JP3528267B2 - 障害物検出装置 - Google Patents

障害物検出装置

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JP3528267B2
JP3528267B2 JP22599894A JP22599894A JP3528267B2 JP 3528267 B2 JP3528267 B2 JP 3528267B2 JP 22599894 A JP22599894 A JP 22599894A JP 22599894 A JP22599894 A JP 22599894A JP 3528267 B2 JP3528267 B2 JP 3528267B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自車前方を
走行する前走車(ターゲット)に対してレーザビームを
一定周期で発信し、前走車から反射されるレーザビーム
を受信して障害物(前走車およびリフレクタ)を検出す
るような障害物検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、一定周期でレーザビームを発信
するレーダ装置を備えた障害物検出装置にあっては、道
路上に所定間隔にて設置されたリフレクタ(道路反射
鏡)を先行車(前走車)と誤認する可能性がある。すな
わち上述のリフレクタは法律により定められた設置間隔
毎に道路上に固定設置されている関係上、自車が走行す
るのに対して常に前方側のリフレクタを順次追尾する
と、あたかもリフレクタが前走車であるかの如き誤認が
発生する問題点があった。
【0003】従来このような問題点を解消して、リフレ
クタ誤認時にアラーム出力を禁止する装置としては、例
えば特開平5−87923号公報に記載の装置があっ
た。 すなわち、車両の前方の中央および左、右にあ
る障害物までの距離を複数の距離センサ(具体的には右
距離センサ、中央距離センサ、左距離センサ)によって
測定し、車速を車速センサによって測定すると共に、こ
れらの距離データ(詳細には右距離データ、中央距離デ
ータ、左距離データ)車速データの特徴量(平均差分、
最少差分、最小値、符号反転数など)を演算処理部で演
算し、得られた特徴量をファジィ推論部の入力としてフ
ァジィ推論を行ない、道路のカーブしている部分に設け
られたリフレクタと停止車両とを区別して認識し、警報
(アラーム)の必要性を判定すべく構成した障害物検出
装置である。
【0004】この従来装置の作用を図11に基づいて更
に詳述すると、60ms毎に得られる距離データdr11〜
dr41は、同図から明らかなように距離データの差分値
(dri+1−dri)の符号(正または負)は距離データの表
わす折れ線の方向が変る毎に反転する。つまり差分dr12
−dr11、dr13−dr12、dr14−dr13、dr15−dr14は何れも
負の値となり、次の差分dr16−dr15、dr17−dr16、dr18
−dr17、dr19−dr18、dr20−dr19は正の値となり、次の
差分dr21−dr20は負の値となる。
【0005】上述の差分データの符号の反転数は、左ま
たは右の100個の距離データの差分をとっていった時
その差分の符号が何回反転するか(正から負に、ま
たは負から正に変わる)ということを示し、この反転数
は主に道路のカーブしている部分においてリフレクタを
検知しているに大きな値となるので、上述の差分デー
タの符号の反転数に基づいて該反転数が多い場合には
リフレクタであると認識することができる利点がある。
【0006】しかし、この従来装置においては次のよう
な問題点があった。 すなわち、斯る従来装置は極めて
短いデータサンプリング間隔(60ms参照)において道
路上の全てのリフレクタを検出しているものであって、
仮りに図11に示す折れ線(実線)に対して例えば12
倍のデータサンプリング間隔(720ms)に設定すると
上述の差分データの符号の反転数が大幅に減少してリフ
レクタ判別が不可となる関係上、必然的にデータサンプ
リング間隔は短く(60ms参照)なる。
【0007】この結果、リフレクタ判別に必要なデータ
数が膨大となり、ハードウエアに対する負担が大となる
うえ、データ処理量が増し、CPU等も必然的に高精
度のものが必要となる問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、道路上に
