開閉弁部36がガス導出通路35
を開状態となす第2の状態からガス導出通路35を閉状
態となす第1の状態に戻され、また、スライダ部4に設
けられた有底筒状部4cがガス通路形成部6との係合状
態を解除する位置に到達した後においても、スライダ部
4はその後退を慣性によりさらに継続して行い、図6に
示される如くの、スライダ部4における第1の部分4a
がフレーム部8における当接部8aに当接する状態にお
かれる最後退位置に到達する。斯かるスライダ部4の基
準位置から最後退位置への後退移動は急速に行われ、そ
れにより、スライダ部4における第1の部分4aは、フ
レーム部8における当接部8aに、比較的大なる衝撃を
伴って当接する。それにより、スライダ部4が最後退位
置に到達したとき比較的大なる反動が得られることにな
る。
【0050】最後退位置に到達したスライダ部4は、直
ちにコイルスプリング26の付勢力により基準位置に向
けて前進移動する状態におかれる。スライダ部4が最後
退位置から基準位置に向けて前進移動する際、ハンマー
状部10は、コイルスプリング29の付勢力により、回
動基準位置をとる回動係合部材18の上方先端部18a
に下方側部分10bを係合させる状態に置かれる。それ
により、ハンマー状部10が、回動係合部材18により
位置固定されて、回動待機状態を維持するものとされ
る。そして、図7に示される如くに、スライダ部4がそ
の前進移動により基準位置に戻る。
【0051】スライダ部4が基準位置に到達した際に
は、可動当接部材16がそれに設けられた摺動部16c
を介してスライダ部4により押圧される状態から解放さ
れ、板状ばね部材20の付勢力による上方位置への復帰
が可能な状態におかれる。
【0052】その後、トリガー状部9がそれを引く操作
から解放されると、可動バー11に作用する板状ばね部
材20の付勢力により、トリガー状部9は操作開始位置
に復帰せしめられる。また、それとともに、可動当接部
材16が、板状ばね部材20の付勢力により上方に押圧
され、当接部16bが回動係合部材18の下方突出部1
8bにおける傾斜状端部に案内される状態をもって、摺
動部16cの上端部側部分をスライダ部4の底面部に設
けられた凹部に入り込ませる上方位置に復帰せしめら
れ、再び図1に示される状態とされる。
【0053】そして、このように操作開始位置に復帰し
たトリガー状部9が、再び、操作開始位置から操作完了
位置へと引かれる操作が行われると、上述の如くにし
て、光学手段50が非動作状態から動作状態に移行する
とともに、スライダ部4がバレル状部1に沿う後退移動
を開始する状態が繰り返される。
【0054】図8は、本願の特許請求の範囲における請
求項1から請求項6までのいずれかに記載された発明に
係る模擬銃型光学手段制御装置の他の例を示す。
【0055】斯かる図8に示される例は、図1に示され
る例における回動係合部材18,ロック部材39及び殴
打ピン48に代えて、回動押圧部材61が備えられたも
のに相当する。図8においては、図1に示される例にお
ける各部及び各部材に対応する部分及び部材が、図1と
共通の符号が付されて示されており、それらについての
重複説明は省略される。
【0056】図8に示される例においては、回動押圧部
材61が、軸17を介してフレーム部8に回動可能に取
り付けられている。そして、回動押圧部材61は、開閉
弁部36のロッド38を選択的に押圧する上方押圧部6
1aと、ハンマー状部10の下方側部分10bに選択的
に係合する突起部61bと、板状ばね部材21の先端部
に当接する下方突出部61cとを有している。
【0057】板状ばね部材21は、回動押圧部材61
に、その上方押圧部61aを開閉弁部36のロッド38
から離隔させる方向の付勢力を作用させ、それにより、
トリガー状部9が操作開始位置をとるときには、回動押
圧部材61に回動基準位置をとらせるものとされてい
る。回動押圧部材61が回動基準位置をとるときには、
回動押圧部材61の上方押圧部61aが、ガス導出通路
35を閉状態となす第1の状態をとる開閉弁部36にお
けるロッド38の後端部に当接し、また、回動押圧部材
61の下方突出部61cが、上方位置をとる可動当接部
材16の当接部16bに対して所定の距離を置いて対向
する。
【0058】斯かる回動押圧部材61が備えられた図8
に示される例においては、ガス通路形成部6内に形成さ
れたガス通路5の開口部5aが、基準位置をとるスライ
ダ部4の受圧部4dによって閉塞され,開閉弁部36が
コイルスプリング44の付勢力によりガス導出通路35
を閉状態となす第1の状態をとり,回動押圧部材61
が、上方押圧部61aを、ガス導出通路35を閉状態と
なす第1の状態をとる開閉弁部36におけるロッド38
の後端部に当接させるとともに、下方突出部61cを、
上方位置をとる回動当接部材16の当接部16bに対し
て所定の距離を置いて対向させる回動基準位置におか
れ、さらに、ハンマー状部10が、その下方側部分10
bに、回動基準位置をとる回動押圧部材61の突起部6
1bが係合せしめられて位置固定される回動待機状態に
おかれたもとで、トリガー状部9が操作開始位置から操
作完了位置に向けて引かれるべく操作されると、それに
よるトリガー状部9の移動に伴って、可動バー11が、
板状ばね部材20の付勢力に抗して後退し、可動当接部
材16を押圧する。
【0059】後退する可動バー11によって押圧される
可動当接部材16は、図9に示される如く、その当接部
16bを回動押圧部材61の下方突出部61cに当接さ
せて、回動押圧部材61を板状ばね部材21の付勢力に
抗する方向に回動させ、ハンマー状部10の下方側部分
10bと回動押圧部材61の突起部61bとの相互係合
を解除させる。その結果、ハンマー状部10が回動押圧
部材61により位置固定された状態から解放されて、コ
イルスプリング29の付勢力に従ってa方向に回動せし
められる。a方向に回動するハンマー状部10は、図1
0に示される如くに、その上方側部分10aがスライダ
部4における有底筒状部4cに当接して、a方向への回
動が停止される。
【0060】また、板状ばね部材21の付勢力に抗する
方向に回動する回動押圧部材61は、図9に示される如
くに、その上方押圧部61aによってロッド38の後端
部を押圧して、開閉弁部36をコイルスプリング44の
付勢力に抗する方向に移動させる。それにより、図10
に示される如くに、開閉弁部36が、弁形成部37によ
り、ガス導出通路35を閉状態となす第1の状態からガ
ス導出通路35を開状態となす第2の状態に移行せしめ
られる。ロッド38を押圧した回動押圧部材61は、そ
の下方突出部61cに当接部16bを当接させる可動当
接部材16によって、開閉弁部36に第2の状態をとら
せる位置に維持される。即ち、回動押圧部材61は、ト
リガー状部9のそれを引く操作による移動に応じた回動
により、開閉弁部36に押圧力を作用させ、開閉弁部3
6をガス導出通路35を閉状態となす第1の状態からガ
ス導出通路35を開状態となす第2の状態に移行させる
回動部材とされているとともに、開閉弁部36に第2の
状態を維持させるロック部材ともされているのである。
【0061】そして、開閉弁部36のガス導出通路35
を閉状態となす第1の状態からガス導出通路35を開状
態となす第2の状態への移行により、図1に示される例
と同様に、ガス室34からのガスが、ガス導出通路35
を通じてガス通路形成部6内に形成されたガス通路5に
急速に流入する。それにより、ガス通路5の開口部5a
を閉塞する受圧部4dに比較的大なるガス圧が作用し、
図10に示される如くに、受圧部4dが設けられたスラ
イダ部4の後退移動が、コイルスプリング26の付勢力
に抗して、基準位置からバレル状部1に沿う方向をもっ
て急速に開始される。
【0062】斯かるスライダ部4の基準位置からの後退
移動の開始直後において、スライダ部4と共に後退移動
する可動部材59の楔形部分59aの下端部により、光
学手段50に対する動作制御部を形成するスイッチ部5
5が、オフ状態からオン状態に移行して、極めて短い時
間だけオン状態を維持するものとされ、それにより、光
学手段50が非動作状態から動作状態に移行して、極め
て短い時間だけ動作状態を維持するものとされる。
【0063】このようにして、図8に示される例にあっ
ては、トリガー状部9がそれを引く操作により移動せし
められるとき、その移動に応じて、回動押圧部材61が
回動して、開閉弁部36をガス導出通路35を閉状態と
なす第1の状態からガス導出通路35を開状態となす第
2の状態へ移行させ、それにより、ガス室34からのガ
スが、ガス導出通路35を通じてガス通路5に急速に流
