JP2684595B2 - 小突起を有する板状コンクリート製品の製造方法 - Google Patents

小突起を有する板状コンクリート製品の製造方法

Info

Publication number
JP2684595B2
JP2684595B2 JP7034721A JP3472195A JP2684595B2 JP 2684595 B2 JP2684595 B2 JP 2684595B2 JP 7034721 A JP7034721 A JP 7034721A JP 3472195 A JP3472195 A JP 3472195A JP 2684595 B2 JP2684595 B2 JP 2684595B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
plate
small
mold
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7034721A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08209795A (ja
Inventor
泉 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Kohki Co Ltd
Original Assignee
Toyota Kohki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Kohki Co Ltd filed Critical Toyota Kohki Co Ltd
Priority to JP7034721A priority Critical patent/JP2684595B2/ja
Publication of JPH08209795A publication Critical patent/JPH08209795A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2684595B2 publication Critical patent/JP2684595B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B7/00Moulds; Cores; Mandrels
    • B28B7/0002Auxiliary parts or elements of the mould
    • B28B7/0008Venting channels, e.g. to avoid vacuum during demoulding or allowing air to escape during feeding, pressing or moulding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Sewage (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小突起を有する溝蓋、
スラブ用平板、道路用平板等の板状コンクリート製品
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常の板状コンクリート製品は、両面と
もほぼ平滑に形成されてい。製品のストックは、垂直
方向又は水平方向に複数枚重ねて行うので、製品どうし
の面が接触する状態でストックされている。製品の製造
においては、型枠の上面に開口を設け、この開口からコ
ンクリートを投入し、バイブレータで型枠を振動させ、
コンクリートを型枠内全体に行き渡らせ、しかる後この
開口部分をコテ均しして仕上げてい
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常の板状コンクリー
ト製品は上記のごとく両面とも平滑に形成されてい
ら、垂直方向又は水平方向に複数枚重ねてストックする
ときに、製品どうしの面が接触し、その接触面におい
て、コンクリート内部の水分が空気中に発散されず、接
触面が黒ずんで商品価値を落とし
【0004】また、上記の通常のコンクリート製品の製
造方法においては、板状コンクリート製品の裏側面(型
枠で製造する場合の上面)に小突起を形成することが困
難である上に、バイブレータによる振動が不可欠なた
めに、工場内の騒音による劣悪な作業環境、及び、近隣
住民に対する騒音公害がある、上面をコテ均しとする
ために上面の仕上げ面が粗面となり、また、寸法精度も
悪い、という問題がある。本発明は、このような課題を
解決するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、全面が閉塞さ
れ、製造する板状コンクリート製品と同一の内部空間を
有するとともに、少なくとも1ヵ所のコンクリート圧入
口と、小突起形成用の貫通孔を設けた型枠に、コンクリ
ートを圧入充填する工程と、型枠に充填したコンクリー
トを硬化養生する工程と、硬化したコンクリートを脱型
する工程と、製品に残った圧入口跡を補修する工程とか
らなることを特徴とする小突起を有する板状コンクリー
ト製品の製造方法である。
【0006】
【作用】小突起を有する板状コンクリート製品は、片面
又は両面に3カ所以上の小突起を形成するので、この板
状コンクリート製品を垂直方向又は水平方向に複数枚重
ねてストックする際に、板状コンクリート製品の面と面
の間に小突起が介在し、小突起の高さだけ隙間が生じ
る。この隙間からコンクリート中の水分が空気中に発散
され、板状コンクリート製品の表面が黒くならないので
ある。小突起は、板状コンクリート製品の両面に設けて
もよいが、むしろ、片面(裏面)の目立たない、また、
使用する際に邪魔にならない位置に設けることが望まし
い。必要に応じて、板状コンクリート製品を施工する直
前に、小突起をケレン棒などで削りとることも可能であ
る。
【0007】発明の小突起を有する板状コンクリート
製品の製造方法においては、コンクリートを型枠の圧入
口から圧力をかけて型枠内に送り込むので、コンクリー
トが型枠内部に行き渡りやすく、バイブレータの使用を
最小限に抑えることができる。また、従来型枠にあった
上面の開口を閉塞するので、上面の仕上面も型枠面と当
接して形成され、美しく仕上げることができ、寸法精度
も確保できるのである。型枠の小突起形成用の貫通孔か
らは圧入したコンクリートが溢れ出すので、貫通孔内に
満たされたコンクリートにより、ほぼ型枠の板厚の高さ
を有する小突起が形成される。また、この貫通孔は型枠
内の空気抜き、及び、コンクリートが充填されたことを
確認できるという作用をも有する。
【0008】
【実施例】以下、実施例を表した図面を参照しつつ、本
発明を詳細に説明する。図1は小突起を有する溝蓋1の
ストック状態の斜視図、図2は溝蓋1の使用状態の断面
図、図3は溝蓋1を製造する型枠10の断面図、図4は
型枠10の脱型状態の断面図である。
【0009】板状コンクリート製品の溝蓋1は、図2に
示すように水路5の上部に被せて蓋をするもので、全体
が板状をなし、裏面の両端には、水路に嵌合するための
切欠部3が形成されている。また、図1に示すように、
裏面の4隅近くに4カ所の小突起2が形成されている。
小突起2は、図2に示すように、使用時において全く邪
魔にならない位置に設けられている。
【0010】溝蓋1は、図1に示すように、複数枚を重
ねてストックされる。同図においては垂直方向に重ねら
れているが、水平方向に重ねられることもある。また、
5枚又は10枚というように適当な枚数を重ねた状態で
バンドを巻き、束ねてストック及び運搬することもあ
る。いずれにしても、このように重ねてストックする場
合、小突起2の作用により製品と製品の間に小突起2の
高さとほぼ同じ間隔の隙間4が生じる。この隙間から製
品中の水分が空気中に発散し、製品の面が黒ずむのを防
ぐことができるのである。
【0011】溝蓋1においては、小突起はそのまま残し
た状態で板状コンクリート製品が使用されるが、必要な
ときは、コンクリート製品を使用(施工)する直前に、
ケレン棒などの器具を用いて小突起を削り落とすことも
できる。
【0012】次に、溝蓋1の製造方法について説明す
る。溝蓋1は、図3に示す型枠10により製造される。
型枠10は側板11、底板12、蓋13、基台14から
なり、全体で閉塞された内部空間を形成している。もち
ろんその内部空間は溝蓋1と同一形状をなす。側板11
は基台14にヒンジ16で、蓋13は側板11にヒンジ
17でそれぞれ蝶着され、溝蓋1を脱型するときは、図
4に示すように、型開きを行う。蓋13には1個のコン
クリート圧入口15が設けられ、また、小突起2を形成
するための貫通孔18と、空気抜き兼コンクリート充填
確認用の小孔19が複数個設けられている。
【0013】図3のように、型枠10を型閉じした状態
で、コンクリート圧入口15にコンクリート圧送ポンプ
(図示しない)のホース20を接続し、型枠内にコンク
リートを圧入する。コンクリートが型枠内に充填される
と貫通孔18及び小孔19からコンクリートが溢れ出て
くるから、その段階で圧送を停止する。そしてコンクリ
ート圧入口15からホース20を外し、型枠10を養生
室に入れて蒸気養生を行う。養生が完了したら、図4の
ように型開きし、溝蓋1を脱型すると共に、製品の上面
に残った圧入口跡21及び小孔跡22をケレン棒で削り
落とすか、軽くサンダーがけするなどして補修を行う。
溝蓋1の背面(図4の上側)には貫通孔18内に満たさ
れたコンクリートにより小突起2が形成されている。小
孔19は、図3などに示すように、上向きのラッパ状に
テーパをつけてあるので、小孔19内のコンクリートは
型開きのときに小孔内に残り、小孔跡22はきわめて小
さくなる。また、型開きした際に蓋を軽く叩くなどする
ことで、小孔19内のコンクリート屑23が容易に落下
し、型枠の清掃作業を簡単に行うことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の製造方法は、小突起を有する板
状コンクリート製品を容易に製造できる。また、コンク
リートを型枠の圧入口から圧力をかけて送り込むのでコ
ンクリートが型枠内部に行き渡りやすく、バイブレータ
の使用を最小限に抑えることができ、工場内の騒音によ
る劣悪な作業環境、及び、近隣住民に対する騒音公害を
軽減できる。また、従来型枠にあった上面の開口がな
く、閉塞されているので、製品の上面(製造時)の仕上
面も型枠面と当接して形成され、これを美しく仕上げる
ことができ、寸法精度も確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓋1のストック状態の斜視図である。
【図2】溝蓋1の使用状態の断面図である。
【図3】溝蓋1を製造する型枠10の断面図である。
【図4】型枠10の脱型状態の断面図である。
【符号の説明】
1 溝蓋 2 小突起 3 切欠部 4 隙間 5 水路 10 型枠 11 側板 12 底板 13 蓋 14 基台 15 圧入口 16 ヒンジ 17 ヒンジ 18 貫通孔 19 小孔 20 ホース 21 圧入口跡 22 小孔跡