設置されたリフレクタと自車との相対速度(リフレクタ
相対速度)を求めると共に、障害物(前走車およびリフ
レクタの双方を含む)の自車に対する相対速度が上述の
リフレクタ相対速度と等しい時に、障害物をリフレクタ
であると判定することで、データサンプリング間隔(観
測時間間隔)を長く離散的に観測しても、リフレクタを
レーダ装置により確実に判定することができ、データ数
の削減を図ることができ、しかも、自車速をV、リフレ
クタ設置間隔をx、観測時間間隔をt、nを整数とし、
リフレクタ相対速度Vref を、リフレクタ設置間隔xの
自車速vから推定される整数n倍を、観測時間間隔tで
除した値と、自車速vとの差によって求めることによ
り、このリフレクタ相対速度を演算により正確に検出す
ることができる障害物検出装置の提供を目的とする。
【0009】この発明の一実施態様においては、複数種
類のリフレクタ設置間隔に対してそれぞれリフレクタ相
対速度を求めることで、RAM等の記憶手段へのデータ
格納量の低下を図りつつ、リフレクタ相対速度を的確に
求めることができ、リフレクタの正確な判別を行なうこ
とができる障害物検出装置の提供を目的とする。
【0010】この発明の一実施態様においては、予めハ
ンドル舵角またはヨーレートに基づいて道路の曲線半径
を演算することで、CPU内部回路等による計算量の低
減を図りつつ、リフレクタ相対速度を的確に求めること
ができ、リフレクタの正確な判別を行なうことができる
障害物検出装置の提供を目的とする。
【0011】この発明の一実施態様においては、障害物
がリフレクタであることが判定された時に、レーダ装置
から発信されるレーザビームを自車前方の所定の角度領
域でスキャン操作してターゲットを探査することで、追
尾すべき必要のないリフレクタの追尾禁止を図ると同時
に、割込み車両等の本来発見すべき必要のある障害物を
早期に発見するとができる効果がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の障害物検出装
は、一定周期でレーザビームを発信するレーダ装置
と、自車走行時において道路上に上記レーダ装置により
観測される障害物と、道路上に所定間隔にて設置された
リフレクタと自車とのリフレクタ相対速度を求める第1
演算手段と、上記障害物の自車に対する相対速度が上記
リフレクタ相対速度である時、上記障害物をリフレクタ
と判定する判定手段とを備え、自車速をV、リフレクタ
設置間隔をx、観測時間間隔をt、nを自車速vから推
定される整数とする時、上記第1演算手段はリフレクタ
相対速度Vref を、リフレクタ設置間隔xの自車速vか
ら推定される整数n倍を、観測時間間隔tで除した値
と、自車速vとの差によって求め、上記判定手段は上記
障害物の相対速度がリフレクタ相対速度Vref と一致し
た時、リフレクタと判定するものである。
【0013】この発明の一実施態様においては、上記第
1演算手段は複数種類のリフレクタ設置間隔に対してそ
れぞれリフレクタ相対速度を計算し、上記判定手段は上
記第1演算手段で演算されたリフレクタ相対速度と障害
物の相対速度とを比較判定するものである。
【0014】この発明の一実施態様においては、道路の
曲線半径に対応した複数種類のリフレクタ設置間隔を記
憶する記憶手段と、ハンドル舵角およびヨーレートの何
れか一方を検出する検出手段と、上記検出手段の検出出
力に基づいて道路の曲線半径を演算する第2演算手段
と、上記第2演算手段で求められた道路の曲線半径に基
づいて上記記憶手段からリフレクタ設置間隔を読込む読
込み手段とを備えたものである。
【0015】この発明の一実施態様においては、上記判
定手段で障害物がリフレクタであると判定された時、上
記レーダ装置から発信されるレーザビームを自車前方の
所定の角度領域でスキャン操作してターゲットを探査す
るスキャン手段を備えた障害物検出装置であることを特
徴とする。
【0016】
【発明の作用及び効果】この発明によれば、図10にク
レーム対応図で示すように、レーダ装置P1は一定周期
でレーザビームP2を発信し、第1演算手段P3は道路
上に所定間隔にて設置されたリフレクタP4と自車との
相対速度(すなわちリフレクタ相対速度)を求め、判定
手段P5はレーダ装置P1により観測される障害物(P
4,P6)の自車に対する相対速度が上記リフレクタ相
対速度である時には障害物をリフレクタP4と判定し、