入し、それによるガス圧がスライダ部4の受圧部4dに
作用して、スライダ部4の基準位置からの急速な後退移
動が開始されるが、そのスライダ部4の後退移動の開始
直後において、スイッチ部55により光学手段50が、
極めて短い時間だけ動作状態とされる。
【0064】斯かる際においても、トリガー状部9は、
本来、光学手段50に動作状態をとらせて、例えば、レ
ーザ光ビームを画像表示装置に表示された標的等に向け
て発射させるべく、または、画像表示装置に表示された
標的等からの光を受光させるべく、操作されるものであ
るので、トリガー状部9が光学手段50に動作状態をと
らせるべく操作されるとき、それによるトリガー状部9
の移動に応じて、光学手段50が非動作状態から動作状
態に移行するとともに、スライダ4が基準位置からの後
退移動を開始する状態が得られることになる。
【0065】スライダ部4がその後退移動により、図1
1に示される如くの位置に到達した際には、可動当接部
材16の摺動部16cがスライダ部4により押圧され
て、可動当接部材16が、板状ばね部20に押圧力を作
用させる下方位置へと移動せしめられる。それにより、
可動当接部材16における当接部16bと回動押圧部材
61における下方突出部61cとの相互当接が解除され
る。その結果、開閉弁部36が、コイルスプリング44
の付勢力に従う方向に移動して、ガス導出通路35を開
状態となす第2の状態からガス導出通路35を閉状態と
なす第1の状態に戻される。それにより、ガス室34か
らガス通路5へのガスの流入が停止され。
【0066】さらに、バレル状部1に沿うスライダ部4
の後退移動に伴って、スライダ部4における受圧部4d
がガス通路5の開口部5aから急速に離隔せしめられて
いき、スライダ部4に設けられた有底筒状部4cがガス
通路形成部6との係合状態を解除する位置に到達する
と、ガス導出通路35,ガス通路5及び有底筒状部4c
内に残存したガスが、ガス通路5の開口部5aを通じ
て、あるいは、直接に大気中に放出される。
【0067】斯かる際における開閉弁部36のコイルス
プリング44の付勢力に従う方向への移動は、ロッド3
8を通じて、回動押圧部材61に比較的大なる押圧力を
作用させ、それにより、回動押圧部材61が、図11に
示される如くに、その下方突出部61cを板状ばね部2
1から一瞬離隔させた状態をもって、板状ばね部材21
により回動基準位置に復帰せしめられる。
【0068】開閉弁部36がガス導出通路35を開状態
となす第2の状態からガス導出通路35を閉状態となす
第1の状態に戻された後においても、スライダ部4はそ
の後退移動を慣性によりさらに継続して行い、スライダ
部4における第1の部分4aがフレーム部8における当
接部8aに比較的大なる衝撃を伴って当接することにな
る、図12に示される如くの最後退位置に到達する。従
って、スライダ部4が最後退位置に到達したとき、比較
的大なる反動が得られる。
【0069】最後退位置に到達したスライダ部4は、直
ちにコイルスプリング26の付勢力により基準位置に向
けて前進移動する状態におかれる。このようにスライダ
部4が最後退位置から基準位置に向けて前進移動する
際、ハンマー状部10は、コイルスプリング29の付勢
力より、回動基準位置をとる回動押圧部材61の突起部
61bに下方側部分10bを係合させる状態におかれ
る。それにより、ハンマー状部10が、回動押圧部材6
1により位置固定されて、回動待機状態を維持するもの
とされる。そして、図13に示される如くに、スライダ
部4がその前進移動により基準位置に戻る。
【0070】スライダ部4が基準位置に到達した際に
は、可動当接部材16が、板状ばね部20の付勢力によ
る上方位置への復帰が可能な状態におかれる。斯かるも
とで、トリガー状部9がそれを引く操作から解放される
と、図1に示される例と同様に、トリガー状部9が操作
開始位置に復帰せしめられる。また、それとともに、可
動当接部材16が、板状ばね部材20の付勢力により上
方に押圧され、当接部16bが回動押圧部材61の下方
突出部61cにおける傾斜状端部に案内される状態をも
って、上方位置に復帰せしめられ、再び図8に示される
状態とされる。
【0071】そして、このように操作開始位置に復帰し
たトリガー状部9が、再び、操作開始位置から操作完了
位置へと引かれる操作が行われると、上述の如くにし
