JP3527187B2 - ユニット支持脚及びそれを用いた二重床の施工方法 - Google Patents
ユニット支持脚及びそれを用いた二重床の施工方法Info
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Description
宅等の各種建物において既存の基礎床面との間に空間を
形成して二重床を構築するのに用いるユニット支持脚及
びそれを用いた二重床の施工方法に関する。
ト系、珪酸カルシウム系などの材質で成形された複数枚
の床パネル(床板材)を、基礎床に配置した支持脚によ
って一定の高さに支持するようにして構築されており、
既存床面と二重床との間の空間は、給排水管、ガス管な
どの各種配管を通すための空間、電気用、通信用の配線
を通すための空間、冷暖房用の空間、床下に空調用ダク
トを設置するための空間、床下に保温材、防音材を敷設
するための空間などとして利用されたり、防音効果又は
保温効果を高めるための空調用ダクトなどとして利用さ
れている。
しては、例えば特開平3−17348号に、棒状脚部と
該棒状脚部の上端部に上下調節可能に装着された受け板
とからなるユニット支持脚群と定尺長方形の床パネル群
とを組み合わせて用いる乾式二重床の施工方法が開示さ
れている。この方法で用いられるユニット支持脚の一例
は図10に示すとおりであり、ゴム等の弾性材料からな
る接床基台104と、該基台104に回動自在に立設さ
れた支持ボルト103からなる脚部材102と、外周下
端部に突設された環状の支持部107を有するレベル調
整用ナット106とから構成され、レベル調整用ナット
106は、支持板108に穿設された挿入孔109に嵌
合して取り付けられる。このようにして支持板108の
挿入孔109に嵌合されたレベル調整用ナット106に
脚部材102の支持ボルト103がねじ込まれてユニッ
ト支持脚101が組み立てられる。なお、支持板108
の上面には挿入孔109を除く全面に粘着シート110
が貼着され、また支持ボルト103の上端面にはマイナ
ス溝105が設けられており、該溝105にドライバー
等の回転用工具の先端を嵌め込んで支持ボルト103を
回転させることにより、レベル調整用ナット106が上
下動し、支持板108により支持されている床パネルの
床面レベルを調整することができる。
支持脚101を用いて二重床を構築する場合の施工例
は、例えば図11に示すように、まず部屋壁(又は間仕
切)112の所定の高さに沿って際根太(又は根太ユニ
ット)113を設け、その上に床パネル114の一辺を
支持する。際根太に接しない床パネル114の他の縁部
は、所定のピッチで基礎床111上に配置したユニット
支持脚101に片持たせの状態で載せて取り付ける。ユ
ニット支持脚101と床パネル114の取付は、ユニッ
ト支持脚101の支持板108上面に貼着した粘着シー
ト110等を介して行ない、床パネル敷設時に床パネル
114を粘着シート110に圧着して仮固定しておく。
ユニット支持脚101の支持板108の挿入孔109は
床パネル114の縁部から露出した状態とし、この挿入
孔109を通して支持ボルト103を回し、床パネル1
14のレベル(又は支持板108の上面位)を調節す
る。隣合う床パネルも同様に、既に設置したユニット支
持脚101上へ床パネル114のレベル調整ができる所
定の間隙を開けて載せ、同様に他のユニット支持脚10
1を配置して取り付ける。このような作業を床パネルご
と繰り返し、床パネルを所定面積施工し、必要に応じて
床面レベルを調整した後、床パネル114からユニット
支持脚101の支持板108に対して釘打ちし、床パネ
ル114をユニット支持脚101に固定する。その後、
必要に応じて床パネル114の上に捨張り合板115を
敷設するか、あるいは隣接する床パネル間の間隙を覆う
ように比較的剛性のある粘着テープを貼着した後、CF
シート、絨毯、畳、木質フロアー材等の床仕上げ材(図
示せず)を敷設し、作業を完了する。
重床においては、、ユニット支持脚101の支持ボルト
103とレベル調整用ナット106が床施工後確実に固
定されないと、床面上での繰返し歩行等によって支持ボ
ルトの回転に伴うレベル調整の狂いや螺合部のガタを生
じ、床落ち、床鳴り、床パネル114間の段差発生など
の問題を生ずる。従って、ユニット支持脚101の支持
ボルト103とレベル調整用ナット106は接着剤等で
固定することが必要である。この支持ボルトとレベル調
整用ナットの固着は、床面レベルの調整後に行なわれ
る。
って床パネル114の両端部分が浮き上ったり、湿気等
による床パネルの反りなどから、床鳴りの原因となるユ
ニット支持脚101の浮きを防止するためには、前記の
ようにして組み立てられたユニット支持脚101を基礎
床111に固定する必要がある。この固定は、従来、ユ
ニット支持脚101の接床基台104の下面に接着剤を
一個一個塗布して基礎床111の所定箇所に固着する方
法が採用されている。
調整用ナット106の固着は、床面レベルの調整後に行
なわれる。一方、接床基台104下面の基礎床111へ
の固着は二重床敷設時に行なわれる。従って、接着剤の
塗布作業が二度手間となり、作業性及び施工性が大幅に
低下し、施工コストも増大するなどの問題があった。ま
た、作業者の手や衣服、周囲に接着剤が付着して汚すと
いう問題があり、その後処理及び清掃が必要になるな
ど、結果的に作業性が大幅に低下するので実際的ではな
かった。
基台104を基礎床111に接着剤により固定した場
合、歩行時等の荷重負荷の際に反動によって一旦組み込
んだ支持ボルト103が接床基台104の穴部から外れ
たり、二重床構築後、地震の際の上下振動によって支持
ボルトが接床基台の穴部から外れて二重床が倒壊する危
険性もある。
入作業により、支持ボルトとレベル調整用ナットの固着
と共に、ユニット支持脚の支持ボルトと接床基台の固着
及び接床基台と基礎床の床面の固着を同時に行なうこと
ができ、従って、作業性及び施工性が向上すると共に、
床面レベルの調整精度も高くなり、また、床面上での繰
返し歩行や衝撃付加等による支持ボルトの緩みに伴うレ
ベル調整の狂いや螺合部のガタによる床落ち、床鳴り、
床パネル間の段差発生、ユニット支持脚の浮きや接床基
台からの抜けなどの問題を生ずることも無い二重床の施
工方法、及び該二重床の施工方法に好適に用いることが
できるユニット支持脚を提供することにある。
に、本発明の第一の側面によれば、二重床の施工に好適
に用いることができるユニット支持脚が提供され、その
基本的な態様は、接床基台と、該基台に回動自在に立設
された支持ボルトと、該支持ボルトの上端部に螺合され
たレベル調整用ナットを介して高さ調整自在に装着され
た支持部材とからなるユニット支持脚において、上記支
持ボルトが少なくとも上部外周面に雄ねじ部が形成され
た中空支持ボルトからなり、上記接床基台には、該中空
支持ボルトの下端部を収容する穴部が中空支持ボルトの
内部空間を接床基台下面側に連通するように実質的に貫
通した状態に形成されていると共に、該穴部には中空支
持ボルトの下端部を受ける段差状の配座部が形成され、
かつ、穴部内周面には、配座部から側部にかけて1本又
は2本以上の溝部が形成されていることを特徴してい
る。好適には、上記接床基台の下面には、上記穴部の内
周面下端部から接床基台の外周面下端部に向って1本又
は2本以上の溝部が形成される。
トの接床基台の穴部内に収容される部分の所定位置に、
横方向に膨出した突出部が形成され、また、前記接床基
台の穴部内周面には、前記中空支持ボルトの突出部を収
容するための凹部が形成される。また、遮音・制振効果
に優れた好適な態様においては、前記接床基台の下面所
定位置に略半球状、環状突条等の複数の突起が形成され
る。
ット支持脚を用いた二重床の施工方法も提供される。本
発明に係る二重床の施工方法の基本的な態様は、前記ユ
ニット支持脚を、基礎床の床面上に床パネルの形状に対
応する所定のピッチで配置し、複数の床パネルをその縁
部で上記ユニット支持脚により支持されるように所定の
間隙を介して配置すると共に、隣接する各床パネル間の
上記間隙から接着剤を注入し、レベル調整用ナット上部
の接着剤溜りに接着剤を供給すると共に、中空支持ボル
ト内部にも接着剤を供給し、中空支持ボルトとレベル調
整用ナットを固着すると共に、中空支持ボルトの下端部
を接床基台の穴部内に固着し、かつユニット支持脚の接
床基台を基礎床の床面に固着することを特徴としてい
る。
支持脚は、ユニット支持脚の支持ボルトとして、少なく
とも上部外周面に雄ねじ部が形成された中空支持ボルト
を用い、これを回動自在に立設する接床基台には、該中
空支持ボルトの下端部を収容する穴部を、中空支持ボル
トの内部空間を接床基台下面側に連通するように実質的
に貫通した状態に形成すると共に、該穴部には中空支持
ボルトの下端部を受ける段差状の配座部を形成し、か
つ、穴部内周面には、配座部から側部にかけて1本又は
2本以上の溝部を形成したものであり、好適には、さら
に上記接床基台の下面にも、上記穴部の内周面下端部か
ら接床基台の外周面下端部に向って1本又は2本以上の
溝部を形成ししたものである。
の一回の注入作業により、接着剤がレベル調整用ナット
上部の接着剤溜りを通して中空支持ボルト内部にも供給
されるので、中空支持ボルトとレベル調整用ナットとの
間に流入してそれらの間を接着・固定して支持ボルトの
緩み止めを行なえるだけでなく、中空支持ボルトの中央
貫通孔の中を流下して接床基台との接触面及び接床基台
の下面に達し、前記した溝部を通して中空支持ボルトの
下端部と接床基台の配座部との間、及び接床基台下面と
基礎床の床面との間に拡散・浸透し、中空支持ボルトの
下端部を接床基台の穴部内に固着し、かつ、ユニット支
持脚の接床基台を基礎床の床面に固着することができ、
接着剤注入の作業性が格段に向上する。また、歩行時等
の荷重負荷の際に反動によって一旦組み込んだ支持ボル
トが接床基台の穴部から外れたり、二重床構築後、地震
の際の上下振動によって支持ボルトが接床基台の穴部か
ら外れて二重床が倒壊する危険性が完全に防止される。
塗布するのではなく、床パネルを敷設した後、隣接する
各床パネル間のユニット支持脚配置部の間隙からレベル
調整用ナット上部の接着剤溜りに接着剤を注入するだけ
の操作でよいため、作業性が極めてよいと共に、塗布作
業に比べて作業者の手や衣服、あるいは周囲に接着剤が
付着して汚す問題も大巾に緩和される。なお、接着剤溜
りは、レベル調整用ナット自体の上部を拡開して形成し
てもよく、あるいはレベル調整用ナットが嵌合される支
持板の挿入孔上部を面取りして拡開部を形成し、これを
接着剤溜りとして利用してもよい。
下端部から接床基台の外周面下端部に向って1本又は複
数本の溝部が形成されている場合、接床基台下面と基礎
床の床面との間への接着剤の流入がよりスムーズにかつ
均等に行なわれると共に、接床基台の穴部とその下面に
形成された溝はクッションの役割を果たすので、床に加
えられる衝撃を緩和し、遮音・制振効果に優れている。
さらにまた、床衝撃音の伝播を防止する効果において
は、従来の中実の支持ボルトに比べて中空の支持ボルト
の方が優れている。
空支持ボルトが接床基台の穴部から外れるのを防止する
ために、前記中空支持ボルトの下端部に抜け止め用の係
合手段を設けることが好ましい。このような抜け止め用
の係合手段としては任意の手段を採用できるが、例え
ば、中空支持ボルトの接床基台の穴部内に収容される部
分の所定位置に横方向に膨出する突出部を形成し、ある
いはさらに接床基台内に該突出部を受ける凹部を形成す
るようにする。
発明についてさらに詳細に説明する。図1乃至図4は本
発明のユニット支持脚の一実施例を示している。この実
施例のユニット支持脚1は、ゴム等の弾性材料からなる
防振性の接床基台10と該基台10に回動自在に立設さ
れた中空パイプ製支持ボルト20とからなる脚部材と、
外周略中央部に突設された環状の支持部31を有するレ
ベル調整用ナット30と、中央部に上記レベル調整用ナ
ット30の上部が嵌合される挿入孔(貫通孔)41を有
する支持板40とからなる支持部材とから構成されてい
る。支持板40は正方形又は長方形に形成されている
が、その形状は任意で良い。
硬質、低反撥弾性の弾性材料から作製されて、コンクリ
ートスラブ等の基礎床の床面にジャストフィットし、か
つ防振の機能を果たすようにされている。そして、その
上面中央部には中空支持ボルト20の下端部を挿入する
ための穴部11が形成されており、該穴部11の下方は
小孔12とされて垂直方向に貫通した状態とされている
と共に、穴部11の下部に段差状の配座部13が形成さ
れるように構成されている。また、配座部13の側部内
周面には、中空支持ボルト下端部の横方向に膨出する突
出部21を収容するための環状溝状の凹部14が形成さ
れている。また、図2及び図3に明瞭に示されているよ
うに、穴部11内周面には、配座部13から側部にかけ
て十文字状の溝部15が形成されている。さらに、接床
基台10の下面には、図3及び図4に明瞭に示されてい
るように、上記穴部11の内周面下端から接床基台10
の外周面下端部にかけて延在する複数(図示の例では4
個)の溝部16が放射状(十文字状)に形成され、さら
に環状の微小突起17も形成されている。この環状の微
小突起17は床面に加わる衝撃の吸収・緩和に寄与す
る。なお、図3は図4に示すA−A線から見た断面図を
示している。
22を有する中空パイプから作製され、接床基台10の
穴部11内に収容される下端部には側方に膨出する環状
の突出部21が座屈成形されている。また、中空支持ボ
ルト20の上部にはネジ部23が形成され、さらに頂端
部にはドライバー、電動ドライバー等の回転用工具先端
を嵌め込むための係合部24(溝)が形成されている。
そして、中空支持ボルト20の下端部(突出部21)を
上記接床基台10の穴部11に嵌挿することにより、中
空支持ボルト20はその下端突出部21が配座部13に
より支持されて接床基台10に回動自在に立設された状
態となり、また突出部21が接床基台10の凹部14に
係合されるため、二重床構築作業中に接床基台10から
の中空支持ボルト20の抜けが防止される。なお、接床
基台10の穴部11内面にはグリース等の潤滑剤を塗布
し、中空支持ボルト20の回動が滑らかに行なえるよう
にすることが好ましい。
板等から作製されている支持板40の挿入孔41上部は
面取りされて拡開されている。前記レベル調整用ナット
30は該支持板40の挿入孔41に嵌合され、次いでそ
の上部を拡開し、あるいはさらに支持板挿入孔41の面
取り部42に部分的に埋没させることによって、支持板
40に強固に取り付けられる。それと共に、レベル調整
用ナット30の上部には接着剤溜り43が形成される。
このようにして支持板40の挿入孔41に嵌合されたレ
ベル調整用ナット30に中空支持ボルト20のネジ部2
3上端部をねじ込むことによって、図1に示すようにユ
ニット支持脚1が組み立てられる。また、上記ユニット
支持脚1の支持板40の上面には、図1に示されるよう
に、挿入孔41の部分を除いて、厚さ0.1〜3mm程
度の両面粘着シート44が貼着されている。両面粘着シ
ート44に代えて支持板40の上面に粘着剤層を直に塗
布してもよく、あるいはまた保管、運搬等に便利なよう
にその上に剥離紙を貼着するようにしてもよい。
る。基礎床面上にユニット支持脚1を床パネル114の
形状に対応する所定のピッチで立設した後、床パネル1
14を支持ボルト20の直径に相当する程度の所定の間
隔を開けて敷設し、ユニット支持脚1により床パネル1
14の端縁部を支持する。床パネル敷設時には、床パネ
ル114を粘着シート44に圧着して仮固定することが
でき、施工中にユニット支持脚1の位置がズレたり、倒
れたりするのを防止でき、二重床施工の作業性が向上す
るという利点が得られる。
ー等の回転工具の先端を中空支持ボルト20の頂端面に
形成された溝状の係合部24に嵌め込んで中空支持ボル
ト20を回転させることにより行なうことができる。す
なわち、中空支持ボルト20を回転させることにより、
レベル調整用ナット30及びそれが嵌合された支持板4
0が上下動し、支持板40により支持されている床パネ
ル114の床面レベルを調整することができる。
レベルの調整を行なった後、隣接する床パネル間の間隙
部Wに露出するユニット支持脚1の接着剤溜り43に接
着剤を注入する。接着剤を注入すると、接着剤は中空支
持ボルト20とレベル調整用ナット30の螺合部に浸透
してそれらの間を固着すると共に、中空支持ボルトの中
央貫通孔22の中を流下して接床基台10との接触面及
び接床基台10の下面に達し、前記した溝部15、16
を通して中空支持ボルト20の下端部と接床基台10の
配座部13との間、及び接床基台10の下面と基礎床の
床面との間に拡散・浸透し、中空支持ボルト20の下端
突出部21を接床基台10の穴部11内に固着できると
同時に、ユニット支持脚1の接床基台10を基礎床の床
面に固着することができ、一回の接着剤注入操作によっ
て達成される。
ナット30の螺合部に接着剤をスムーズに供給するため
には、レベル調整用ナット30の内周ネジ部に軸線方向
に1本もしくは複数本の溝を形成することが望ましく、
また、各溝はレベル調整用ナット30の下端近傍までに
止めて非貫通の溝とし、接着剤のタレを防止することが
好ましい。あるいは、中空支持ボルト20のネジ部23
上端部に軸線方向に溝を形成することもできる。
4を支持板40に釘打ちして固定し、あるいはまた必要
に応じて、隣接する床パネル間の間隙部Wを覆うように
比較的剛性のある粘着テープを貼着するか又は細長い隙
間埋込材を間隙部Wに埋め込んでユニット支持脚1間に
架設するか、あるいはまた必要に応じて敷設した床全面
に捨張り材、制振シート又は面上発熱体を敷設し、さら
にCFシート、絨毯、畳、木質フロアー材等の床仕上げ
材を施工する。なお、接着剤注入に先立ち、要所を釘で
止め、床パネルを安定化させることもできる。
レタン系、酢ビ系などが使用可能であるが、特にエポキ
シ系、ウレタン系の接着剤が適する。接着剤を接着剤流
動部に十分に流動させるためには低粘度のものが好まし
いが、粘度が低過ぎると硬化が遅くなり、一方、粘度が
高すぎると流動性が良くないので好ましくない。接着剤
の粘度は、接着剤の拡散・浸透性等を勘案して選択す
る。接着剤は、チューブ、ポンプなどの容器に入れ、先
の細いノズルにより圧力をかけて押し出し、接着剤溜り
に注入する。
ト支持脚の他の実施例について説明する。まず、図6
は、本発明に係るユニット支持脚の他の実施例の接床基
台と中空支持ボルトの組立状態を示している。なお、中
空支持ボルトの上部に螺合されるレベル調整用ナット及
び該レベル調整用ナットが装着される支持板は、前記図
1乃至図4に示したものと同様であるので、それらの説
明は省略する。
10の中央部略上半部には中空支持ボルト20の下端部
を挿入するための穴部11が形成されており、該穴部1
1の下方は小孔12とされて垂直方向に貫通した状態と
されていると共に、穴部11の下部に段差状の配座部1
3が形成されるように構成されている。また、配座部1
3の側部内周面には、中空支持ボルト下端部の横方向に
膨出する突出部21を収容するための環状溝状の凹部1
4が形成されている。また、図7及び図8に明瞭に示さ
れているように、穴部11内周面には、配座部13から
側部にかけて十文字状の溝部15が形成されている。さ
らに、接床基台10の下面には、上記穴部11の内周面
下端から接床基台10の外周面下端部にかけて延在し、
かつリブ(突条)18によって断面略コ字状に形成され
る複数(図示の例では4個)の溝部16が放射状(十文
字状)に突出して形成されている。
溝部16の間に、上記小孔12の軸心を中心に対称的に
4個の略半球状の突起19が形成されている。なお、図
8は、図9に示すB−B線から見た断面図を示してい
る。このような半球状突起19やコ字形に突出した溝部
16を形成することにより、基礎床面との接地面積が小
さくなり、支持ボルトを介して受けた荷重が分散し、適
度の弾性(沈み込み)を示すことにより、床衝撃音、特
に重量床衝撃音の低減効果が得られ、特に集合住宅にお
いては、床衝撃音の階下への伝播防止に効果的である。
半球状突起19及び溝部16の高さは2〜4mm程度が
好ましく、また同一高さとすることが好ましい。突起の
高さが低過ぎると床衝撃音低減効果が弱く、一方、高過
ぎると床の沈み込みが大きくなり、安定した歩行感が得
られなかったり、床面に段差が生じ易くなるなどの要因
となるため好ましくない。なお、本実施例のように、中
空支持ボルト20の下端から接床基台10下面までの距
離が長いことも、床衝撃音低減効果には有利である。
22を有する比較的短い中空パイプから作製され、接床
基台10の穴部11内に収容される下端部には側方に膨
出する環状の突出部21が座屈成形されている。なお、
外周面にネジ部23が形成され、さらに中空支持ボルト
20の頂端部に回転用工具先端を嵌め込むための係合部
24が形成されていることは前記した実施例と同様であ
る。そして、中空支持ボルト20の下端部を上記接床基
台10の穴部11に嵌挿することにより、図6に示すよ
うに、中空支持ボルト20はその下端部が配座部13に
より支持されて接床基台10に回動自在に立設された状
態となり、また突出部21が接床基台10の凹部14に
係合されるため、二重床構築作業中に接床基台10から
の中空支持ボルト20の抜けが防止される。
も、中空支持ボルト20の中央貫通孔22と接床基台1
0の穴部11は連通しており、また接床基台10の穴部
11と下面に形成された溝部16も連通しているので、
このようなユニット支持脚1を用いて先に説明したよう
に床パネルの敷設及び床面レベルの調整を行なった後、
レベル調整用ナット上部に形成された接着剤溜りから接
着剤を注入すると、接着剤はレベル調整用ナットと中空
支持ボルトとの間に流入してその間を接着・固定するだ
けでなく、中空支持ボルト20の中央貫通孔22の中を
流下して接床基台10との接触面及び接床基台10の下
面に達し、該接床基台10の穴部11及び下面に形成さ
れている溝部15、16内に浸入し、中空支持ボルト2
0の下端突出部21と接床基台10との間及び接床基台
10と基礎床との間も接着・固定する。従って、一回の
接着剤注入作業によって、レベル調整用ナットと中空支
持ボルトとの間の接着・固定と、中空支持ボルトと接床
基台との間及び接床基台と基礎床との間の接着・固定を
同時に行なうことができ、接着剤注入の作業性が格段に
向上する。
及びそれを用いた二重床の施工方法によれば、一回の接
着剤注入作業により、中空支持ボルトとレベル調整用ナ
ットとの間を接着・固定して中空支持ボルトの緩み止め
を行なえるだけでなく、中空支持ボルトと接床基台の固
着、及びユニット支持脚の接床基台と基礎床の固着も同
時に行なうことができ、接着剤注入の作業性が格段に向
上すると共に、塗布作業に比べて作業者の手や衣服、あ
るいは周囲に接着剤が付着して汚す問題も大巾に緩和さ
れる。また、歩行時等の荷重負荷の際に反動によって一
旦組み込んだ支持ボルトが接床基台の穴部から外れた
り、二重床構築後、地震の際の上下振動によって支持ボ
ルトが接床基台の穴部から外れて二重床が倒壊する危険
性が完全に防止される。さらに、床面上での繰返し歩行
等による支持ボルトの緩みに伴うレベル調整の狂いや螺
合部のガタによる床落ち、床鳴り、床パネル間の段差発
生などの問題を生ずることも無い。
断面側面図である。
である。
である。
である。
態の一例を示す平面図である。
分断面側面図である。
である。
である。
である。
施工した状態を示す破断斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 接床基台と、該基台に回動自在に立設さ
れた支持ボルトと、該支持ボルトの上端部に螺合された
レベル調整用ナットを介して高さ調整自在に装着された
支持部材とからなるユニット支持脚において、上記支持
ボルトが少なくとも上部外周面に雄ねじ部が形成された
中空支持ボルトからなり、上記接床基台には、該中空支
持ボルトの下端部を収容する穴部が中空支持ボルトの内
部空間を接床基台下面側に連通するように実質的に貫通
した状態に形成されていると共に、該穴部には中空支持
ボルトの下端部を受ける段差状の配座部が形成され、か
つ、穴部内周面には、配座部から側部にかけて1本又は
2本以上の溝部が形成されていることを特徴とするユニ
ット支持脚。 - 【請求項2】 前記接床基台の下面には、前記穴部の内
周面下端部から接床基台の外周面下端部に向って1本又
は2本以上の溝部が形成されていることを特徴とする請
求項1に記載のユニット支持脚。 - 【請求項3】 前記中空支持ボルトの接床基台の穴部内
に収容される部分の所定位置に、横方向に膨出した突出
部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に
記載のユニット支持脚。 - 【請求項4】 前記接床基台の穴部内周面に、前記中空
支持ボルトの突出部を収容するための凹部が形成されて
いることを特徴とする請求項3に記載のユニット支持
脚。 - 【請求項5】 前記接床基台の下面所定位置に複数の突
起が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の
いずれか一項に記載のユニット支持脚。 - 【請求項6】 前記請求項1乃至5のいずれか一項に記
載のユニット支持脚を、基礎床の床面上に床パネルの形
状に対応する所定のピッチで配置し、複数の床パネルを
その縁部で上記ユニット支持脚により支持されるように
所定の間隙を介して配置すると共に、隣接する各床パネ
ル間の上記間隙から接着剤を注入し、レベル調整用ナッ
ト上部の接着剤溜りに接着剤を供給すると共に、中空支
持ボルト内部にも接着剤を供給し、中空支持ボルトとレ
ベル調整用ナットを固着すると共に、中空支持ボルトの
下端部を接床基台の穴部内に固着し、かつユニット支持
脚の接床基台を基礎床の床面に固着することを特徴とす
る二重床の施工方法。
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