JP3529327B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀部と前方に突
出する搭乗運転部とを搭載した走行本機の前部に、植立
穀稈を刈り取って前記脱穀部に搬送供給する刈取部を、
前記搭乗運転部の左右一側に位置する状態で昇降自在に
連結し、前記刈取部を昇降操作するための昇降駆動機構
を設け、左右のうち前記搭乗運転部とは反対側に位置す
る縦向き軸心周りでの揺動により前記走行本機の前方部
に位置する刈取作業姿勢と走行本機の前方を開放する開
放姿勢とに切り換え自在に前記刈取部を構成してあるコ
ンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコンバインでは、刈取部を開放
姿勢に揺動させることにより、走行本機の前部はもちろ
ん、搭乗運転部下方の原動部及び刈取部の後部に対する
清掃・点検、特に、穀稈詰り解除などのメンテナンスを
作業性良く行えるようにしようとしたものであって、特
開平9−248042号公報で見られる技術が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のコ
ンバインでは、刈取部を開放姿勢に揺動操作するには、
その揺動操作により昇降駆動機構が破損しないように、
また、昇降駆動機構による揺動操作を阻害しないように
する上で、昇降駆動機構による刈取部の支持を事前に解
除する必要がある。そうすると、刈取部を別途何らかで
支持させる必要が生じるのであるが、例えば、刈取部に
車輪などを装着して刈取部を対地支持させると、道路や
納屋など舗装路面上では、刈取部の開放姿勢への揺動操
作を比較的円滑・軽快に行えるものの、凸凹があったり
軟弱な圃場では、刈取部を揺動操作することが非常に困
難で、特にメンテナンスのうち圃場で行われる穀稈詰り
の解除を非常に困難にする。
【0004】そこで、刈取部を上昇させて対地浮上さ
せ、その対地浮上状態で走行本機側の固定部材と刈取部
とにわたりピンを挿通させることで、昇降駆動機構に代
わって刈取部を対地浮上状態に支持させることを本発明
者は考えた。
【0005】この場合、刈取部が対地浮上しているか
ら、路面状況のいかんにかかわらず、刈取部の揺動操作
を円滑・軽快に行え、圃場での穀稈詰りの解除を作業性
良く行える。しかし、本発明者が実験・研究を重ねた結
果、ピンには、大重量の刈取部に起因した大きな剪断力
が作用して、ピンの剪断・曲がりを防止して確実な刈取
部支持を行うには、ピンを大きくて丈夫なものにする必
要があり、大幅なコストアップを招来するのみならず、
ピンの操作性を悪くして刈取部を対地浮上状態で支持す
る作業性を悪化させることが判った。
【0006】本発明の目的は、コストアップを招来する
こと少なく、しかも、作業性良く対地浮上状態に刈取部
を支持できるようにする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明に
よるコンバインの特徴・作用・効果は次の通りである。
【0008】〔特徴〕 脱穀部と前方に突出する搭乗運転部とを搭載した走行本
機の前部に、植立穀稈を刈り取って前記脱穀部に搬送供
給する刈取部を、前記搭乗運転部の左右一側に位置する
状態で昇降自在に連結し、前記刈取部を昇降操作するた
めの昇降駆動機構を設け、左右のうち前記搭乗運転部と
は反対側に位置する縦向き軸心周りでの揺動により前記
走行本機の前方部に位置する刈取作業姿勢と走行本機の
前方を開放する開放姿勢とに切り換え自在に前記刈取部
を構成してあるコンバインであって、前記刈取部を対地
浮上状態で前記昇降駆動機構に代わって刈取部の重量を
支持する昇降ロック手段を構成するに、前記刈取部と前
記走行本機側の固定部材との相対向する部位に挟持され
て刈取部の重量を固定部材に支持させることで刈取部の
下降を阻止するロック部材を設けてある点にある。
【0009】〔作用〕ロック部材が、刈取部側の部位と
固定部材側の部位とで挟持された状態で刈取部の重量を
固定部材に伝達させて刈取部を固定部材に対地浮上状態
に支持させるものであるから、ロック部材には、刈取部
の重量が圧縮力として作用し、剪断力が作用しない。そ
の結果、ロック部材として、圧縮力に耐えるだけの小型
・軽少なもので済み、ロック部材を安価で取り扱い性の
高いものにできる。
【0010】〔効果〕従って、コストアップを招来する
こと少なく、しかも、作業性良く対地浮上状態に刈取部
を支持でき、圃場であっても、操作性良く刈取部を揺動
開閉できて、穀稈詰りなどのメンテナンスを作業性良く
行うことができるようになった。
【0011】請求項2に係る本発明によるコンバインの
特徴・作用・効果は次の通りである。
【0012】〔特徴〕上記請求項1に係る本発明のコン
バインにおいて、前記ロック部材が、挿入位置と抜出位
置とに揺動自在に前記固定部材に装着されている点にあ
る。
【0013】〔作用〕挿入位置と抜出位置とに揺動自在
にロック部材を固定部材に装着してあるから、操作とし
てロック部材を揺動させるだけで良く、しかも、紛失の
おそれがなくて、ロック部材の操作性を高いものにでき
る。
【0014】〔効果〕従って、刈取部に対する対地浮上
状態のセット及び解除を操作性良く行えるようになっ
た。
【0015】請求項3に係る本発明によるコンバインの
特徴・作用・効果は次の通りである。
【0016】〔特徴〕上記請求項2に係る本発明のコン
バインにおいて、前記ロック部材が、 挿入位置で固定部
材に安定載置支持されるものである点にある。
【0017】〔作用〕ロック部材を挿入位置に揺動操作
するだけで、後は、その操作を解除してもロック部材を
固定部材に安定載置支持させることができるから、刈取
部を対地浮上状態にロックする際、ロック部材が刈取部
と固定部材とで挟持されるまでロック部材を挿入位置に
人為的に保持しておく必要がなく、ロック部材を挿入位
置に揺動操作した後ロック部材に対する操作を解除して
刈取部を下降させれば良い。
【0018】〔効果〕従って、刈取部の対地浮上状態で
のロックを操作性良くおこなえるようになった。
【0019】請求項4に係る本発明によるコンバインの
特徴・作用・効果は次の通りである。
【0020】〔特徴〕上記請求項2や3に係る本発明の
コンバインにおいて、前記ロック部材を遠隔揺動操作す
るための操作レバーを設けてある点にある。
【0021】〔作用〕ロック部材を操作レバーで遠隔揺
動操作することができるので、ロック部材が込み入った
箇所に配置されていても、そのロック部材に対する操作
を容易・迅速に行うことができる。
【0022】〔効果〕従って、刈取部に対する対地浮上
状態でのロック及びロック解除を一層操作性良くおこな
えるようになった。
【0023】
【発明の実施の形態】コンバインは、図1、図2に示す
ように、脱穀部1と前方に突出する搭乗運転部2とを搭
載し、かつ、クローラ走行装置3を備えた走行本機4の
前部に、刈取部5を前記搭乗運転部2の左右一側に位置
する状態で昇降自在に連結し、この刈取部5を昇降操作
するための昇降駆動機構を設けて構成されている。
【0024】前記刈取部5は、植立穀稈を引起し装置6
で引き起こしたのち株元を切断装置7で切断して搬送装
置8で前記脱穀部1のフィードチェーン1aに搬送供給
するものであって、構成構造部材9の一部は伝動ケース
を兼用している。
【0025】また、前記刈取部5は、横向き軸心X周り
での上下揺動により昇降するものであって、この刈取部
5を走行本機4に昇降自在に取り付ける手段は、図4、
図7に示すように、走行本機4の本機フレーム4Fに立
設した左右の構造物10L,10Rの上端にわたる状態
で構成構造部材9のうち伝動ケースを兼用する横向き筒
状フレーム9Aを横向き軸心X周りに回転自在に取り付
ける手段である。つまり、横向き筒状フレーム9Aが、
構造物10L,10Rに上下揺動自在に支持される軸と
なっている。
【0026】前記昇降駆動機構は、前記本機フレーム4
Fと、前記構成構造部材9のうち前方への伝動ケースを
兼用する前後向き筒状フレーム9Bとの間に介在させた
油圧シリンダ11への圧油供給に伴い刈取部5をその重
量に抗して上昇させ、油圧シリンダ11からの排油に伴
い刈取部5をその重量で下降させる機構である。
【0027】そして、前記刈取部5は、図3に示すよう
に、前記油圧シリンダ11の構成構造部材9(前後向き
筒状フレーム9B)へのピン12を介する連結を解除し
た状態で、かつ、ミッションケースからの動力を伝動ベ
ルトを介して受け取る入力プーリIPから伝動ベルトを
外した状態で、左右のうち前記搭乗運転部2とは反対側
に位置する縦向き軸心P周りでの揺動により前記走行本
機4の前方部に位置する刈取作業姿勢と走行本機4の前
方を開放する開放姿勢とに切り換え自在に構成されてい
る。
【0028】前記ピン12は、図5、図6に示すよう
に、油圧シリンダ11のピン12による取付部11Aと
前記前後向き筒状フレーム9Bに固着のブラケット13
とにわたって一連に挿通することで両者を連結するもの
であって、ピン12に固着のストッパー12aを前記ブ
ラケット13とそれにネジ止めした板バネ製のキャッチ
ャー14とで弾性挟持されることで抜け止めされてお
り、その軸心周りに揺動操作されることにより、前記キ
ャッチャー14を弾性変形させる状態でストッパー12
aをキャッチャー14とブラケット13との間から離脱
させて抜け止めを解除されるようになっている。前記ピ
ン12には、挿抜・揺動用のハンドル12Aが固着され
ている。
【0029】前記刈取部5を縦向き軸心P周りに揺動自
在に走行本機4に支持させる手段は、図4、図7〜図1
1に示すように、前記構造物10L,10Rのうち前記
搭乗運転部2から遠い側の構造物10Lを、本機フレー
ム4F上に構築した櫓状構造物15と、この櫓状構造物
15及び本機フレーム4Fに縦向き軸心P周りに自転自
在に支持させた縦向き軸心構成用の支軸16とから構成
し、この支軸16の上端に、前記横向き筒状フレーム9
Aの左右一端部から形成される取付対象部位9bを着脱
自在に装着するための刈取部取付部17を、縦向き軸心
Pよりも後方に位置する状態で装備する手段である。前
記支軸16を縦向き軸心周りに自転自在に支持させる手
段は、本機フレーム4Fに支軸16の下端面を載置支持
させて荷重を支持させ、支軸16の下端部を本機フレー
ム4Fに自転自在に挿通させるとともに支軸16の上端
近くを櫓状構造物15の天板15Aに自転自在に挿通さ
せて支軸16を倒れ止めする手段であって、前記支軸1
6には、図12にも示すように、天板15Aの下面にス
ライド自在に接当して、刈取部5が刈取作業姿勢にある
状態での支軸16の前後倒れを防止する前後一対の倒れ
止め16aがボルト止めされている。また、前記刈取部
取付部17は、図16にも示すように、支軸16と一体
物の状態に形成されて前記刈取部5の相対的な後方への
移動に伴い前記取付対象部位9bを受け止め支持する刈
取部ホルダ18と、この刈取部ホルダ18に受け止め支
持された取付対象部位9bをボルト19の締め付けに伴
い刈取部ホルダ18に押し付け固定する締付具20とを
備えている。前記支軸16のうち刈取部ホルダ18の前
部に連なる上面部分は、後方移動する取付対象部位9b
を刈取部ホルダ18にスライド案内するガイド面Gとな
っている。前記締付具20は、ボルト19を緩めて外す
ことで刈取部ホルダ18から離脱させることができるも
のである。また、締付具20は、刈取部ホルダ18への
取付状態でその軸心(横向き軸心X)に沿った方向の両
端面を取付対象部位9bに形成の左右の段部40に接当
させることにより取付対象部位9bの刈取部取付部17
に対する横向き軸心Xに沿った方向の位置を規制するも
のである。もちろん、刈取部取付部17は、締付具20
で取付対象部位9bを刈取部ホルダ18に押し付け固定
した状態で取付対象部位9b、つまり、横向き筒状フレ
ーム9Aの横向き軸心X周りでの揺動を許容するもので
ある。なお、走行本機4から刈取部5にわたる注油ホー
スや電気信号線(ハーネス)などの可撓性部材Wは、縦
向き軸心P近くを通るように配置されて、刈取部5の縦
向き軸心P周りでの揺動に伴う引っ張りや弛みを極力少
なくするようになっている。
【0030】前記刈取部5を刈取作業姿勢に固定する手
段は、図4、図8から図10、図14の(イ)(ロ)に
示すように、前記構造物10L,10Rのうち搭乗運転
部2に近い側の構造物10Rの上部に、前記横向き筒状
フレーム9Aのうち前記縦向き軸心Pから設定距離を隔
てた固定対象部位9aを刈取部5の開放姿勢への揺動及
び前方への相対的移動を許容する状態で載置支持するホ
ルダ21を一体物として形成し、このホルダ21に対す
る固定対象部位9aの載置・離脱を許容する開放姿勢
と、前記ホルダ21の設定箇所に固定対象部位9aを位
置させて押し付け固定する閉塞姿勢とに揺動開閉自在に
締付具22をホルダ21に装着し、この締付具22が閉
塞姿勢にある状態において、締付具22に形成の固定用
孔23とホルダ21に形成の固定用孔24とにわたって
一連に挿通することで締付具22を閉塞姿勢に固定する
固定用ピン25を設けて構成されている。なお、搭乗運
転部2側の構造物10Rは支柱状のものであって、これ
の上部と前記櫓状構造物15の上部とは補強フレームF
で連結されている。もちろん、締付具22で固定対象部
位9aをホルダ21に押し付け固定した状態では、固定
対象部位9a、つまり、横向き筒状フレーム9Aの横向
き軸心X周りでの揺動を許容するものである。前記締付
具22は、図15に示すように、閉塞姿勢においてホル
ダ21に固定用ピン挿抜方向で接当してホルダ21に対
して固定用ピン挿抜方向で位置規制される一対の規制部
22aを備え、開閉用の操作部22bを一体に備えてい
る。前記固定用ピン25は、図15の(イ)(ロ)に示
すように、差し込みに伴い締付具22を揺動させて両固
定用孔23,24を心合わせする先細りテーパー部25
aと、差込状態で両固定用孔23,24に密着嵌合する
位置規制部25bと、一方の規制部22aの固定用孔2
3に形成の雌ネジ部26に螺合して抜け止めされる雄ネ
ジ部25cとを形成している。また、この固定用ピン2
5には、挿抜・螺合用のハンドル27が装着されてい
る。つまり、雄ネジ部25cを雌ネジ部26に螺合させ
ることにより、固定用ピン25の全体を差し込み移動さ
せるようになっており、先細りテーパー部25aの挿入
により心合わせする形式を採用しながらも、固定用ピン
25を回転操作する操作力が小さなものですむようにな
っている。
【0031】かつ、コンバインは、前記刈取部5を昇降
範囲の上方域に位置させた状態で前記昇降駆動機構、つ
まり、油圧シリンダ11に代わって刈取部5の重量を支
持する昇降ロック手段を備えている。前記昇降ロック手
段は、図13の(イ)(ロ)に示すように、前記刈取部
5における取付対象部位9bと走行本機4の固定部材で
ある刈取部ホルダ18とのうち昇降(揺動)方向で対向
する部位a,b間に対して刈取部5をロック位置よりも
上昇させた状態で挿抜自在で、挿入状態において前記ロ
ック位置に下降(揺動)してきた取付対象部位9b側の
部位aと刈取部ホルダ18側の部位bとで挟持されて刈
取部5の重量を刈取部ホルダ18に支持させることで刈
取部5の下降を阻止するロック部材28を設けて構成さ
れている。前記ロック部材28は、挿入位置と抜出位置
とに揺動自在に刈取部ホルダ18に装着されており、挿
入位置で刈取部ホルダ18に安定載置支持されるもので
ある。また、昇降ロック手段は、図11に示すように、
ロック部材28の刈取部ホルダ18への取付軸を兼用す
る操作レバー29付きの遠隔操作用の操作軸30を備え
ている。
【0032】そして、このコンバインでは、図13の
(ロ)に示すように、刈取部5を刈取作業姿勢に位置さ
せた状態で刈取部5をロック位置よりも上方に上昇さ
せ、図13の(イ)に示すように、この状態で昇降ロッ
ク手段のロック部材28を抜出位置から挿入位置に揺動
操作したのち刈取部5を下降させて刈取部5に対する対
地浮上状態での荷重支持を油圧シリンダ11から昇降ロ
ック手段に移行し、その対地浮上状態でピン12を抜い
て刈取部5と油圧シリンダ11との連結を解除する一
方、固定用ピン25を抜いて締付具22を開放姿勢に揺
動操作し、その状態で刈取部5を縦向き軸心P周りで開
放姿勢に揺動させる。これにより、搭乗運転部2下方の
