JP3528342B2 - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置及び画像
形成装置の制御方法に関わり、特に、画像担持体上に現
像形成されたトナー像を加圧により、または加圧と加熱
によって記録媒体上に転写し、あるいは転写と同時に定
着する画像形成装置及び画像形成装置の制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画
像形成装置においてはドラム状またはベルト状の感光体
あるいは誘電体等の画像担持体に潜像を形成し、これを
トナー等の現像剤を用いて顕像化したものを用紙等の記
録媒体に静電的に転写した後加圧/加熱で定着する方
式、あるいは転写した後加圧で定着したり、加圧転写時
に同時に定着する方式等が知られている。
【0003】前者は熱溶融性のトナーを現像剤に用い、
後者では所謂カプセルトナーと称する圧力定着トナーを
現像剤として用いる。上記後者の圧力定着方式のトナー
を現像剤として用いる画像形成装置は、例えば特開平4
−15953号公報や特開昭56−116064号公報
に開示がある。
【0004】図11は圧力定着方式のトナーを現像剤と
した画像形成装置の構成例を説明する模式図であって、
1は画像担持体としての感光体ドラム、2は帯電手段と
しての帯電ロール、3は潜像形成手段としての光書込み
装置、3aはレーザー、3bはポリゴンミラー、3cは
光学レンズ系、3dは反射ミラー、4は現像装置、4a
は圧力定着方式トナー(以下、単にトナーという)、4
bは現像ロール、4cはトナー像、5は圧力付与部材と
しての加圧ロール、6はクリーニング装置、6aはクリ
ーニングブレード、7は記録媒体、7aは送り出しロー
ル、7bはレジストレーションロール(所謂、レジロー
ル)、7cは排出ロールである。
【0005】同図において、感光体ドラム1の表面は帯
電ロール2によって一様に帯電される。光書込み装置3
のレーザー3aは画像信号により変調されたレーザー光
Lを発射し、これをポリゴンミラー3b、光学レンズ系
3c、反射ミラー3dを介して感光体ドラム1を走査し
て静電潜像を形成する。この静電潜像が感光体ドラム1
の回転により現像装置4の位置に到来すると、現像ロー
ル4bに担持されたトナー4aで現像され、トナー像4
cとして顕像化される。
【0006】トナー像4cは感光体ドラム1がさらに回
転することにより加圧ロール5が配置された転写/定着
部位に到達する。一方、記録媒体7は送り出しロール7
aでレジロール7b方向に取り出され、当該レジロール
7bで上記トナー像4cと同期して転写/定着部位に送
出される。
【0007】転写/定着部位に進入した記録媒体7は感
光体ドラム1と押圧ロール5との圧接部(以下、ニップ
部ともいう)の間隙を搬送され、押圧ロール5による圧
力で感光体ドラム1上のトナー像が転写されると同時に
定着がなされる。トナー像が転写された記録媒体7は排
出ロール7cによって画像形成装置の機外に排出され
る。
【0008】なお、転写部位の後段に定着装置を設置し
て、転写後に改めて定着を行うように構成することもで
きる。上記の構成は単一色のトナーによる画像形成装置
であるが、複数色トナーの重ね合わせでカラー画像を形
成するものにおいては、現像装置4を所要の色のトナー
を有する所謂カラー現像装置とし、またはベルト状感光
体に所要の色のトナーを有する現像装置をタンデムに配
置し、あるいは転写(または、転写/定着)後の記録媒
体をレジロール側に戻す搬送路を設けた構成とすること
でカラー画像形成を行うことができる。
【0009】上記したように、この種の画像形成装置で
は、画像担持体上に形成したトナー像を上記像担持体と
この画像担持体に圧接する圧力ロールとの間に搬送され
る記録媒体に圧力によって転写、あるいは転写と同時に
定着するように構成される。そのため、従来のこの種の
画像形成装置では、上記画像担持体と圧力ロールとを5
〜20N/mm程度の線圧で圧接させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような画
像形成装置においては、記録媒体は所定の圧力が印加さ
れている画像担持体と圧力付与部材との圧接部に搬送さ
れて当該ニップ位置に突入する。画像担持体はモータお
よびその回転力を伝達する歯車列からなる画像担持体駆
動手段(以下、単に駆動手段ともいう)を介して駆動さ
れ、また、圧力付与部材は画像担持体の回転に従動して
回転される。
【0011】この画像担持体と圧力付与部材との圧接部