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全面が閉塞され、製造する板状コンクリ
    ート製品と同一の内部空間を有するとともに、少なくと
    も1ヵ所のコンクリート圧入口と、小突起形成用の貫通
    孔を設けた型枠に、コンクリートを圧入充填する工程
    と、型枠に充填したコンクリートを硬化養生する工程
    と、硬化したコンクリートを脱型する工程と、製品に残
    った圧入口跡を補修する工程とからなることを特徴とす
    る小突起を有する板状コンクリート製品の製造方法
JP7034721A 1995-02-01 1995-02-01 小突起を有する板状コンクリート製品の製造方法 Expired - Fee Related JP2684595B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7034721A JP2684595B2 (ja) 1995-02-01 1995-02-01 小突起を有する板状コンクリート製品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7034721A JP2684595B2 (ja) 1995-02-01 1995-02-01 小突起を有する板状コンクリート製品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08209795A JPH08209795A (ja) 1996-08-13
JP2684595B2 true JP2684595B2 (ja) 1997-12-03

Family

ID=12422200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7034721A Expired - Fee Related JP2684595B2 (ja) 1995-02-01 1995-02-01 小突起を有する板状コンクリート製品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2684595B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033682A (ja) * 1983-08-04 1985-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 筆圧管理ペン
JPH0216685A (ja) * 1988-07-05 1990-01-19 Nec Corp 画信号処理装置
JPH0524500U (ja) * 1991-09-14 1993-03-30 株式会社メイテツク ブロワフアン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08209795A (ja) 1996-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005515090A5 (ja)
US20100156000A1 (en) Concrete block with beveled core opening edge
US20040182026A1 (en) Brick and stone facings
JP2684595B2 (ja) 小突起を有する板状コンクリート製品の製造方法
JPH06315944A (ja) 耐水化粧板とその製造方法
JP2652356B2 (ja) コンクリート二次製品の製造方法
JPH1044128A (ja) プレキャスト板製作用型枠
JPH08267433A (ja) 型 枠
JP3058139B2 (ja) 表層付きコンクリートブロック成形方法及びその型枠
KR20220111800A (ko) 나무무늬 거푸집 제조 방법
JP4050872B2 (ja) コンクリートブロック成型用の型枠装置
JPH06316940A (ja) 基礎ブロック
KR100586404B1 (ko) 욕실 방수판용 금형장치
JP2536972B2 (ja) U字溝の製造装置および成形方法
JPH10217225A (ja) コンクリート製品の製造方法及びコンクリート製品用型枠
JP3044329U (ja) 型 枠
JPH07229240A (ja) 片面に凹凸を有するコンクリートパネルの製造方法
JPS6339045Y2 (ja)
JP2579277B2 (ja) 型 枠
KR20020009469A (ko) 진동음향 거동의 개선을 위한 박판형 복합물의 형성 방법,상기 방법에 의해 형성된 제품 및 사용된 보조 공구
JP3116763U (ja) ブロック成形型枠
JPH0711931Y2 (ja) 紋様付き平板ブロック用型枠
KR200351756Y1 (ko) 욕실 방수판용 금형장치
JP3010743B2 (ja) 泥漿鋳型の面出し方法
JPH0628242Y2 (ja) 鬼瓦の成形装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees