JP3529293B2 - 携帯メモリ利用型個別サービス提供方法及びシステム装置 - Google Patents

携帯メモリ利用型個別サービス提供方法及びシステム装置

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JP3529293B2
JP3529293B2 JP02440999A JP2440999A JP3529293B2 JP 3529293 B2 JP3529293 B2 JP 3529293B2 JP 02440999 A JP02440999 A JP 02440999A JP 2440999 A JP2440999 A JP 2440999A JP 3529293 B2 JP3529293 B2 JP 3529293B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数発行されてい
る磁気カードやメモリカード等の携帯メモリを用いて、
サービス提供端末において各種サービスを利用者に提供
する携帯メモリ利用型個別サービス提供方法、及びその
実施に直接使用する携帯メモリ利用型個別サービス提供
システム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、磁気カード等の記憶カードを
用いて、サービス提供端末から各種サービスを提供する
方法が考えられている。例えば、特願平7−15419
8号「情報提供方法およびシステム」には、利用者側端
末において利用者IDが記録されたIDカードを用いて
利用者識別を行い、センタから利用者側端末へ衛星通信
でサービスの提供を行うものが記載されている。
【0003】また、特願平8−164715号「自動取
引装置およびその振込先更新方法」には、利用者側端末
において振込先データが記録された振込カードを用い
て、振込先データが変更になった場合にもホストコンピ
ュータ及び振込カードのデータを新規のデータに変更し
て振込サービスを提供するものが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特願平7−1
54198号は、定期的に同じサービスを利用する場合
にも、煩雑な動作を毎回繰り返し行うことになり、無駄
の多いシステムであった。
【0005】また、特願平8−164715号は、振込
サービスに限定されており、また振込先データの変更は
利用者の選択によるものではなく強制的なものである。
また、振込先データの変更を行う場合には、ホストコン
ピュータ側のデータも変更するので、ホストコンピュー
タとの交信が不可欠であり、毎回その接続及び通信を行
い、装置の規模及び通信の頻度が大きくなるという問題
があった。
【0006】更に、サービスの利用者の利用形態とし
て、常に同じ端末で同じオプションサービスの提供を受
け、他の端末では基本サービスの提供が大多数である、
という場合が考えられる。例えば、サービス提供を行う
端末が公衆電話機の場合には、自宅へのカエルコール等
がこれにあたる。このような場合を考慮したものは、従
来考えられていなかった。
【0007】この場合、基本サービスの提供を受けるカ
ード内に、定期的に利用する個別のオプションサービス
提供機能を追加した場合、常に利用する端末のみ、希望
する個別サービスと基本サービスの選択ができ、個別の
オプションサービスの利用がほぼ考えられない他の端末
では、基本サービスを提供することが必要である。
【0008】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は次の通りである。
【0009】本発明の第1の目的は、特定のサービス提
供端末において、携帯メモリ上のオプションサービスメ
ニュー中のデータに対応した個別サービスを利用者に簡
易に提供することができる携帯メモリ利用型個別サービ
ス提供方法及びシステム装置を提供せんとするものであ
る。
【0010】本発明の第2の目的は、特定のサービス実
行時に、特定のサービス提供端末とセンタであるサービ
ス統括装置との通信を行わない携帯メモリ利用型個別サ
ービス提供方法及びシステム装置を提供せんとするもの
である。
【0011】本発明の第3の目的は、サービス提供端末
において、提供するオプションサービスメニュー中のサ
ービスの変更を自在に行うことができる携帯メモリ利用
型個別サービス提供方法及びシステム装置を提供せんと
するものである。
【0012】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らか
となろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決に当たり、カード等の携帯メモリと、当該携帯メモリ
上の登録オプションサービスメニュー中のデータを用い
て設定オプションサービスメニュー中のサービスの提供
を行うサービス提供端末と、携帯メモリを発行するカー
ド発行機と、前記サービス提供端末及び前記カード発行
機にデータを送信するサービス統括装置の手段の特徴を
有する。
【0014】また、前記サービス統括装置からサービス
プログラム、サービスID及び設定するサービス提供端
末の端末IDを含む設定オプションサービスメニューを
送信してサービス提供端末を設定する端末設定処理と、
前記サービス統括装置からサービスプログラム及びサー
ビスIDを含む登録オプションサービスメニュー中の前
記携帯メモリ発行機に送信し選択して携帯メモリに書き
込んで発行する携帯メモリ発行処理と、携帯メモリ上の
端末IDに対応したサービス提供端末において携帯メモ
リ上のサービスIDに対応したサービスプログラムを実
行して前記設定オプションサービスメニュー中のサービ
スを提供するサービス実行処理と、携帯メモリ上のデー
タであるサービスID、端末IDを含む前記登録オプシ
ョンサービスメニューを変更する携帯メモリ変更処理を
所望に随時行う手法の特徴を有する。
【0015】更に具体的詳細に述べると、当該課題の解
決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概念に
亙る新規な特徴的構成手法又は手段を採用することによ
り、前記目的を達成するよう為される。
【0016】即ち、本発明方法の第1の特徴は、提供可
能な全ての個別サービスに関する全てのサービスプログ
ラム及び該プログラムに付与された全てのサービスID
と共に、自身に割り当てられた端末IDを事前に記憶可
能なサービス提供端末と、自身が利用可能な特定の個別
サービスに関する特定のサービスプログラムに付与され
た特定のサービスIDと共に、自身が利用可能な特定の
サービス提供端末に割り当てられた特定の端末IDを事
前に記憶可能な携帯メモリとを有して構築されるシステ
ムに適用される携帯メモリ利用型個別サービス提供方法
であって、前記システムの構築に際し、前記特定のサー
ビスID及び前記特定の端末IDを含むデータを記憶し
てなる所要の前記携帯メモリを発行するための携帯メモ
リ発行機と、この携帯メモリ発行機に対し、前記全ての
サービスID及び利用可能な全てのサービス提供端末に
割り当てられた全ての端末IDを事前に与えると共に、
前記全てのサービス提供端末に対し、前記全てのサービ
スプログラム及び前記全てのサービスID並びに該当す
る前記端末IDを事前に与えるサービス統括装置とを採
用し、前記サービス提供端末が、前記サービス統括装置
から与えられる前記全てのサービスプログラム、前記全
てのサービスID及び前記端末IDを受信する処理と、
受信された前記全てのサービスプログラム、前記全ての
サービスID及び前記端末IDを記憶する処理と、前記
携帯メモリに対する前記データの読出し及び書込みを行
う処理と、前記携帯メモリから読み出された前記データ
中の前記特定の端末IDが自身に記憶された前記端末I
Dと一致する場合に、当該携帯メモリから読み出された
前記データ中の前記特定のサービスIDに対応する、自
身に記憶された前記全てのサービスプログラム中におけ
る前記特定のサービスプログラムの実行の可否を利用者
に選択指定させるための処理と、前記携帯メモリに記憶
された前記データ中の前記特定のサービスIDを前記利
用者の選択入力に応じて上書き変更する処理とを順次実
行してなる、携帯メモリ利用型個別サービス提供方法の
構成採用にある。
【0017】本発明方法の第2の特徴は、上記本発明方
