JP3527495B2 - 目地割りコンクリート製パネルの製造法とこれに用いる格子型枠 - Google Patents
目地割りコンクリート製パネルの製造法とこれに用いる格子型枠Info
- Publication number
- JP3527495B2 JP3527495B2 JP2001382249A JP2001382249A JP3527495B2 JP 3527495 B2 JP3527495 B2 JP 3527495B2 JP 2001382249 A JP2001382249 A JP 2001382249A JP 2001382249 A JP2001382249 A JP 2001382249A JP 3527495 B2 JP3527495 B2 JP 3527495B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- core material
- peripheral wall
- joint forming
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
たコンクリート製パネルの製法、殊に該コンクリート製
パネルの下層部に網状シートの如き芯材を適切に埋め込
む目地割りコンクリート製パネルの製造法と、これに用
いる格子型枠に関する。
目地溝1と横目地溝2にて縦横に区画された多数の小ブ
ロック群3から成り、該小ブロック群3を連結する下層
部に上記縦目地溝1底部と横目地溝2底部の接合部4を
通る網状シートの如き芯材5を埋設して成る目地割りコ
ンクリート製パネルが周知である。
8A,B,Cに示すように、上方に開放された箱枠6′
の底板に格子状に縦目地形成リブ7と横目地形成リブ8
とを一体に突成したゴム製箱型枠6を用意し、図8Aに
示すように、上記縦目地形成リブ7と横目地形成リブ8
で画成された空所内に富流動性(富加水)の一次コンク
リート9を充填し、次いで図8Bに示すように、縦目地
形成リブ7と横目地形成リブ8の上面に網状シートの如
き芯材5を載置し、次いで図8Cに示すように、上記芯
材5の上面に富流動性の二次コンクリート9′を打ち、
該コンクリート9,9′の硬化を待って脱型し製造され
る。
によって形成される下層部に芯材5が埋設された目地割
りコンクリート製パネルが得られる。
ンクリート製パネルの製造法においては、ゴム製箱型枠
6の劣化が著しく短寿命で、コストアップにつながる問
題点を有し、又コンクリート硬化時間が長く生産性を悪
化し、これが更なるコストアップを招く問題を有してい
る。
で、コストダウンが可能なる上記目地割りコンクリート
製パネルの製造法と、これに用いる格子型枠を提供する
ものである。
ルの製造法は、目地溝にて区画された多数の小ブロック
群から成り、該小ブロック群を連結する下層部に芯材を
埋設して成る目地割りコンクリート製パネルの製造法に
おいて、方形の周壁内を区画する目地形成壁を有する格
子型枠を用意し、上記目地形成壁の下面を上記周壁の下
面に達しない高さにして目地形成壁の直下に周壁下端に
て画成された芯材入れ込みスペースを形成する。
次いで該ベース板上面に上記格子型枠の周壁下面を着接
して上記芯材入れ込みスペース内に上記芯材を入れ込む
と共に同スペースを閉鎖する。
ック成型窓内に上方からコンクリートを充填し、次いで
押し型により各小ブロック成型窓内に充填されたコンク
リートを上方から加圧し、次いで上記格子型枠を脱型
し、目地割りされたコンクリート製パネルを得る製造法
を採る。
横に区画する縦目地形成壁と横目地形成壁とを有する格
子型枠を用意し、上記縦目地形成壁と横目地形成壁の下
面を上記周壁の下面に達しない高さにして、即ち縦目地
形成壁と横目地形成壁の下面のレベルを上記周壁の下面
のレベルに達しない高さにして縦目地形成壁と横目地形
成壁の直下に周壁下端にて画成された芯材入れ込みスペ
ースを形成する。
材を設置し、次いで該ベース板上面に上記格子型枠の周
壁下面を着接して上記芯材入れ込みスペース内に上記芯
材を入れ込むと同時に同スペースを閉鎖する。
画成された小ブロック成型窓内に上方からコンクリート
を充填し、次いで押し型により各小ブロック成型窓内に
充填されたコンクリートを上方から加圧し、次いで上記
格子型枠を脱型し、目地割りコンクリート製パネルを得
る製造法を採る。
造法に用いる装置として、方形の周壁と該周壁内を縦横
に区画する縦目地形成壁と横目地形成壁とを有し、該縦
目地形成壁と横目地形成壁で画成された上下に貫通する
多数の小ブロック成型窓を有し、上記周壁の上端面と縦
目地形成壁及び横目地形成壁の上端面は同一平面にする
と共に、上記縦目地形成壁と横目地形成壁の下面を上記
周壁の下面に達しない高さにして縦目地形成壁と横目地
形成壁の直下に周壁下端にて画成された周壁下端の内域
に広がる芯材入れ込みスペースを形成し、上記各小ブロ
ック成型窓の下端は該芯材入れ込みスペースと連通して
開放すると共に、同上端は縦目地形成壁と横目地形成壁
の上面において開放してコンクリート充填を行う構成と
した格子型枠を提供する。
部が縦目地溝1と横目地溝2にて縦横に区画された多数
の小ブロック群3から成り、該小ブロック群3を連結す
る下層部に芯材5を埋設して成る目地割りコンクリート
製パネルの製造法とこれに用いる格子型枠10に関す
る。
れた格子目地割り構造例を示したが、縦目地溝1と横目
地溝2とを直交して配置した正格子目地割り構造と、縦
目地溝1と横目地溝2の何れか一方を有する横格子目地
割り構造、又は縦格子目地割り構造のコンクリート製パ
ネルを含む。
10は方形の周壁11と該周壁11内を縦横に区画する
縦目地形成壁12と横目地形成壁13とを有し、該縦目
地形成壁12と横目地形成壁13で画成された上下に貫
通する、即ち上下に開放された多数の小ブロック成型窓
14を有している。
の下面のレベルを上記周壁11の下面のレベルに達しな
い高さにして縦目地形成壁12と横目地形成壁13の直
下に周壁11下端にて画成された芯材入れ込みスペース
15を形成する。
成壁12及び横目地形成壁13の上端面は同一平面に
し、周壁11の高さを縦目地形成壁12及び横目地形成
壁13の高さより低くして縦目地形成壁12と横目地形
成壁13の直下に高さHを有する周壁11下端にて画成
された芯材入れ込みスペース15を形成する。高さHは
周壁11の高さと縦目地形成壁12及び横目地形成壁1
3の高さの差であり、且つ芯材入れ込みスペース15の
深さである。
の内域に広がるスペースであり、上記小ブロック成型窓
14の下端は該芯材入れ込みスペース15と連通するよ
うに開放し、同上端は縦目地形成壁12と横目地形成壁
13の上面において開放する。
壁12と横目地形成壁13とを、金属製にて一体構造に
したもの、又は同合成樹脂製の一体構造体である。
コンクリート製パネルの製造法の第1実施形態を図4に
基づいて説明する。
ース板16の上面に網状シートの如き芯材5を設置す
る。
6上面に上記格子型枠10の周壁11の下面を着接して
上記芯材入れ込みスペース15内に上記芯材5を入れ込
むと同時に同スペース15を閉鎖する。
て上昇と下降可に設け、前工程において予めベース板1
6の上面に芯材5を設置した後、該ベース板16を上昇
状態にある格子型枠10の直下に移動し、次いで格子型
枠10を下降して同型枠10の周壁11の下面をベース
板16の上面に着接して上記芯材入れ込みスペース15
内に上記芯材5を入れ込むと同時に同スペース15を閉
鎖する。
成壁12と横目地形成壁13で画成された小ブロック成
型窓14内に上方からコンクリート17を充填する。こ
のコンクリート17の一部はその重量により芯材5を通
してベース板16の上面に達する。従って芯材5はコン
クリート17の通過を許容する構造の芯材である。
より各小ブロック成型窓14内に充填されたコンクリー
ト17を上方から加圧しパネルのコンクリート成型を行
う。
8により圧縮して成型する製造法であり、充填コンクリ
ート17としてこの圧縮成型される貧流動性コンクリー
トの適用を可能とする製造法である。
下動可に設けられ、上記小ブロック成型窓14に対応し
て縦横に格子配置された多数の加圧型部19を有し、押
し型18が下降することにより、各加圧型部19が上記
小ブロック成型窓14内に僅かに嵌合されて同窓14内
に充填されたコンクリート17をベース板16との間で
圧縮して小ブロック群3を成型しつつ、コンクリート1
7の一部を芯材5内、即ち網状シートの網目内に押し込
んでベース板16との間で圧縮し、小ブロック群3を縦