レーダ装置P1により観測される障害物(P4,P6)
の自車に対する相対速度が上記リフレクタ相対速度でな
い時には障害物を前走車P6と判定する。
【0017】このようにリフレクタ相対速度を演算によ
り求めて、リフレクタか否かを判定するので、データサ
ンプリング間隔(観測時間間隔)を長く離散的に設定し
ても、リフレクタをレーダ装置により確実に判定するこ
とができ、リフレクタ判定に要するデータ数の削減を図
ることができる効果がある。
【0018】しかも、上記第1演算手段はリフレクタ相
対速度Vref を、Vref =V−(nx/t)で求めるの
で、このリフレクタ相対速度Vref を演算により正確に
算出することができる。
【0019】すなわち、図1に示すようにリフレクタ設
置間隔をxとし、自車の前回距離をR(t1)、自車の
今回距離をR(t0)として、動かないリフレクタに対
して自車速Vで観測時間間隔tだけ前進する自車との相
対速度Vref を求めると次の[数1]の如くなる。
【0020】
【数1】
【0021】つまり、リフレクタ相対速度V ref は、リ
フレクタ設置間隔xの自車速vから推定される整数n倍
を、観測時間間隔tで除した値と、自車速vとの差によ
って求められるものである。
【0022】したがって上式によりリフレクタ相対速度
Vref を演算により正確に算出することができる効果が
ある。
【0023】この発明の一実施態様によれば、上述の第
1演算手段は複数種類のリフレクタ設置間隔(法律によ
り曲線半径に対応して定められた12通りのリフレクタ
設置間隔)に対してそれぞれリフレクタ相対速度を計算
し、上述の判定手段は第1演算手段で演算されたリフレ
クタ相対速度と障害物の相対速度とを比較判定する。
【0024】このため、RAM等の記憶手段に対してテ
ーブルやマップを予め記憶設定する必要がないので、該
記憶手段へのデータ格納量の低下を図りつつ、リフレク
タ相対速度を的確に求めることができ、リフレクタの正
確な判別を行なうことができる効果がある。
【0025】この発明の一実施態様によれば、記憶手段
は道路の曲線半径に対応した複数種類のリフレクタ設置
間隔(法律により曲線半径に対応して定められた12通
りのリフレクタ設置間隔)を記憶し、上述の検出手段は
ハンドル舵角およびヨーレートの何れか一方を検出し、
第2演算手段は上述の検出手段の検出出力(すなわちハ
ンドル舵角およびヨーレートの何れか一方)に基づいて
道路の曲線半径を演算し、読込み手段は上述の第2演算
手段で求められた道路の曲線半径に基づいて上述の記憶
手段からリフレクタ設置間隔を読込む。
【0026】このように、予めハンドル舵角またはヨー
レートに基づいて道路の曲線半径を出するので、CP
U内部回路等による計算量(データ処理量)の低減を図
りつつ、リフレクタ相対速度を的確に求めることがで
き、リフレクタの正確な判別を行なうことができる効果
がある。
【0027】この発明の一実施態様によれば、上述の判
定手段で障害物が前走車でなくリフレクタであると判定
された時、スキャン手段は上記レーダ装置から発信され
るレーザビームを自車前方の所定の角度領域でスキャン
操作してターゲットを探査する。 このため追尾すべき
必要のないリフレクタの追尾禁止を図ると共に、本来発
見すべき必要のある障害物(前走車や割込み車両)をス
キャニングにより早期に発見することができる効果があ
る。
【0028】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。 (第1実施例) 図面はスキャン式およびトラッキング式融合タイプの障
害物検出装置を示し、図2において、この障害物検出装
置は、光学系1を有するレーザレーダヘッド2と、時間
計測ユニット3と、信号処理ユニット4とを備えてい
る。
【0029】上述のレーザレーダヘッド2はレーザダイ
オードから成る単一の発光素子5と、ピンフォトダイオ
ードから成る左右の受光素子6,7とを有し、発光素子
5の前部には発光用レンズ(集光レンズ)8が配置さ
れ、左右の各受光素子6,7の前部には外部光遮断用に
格子状に形成されたメカニカルフィルタ9,9を有する
受光用レンズ(集光レンズ)10,11が配置されてい
る。 また上述のレーザレーダヘッド2は駆動回路12
および受光回路13を備え、このレーザレーダヘッド2
はサーボ機構14で駆動されるターンテーブル(図示せ
ず)上に配設されている。
【0030】時間計測ユニット3は発光素子5用の駆動
