JP3525814B2 - 産業車両におけるコラムカバー - Google Patents

産業車両におけるコラムカバー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,産業車両におけるステアリング
シャフトの周囲を取り囲むように配置され,内部にはメ
ータ類等の電気部品を配設してなるコラムカバーに関す
る。
【0002】
【従来技術】従来のフォークリフト等の産業車両におけ
るステアリングシャフト93の周囲には,これを取り囲
むようにコラムカバー9が配置されている(図8)。該
コラムカバー9によって,その内部に配設されたメータ
類等の電気部品に雨水,塵埃等が付着することを防いで
いる。そして,従来のフォークリフトにおいては,上記
コラムカバー9の上方の外部にディレクションレバー9
4及びその基部941が配設されている。
【0003】ところが,上記産業車両の機能の向上に伴
い,上記コラムカバー9内に配設する電気部品の量が増
加している。そのため,上記コラムカバー9を大きくす
る必要がある。そこで,図8の一点鎖線に示すごとく,
コラムカバー9を,ディレクションレバー94の基部9
41よりも上方まで取り囲むような形で設けることが提
案されている。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,コラムカバー
9を上記のごとく設ける場合にも,上記ディレクション
レバー94の先端部942は上記コラムカバー9の外部
に配置しなければならない。従って,上記コラムカバー
9には,上記ディレクションレバー94を挿通するレバ
ー挿通穴を設ける必要がある。また,該レバー挿通穴を
設けるため,該レバー挿通穴からコラムカバー9の内部
へ雨水,塵埃等が侵入することを防止する手段が必要と
なる。なぜなら,上記コラムカバー9内には,上記のご
とくメーター類等の電気部品が配置されているからであ
る。
【0005】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,雨水,塵埃等の侵入を確実に防止するこ
とができる,産業車両におけるコラムカバーを提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,ステアリ
ングシャフトの周囲を取り囲むように配置され,内部に
はメータ類等の電気部品及びディレクションレバーの基
部を配設してなる産業車両におけるコラムカバーであっ
て,該コラムカバーは,上記ディレクションレバーを挿
通するレバー挿通穴と,上記ステアリングシャフトを挿
通するシャフト挿通穴とを有すると共に上記レバー挿通
穴とシャフト挿通穴との間には両者間を連通する開口部
を有してなり,上記ディレクションレバーの周囲には,
コラムカバー内への雨水,塵埃等侵入防止用のグロメッ
トを配設してなり,また,該グロメットは上記レバー挿
通穴を閉塞する底辺部と該底辺部より立設され上記開口
部を閉塞する縦辺部とを有し,かつ,上記開口部の左右
端には,上記グロメットを係合する係合部を有する一対
の壁部を設けてなることを特徴とする産業車両における
コラムカバーにある。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,上
記開口部の左右端には,上記グロメットを係合する係合
部を有する一対の壁部を設けてあることである(図3
(B)参照)。
【0008】次に,本発明の作用効果につき説明する。
上記コラムカバーの開口部には,上記壁部が設けてあ
る。そして,該壁部の係合部に上記グロメットの縦辺部
を係合する。そのため,ゴム等からなるグロメットを上
記コラムカバーに配設したとき,上記縦辺部が低辺部側
或いはその反対側に倒れることを防ぐことができる(図
7(A),(B)参照)。これにより,上記開口部と上
記縦辺部とのずれにより隙間が生じて雨水,塵埃等が侵
入するという不具合を生ずるおそれがない。
【0009】また,上記開口部には上記壁部が設けてあ
るため,上記グロメットの縦辺部を上記開口部に配置し
たとき,上記縦辺部は上記壁部と広い面によって接触す
る(図5参照)。そのため,雨水,塵埃等の侵入し易い
部分である上記グロメットの縦辺部と上記壁部との間に
隙間が生じ難い。それ故,上記コラムカバー内への雨
水,塵埃等の侵入を確実に防ぐことができる。
【0010】以上のごとく,本発明によれば,雨水,塵
埃等の侵入を確実に防止することができる,産業車両に
おけるコラムカバーを提供することができる。
【0011】次に,請求項2に記載の発明のように,上
記グロメットは,上記縦辺部に,上記壁部の係合部に係
合する嵌合部を有することが好ましい。これにより,上
記グロメットの縦辺部を一層確実に上記係合部に係合す
ることができる。なお,上記産業車両としては,例え
ば,フォークリフト,トラック,トーイングトラクタ等
がある。
【0012】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる,産業車両におけるコラム
カバーにつき,図1〜図6を用いて説明する。本例のコ
ラムカバー1は,図1に示すごとく,フォークリフトに
おけるステアリングシャフト3の周囲を取り囲むように
配置されている。そして,その内部にはメータ類等の電
気部品及びディレクションレバー4の基部41を配設し
てある。
【0013】上記コラムカバー1は,図2(A),
(B)に示すごとく,上記ディレクションレバー4を挿
通するレバー挿通穴14と,上記ステアリングシャフト
3を挿通するシャフト挿通穴13とを有する。更に,上
記レバー挿通穴14とシャフト挿通穴13との間には両
者間を連通する開口部15が形成されている。
【0014】上記ディレクションレバー4の周囲には,
図1,図5に示すごとく,コラムカバー1内への雨水,
塵埃等侵入防止用のグロメット2を配設してなる。該グ
ロメット2はゴム製であり,図3(A)に示すごとく,
上記レバー挿通穴14を閉塞する底辺部21と,該底辺
部21より立設され上記開口部15を閉塞する縦辺部2
2とを有する。
【0015】また,図3(B),図6に示すごとく,上
記開口部15の左右端には,上記グロメット2を係合す
る係合部161を有する一対の壁部16を設けてある。
上記開口部15を除くシャフト挿通穴13の周囲には,
図2(A)に示すごとく,円筒状の円筒部12が上記コ
ラムカバー1の上面11に対して立設されている。
【0016】また,図3(B)に示すごとく,上記開口
部15における壁部16は,その上端において切欠き部
162を形成することにより,上記係合部161を設け
てある。なお,上記2枚の壁部16の間隔は,上記ディ
レクションレバー4の直径よりも大きく形成されてい
る。
【0017】また,図3(B)に示すごとく,上記レバ
ー挿通穴14は,上記開口部15との間に,上記ディレ
クションレバー4の直径よりも幅広の連通部141を有
している。また,上記レバー挿通穴14の周囲におけ
る,上記コラムカバー1の上面11には,上記グロメッ
ト2の底辺部21をガイドするためのガイド部142が
設けてある。
【0018】上記グロメット2は,図4,図7(B)に
示すごとく,上記縦辺部22に,上記壁部16の係合部
161に係合する凹状の嵌合部221を有する。また,
上記グロメット2の底辺部21には,図3(A),図4
(A)に示すごとく,上記ディレクションレバー4を挿
嵌するための挿嵌穴23が形成されている。該挿嵌穴2
3の周囲には,上記縦辺部22の立設方向と反対側の面
に,上記レバー挿通穴14に係止するための係止部21
1が設けてある。なお,図1において,符号31は上記
ステアリングシャフト3の先端に固定したステアリング
である。
【0019】次に,上記コラムカバー1を,上記ステア
リングシャフト3の周囲に配設する方法につき説明す
る。上記コラムカバー1は,上記シャフト挿通穴13の
略中心を通る境界面19を境に分けることのできる,前
カバー部101と後カバー部102とからなる(図2
(B))。
【0020】上記コラムカバー1を,上記ステアリング
シャフト3の周囲に配設するに当っては,まず,上記前
カバー部101を上記ステアリングシャフト3の前方に
配置する。この時,上記ディレクションレバー4が,上
記前カバー部101に設けた上記開口部15と上記連通
部141を通って上記レバー挿通部14に位置するよ
う,上記前カバー部101を移動させて配置する(図4
(B))。
【0021】次いで,予めディレクションレバー4に挿
嵌穴23を嵌合させておいた上記グロメット2を,上記
ディレクションレバー4に沿って上方から移動させ,上
記コラムカバー1のレバー挿通穴14に装着する(図3
(A),(B))。このとき,上記グロメット2におけ
る縦辺部22の嵌合部221を,上記開口部15におけ
る壁部16の係合部161に嵌合する(図7(A))。
一方,上記グロメット2における底辺部21の係止部2
11を上記レバー挿通部14の周囲におけるコラムカバ
ー1に係止する。これにより,図5,図7(A)に示す
ごとく,上記グロメット2を上記コラムカバー1のレバ
ー挿通穴14に配設する。
【0022】次に,本例の作用効果につき説明する。上
記コラムカバー1の開口部15には,上記壁部16が設
けてある。そして,該壁部16の係合部161に,上記
グロメット2の縦辺部22における嵌合部221を係合
する。
【0023】そのため,ゴム製のグロメット2を上記コ
ラムカバー1に配設したとき,図7(A)に示すごと
く,上記縦辺部22を上記底辺部21に対して略垂直に
保つことができる。上記壁部16がない場合には,図7
(B)の実線で示すごとく,上記縦辺部22が底辺部2
1側に倒れたり,或いは同図の破線で示すごとく,シャ
フト挿通穴14側に倒れたりする。本例においては,上
記壁部16が設けてあるため,このような不具合を防ぐ
ことができる。これにより,上記開口部15と上記縦辺
部22とのずれにより隙間が生じて雨水,塵埃等が侵入
するという不具合を生ずるおそれがない。
【0024】また,上記開口部15には上記壁部16が
設けてあるため,上記グロメット2の縦辺部22を上記
開口部15に配置したとき,上記縦辺部22は上記壁部
16と広い面によって接触する(図5)。そのため,雨
水,塵埃等の侵入し易い部分である上記グロメット2の
縦辺部22と上記壁部16との間に隙間が生じ難い。そ
れ故,上記コラムカバー1内への雨水,塵埃等の侵入を
確実に防ぐことができる。
【0025】以上のごとく,本例によれば,雨水,塵埃
等の侵入を確実に防止することができる,フォークリフ
トにおけるコラムカバーを提供することができる。
【0026】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,雨水,
塵埃等の侵入を確実に防止することができる,産業車両
におけるコラムカバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例における,ステアリングシャフトの
周囲に配設したコラムカバーの側面図。
【図2】実施形態例における,コラムカバーの(A)上
面の斜視図,及び(B)上面図。
【図3】実施形態例における,(A)グロメットの斜視
図,(B)レバー挿通穴及び開口部の斜視図。
【図4】実施形態例における,(A)グロメットの平面
図,(B)コラムカバーの部分平面図。
【図5】実施形態例における,グロメットを配設したコ
ラムカバーの部分平面図。
【図6】図5のA−A線矢視断面図。
【図7】(A)図5のB−B線矢視断面図,及び(B)
壁部がないとした場合のグロメットの状態を表す説明
図。
【図8】従来例における,ステアリングシャフトの周囲
に配設したコラムカバーの側面図。
【符号の説明】
1...コラムカバー, 13...シャフト挿通穴, 14...レバー挿通穴, 15...開口部, 16...壁部, 161...係合部, 2...グロメット, 21...底辺部, 22...縦辺部, 221...嵌合部, 3...ステアリングシャフト, 4...ディレクションレバー,

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトの周囲を取り囲む
    ように配置され,内部にはメータ類等の電気部品及びデ
    ィレクションレバーの基部を配設してなる産業車両にお
    けるコラムカバーであって,該コラムカバーは,上記デ
    ィレクションレバーを挿通するレバー挿通穴と,上記ス
    テアリングシャフトを挿通するシャフト挿通穴とを有す
    ると共に上記レバー挿通穴とシャフト挿通穴との間には
    両者間を連通する開口部を有してなり,上記ディレクシ
    ョンレバーの周囲には,コラムカバー内への雨水,塵埃
    等侵入防止用のグロメットを配設してなり,また,該グ
    ロメットは上記レバー挿通穴を閉塞する底辺部と該底辺
    部より立設され上記開口部を閉塞する縦辺部とを有し,
    かつ,上記開口部の左右端には,上記グロメットを係合
    する係合部を有する一対の壁部を設けてなることを特徴
    とする産業車両におけるコラムカバー。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記グロメットは,
    上記縦辺部に,上記壁部の係合部に係合する嵌合部を有
    することを特徴とする産業車両におけるコラムカバー。
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