て、光学手段50が非動作状態から動作状態に移行する
とともに、スライダ部4がバレル状部1に沿う後退移動
を開始する状態が繰り返される。
【0072】なお、上述の図1及び図8に夫々示される
例においては、光学手段50に対する動作制御部を形成
するスイッチ部55のオフ状態からオン状態への移行及
びオン状態からオフ状態への移行が、スライダ部4と共
に後退移動する可動部材59によって行われるようにさ
れているが、この点に関して、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項6までのいずれかに記載され
た発明に係る模擬銃型光学手段制御装置は、斯かる図1
及び図8の夫々に示される具体例に限られるものではな
い。例えば、スイッチ部55のオフ状態からオン状態へ
の移行及びオン状態からオフ状態への移行が、トリガー
状部9を引く操作に応じて移動する部材によって直接的
に行われるようになすことも可能であり、要は、トリガ
ー状部9を引く操作に応じて、光学手段50が非動作状
態から動作状態に移行し、極めて短い時間だけ動作状態
を維持するものとされればよい。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の特
許請求の範囲における請求項1から請求項6までのいず
れかに記載された発明に係る模擬銃型光学手段制御装置
にあっては、バレル状部内に配された光学手段を動作状
態となすべくトリガー状部が操作されて移動せしめられ
ると、開閉弁部が、トリガー状部の移動に応じてガス導
出通路を閉状態にする第1の状態からガス導出通路を開
状態にする第2の状態に移行し、それにより、ガス室か
らのガスがガス導出通路を通じてガス通路に流入し、ガ
ス通路を通じてスライダ部が有する受圧部にガス圧を作
用させて、スライダ部にバレル状部に沿う後退移動及び
その後の前進移動を行わせる状態がとられる。その際、
後退移動した後前進移動を行って元の位置に戻るスライ
ダ部は、その移動に伴う機械的反動を生じる。また、そ
れとともに、トリガー状部の移動に応じて光学手段を非
動作状態から動作状態に移行させるべく設けられた動作
制御部に係合する状態をとる可動部材が、スライダ部の
バレル状部に沿う後退移動の開始に伴って移動し、その
可動部材の移動によって、動作制御部が光学手段を非動
作状態から動作状態に移行させる動作を確実に行うこと
になる。
【0074】従って、本願の特許請求の範囲における請
求項1から請求項6までのいずれかに記載された模擬銃
型光学手段制御装置によれば、バレル状部に内装された
光学手段とバレル状部に対して移動可能に設けられたス
ライダ部とを備えたもとで、トリガー状部が操作されて
移動せしめられるとき、光学手段に、例えば、レーザー
光ビームの発射あるいは外光の受光等を行う動作状態を
とらせる、光学手段についての動作制御を行うことがで
きるとともに、スライダ部にバレル状部に沿った後退移
動及びその後の前進移動を行わせることができ、それに
より適切な反動が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の特許請求の範囲における請求項1から
請求項6までのいずれかに記載された発明に係る模擬銃
型光学手段制御装置の一例についての構成及び動作の説
明に供される断面図である。
【図2】 図1に示される例についての構成及び動作の
説明に供される部分断面図である。
【図3】 図1に示される例についての構成及び動作の
説明に供される部分断面図である。
【図4】 図1に示される例についての構成及び動作の
説明に供される部分断面図である。
【図5】 図1に示される例についての構成及び動作の
説明に供される部分断面図である。
【図6】 図1に示される例についての構成及び動作の
説明に供される部分断面図である。
【図7】 図1に示される例についての構成及び動作の
説明に供される部分断面図である。
【図8】 本願の特許請求の範囲における請求項1から
請求項6までのいずれかに記載された発明に係る模擬銃
型光学手段制御装置の他の例についての構成及び動作の
説明に供される断面図である。
【図9】 図8に示される例についての構成及び動作の
説明に供される部分断面図である。
【図10】 図8に示される例についての構成及び動作
