JP3526069B2 - 連続脱気装置の軸受部隙間への取扱液侵入防止装置 - Google Patents
連続脱気装置の軸受部隙間への取扱液侵入防止装置Info
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- JP3526069B2 JP3526069B2 JP00557194A JP557194A JP3526069B2 JP 3526069 B2 JP3526069 B2 JP 3526069B2 JP 00557194 A JP00557194 A JP 00557194A JP 557194 A JP557194 A JP 557194A JP 3526069 B2 JP3526069 B2 JP 3526069B2
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- handling liquid
- bearing
- vacuum container
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- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、真空容器内で回転する
有底のふるい体の遠心力により取扱液を加速して該取扱
液中の気体を除去する連続脱気装置に関する。
有底のふるい体の遠心力により取扱液を加速して該取扱
液中の気体を除去する連続脱気装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の脱気装置は、真空容器の回転す
るふるい体に泡を含んだ取扱液を供給し、泡の体積を増
やすことで脱気処理効果を高めるている。
るふるい体に泡を含んだ取扱液を供給し、泡の体積を増
やすことで脱気処理効果を高めるている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、取扱液に泡が
多量に含まれている場合、又は、発泡性が強い場合に
は、供給された取扱液の泡がふるい体上に充満し、マグ
ネットカップリングの場合には、従動側マグネット回転
軸の軸受部の隙間に侵入し、軸受の不具合が生じて脱気
効果が低下する欠点がある。また、軸封装置の場合に
は、回転軸と軸受ケースとの隙間からシート面に侵入
し、シール不良が生じて脱気効果が低下する欠点があ
る。
多量に含まれている場合、又は、発泡性が強い場合に
は、供給された取扱液の泡がふるい体上に充満し、マグ
ネットカップリングの場合には、従動側マグネット回転
軸の軸受部の隙間に侵入し、軸受の不具合が生じて脱気
効果が低下する欠点がある。また、軸封装置の場合に
は、回転軸と軸受ケースとの隙間からシート面に侵入
し、シール不良が生じて脱気効果が低下する欠点があ
る。
【０００４】本発明は、取扱液に泡が多量に含まれてい
る場合や発泡性が強い場合にも有効な脱気効果が得られ
る連続脱気装置の軸受部隙間への取扱液侵入防止装置を
提供することを目的としている。
る場合や発泡性が強い場合にも有効な脱気効果が得られ
る連続脱気装置の軸受部隙間への取扱液侵入防止装置を
提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、真空容
器内で回転する有底のふるい体の遠心力により取扱液を
加速してその取扱液中の気体を除去する連続脱気装置に
おいて、真空容器の蓋には真空容器の内部と大気側とを
仕切る仕切体が設けられ、その仕切体に取付けた軸受ケ
ースに回転軸が回転可能に支持されており、蓋の上部に
設けた駆動機の出力軸に固設された回転筒と前記回転軸
との間にはマグネットカップリングが設けられ、前記回
転軸の下端には回転ふるいが固設されており、前記軸受
ケースの下部には回転軸と微小隙間を設けたカバーが取
付けられ、そのカバー内を前記真空容器外の微圧気体供
給源に接続してある。
器内で回転する有底のふるい体の遠心力により取扱液を
加速してその取扱液中の気体を除去する連続脱気装置に
おいて、真空容器の蓋には真空容器の内部と大気側とを
仕切る仕切体が設けられ、その仕切体に取付けた軸受ケ
ースに回転軸が回転可能に支持されており、蓋の上部に
設けた駆動機の出力軸に固設された回転筒と前記回転軸
との間にはマグネットカップリングが設けられ、前記回
転軸の下端には回転ふるいが固設されており、前記軸受
ケースの下部には回転軸と微小隙間を設けたカバーが取
付けられ、そのカバー内を前記真空容器外の微圧気体供
給源に接続してある。
【０００６】また本発明によれば、真空容器内で回転す
る有底のふるい体の遠心力により取扱液を加速してその
取扱液中の気体を除去する連続脱気装置において、真空
容器の蓋には軸受ケーシングが取付けられ、その軸受ケ
ーシングと回転軸との間には軸受及び軸封装置が設けら
れ、前記回転軸は蓋の上部に設けた駆動機で回転され、
前記回転軸の下端には回転ふるいが固設されており、前
記軸受ケースの下部には回転軸と微小隙間を設けたカバ
ーが取付けられ、そのカバー内を前記真空容器外の微圧
気体供給源に接続してある。
る有底のふるい体の遠心力により取扱液を加速してその
取扱液中の気体を除去する連続脱気装置において、真空
容器の蓋には軸受ケーシングが取付けられ、その軸受ケ
ーシングと回転軸との間には軸受及び軸封装置が設けら
れ、前記回転軸は蓋の上部に設けた駆動機で回転され、
前記回転軸の下端には回転ふるいが固設されており、前
記軸受ケースの下部には回転軸と微小隙間を設けたカバ
ーが取付けられ、そのカバー内を前記真空容器外の微圧
気体供給源に接続してある。
【０００７】
【作用】上記のように構成された連続脱気装置の軸受部
隙間への取扱液侵入防止装置においては、微小隙間より
微圧気体を噴射することにより、泡が多量に含まれてい
る取扱液、又は、発泡性の強い取扱液が軸受部隙間に侵
入するのが確実に阻止される。
隙間への取扱液侵入防止装置においては、微小隙間より
微圧気体を噴射することにより、泡が多量に含まれてい
る取扱液、又は、発泡性の強い取扱液が軸受部隙間に侵
入するのが確実に阻止される。
【０００８】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【０００９】図１において、真空容器２の蓋１には、真
空容器２内に突出する全体を符号３で示す溶接構造の仕
切体が取付けられ、この仕切体３により、真空容器２の
内部は大気側と完全に仕切られている。その仕切体３に
取付けられた軸受ケース４には、回転軸５が軸受６ａ、
６ｂを介して支持されており、この回転軸５の下端に
は、回転ふるい７が固設されている。そして、駆動機２
０の出力軸２１に固設された回転筒２２と回転軸５との
間には、マグネットカップリング２３が設けられてい
る。
空容器２内に突出する全体を符号３で示す溶接構造の仕
切体が取付けられ、この仕切体３により、真空容器２の
内部は大気側と完全に仕切られている。その仕切体３に
取付けられた軸受ケース４には、回転軸５が軸受６ａ、
６ｂを介して支持されており、この回転軸５の下端に
は、回転ふるい７が固設されている。そして、駆動機２
０の出力軸２１に固設された回転筒２２と回転軸５との
間には、マグネットカップリング２３が設けられてい
る。
【００１０】前記軸受ケース４の下部には、回転軸５と
微小隙間Ｃを設けたカバー８が取付けられ、カバー８の
内は、真空容器２の外部の図示しない例えばエア又はガ
スの微圧気体供給源に配管９及び軸受ケース４に形成し
た通路４ａにより接続されている。なお、図中の符号２
５は真空用配管、２６は取扱液供給管である。
微小隙間Ｃを設けたカバー８が取付けられ、カバー８の
内は、真空容器２の外部の図示しない例えばエア又はガ
スの微圧気体供給源に配管９及び軸受ケース４に形成し
た通路４ａにより接続されている。なお、図中の符号２
５は真空用配管、２６は取扱液供給管である。
【００１１】作動に際し、回転ふるい７に泡が多量に含
まれているが、発泡性の強い取扱液が充満しても、微小
隙間Ｃから噴射される微圧気体噴流Ｊにより、取扱液が
軸受６ａに侵入するのが確実に阻止される。
まれているが、発泡性の強い取扱液が充満しても、微小
隙間Ｃから噴射される微圧気体噴流Ｊにより、取扱液が
軸受６ａに侵入するのが確実に阻止される。
【００１２】図２には、本発明の別の実施例が示されて
いる。
いる。
【００１３】真空容器２の蓋１には、真空容器２内に突
出する全体を符号１０で示す軸受ケーシングが取付けら
れており、その軸受ケーシング１０と回転軸５ａとの間
には、軸受６及び軸封装置であるメカニカルシール１２
が設けられている。また、シールカバー１１には通路１
１ａが形成されている。そして、回転軸５ａは、駆動機
２０の出力軸２１とカップリング２４により連結され、
他は図１と同様に構成されている。この実施例でも前記
実施例と同様に、メカニカルシール１２のシール面に取
扱液が侵入するのが確実に阻止される。
出する全体を符号１０で示す軸受ケーシングが取付けら
れており、その軸受ケーシング１０と回転軸５ａとの間
には、軸受６及び軸封装置であるメカニカルシール１２
が設けられている。また、シールカバー１１には通路１
１ａが形成されている。そして、回転軸５ａは、駆動機
２０の出力軸２１とカップリング２４により連結され、
他は図１と同様に構成されている。この実施例でも前記
実施例と同様に、メカニカルシール１２のシール面に取
扱液が侵入するのが確実に阻止される。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、微圧気体噴流により泡が多量に含まれてい
るが発泡性に強い取扱液が軸受部の隙間に侵入するのを
確実に阻止し、シール不良を防止して有効な脱気効果を
得ることができる。
ているので、微圧気体噴流により泡が多量に含まれてい
るが発泡性に強い取扱液が軸受部の隙間に侵入するのを
確実に阻止し、シール不良を防止して有効な脱気効果を
得ることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す連続脱気装置の側断面
図。
図。
【図２】本発明の他の実施例を示す連続脱気装置の側断
面図。
面図。
Ｃ・・・微小隙間
Ｊ・・・微圧気体噴流
１・・・蓋
２・・・真空容器
３・・・仕切体
４・・・軸受ケース
４ａ、１１ａ・・・通路
５、５ａ・・・回転軸
６、６ａ、６ｂ・・・軸受
７・・・回転ふるい
８・・・カバー
９・・・配管
１０・・・軸受ケーシング
１１・・・シールカバー
１２・・・メカニカルシール
２０・・・駆動機
２１・・・出力軸
２２・・・回転筒
２３・・・マグネットカップリング
２４・・・カップリング
２５・・・真空用配管
２６・・・取扱液供給管
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭63−151308（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−136406（ＪＰ，Ａ)
特開 平１−141277（ＪＰ，Ａ)
実開 昭63−69505（ＪＰ，Ｕ)
特公 昭31−4462（ＪＰ，Ｂ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B01D 19/00 - 19/04
F04D 7/02
F04D 13/08
Claims (2)
- 【請求項１】 真空容器内で回転する有底のふるい体の
遠心力により取扱液を加速してその取扱液中の気体を除
去する連続脱気装置において、真空容器の蓋には真空容
器の内部と大気側とを仕切る仕切体が設けられ、その仕
切体に取付けた軸受ケースに回転軸が回転可能に支持さ
れており、蓋の上部に設けた駆動機の出力軸に固設され
た回転筒と前記回転軸との間にはマグネットカップリン
グが設けられ、前記回転軸の下端には回転ふるいが固設
されており、前記軸受ケースの下部には回転軸と微小隙
間を設けたカバーが取付けられ、そのカバー内を前記真
空容器外の微圧気体供給源に接続したことを特徴とする
連続脱気装置の軸受部隙間への取扱液侵入防止装置。 - 【請求項２】 真空容器内で回転する有底のふるい体の
遠心力により取扱液を加速してその取扱液中の気体を除
去する連続脱気装置において、真空容器の蓋には軸受ケ
ーシングが取付けられ、その軸受ケーシングと回転軸と
の間には軸受及び軸封装置が設けられ、前記回転軸は蓋
の上部に設けた駆動機で回転され、前記回転軸の下端に
は回転ふるいが固設されており、前記軸受ケースの下部
には回転軸と微小隙間を設けたカバーが取付けられ、そ
のカバー内を前記真空容器外の微圧気体供給源に接続し
たことを特徴とする連続脱気装置の軸受部隙間への取扱
液侵入防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00557194A JP3526069B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 連続脱気装置の軸受部隙間への取扱液侵入防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00557194A JP3526069B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 連続脱気装置の軸受部隙間への取扱液侵入防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07208375A JPH07208375A (ja) | 1995-08-08 |
| JP3526069B2 true JP3526069B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=11614911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00557194A Expired - Fee Related JP3526069B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 連続脱気装置の軸受部隙間への取扱液侵入防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3526069B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4662223B2 (ja) * | 2001-09-07 | 2011-03-30 | 株式会社Ｉｈｉエアロスペース | 気液遠心分離装置 |
| EP3954451A4 (en) | 2019-04-09 | 2022-10-19 | M. Technique Co., Ltd. | VACUUM DEAERATOR WITH REFINING DEVICE |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6369505U (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-10 | ||
| JPS63151308A (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-23 | Ebara Corp | 連続脱気装置 |
| JPH01141277A (ja) * | 1987-11-25 | 1989-06-02 | Hitachi Ltd | 真空ポンプの軸封装置 |
| JP2811408B2 (ja) * | 1993-11-12 | 1998-10-15 | 株式会社荏原製作所 | 連続脱気装置 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP00557194A patent/JP3526069B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07208375A (ja) | 1995-08-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031215 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040115 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040212 |
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