法の第1の特徴における前記サービス統括装置が、前記
携帯メモリ発行機による前記携帯メモリの発行に先立
ち、当該携帯メモリ発行機に対し、前記全てのサービス
ID及び前記全ての端末IDを送信する処理と、前記サ
ービス提供端末の設定時に、当該サービス提供端末に対
し、前記全てのサービスプログラム、前記全てのサービ
スID及び前記全ての端末ID中の該当する前記特定の
端末IDを送信する処理とを順次実行し、前記携帯メモ
リ発行機が、当該サービス統括装置から送信された前記
全てのサービスID及び前記全ての端末IDを受信する
処理と、受信された前記全てのサービスIDの中から、
前記携帯メモリに記憶させるべき前記特定のサービスI
Dを選択する処理と、受信された前記全ての端末IDの
中から、前記携帯メモリに記憶させるべき前記特定の端
末IDを選択する処理と、前記携帯メモリの発行に際
し、選択された前記特定のサービスID及び前記特定の
端末IDを当該携帯メモリに書き込む処理とを順次実行
してなる、携帯メモリ利用型個別サービス提供方法の構
成採用にある。
【0018】本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方
法の第2の特徴における前記サービス統括装置が、前記
サービス提供端末の設定後に前記サービス統括装置にデ
ータ変更が生じたときに、当該サービス提供端末に対
し、そのデータ変更に係る新規のサービスプログラム、
新規のサービスID及び新規の端末IDを送信する処理
をさらに実行してなる、携帯メモリ利用型個別サービス
提供方法の構成採用にある。
【0019】本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2又は第3の特徴における前記サービス提
供端末が、前記携帯メモリに記憶された前記データ中の
前記特定のサービスIDを前記利用者の指定入力に応じ
て消去変更する処理をさらに実行してなる、携帯メモリ
利用型個別サービス提供方法の構成採用にある。
【0020】本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記サー
ビス提供端末が、前記携帯メモリに記憶された前記デー
タ中の前記特定の端末IDを前記利用者の選択指定に応
じて上書き変更する処理をさらに実行してなる、携帯メ
モリ利用型個別サービス提供方法の構成採用にある。
【0021】本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記サー
ビス提供端末が、前記サービスIDを変更する処理に代
え、前記携帯メモリに記憶された前記データ中の前記特
定の端末IDを前記利用者の選択指定に応じて上書き変
更する処理を実行してなる、携帯メモリ利用型個別サー
ビス提供方法の構成採用にある。
【0022】本発明方法の第7の特徴は、上記本発明方
法の第5又は第6の特徴における前記サービス提供端末
が、前記携帯メモリに記憶された前記データ中の前記特
定の端末IDを前記利用者の指定入力に応じて消去変更
する処理をさらに実行してなる、携帯メモリ利用型個別
サービス提供方法の構成採用にある。
【0023】本発明方法の第8の特徴は、上記本発明方
法の第5又は第6の特徴における前記サービス提供端末
が、前記携帯メモリから読み出された前記データ中の前
記特定の端末IDが自身に記憶された前記端末IDと一
致しない場合に、前記携帯メモリに記憶された前記デー
タ中の当該特定の端末IDを、前記利用者の選択入力に
応じて上書き変更する処理に代え、自身に記憶された当
該端末IDにより自動的に上書き変更する処理を実行し
てなる、携帯メモリ利用型個別サービス提供方法の構成
採用にある。
【0024】本発明方法の第9の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における前記携帯メモリに、前記特定のサービ
スID及び前記特定の端末IDに加え、オートダイヤル
サービスで使用される相手先電話番号を前記データとし
て記憶可能なものを採用し、前記サービス提供端末が、
当該携帯メモリに自身を通じて記憶された前記データ中
の前記相手先電話番号を前記利用者の番号入力に応じて
上書き変更する処理をさらに実行してなる、携帯メモリ
利用型個別サービス提供方法の構成採用にある。
【0025】本発明方法の第10の特徴は、上記本発明
方法の第9の特徴における前記サービス提供端末が、前
記携帯メモリに自身を通じて記憶された前記データ中の
前記相手先電話番号を前記利用者の指定入力に応じて消
去変更する処理をさらに実行してなる、携帯メモリ利用
型個別サービス提供方法の構成採用にある。
【0026】一方、本発明装置の第1の特徴は、提供可
能な全ての個別サービスに関する全てのサービスプログ
ラム及び該プログラムに付与された全てのサービスID
と共に、自身に割り当てられた端末IDを事前に記憶可
能なサービス提供端末と、自身が利用可能な特定の個別
サービスに関する特定のサービスプログラムに付与され
た特定のサービスIDと共に、自身が利用可能な特定の
サービス提供端末に割り当てられた特定の端末IDを事
前に記憶可能な携帯メモリとを有して構築される携帯メ
モリ利用型個別サービス提供システム装置であって、前
記特定のサービスID及び前記特定の端末IDを含むデ
ータを記憶してなる所要の前記携帯メモリを発行するた
めの携帯メモリ発行機と、この携帯メモリ発行機に対
し、前記全てのサービスID及び利用可能な全てのサー
ビス提供端末に割り当てられた全ての端末IDを事前に
与えると共に、前記全てのサービス提供端末に対し、前
記全てのサービスプログラム及び前記全てのサービスI
D並びに該当する前記端末IDを事前に与えるサービス
統括装置とを有し、前記携帯メモリが、前記特定のサー
ビスID及び前記特定の端末IDを含む前記データを記
憶する携帯メモリ記憶手段を具備し、前記サービス提供
端末が、前記サービス統括装置から与えられる前記全て
のサービスプログラム、前記全てのサービスID及び前
記端末IDを受信する端末データ受信手段と、この端末
データ受信手段で受信された前記全てのサービスプログ
ラム、前記全てのサービスID及び前記端末IDを記憶
する端末記憶手段と、自身にセットされた前記携帯メモ
リの前記携帯メモリ記憶手段に対する前記データの読出
し及び書込みを行う端末リーダライタと、この端末リー
ダライタを介して前記携帯メモリ記憶手段から読み出さ
れた前記データ中の前記特定の端末IDが前記端末記憶
手段に記憶された前記端末IDと一致する場合に、当該
携帯メモリ記憶手段から読み出された前記データ中の前
記特定のサービスIDに対応する、前記端末記憶手段に
記憶された前記全てのサービスプログラム中における前
記特定のサービスプログラムの実行の可否を利用者に選
択指定させるためのサービス提供選択手段と、前記端末
リーダライタを介しながら、前記携帯メモリ記憶手段に
記憶された前記データ中の前記特定のサービスIDを前
記利用者の選択入力に応じて上書き変更するサービスI
D変更手段とを具備してなる、携帯メモリ利用型個別サ
ービス提供システム装置の構成採用にある。
【0027】本発明装置の第2の特徴は、上記本発明装
置の第1の特徴における前記サービス統括装置が、前記
全てのサービスプログラムを随時読出可能に事前に記録
しているサービスプログラム記録手段と、前記全てのサ
ービスIDを生成するサービスID生成手段と、前記全
ての端末IDを生成する端末ID生成手段と、前記携帯
メモリ発行機による前記携帯メモリの発行に先立ち、当
該携帯メモリ発行機に対し、前記サービスID生成手段
及び前記端末ID生成手段で生成された前記全てのサー
ビスID及び前記全ての端末IDを送信すると共に、前
記サービス提供端末の設定時に、当該サービス提供端末
の前記端末データ受信手段に対し、前記サービスプログ
ラム記録手段に記録された前記全てのサービスプログラ
ム、生成された前記全てのサービスID及び前記全ての
端末ID中の該当する前記特定の端末IDを送信するデ
ータ送信手段とを具備し、前記携帯メモリ発行機が、当
該サービス統括装置の前記データ送信手段から送信され
た前記全てのサービスID及び前記全ての端末IDを受
信する発行機データ受信手段と、この発行機データ受信
手段で受信された前記全てのサービスIDの中から、前
記携帯メモリの前記携帯メモリ記憶手段に記憶させるべ