の説明に供される部分断面図である。
【図11】 図8に示される例についての構成及び動作
の説明に供される部分断面図である。
【図12】 図8に示される例についての構成及び動作
の説明に供される部分断面図である。
【図13】 図8に示される例についての構成及び動作
の説明に供される部分断面図である。
【符号の説明】
1・・・バレル状部, 2・・・アウタバレル状部,
3・・・インナバレル状部, 4・・・スライダ部,
5・・・ガス通路, 6・・・ガス通路形成部, 7・
・・グリップ部, 8・・・フレーム部, 9・・・ト
リガー状部,10・・・ハンマー状部, 11・・・可
動バー, 16・・・可動当接部材,18・・・回動係
合部材, 20,21・・・板状ばね部材, 26,2
9,44,49,60・・・コイルスプリング, 34
・・・ガス室, 34a・・・ガス供給通路, 35・
・・ガス導出通路, 36・・・開閉弁部, 48・・
・殴打ピン, 50・・・光学手段, 55・・・スイ
ッチ部, 56,58・・・導体, 57・・・通路,
59・・・可動部材, 61・・・回動押圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F41A 33/02 F41G 3/26 F41B 11/26

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部に通じる開口が設けられたバレル状部
    と、 該バレル状部の後端部に連なって固定配置され、その内
    部を通じるガス通路を形成するガス通路形成部と、 内部にガス室と該ガス室からのガスを上記ガス通路形成
    部の内部に形成されたガス通路の一端側に導くガス導出
    通路とが設けられるグリップ部と、 上記バレル状部内に上記開口を通じて外部に臨むべく配
    される光学手段と、 トリガー状部の移動に応じて上記光学手段を非動作状態
    から動作状態に移行させるべく設けられた動作制御部
    と、 上記ガス導出通路に関連して配され、上記トリガー状部
    の移動に応じて上記ガス導出通路を閉状態となす第1の
    状態から上記ガス導出通路を開状態となす第2の状態に
    移行する開閉弁部と、 上記バレル状部に対して移動可能に設けられ、上記バレ
    ル状部の後方となる部分の内部に、上記ガス通路の他端
    側を通じたガスによるガス圧が作用せしめられる受圧部
    を有し、上記開閉弁部の第1の状態から第2の状態への
    移行により上記ガス導出通路を通じて上記ガス通路に流
    入するガスに応じて上記バレル状部に沿う後退移動を行
    い、その後前進移動して元の位置に戻るスライダ部と、上記動作制御部に係合する状態をとり、上記スライダ部
    の上記後退移動を開始する動きに連動して移動し、上記
    動作制御部に上記光学手段を非動作状態から動作状態に
    移行させる状態をとらせる可動部材と、 を備えて構成される模擬銃型光学手段制御装置。
  2. 【請求項2】光学手段が、バレル状部及びグリップ部を
    貫通して外部に導出される導体を通じて供給される外部
    電源からの電力を受けて動作することを特徴とする請求
    項1記載の模擬銃型光学手段制御装置。
  3. 【請求項3】光学手段が、レーザ光ビームを発する発光
    素子を含んで構成されることを特徴とする請求項1また
    は2記載の模擬銃型光学手段制御装置。
  4. 【請求項4】光学手段が、外部からの光を受光する受光
    素子を含んで構成されることを特徴とする請求項1また
    は2記載の模擬銃型光学手段制御装置。
  5. 【請求項5】トリガー状部の移動に連動して、開閉弁部
    を第1の状態から第2の状態に移行させる回動を行う回
    動部材が設けられることを特徴とする請求項1記載の模
    擬銃型光学手段制御装置。
  6. 【請求項6】グリップ部の内部に設けられるガス室に、
    外部ガス供給源からのガスを導入するガス供給通路が連
    通していることを特徴とする請求項1から請求項5まで
    のいずれかに記載の模擬銃型光学手段制御装置。
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