JP3528038B2 - 水処理方法及びその装置 - Google Patents
水処理方法及びその装置Info
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- JP3528038B2 JP3528038B2 JP06062399A JP6062399A JP3528038B2 JP 3528038 B2 JP3528038 B2 JP 3528038B2 JP 06062399 A JP06062399 A JP 06062399A JP 6062399 A JP6062399 A JP 6062399A JP 3528038 B2 JP3528038 B2 JP 3528038B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水処理方法及びそ
の装置に係り、特に、加圧条件下で被処理水のオゾン処
理を行なう水処理方法及びその装置に関する。
の装置に係り、特に、加圧条件下で被処理水のオゾン処
理を行なう水処理方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被処理水を加圧下でオゾン処理した後、
被処理水中の酸化物質やその他の懸濁物などをろ過によ
り除去する水処理装置が、特開平10−216751号
公報などに提案されている。このような水処理装置で
は、オゾン発生器で生成されたオゾンガスをオゾン注入
器で被処理水中に注入し、オゾンガスを注入された被処
理水を加圧ポンプで加圧して気液分離槽へ導いている。
気液分離槽内で、気体が分離された被処理水は、気液分
離槽内の圧力でろ過作用を有する装置に送出され、ろ過
材でろ過される。このように、加圧ポンプから気液分離
槽間の管路、そして気液分離槽などで、加圧下で被処理
水のオゾン処理が行なわれるため被処理水へのオゾンガ
スの溶解速度が増し、溶存オゾン濃度が高くなるため、
効率のよいオゾン処理が行なえる。すなわち、被処理水
に注入するオゾン量が低減でき、また、気液分離槽で分
離される排気中のオゾンの含有率を低減できる。
被処理水中の酸化物質やその他の懸濁物などをろ過によ
り除去する水処理装置が、特開平10−216751号
公報などに提案されている。このような水処理装置で
は、オゾン発生器で生成されたオゾンガスをオゾン注入
器で被処理水中に注入し、オゾンガスを注入された被処
理水を加圧ポンプで加圧して気液分離槽へ導いている。
気液分離槽内で、気体が分離された被処理水は、気液分
離槽内の圧力でろ過作用を有する装置に送出され、ろ過
材でろ過される。このように、加圧ポンプから気液分離
槽間の管路、そして気液分離槽などで、加圧下で被処理
水のオゾン処理が行なわれるため被処理水へのオゾンガ
スの溶解速度が増し、溶存オゾン濃度が高くなるため、
効率のよいオゾン処理が行なえる。すなわち、被処理水
に注入するオゾン量が低減でき、また、気液分離槽で分
離される排気中のオゾンの含有率を低減できる。
【0003】ところで、水処理の実施とともに、ろ過材
に被処理水中の懸濁物などが堆積することにより、ろ過
材での圧力損失が増大し、流量の低下、水質の悪化、微
生物の漏出などのろ過処理能力の低下が発生する。この
ようなろ過処理能力の低下を回復するため、ろ過材の洗
浄が行なわれる。効果的なろ過材の洗浄方法として、ろ
過槽などに気体を吹き込み、生じた気泡の剪断力を利用
してろ過材の堆積物などを分離し、逆洗により分離した
堆積物などを除去する方法が知られている。
に被処理水中の懸濁物などが堆積することにより、ろ過
材での圧力損失が増大し、流量の低下、水質の悪化、微
生物の漏出などのろ過処理能力の低下が発生する。この
ようなろ過処理能力の低下を回復するため、ろ過材の洗
浄が行なわれる。効果的なろ過材の洗浄方法として、ろ
過槽などに気体を吹き込み、生じた気泡の剪断力を利用
してろ過材の堆積物などを分離し、逆洗により分離した
堆積物などを除去する方法が知られている。
【0004】このようなろ過材の洗浄をおこなうため、
前述のような従来の加圧型の水処理装置では、ろ過槽内
に備えられた散気手段と、この散気手段から気泡を発生
するために、洗浄用気体を供給するブロワーやコンプレ
ッサーなどの昇圧手段などが備えられている。
前述のような従来の加圧型の水処理装置では、ろ過槽内
に備えられた散気手段と、この散気手段から気泡を発生
するために、洗浄用気体を供給するブロワーやコンプレ
ッサーなどの昇圧手段などが備えられている。
【0005】一方、特開平7−155751などに提案
されている常圧でオゾン処理する水処理装置では、オゾ
ン発生器により発生させたオゾンを逆洗水に注入し、ろ
過槽内に散気するようにしている。また、オゾン反応槽
などに溜まっている反応に寄与しなかった残存オゾンを
含む排気を、ろ過槽の洗浄用気体としてブロワーなどの
昇圧手段で補助的に散気手段に供給することも提案され
ている。
されている常圧でオゾン処理する水処理装置では、オゾ
ン発生器により発生させたオゾンを逆洗水に注入し、ろ
過槽内に散気するようにしている。また、オゾン反応槽
などに溜まっている反応に寄与しなかった残存オゾンを
含む排気を、ろ過槽の洗浄用気体としてブロワーなどの
昇圧手段で補助的に散気手段に供給することも提案され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の技術にお
いて、常圧型の水処理装置では、ろ過材の洗浄用気体と
して、オゾン反応槽等で反応に寄与しなかった残存オゾ
ンを含む排気を用いている。このため、ろ過槽内で散気
する洗浄用気体の供給手段を個別に設ける必要がないと
いう利点がある。しかし、ろ過槽に供給するためにオゾ
ン反応槽とろ過槽との間に、ブロワー等の昇圧手段を設
けなければならないため、設置スペースが必要になるだ
けでなく、間欠的に運転される昇圧手段の保守管理に手
間がかかるなどの問題がある。この点は、前述の加圧型
の水処理装置においても同様である。
いて、常圧型の水処理装置では、ろ過材の洗浄用気体と
して、オゾン反応槽等で反応に寄与しなかった残存オゾ
ンを含む排気を用いている。このため、ろ過槽内で散気
する洗浄用気体の供給手段を個別に設ける必要がないと
いう利点がある。しかし、ろ過槽に供給するためにオゾ
ン反応槽とろ過槽との間に、ブロワー等の昇圧手段を設
けなければならないため、設置スペースが必要になるだ
けでなく、間欠的に運転される昇圧手段の保守管理に手
間がかかるなどの問題がある。この点は、前述の加圧型
の水処理装置においても同様である。
【0007】本発明の課題は、洗浄用気体の昇圧手段を
削減できる水処理装置を提供することである。
削減できる水処理装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の水処理方法は、
上記課題を、オゾンが注入加圧された被処理水を気液分
離槽に導いて気液を分離し、この気液分離槽から送出さ
れる被処理水をろ過作用を有する装置に流入させて懸濁
物質をろ過して送出する水処理方法において、ろ過作用
を有する装置に流入される被処理水の流入を停止すると
ともに、このろ過作用を有する装置の圧力を下げた後、
気液分離槽から排出される気体をろ過作用を有する装置
の内部に散気させてろ過材を洗浄することにより解決す
る。
上記課題を、オゾンが注入加圧された被処理水を気液分
離槽に導いて気液を分離し、この気液分離槽から送出さ
れる被処理水をろ過作用を有する装置に流入させて懸濁
物質をろ過して送出する水処理方法において、ろ過作用
を有する装置に流入される被処理水の流入を停止すると
ともに、このろ過作用を有する装置の圧力を下げた後、
気液分離槽から排出される気体をろ過作用を有する装置
の内部に散気させてろ過材を洗浄することにより解決す
る。
【0009】このようにすれば、ろ過作用を有する装置
の圧力を下げたことにより生じる気液分離槽との圧力差
で、気液分離槽内の排気が洗浄用の気体としてろ過作用
を有する装置内に給気されるので、洗浄用気体の昇圧手
段を削減できる。
の圧力を下げたことにより生じる気液分離槽との圧力差
で、気液分離槽内の排気が洗浄用の気体としてろ過作用
を有する装置内に給気されるので、洗浄用気体の昇圧手
段を削減できる。
【0010】また、オゾンが注入加圧された被処理水を
導いて気液を分離する気液分離槽と、被処理水中の懸濁
物質をろ過するろ過作用を有する装置と、気液分離槽か
ら送出される被処理水をろ過作用を有する装置に導く被
処理水供給管路と、ろ過作用を有する装置のろ過材を洗
浄する気泡をこのろ過作用を有する装置内に放出する散
気手段と、ろ過作用を有する装置内の気体を排気する排
気管路とを備えた水処理装置において、気液分離槽から
排出される排気をろ過作用を有する装置の散気手段に供
給する給気管路を設け、被処理水供給管路の弁を閉じ、
排気管路の弁を開いた後、給気管路の弁を開くろ過材洗
浄制御手段を設ければ、ろ過材の洗浄時の弁の開閉動作
を自動的に行なえるので好ましい。
導いて気液を分離する気液分離槽と、被処理水中の懸濁
物質をろ過するろ過作用を有する装置と、気液分離槽か
ら送出される被処理水をろ過作用を有する装置に導く被
処理水供給管路と、ろ過作用を有する装置のろ過材を洗
浄する気泡をこのろ過作用を有する装置内に放出する散
気手段と、ろ過作用を有する装置内の気体を排気する排
気管路とを備えた水処理装置において、気液分離槽から
排出される排気をろ過作用を有する装置の散気手段に供
給する給気管路を設け、被処理水供給管路の弁を閉じ、
排気管路の弁を開いた後、給気管路の弁を開くろ過材洗
浄制御手段を設ければ、ろ過材の洗浄時の弁の開閉動作
を自動的に行なえるので好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用してなる水処
理装置の一実施形態を、図1を参照して説明する。図1
は、本発明を適用してなる水処理装置の概略構成図であ
る。
理装置の一実施形態を、図1を参照して説明する。図1
は、本発明を適用してなる水処理装置の概略構成図であ
る。
【0012】本実施形態の水処理装置は、加圧条件下で
被処理水にオゾンを作用させた後、生物活性炭で吸着処
理を行なうことで高度浄水処理を行なうものであり、オ
ゾン発生器1、加圧ポンプ3、気液分離槽5、生物活性
炭吸着槽7、そして排オゾン処理装置9などから構成さ
れている。オゾン発生器1は、オゾンガス供給管路11
を介して加圧ポンプ3と連結されている。加圧ポンプ3
は、例えばギアポンプや渦流ポンプなどの気液を混合で
きるポンプであり、被処理水供給管路13に設けられて
いる。被処理水供給管路13は、加圧ポンプ3よりも下
流側の端部で気液分離槽5に連結されている。気液分離
槽5の底部には、さらに、被処理水供給管路15が連結
されており、この被処理水供給管路15は、流量調整弁
17を介して、生物活性炭吸着槽7の上部に連結されて
いる。気液分離槽5は、圧力容器であり、上部天板面に
連結された排気管路19に設けられた保圧弁21で内部
圧力が調整される。気液分離槽5の排気管路19には、
保圧弁21の下流側に、2方向流量調整弁23と排オゾ
ン処理装置9が順次設けられている。排オゾン処理装置
9は、排気中のオゾンを分解するための反応物として活
性炭を充填したものである。2方向流量調整弁23で、
給気管路24が排気管路19から分岐され、給気管路2
4は、ガス流量調整弁25を介し生物活性炭吸着槽7の
底面で散気管27に連結されている。また、給気管路2
4には、ガス流量センサ29が設けられている。散気管
27は、生物活性炭吸着槽7の底部、すなわち、2次側
に設けられており、微細孔を有するセラミック製の管か
らなる。ろ過作用を有する装置である生物活性炭吸着槽
7には、ろ過材として石炭系活性炭粒子からなる生物活
性炭層30が充填されている。なお、本実施形態は、浄
水用の水処理装置であるため、粒径1μmの活性炭を用
いているが、活性炭の粒径は、処理する水の水質などに
よって適宜変更できる。生物活性炭吸着槽7の底部に
は、浄水供給管路31と逆洗水供給管路33が、上部天
板面には、保圧弁35を備えた排気管路37が、上部側
面には、逆洗水排出管路39が各々連結されている。排
気管路37は、2方向流量調整弁23と排オゾン処理装
置9の間で排気管路19と連通している。また、2方向
流量調整弁23とガス流量調整弁25には、弁を駆動す
るための図示していないモータが備えられており、被処
理水供給管路15の流量調整弁17、給気管路24の2
方向流量調整弁23、ガス流量調整弁25、ガス流量セ
ンサ29、そして生物活性炭吸着槽7の保圧弁35など
は、破線で示した配線41によりろ過材洗浄制御装置4
3と接続されている。
被処理水にオゾンを作用させた後、生物活性炭で吸着処
理を行なうことで高度浄水処理を行なうものであり、オ
ゾン発生器1、加圧ポンプ3、気液分離槽5、生物活性
炭吸着槽7、そして排オゾン処理装置9などから構成さ
れている。オゾン発生器1は、オゾンガス供給管路11
を介して加圧ポンプ3と連結されている。加圧ポンプ3
は、例えばギアポンプや渦流ポンプなどの気液を混合で
きるポンプであり、被処理水供給管路13に設けられて
いる。被処理水供給管路13は、加圧ポンプ3よりも下
流側の端部で気液分離槽5に連結されている。気液分離
槽5の底部には、さらに、被処理水供給管路15が連結
されており、この被処理水供給管路15は、流量調整弁
17を介して、生物活性炭吸着槽7の上部に連結されて
いる。気液分離槽5は、圧力容器であり、上部天板面に
連結された排気管路19に設けられた保圧弁21で内部
圧力が調整される。気液分離槽5の排気管路19には、
保圧弁21の下流側に、2方向流量調整弁23と排オゾ
ン処理装置9が順次設けられている。排オゾン処理装置
9は、排気中のオゾンを分解するための反応物として活
性炭を充填したものである。2方向流量調整弁23で、
給気管路24が排気管路19から分岐され、給気管路2
4は、ガス流量調整弁25を介し生物活性炭吸着槽7の
底面で散気管27に連結されている。また、給気管路2
4には、ガス流量センサ29が設けられている。散気管
27は、生物活性炭吸着槽7の底部、すなわち、2次側
に設けられており、微細孔を有するセラミック製の管か
らなる。ろ過作用を有する装置である生物活性炭吸着槽
7には、ろ過材として石炭系活性炭粒子からなる生物活
性炭層30が充填されている。なお、本実施形態は、浄
水用の水処理装置であるため、粒径1μmの活性炭を用
いているが、活性炭の粒径は、処理する水の水質などに
よって適宜変更できる。生物活性炭吸着槽7の底部に
は、浄水供給管路31と逆洗水供給管路33が、上部天
板面には、保圧弁35を備えた排気管路37が、上部側
面には、逆洗水排出管路39が各々連結されている。排
気管路37は、2方向流量調整弁23と排オゾン処理装
置9の間で排気管路19と連通している。また、2方向
流量調整弁23とガス流量調整弁25には、弁を駆動す
るための図示していないモータが備えられており、被処
理水供給管路15の流量調整弁17、給気管路24の2
方向流量調整弁23、ガス流量調整弁25、ガス流量セ
ンサ29、そして生物活性炭吸着槽7の保圧弁35など
は、破線で示した配線41によりろ過材洗浄制御装置4
3と接続されている。
【0013】このように構成される本実施形態の水処理
装置では、まず、オゾン発生器1で生成したオゾンガス
が、オゾンガス管路11から加圧ポンプ3に供給され、
被処理水供給管路13を通流する被処理水に注入され
る。さらに、被処理水は、加圧ポンプ3により約4Kg
f/cm2に加圧され、非処理管路13を通って、気液
分離槽5へ送られる。この間、加圧条件下でオゾンガス
が被処理水に迅速に溶け込み、高濃度の溶存オゾンによ
り被処理水中の有機物や臭気物質の酸化反応などが効率
よく起こる。保圧弁21により約4Kgf/cm2の圧
力に保たれている気液分離槽5において、酸化反応など
の結果生じた気体が被処理水から分離される。オゾン処
理された水は、気液分離槽5内の圧力により、被処理水
供給管路15を通って生物活性炭吸着槽7でろ過され、
被処理水中の酸化物質やその他の固形物などが、生物活
性炭層30の吸着効果や篩効果などにより除去される。
ろ過された被処理水、すなわち浄水は、浄水管路31か
ら次の工程などへ送られる。
装置では、まず、オゾン発生器1で生成したオゾンガス
が、オゾンガス管路11から加圧ポンプ3に供給され、
被処理水供給管路13を通流する被処理水に注入され
る。さらに、被処理水は、加圧ポンプ3により約4Kg
f/cm2に加圧され、非処理管路13を通って、気液
分離槽5へ送られる。この間、加圧条件下でオゾンガス
が被処理水に迅速に溶け込み、高濃度の溶存オゾンによ
り被処理水中の有機物や臭気物質の酸化反応などが効率
よく起こる。保圧弁21により約4Kgf/cm2の圧
力に保たれている気液分離槽5において、酸化反応など
の結果生じた気体が被処理水から分離される。オゾン処
理された水は、気液分離槽5内の圧力により、被処理水
供給管路15を通って生物活性炭吸着槽7でろ過され、
被処理水中の酸化物質やその他の固形物などが、生物活
性炭層30の吸着効果や篩効果などにより除去される。
ろ過された被処理水、すなわち浄水は、浄水管路31か
ら次の工程などへ送られる。
【0014】このような、水処理の実施の経過ととも
に、生物活性炭吸着槽7は、生物活性炭層30に被処理
水中の懸濁物が堆積し、また、生物活性炭の表面の微生
物が増殖することにより目詰まりを起こし、水処理能力
が低下する。このため、例えば、目詰まりによる圧力損
失が定められた値よりも大きくなった場合など、ろ過
材、すなわち生物活性炭層30の気泡による洗浄を行
う。
に、生物活性炭吸着槽7は、生物活性炭層30に被処理
水中の懸濁物が堆積し、また、生物活性炭の表面の微生
物が増殖することにより目詰まりを起こし、水処理能力
が低下する。このため、例えば、目詰まりによる圧力損
失が定められた値よりも大きくなった場合など、ろ過
材、すなわち生物活性炭層30の気泡による洗浄を行
う。
【0015】ここで、気泡による洗浄を行なう場合、洗
浄用気体でのバブリングを行なった後に逆洗水で逆洗す
る洗浄方法、逆洗とバブリングを同時に行なう洗浄方法
などがある。これらの洗浄方法の選択や、各々の洗浄方
法における洗浄用気体と逆洗水の量と処理時間などは、
被処理水の水質、ろ過材の充填量、ろ過材の種類などに
より適宜選択される。なお、本実施形態においても、洗
浄効果が高い、逆洗とバブリングを同時に行なう洗浄方
法によりろ過材の洗浄を行なうことが可能である。
浄用気体でのバブリングを行なった後に逆洗水で逆洗す
る洗浄方法、逆洗とバブリングを同時に行なう洗浄方法
などがある。これらの洗浄方法の選択や、各々の洗浄方
法における洗浄用気体と逆洗水の量と処理時間などは、
被処理水の水質、ろ過材の充填量、ろ過材の種類などに
より適宜選択される。なお、本実施形態においても、洗
浄効果が高い、逆洗とバブリングを同時に行なう洗浄方
法によりろ過材の洗浄を行なうことが可能である。
【0016】前述のように圧力損失の増大を検知し、生
物活性炭層30の洗浄が必要と判断されると、ろ過材洗
浄制御装置43は、流量調整弁17を閉じ、生物活性炭
吸着槽7への被処理水の流入を止める。生物活性炭吸着
槽7の保圧弁35を開き、生物活性炭吸着槽7内の気体
を排気管路37から排オゾン処理装置9を通して排出
し、生物活性炭吸着槽7内を大気圧に戻す。大気圧にな
った生物活性炭吸着槽7に逆洗水供給管路33から逆洗
水を流入させ、生物活性炭層30の逆洗を行なう。逆洗
と同時に、2方向流量調整弁23を調整し、給気管路2
4側に気体を流入させると共に、ガス流量調整弁25を
調整し、気液分離槽5の上部に溜まっている気体が、洗
浄用気体として、気液分離槽5にかかっている圧力によ
り給気管路24を通って散気管27へ供給される。洗浄
用気体は、散気管27により、気泡となって生物活性炭
吸着槽7の2次側に供給され、その気泡の剪断力によ
り、生物活性炭層30の堆積物や繁殖した微生物などが
分離される。分離された堆積物や微生物などは、逆洗水
と共に逆洗水排出管路39から流出して除去される。な
お、洗浄用気体の流量は、ガス流量センサ29からの情
報により、予め定められた流量になるように、ろ過材洗
浄制御装置43が2方向流量調整弁23とガス流量調整
弁25の開度を制御することで調整されている。
物活性炭層30の洗浄が必要と判断されると、ろ過材洗
浄制御装置43は、流量調整弁17を閉じ、生物活性炭
吸着槽7への被処理水の流入を止める。生物活性炭吸着
槽7の保圧弁35を開き、生物活性炭吸着槽7内の気体
を排気管路37から排オゾン処理装置9を通して排出
し、生物活性炭吸着槽7内を大気圧に戻す。大気圧にな
った生物活性炭吸着槽7に逆洗水供給管路33から逆洗
水を流入させ、生物活性炭層30の逆洗を行なう。逆洗
と同時に、2方向流量調整弁23を調整し、給気管路2
4側に気体を流入させると共に、ガス流量調整弁25を
調整し、気液分離槽5の上部に溜まっている気体が、洗
浄用気体として、気液分離槽5にかかっている圧力によ
り給気管路24を通って散気管27へ供給される。洗浄
用気体は、散気管27により、気泡となって生物活性炭
吸着槽7の2次側に供給され、その気泡の剪断力によ
り、生物活性炭層30の堆積物や繁殖した微生物などが
分離される。分離された堆積物や微生物などは、逆洗水
と共に逆洗水排出管路39から流出して除去される。な
お、洗浄用気体の流量は、ガス流量センサ29からの情
報により、予め定められた流量になるように、ろ過材洗
浄制御装置43が2方向流量調整弁23とガス流量調整
弁25の開度を制御することで調整されている。
【0017】このように、本実施形態の水処理装置で
は、生物活性炭吸着槽7内に水処理中にかかっていた圧
力を排気管37からの気体の排出により下げることによ
って生じる気液分離槽5と生物活性炭吸着槽7の圧力差
で、気液分離槽5において分離された気体を洗浄用の気
体として生物活性炭吸着槽7に備えられた散気管27へ
通流させ、洗浄時のバブリングを行なっている。このた
め、ブロワーやコンプレッサーなどの洗浄用気体の昇圧
手段を削減することができる。
は、生物活性炭吸着槽7内に水処理中にかかっていた圧
力を排気管37からの気体の排出により下げることによ
って生じる気液分離槽5と生物活性炭吸着槽7の圧力差
で、気液分離槽5において分離された気体を洗浄用の気
体として生物活性炭吸着槽7に備えられた散気管27へ
通流させ、洗浄時のバブリングを行なっている。このた
め、ブロワーやコンプレッサーなどの洗浄用気体の昇圧
手段を削減することができる。
【0018】また、本実施形態の水処理装置では、オゾ
ン処理が加圧条件下で行われているため、被処理水への
溶存オゾン量が増え、オゾンの反応効率が高くなってい
るので、気液分離槽5で被処理水から分離された気体や
洗浄時の生物活性炭層30からの排気は、オゾンの含有
量が低いか、または、ほとんどオゾンを含んでいない。
このため、オゾンを分解処理する排オゾン処理装置9
は、高濃度のオゾンの分解処理能力を必要とせず、残存
オゾンを分解処理するための反応物として活性炭のみを
用いれば十分であり、その量も少なくできる。
ン処理が加圧条件下で行われているため、被処理水への
溶存オゾン量が増え、オゾンの反応効率が高くなってい
るので、気液分離槽5で被処理水から分離された気体や
洗浄時の生物活性炭層30からの排気は、オゾンの含有
量が低いか、または、ほとんどオゾンを含んでいない。
このため、オゾンを分解処理する排オゾン処理装置9
は、高濃度のオゾンの分解処理能力を必要とせず、残存
オゾンを分解処理するための反応物として活性炭のみを
用いれば十分であり、その量も少なくできる。
【0019】また、本実施形態では、ろ過作用を有する
装置として生物活性炭吸着槽7を用いたが、図2のよう
に膜ろ過槽45、例えば、平膜や中空糸などからなる精
密ろ過膜や限外ろ過膜などを備えたろ過槽を用いること
もできる。膜ろ過槽45を用いる場合には、給気管路2
4は、膜ろ過槽45の1次側に連結し、膜の1次側表層
部の堆積物をバブリングにより分離し、逆洗により除去
する。なお、図2では、図1と同じ機能を有するものに
は同一の符号を付している。
装置として生物活性炭吸着槽7を用いたが、図2のよう
に膜ろ過槽45、例えば、平膜や中空糸などからなる精
密ろ過膜や限外ろ過膜などを備えたろ過槽を用いること
もできる。膜ろ過槽45を用いる場合には、給気管路2
4は、膜ろ過槽45の1次側に連結し、膜の1次側表層
部の堆積物をバブリングにより分離し、逆洗により除去
する。なお、図2では、図1と同じ機能を有するものに
は同一の符号を付している。
【0020】また、本実施形態では、被処理水へのオゾ
ンガスの注入と被処理水の加圧を兼ねた加圧ポンプ3を
用いたが、図2のように、オゾンガスを注入するため
の、例えばエゼクターなどのオゾンガス注入器47と、
オゾンガスを含む被処理液を加圧するための加圧ポンプ
49とを別個に設けることもできる。
ンガスの注入と被処理水の加圧を兼ねた加圧ポンプ3を
用いたが、図2のように、オゾンガスを注入するため
の、例えばエゼクターなどのオゾンガス注入器47と、
オゾンガスを含む被処理液を加圧するための加圧ポンプ
49とを別個に設けることもできる。
【0021】また、本実施形態では、加圧ポンプ3によ
り約4Kgf/cm2に加圧しているが、約1Kgf/
cm2以上に加圧すれば水処理を行なうことができ、水
質やろ過槽の性能に応じて適宜加える圧力を設定するこ
とができる。
り約4Kgf/cm2に加圧しているが、約1Kgf/
cm2以上に加圧すれば水処理を行なうことができ、水
質やろ過槽の性能に応じて適宜加える圧力を設定するこ
とができる。
【0022】また、本実施形態では、生物活性炭層30
として石炭系活性炭を用いたが、ヤシガラ系活性炭など
他の種々の活性炭を用いることができる。
として石炭系活性炭を用いたが、ヤシガラ系活性炭など
他の種々の活性炭を用いることができる。
【0023】また、本実施形態では、散気管27を生物
活性炭層30の2次側下方に設置しているが、生物活性
炭層30の内部などに設置することもできる。
活性炭層30の2次側下方に設置しているが、生物活性
炭層30の内部などに設置することもできる。
【0024】また、本実施形態では、主に加圧ポンプ3
から気液分離槽5の間でオゾン処理を行なっているが、
加圧ポンプ3と気液分離槽5の間の被処理水供給管路1
3にオゾン処理をより促進するため、被処理水の滞留槽
を設けてもよい。
から気液分離槽5の間でオゾン処理を行なっているが、
加圧ポンプ3と気液分離槽5の間の被処理水供給管路1
3にオゾン処理をより促進するため、被処理水の滞留槽
を設けてもよい。
【0025】また、本実施形態では、洗浄時の被処理水
供給管路15の流量調整弁17、給気管路24の2方向
流量調整弁23、ガス流量調整弁25、ガス流量センサ
29、そして生物活性炭吸着槽7の保圧弁35などの開
閉や洗浄用気体の流量調整をろ過材洗浄制御装置43で
制御するようにしたが、手動で制御するようにしてもよ
い。
供給管路15の流量調整弁17、給気管路24の2方向
流量調整弁23、ガス流量調整弁25、ガス流量センサ
29、そして生物活性炭吸着槽7の保圧弁35などの開
閉や洗浄用気体の流量調整をろ過材洗浄制御装置43で
制御するようにしたが、手動で制御するようにしてもよ
い。
【0026】また、本実施形態では、排オゾン処理装置
9の残オゾンを分解処理するための反応物として活性炭
を用いたが、酸化マンガン、酸化鉛、白金粉末などの触
媒を用いることもできる。
9の残オゾンを分解処理するための反応物として活性炭
を用いたが、酸化マンガン、酸化鉛、白金粉末などの触
媒を用いることもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、水処理装置の洗浄用気
体の昇圧手段を削減することができる。
体の昇圧手段を削減することができる。
【図1】本発明を適用してなる水処理装置の一実施形態
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図2】本発明を適用してなる水処理装置の別の実施形
態の概略構成図である。
態の概略構成図である。
1 オゾン発生器
3 加圧ポンプ
5 気液分離槽
7 生物活性炭吸着槽
9 排オゾン処理装置
11 オゾンガス供給管路
13, 15 被処理水供給管路
17 流量調整弁
19, 37 排気管路
21, 35 保圧弁
23 2方向流量調整弁
24 給気管路
25 ガス流量調整弁
27 散気管
29 ガス流量センサ
31 浄水管路
33 逆洗水供給管路
39 逆洗水排出管路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
C02F 1/78 C02F 1/78
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C02F 3/02 - 3/10
C02F 1/28
C02F 1/44
C02F 1/78
B01D 24/00 - 41/04
Claims (2)
- 【請求項1】 オゾンが注入加圧された被処理水を気液
分離槽に導いて気液を分離し、該気液分離槽から送出さ
れる被処理水をろ過作用を有する装置に流入させて懸濁
物質をろ過して送出する水処理方法において、 前記ろ過作用を有する装置に流入される被処理水の流入
を停止するとともに該ろ過作用を有する装置の圧力を下
げた後、前記気液分離槽から排出される気体を前記ろ過
作用を有する装置の内部に散気させてろ過材を洗浄する
ことを特徴とする水処理方法。 - 【請求項2】 オゾンが注入加圧された被処理水を導い
て気液を分離する気液分離槽と、前記被処理水中の懸濁
物質をろ過するろ過作用を有する装置と、前記気液分離
槽から送出される被処理水を前記ろ過作用を有する装置
に導く被処理水供給管路と、前記ろ過作用を有する装置
のろ過材を洗浄する気泡を該ろ過作用を有する装置内に
放出する散気手段と、前記ろ過作用を有する装置内の気
体を排気する排気管路とを備えた水処理装置において、
前記気液分離槽から排出される排気を前記ろ過作用を有
する装置の散気手段に供給する給気管路を設け、前記被
処理水供給管路の弁を閉じ、前記排気管路の弁を開いた
後、前記給気管路の弁を開くろ過材洗浄制御手段を設け
たことを特徴とする水処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06062399A JP3528038B2 (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 水処理方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06062399A JP3528038B2 (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 水処理方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000254674A JP2000254674A (ja) | 2000-09-19 |
JP3528038B2 true JP3528038B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=13147618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06062399A Expired - Fee Related JP3528038B2 (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 水処理方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3528038B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100298116A1 (en) * | 2007-07-27 | 2010-11-25 | Nippon Oil Corporation | Method of regenerating carbonaceous oil adsorbent |
JP4824047B2 (ja) * | 2008-02-19 | 2011-11-24 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 固定床型微生物リアクター、その減圧方法、および固定床型微生物培養装置 |
CN101863589B (zh) * | 2010-06-09 | 2012-04-18 | 中国海洋石油总公司 | 一种应用臭氧催化氧化与内循环生物滤池组合进行污水深度处理的方法 |
CN104860485B (zh) * | 2015-05-29 | 2017-08-11 | 北京工业大学 | 一种紫外光/二氧化钛氧化—生物活性炭过滤的净水方法 |
CN113966249B (zh) * | 2019-06-17 | 2024-10-15 | 三菱电机株式会社 | 过滤膜清洗装置、过滤膜清洗方法及水处理系统 |
-
1999
- 1999-03-08 JP JP06062399A patent/JP3528038B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2000254674A (ja) | 2000-09-19 |
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