き前記特定のサービスIDを選択するサービスID選択
手段と、前記発行機データ受信手段で受信された前記全
ての端末IDの中から、前記携帯メモリの前記携帯メモ
リ記憶手段に記憶させるべき前記特定の端末IDを選択
する端末ID選択手段と、前記携帯メモリの発行に際
し、前記サービスID選択手段及び前記端末ID選択手
段で選択された前記特定のサービスID及び前記特定の
端末IDを、自身にセットされた当該携帯メモリの前記
携帯メモリ記憶手段に書き込む発行機リーダライタとを
具備してなる、携帯メモリ利用型個別サービス提供シス
テム装置の構成採用にある。
【0028】本発明装置の第3の特徴は、上記本発明装
置の第2の特徴における前記データ送信手段が、前記サ
ービス提供端末の設定後に前記サービス統括装置にデー
タ変更が生じたときに、当該サービス提供端末の前記端
末データ受信手段に対し、そのデータ変更に伴って前記
サービスプログラム記録手段に新たに記録されうる新規
のサービスプログラム、並びに前記サービスID生成手
段及び前記端末ID生成手段で新たに生成されうる新規
のサービスID及び新規の端末IDを送信する機能手段
をさらに具備してなる、携帯メモリ利用型個別サービス
提供システム装置の構成採用にある。
【0029】本発明装置の第4の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2又は第3の特徴における前記サービスI
D変更手段が、前記端末リーダライタを介しながら、前
記携帯メモリ記憶手段に記憶された前記データ中の前記
特定のサービスIDを前記利用者の指定入力に応じて消
去変更する機能手段をさらに具備してなる、携帯メモリ
利用型個別サービス提供システム装置の構成採用にあ
る。
【0030】本発明装置の第5の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記サー
ビス提供端末が、前記端末リーダライタを介しながら、
前記携帯メモリ記憶手段に記憶された前記データ中の前
記特定の端末IDを前記利用者の選択指定に応じて上書
き変更する端末ID変更手段をさらに具備してなる、携
帯メモリ利用型個別サービス提供システム装置の構成採
用にある。
【0031】本発明装置の第6の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記サー
ビス提供端末が、前記サービスID変更手段に代え、前
記端末リーダライタを介しながら、前記携帯メモリ記憶
手段に記憶された前記データ中の前記特定の端末IDを
前記利用者の選択指定に応じて上書き変更する端末ID
変更手段を具備してなる、携帯メモリ利用型個別サービ
ス提供システム装置の構成採用にある。
【0032】本発明装置の第7の特徴は、上記本発明装
置の第5又は第6の特徴における前記端末ID変更手段
が、前記端末リーダライタを介しながら、前記携帯メモ
リ記憶手段に記憶された前記データ中の前記特定の端末
IDを前記利用者の指定入力に応じて消去変更する機能
手段をさらに具備してなる、携帯メモリ利用型個別サー
ビス提供システム装置の構成採用にある。
【0033】本発明装置の第8の特徴は、上記本発明装
置の第5又は第6の特徴における前記端末ID変更手段
が、前記携帯メモリ記憶手段から読み出された前記デー
タ中の前記特定の端末IDが前記端末記憶手段に記憶さ
れた前記端末IDと一致しない場合に、前記携帯メモリ
記憶手段に記憶された前記データ中の当該特定の端末I
Dを、前記利用者の選択入力に応じて上書き変更するこ
とに代え、前記端末リーダライタを介しながら、前記端
末記憶手段に記憶された当該端末IDにより自動的に上
書き変更する機能手段を具備してなる、携帯メモリ利用
型個別サービス提供システム装置の構成採用にある。
【0034】本発明装置の第9の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における前記携帯メモリ記憶手段が、前記特定
のサービスID及び前記特定の端末IDに加え、オート
ダイヤルサービスで使用される相手先電話番号を前記デ
ータとして記憶する機能手段をさらに具備し、前記サー
ビス提供端末が、前記端末リーダライタを介しながら、
当該携帯メモリ記憶手段に自身を通じて記憶された前記
データ中の前記相手先電話番号を前記利用者の番号入力
に応じて上書き変更する相手先電話番号変更手段をさら
に具備してなる、携帯メモリ利用型個別サービス提供シ
ステム装置の構成採用にある。
【0035】本発明装置の第10の特徴は、上記本発明
装置の第9の特徴における前記相手先電話番号変更手段
が、前記端末リーダライタを介しながら、前記携帯メモ
リ記憶手段に自身を通じて記憶された前記データ中の前
記相手先電話番号を前記利用者の指定入力に応じて消去
変更する機能手段をさらに具備してなる、携帯メモリ利
用型個別サービス提供システム装置の構成採用にある。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、ま
ず、本発明の基本構成例及び動作例を説明し、次いで、
本発明の一実施形態である装置例1及びこれに対応する
方法例1、同様に装置例2及びこれに対応する方法例2
につき順に説明する。
【0037】なお、本実施形態例では、サービス提供端
末に設定するオプションサービスメニューとして全サー
ビスプログラムに対応した全サービスIDと当該サービ
ス提供端末に対応する端末IDを、携帯メモリに登録す
るオプションサービスメニューとして特定のサービスプ
ログラムに対応した特定のサービスIDと特定のサービ
ス提供端末に対応する特定の端末IDを、個別サービス
としてオートダイヤルを、それぞれ専ら代表的に説明す
るも、これ等に限定されるものではなく他のオプション
サービスメニューを含むことは言うまでもない。
【0038】(基本構成例) まず、本発明の基本構成例を説明する。図1は、本発明
の基本構成例に係るカード利用型個別サービス提供シス
テム装置のブロック構成図である。
【0039】本基本構成例に係るカード利用型個別サー
ビス提供システム装置αは、携帯メモリの1つであるカ
ード1と、カード1上のデータを用いて利用者にサービ
スの提供を行うサービス提供端末2aと、カード1の発
行を行うカード発行機3と、サービス提供端末2a及び
カード発行機3に情報を送信するサービス統括装置4と
を有する。
【0040】なお、サービス統括装置4は、サービス内
容を実行するためのサービスプログラム、当該サービス
プログラムを一意に識別するサービスID及びサービス
提供端末2aを一意に識別する端末IDをサービス提供
端末2aに送信し、端末ID及びサービスIDをカード
発行機3に送信するものである。
【0041】カード1は、サービスID及び端末IDを
記憶するカード記憶手段5を有する。サービス提供端末
2aは、サービス統括装置4からのサービスプログラ
ム、サービスID及び端末IDを受信する端末データ受
信手段6aと、端末データ受信手段6aで受信したサー
ビスプログラム、サービスID及び端末IDを記憶する
端末記憶手段7aと、カード1上のデータの読み書きを
行う端末リーダライタ8aと、利用者にサービス実行を
選択させるサービス提供選択手段9aとを有する。
【0042】カード発行機3は、サービス統括装置4か
らのサービスID及び端末IDを受信する発行機データ
受信手段10と、カード発行時のサービスIDを選択す
るサービスID選択手段11と、カード発行時の端末I
Dを選択する端末ID選択手段12と、サービスID選
択手段11からのカード発行時のサービスID及び端末
ID選択手段12からの端末IDの書き込みを行う発行
機リーダライタ13とを有する。
【0043】サービス統括装置4は、サービスプログラ
ムを記録しているサービスプログラム記録手段14と、
サービスIDを生成するサービスID生成手段15と、
端末IDを生成する端末ID生成手段16と、サービス
プログラム記録手段14からのサービスプログラム、サ
ービスID生成手段15からのサービスID及び端末I
D生成手段16からの端末IDを、端末データ受信手段
6a及び発行機データ受信手段10に送信するデータ送
信手段17とを有する。
【0044】カード1と端末リーダライタ8aとの間
は、カード1の読み書きを接触、非接触又はこれらの組
合せの通信により行う構造である。
【0045】(基本動作例) 本基本動作例は、上記基本構成例により実施されるカー
ド利用型個別サービス提供方法の例である。
【0046】本基本動作例に係るカード利用型個別サー
ビス提供方法は、サービス提供端末2aの設定を行う端
末設定処理と、カード1の発行を行うカード発行処理
と、サービス実行を行うサービス実行処理とからなる。
【0047】最初に、端末設定処理を説明する。先ず、
サービスプログラムの種類はn[種類](nは1以上の
整数)あり、サービスプログラム記録手段14に記録さ
れており、サービスIDもサービスIDS〜Sをサ
ービスID生成手段15により作成する。端末ID生成
手段16は、設定するサービス提供端末2aの端末ID
を作成する。
【0048】設定するサービス提供端末2aには、全サ
ービスプログラム、全サービスIDS〜S及び端末
IDTを送信する。端末設定処理は、サービス提供端
末2aがm[台](mは1以上の整数)あるものとし
て、それぞれの設定で行うものとする。
【0049】サービス統括装置4からサービス提供端末
2aへのデータの送信は、端末設定処理時に行うもので
あるが、サービス統括装置4上のデータを変更する場合
にも、新たなデータであるサービスプログラム、サービ
スID及び端末IDの送信を行うようにしてよい。
【0050】次に、カード発行処理を説明する。先ず、
サービスIDは、サービスIDS〜SをサービスI
D生成手段15により作成する。サービス提供端末2a
は、m[台](mは1以上の整数)あるものとして、端
末ID生成手段16により端末IDT〜Tを作成す
る。
【0051】カード発行機3の発行機データ受信手段1
0では、サービス統括装置4のデータ送信手段17か
ら、サービスIDS〜S及び端末IDT〜T
受信する。
【0052】カード発行機3は、利用者にカード1の発
行をするに当り、サービスID選択手段11でサービス
IDS〜Sから所望のサービスIDを選択させ、端
末ID選択手段12で端末IDT〜Tから所望の端
末IDを選択させ、所望のサービスIDをサービスID
とし所望の端末IDを端末IDTとして、サービ
スID選択手段11からのサービスIDS及び端末I
D選択手段12からの端末IDTを発行機リーダライ
タ13で、発行するカード1のカード記憶手段5に書き
込み、カード1を利用者に発行する。
【0053】次に、サービス実行処理を説明する。説明
のため、利用者は、サービスIDS及び端末IDT
が記憶されているカード1を使用し、端末IDがT
サービス提供端末2aでサービスの提供を受けようとい
う場合であるとする。
【0054】図2は、図1に示した基本構成例で実行さ
れるサービス実行処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【0055】利用者はカード1をサービス提供端末2a
にセットし、サービス提供端末2aの端末リーダライタ
8aはカード1のカード記憶手段5から、サービスID
及び端末IDTを読み出す(STA:以下STは
ステップ)。
【0056】続いて、カード1からの端末IDTと、
端末記憶手段7aからの端末IDTとの比較を行う
(STB)。ここで端末IDTと端末IDTが一致
しない場合には、サービス提供端末2aで利用者に基本
サービスを実行して提供する(STC)。これは、サー
ビス提供端末2aがカード1から識別されるサービス提
供端末2aではなく、利用者が所望する個別サービスを
実行しないので、端末IDの識別を要しない基本サービ
スを実行して提供するためである。
【0057】STBで、端末IDTと端末IDT
一致する場合には、カード1から読み出したサービスI
DSを端末記憶手段7aに記憶されているサービスI
DS〜Sから検索し、サービスIDSに対応する
サービスプログラムも検索する(STD)。
【0058】サービス提供選択手段9aにおいて、検索
したサービスIDSに対応するサービスプログラムを
実行するか否か、つまりサービスIDSのサービスを
実行して提供するか否かの選択を利用者に求める(ST
E)。利用者は選択するか否かをサービス提供選択手段
9aに入力する(STF)。
【0059】そして、利用者がサービスIDSのサー
ビスの提供を選択したか否かの判断を行い(STG)、
利用者がサービスIDSのサービスの提供を選択した
場合、サービスIDSに対応するサービスプログラム
を実行して、利用者の所望する個別サービスであるサー
ビスIDSのサービスを実行して提供し(STH)、
終了する。
【0060】STGで、利用者がサービスIDSのサ
ービスの提供を選択しなかった場合には、STCに進
み、利用者に基本サービスを実行して提供する。
【0061】本基本動作例のサービス実行処理において
は、サービス提供端末2aとサービス統括装置4との間
で通信を行うことなく、個別サービスを実行して提供す
ることができる。
【0062】(装置例1) 次に、上記基本構成例に基づく本発明の装置例1を説明
する。図3は、本発明の装置例1に係るカード利用型個
別サービス提供システム装置のブロック構成図である。
【0063】本装置例1に係るカード利用型個別サービ
ス提供システム装置βは、上記基本構成例に係るカード
利用型個別サービス提供システム装置αと、サービス提
供端末2bの構成が異なるものである。従って、ここで
はサービス提供端末2bについてのみ説明する。
【0064】本装置例1に係るサービス提供端末2b
は、サービス統括装置4からのサービスプログラム、サ
ービスID及び端末IDを受信する端末データ受信手段
6bと、端末データ受信手段6bで受信したサービスプ
ログラム、サービスID及び端末IDを記憶する端末記
憶手段7bと、カード1上のデータの読み書きを行う端
末リーダライタ8bと、利用者にサービス実行を選択さ
せるサービス提供選択手段9bと、端末リーダライタ8
bを介してカード1上のサービスIDを変更するサービ
スID変更手段18bとを有する。
【0065】サービス提供端末2bの、端末データ受信
手段6b、端末記憶手段7b、端末リーダライタ8b、
サービス提供選択手段9bはそれぞれ、装置例1の端末
データ受信手段6a、端末記憶手段7a、端末リーダラ
イタ8a、サービス提供選択手段9aと同様であり、サ
ービスID変更手段18bを付加したものである。
【0066】なお、サービスID変更手段18bは、カ
ード1上のサービスIDに新しいサービスIDを上書き
するだけでなく、カード1上のサービスIDを消去する
ことも可能である。
【0067】カード1と端末リーダライタ8bとの間
は、カード1の読み書きを接触、非接触又はこれらの組
合せの通信により行う構造である。
【0068】(方法例1) 本方法例1は、上記装置例1により実施されるカード利
用型個別サービス提供方法の具体例である。
【0069】本方法例1に係るカード利用型個別サービ
ス提供方法は、サービス提供端末2bの設定を行う端末
設定処理と、カード1の発行を行うカード発行処理と、
サービス実行を行うサービス実行処理と、カード1上の
データの変更を行うカード変更処理とからなる。端末設
定処理、カード発行処理及びサービス実行処理は、方法
例1と同様であるので説明は省略する。
【0070】本方法例1におけるカード変更処理は、カ
ード1上のサービスIDを変更する処理であり、以下説
明する。前提として、利用者によりサービス提供端末2
bにカード1をセットしている状態であり、端末リーダ
ライタ8bによりカード1のサービスIDSを読み出
しているものとする。
【0071】図4は、図3に示した装置例1で実行され
るカード変更処理の手順を示すフローチャートである。
【0072】先ず、利用者にサービスIDを変更するか
否かの入力を要求し、利用者は入力する(ST1b)。
ここでサービスIDを変更する場合には、利用者は新し
いサービスIDをS〜Sの中から選んでサービスI
D変更手段18bに入力する(ST2b)。
【0073】そして、入力した新しいサービスIDを端
末リーダライタ8bでカード1のカード記憶手段5に書
き込み(ST3b)、終了する。ST1bで、サービス
IDを変更しない場合には終了する。
【0074】本方法例1のカード変更処理においては、
サービス提供端末2bとサービス統括装置4との間で通
信を行うことなく、カード1上のデータの変更をするこ
とができる。
【0075】なお、ST2bでカード1上のサービスI
DSを消去して変更する入力を行う場合には、ST3
