JP3528837B2 - 無線端末、及び、その故障判定方法 - Google Patents

無線端末、及び、その故障判定方法

Info

Publication number
JP3528837B2
JP3528837B2 JP2002013193A JP2002013193A JP3528837B2 JP 3528837 B2 JP3528837 B2 JP 3528837B2 JP 2002013193 A JP2002013193 A JP 2002013193A JP 2002013193 A JP2002013193 A JP 2002013193A JP 3528837 B2 JP3528837 B2 JP 3528837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission power
value
base station
wireless terminal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002013193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003218774A (ja
Inventor
良平 片岡
寿 武下
浩幸 板津
美緒 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Denso Corp
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc, Denso Corp filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2002013193A priority Critical patent/JP3528837B2/ja
Priority to US10/261,154 priority patent/US7031674B2/en
Publication of JP2003218774A publication Critical patent/JP2003218774A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3528837B2 publication Critical patent/JP3528837B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/08Closed loop power control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/38TPC being performed in particular situations
    • H04W52/50TPC being performed in particular situations at the moment of starting communication in a multiple access environment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/54Signalisation aspects of the TPC commands, e.g. frame structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、故障等による送信
電力異常を検出できる無線端末、及び、その故障判定方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来の携帯電話の概略的な電気
回路構成について図10を用いて説明する。
【0003】先ず、ベースバンド処理部1が送信信号を
出力すると、この出力された送信信号が変調器2を介し
て可変利得増幅器3に入力される。すると、可変利得増
幅器3は、送信電力制御回路4から出力された利得に応
じて電力増幅して電力増幅信号を出力する。この電力増
幅信号が送信パワーアンプ5に入力されると、この送信
パワーアンプ5は、電力増幅信号を電力増幅して送信電
力信号を共用器6を介してアンテナ7に出力する。この
ことにより、アンテナ7は、送信電力信号を電波を媒体
として基地局に送信することになる。
【0004】ここで、可変利得増幅器3の利得は、送信
電力制御回路4によって基地局から送信された下り通信
信号に基づき設定されるものである。すなわち、当該利
得、可変利得増幅器3の出力電力は、基地局によって制
御されることになる。これに伴い、送信パワーアンプ5
から出力される送信電力は、基地局によって制御される
ことになる。
【0005】しかし、可変利得増幅器3、送信電力制御
回路4、送信パワーアンプ5、共用器6、アンテナ7な
どに故障が生じたとき、基地局に送信するための送信電
力は、基地局による制御に無関係な値になる。すなわ
ち、送信電力の異常が生じることになる。
【0006】このような送信電力異常を検出するため
に、送信パワーアンプ5の出力段には、このアンプ5か
ら出力された送信電力値をモニタするための検出回路9
が付加されている。この検出回路9は、送信パワーアン
プ5からの送信電力信号をA/D変換器9aを介してベ
ースバンド処理部1に出力する。また、ベースバンド処
理部1には、図11に示すごとく、A/D変換器9aの
出力の許容範囲が送信電力値の設定値と1対1で対応付
けて記憶されており、ベースバンド処理部1は、A/D
変換器9aの出力が、この出力の許容範囲から逸脱して
いるか否かを判定することにより、送信電力異常の発生
を検出できる。このことにより、例えば、修理担当者
が、専用試験器等を用いることなく、携帯電話単体で、
送信電力異常を検出できることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、CDMA方式の携帯電話のように、最大送信電力値
と最小送信電力値との差が極めて大きいものにおいて、
上述した送信電力異常を検出するための回路構成を適用
する場合には、送信電力をモニタするための検出回路9
として、検出可能範囲が極めて広いものが必要となる。
【0008】本発明は、上記点に鑑み、送信電力を検出
せずに、送信電力異常を検出できるようにした無線端末
を提供できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線端末が、
例えば、所定場所に置かれた状態で、基地局からの制御
信号に基づいて送信電力の制御を行う場合、送信電力が
収束するようになることに着目して成されたものであ
る。
【0010】具体的には、請求項1に記載の発明では、
基地局に送信するための送信電力が基地局によって制御
される無線端末であって、送信電力が基地局によって制
御されて送信電力が収束したか否かを判定し、収束した
と判定したとき、この収束された送信電力の収束値を決
定して記憶する手段(121、122、26b)と、記
憶された収束値に基づいて、送信電力の異常を検出する
第1の異常検出手段(124)と、を有することを特徴
とする。
【0011】このように、送信電力の収束値に基づいて
送信電力の異常を検出するので、送信電力を検出せず
に、送信電力の異常を検出できる。
【0012】また、請求項2に記載の発明のように、基
地局に送信するための信号を制御された送信電力で出力
する出力手段(30、31)と、出力手段から出力され
た信号を検出する信号検出手段(32)と、制御された
送信電力が信号検出手段で検出可能である場合には、信
号検出手段で検出された信号に基づいて送信電力の異常
を検出する第2の異常検出手段(125)とを有し、前
記制御された送信電力が信号検出手段で検出不可能であ
る場合には、第1の異常検出手段が送信電力の異常を検
出するように構成してもよい。
【0013】具体的には、請求項3に記載の発明のよう
に、送信電力は、基地局から指定された送信電力初期値
と基地局によって送信電力初期値の増減を指示するため
の指示信号とに基づいて制御されるものであり、第1の
異常検出手段は、記憶された収束値と指定された送信電
力初期値との関係が所定の関係から逸脱しているとき、
送信電力の異常であることを検出するように構成でき
る。
【0014】また、請求項4に記載の発明のように、送
信電力は、送信電力初期値と指示信号とに基づいて算出
されるように構成できる。
【0015】さらに、請求項5に記載の発明のように、
第1の異常検出手段は、収束値と送信電力初期値との差
の方が閾値に比べて大きいとき、収束値と送信電力初期
値との関係が所定の関係から逸脱しているとして、送信
電力の異常であることを検出するようしてもよい。
【0016】又、請求項6に記載の発明では、送信電力
初期値は、基地局から送信された信号に基づいて設定さ
れるものであり、送信電力の収束値を決定するに先だっ
て、送信電力初期値の設定毎に送信電力の収束値を求め
ておき、当該設定毎に、送信電力初期値と送信電力の収
束値との差を求めるとともに、この求められた各差に応
じて閾値を決定する手段(220、230)を有するこ
とを特徴とする。
【0017】このように、前記求められた各差に応じて
閾値を決定する手段を用いれば、例えば、当該無線端末
を出荷する前に、閾値を予め決めて記憶しておく必要が
なくなる。
【0018】請求項7に記載の発明のように、第1及び
第2の異常検出手段の一方によって、送信電力の異常で
あることが検出されたとき、送信電力の異常である旨を
使用者に通知するようにしてもよい。
【0019】請求項8に記載の発明では、基地局に送信
するための送信電力が基地局によって制御される無線端
末の故障判定方法であって、送信電力が基地局によって
制御されて送信電力が収束したか否かを判定し、収束し
たと判定したとき、この収束された送信電力の収束値を
記憶するステップと、記憶された収束値に基づいて、送
信電力の異常を検出するステップと、を有することを特
徴とする。
【0020】このように、送信電力の収束値に基づいて
送信電力の異常を検出するので、請求項1に記載の発明
と同様に、送信電力を検出せずに、送信電力の異常を検
出できる。
【0021】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0022】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に係るCDMA方
式の携帯電話システムの一実施形態を示す。
【0023】図1は携帯電話システムの構成を示す図で
ある。携帯電話システムは、基地局10及び携帯電話2
0を有し、基地局10は、無線エリア10Aを生成す
る。携帯電話20は、無線エリア10A内に位置すると
き、基地局10からの下り通信信号を受け、上り通信信
号を基地局10に送信する。
【0024】ここで、上り通信信号には、既知信号(P
ILOT)、送信電力制御ビット(以下、TPC−Uと
いう)、及び、データ信号等を有している。このTPC
−Uは、携帯電話20が基地局10に対して送信電力値
を、所定電力値(例えば、1dbm)増加、或いは、所
定電力値、減少させるように指示するためのものであ
る。
【0025】また、下り通信信号には、既知信号、送信
電力制御ビット(TPC−Dという)、オフセット指
令、及び、データ信号等を有している。このTPC−D
は、基地局10が携帯電話20に対して送信電力値を、
所定電力値(例えば、1dbm)増加、或いは、所定電
力値、減少させるように指示するためのものである。ま
た、オフセット指令は、後述するごとく、携帯電話20
自身が決めた送信電力初期値に対して基地局20が補正
を行うためのものである。
【0026】以下に、携帯電話20の電気回路構成につ
いて図2を用いて説明する。
【0027】携帯電話20は、共用器21、送受信アン
テナ22、受信アンプ23、ミキサ24、復調回路2
5、ベースバンド処理部26、加算器27、送信電力制
御回路28、変調器29、可変利得増幅器30、送信ア
ンプ31、送信電力検出部32、A/D変換器33から
構成されている。また、ベースバンド処理部26は、マ
イクロコンピュータ26a及びメモリ26bを有してい
る。
【0028】共用器21は、送受信アンテナ22を介し
て受信された下り通信信号を受信アンプ23に出力す
る。受信アンプ23は、下り通信信号を電力増幅して受
信増幅信号を出力する。ミキサ24は、受信増幅信号を
ダウンコンバートする。復調回路25は、ミキサ24の
出力からTPC−Dを抽出するとともに、ミキサ24か
らの出力に対して逆拡散、最大比合成等の処理をして復
調信号を出力する。
【0029】加算器27には、ベースバンド処理部26
から出力された送信電力初期値と復調回路25によって
抽出されたTPC−Dとが入力される。そして、加算器
27は、送信電力初期値及びTPC−Dを送信電力制御
回路28に出力する。この送信電力制御回路28は、送
信電力初期値及びTPC−Dに応じて利得を決め、この
決められた利得を可変利得増幅器30に出力する。
【0030】変調器29は、ベースバンド処理部26か
ら出力された送信信号に対して拡散等の変調処理を施し
て変調信号を出力する。可変利得増幅器30は、送信電
力制御回路28からの利得に基づいて変調器29からの
変調信号を電力増幅して送信増幅信号を出力する。送信
アンプ31は、送信増幅信号を電力増幅して上り通信信
号を共用器21を介して送受信アンテナ22に出力す
る。このことにより、送受信アンテナ22は、上り通信
信号を電波を媒体として基地局10に送信できることに
なる。
【0031】また、送信電力検出部32は、ダイオード
等を有して送信アンプ31からの上り通信信号を半波整
流してその整流出力をA/D変換器33に出力する。A
/D変換器33は、整流出力をデジタル信号にアナログ
/デジタル変換する。マイクロコンピュータ26aは、
通話処理以外に、送信電力異常を判定するための故障判
定処理等の各種の処理を行う。メモリ26bは、SRA
M及びフラッシュメモリ(不揮発性メモリ)を有してい
る。SRAMには、マイクロコンピュータ26aの処理
に伴うデータが格納される。フラッシュメモリは、コン
ピュータプログラムとともに、図3に示すごとく、送信
電力初期値を決めるための初期値対応表が記憶されてい
る。この初期値対応表は、各SIR(信号と雑音との電
力比率)と各送信電力初期値とが1対1で特定できるよ
うに構成されている。
【0032】次に、本実施形態の作動について図4乃至
図6に基づいて説明する。
【0033】図4は、マイクロコンピュータ26aの故
障判定処理を示すフローチャートである。
【0034】先ず、使用者(或いは、修理担当者)が、
携帯電話20及び基地局10との間の距離を一定にする
ために、携帯電話20を所定場所に置く。さらに、送信
電力異常を調べるための所定操作を携帯電話20の操作
部を対して行うと、マイクロコンピュータ26aは、故
障判定処理を開始する。
【0035】先ず、基地局10からの下り通信信号が送
受信アンテナ22を介して受信され、この受信された下
り通信信号が、共用器21、受信アンプ23、ミキサ2
4、及び、復調回路25を介してベースバンド処理部2
6に入力される。
【0036】すると、マイクロコンピュータ26aは、
下り通信信号に含まれた既知信号のSIRを求める。さ
らに、この求められたSIRによって特定される送信電
力初期値をメモリ26bのフラッシュメモリの初期値対
応表から取得する。これに加えて、この取得された送信
電力初期値を、下り通信信号に含まれたオフセット指令
に基づいてオフセットすることにより、送信電力初期値
Piを決定する(ステップ100)。このように、SI
Rに基づいて送信電力初期値を求めることに加えて、こ
の求められた送信電力初期値をオフセットすることによ
り、基地局10にとって最適な送信電力初期値、すなわ
ち、基地局10から指定される送信電力初期値Piを決
定できることになる。なお、オフセット指令は、無線エ
リア10A内の端末数、無線環境によって決定される。
【0037】次に、当該決定された送信電力初期値Pi
を加算器27を通して送信電力制御回路28に出力する
(ステップ110)。すると、送信電力制御回路28が
送信電力初期値Piに基づいて送信電力の補正を開始す
る。この送信電力の補正は、基地局10との間の通信に
て行われるものである。
【0038】以下、携帯電話20全体と基地局10とで
行われる送信電力の補正について図5、図6を参照して
説明する。図5に、マイクロコンピュータ26a及び送
信電力制御回路28の作動を示す。図6(a)に、基地
局10における下り通信信号の送信タイミング、図6
(b)に、携帯電話20における下り通信信号の受信タ
イミング、図6(c)に、携帯電話20における上り通
信信号の送信タイミング、図6(d)に、基地局10に
おける上り通信信号の受信タイミングを示す。
【0039】先ず、送信電力制御回路28が、送信電力
初期値Piに基づいた初期利得を可変利得増幅器30に
出力する(ステップ111)。このため、可変利得増幅
器30が、初期利得に基づいて変調器29からの変調信
号を電力増幅して送信増幅信号を出力すると、送信アン
プ31は、送信増幅信号を電力増幅して上り通信信号を
共用器21を介して送受信アンテナ22から送信させ
る。
【0040】次に、基地局10は、上り通信信号を受信
するとこの上り通信信号に含まれた既知信号のSIRを
求め、この求められたSIRと所定閾値を比較してTP
C−Dを決める(ステップ130)。ここで、SIRの
方が所定閾値に比べて大きい場合には、TPC−Dとし
て、携帯電話20に対して送信電力値を1dbm下げる
ように指示する旨が設定される。一方、SIRの方が所
定閾値に比べて小さい場合には、TPC−Dとして、携
帯電話20に対して送信電力値を1dbm上げるように
指示する旨が設定される。このように設定されたTPC
−D及び既知信号を含む下り通信信号が、所定送信電力
値Rkにて携帯電話20に送信される。
【0041】次に、この下り通信信号が送受信アンテナ
22を介して受信されると、この受信された下り通信信
号が、共用器21、受信アンプ23、ミキサ24、及
び、復調回路25を介してベースバンド処理部26に入
力される。すると、マイクロコンピュータ26aは、下
り通信信号に含まれた既知信号のSIRを求め(図6中
S2乃至S4参照)、この求められたSIRと所定閾値
を比較してTPC−Uを決める(ステップ112)。こ
こで、SIRの方が所定閾値に比べて大きい場合には、
TPC−Uとして、基地局10に対して送信電力値を1
dbm下げるように指示する旨が設定される。一方、S
IRの方が所定閾値に比べて小さい場合には、TPC−
Uとして、基地局10に対して送信電力値を1dbm上
げるように指示する旨が設定される。このように設定さ
れたTPC−Uが、変調器29、可変利得増幅器30、
送信アンプ31、及び、共用器21を介して送受信アン
テナ22から送信される(図6中S8乃至S10参
照)。
【0042】次に、復調回路25が、下り通信信号のT
PC−Dをミキサ24の出力から抽出して加算器27に
出力する。このため、加算器27がこの抽出されたTP
C−Dとマイクロコンピュータ26aからの送信電力初
期値Piとを送信電力制御回路28に出力すると、この
送信電力制御回路28は、TPC−Dと送信電力初期値
Piとに基づいて利得を補正する(ステップ113)。
具体的には、TPC−Dとして、携帯電話20に対して
送信電力値を1dbm下げるように指示する旨が設定さ
れているならば、前回の送信電力値、すなわち、送信電
力初期値Piから1dbm下げるように利得を補正す
る。又、TPC−Dとして、携帯電話20に対して送信
電力値を1dbm上げるように指示する旨が設定されて
いるとき、前回の送信電力値、すなわち、送信電力初期
値Piから1dbm下げるように利得を補正する。この
ように、TPC−Dは、基地局10によって前回の送信
電力値、すなわち、送信電力初期値Piの増減を指示す
るための指示信号の役割を果たすことになる。
【0043】ここで、マイクロコンピュータ26aは、
上り通信信号として既知信号を変調器29を通して可変
利得増幅器30に出力する。このため、可変利得増幅器
30は、当該入力された既知信号を当該補正された利得
に基づいて電力増幅する。これに伴い、可変利得増幅器
30の出力が送信アンプ31、及び、共用器21を介し
て送受信アンテナ22から送信される(図6中S10乃
至S17参照)。
【0044】次に、基地局10は、携帯電話20から送
信されたTPC−Uを受信すると(図6(d)中S9乃
至S11参照)、このTPC−Uに基づいて前回の送信
電力値、すなわち、所定送信電力値Rkを補正する(ス
テップ133)。これに伴い、下り通信信号のうち既知
信号が、当該補正された送信電力値にて携帯電話20に
送信されることになる。さらに、基地局10は、携帯電
話20から送信された既知信号を受信すると、この既知
信号のSIRを求める(ステップ134)。これに伴
い、下り通信信号のうちTPC−Uが携帯電話20に送
信されることになる(図6(d)中S16乃至S18参
照)。このように、基地局10、及び、携帯電話20
は、互いに送信電力を制御することにより、互いに、最
適な送信電力となる。そして、この互いの送信電力制御
は、マイクロコンピュータ26aが、図4に示すステッ
プ121で、基地局10への送信電力値が収束している
ことを判定する迄、繰り返される。ここで、マイクロコ
ンピュータ26aには、基地局10から送信されたTP
C−Dが復調回路25から順次入力される。そして、マ
イクロコンピュータ26aが、TPC−Dを順次、メモ
リ26bのフラッシュメモリに記憶させる。
【0045】ここで、TPC−Dには、上述のごとく、
送信電力値を1dbm下げる、或いは、1dbm上げる
ように指示する旨が設定されている。そこで、TPC−
Dが入力される毎に、マイクロコンピュータ26aは、
送信電力初期値PiとTPC−Dに設定された指示とに
基づき、前回の送信電力値に対して、1dbm減少、或
いは、1dbm増加した値を、基地局10に送信するた
めの送信電力値として求める。これに伴い、その求めら
れた送信電力値をメモリ26bのフラッシュメモリに記
憶させる。
【0046】さらに、マイクロコンピュータ26aは、
TPC−Dが入力される毎に、この入力されたTPC−
Dとフラッシュメモリに記憶された各TPC−Dに基づ
いて、送信電力値において連続増加又は連続減少がある
一定期間発生しなかったか否か判定する。
【0047】ここで、図7中t2乃至t3のように、送
信電力値において増加と減少とがある一定期間交互に繰
り返したとき、送信電力が収束していることを判定し
て、既知信号とTPC−Dとを基地局10に送信するこ
とを停止する。これにより、基地局10及び携帯電話2
0の間の送信電力制御が終了することになる。
【0048】図7は、縦軸を送信電力値、横軸を時間と
し、右上向きの矢印を送信電力の増加、右下向きの矢印
を送信電力の減少とし、送信電力における連続的な増加
(タイミングt0乃至t1)と連続的な減少(タイミン
グt1乃至t2)を経て、送信電力が収束するようにな
った例を示す。なお、携帯電話20の送信電力が収束す
る理由は、基地局10との間の距離が一定である状態
で、携帯電話20の送信電力が基地局10によって制御
されるからである。
【0049】以上のように送信電力が収束していること
をマイクロコンピュータ26aが判定すると、このマイ
クロコンピュータ26aは、当該判定の直前に設定され
た送信電力値をメモリ26bのフラッシュメモリから呼
び出して、この呼び出された送信電力値を送信電力収束
値Pcとして決定してフラッシュメモリに記憶させる
(ステップ122)。
【0050】次に、マイクロコンピュータ26aは、送
信電力収束値Pcが基準値Aとを比較する(ステップ1
23)。ここで、基準値Aは、送信電力検出部32の検
出可能な下限値である。そして、送信電力収束値Pcが
基準値A未満のとき、すなわち、送信電力収束値Pcが
送信電力検出部32で検出不可能である場合には、送信
電力初期値Piと送信電力収束値Pcとに基づいて、送
信電力異常であるか否かを判定する(ステップ12
4)。
【0051】すなわち、送信電力初期値Piと送信電力
収束値Pcとの差の絶対値|Pi−Pc|を算出すると
ともに、この算出された絶対値|Pi−Pc|と基準値
Bを比較する。絶対値|Pi−Pc|の方が基準値Bに
比べて小さいとき(|Pi−Pc|<B)、送信電力が
正常であることを判定して、この送信電力が正常である
旨を表示パネル(図示せず)に表示させる。また、絶対
値|Pi−Pc|の方が基準値Bに比べて大きいとき
(|Pi−Pc|>B)、送信電力異常であることを判
定して、この送信電力異常である旨を表示パネルに表示
させる。なお、絶対値|Pi−Pc|と基準値Bとに基
づいて送信電力異常を判定できる理由は、後述する。
【0052】次に、ステップ123において、送信電力
収束値Pcが基準値A以上のとき、すなわち、送信電力
収束値Pcが送信電力検出部32で検出可能である場合
には、A/D変換器33からの出力Vpが許容範囲を逸
脱しているか否かを判定し、送信電力異常であるでか否
かを判定する(ステップ125)。すなわち、A/D変
換器33からの出力Vpと送信電力の設定値Vcとの差
の絶対値|Vp−Vc|を求め、この求められた絶対値
|Vp−Vc|が基準値C未満である場合には、送信電
力が正常であることを判定して、この送信電力が正常で
ある旨を表示パネルに表示させる。また、絶対値|Vp
−Vc|の方が基準値Cに比べて大きいとき、送信電力
異常であることを判定して、この送信電力異常である旨
を表示パネルに表示させる。なお、基準値Cは予め実験
で決定されている。
【0053】次に、絶対値|Pi−Pc|と基準値Bと
に基づいて送信電力異常を判定できる理由について図8
を用いて説明する。
【0054】図8は、基地局10からの距離が異なる各
地点で、送信電力収束値と送信電力初期値との関係を実
験により調べ、その実験結果として、送信電力初期値の
設定毎に送信電力収束値を×印でプロットしたグラフで
ある。
【0055】このグラフは、縦軸を送信電力収束値と
し、横軸を送信電力初期値として、送信電力が正常であ
る場合には、送信電力収束値と送信電力初期値とが一致
する境界(図8中、鎖線で示す)の周辺に、各×印がプ
ロットされている。一方、送信電力異常である場合に
は、当該境界から上側に離れたところに各×印がプロッ
トされている。このことにより、送信電力が正常である
場合には、送信電力収束値と送信電力初期値とにおい
て、所定の相関関係が成立し、送信電力異常の場合に
は、送信電力収束値と送信電力初期値との関係が、当該
相関関係から逸脱するものになることが分かる。そし
て、このような送信電力収束値と送信電力初期値との関
係を考慮して、基準値Bが決められる。
【0056】以下に、マイクロコンピュータ26aにお
いて基準値Bを決めるための基準値決定処理について図
9に基づいて説明する。この基準値決定処理は、携帯電
話20において故障が生じていないと想定される通話期
間、例えば、携帯電話20で初めて通話を開始してから
ある一定の通話期間において行われる。
【0057】先ず、上り通信信号の送信電力を制御する
ために、送信電力初期値Piをメモリ26bの初期値対
応表から取得する毎にステップ122の処理と同様に送
信電力収束値Pcを決定して、収束値毎に、送信電力初
期値Piと送信電力収束値Pcとの差の絶対値|Pi−
Pc|を求めてメモリ26bのフラッシュメモリに記憶
させる(ステップ200)。
【0058】この|Pi−Pc|の記憶は、初めて通話
を開始してからある一定の通話期間TA(例えば、76
時間)、繰り返される(ステップ210)。その後、通
話期間TAが終了すると、メモリ26bのフラッシュメ
モリに記憶された各|Pi−Pc|のうち最大値を選択
して(ステップ220)、この最大値に係数α(例え
ば、1.2)を乗算して基準値B(最大値×α)を決め
てメモリ26bのフラッシュメモリに記憶させる(ステ
ップ230)。
【0059】以上説明したように本実施形態によれば、
送信電力収束値Pcが送信電力検出部32で検出不可能
である場合には、送信電力初期値Piと送信電力収束値
Pcとに基づいて、送信電力異常を検出するので、送信
電力を検出せずに、送信電力の異常であることを検出で
きる。
【0060】さらに、上記実施形態では、携帯電話20
単体で送信電力異常を検出するようにした例について説
明したが、これに限らず、送信電力初期値Piと送信電
力収束値Pcとに基づいて、送信電力異常を検出するの
であれば、携帯電話20以外の試験器を利用するように
してもよい。すなわち、携帯電話20から送信電力初期
値Piと送信電力収束値Pcとを試験器に出力させるよ
うにしておき、この試験器が、送信電力初期値Piと送
信電力収束値Pcとに基づいて送信電力の異常を検出す
るようにしてもよい。
【0061】さらに、上記実施形態では、通話中におい
て送信電力初期値Piと送信電力収束値Pcとの差の絶
対値|Pi−Pc|を複数個求め、複数個の|Pi−P
c|のうちの最大値に基づいて基準値Bを決めるように
した例について説明したが、これに限らず、予め試験に
より基準値Bを決めておき、この決められた基準値Bを
メモリ26bのフラッシュメモリに記憶しておくように
してもよい。
【0062】さらに、上記実施形態では、無線端末とし
て、携帯電話を適用した例について説明したが、これに
限らず、送信電力制御を行うものであるならば、各種の
無線端末に適用してもよい。
【0063】なお、上記実施形態では、送信電力初期値
を決めるための受信状態として、SIRを用いた例につ
いて説明したが、これに限らず、受信電力、受信電界強
度等等を用いてもよい。
【0064】さらに、上記実施形態では、送信電力異常
を検出するための基準値Bを、各|Pi−Pc|のうち
の最大値に係数を掛けて求めるようにした例について説
明したが、これに限らず、各種の統計的手法を用いて求
めるようにしてもよい。
【0065】以下、上記実施形態と特許請求項の範囲の
構成との対応関係について説明すると、メモリ26bが
記憶手段に相当し、可変利得増幅器30、送信アンプ3
1が出力手段に相当し、送信電力検出部32が信号検出
手段に相当し、基準値Bが閾値に相当し、ステップ12
4の処理が第1の異常検出手段に相当し、ステップ12
5の処理が第2の異常検出手段に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るW−CDMA方式の携帯電話シス
テムの一実施形態の概略構成を示す図である。
【図2】図1に示す携帯電話の電気回路構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2に示すフラッシュメモリに記憶されたSI
Rと送信電力初期値の関係を示す図表である。
【図4】図1に示すマイクロコンピュータ及び送信電力
制御回路の作動の一部を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すマイクロコンピュータ及び送信電力
制御回路の作動の一部を示すフローチャートである。
【図6】図1に示すマイクロコンピュータ及び送信電力
制御回路の作動を説明するための図である。
【図7】送信電力の収束を説明するための図である。
【図8】送信電力初期値と送信電力収束値との関係を説
明するための図である。
【図9】図1に示すマイクロコンピュータの作動の残り
を示すフローチャートである。
【図10】従来の携帯電話の電気回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】送信電力の設定値と、A/D変換器の出力の
許容範囲との関係を示す図表である。
【符号の説明】
20…携帯電話、26a…マイクロコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板津 浩幸 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 岡本 美緒 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (56)参考文献 特開 平8−335904(JP,A) 特開2000−49752(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局に送信するための送信電力が前記
    基地局によって制御される無線端末であって、 前記送信電力が基地局によって制御されて前記送信電力
    が収束したか否かを判定し、収束したと判定したとき、
    この収束された送信電力の収束値を決定して記憶する手
    段(121、122、26b)と、 前記記憶された収束値に基づいて、前記送信電力の異常
    を検出する第1の異常検出手段(124)と、を有する
    ことを特徴とする無線端末。
  2. 【請求項2】 前記基地局に送信するための信号を前記
    制御された送信電力で出力する出力手段(30、31)
    と、 前記出力手段から出力された信号を検出する信号検出手
    段(32)と、 前記制御された送信電力が前記信号検出手段で検出可能
    である場合には、前記信号検出手段で検出された信号に
    基づいて前記送信電力の異常を検出する第2の異常検出
    手段(125)とを有し、 前記制御された送信電力が前記信号検出手段で検出不可
    能である場合には、前記第1の異常検出手段が前記送信
    電力の異常を検出するようになっていることを特徴とす
    る請求項1に記載の無線端末。
  3. 【請求項3】 前記送信電力は、前記基地局から指定さ
    れた送信電力初期値と前記基地局によって前記送信電力
    初期値の増減を指示するための指示信号とに基づいて制
    御されるものであり、 前記第1の異常検出手段は、前記記憶された収束値と前
    記指定された送信電力初期値との関係が所定の関係から
    逸脱しているとき、前記送信電力の異常であることを検
    出するようになっていることを特徴とする請求項1又2
    に記載の無線端末。
  4. 【請求項4】 前記送信電力は、前記送信電力初期値と
    前記指示信号とに基づいて算出されるようになっている
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線端末。
  5. 【請求項5】 前記第1の異常検出手段は、前記収束値
    と前記送信電力初期値との差の方が閾値に比べて大きい
    とき、前記収束値と前記送信電力初期値との関係が所定
    の関係から逸脱しているとして、前記送信電力の異常で
    あることを検出するようになっていることを特徴とする
    請求項3又は4に記載の無線端末。
  6. 【請求項6】 前記送信電力初期値は、前記基地局から
    送信された信号に基づいて設定されるものであり、 前記送信電力の収束値を決定するに先だって、前記送信
    電力初期値の設定毎に前記送信電力の収束値を求めてお
    き、当該設定毎に、前記送信電力初期値と前記送信電力
    の収束値との差を求めるとともに、この求められた各差
    に応じて前記閾値を決定する手段(220、230)を
    有することを特徴とする請求項5に記載の無線端末。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の異常検出手段の一方
    によって、前記送信電力の異常であることが検出された
    とき、前記送信電力の異常である旨を使用者に通知する
    ようになっていることを特徴とする請求項2乃至6のい
    ずれか1つに記載の無線端末。
  8. 【請求項8】 基地局に送信するための送信電力が前記
    基地局によって制御される無線端末の故障判定方法であ
    って、 前記送信電力が基地局によって制御されて前記送信電力
    が収束したか否かを判定し、収束したと判定したとき、
    この収束された送信電力の収束値を記憶するステップ
    と、 前記記憶された収束値に基づいて、前記送信電力の異常
    を検出するステップと、を有することを特徴とする無線
    端末の故障判定方法。
JP2002013193A 2002-01-22 2002-01-22 無線端末、及び、その故障判定方法 Expired - Lifetime JP3528837B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002013193A JP3528837B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 無線端末、及び、その故障判定方法
US10/261,154 US7031674B2 (en) 2002-01-22 2002-09-30 Radio terminal and fault detection method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002013193A JP3528837B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 無線端末、及び、その故障判定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003218774A JP2003218774A (ja) 2003-07-31
JP3528837B2 true JP3528837B2 (ja) 2004-05-24

Family

ID=19191795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002013193A Expired - Lifetime JP3528837B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 無線端末、及び、その故障判定方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7031674B2 (ja)
JP (1) JP3528837B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4490858B2 (ja) * 2005-03-30 2010-06-30 株式会社日立国際電気 利得制御監視方法
US7907614B2 (en) * 2005-11-11 2011-03-15 Broadcom Corporation Fast block acknowledgment generation in a wireless environment
JP4867988B2 (ja) * 2006-03-01 2012-02-01 日本電気株式会社 無線通信システム、通信端末装置、その送信電力制御方法およびプログラム
KR100736474B1 (ko) 2006-06-14 2007-07-06 주식회사 팬택앤큐리텔 네트워크 지시에 의한 시스템 선택시의 기지국 접속 시간단축 시스템 및 방법
US10103779B2 (en) * 2011-10-07 2018-10-16 Texas Instruments Incorporated Adaptive tone power control in PLC networks
US8973957B2 (en) 2013-04-22 2015-03-10 Shape Corp. Bumper energy absorber with sensor and configured lobes

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08335904A (ja) 1995-06-08 1996-12-17 Oki Electric Ind Co Ltd 移動局装置及び移動通信システム
US7072380B2 (en) * 1995-06-30 2006-07-04 Interdigital Technology Corporation Apparatus for initial power control for spread-spectrum communications
JP2803716B2 (ja) * 1996-03-11 1998-09-24 日本電気株式会社 Cdmaセルラーシステムにおける無線回線制御装置
US7714778B2 (en) * 1997-08-20 2010-05-11 Tracbeam Llc Wireless location gateway and applications therefor
US6466628B1 (en) * 1998-04-18 2002-10-15 Lucent Technologies Inc. Technique for effectively rendering power amplification and control in wireless communications
JP3031340B2 (ja) 1998-07-24 2000-04-10 日本電気株式会社 Cdma基地局装置およびcdma通信システムならびにcdma通信システムにおける通信回線接続制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20030139154A1 (en) 2003-07-24
JP2003218774A (ja) 2003-07-31
US7031674B2 (en) 2006-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6101179A (en) Accurate open loop power control in a code division multiple access communication system
US9014618B2 (en) Base station repeater
CA2240879C (en) Data transmission system, data transmitter and data receiver used in the data transmission system
JP3613457B2 (ja) Cdma移動通信システムおよびそのランダムアクセス制御方法ならびに基地局装置
US6963754B2 (en) Transmission power control method of wireless communication terminal and a base station therefore
JP2007515106A (ja) アップリンクとダウンリンクの経路損失の差分を決定する方法およびシステム
US20020183086A1 (en) Technique for improving open loop power control in spread spectrum telecommunications systems
EP1416646A1 (en) RADIO COMMUNICATION SYSTEM, COMMUNICATION TERMINAL APPARATUS, BASE STATION APPARATUS, AND TRANSMISSION POWER CONTROL METHOD
JP3528837B2 (ja) 無線端末、及び、その故障判定方法
JP2001196834A (ja) アレーアンテナ無線通信装置およびキャリブレーション方法
JP2007097055A (ja) 送受信装置
JP4173405B2 (ja) 通信端末の圏外判定方法、通信端末
JPWO2003015294A1 (ja) 携帯無線機
WO1999051049A1 (fr) Station de base et procede de communication
JP2004242148A (ja) 送信電力情報生成モジュールおよび無線通信装置
JP4528607B2 (ja) 移動無線端末および受信回路
JP3843259B2 (ja) 携帯電話機
US7813756B2 (en) Mobile communication system, user equipment in mobile communication system, control program thereof, and transmission power control method in mobile communication system
US20060132058A1 (en) Apparatus for limiting maximum output of each transmission channel of mobile communication terminal and method thereof
JP2000209128A (ja) 受信装置
JP4519177B2 (ja) 無線通信システム切替方法及び通信端末
WO2010056222A1 (en) A wireless repeater with a locate mode
JP2004112624A (ja) 基地局装置、上位局装置及び送信電力値設定方法
JP2000278147A (ja) 無線通信装置及び無線通信装置の送信電力制御方法
US6778616B1 (en) Radio reception apparatus and received power amplification method

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110305

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120305

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120305

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 9