目地溝1と横目地溝2の底部において連結する下層部2
0を成型する。
れ、縦目地溝1と横目地溝2の底部接合部4に埋め込ま
れ、上記目地溝の底部接合部4に割れを生じた時に、上
記芯材5にてこの割れを生じた小ブロックの連結を保持
する。換言すると各小ブロック群3の小ブロック間にお
ける上記割れによる屈撓性を付有せしめる。
10を上昇して脱型し、目地割りコンクリート製パネル
を得る。この目地割りコンクリート製パネルが小ブロッ
ク単位での割れ屈撓性を有することは上記の通りであ
る。
クリート製パネルは、ベース板16上に載置された状態
で先方へ移動され、コンクリート17の養生、即ち硬化
を促してベース板16上から剥離される。
り口側から出口側へ水平移動する複数のベース板16を
設備し、各ベース板16を格子型枠10の入り口側から
その直下に順次持ち来して前記パネル成型を行った後、
出口側へ移動する通常のライン構造を採ることを可能と
し、これによってパネルの連続生産を可能とする。
横目地溝2とを有する縦横格子目地割り構造を示した
が、図4の実施形態は、上記縦目地溝1と横目地溝2の
何れか一方を有する横格子目地割り構造、又は縦格子目
地割り構造のコンクリート製パネルを含む。
にて区画された多数の小ブロック群3から成り、該小ブ
ロック群3を連結する下層部20に芯材5を埋設して成
る目地割りコンクリート製パネルの製造法において、方
形の周壁11内を区画する目地形成壁(縦目地形成壁1
2又は横目地形成壁13)を有する格子型枠10を用意
し、上記目地形成壁12又は13の下面を上記周壁11
の下面に達しない高さにして目地形成壁12又は13の
直下に周壁11下端にて画成された芯材入れ込みスペー
ス15を形成し、他方ベース板16の上面に上記芯材5
を設置し、次いで該ベース板16上面に上記格子型枠1
0の周壁11下面を着接して上記芯材入れ込みスペース
内15に上記芯材5を入れ込むと共に同スペース15を
閉鎖し、次いで上記目地形成壁12又は13で画成され
た小ブロック成型窓14内に上方からコンクリート17
を充填し、次いで押し型18により各小ブロック成型窓
14内に充填されたコンクリート17を上方から加圧
し、次いで上記格子型枠10を脱型する目地割りコンク
リート製パネルの製造法を採ることができる。
コンクリート製パネルの製造法の第2実施形態を図5に
基づいて説明する。
ース板16を上昇状態にある格子型枠10の入り口側か
ら同型枠10の直下に移行し、格子型枠10を下降して
その周壁11の下面をベース板16の上面に着接する。
4を通じてコンクリート17を限定的に投入し、各小ブ
ロック成型窓14の直下のベース板16上面に芯材入れ
込みスペース15内において盛り上がる芯材嵩上げコン
クリート17′を形成する。
な厚みを有する層であることを要せず、小ブロック成型
窓14に対応して団子状に盛り上がるコンクリート層で
あって良い。
0を上昇してベース板16上面を開放した後、上記芯材
嵩上げコンクリート17′の上面に芯材5、例えば網状
シートを平面に設置する。
枠10を下降して上記芯材5が載置された芯材嵩上げコ
ンクリート17′を芯材入れ込みスペース15内に入れ
込むと同時に、このスペース15をベース板16にて閉
鎖する。
壁12と横目地形成壁13で画成された小ブロック成型
窓14内に上方からコンクリート17を充填する。この
コンクリート17は芯材5を通して、例えば網状シート
の網目を通して芯材嵩上げコンクリート17′の上面に
達するまで押し込まれる。
上昇と下降可に設け、ベース板16を上昇状態にある格
子型枠10の入り口側から同型枠の直下に移動し、次い
で格子型枠10を下降して同型枠10の周壁11の下面
をベース板16の上面に着接して上記図5Cに示す芯材
嵩上げコンクリート17′を形成したり、上記図5Dに
示すコンクリート17の充填を行う。
より各小ブロック成型窓14内に充填されたコンクリー
ト17を上方から加圧しパネルのコンクリート成型を行
う。
8により圧縮して成型する製造法であり、充填コンクリ
ート17、17′としてこの圧縮成型される貧流動性コ
ンクリートの適用を可能とする製造法である。
下動可に設けられ、上記小ブロック成型窓14に対応し
て縦横に格子配置された多数の加圧型部19を有し、押
し型18が下降することにより、各加圧型部19が上記
小ブロック成型窓14内に僅かに嵌合されて同窓14内
に充填されたコンクリート17と嵩上げコンクリート1
7′とをベース板16との間で圧縮して小ブロック群3
を成型しつつ、コンクリート17の一部を芯材5内、例
えば網状シートの網目内に更に押し込んでベース板16
との間で圧縮してコンクリート17′と結合し、コンク
リート17,17′により小ブロック群3を縦目地溝1
と横目地溝2の底部において連結する下層部20を成型
する。従って芯材5はコンクリート17,17′の通過
を許容する構造の芯材である。
れ、縦目地溝1と横目地溝2の底部接合部4に埋め込ま
れ、上記目地溝の底部接合部4に割れを生じた時に、上
記芯材5にてこの割れを生じた小ブロックの連結を保持
する。換言すると各小ブロック群3の小ブロック間にお
ける上記割れによる屈撓性を付有せしめる。
を、図4Aに示す通りベース板16上に直接的に設置す
るか、又は図5Bに示すように芯材嵩上げコンクリート
17′を介して間接的に設置する場合を含む。
10を上昇して脱型し、目地割りコンクリート製パネル
を得る。この目地割りコンクリート製パネルが屈撓性を
有することは上記の通りである。
クリート製パネルは、ベース板16上に載置された状態
で先方へ移動され、コンクリート17,17′の養生、
即ち硬化を促してベース板16上から剥離される。
り口側から出口側へ水平移動する複数のベース板16を
設備し、各ベース板16を格子型枠10の入り口側から
その直下に順次持ち来して前記パネル成型を行った後、
出口側へ移動する通常のライン構造を採ることを可能と
し、これによってパネルの連続生産を可能とする。
横目地溝2とを有する縦横格子目地割り構造を示した
が、図5の実施形態は、上記縦目地溝1と横目地溝2の
何れか一方を有する横格子目地割り構造、又は縦格子目
地割り構造のコンクリート製パネルを含む。
にて区画された多数の小ブロック群3から成り、該小ブ
ロック群3を連結する下層部20に芯材5を埋設して成
る目地割りコンクリート製パネルの製造法において、方
形の周壁11内を区画する目地形成壁(縦目地形成壁1
2又は横目地形成壁13)を有する格子型枠10を用意
し、上記目地形成壁12又は13の下面を上記周壁11
の下面に達しない高さにして目地形成壁12又は13の
直下に周壁11下端にて画成された芯材入れ込みスペー
ス15を形成し、他方ベース板16の上面に上記芯材嵩
上げコンクリート17′を介して上記芯材5を設置し、
次いで該ベース板16上面に上記格子型枠10の周壁1
1下面を着接して上記芯材入れ込みスペース内15に上
記芯材5を上記芯材嵩上げコンクリート17′と一緒に
入れ込むと共に同スペース15を閉鎖し、次いで上記目
地形成壁12又は13で画成された小ブロック成型窓1
4内に上方からコンクリート17を充填して上記芯材嵩
上げコンクリート17′上に積み増しし、次いで押し型
18により各小ブロック成型窓14内に充填されたコン
クリート17,17′を上方から加圧し、次いで上記格
子型枠10を脱型する目地割りコンクリート製パネルの
製造法を採ることができる。
状シートはセメントペースト内へ浸着し、その周面にセ
メント層21を形成し、例えば網状シートの経線と緯線
22の周面にセメント層21を形成し、図4に示す実施
形態においては、このセメント層21で被覆した芯材5
をベース板16の上面に設置し、上記パネル成型に供し
てコンクリート17との結合を強化する。
記セメント層21で被覆した芯材5を上記芯材嵩上げコ
ンクリート17′の上面に設置し、上記パネル成型に供
してコンクリート17,17′との結合を強化する。
ネルの下層部内へ適切に埋設することを可能としつつ、
生産性が良好で、コストダウンが可能なる目地割りコン
クリート製パネルの製造法と、これに用いる格子型枠を
提供できるものである。
法の第1実施形態を工程順に示す断面図。
法の第2実施形態を工程順に示す断面図。
拡大断面図。
割りコンクリート製パネルの一例を一部切欠して示す斜
視図。
ネルの製造法の代表例を工程順に示す断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】目地溝にて区画された多数の小ブロック群
から成り、該小ブロック群を連結する下層部に芯材を埋
設して成る目地割りコンクリート製パネルの製造法にお
いて、方形の周壁内を区画する目地形成壁を有する格子
型枠を用意し、上記目地形成壁の下面を上記周壁の下面
に達しない高さにして目地形成壁の直下に周壁下端にて
画成された芯材入れ込みスペースを形成し、他方ベース
板の上面に上記芯材を設置し、次いで該ベース板上面に
上記格子型枠の周壁下面を着接して上記芯材入れ込みス
ペース内に上記芯材を入れ込むと共に同スペースを閉鎖
し、次いで上記目地形成壁で画成された小ブロック成型
窓内に上方からコンクリートを充填し、次いで押し型に
より各小ブロック成型窓内に充填されたコンクリートを
上方から加圧し、次いで上記格子型枠を脱型することを
特徴とする目地割りコンクリート製パネルの製造法。 - 【請求項2】縦目地溝と横目地溝にて縦横に区画された
多数の小ブロック群から成り、該小ブロック群を連結す
る下層部に芯材を埋設して成る目地割りコンクリート製
パネルの製造法において、方形の周壁と該周壁内を縦横
に区画する縦目地形成壁と横目地形成壁とを有する格子
型枠を用意し、上記縦目地形成壁と横目地形成壁の下面
を上記周壁の下面に達しない高さにして縦目地形成壁と
横目地形成壁の直下に周壁下端にて画成された芯材入れ
込みスペースを形成し、他方ベース板の上面に上記芯材
を設置し、次いで該ベース板上面に上記格子型枠の周壁
下面を着接して上記芯材入れ込みスペース内に上記芯材
を入れ込むと共に同スペースを閉鎖し、次いで上記縦目
地形成壁と横目地形成壁で画成された小ブロック成型窓
内に上方からコンクリートを充填し、次いで押し型によ
り各小ブロック成型窓内に充填されたコンクリートを上
方から加圧し、次いで上記格子型枠を脱型することを特
徴とする目地割りコンクリート製パネルの製造法。 - 【請求項3】方形の周壁と該周壁内を縦横に区画する縦
目地形成壁と横目地形成壁とを有し、該縦目地形成壁と
横目地形成壁で画成された上下に貫通する多数の小ブロ
ック成型窓を有し、上記周壁の上端面と縦目地形成壁及
び横目地形成壁の上端面は同一平面にすると共に、上記
縦目地形成壁と横目地形成壁の下面を上記周壁の下面に
達しない高さにして縦目地形成壁と横目地形成壁の直下
に周壁下端にて画成された周壁下端の内域に広がる芯材
入れ込みスペースを形成し、上記各小ブロック成型窓の
下端は該芯材入れ込みスペースと連通して開放すると共
に、同上端は縦目地形成壁と横目地形成壁の上面におい
て開放してコンクリート充填を行う構成としたことを特
徴とする格子型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001382249A JP3527495B2 (ja) | 2001-12-14 | 2001-12-14 | 目地割りコンクリート製パネルの製造法とこれに用いる格子型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001382249A JP3527495B2 (ja) | 2001-12-14 | 2001-12-14 | 目地割りコンクリート製パネルの製造法とこれに用いる格子型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003181822A JP2003181822A (ja) | 2003-07-02 |
JP3527495B2 true JP3527495B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=27592679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001382249A Expired - Lifetime JP3527495B2 (ja) | 2001-12-14 | 2001-12-14 | 目地割りコンクリート製パネルの製造法とこれに用いる格子型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3527495B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110172917A (zh) * | 2019-05-26 | 2019-08-27 | 天津大学 | 一种uhpc预制华夫板的模板系统及施工方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101832216B1 (ko) * | 2017-03-30 | 2018-02-26 | 주식회사 성동산업 | 도로면 미끄럼 방지홈 성형구 |
-
2001
- 2001-12-14 JP JP2001382249A patent/JP3527495B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110172917A (zh) * | 2019-05-26 | 2019-08-27 | 天津大学 | 一种uhpc预制华夫板的模板系统及施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003181822A (ja) | 2003-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7661649B2 (en) | System for vertically forming concrete panels | |
US8992814B1 (en) | Method for dry casting concrete blocks | |
US2892339A (en) | Building units | |
JP2005515090A5 (ja) | ||
JP3527495B2 (ja) | 目地割りコンクリート製パネルの製造法とこれに用いる格子型枠 | |
US8658072B2 (en) | Support gasket for use in a concrete mold for vertically forming concrete panels | |
JP3522254B2 (ja) | 目地割りコンクリート製パネルの製造法 | |
JP3058139B2 (ja) | 表層付きコンクリートブロック成形方法及びその型枠 | |
EP1426517A2 (en) | Precast reinforced concrete panel with the visible side made of natural stone or the like | |
KR200216741Y1 (ko) | 맨홀 인상용 높이 조절재 | |
JPH08197525A (ja) | タイルの成形型とその成形型の製造方法 | |
JP2764801B2 (ja) | 舗装用ブロックの製法 | |
JP4527052B2 (ja) | 覆工材成形用複合型枠 | |
CN215589478U (zh) | 一种预制楼梯生产用模具 | |
JP2925988B2 (ja) | タイルの製造方法及びタイル成型用プレス装置 | |
JP2647012B2 (ja) | 階段板とその製造方法およびその型枠装置 | |
JP3936456B2 (ja) | 壁状コンクリート構築物の構築方法 | |
JPH1086113A (ja) | 石板打込プレキャストコンクリート板の製造方法 | |
JP2821726B2 (ja) | 表面に砂粒混合の化粧材を表出するコンクリートブロックおよびそのの製造方法 | |
JPH0673848B2 (ja) | 装飾材植付け型コンクリート製積みブロックの即時脱型法による製造方法 | |
JPS6345472Y2 (ja) | ||
JP2706872B2 (ja) | セメント混練物による施工面の形成方法 | |
JP4086110B2 (ja) | 裏足溝を有するセメントモルタル製タイルとその成形方法 | |
CN104074296B (zh) | 现浇混凝土密肋楼盖制作方法 | |
JP2684595B2 (ja) | 小突起を有する板状コンクリート製品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3527495 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |