JP3525052B2 - 包皮切断機、及びこの包皮切断機の使用方法 - Google Patents

包皮切断機、及びこの包皮切断機の使用方法

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滋 橋本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内包材(例えば
餡)と外皮材(例えば米飯,もち米,饅頭外皮)の二重
構造からなる棒状の食品生地に対して包皮切断を行う包
皮切断機、及びこの包皮切断機の使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の包皮切断機の技術として、特許2
729898号公報に示すものがあり、この先行技術
は、内包材と外皮材の二重構造からなる棒状の食品生地
を上方向からシャッタの中央部の切断開口部へ供給しつ
つ、棒状の食品生地に対して包皮切断を行うものであ
る。上記シャッタは4個のシャッタ片を組合せてなり、
各シャッタ片にはエッジ面がそれぞれ形成してある。上
記切断開口部と同心の所定の円の周上には4個の垂直軸
が等間隔に設けてあり、各シャッタ片は対応する垂直軸
の軸心を中心として回転可能にそれぞれ構成してある。
更に、4個のシャッタ片を同期して同方向へ回転させる
と切断開口部が開閉するように構成してあって、適宜位
置には4個のシャッタ片を同期して同方向へ回転させる
回転作動手段が設けてある。
【0003】従って、棒状の食品生地を上方向からシャ
ッタの中央部の切断開口部へ供給しつつ、回転作動手段
により4個のシャッタ片を同期して一方向へ回転させて
切断開口部を閉じる。これによって、4個のシャッタ片
により外皮材を周方向から押圧することができ、この押
圧状態がさらに進むと、外皮材における被押圧部分の下
側及び上側において外皮材により内包材をそれぞれ包皮
しつつ、4個のシャッタ片のエッジ面の協働により外皮
材を切断して、棒状の食品生地から包皮食品を取出すこ
とができる。棒状の食品生地から包皮食品を取出した後
に、回転作動手段により4個のシャッタ片を同期して一
方向へさらに回転させて切断開口部を大きく開いて、元
の状態に復帰せしめる。
【0004】上述の作用を複数回繰返すことにより、棒
状の食品生地に対して複数回の包皮切断を行って、複数
の包皮食品を製造することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如く
4個のシャッタ片のエッジ面の協働により外皮材を切断
することにより棒状の食品生地から包皮食品を取出すこ
とができるが、包皮食品の被切断部の接合力が十分でな
いと、その後の生産過程を含めて、包皮食品から内包材
が露出することがあり、包皮食品の品質が劣化するとい
う問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
あっては、内包材と外皮材の二重構造からなる棒状の食
品生地を上方向からシャッタの中央部の切断開口部へ供
給しつつ、棒状の食品生地に対して包皮切断を行う包皮
切断機において、上記シャッタはn(nは3以上の整
数)個のシャッタ片を組合せてなり、各シャッタ片の中
央部から両端側にかけて先細り形状になるようにそれぞ
れ構成し、各シャッタ片の一端にエッジ面をそれぞれ形
成し、各シャッタ片の前記エッジ面が隣接するシャッタ
片の側面に沿って摺動できるようにそれぞれ構成し、
記切断開口部と同心の所定の円の周上にn個の垂直軸を
等間隔に設け、各シャッタ片の中央部を対応する垂直軸
にそれぞれ連結し、各シャッタ片を対応する垂直軸の軸
心を中心として一回転以上回転できるようにそれぞれ構
成し、n個のシャッタ片を同期して同方向へ回転させる
と切断開口部が開閉するように構成し、n個のシャッタ
片を同期して同方向へ回転させる回転作動手段を設け、
n個のシャッタ片により切断開口部を徐々に閉じて、
個のシャッタ片の前記エッジ面を会合させると、切断開
口部の中心部に外皮材をねじって切断するためのねじり
間隙が形成されるように、各シャッタ片のエッジ面の先
端から対応する垂直軸の軸心までの長さが上記所定の円
の半径の長さよりも0.5mm〜1mmだけ短くなるよ
うにそれぞれ構成してなることを特徴とする。
【0007】請求項1に記載の発明特定事項によると、
棒状の食品生地を上方向からシャッタの中央部の切断開
口部へ供給しつつ、回転作動手段によりn個のシャッタ
片を同期して一方向へ回転させて切断開口部を徐々に閉
じて、n個のシャッタ片の前記エッジ面を会合させて、
切断開口部の中央部にねじり間隙を形成せしめる。これ
によって、n個のシャッタ片により外皮材を周方向から
押圧して、外皮材にくびれた連結部分を成形せしめるこ
とができると共に、外皮材によって内包材を上下に分離
して、くびれた連結部分の下側及び上側において外皮材
により内包材をそれぞれ包皮することができる。
【0008】ねじり間隙を形成せしめた後に、回転作動
手段によりn個のシャッタ片を同期して一方向へさらに
回転させることにより、n個のシャッタ片のエッジ面に
対して外皮材が粘着性を有していることから、外皮材に
おけるくびれた連結部分を一方向へねじることができ
る。これによって、くびれた連結部分の下側の食品生地
(包皮食品に相当する部分)の自重作用も相まって、応
力が集中することによりくびれた連結部分を切断して、
棒状の食品生地から包皮食品を取出すことができる。
【0009】棒状の食品生地から包皮食品を取出した後
に、回転作動手段によりn個のシャッタ片を同期して一
方向へ回転させて切断開口部を大きく開いて、元の状態
に復帰せしめる。
【0010】上述の作用を適宜に複数回繰返すことによ
り、棒状の食品生地に対して複数回の包皮切断を行っ
て、複数の包皮食品を製造することができる。
【0011】請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明特定事項の他に、各シャッタ片の他端に
エッジ面を形成し、n個のシャッタ片を同期して同方向
へ1回転させると切断開口部が回開閉するように構成
してなることを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明特定事項によると、
請求項1に記載の発明特定事項の他に、回転作動手段に
よりn個のシャッタ片を同期して同方向へ1回転させる
と、切断開口部が回開閉するため、nこのシャッタ片
の1回転により回の包皮切断を行うことができる。
【0013】請求項3に記載の発明にあっては、内包材
と外皮材の二重構造からなる棒状の食品生地を上方向か
らシャッタの中央部の切断開口部へ供給しつつ、棒状の
食品生地に対して包皮切断を行う請求項1に記載の包皮
切断機の使用方法において、 (i)前記回転作動手段によりn個のシャッタ片を同期
して一方向へ回転させ前記切断開口部を徐々に閉じて、
n個のシャッタ片の前記エッジ面を会合させて、切断開
口部の中央部にねじり間隙を形成せしめることにより、
n個のシャッタ片により外皮材を周方向から押圧して、
外皮材にくびれた連結部分を成形せしめると共に、外皮
材によって内包材を上下に分離して、くびれた連結部分
の下側及び上側において外皮材により内包材をそれぞれ
包皮する工程と、 (ii)上記(i)工程が終了した後に、回転作動手段に
よりn個のシャッタ片を同期して一方向へ更に回転させ
て、外皮材におけるくびれた連結部分を前記ねじり間隙
内で一方向へねじることにより、食品生地におけるくび
れた連結部分よりも下側部分の自重作用も相まって、く
びれた連結部分を切断して、棒状の食品生地から包皮食
品を取出す工程と、 (iii)上記(ii)工程が終了した後に、回転作動手段に
よりn個のシャッタ片を同期して一方向へ回転させて、
切断開口部を大きく開く工程と、 (iv)上記(iii)工程が終了した後に、(i)工程〜
(iii)工程を順次繰返すことにより、棒状の食品生地に
対して複数回の包皮切断を行って、複数の包皮食品を製
造する工程とを備えてなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1〜図3を参照するに、本発明の実施の
形態に係る包皮切断機1は、内包材(例えば餡)W1と
外皮材(例えば米飯,もち米,饅頭外皮)W2の二重構
造からなる棒状の食品生地Wを上方向(図1において紙
面に向かって表方向、図2及び図3において上方向)か
らシャッタ3の中央部の切断開口部5(図4及び図5参
照)へ供給しつつ、棒状の食品生地Wに対して包皮切断
を行うものである。又、包皮切断機1は箱型の本体フレ
ーム7をベースにしている。
【0016】上記シャッタ3は4個のシャッタ片9を組
合せてなり、各シャッタ片9の両端(一端及び他端)に
エッジ面11,13がそれぞれ形成してある。ここ
で、各シャッタ片9の中央部から両端側(一端側及び他
端側)にかけて先細り形状になるようにそれぞれ構成し
てあって、各シャッタ片9のエッジ面11(13)は隣
接するシャッタ片9における側面15に沿って摺動可能
にそれぞれ構成してある。なお、シャッタ片9の側面は
特許2729898号公報に示すように、シャッタ片9
の基準形(図1に示すシャッタ片9の形)をシャッタ片
9の厚さ方向へ沿って徐々に回転させることによって形
成される曲面にすることが望ましい。
【0017】上記本体フレーム7の中央部には前方向
(図1において下方向、図2及び図3において紙面に向
かって表方向)へ延びた支持フレーム17が設けてあ
り、この支持フレーム17には食品生地Wが上方向から
進入可能な進入口19が設けてある。尚、この進入口1
9は切断開口部5の上側に位置している。又、支持フレ
ーム17における所定の円Sの周上には回転可能な4個
の垂直軸21が等間隔に設けてあり、上記所定の円Sの
中心と切断開口部5の中心は上方向からみて一致してい
る(図4及び図5参照)。各シャッタ片9の中央部は対
応する垂直軸21にそれぞれ一体的に連結してあって、
各シャッタ片9は対応する垂直軸21の軸心を中心とし
て一回転以上回転できるようにそれぞれ構成してあっ
て、4個のシャッタ片9を同期して同方向へ1回転させ
ると切断開口部5が2回開閉するように構成してある。
そして、4個のシャッタ片9を同期して同方向へ回転さ
せるため、支持フレーム17の適宜位置には回転モータ
23が設けてあり、この回転モータ23の出力軸と4個
の垂直軸21が駆動プーリ25,タイミングベルト2
7,4個の従動プーリ29を介して連動連結してある。
【0018】更に、4個のシャッタ片9により切断開口
部5を徐々に閉じて、4個のシャッタ片9のエッジ面1
1(又は13)が会合すると、切断開口部5の中心部に
外皮材W2をねじって切断するためのねじり間隙31が
形成されるように、各シャッタ片9のエッジ面11(1
3)の先端から対応する垂直軸21の軸心までの長さが
上記所定の円Sの半径Rの長さよりも0.5mm〜1m
mだけ短くなるようにそれぞれ構成してある。
【0019】尚、参考例として、図9に示すように、各
シャッタ片11のエッジ面11(13)にブレード33
(35)をそれぞれ設けた場合において、各ブレード3
3(35)の先端から対応する垂直軸21の軸心までの
長さが所定の円の半径Rの長さとほぼ同じになるように
それぞれ構成してある。
【0020】また、切断開口部5が開閉するときにシャ
ッタ3を下降させると共に、切断開口部5が開いて元の
状態に復帰したときにシャッタ3が上昇するように、支
持フレーム17を本体フレーム7に対して昇降するよう
に構成することが望ましい。
【0021】上記本体フレーム7におけるシャッタ3の
上方には食品生地供給装置37が設けてあり、この食品
生地供給装置37は棒状の食品生地Wを上方向から切断
開口部5へ供給するものである。又、本体フレーム7に
おけるシャッタ3の下方にはコンベア装置39が設けて
あり、このコンベア装置39は複数の包皮食品WAを左
方向(図1〜図3において左方向)へ搬送するものであ
る。
【0022】次に、包皮切断機1の使用方法について説
明する。この包皮切断機1の使用方法は、食品生地供給
装置37の作動により棒状の食品生地Wを上方向から切
断開口部5へ供給しつつ、棒状の食品生地Wに対して包
皮切断を行う方法であって、以下の(i)工程〜(iv)
工程を備えている。
【0023】(i)工程 回転モータ23の駆動により4個のシャッタ片9を同期
して一方向へ回転させて切断開口部5を徐々に閉じて、
4個のシャッタ片9のエッジ面11を会合させて、切断
開口部5の中央部にねじり間隙31を形成せしめる(図
4(a)、図5(a)、図6(a)、図7(a)参
照)。これによって、4個のシャッタ片9により外皮材
W2を周方向から押圧して、外皮材W2にくびれた連結
部材Jを成形せしめることができる(図4(b)、図5
(b)、図6(b)参照)。又、この押圧状態がさら
に進むと、外皮材W2によって内包材W1を上下に分離
して、くびれた連結部分Jの下側及び上側において外皮
材W2により内包材W1をそれぞれ包皮することができ
る(図7(b)参照)。
【0024】(ii)工程 (i)工程が終了した後に、回転モータ23の駆動によ
り4個のシャッタ片9を同期して一方向へさらに回転さ
せることにより(図8(a)参照)、4個のシャッタ片
9のエッジ面11に対して外皮材W2が粘着性を有して
いることから、外皮材W2におけるくびれた連結部分J
ねじり間隙31内で一方向へねじることができる。こ
れによって、食品生地Wにおけるくびれた連結部分Jよ
りも下側部分(包皮食品に相当する食品生地W)の自重
作用も相まって、応力が集中することによりくびれた連
結部分Jを切断して、棒状の食品生地Wから包皮食品W
Aを取出すことができる(図8(b)参照)。
【0025】尚、参考例として、各シャッタ片9のエッ
ジ面11(13)に上述の如くブレード33(35)を
それぞれ設けた場合にあっては、4個のシャッタ片9を
同期して一方向へさらに回転させることにより、外皮材
W2におけるくびれた連結部分Jに対して、ねじって切
断する作用の他に、4個のブレード33(又は35)の
協働によって切断する作用も働く(図9参照)。
【0026】(iii)工程 上記(ii)工程が終了した後
に、食品生地Wを上方向から切断開口部5へ供給した状
態の下で、回転モータ23の駆動により4個のシャッタ
片9を同期して一方向へさらに回転させて、切断開口部
9を大きく開いて元の状態に復帰せしめる(図4(a)
参照)。これによって、棒状の食品生地Wに対する1回
の包皮切断が終了する。
【0027】(iv)工程 上記(iii)工程が終了した後に、(i)工程〜(iii)工
程を順次繰返す。これによって、棒状の食品生地Wに対
して複数回の包皮切断を行って、複数の包皮食品Wを製
造することができる。
【0028】ここで、回転モータ23の駆動により4個
のシャッタ片9を同期して同方向へ1回転させると、切
断開口部5が2回開閉するため、4個のシャッタ片9の
1回転により2回の包皮切断を行うことができる。
【0029】以上のごとき、本発明の実施の形態によれ
ば、外皮材W2におけるくびれた連結部分Jをねじり間
隙31内でねじって切断することにより、棒状の食品生
地Wから包皮食品WAを取出すことができるため、包皮
食品WAの被切断部の接合力を高めて包皮食品WAから
内包材W1が露出することを回避して、包皮食品WAの
品質向上を図ることができる。
【0030】又、切断開口部5を開閉するために4個の
シャッタ片9を逆方向へ回転させることを必要とせず、
同一方向へ回転させれば足り、包皮切断の作業性が向上
する。
【0031】更に、4個のシャッタ片の1回転により2
回の包皮切断を行うことができるため、包皮食品WAの
生産性を向上させることができる。
【0032】尚、本発明は、前述の如く発明の実施の形
態の説明に限るものでなく、以下の如く種々の対応で実
施が可能である。即ち、シャッタ片9の個数は4個に限
るものでなく、3個以上であれば図10に示すように5
個であっても差支えない。又、各シャッタ片9の両端に
エッジ面11,13をそれぞれ設ける代わりに、図10
に示すように各シャッタ片9の一端に1個のエッジ面1
1をそれぞれ設けても差支えない。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、外皮材
におけるくびれた連結部分をねじって切断することによ
り、棒状の食品生地から包皮食品を取出すことができる
ため、包皮食品の被切断部の接合力を高めて、包皮食品
から内包材が露出することを回避して、包皮食品の品質
向上を図ることができる。
【0034】又、切断開口部を開閉するために、n個の
シャッタ片を逆方向へ回転させることを必要とせず、同
一方向へ回転させれば足りるため、包皮切断の作業性が
向上する。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果の他に、n個のシャッタ片の1回転
により回の包皮切断を行うことができるため、包皮食
品の生産性を向上させることができる。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッタの平面図である。
【図2】図3における矢視部IIを示す図である。
【図3】包皮切断機の正面図である。
【図4】(a)はシャッタの動作図であり、(b)はシ
ャッタの動作が(a)のときの包皮切断の状態を示す図
である。
【図5】(a)はシャッタの動作図であり、(b)はシ
ャッタの動作が(a)のときの包皮切断の状態を示す図
である。
【図6】(a)はシャッタの動作図であり、(b)はシ
ャッタの動作が(a)のときの包皮切断の状態を示す図
である。
【図7】(a)はシャッタの動作図であり、(b)はシ
ャッタの動作が(a)のときの包皮切断の状態を示す図
である。
【図8】(a)はシャッタの動作図であり、(b)はシ
ャッタの動作が(a)のときの包皮切断の状態を示す図
である。
【図9】参考例として、シャッタ片のエッジ面にブレー
ドを設けた場合における図7に対応する図である。
【図10】別の実施の形態に係るシャッタの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 包皮切断機 3 シャッタ 5 切断開口部 9 シャッタ片 11,13 エッジ面 15 側面 23 回転モータ 31 ねじり間隙 33,35 ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 康憲 栃木県宇都宮市野沢町2番地3 レオン 自動機株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−168379(JP,A) 特開 平9−238661(JP,A) 特開 平6−178679(JP,A) 特開 昭49−81579(JP,A) 特開 平7−111884(JP,A) 特開 平7−87879(JP,A) 特許2729898(JP,B2) 特許3037258(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23P 1/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内包材と外皮材の二重構造からなる棒状
    の食品生地を上方向からシャッタの中央部の切断開口部
    へ供給しつつ、棒状の食品生地に対して包皮切断を行う
    包皮切断機において、 上記シャッタはn(nは3以上の整数)個のシャッタ片
    を組合せてなり、各シャッタ片の中央部から両端側にか
    けて先細り形状になるようにそれぞれ構成し、各シャッ
    タ片の一端にエッジ面をそれぞれ形成し、各シャッタ片
    の前記エッジ面が隣接するシャッタ片の側面に沿って摺
    動できるようにそれぞれ構成し、前記切断開口部と同心
    の所定の円の周上にn個の垂直軸を等間隔に設け、各シ
    ャッタ片の中央部を対応する垂直軸にそれぞれ連結し、
    各シャッタ片を対応する垂直軸の軸心を中心として一回
    転以上回転できるようにそれぞれ構成し、n個のシャッ
    タ片を同期して同方向へ回転させると切断開口部が開閉
    するように構成し、n個のシャッタ片を同期して同方向
    へ回転させる回転作動手段を設け、 n個のシャッタ片により切断開口部を徐々に閉じて、
    個のシャッタ片の前記エッジ面を会合させると、切断開
    口部の中心部に外皮材をねじって切断するためのねじり
    間隙が形成されるように、各シャッタ片のエッジ面の先
    端から対応する垂直軸の軸心までの長さが上記所定の円
    の半径の長さよりも0.5mm〜1mmだけ短くなるよ
    うにそれぞれ構成してなることを特徴とする包皮切断
    機。
  2. 【請求項2】 各シャッタ片の他端にエッジ面を形成
    し、n個のシャッタ片を同期して同方向へ1回転させる
    と切断開口部が回開閉するように構成してなることを
    特徴とする請求項1に記載の包皮切断機。
  3. 【請求項3】 内包材と外皮材の二重構造からなる棒状
    の食品生地を上方向からシャッタの中央部の切断開口部
    へ供給しつつ、棒状の食品生地に対して包皮切断を行う
    請求項1に記載の包皮切断機の使用方法において、 (i)前記回転作動手段によりn個のシャッタ片を同期
    して一方向へ回転させ前記切断開口部を徐々に閉じて、
    n個のシャッタ片の前記エッジ面を会合させて、切断開
    口部の中央部にねじり間隙を形成せしめることにより、
    n個のシャッタ片により外皮材を周方向から押圧して、
    外皮材にくびれた連結部分を成形せしめると共に、外皮
    材によって内包材を上下に分離して、くびれた連結部分
    の下側及び上側において外皮材により内包材をそれぞれ
    包皮する工程と、 (ii)上記(i)工程が終了した後に、回転作動手段に
    よりn個のシャッタ片を同期して一方向へ更に回転させ
    て、外皮材におけるくびれた連結部分を前記ねじり間隙
    内で一方向へねじることにより、食品生地におけるくび
    れた連結部分よりも下側部分の自重作用も相まって、く
    びれた連結部分を切断して、棒状の食品生地から包皮食
    品を取出す工程と、 (iii)上記(ii)工程が終了した後に、回転作動手段に
    よりn個のシャッタ片を同期して一方向へ回転させて、
    切断開口部を大きく開く工程と、 (iv)上記(iii)工程が終了した後に、(i)工程〜
    (iii)工程を順次繰返すことにより、棒状の食品生地に
    対して複数回の包皮切断を行って、複数の包皮食品を製
    造する工程とを備えてなることを特徴とする請求項1に
    記載の包皮切断機の使用方法。
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