原動部の側部及び走行本機4の前部を開放できるととも
に、刈取部5の後部を開放して、穀稈搬送詰りの解除な
どの各種メンテナンスを行えるのである。
【0033】そして、図10、図11に示すように、刈
取部ホルダ18に付設した固定ピン31を天板15Aに
形成のロック孔32に自重で落とし込み挿入させること
により、刈取部5の縦向き軸心P周りでの揺動を規制し
て刈取部5を開放姿勢に固定するのである。
【0034】また、このコンバインでは、刈取部5を接
地支持させた状態で両締付具20,22を開放するとと
もに、油圧シリンダ11の刈取部5への連結を解除し、
その状態で走行本機4を相対的に後方に移動させること
により、刈取部5を走行本機4から離脱させることがで
きるのである。つまり、このコンバインでは、刈取作業
姿勢では、取付対象部位9bと固定対象部位9aとの2
点で刈取部5を走行本機4に連結し、開放姿勢では、取
付対象部位9bの1点で刈取部5を走行本機4に連結す
るようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】コンバインの平面図
【図3】刈取部を開放姿勢に揺動させた状態でのコンバ
インの平面図
【図4】要部の正面図
【図5】要部の側面図
【図6】要部の断面図
【図7】要部の側面図
【図8】刈取作業姿勢での要部の平面図
【図9】開放姿勢での要部の平面図
【図10】刈取作業姿勢での要部の横断平面図
【図11】開放姿勢での要部の横断平面図
【図12】要部の横断平面図
【図13】昇降ロック手段の動作を示す要部の縦断側面
【図14】刈取作業姿勢に固定する手段の動作を示す要
部の縦断側面図
【図15】締付具の開閉動作を示す要部の縦断正面図
【図16】要部の縦断正面図
【符号の説明】
1 脱穀部 2 搭乗運転部 4 走行本機 5 刈取部 P 縦向き軸心 18 固定部材 28 ロック部材 29 操作レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸成 厚史 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭62−158426(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 67/00 A01B 63/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀部と前方に突出する搭乗運転部とを
    搭載した走行本機の前部に、植立穀稈を刈り取って前記
    脱穀部に搬送供給する刈取部を、前記搭乗運転部の左右
    一側に位置する状態で昇降自在に連結し、前記刈取部を
    昇降操作するための昇降駆動機構を設け、左右のうち前
    記搭乗運転部とは反対側に位置する縦向き軸心周りでの
    揺動により前記走行本機の前方部に位置する刈取作業姿
    勢と走行本機の前方を開放する開放姿勢とに切り換え自
    在に前記刈取部を構成してあるコンバインであって、 前記刈取部を対地浮上状態で前記昇降駆動機構に代わっ
    て刈取部の重量を支持する昇降ロック手段を構成する
    に、前記刈取部と前記走行本機側の固定部材との相対向
    する部位に挟持されて刈取部の重量を固定部材に支持さ
    せることで刈取部の下降を阻止するロック部材を設けて
    あるコンバイン。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材が、挿入位置と抜出位置
    とに揺動自在に前記固定部材に装着されている請求項1
    記載のコンバイン。
  3. 【請求項3】 前記ロック部材が、 挿入位置で固定部材
    に安定載置支持されるものである請求項2記載のコンバ
    イン。
  4. 【請求項4】 前記ロック部材を遠隔揺動操作するため
    の操作レバーを設けてある請求項2又は3記載のコンバ
    イン。
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