回路に対してスタートパルスを発生するパルス発生部1
5と、該スタートパルスにより計時を開始し受光回路1
3からのストップパルスで計時を終了する時間計測部1
6と、各部に電源を供給する電源部17とを有する。
【0031】信号処理ユニット4は、プログラムを格納
するROM18、データを記憶するRAM19、制御手
段としてのCPU20を有し、距離計測部21は上述の
時間計測部16で得られた時間データを基に距離を算出
し、サーボ制御部22は駆動モータ23(サーボモータ
やステップモータで構成)にレーザレーダ指向角指令を
与え、この駆動モータ23によるサーボ機構14の現在
回転角度を駆動モータ23と連動する角度検出手段とし
てのポテンショメータ24で検出し、フィードバック制
御を行なう。さらに上述のCPU20は距離計算部21
で算出された距離(例えば自車と前走車との間の距離)
を距離表示部25に可視表示すると共に、距離が過小で
例えば衝突が予測されるような場合には、これを事前に
防止するために警報手段26を駆動する。
【0032】図2において時間計測ユニット3のパルス
発生部15からレーザレーダヘッド2の駆動回路12に
スタートパルスが出力され、駆動回路12は、このスタ
ートパルスのトリガにより発素子5を駆動して図3に
示す発光信号(レーザパルス)を発生させる。また上述
のスタートパルスは時間計測部16に与えられ、時間計
測部16の計時を開始する。
【0033】前走車等の反射体で反射したレーザパルス
は受光素子6,7の少なくとも一方により受光され、図
3に示す受光信号を発生し、受光回路13で増幅された
後に、ストップパルスを時間計測部16に出力する。
時間計測部16はパルス発生部15からのスタートパル
スと、受光回路13からのストップパルスとの間の時間
間隔(図3参照)を計測し、時間データとして距離計算
部21に出力する。この距離計測部21は時間データか
ら前走車との間の距離を演算(測距)する。
【0034】ここで上述のCPU20は自車前方の所定
の角度領域として図4に示すサーチ初期角(θmin )か
らサーチ終了角(θmax )までの間の角度領域θL(例
えば23度の全エリア内)を探査してターゲット検出す
るスキャン手段(図6に示すフローチャートの第5ステ
ップS5参照)と、左右の受光素子6,7のうちターゲ
ットに近い側の受光素子の光のエネルギが光路差の関係
により強くなる(図3参照)ことを利用して、サーボ機
構14により光学系1および各素子5,6,7を一体的
に駆動させ、左右の受光素子6,7の受光パワーが同一
となった時に駆動を停止することで、光学軸を常にター
ゲットの中心位置に指向させ、図5に示す如く自車前方
のターゲットBを追尾するトラッキング手段(図6に示
すフローチャートの第6ステップS6参照)と、車速セ
ンサ27(図2参照)からの入力に基づいて自車速Vを
検出する自車速検出手段(図6に示すフローチャートの
第1ステップS1参照)と、道路上に所定間隔にて設置
されたリフレクタと自車との相対速度(リフレクタ相対
速度)Vref をVref =V− nx /t)の演算式により
求める第1演算手段(図6に示すフローチャートの第1
ルーチンR1参照)と、障害物(前走車およびリフレク
タの双方を含む)の自車に対する相対速度が上記リフレ
クタ相対速度Vref である時、上記障害物をリフレクタ
と判定する判定手段(図6に示すフローチャートの第4
ステップS4参照)とを兼ねる。
【0035】また、この第1実施例では上述の第1演算
手段(ルーチンR1参照)は複数種類(法律で定められ
た12種類)のリフレクタ設置間隔xに対してそれぞれ
のリフレクタ相対速度Vref を計算し、上述の判定手段
は第1判定手段で演算されたリフレクタ相対速度Vref
と障害物の相対速度とを比較判定する。
【0036】このように構成した障害物検出装置(請求
項1,2,に相当する実施例)の作用を図6に示すフ
ローチャートを参照して以下に詳述する。 第1ステッ
プS1で、CPU20は車速センサ27からの入力に基
づいて自車速Vを検出する。
【0037】次に第2ステップS2で、CPU20は各
n(但しnは整数で、この実施例ではn=0、n=1、
n=2、n=3、n=4、n=5、n=6、n=7、n
=8、n=9、n=10に設定している)およびそれぞ
れのリフレクタ設置間隔x(法律で定められた12通り
の間隔で、詳細は図8参照)における下限値としての左
辺(n−1)x+x0 の値(すなわち自車が移動するで
あろうと予測される距離の下限値)と上限値としての
右辺nx+x0 の値(すなわち自車が移動するであろう
と予測される距離の上限値)を計算する。つまり、この
場合は11×12=132通りの計算が左辺および右辺
に対してそれぞれ実行されることになる。
【0038】次に第3ステップS3で、CPU20は
(n−1)x+x0 <Vt≦nx+x0 が成立する整数
nとリフレクタ設置間隔xとのパターンを第2ステップ
S2のマトリクス内から抽出し、この時の整数nおよび
リフレクタ設置間隔xを以下の式に代入してリフレクタ
相対速度Vref を求める。ここで上述のVtは自車が移
動する距離を示し、この自車が移動する距離Vtは2つ
のリフレクタの間であると想定されるので(n−1)x
+x0 <Vt≦nx+x0 の関係が成立する整数nとリ
フレクタ間隔xとを抽出する。また整数nは自車速Vか
ら推定できる。
【0039】Vref =V−(nx/t) 但し、Vは自車速 nは整数 xはリフレクタ設置間隔 tは観測時間間隔(図3のデータサンプリング周期参
照)つまり、リフレクタ相対速度V ref は、リフレクタ設置
間隔xの自車速vから推定される整数n倍を、観測時間
間隔tで除した値( nx /t)と、自車速vとの差によっ
て求められる。
【0040】次に第4ステップS4で、CPU20は上
述の第3ステップS3にて求められたリフレクタ相対速
Vref が前方検出物体B(図5参照)相対速と同等
か否かを判定し、YES判定時には次の第5ステップS
5に移行する一方、NO判定時には別の第6ステップS
6に移行する。
【0041】上述の第5ステップS5で、CPU20は
道路上に設置されたリフレクタを前方車両であると認識
していると判定し、トラッキング(追尾)処理を中止し
て再度目標を捜索するスキャニング(図4参照)を行な
う。 一方、上述の第6ステップS6で、CPU20は
非リフレクタ判定に対応して、現在認識しているターゲ
ットBを図5に示すトラッキング処理により継続して追
尾する。
【0042】このように第1実施例によれば、レーダ装
置(レーザレーダヘッド2参照)は一定周期でレーザビ
ームLBを発信し、第1演算手段(ルーチンR1参照)
は道路上に所定間隔にて設置されたリフレクタと自車と
の相対速度(すなわちリフレクタ相対速度)を求め、判
定手段(第4ステップS4参照)はレーダ装置により観
測される障害物の自車に対する相対速度が上記リフレク
タ相対速度Vref である時には障害物をリフレクタと判
定し、レーダ装置により観測される障害物の自車に対す
る相対速度が上記リフレクタ相対速度Vref でない時に
は障害物を前走車と判定する。
【0043】このようにリフレクタ相対速度Vref を演
算により求めて、リフレクタか否かを判定するので、デ
ータサンプリング間隔(観測時間間隔)を長く離散的に
設定しても、リフレクタをレーダ装置により確実に判定
することができ、リフレクタ判定に要するデータ数の削
減を図ることができる効果がある。
【0044】また、上記第1演算手段(ルーチンR1参
照)はリフレクタ相対速度Vref を、Vref =V−(nx
/t)で求める。つまり、リフレクタ相対速度V ref
リフレクタ設置間隔xの自車速vから推定される整数n
倍を、観測時間間隔tで除した値と、自車速vとの差に
よって求めるので、このリフレクタ相対速度Vref を演
算により正確に算出することができる。
【0045】さらに、上述の第1演算手段(ルーチンR
1参照)は複数種類のリフレクタ設置間隔x(法律によ
り曲線半径に対応して定められた12通りのリフレクタ
設置間隔)に対してそれぞれリフレクタ相対速度Vref
を計算し、上述の判定手段(第4ステップS4参照)は
第1演算手段で演算されたリフレクタ相対速度Vref と
障害物の相対速度とを比較判定する。
【0046】このため、RAM19等の記憶手段に対し
てテーブルを予め記憶設定する必要がないので、該記憶
手段へのデータ格納量の低下を図りつつ、リフレクタ相
対速度を的確に求めることができ、リフレクタの正確な
判別を行なうことができる効果がある。
【0047】加えて、上述の判定手段(第4ステップS
4参照)で障害物が前走車でなくリフレクタであると判
定された時、スキャン手段(第5ステップS5参照)は
上記レーダ装置(レーザレーダヘッド2参照)から発信
されるレーザビームLBを自車前方の所定の角度領域で
スキャン操作してターゲットを探査する。 このため追
尾すべき必要のないリフレクタの追尾禁止を図ると共
に、本来発見すべき必要のある障害物(前走車や割込み
車両)をスキャニングにより早期に発見することができ
る効果がある。
【0048】(第2実施例) 図7は障害物検出装置の第2実施例を示す制御回路ブロ
ック図で、CPU20に対して車速センサ27、ハンド
ル舵角センサ28、ヨーレートセンサ29を接続する一
方、上述のRAM19には図8に示す第1マップM1を
記憶させている。なお、図7において図2と同一の部分
には同一符号を付してその詳しい説明を省略している。
【0049】上述の第1マップM1は道路の曲線半径に
対応した複数種類のリフレクタ設置間隔(法律で定めら
れた12通りのリフレクタ設置間隔)を記憶させたマッ
プで、このマップM1を記憶するRAM19が記憶手段
に相当する。
【0050】また上述のCPU20は、自車前方の所定
の角度領域として図4に示すサーチ初期角θmin からサ
ーチ終了角θmax までの間の角度領域θL(例えば23
度の全エリア内)を探査してターゲットを検出するスキ
ャン手段(図9に示すフローチャートの第8ステップS
18参照)と、左右の受光素子6,7のうちターゲット
に近い側の受光素子の光のエネルギが光路差の関係によ
り強くなる(図3参照)ことを利用して、サーボ機構1
4により光学系1および各素5,6,7を一体的に駆
動させ、左右の受光素子6,7の受光パワーが同一とな
った時に駆動を停止することで、光学軸を常にターゲッ
トの中心位置に指向させ、図5に示すように自車前方の
ターゲットBを追尾するトラッキング手段(図9に示す
フローチャートの第9ステップS19参照)と、車速セ
ンサ27からの入力に基づいて自車速Vを検出する自車
速検出手段(図9に示すフローチャートの第1ステップ
S11参照)と、ハンドル舵角およびヨーレート(車体
重心の垂直線に対するヨー方向の慣性モーメントに相当
する値)の何れか一方を検出する検出手段(図9に示す
フローチャートの第2ステップS12参照)と、上記検
出手段(第2ステップS12参照)の検出出力に基づい
て道路の曲線半径(自車の回転半径R0 )を演出する第
2演出手段(図9に示すフローチャートの第3ステップ
S13参照)と、上述の第2演算手段で求められた道路
の曲線半径に基づいて図8に示すマップM1からリフレ
クタ設置間隔xを読込む読込み手段(図9に示すフロー
チャートの第4ステップS14参照)と、道路上に所定
間隔にて設置されたリフレクタと自車との相対速度(リ
フレクタ相対速度)Vref をVref =V− nx /t)
演算式により求める第1演算手段(図9に示すフローチ
ャートの第2ルーチンR2参照)と、障害物(前走車お
よびリフレクタの双方を含む)の自車に対する相対速度
が上記リフレクタ相対速度Vref である時、上記障害物
をリフレクタであると判定する判定手段(図9に示すフ
ローチャートの第7ステップS17参照)とを兼ねる。
【0051】このように構成した障害物検出装置(請求
項1,2,3,4に相当する実施例)の作用を、図9に
示すフローチャートを参照して以下に詳述する。 第1
ステップS11で、CPU20は車速センサ27からの
入力に基づいて自車速Vを検出する。
【0052】次に第2ステップS12で、CPU20は
ハンドル舵角センサ28、ヨーレートセンサ29の何れ
か一方の入力に基づいてハンドル舵角θまたはヨーレー
トγを検出する。 次に第3ステップS13で、CPU
20は次の[数2]または[数3]により自車回転半径
R0 を算出する。
【0053】
【数2】
【0054】
【数3】
【0055】次に第4ステップS14で、CPU20は
上述の自車回転半径R0 を道路の曲線半径と見なして、
法律で定められたリフレクタ設置間隔xを図8に示す第
1マップM1から読込む。
【0056】次に第5ステップS15で、CPU20は
各n(但しnは整数で、この実施例ではn=0、n=
1、n=2、n=3、n=4、n=5、n=6、n=
7、n=8、n=9、n=10に設定している)におけ
る下限値としての左辺(n−1)x+x0 と上限値とし
ての右辺nx+x0 の値を計算する。つまり、この場合
は11通りの計算が左辺および右辺に対してそれぞれ実
行されることになる。
【0057】次に第6ステップS16で、CPU20は
(n−1)x+x0 <Vt≦nx+x0 が成立する整数
nとリフレクタ設置間隔xとのパターンを第5ステップ
S15のマトリクス内から抽出し、この時の整数nおよ
びリフレクタ設置間隔xを以下の式に代入してリフレク
タ相対速度Vref を求める。
【0058】Vref =V−(nx/t) 但し、Vは自車速 nは整数 xはリフレクタ設置間隔 tは観測時間間隔(図3のデータサンプリング周期参
照) 次に第7ステップS17で、CPU20は上述の
第6ステップS16にて求められたリフレクタ相対速度
Vref が前方検出物体B(図5参照)相対速と同等か
否かを判定し、YES判定時には次の第8ステップS1
8に移行する一方、NO判定時には別の第9ステップS
19に移行する。
【0059】上述の第8ステップS18で、CPU20
は道路上に設置されたリフレクタを前方車両であると認
識していると判定し、トラッキング(追尾)処理を中止
して再度目標を捜索するスキャニング(図4参照)を行
なう。 一方、上述の第9ステップS19で、CPU2
0は非リフレクタ判定に対応して、現在認識しているタ
ーゲットBを図5に示すトラッキング処理により継続し
て追尾する。
【0060】このように第2実施例によれば、レーダ装
置(レーザレーダヘッド2参照)は一定周期でレーザビ
ームLBを発信し、第1演算手段(ルーチンR2参照)
は道路上に所定間隔にて設置されたリフレクタと自車と
の相対速度(すなわちリフレクタ相対速度)Vref を求
め、判定手段(第7ステップS17参照)はレーダ装置
により観測される障害物の自車に対する相対速度が上記
リフレクタ相対速度Vref である時には障害物をリフレ
クタと判定し、レーダ装置により観測される障害物の自
車に対する相対速度が上記リフレクタ相対速度Vref で
ないには障害物を前走車と判定する。
【0061】このようにリフレクタ相対速度Vref を演
算により求めて、リフレクタか否かを判定するので、デ
ータサンプリング間隔(観測時間間隔)を長く離散的に
設定しても、リフレクタをレーダ装置により確実に判定
することができ、リフレクタ判定に要するデータ数の削
減を図ることができる効果がある。
【0062】また、上記第1演算手段(ルーチンR2参
照)はリフレクタ相対速度Vref を、Vref =V−(nx
/t)で求める。つまり、リフレクタ相対速度V ref
リフレクタ設置間隔xの自車速vから推定される整数n
倍を、観測時間間隔tで除した値( nx /t)と、自車速
vとの差によって求めるので、このリフレクタ相対速度
Vref を演算により正確に算出することができる。
【0063】さらに、記憶手段(図7のRAM19参
照)は道路の曲線半径R0 に対応した複数種類のリフレ
クタ設置間隔x(法律により曲線半径に対応して定めら
れた12通りのリフレクタ設置間隔)を記憶(マップM
1参照)し、上述の検出手段(第2ステップS12参
照)はハンドル舵角θおよびヨーレートγの何れか一方
を検出し、第2演算手段(第3ステップS13参照)は
上述の検出手段の検出出力(すなわちハンドル舵角θお
よびヨーレートγの何れか一方)に基づいて道路の曲線
半径R0 を演算し、読込み手段(第4ステップS14参
照)は上述の第2演算手段(第3ステップS13参照)
で求められた道路の曲線半径R0 に基づいて上述の記憶
手段(RAM19に記憶させたマップM1参照)からリ
フレクタ設置間隔xを読込む。
【0064】このように予めハンドル舵角θまたはヨー
レートγに基づいて道路の曲線半径R0 を演出するの
で、CPU20の内部回路等による計算量(データ処理
量)の低減を図りつつ、リフレクタ相対速度Vref を的
確に求めることができ、リフレクタの正確な判別を行な
うことができる効果がある。
【0065】加えて、上述の判定手段(第7ステップS
17参照)で障害物が前走車でなくリフレクタであると
判定された時、スキャン手段(第8ステップS18参
照)は上記レーダ装置(レーザレーダヘッド2参照)か
ら発信されるレーザビームLBを自車前方の所定の角度
領域θLでスキャン操作してターゲットを探査する。
このため追尾すべき必要のないリフレクタの追尾禁止
を図ると共に、本来発見すべき必要のある障害物(前走
車や割込み車両)をスキャニングにより早期に発見する
ことができる効果がある。
【0066】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のレーダ装置は、実施例のレーザレ
ーダヘッド2に対応し、以下同様に、第1演算手段は、
CPU20制御による各ルーチンR1,R2に対応し、
判定手段は、各ステップS4,S17に対応し、記憶手
段は、RAM19(図7参照)に対応し、検出手段は、
図9の第2ステップS12に対応し、第2演算手段は図
9に第3ステップS13に対応し、読込み手段は、図9
に第4ステップS4に対応し、スキャン手段は、各ステ
ップS5,S18に対応するも、この発明は、上述の実
施例の構成のみに限定されるものではない。
【0067】例えば上記各実施例においては整数n=0
〜10の場合を例示したが、この整数の最大値は「1
0」以上であってもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の障害物検出装置のリフレクタ相対速度
を求める式を導びき出すための説明図。
【図2】本発明の障害物検出装置の第1実施例を示す系
統図。
【図3】発光信号および左右の受光信号を示す説明図。
【図4】スキャニング操作の説明図。
【図5】トラッキング操作の説明図。
【図6】リフレクタ判定処理を示すフローチャート。
【図7】本発明の障害物検出装置の第2実施例を示す系
統図。
【図8】RAMに記憶させたマップの説明図。
【図9】リフレクタ判定処理を示すフローチャート。
【図10】クレーム対応図。
【図11】従来装置の作用説明図。
【符号の説明】
2…レーザレーダヘッド(レーダ装置) R1,R2…第1演算手段 S4,S17…判定手段 S5,S18…スキャン手段 S12…検出手段 S13…第2演算手段 S14…読込み手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−288847(JP,A) 特開 平6−138234(JP,A) 特開 平4−248489(JP,A) 特開 平5−80154(JP,A) 特開 昭62−130500(JP,A) 実開 平2−7154(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/48 - 7/51 G01S 17/00 - 17/95

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定周期でレーザビームを発信するレーダ
    装置と、 自車走行時において道路上に上記レーダ装置により観測
    される障害物と、 道路上に所定間隔にて設置されたリフレクタと自車との
    リフレクタ相対速度を求める第1演算手段と、 上記障害物の自車に対する相対速度が上記リフレクタ相
    対速度である時、上記障害物をリフレクタと判定する判
    定手段とを備え、 自車速をV、リフレクタ設置間隔をx、観測時間間隔を
    t、nを自車速vから推定される整数とする時、上記第
    1演算手段はリフレクタ相対速度V ref を、リフレクタ
    設置間隔xの自車速vから推定される整数n倍を、観測
    時間間隔tで除した値と、自車速vとの差によって求
    め、 上記判定手段は上記障害物の相対速度がリフレクタ相対
    速度V ref と一致した時、リフレクタと判定する 障害物
    検出装置。
  2. 【請求項2】上記第1演算手段は複数種類のリフレクタ
    設置間隔に対してそれぞれリフレクタ相対速度を計算
    し、 上記判定手段は上記第1演算手段で演算されたリフレク
    タ相対速度と障害物の相対速度とを比較判定する請求項
    1記載の障害物検出装置。
  3. 【請求項3】道路の曲線半径に対応した複数種類のリフ
    レクタ設置間隔を記憶する記憶手段と、 ハンドル舵角およびヨーレートの何れか一方を検出する
    検出手段と、 上記検出手段の検出出力に基づいて道路の曲線半径を演
    算する第2演算手段と、上記第2演算手段で求められた
    道路の曲線半径に基づいて上記記憶手段からリフレクタ
    設置間隔を読込む読込み手段とを備えた請求項1記載の
    障害物検出装置。
  4. 【請求項4】上記判定手段で障害物がリフレクタである
    と判定された時、上記レーダ装置から発信されるレーザ
    ビームを自車前方の所定の角度領域でスキャン操作して
    ターゲットを探査するスキャン手段を備えた請求項1記
    載の障害物検出装置。
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