bで、端末リーダライタ8bでカード1のカード記憶手
段5のサービスIDSを消去する。この場合、カード
1上のサービスIDは存在しないので、利用者が個別サ
ービスの提供を希望しなく、基本サービスの提供のみを
希望するカード1となる。
【0076】(装置例2) 次に、上記基本構成例に基づく本発明の装置例2を説明
する。図5は、本発明の装置例2に係るカード利用型個
別サービス提供システム装置のブロック構成図である。
【0077】本装置例2に係るのカード利用型個別サー
ビス提供システム装置γは、上記装置例1のカード利用
型個別サービス提供システム装置βと、サービス提供端
末2cの構成が異なるものである。従って、ここではサ
ービス提供端末2cについてのみ説明する。
【0078】本装置例2に係るサービス提供端末2c
は、サービス統括装置4からのサービスプログラム端末
ID、サービスID及びを受信する端末データ受信手段
6cと、端末データ受信手段6cで受信した、サービス
プログラム、サービスID及び端末IDを記憶する端末
記憶手段7cと、カード1上のデータの読み書きを行う
端末リーダライタ8cと、利用者にサービス実行を選択
させるサービス提供選択手段9cと、端末リーダライタ
8cを介してカード1上のサービスIDを変更するサー
ビスID変更手段18cと、端末リーダライタ8cを介
してカード1上の端末IDを変更する端末ID変更手段
19cとを有する。
【0079】サービス提供端末2cの、端末データ受信
手段6c、端末記憶手段7c、端末リーダライタ8c、
サービス提供選択手段9c、サービスID変更手段18
cはそれぞれ、装置例2の端末データ受信手段6b、端
末記憶手段7b、端末リーダライタ8b、サービス提供
選択手段9b、サービスID変更手段18bと同様であ
り、端末ID変更手段19cを付加したものである。
【0080】カード1と端末リーダライタ8cとの間
は、カード1の読み書きを接触、非接触又はこれらの組
合せの通信により行う構造である。
【0081】なお、サービスID変更手段18cは、カ
ード1上のサービスIDに新しいサービスIDを上書き
するだけでなく、カード1上のサービスIDを消去する
ことも可能である。端末ID変更手段19cは、カード
1上の端末IDに新しい端末IDを上書きするだけでな
く、カード1上の端末IDを消去することも可能であ
る。
【0082】(方法例2) 本方法例2は、上記装置例2により実施されるカード利
用型個別サービス提供方法の具体例である。
【0083】本方法例2に係るカード利用型個別サービ
ス提供方法は、サービス提供端末2cの設定を行う端末
設定処理と、カード1の発行を行うカード発行処理と、
サービス実行を行うサービス実行処理と、カード1上の
データの変更を行うカード変更処理とからなる。端末設
定処理、カード発行処理及びサービス実行処理は、方法
例2と同様であるので説明は省略する。
【0084】本方法例2におけるカード変更処理は、カ
ード1上のサービスIDと端末IDを変更する処理であ
り、以下説明する。前提として、利用者によりサービス
提供端末2cにカード1をセットしている状態であり、
端末リーダライタ8cによりカード1のサービスIDS
及び端末IDTを読み出しているものとする。
【0085】図6は、図5に示した装置例2で実行され
るカード変更処理の手順を示すフローチャートでり、図
7は、図5に示した装置例2により実施されるカード利
用型個別サービス提供方法のデータの流れを示すシーケ
ンスチャートである。
【0086】先ず、利用者にサービスIDを変更するか
否かの入力を要求し、利用者は入力する(ST1c)。
ここでサービスIDを変更する場合には、利用者は新し
いサービスIDをS〜Sの中から選んでサービスI
D変更手段18cに入力する(ST2c)。
【0087】そして、入力した新しいサービスIDを端
末リーダライタ8cでカード1のカード記憶手段5に書
き込み(ST3c)、終了する。
【0088】ST1cで、サービスIDを変更しない場
合には、利用者に端末IDを変更するか否かの入力を要
求し、利用者は入力する(ST4c)。ここで端末ID
を変更する場合には、利用者は新しい端末IDをT
の中から選んで端末ID変更手段19cに入力する
(ST5c)。
【0089】そして、入力した新しい端末IDを端末リ
ーダライタ8cでカード1のカード記憶手段5に書き込
み(ST6c)、終了する。ST4cで、端末IDを変
更しない場合には、終了する。
【0090】本カード変更処理において、サービスID
と端末IDの両方を変更する場合、どちらかを変更して
から、もう一方を変更するように処理を繰り返すことと
なる。
【0091】また、端末IDを変更する場合、ST5c
及びST6cで、利用者が端末IDを入力してカード1
に書き込みをしているが、利用者はサービスの提供を受
けたいサービス提供端末2cにカード1をセットするこ
とにより、端末ID変更手段19cは、端末記憶手段7
cに記録されている自身の端末IDTを新しい端末I
Dとして自動的に端末リーダライタ8cでカード1のカ
ード記憶手段5に書き込むようにしてもよい。
【0092】本方法例2のカード変更処理においては、
サービス提供端末2cとサービス統括装置4との間で通
信を行うことなく、カード1上のデータの変更をするこ
とができる。
【0093】なお、ST2cでカード1上のサービスI
DSを消去して変更する入力を行う場合には、ST3
cで、端末リーダライタ8cでカード1のカード記憶手
段5のサービスIDSを消去する。また、ST5cで
カード1上の端末IDTを消去して変更する入力を行
う場合には、ST6cで、端末リーダライタ8cでカー
ド1のカード記憶手段5の端末IDTを消去する。
【0094】この場合、カード1上のサービスID又は
端末IDは存在しないので、利用者が個別サービスの提
供を希望しなく、基本サービスの提供のみを希望するカ
ード1となる。
【0095】以上、基本構成例及び対応する動作例、並
びに各装置例1,2及び対応する各方法例1,2におい
て、携帯メモリであるカード1は、磁気カード、ICカ
ード等のプリペイドカード、デビットカード、ビットカ
ード等の電子商取引カード等及びその他の携帯メモリを
用いてもよい。またサービス提供端末2a,2b,2c
は、公衆、卓上、携帯、PHS等の電話機、FAX、各
種コンピュータ端末を用いてもよい。
【0096】各方法例1,2では、カード1に、相互に
対応するサービスID及び端末IDが1つずつ記憶され
ていることを前提に説明しているが、複数ずつ記憶し
て、サービス実行処理において、カード1をセットする
サービス提供端末2a,2b,2cでサービスIDを自
動的に選択するようにしてもよく、同様に、1つの端末
IDに対して複数のサービスIDを対応させて記憶し
て、サービス実行処理において、利用者がサービスを選
択して実行するようにしてもよい。
【0097】
【実施例】続いて、本発明の一実施例を装置例2の構成
に基づいて説明する。
【0098】テレホンカードを使用し公衆電話機を利用
する際に、利用者は10桁程度の相手先電話番号を入力
する必要がある。この場合、ある特定の公衆電話機にお
いて定期的に利用する電話番号であってもその都度ダイ
ヤルする必要がある。
【0099】具体的には、サラリーマン等が帰宅途中に
自宅にカエルコールをする場合が挙げられる。毎日のよ
うに自宅に電話を行い、利用する公衆電話機は駅前や帰
宅途中等の同一の場合が多い。
【0100】本一実施例は、テレホンカードの使用によ
り、特定の公衆電話機から個別サービスである、カエル
コール等のオートダイヤルサービスを提供する場合の実
施例である。
【0101】本一実施例では、カード1としてテレホン
カードを採用し、内部構成は、カード記憶手段5にサー
ビスID、端末IDの他、オートダイヤル時に必要な相
手先電話番号を記憶する構成であるとする。また、サー
ビス提供端末2cを公衆電話機とし、内部構成は、端末
リーダライタ8cを介してテレホンカード上の電話番号
を変更する図示しない相手先電話番号変更手段を付加す
るものとする。その他の構成は、装置例2と同様である
とする。
【0102】なお、前記相手先電話番号変更手段は、テ
レホンカード上の相手先電話番号に新しい相手先電話番
号を上書きするだけでなく、テレホンカード上の相手先
電話番号を消去することも可能である。
【0103】本一実施例により実施されるカード利用型
個別サービス提供方法は、公衆電話機の設定を行う端末
設定処理と、テレホンカードの発行を行うカード発行処
理と、サービス実行を行うサービス実行処理と、テレホ
ンカード上のデータの変更を行うカード変更処理とから
なる。
【0104】端末設定処理、カード発行処理、サービス
実行処理については、方法例2と同様であるので説明は
省略する。但し、サービス実行処理における、利用者の
所望する個別サービスはオートダイヤルサービスであ
り、基本サービスとは、通常の通話サービスである。
【0105】次に、カード変更処理を説明する。本カー
ド変更処理は、テレホンカード上のサービスID、端末
ID及び相手先電話番号を変更する処理である。前提と
して、利用者により公衆電話機にテレホンカードをセッ
トしている状態であり、端末リーダライタ8cによりテ
レホンカードのサービスIDS、端末IDT、相手
先電話番号を読み出しているものとする。
【0106】図8は、本発明の一実施例で実行されるカ
ード変更処理の手順を示すフローチャートであり、図9
は、本発明の一実施例により実施されるカード利用型個
別サービス提供方法のデータの流れを示すシーケンスチ
ャートである。
【0107】先ず、利用者にサービスIDを変更するか
否かの入力を要求し、利用者は入力する(ST1d)。
ここでサービスIDを変更する場合には、利用者は新し
いサービスIDをS〜Sの中から選んでサービスI
D変更手段18cに入力する(ST2d)。
【0108】そして、入力した新しいサービスIDを端
末リーダライタ8cでテレホンカードのカード記憶手段
5に書き込み(ST3d)、終了する。
【0109】ST1dで、サービスIDを変更しない場
合には、利用者に共通データを変更するか否かの入力を
要求し、利用者は入力する(ST4d)。共通データと
はサービスの種類に依らず共通なデータであり、ここで
は端末IDと相手先電話番号である。
【0110】ST4dで共通データを変更する場合に
は、利用者に共通データのうちの端末ID、相手先電話
番号のどちらを変更するかの入力を要求し、利用者は入
力する(ST5d)。
【0111】ST5dで端末IDを変更する場合には、
利用者は新しい端末IDをT〜Tの中から選んで端
末ID変更手段19cに入力する(ST6d)。そし
て、入力した新しい端末IDを端末リーダライタ8cで
テレホンカードのカード記憶手段5に書き込み(ST7
d)、終了する。
【0112】ST5dで相手先電話番号を変更する場合
には、利用者は新しい相手先電話番号を図示しない相手
先電話番号変更手段に入力する(ST8d)。そして、
入力した新しい相手先電話番号を端末リーダライタ8c
でテレホンカードのカード記憶手段5に書き込み(ST
9d)、終了する。ST4dで、共通データを変更しな
い場合には、終了する。
【0113】本一実施例のカード変更処理においては、
サービス提供端末2cとサービス統括装置4との間で通
信を行うことなく、テレホンカード上のデータの変更を
することができる。
【0114】本カード変更処理において、サービスI
D、端末ID、相手先電話番号のうちの2つ以上を変更
する場合、変更するもの全てを変更するように処理を繰
り返すこととなる。
【0115】また、端末IDを変更する場合、ST6d
及びST7dで、利用者が端末IDを入力してテレホン
カードに書き込みをしているが、利用者はサービスの提
供を受けたいサービス提供端末2cにテレホンカードを
セットすることにより、端末ID変更手段19cは、端
末記憶手段7cに記録されている自身の端末IDT
新しい端末IDとして自動的に端末リーダライタ8cで
テレホンカードのカード記憶手段5に書き込むようにし
てもよい。
【0116】なお、ST2dでテレホンカード上のサー
ビスIDSを消去して変更する入力を行う場合には、
ST3dで、端末リーダライタ8cでテレホンカードの
カード記憶手段5のサービスIDSを消去する。ま
た、ST6dでテレホンカード上の端末IDTを消去
して変更する入力を行う場合には、ST7dで、端末リ
ーダライタ8cでテレホンカードのカード記憶手段5の
端末IDTを消去する。また、ST8dでテレホンカ
ード上の相手先電話番号を消去して変更する入力を行う
場合には、ST9dで、端末リーダライタ8cでテレホ
ンカードのカード記憶手段5の相手先電話番号を消去す
る。
【0117】この場合、テレホンカード上のサービスI
D、端末ID又は相手先電話番号は存在しないので、利
用者が個別サービスであるオートダイヤルサービスの提
供を希望しなく、基本サービスである通常の通話サービ
スの提供のみを希望するテレホンカードとなる。
【0118】以上、本一実施例では、テレホンカード
に、相互に対応するサービスID、端末ID及び相手先
電話番号が1つずつ記憶されていることを前提に説明し
ているが、複数ずつ記憶して、サービス実行処理におい
て、テレホンカードをセットする公衆電話機でサービス
ID及び相手先電話番号を自動的に選択するようにして
もよく、同様に、1つの端末IDに対して複数のサービ
スIDを対応させて記憶してもよく、またオートダイヤ
ルサービスのサービスIDに複数の相手先電話番号を対
応させて記憶してもよく、サービス実行処理において、
利用者がサービス又は相手先電話番号を選択して実行す
るようにしてもよい。
【0119】以上、本発明の実施の形態及び実施例につ
き説明したが、本発明は、必ずしも上述した手段及び手
法にのみ限定されるものではなく、本発明にいう目的を
達成し、本発明にいう効果を有する範囲内において、適
宜に変更実施することが可能なものである。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カード等の携帯メモリ上に、サービスID及びサービス
提供端末の端末IDを記憶し、当該携帯メモリ上のサー
ビスID及び端末IDに対応してサービスの提供を行う
ので、特定のサービス提供端末で個別のサービスを簡易
な操作で行うことができる。
【0121】また、センタであるサービス統括装置とサ
ービス提供端末の間の通信は、サービス提供端末の設定
処理時、又はサービス統括装置上のデータ変更を行うと
きに限られるので、サービス実行処理時、カード変更処
理時に前記通信を行わなくてもよく、通信の頻度を抑え
ることができる。
【0122】また、サービスサービス提供端末における
携帯メモリ上のデータの変更により、提供するサービス
の変更を自在に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成例に係るカード利用型個別サ
ービス提供システム装置のブロック構成図である。
【図2】図1に示した基本構成例で実行されるサービス
実行処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の装置例1に係るカード利用型個別サー
ビス提供システム装置のブロック構成図である。
【図4】図3に示した装置例1で実行されるカード変更
処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の装置例2に係るカード利用型個別サー
ビス提供システム装置のブロック構成図である。
【図6】図5に示した装置例2で実行されるカード変更
処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】図5に示した装置例2により実施されるカード
利用型個別サービス提供方法のデータの流れを示すシー
ケンスチャートである。
【図8】本発明の一実施例で実行されるカード変更処理
の手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例により実施されるカード利用
型個別サービス提供方法のデータの流れを示すシーケン
スチャートである。
【符号の説明】
α,β,γ…カード利用型個別サービス提供システム装
置 1…カード 2a,2b,2c…サービス提供端末 3…カード発行機 4…サービス統括装置 5…カード記憶手段 6a,6b,6c…端末データ受信手段 7a,7b,7c…端末記憶手段 8a,8b,8c…端末リーダライタ 9a,9b,9c…サービス提供選択手段 10…発行機データ受信手段 11…サービスID選択手段 12…端末ID選択手段 13…発行機リーダライタ 14…サービスプログラム記録手段 15…サービスID生成手段 16…端末ID生成手段 17…データ送信手段 18b,18c…サービスID変更手段 19c…端末ID変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 G06K 19/00 - 19/18 G06F 15/00 H04M 1/00 H04M 1/675

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】提供可能な全ての個別サービスに関する全
    てのサービスプログラム及び該プログラムに付与された
    全てのサービスIDと共に、自身に割り当てられた端末
    IDを事前に記憶可能なサービス提供端末と、自身が利
    用可能な特定の個別サービスに関する特定のサービスプ
    ログラムに付与された特定のサービスIDと共に、自身
    が利用可能な特定のサービス提供端末に割り当てられた
    特定の端末IDを事前に記憶可能な携帯メモリと、を有
    して構築されるシステムに適用される携帯メモリ利用型
    個別サービス提供方法であって、 前記システムの構築に際し、 前記特定のサービスID及び前記特定の端末IDを含む
    データを記憶してなる所要の前記携帯メモリを発行する
    ための携帯メモリ発行機と、 この携帯メモリ発行機に対し、前記全てのサービスID
    及び利用可能な全てのサービス提供端末に割り当てられ
    た全ての端末IDを事前に与えると共に、前記全てのサ
    ービス提供端末に対し、前記全てのサービスプログラム
    及び前記全てのサービスID並びに該当する前記端末I
    Dを事前に与えるサービス統括装置と、を採用し、 前記サービス提供端末は、 前記サービス統括装置から与えられる前記全てのサービ
    スプログラム、前記全てのサービスID及び前記端末I
    Dを受信する処理と、 受信された前記全てのサービスプログラム、前記全ての
    サービスID及び前記端末IDを記憶する処理と、 前記携帯メモリに対する前記データの読出し及び書込み
    を行う処理と、 前記携帯メモリから読み出された前記データ中の前記特
    定の端末IDが自身に記憶された前記端末IDと一致す
    る場合に、当該携帯メモリから読み出された前記データ
    中の前記特定のサービスIDに対応する、自身に記憶さ
    れた前記全てのサービスプログラム中における前記特定
    のサービスプログラムの実行の可否を利用者に選択指定
    させるための処理と、 前記携帯メモリに記憶された前記データ中の前記特定の
    サービスIDを前記利用者の選択入力に応じて上書き変
    更する処理と、を順次実行する、 ことを特徴とする携帯メモリ利用型個別サービス提供方
    法。
  2. 【請求項2】前記サービス統括装置は、 前記携帯メモリ発行機による前記携帯メモリの発行に先
    立ち、当該携帯メモリ発行機に対し、前記全てのサービ
    スID及び前記全ての端末IDを送信する処理と、 前記サービス提供端末の設定時に、当該サービス提供端
    末に対し、前記全てのサービスプログラム、前記全ての
    サービスID及び前記全ての端末ID中の該当する前記
    特定の端末IDを送信する処理と、を順次実行し、 前記携帯メモリ発行機は、 当該サービス統括装置から送信された前記全てのサービ
    スID及び前記全ての端末IDを受信する処理と、 受信された前記全てのサービスIDの中から、前記携帯
    メモリに記憶させるべき前記特定のサービスIDを選択
    する処理と、 受信された前記全ての端末IDの中から、前記携帯メモ
    リに記憶させるべき前記特定の端末IDを選択する処理
    と、 前記携帯メモリの発行に際し、選択された前記特定のサ
    ービスID及び前記特定の端末IDを当該携帯メモリに
    書き込む処理と、を順次実行する、 ことを特徴とする請求項1に記載の携帯メモリ利用型個
    別サービス提供方法。
  3. 【請求項3】前記サービス統括装置は、 前記サービス提供端末の設定後に前記サービス統括装置
    にデータ変更が生じたときに、当該サービス提供端末に
    対し、そのデータ変更に係る新規のサービスプログラ
    ム、新規のサービスID及び新規の端末IDを送信する
    処理をさらに実行する、 ことを特徴とする請求項2に記載の携帯メモリ利用型個
    別サービス提供方法。
  4. 【請求項4】前記サービス提供端末は、 前記携帯メモリに記憶された前記データ中の前記特定の
    サービスIDを前記利用者の指定入力に応じて消去変更
    する処理をさらに実行する、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の携帯メモ
    リ利用型個別サービス提供方法。
  5. 【請求項5】前記サービス提供端末は、 前記携帯メモリに記憶された前記データ中の前記特定の
    端末IDを前記利用者の選択指定に応じて上書き変更す
    る処理をさらに実行する、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の携帯
    メモリ利用型個別サービス提供方法。
  6. 【請求項6】前記サービス提供端末は、 前記サービスIDを変更する処理に代え、前記携帯メモ
    リに記憶された前記データ中の前記特定の端末IDを前
    記利用者の選択指定に応じて上書き変更する処理を実行
    する、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の携帯
    メモリ利用型個別サービス提供方法。
  7. 【請求項7】前記サービス提供端末は、 前記携帯メモリに記憶された前記データ中の前記特定の
    端末IDを前記利用者の指定入力に応じて消去変更する
    処理をさらに実行する、 ことを特徴とする請求項5又は6に記載の携帯メモリ利
    用型個別サービス提供方法。
  8. 【請求項8】前記サービス提供端末は、 前記携帯メモリから読み出された前記データ中の前記特
    定の端末IDが自身に記憶された前記端末IDと一致し
    ない場合に、前記携帯メモリに記憶された前記データ中
    の当該特定の端末IDを、前記利用者の選択入力に応じ
    て上書き変更する処理に代え、自身に記憶された当該端
    末IDにより自動的に上書き変更する処理を実行する、 ことを特徴とする請求項5又は6に記載の携帯メモリ利
    用型個別サービス提供方法。
  9. 【請求項9】前記携帯メモリは、 前記特定のサービスID及び前記特定の端末IDに加
    え、オートダイヤルサービスで使用される相手先電話番
    号を前記データとして記憶可能なものを採用し、 前記サービス提供端末は、 当該携帯メモリに自身を通じて記憶された前記データ中
    の前記相手先電話番号を前記利用者の番号入力に応じて
    上書き変更する処理をさらに実行する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8に記載の携帯メモリ利用型個別サービス提供方法。
  10. 【請求項10】前記サービス提供端末は、 前記携帯メモリに自身を通じて記憶された前記データ中
    の前記相手先電話番号を前記利用者の指定入力に応じて
    消去変更する処理をさらに実行する、 ことを特徴とする請求項9に記載の携帯メモリ利用型個
    別サービス提供方法。
  11. 【請求項11】提供可能な全ての個別サービスに関する
    全てのサービスプログラム及び該プログラムに付与され
    た全てのサービスIDと共に、自身に割り当てられた端
    末IDを事前に記憶可能なサービス提供端末と、自身が
    利用可能な特定の個別サービスに関する特定のサービス
    プログラムに付与された特定のサービスIDと共に、自
    身が利用可能な特定のサービス提供端末に割り当てられ
    た特定の端末IDを事前に記憶可能な携帯メモリと、を
    有して構築される携帯メモリ利用型個別サービス提供シ
    ステム装置であって、 前記特定のサービスID及び前記特定の端末IDを含む
    データを記憶してなる所要の前記携帯メモリを発行する
    ための携帯メモリ発行機と、 この携帯メモリ発行機に対し、前記全てのサービスID
    及び利用可能な全てのサービス提供端末に割り当てられ
    た全ての端末IDを事前に与えると共に、前記全てのサ
    ービス提供端末に対し、前記全てのサービスプログラム
    及び前記全てのサービスID並びに該当する前記端末I
    Dを事前に与えるサービス統括装置と、を有し、 前記携帯メモリは、 前記特定のサービスID及び前記特定の端末IDを含む
    前記データを記憶する携帯メモリ記憶手段を具備し、 前記サービス提供端末は、 前記サービス統括装置から与えられる前記全てのサービ
    スプログラム、前記全てのサービスID及び前記端末I
    Dを受信する端末データ受信手段と、 この端末データ受信手段で受信された前記全てのサービ
    スプログラム、前記全てのサービスID及び前記端末I
    Dを記憶する端末記憶手段と、 自身にセットされた前記携帯メモリの前記携帯メモリ記
    憶手段に対する前記データの読出し及び書込みを行う端
    末リーダライタと、 この端末リーダライタを介して前記携帯メモリ記憶手段
    から読み出された前記データ中の前記特定の端末IDが
    前記端末記憶手段に記憶された前記端末IDと一致する
    場合に、当該携帯メモリ記憶手段から読み出された前記
    データ中の前記特定のサービスIDに対応する、前記端
    末記憶手段に記憶された前記全てのサービスプログラム
    中における前記特定のサービスプログラムの実行の可否
    を利用者に選択指定させるためのサービス提供選択手段
    と、 前記端末リーダライタを介しながら、前記携帯メモリ記
    憶手段に記憶された前記データ中の前記特定のサービス
    IDを前記利用者の選択入力に応じて上書き変更するサ
    ービスID変更手段と、を具備する、 ことを特徴とする携帯メモリ利用型個別サービス提供シ
    ステム装置。
  12. 【請求項12】前記サービス統括装置は、 前記全てのサービスプログラムを随時読出可能に事前に
    記録しているサービスプログラム記録手段と、 前記全てのサービスIDを生成するサービスID生成手
    段と、 前記全ての端末IDを生成する端末ID生成手段と、 前記携帯メモリ発行機による前記携帯メモリの発行に先
    立ち、当該携帯メモリ発行機に対し、前記サービスID
    生成手段及び前記端末ID生成手段で生成された前記全
    てのサービスID及び前記全ての端末IDを送信すると
    共に、前記サービス提供端末の設定時に、当該サービス
    提供端末の前記端末データ受信手段に対し、前記サービ
    スプログラム記録手段に記録された前記全てのサービス
    プログラム、生成された前記全てのサービスID及び前
    記全ての端末ID中の該当する前記特定の端末IDを送
    信するデータ送信手段と、を具備し、 前記携帯メモリ発行機は、 当該サービス統括装置の前記データ送信手段から送信さ
    れた前記全てのサービスID及び前記全ての端末IDを
    受信する発行機データ受信手段と、 この発行機データ受信手段で受信された前記全てのサー
    ビスIDの中から、前記携帯メモリの前記携帯メモリ記
    憶手段に記憶させるべき前記特定のサービスIDを選択
    するサービスID選択手段と、 前記発行機データ受信手段で受信された前記全ての端末
    IDの中から、前記携帯メモリの前記携帯メモリ記憶手
    段に記憶させるべき前記特定の端末IDを選択する端末
    ID選択手段と、 前記携帯メモリの発行に際し、前記サービスID選択手
    段及び前記端末ID選択手段で選択された前記特定のサ
    ービスID及び前記特定の端末IDを、自身にセットさ
    れた当該携帯メモリの前記携帯メモリ記憶手段に書き込
    む発行機リーダライタと、を具備する、 ことを特徴とする請求項11に記載の携帯メモリ利用型
    個別サービス提供システム装置。
  13. 【請求項13】前記データ送信手段は、 前記サービス提供端末の設定後に前記サービス統括装置
    にデータ変更が生じたときに、当該サービス提供端末の
    前記端末データ受信手段に対し、そのデータ変更に伴っ
    て前記サービスプログラム記録手段に新たに記録されう
    る新規のサービスプログラム、並びに前記サービスID
    生成手段及び前記端末ID生成手段で新たに生成されう
    る新規のサービスID及び新規の端末IDを送信する機
    能手段をさらに具備する、 ことを特徴とする請求項12に記載の携帯メモリ利用型
    個別サービス提供システム装置。
  14. 【請求項14】前記サービスID変更手段は、 前記端末リーダライタを介しながら、前記携帯メモリ記
    憶手段に記憶された前記データ中の前記特定のサービス
    IDを前記利用者の指定入力に応じて消去変更する機能
    手段をさらに具備する、 ことを特徴とする請求項11、12又は13に記載の携
    帯メモリ利用型個別サービス提供システム装置。
  15. 【請求項15】前記サービス提供端末は、 前記端末リーダライタを介しながら、前記携帯メモリ記
    憶手段に記憶された前記データ中の前記特定の端末ID
    を前記利用者の選択指定に応じて上書き変更する端末I
    D変更手段をさらに具備する、 ことを特徴とする請求項11、12、13又は14に記
    載の携帯メモリ利用型個別サービス提供システム装置。
  16. 【請求項16】前記サービス提供端末は、 前記サービスID変更手段に代え、 前記端末リーダライタを介しながら、前記携帯メモリ記
    憶手段に記憶された前記データ中の前記特定の端末ID
    を前記利用者の選択指定に応じて上書き変更する端末I
    D変更手段を具備する、 ことを特徴とする請求項11、12、13又は14に記
    載の携帯メモリ利用型個別サービス提供システム装置。
  17. 【請求項17】前記端末ID変更手段は、 前記端末リーダライタを介しながら、前記携帯メモリ記
    憶手段に記憶された前記データ中の前記特定の端末ID
    を前記利用者の指定入力に応じて消去変更する機能手段
    をさらに具備する、 ことを特徴とする請求項15又は16に記載の携帯メモ
    リ利用型個別サービス提供システム装置。
  18. 【請求項18】前記端末ID変更手段は、 前記携帯メモリ記憶手段から読み出された前記データ中
    の前記特定の端末IDが前記端末記憶手段に記憶された
    前記端末IDと一致しない場合に、前記携帯メモリ記憶
    手段に記憶された前記データ中の当該特定の端末ID
    を、前記利用者の選択入力に応じて上書き変更すること
    に代え、前記端末リーダライタを介しながら、前記端末
    記憶手段に記憶された当該端末IDにより自動的に上書
    き変更する機能手段を具備する、 ことを特徴とする請求項15又は16に記載の携帯メモ
    リ利用型個別サービス提供システム装置。
  19. 【請求項19】前記携帯メモリ記憶手段は、 前記特定のサービスID及び前記特定の端末IDに加
    え、オートダイヤルサービスで使用される相手先電話番
    号を前記データとして記憶する機能手段をさらに具備
    し、 前記サービス提供端末は、 前記端末リーダライタを介しながら、当該携帯メモリ記
    憶手段に自身を通じて記憶された前記データ中の前記相
    手先電話番号を前記利用者の番号入力に応じて上書き変
    更する相手先電話番号変更手段をさらに具備する、 ことを特徴とする請求項11、12、13、14、1
    5、16、17又は18に記載の携帯メモリ利用型個別
    サービス提供システム装置。
  20. 【請求項20】前記相手先電話番号変更手段は、 前記端末リーダライタを介しながら、前記携帯メモリ記
    憶手段に自身を通じて記憶された前記データ中の前記相
    手先電話番号を前記利用者の指定入力に応じて消去変更
    する機能手段をさらに具備する、 ことを特徴とする請求項19に記載の携帯メモリ利用型
    個別サービス提供システム装置。
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