に記録媒体が突入すると、上記駆動手段にインパルス的
なトルク変動が発生する。記録媒体が上記圧接部に突入
するときにこのようなトルク変動が発生すると画像担持
体の回転にムラが生じ、画像担持体の表面に形成されて
いるトナー像と記録媒体との間の相対位置にずれが生
じ、形成される画像に歪みが発生して画像欠陥となる問
題がある。
【0012】このような画像欠陥を解決する手段として
は、例えば特開平4−355782号に開示されている
ように、記録媒体の上記圧接部への搬送路の途中に記録
媒体の厚みを検知する厚み検知手段を設け、記録媒体が
突入する前に圧接部のニップ間隙(ギャップ)を記録媒
体の厚さ程度に広げることによって上記のトルク変動を
緩和するようにしたものが知られている。
【0013】しかしながら、ニップ間隙を記録媒体の厚
さに近づけるに従い、転写あるいは転写/定着に必要と
する押圧力が得られなくなるため、トルク変動が全く無
くなるまで上記ニップ間隙を広げることはできない。そ
のため、従来技術では上記したトルク変動を解消するこ
とができず、依然として画像欠陥が発生していた。
【0014】また、上記特開平4−355782号に開
示されている厚み検知手段は圧力付与部材の偏位機能も
備えているため、装置の複雑化や装置の大型化を伴い、
画像形成装置の構成簡素化、小型化あるいはコスト低減
が困難であるという問題があった。なお、従来から、駆
動手段のインパルス的なトルク変動を少なくする有効な
手段として、フライホイールを用いることが知られてい
るが、フライホイールを取り付けると装置の重量化が避
けられない。
【0015】また、圧力のみでなく、補助的に加熱や電
界を加えることで押圧力の低減を図って上記のトルク変
動を抑制するこのも考えられるが、この押圧力の低減に
も限度がある。すなわち、図12は画像担持体と圧力付
与部材の圧接力を変化させて画像の転写を行った場合の
コピー品質の官能評価結果の説明図である。
【0016】同図に示したように、画像担持体と圧力付
与部材の圧接力(線圧:N/mm)を2、3、4、5、
6〜と変えて記録媒体として普通紙を用いて転写を行っ
たところ、線圧が5N/mm以上では画像担持体と圧力
付与部材のニップ部に突入する際のトルク変動に起因す
る記録媒体上の画像歪みは許容し難い(画質NG)もの
となる。
【0017】そして、線圧が4N/mmでようやく画像
歪みは許容レベルに達するが、依然として画像歪みは識
別可能な範囲にある。したがって、4N/mm以上の線
圧を印加した場合には画像歪みの発生は避けられない。
上記したような補助的な加熱や電界を用いない圧力転
写、あるいは転写/定着方式の画像形成装置では、上記
した線圧を低減させることができず、図12に示された
線圧3N/mm以下で良好なトナー像の転写はできな
い。
【0018】本発明の目的は、上記従来技術の諸問題を
解消し、画像担持体の駆動手段に作用するトルク変動を
小さくして画像歪みのない高品質の転写画像を得ると共
に、画像形成装置の構成を簡素化して軽量、かつ小型化
して設置面積を低減させた画像形成装置を提供すること
にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、画像担持体およびこの画像担持体に対向
して配置された圧力付与部材との圧接部(圧接間隙:ニ
ップ間隙)に記録媒体を搬送し、前記画像担持体上に形
成されたトナー像を前記記録媒体に転写、あるいは転写
と同時に定着する画像形成装置において、前記画像担持
体の駆動手段に制動装置を具備させたことを特徴とす
る。
【0020】また、前記記録媒体が前記画像担持体と前
記圧力付与部材の圧接部に突入するタイミングを検知す
る突入タイミング検知手段を備え、前記記録媒体が前記
圧接部に突入する時に前記制動手段が制動負荷を一時的
に除去するように制御することを特徴とする。さらに、
前記記録媒体の厚さを検知する厚さ検知手段を備え、前
記制動手段の前記記録媒体が前記画像担持体と前記圧力
付与部材の圧接部に突入する直前の制動負荷および突入
時の制動負荷除去時間の大きさを前記厚さ検知手段の出
力信号に応じて決定して制動制御を行うことを特徴とす
る。
【0021】本発明を明確にするために実施例と対応さ
せてその符号と共に開示すれば、次にようになる。すな
わち、請求項1に記載の発明は、画像担持体1および前
記画像担持体に対向して圧接するごとく配設された圧力
付与部材5との間に記録媒体7を搬送し、前記画像担持
体上に形成されたトナー像を前記記録媒体に転写あるい
は転写と同時に定着する画像形成装置において、前記画
像担持体1と前記圧力付与部材5の圧接部に搬送する前
記記録媒体7を検出する記録媒体検出手段9cと、前記
記録媒体検出手段9cの検出信号に基づいて前記記録媒
体7が前記圧接部に突入するタイミングを生成するタイ
ミング生成手段9bと、前記タイミング生成手段9bか
らのタイミング信号に応じて前記画像担持体1を駆動す
る画像担持体駆動手段9の制動負荷を減少もしくは除去
すると共に、前記画像担持体駆動手段の制動負荷を減少
もしくは除去する制御をする前に、前記タイミング信号
に応じて前記制動負荷を所定の大きさになるまで前記画
像担持体に回転変動を生じない程度の割合で徐々に増大
させるごとく制御する画像担持体負荷制御手段9aを設
けたことを特徴とする。
【0022】なお、画像担持体の駆動手段に制動手段を
具備させたものとして、特開平4−345173号公報
に開示されたものがあるが、当該公報に記載の発明の目
的は、駆動系の歯車の噛み合い等により発生する非常に
小さな回転変動の低減にあり、本発明の目的である圧力
転写、転写/定着において発生するインパルス的な回転
変動とは、その性質、大きさ共に全く異なる。また、請
求項2に記載の発明は、前記請求項1記載の発明におい
て、前記制動負荷を減少もしくは除去した後に、前記制
動負荷を再び増大させるごとく制御する前記画像担持体
負荷制御手段9aを備えたことを特徴とする。また、請
求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、
前記制動負荷を再び増大させた後に、前記画像担持体に
回転変動を生じない程度の割合で徐々に前記制動負荷を
減少させるごとく制御する前記画像担持体負荷制御手段
9aを備えたことを特徴とする。さらに、請求項4に記
載の発明は、画像担持体1および前記画像担持体1に対
向して圧接するごとく配設された圧力付与部材5と、前
記画像担持体1を駆動する画像担持体駆動手段9とを備
えた画像形成装置の制御方法において、前記画像担持体
駆動手段9の制動負荷を所定の大きさになるまで前記画
像担持体に回転変動を生じない程度の割合で徐々に増大
し、前記画像担持体1と前記圧力付与部材5との圧接部
に記録媒体が突入するタイミングに応じて、増大した前
記制動負荷を減少もしくは除去することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4記載の画像形
成装置の制御方法において、前記制動負荷を減少もしく
は除去した後に、再び、前記制動負荷を増大することを
特徴とする。さらに、請求項6に記載の発明は、請求項
5記載の画像形成装置の制御方法において、再び制動負
荷を増大させた後に、徐々に前記制動負荷を減少させる
ことを特徴とする。
【0023】
【作用】上記本発明の構成において、画像担持体および
前記画像担持体に対向して配設された圧力付与部材との
圧接部の間隙に記録媒体を搬送し、前記画像担持体上に
形成されたトナー像を前記記録媒体に転写する際に、前
記記録媒体が前記圧接部に突入する時に前記制動手段が
前記画像担持体の駆動手段に対して適当な制動力を与
え、前記記録媒体の突入によるトルク変動を緩和する。
【0024】また、突入タイミング検知手段は、前記記
録媒体が前記圧接部の間隙に突入するタイミングを検知
し、検知した瞬間に前記制動手段の制動負荷を一時的に
除去して当該駆動手段に生じるインパルス的なトルク変
動を緩和する。さらに、記録媒体の厚さを検出する厚さ
検知手段の検出信号に応じて、前記記録手段が前記圧接
部の間隙に突入する直前の前記制動手段の制動負荷、お
よび突入時の制動負荷除去時間の大きさを決定し、これ
により前記制動手段を制御することで、厚さの異なる記
録媒体に対してもトルク変動を効果的に緩和する。
【0025】すなわち、前記請求項に記載の本発明の構
成においては、前記記録媒体検出手段9cは、前記画像
担持体1と前記圧力付与部材5の圧接部に搬送する前記
記録媒体7を検出する。前記タイミング生成手段9b
は、前記記録媒体検出手段9cの検出信号に基づいて前
記記録媒体7が前記圧接部に突入するタイミングを生成
する。
【0026】そして、前記画像担持体負荷制御手段9a
は、前記タイミング生成手段9bからのタイミング信号
に応じて前記画像担持体1を駆動する画像担持体駆動手
段9の制動負荷を減少もしくは除去すると共に、前記画
像担持体駆動手段の制動負荷を減少もしくは除去する制
御をする前に、前記タイミング信号に応じて前記制動負
荷を所定の大きさになるまで前記画像担持体に回転変動
を生じない程度の割合で徐々に増大させるごとく制御す
る。したがって、前記タイミング信号に応じて、予め、
回転変動が生じない程度の割合で制動負荷を増大させて
おき、増大した状態から制動負荷を減少または除去する
ことで、前記インパルス的なトルク変動による影響を緩
和できる。また、前記タイミング信号に応じて記録媒体
が前記圧接部の間隙に突入する前に制動負荷を増大させ
るので、常時所定の制動負荷が作用している場合と比較
して、消費電力や発生する熱を抑えることができる。さ
らに、請求項2に記載の発明では、前記画像担持体負荷
制御手段9aは、前記制動負荷を減少もしくは除去した
後に、前記制動負荷を再び増大させるごとく制御する。
制動負荷を減少もしくは除去したままでは、インパルス
的なトルク変動による影響を緩和した後に、トルク変動
が発生することが考えられる。したがって、制動負荷を
増大させて、減少もしくは除去する前の制動負荷に近づ
けることにより、インパルス的なトルク変動による影響
を緩和した後のトルク変動の発生を防止できる。また、
請求項3に記載の発明では、前記画像担持体負荷制御手
段9aは、前記制動負荷を再び増大させた後に、前記画
像担持体に回転変動を生じない程度の割合で徐々に前記
制動負荷を減少させるごとく制御する。インパルス的な
トルク変動を緩和した後に、回転変動が生じない程度の
割合で制動負荷を減少させることにより、画像担持体駆
動手段9に必要以上の制動負荷がかかり続けることを防
止できる。さらに、請求項4に記載の画像形成装置の制
御方法では、前記画像担持体駆動手段9の前記制動負荷
を所定の大きさになるまで前記画像担持体に回転変動を
生じない程度の割合で徐々に増大し、前記画像担持体1
と前記圧力付与部材5との圧接部に記録媒体が突入する
タイミングに応じて、前記増大した制動負荷を減少もし
くは除去する。したがって、通常時の画像担持体駆動手
段9の制動負荷を減少または除去しても、前記インパル
ス的なトルク変動による影響を十分緩和できない場合
に、予め、回転変動が生じない程度の割合で制動負荷を
増大させておき、増大した状態から制動負荷を減少また
は除去することで、前記インパルス的なトルク変動によ
る影響を緩和できる。また、請求項5に記載の発明で
は、前記制動負荷を減少もしくは除去した後に、再び、
前記制動負荷を増大する。したがって、制動負荷を増大
させて、減少もしくは除去する前の制動負荷に近づける
ことにより、インパルス的なトルク変動による影響を緩
和した後のトルク変動の発生を防止できる。さらに、請
求項6に記載の発明では、再び制動負荷を増大させた後
に、徐々に前記制動負荷を減少させる。したがって、イ
ンパルス的なトルク変動を緩和した後に、回転変動が生
じない程度の割合で制動負荷を減少させることにより、
画像担持体駆動手段9に必要以上の制動負荷がかかり続
けることを防止できる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明による画像形成装置の
1実施例の基本構成を説明する模式図であって、1は画
像担持体、5は圧力付与部材、7は記録媒体、9は画像
担持体駆動手段、9aは画像担持体負荷制御手段、9b
はタイミング生成手段、9cは記録媒体検出手段であ
る。
【0028】同図において、画像担持体1は潜像の形成
とこの潜像をトナーで現像したトナー像を担持して回転
する。この画像担持体1に圧接して圧力付与部材5が設
けてあり、上記画像担持体1との圧接間隙に記録媒体7
を搬送して当該画像担持体1上に形成されたトナー像を
圧力により記録媒体7上に転写する。なお、この転写と
同時に定着を行うようにすることもできる。
【0029】上記画像担持体1は画像担持体駆動手段9
により回転され、また上記圧力付与部材5はこの画像担
持体1との圧接により従動して回転する。画像担持体1
は画像担持体負荷制御手段9aで制御され、記録媒体検
出手段9cが記録媒体7の到来を検出し、この検出信号
に基づいてタイミング生成手段9bが画像担持体負荷制
御手段9aに負荷制御信号を出力し、この負荷制御信号
出力の基づいて画像担持体駆動手段9が画像担持体1の
制動負荷を除去する。
【0030】これにより、記録媒体の突入による画像担
持体1のトルク変動が緩和ないし防止され、高画質の画
像を転写することができる。図2は本発明による画像形
成装置の1実施例における作像部の構成例を説明する模
式図であって、1は画像担持体としての直径30mm、
面長240mmの感光体ドラムである。その感光層に
は、セレン、OPC、アモルファスシリコン、その他の
既知の感光材料を用い、芯金にはアルミ、ステンレス等
の金属、あるいは導電化処理したエンジニアリングプラ
スチック等を用いることができるが、本実施例では感光
層としてアモルファスシリコンを、芯金にはステンレス
を使用している。
【0031】また、2は感光体ドラム1の表面を均一に
帯電させる帯電器であり、ロール、ブラシ、コロトロン
等が使用され、本実施例ではコロトロンが用いられる。
3は潜像形成手段である光書込み装置であり、レーザー
等からなり、その光波長は感光体の感度波長域に応じて
選択される。4は現像器、5は圧力付与部材である圧力
ロール、6はクリーニング装置、7は記録媒体である用
紙、8はトナー、8aはトナー像、8bは定着像、8c
は残留トナー、51は圧接部である。
【0032】同図において、感光体ドラム1は後述する
駆動装置により矢印11方向に回転される。この回転
は、例えば周速50mm/sである。感光体ドラム1の
表面は 例えば−200Vに帯電され、光書込み装置3
により所要の画像に対応する静電潜像が形成される。現
像器4に収納される現像剤は、所謂1成分系、二成分系
の何れでもよく、また導電性でも絶縁性でも使用可能で
あるが、現像されるトナーに関しては圧力により定着す
る場合は圧力定着性を持ったものが要求される。また、
熱を併用する場合は従来の熱定着用トナーの使用が可能
である。
【0033】本実施例では、圧力のみで定着を行うもの
であるため、例えば特開平5−165249号公報に開
示のカプセルトナーを用いる。現像器4でトナー現像さ
れたトナー像8aは、感光体ドラム1の回転に伴って転
写、転写/定着を行う部位に到達する。この転写、転写
/定着を行う部位は感光体ドラム1と圧力ロール5の圧
接部51であり、この圧接部51では図示しない圧力付
与装置によって圧力ロール5が線圧5〜30N/mm、
交差角0.1〜0.4度で感光体度1に圧接されてい
る。
【0034】圧力ロール5は炭素鋼製のロールに高硬度
樹脂を被覆してなり、圧接部51で発生する圧力は2〜
30MPaである。一方、図示しない紙送り装置により
タイミングを計って搬送されてきた用紙7は、上記圧接
部51へ送り込まれる。現像で形成されたトナー像8a
は、圧接部51において用紙7上に転写と同時に定着さ
れて定着像8bとなり、転写されずに感光体ドラム1上
に残った残留トナー8cはクリーニング装置6で除去さ
れる。このクリーニング装置は公知のブラシ型、ブレー
ド型、ロール型等が使用でき、本実施例ではブレードを
使用している。
【0035】クリーニングされた感光体ドラム1は、図
示しない除電ランプで除電されて次の画像形成サイクル
のために備える。図3は本実施例における駆動装置の構
成を説明する図2の矢印A方向から見た正面図であっ
て、9は駆動装置、91はモータ、92は歯車列、93
はパウダーブレーキ、図2と同一符号は同一部分に対応
する。
【0036】同図において、モータ91の駆動力は歯車
列92により感光体ドラム1に伝達される。なお、この
歯車列に代えてチェーン、あるいはタイミングベルトな
どの動力伝達手段を用いることも可能である。制動手段
であるパウダーブレーキ93は、電界の印加による磁性
粉体の凝集を利用して制動負荷を作用させるものであ
り、印加する電界の大きさに比例して制動負荷を変化さ
せることができる。
【0037】このような制動手段は上記のパウダーブレ
ーキに限るものではなく、電磁式、機械式、油圧式、そ
の他の動力を用いた各種のブレーキを使用可能である。
また、駆動手段に対して制動力を与えるものであれば、
例えば電磁クラッチを用いて駆動手段への負荷の接続/
開放を切り換える方式、あるいはモータ91を一時的に
発電機として動作させる、所謂回生制動方式を採用して
もよい。
【0038】本実施例では、制動手段の設置場所をモー
タ91に対して歯車列92の感光体ドラムと反対側に配
置しているが、モータ91と同軸、歯車列92の感光体
ドラム側、あるいは感光体ドラムの軸に配置することも
可能である。図4は本実施例における駆動装置の制御回
路の構成例の説明図であって、101はブレーキ制御回
路、102は演算制御回路、103は光学センサー、図
3と同一符号は同一部分に対応する。
【0039】また、図5は図4のブレーキ制御回路が実
行するブレーキ制御信号の印加タイミングの説明図であ
る。図4と図5により駆動装置9の制御シーケンスを説
明する。図示しない紙送り装置により搬送されてきた用
紙7が所定の位置に達すると、用紙7の先端が光学セン
サー103により検知される。光学センサー103の検
知信号は演算回路102に入力され、演算回路102は
光学センサー103からの検知信号の入力に応じてブレ
ーキ制御回路101に信号を出力すると共に、内蔵する
タイマによる計時を開始する。
【0040】ブレーキ制御回路101は演算回路102
からの信号の入力があると、所定のタイミングでパウダ
ーブレーキ93に対して除々に電圧を印加し、磁性粉体
に電界作用させ、制動力が所定の大きさに達するまで電
圧を増加させる。このときの電圧値をVで示す。パウダ
ーブレーキ93の制動負荷の変化は時間に対して非常に
緩やかであるため、モータ91の出力は充分に追従する
ことができ、これによる回転変動は生じない。
【0041】用紙7が光学センサー103を通過した
後、感光体ドラム1と圧力ロール5との圧接部51に突
入するまでの時間、すなわち光学センサー103と圧接
部51との間の距離を用紙の送り時間で除した時間t1
は、予め演算回路102、あるいは画像形成装置本体の
CPUに記憶されている。演算回路102は用紙7が圧
接部51に突入するタイミング、あるいはその微小時間
前にブレーキ制御回路101に信号を出力する。ブレー
キ制御回路101はそのタイミングで一定時間t2 の間
パウダーブレーキ93への印加電圧をオフとして当該ブ
レーキの負荷を一時的に解除し、再び所定の電圧Vを印
加して負荷を発生させる。
【0042】その後、電圧を除々に減少させて行き、ブ
レーキの負荷を低減させて用紙1枚あたりのコピーサイ
クルを終了する。用紙7の後端が圧接部51から脱出さ
れるときにも、上記と逆のトルク変動が発生して同様に
回転変動が生じるが、通常、この時点までには用紙7に
転写される潜像の形成は終了しているため、画質への影
響はない。
【0043】本実施例においては、用紙7が圧接部51
に突入する直前のパウダーブレーキ93の制動負荷、お
よび突入時の負荷解除時間t2 の大きさは、それぞれ2
N・m、40msとした。図6は本実施例における動作
を説明するための各種の波形図であって、(a)は圧接
部への用紙の突入と脱出によるトルク変動、(b)はブ
レーキトルク、(c)は上記トルク変動とブレーキトル
クを総合した総トルク、(d)は制御を行った場合と制
御なしの場合の回転速度の比較である。
【0044】本実施例による制御を行わない状態では、
(d)に点線で示したように用紙の突入時にインパルス
的なトルク変動が発生するのに比べて、制御を行った場
合は同図に実線で示したように上記のトルク変動が抑制
されることが分かる。これにより、用紙が圧接部に突入
する際に感光体ドラム1の回転は安定に保つことができ
る。
【0045】図7は本実施例によ画像の転写を行った場
合のコピー品質の官能評価結果の説明図であって、普通
紙を用いた転写で得た画像は、線圧が30N/mm以下
で歪みは許容レベルに入っていることが分かる。圧接部
からの用紙の脱出時に発生するトルク変動に対しても同
様に、ブレーキ負荷をインパルス的に与えることで回転
変動を低減させることが可能である。
【0046】通常、圧接部からの用紙の脱出時には潜像
の形成は行われないが、用紙の脱出時の回転を安定化す
ることで作像間隔を短くすることができ、結果としてコ
ピー作成速度を高速化することができる。以上の実施例
では、ブレーキ制御回路101がパウダーブレーキ93
に印加する電圧を除々に変化させることで制動負荷を穏
やかに変化させる方式としたが、突入時のインパルス的
なトルク変動を緩和させるものであれば上記の構成に限
定されるものではない。
【0047】図8は本発明の参考例の動作を説明するた
めの各種の波形図であって、(a)は圧接部への用紙の
突入と脱出によるトルク変動、(b)はブレーキトル
ク、(c)は上記トルク変動とブレーキトルクを総合し
た総トルク、(d)は制御を行った場合と制御なしの場
合の回転速度の比較である。本参考例は、制御回路の簡
素化のために、制動装置の制動負荷を、印加と解除の2
つのレベルで制御するようにしたものである。
【0048】同図において、圧接部51への用紙7の突
入時にインパルス的にブレーキの制動負荷を0とし、ト
ルクの合計(総トルク)を均一化することで感光体1の
回転変動を低減して画質への影響を回避したものであ
る。この場合、感光体ドラム1の上に当該用紙7に転写
されるべき静電潜像が未だ形成されていない時点で制動
装置に制動負荷を印加し、感光体ドラム1の回転が安定
してから静電潜像の形成を開始すると共に、当該用紙7
の静電潜像の形成が終了した後に制動装置の制動負荷を
解除するように制御する必要がある。
【0049】本参考例では、用紙7の先端が圧接部51
に突入するタイミングを用紙7の搬送路上に配置した光
学センサー103と演算回路102とで得ているが、例
えば用紙7の圧接部51への突入により圧力ロールの圧
力付与手段に作用する力の変動を検知するため、圧力付
与装置に力センサーを設けて、その出力を演算回路10
2に入力して突入タイミングを得るようにしてもよい。
【0050】図9は本実施例における駆動装置の制御回
路のさらに他の構成例の説明図であって、104は用紙
の厚さを検出する厚さセンサー、図4と同一符号は同一
部分に対応する。同図において、厚さセンサー104は
圧接部51に突入する用紙7の厚さを検出し、この検出
出力を演算回路102に印加する。演算回路102には
参照テーブルが内蔵されている。
【0051】この参照テーブルは、用紙7が圧接部51
に突入する直前の制動負荷および負荷解除時間と用紙の
厚さの対応表であり、厚さセンサー104からの用紙の
厚さ検出信号が入力すると、それに対応した突入直前の
制動負荷および負荷解除時間をブレーキ制御回路101
へ読出してパウダーブレーキ93に対して所定の制御を
行う。
【0052】図10は本実施例の画像形成装置において
用紙7の厚さを80μm、100μm、150μmと変
えて画像形成したものについての官能検査の結果の説明
図である。同図に示したように、線圧が30N/mm以
下であれば画像歪みは許容範囲に収まっており、厚い用
紙の場合でも良好な画質のコピーを得ることができる。
【0053】以上の各実施例では、感光体ドラムの感光
層としてアモルファスシリコンを、また光書込み装置と
してレーザー光学走査装置(ROS)を用いた画像形成
装置として説明したが、本発明は、画像担持体上に静電
潜像を形成し、これを現像して当該画像担持体上で記録
媒体に転写、または転写と同時に定着する構成の画像形
成装置であれば、どのような構成のものにも適用できる
ことは言うまでもない。
【0054】また、本発明は、画像担持体として誘電体
ドラムを用い、潜像形成手段として静電記録ヘッドを用
いる方式の画像形成装置にも同様に適用できる。この種
の静電記録ヘッドとしては、特表昭57−501348
号公報に開示されたように、電極間の放電により発生し
たイオンを電界によってスイッチングする所謂イオンヘ
ッドや、多数の針状電極を用いたマルチスタイラス型ヘ
ッド等がある。
【0055】さらに、上記の実施例や各種の画像形成装
置は、着色粉体を利用して静電潜像を現像し、粉体像と
して顕像化するものであるが、同様の着色粉体を用いる
現像方式として他の形式、すなわち例えばマグネトグラ
フィーとして知られるような磁気潜像を着色粉体で現像
する画像形成装置や、その他に圧力により記録媒体に現
像剤を転写した後、改めて定着する方式の画像形成装置
にも本発明を同様に適用できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像担持体の駆動手段に制動手段を設け、上記駆動手段
に加わるトルク変動を緩和することで、画像担持体の回
転を安定化することが可能となり、歪みのない高品質の
コピーを得ることができる。また、画像形成装置の構成
を複雑化や重量の増加を伴うことなく装置の小型化、軽
量化、あるいは設置面積の縮小ができる。
【0057】さらに、記録媒体が画像担持体と圧力付与
部材との圧接部に突入するタイミングを検知するセンサ
ーを設けたことで、記録媒体が上記圧接部に突入する瞬
間に制動負荷を一時的に除去するような制御が可能とな
り、突入時の画像の歪みを認識できないレベルまで低減
させることが可能となる。そして、記録媒体の厚さを検
出するセンサーを設けたことで、記録媒体の厚さに応じ
た制動手段の制御が可能となり、記録媒体の厚さによら
ずに高画質のコピーを安定して作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像形成装置の1実施例の基本
構成を説明する模式図である。
【図2】 本発明による画像形成装置の1実施例におけ
る作像部の構成例を説明する模式図である。
【図3】 本発明による画像形成装置の1実施例におけ
る駆動装置の構成を説明する図2の矢印A方向から見た
正面図である。
【図4】 本発明による画像形成装置の1実施例におけ
る駆動装置の制御回路の構成例の説明図である。
【図5】 図4のブレーキ制御回路が実行するブレーキ
制御信号の印加タイミングの説明図である。
【図6】 本発明による画像形成装置の1実施例におけ
る動作を説明するための各種の波形図である。
【図7】 本発明による画像形成装置の1実施例により
画像の転写を行った場合のコピー品質の官能評価結果の
説明図である。
【図8】 本発明による画像形成装置の参考例の動作を
説明するための各種の波形図である。
【図9】 本発明による画像形成装置の他の実施例にお
ける駆動装置の制御回路のさらに他の構成例の説明図で
ある。
【図10】 本発明による画像形成装置の他の実施例の
画像形成装置において用紙7の厚さを80μm、100
μm、150μmと変えて画像形成したものについての
官能検査の結果の説明図である。
【図11】 圧力定着方式のトナーを現像剤とした画像
形成装置の構成例を説明する模式図である。
【図12】 画像担持体と圧力付与部材の圧接力を変化
させて画像の転写を行った場合のコピー品質の官能評価
結果の説明図である。
【符号の説明】
1・・・・画像担持体、5・・・・圧力付与部材、7・
・・・記録媒体、9・・・・画像担持体駆動手段、9a
・・・・画像担持体負荷制御手段、9b・・・・タイミ
ング生成手段、9c・・・・記録媒体検出手段、9・・
・・駆動装置、91・・・・モータ、92・・・・歯車
列、93・・・・パウダーブレーキ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 G03G 21/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像担持体および前記画像担持体に対向
    して圧接するごとく配設された圧力付与部材との間に記
    録媒体を搬送し、前記画像担持体上に形成されたトナー
    像を前記記録媒体に転写あるいは転写と同時に定着する
    画像形成装置において、 前記画像担持体と前記圧力付与部材の圧接部に搬送する
    前記記録媒体を検出する記録媒体検出手段と、前記記録
    媒体検出手段の検出信号に基づいて前記記録媒体が前記
    圧接部に突入するタイミングを生成するタイミング生成
    手段と、前記タイミング生成手段からのタイミング信号
    に応じて、前記画像担持体を駆動する画像担持体駆動手
    段の制動負荷を減少もしくは除去すると共に、前記画像
    担持体駆動手段の制動負荷を減少もしくは除去する制御
    をする前に、前記タイミング信号に応じて前記制動負荷
    を所定の大きさになるまで前記画像担持体に回転変動を
    生じない程度の割合で徐々に増大させるごとく制御する
    画像担持体負荷制御手段を設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制動負荷を減少もしくは除去した後
    に、前記制動負荷を再び増大させるごとく制御する前記
    画像担持体負荷制御手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制動負荷を再び増大させた後に、前
    記画像担持体に回転変動を生じない程度の割合で徐々に
    前記制動負荷を減少させるごとく制御する前記画像担持
    体負荷制御手段を備えたことを特徴とする請求項2記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像担持体および前記画像担持体に対向
    して圧接するごとく配設された圧力付与部材と、前記画
    像担持体を駆動する画像担持体駆動手段とを備えた画像
    形成装置の制御方法において、 前記画像担持体駆動手段の制動負荷を所定の大きさにな
    るまで前記画像担持体に回転変動を生じない程度の割合
    で徐々に増大し、 前記画像担持体と前記圧力付与部材との圧接部に記録媒
    体が突入するタイミングに応じて、増大した前記制動負
    荷を減少もしくは除去することを特徴とする前記画像形
    成装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記制動負荷を減少もしくは除去した後
    に、再び、前記制動負荷を増大することを特徴とする請
    求項4記載の画像形成装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記再び制動負荷を増大させた後に、徐
    々に前記制動負荷を減少させることを特徴とする請求項
    5記載の画像形成装置の制御方法。
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