JP3524917B2 - アルカリ性pHを有するアミノインドールによるケラチン繊維の染色方法およびその組成物 - Google Patents
アルカリ性pHを有するアミノインドールによるケラチン繊維の染色方法およびその組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアミノインドールと酸化塩基および酸化剤と
を塩基性媒体中で組み合せて使用するケラチン繊維、特
にヒトのケラチン繊維の新規染色方法、この方法で使用
する組成物および新規アミノインドール化合物に関す
る。
を塩基性媒体中で組み合せて使用するケラチン繊維、特
にヒトのケラチン繊維の新規染色方法、この方法で使用
する組成物および新規アミノインドール化合物に関す
る。
アルカリ性媒体中に酸化染料前駆体、特に通例「酸化
塩基」と呼ばれるp−フェニレンジアミンまたはオルソ
またはパラ−アミノフェノールを含有する染色組成物に
よりケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色することは既
知である。
塩基」と呼ばれるp−フェニレンジアミンまたはオルソ
またはパラ−アミノフェノールを含有する染色組成物に
よりケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色することは既
知である。
これらの酸化塩基により得た色合いは、特に芳香族メ
タ−ジアミン、メタ−アミノフェノールおよびメタ−ジ
フェノールから選択した色調調整剤としても知られるカ
ップリング剤とこれらの酸化塩基とを組み合せて使用す
ることにより変え得ることも知られる。
タ−ジアミン、メタ−アミノフェノールおよびメタ−ジ
フェノールから選択した色調調整剤としても知られるカ
ップリング剤とこれらの酸化塩基とを組み合せて使用す
ることにより変え得ることも知られる。
アミノインドールタイプのある化合物と酸化塩基との
組み合せを酸化剤の存在で、および塩基性pHで毛髪に適
用するとすぐれた色合いを生ずることが分かった。
組み合せを酸化剤の存在で、および塩基性pHで毛髪に適
用するとすぐれた色合いを生ずることが分かった。
こうして得た色は光、洗たく、汗およびきびしい天候
に対しすぐれた強度を示す。
に対しすぐれた強度を示す。
従って本発明の主題は、酸化塩基とも呼ばれる少なく
とも1種の下記規定の式(1)のアミノインドールおよ
び酸化剤の組成物を塩基性pHでケラチン繊維に適用する
ことを含む、ケラチン繊維、特に毛髪のようなヒトのケ
ラチン繊維を染色する方法である。
とも1種の下記規定の式(1)のアミノインドールおよ
び酸化剤の組成物を塩基性pHでケラチン繊維に適用する
ことを含む、ケラチン繊維、特に毛髪のようなヒトのケ
ラチン繊維を染色する方法である。
本発明の別の主題は成分の1つがアミノインドールお
よび酸化染料前駆体、もう1つの成分は酸化剤であり、
混合物が酸性pHを示すような量で含む2成分染色剤であ
る。
よび酸化染料前駆体、もう1つの成分は酸化剤であり、
混合物が酸性pHを示すような量で含む2成分染色剤であ
る。
それ以上の主題は酸化染料前駆体およびカップリング
剤としてこれらの特別の化合物の1種を含有する酸化染
色組成物から成る。
剤としてこれらの特別の化合物の1種を含有する酸化染
色組成物から成る。
本発明の別の主題は塩基性媒体中で毛髪の染色に使用
する各種剤を含有する使用の用意の整った組成物であ
る。
する各種剤を含有する使用の用意の整った組成物であ
る。
本発明の他の主題は記載および続く例を読むと明らか
になろう。
になろう。
本発明によるケラチン繊維、特に毛髪のようなヒトの
ケラチン繊維の染色方法は式: 〔式中、 R1は水素または場合により分枝C1〜C4アルキル基を表
わし、 R2およびR3は相互に別個に水素原子、C1〜C4アルキル
基またはCOOR′基を表わし、R′はC1〜C4アルキル基ま
たは水素原子であり、 R2およびR3基のうち少なくとも1個は水素原子を表わ
し、 R4は水素原子、C1〜C4アルキル基またはC1〜C4ヒドロ
キシアルキル、C2〜C4ポリヒドロキシアルキルまたはC1
〜C6アミノアルキル基(アミンは場合によりC1〜C4アル
キルによりモノ−またはジ置換できる)を表わし、 −NHR4基は4、6または7位置を占めることができ
る、 Z1およびZ2は同一または異り、水素原子、またはC1〜
C4アルキル、ヒドロキシル、ハロゲンまたはC1〜C4アル
コキシ基を表わし、 Z1およびZ2基のうち少なくとも1つは水素以外であ
る〕に相当する少なくとも1種のカップリング剤および
すべてのこれらの化合物の塩、少なくとも1種の酸化染
料前駆体、少なくとも1種の酸化剤を適当な染色媒体中
に含有する組成物(繊維に適用する組成物のpHは7より
高い)をこれらの繊維に適用することに本質的に特徴が
ある。
ケラチン繊維の染色方法は式: 〔式中、 R1は水素または場合により分枝C1〜C4アルキル基を表
わし、 R2およびR3は相互に別個に水素原子、C1〜C4アルキル
基またはCOOR′基を表わし、R′はC1〜C4アルキル基ま
たは水素原子であり、 R2およびR3基のうち少なくとも1個は水素原子を表わ
し、 R4は水素原子、C1〜C4アルキル基またはC1〜C4ヒドロ
キシアルキル、C2〜C4ポリヒドロキシアルキルまたはC1
〜C6アミノアルキル基(アミンは場合によりC1〜C4アル
キルによりモノ−またはジ置換できる)を表わし、 −NHR4基は4、6または7位置を占めることができ
る、 Z1およびZ2は同一または異り、水素原子、またはC1〜
C4アルキル、ヒドロキシル、ハロゲンまたはC1〜C4アル
コキシ基を表わし、 Z1およびZ2基のうち少なくとも1つは水素以外であ
る〕に相当する少なくとも1種のカップリング剤および
すべてのこれらの化合物の塩、少なくとも1種の酸化染
料前駆体、少なくとも1種の酸化剤を適当な染色媒体中
に含有する組成物(繊維に適用する組成物のpHは7より
高い)をこれらの繊維に適用することに本質的に特徴が
ある。
式(1)に相当し、本発明に従って使用する好ましい
化合物は次のものである: (1) 4−メチル−6−アミノインドール、 (2) 5−メチル−6−アミノインドール、 (3) 7−メチル−4−アミノインドール、 (4) 3−メチル−7−エチル−6−アミノインドー
ル、 (5) 2−メチル−5−ヒドロキシ−6−アミノイン
ドール、 (6) 5,7−ジメチル−6−アミノインドール、 (7) 5,7−ジエチル−6−アミノインドール、 (8) 2−エトキシカルボニル−5−メチル−7−ア
ミノインドール、 (9) 2−エトキシカルボニル−5−クロロ−7−ア
ミノインドール、 (10) 2−エトキシカルボニル−5−エトキシ−7−
アミノインドール、 (11) 2−エトキシカルボニル−5−メトキシ−7−
アミノインドール、 (12) 5−メトキシ−7−(4′−ジメチルアミノ−
1′−メチルブチル)アミノインドール、 (13) 5−メトキシ−7−(4′−ジメチルアミノブ
チル)アミノインドール、 (14) 5−メトキシ−7−(4′−ジエチルアミノ−
1′−メチルブチル)アミノインドール、 (15) 5−フルオロ−6−アミノインドール、 (16) 5−フルオロ−1−sec.−ブチル−6−アミノ
インドール、 (17) 5−フルオロ−1−n−プロピル−6−アミノ
インドール、 (18) 1−メチル−2−メトキシカルボニル−5−メ
トキシ−6−アミノインドール、 (19) 2−メトキシカルボニル−5−メトキシ−6−
アミノインドール、 (20) 2−エトキシカルボニル−5−メトキシ−6−
アミノインドール、 (21) 2−カルボキシ−5−メトキシ−6−アミノイ
ンドール、 (22) 1,2−ジメチル−5−ヒドロキシ−6−アミノ
インドール、 (23) 2−メトキシカルボニル−4−メトキシ−6−
アミノインドール、 (24) 7−エチル4−アミノインドール、 (25) 7−エチル6−アミノインドール、 (26) 7−エチル6−N,β−ヒドロキシエチルアミノ
インドール、 塩は特に塩酸塩または臭酸塩から選択する。
化合物は次のものである: (1) 4−メチル−6−アミノインドール、 (2) 5−メチル−6−アミノインドール、 (3) 7−メチル−4−アミノインドール、 (4) 3−メチル−7−エチル−6−アミノインドー
ル、 (5) 2−メチル−5−ヒドロキシ−6−アミノイン
ドール、 (6) 5,7−ジメチル−6−アミノインドール、 (7) 5,7−ジエチル−6−アミノインドール、 (8) 2−エトキシカルボニル−5−メチル−7−ア
ミノインドール、 (9) 2−エトキシカルボニル−5−クロロ−7−ア
ミノインドール、 (10) 2−エトキシカルボニル−5−エトキシ−7−
アミノインドール、 (11) 2−エトキシカルボニル−5−メトキシ−7−
アミノインドール、 (12) 5−メトキシ−7−(4′−ジメチルアミノ−
1′−メチルブチル)アミノインドール、 (13) 5−メトキシ−7−(4′−ジメチルアミノブ
チル)アミノインドール、 (14) 5−メトキシ−7−(4′−ジエチルアミノ−
1′−メチルブチル)アミノインドール、 (15) 5−フルオロ−6−アミノインドール、 (16) 5−フルオロ−1−sec.−ブチル−6−アミノ
インドール、 (17) 5−フルオロ−1−n−プロピル−6−アミノ
インドール、 (18) 1−メチル−2−メトキシカルボニル−5−メ
トキシ−6−アミノインドール、 (19) 2−メトキシカルボニル−5−メトキシ−6−
アミノインドール、 (20) 2−エトキシカルボニル−5−メトキシ−6−
アミノインドール、 (21) 2−カルボキシ−5−メトキシ−6−アミノイ
ンドール、 (22) 1,2−ジメチル−5−ヒドロキシ−6−アミノ
インドール、 (23) 2−メトキシカルボニル−4−メトキシ−6−
アミノインドール、 (24) 7−エチル4−アミノインドール、 (25) 7−エチル6−アミノインドール、 (26) 7−エチル6−N,β−ヒドロキシエチルアミノ
インドール、 塩は特に塩酸塩または臭酸塩から選択する。
化合物(1)〜(7)および(24)〜(26)は相当す
るニトロ誘導体の還元により製造できる。これらニトロ
誘導体のうちいくつかのものはBergman &Sandの論文、
Tetrahedron、46巻、17号、6085〜6112頁、1990により
既知である。この論文に記載されないニトロ化合物は同
じ方法、すなわちジアルキルまたはトリアルキル−メタ
−ニトロアニリン(アルキル基の1つはアミノ基に対し
てオルソの位置に、およびニトロ基に対しパラの位置に
ある)にトリアルキルオルソホルメートをp−トルエン
スルホン酸の存在で作用させ、次いで得た生成物を閉環
して得ることができる。
るニトロ誘導体の還元により製造できる。これらニトロ
誘導体のうちいくつかのものはBergman &Sandの論文、
Tetrahedron、46巻、17号、6085〜6112頁、1990により
既知である。この論文に記載されないニトロ化合物は同
じ方法、すなわちジアルキルまたはトリアルキル−メタ
−ニトロアニリン(アルキル基の1つはアミノ基に対し
てオルソの位置に、およびニトロ基に対しパラの位置に
ある)にトリアルキルオルソホルメートをp−トルエン
スルホン酸の存在で作用させ、次いで得た生成物を閉環
して得ることができる。
4−メチル−6−ニトロインドールおよび5−メチル
−6−ニトロインドールは新規である。
−6−ニトロインドールは新規である。
ニトロ基の還元は通例の還元方法、例えば酢酸中で
鉄、またはアルコールおよび塩化アンモニウムの存在で
亜鉛による還元により、さもなければ水素添加触媒の存
在で水素圧下で接触水素添加により行なう。
鉄、またはアルコールおよび塩化アンモニウムの存在で
亜鉛による還元により、さもなければ水素添加触媒の存
在で水素圧下で接触水素添加により行なう。
還元は水素添加触媒の存在でシクロヘキセンなどの移
動剤による水素移動により行なうこともできる。
動剤による水素移動により行なうこともできる。
水素添加触媒は、例えば炭素のような支持体上のパラ
ジウムまたはロジウムから成るものでよい。
ジウムまたはロジウムから成るものでよい。
Z1またはZ2=Clである場合、還元は酢酸中で鉄、また
はアルコールおよび塩化アンモニウムの存在で亜鉛によ
り行なうことが好ましい。
はアルコールおよび塩化アンモニウムの存在で亜鉛によ
り行なうことが好ましい。
R4が水素原子以外である式(1)の化合物は次の方法
により製造できる。
により製造できる。
化合物(1)は芳香族アミンの置換方法により次の反
応図式に従って化合物(R4=H)から得ることができ
る。
応図式に従って化合物(R4=H)から得ることができ
る。
化合物(β)はホルミル化またはトシル化により得ら
れる。第2工程では(β)はアルキルハライドX−R4に
よりアルキル化して化合物(γ)を得る。
れる。第2工程では(β)はアルキルハライドX−R4に
よりアルキル化して化合物(γ)を得る。
予期生成物(1)は通例方法を使用して化合物(β)
を脱ホルミル化または脱トシル化して得られる。
を脱ホルミル化または脱トシル化して得られる。
R4がアルキル基を表わす場合、化合物(1)はボロン
トリフルオリドエーテラートのようなルイス酸の存在
で、または存在させずにアルカリ金属ヒドロブロミドの
ような金属ハライドにより化合物(δ)を還元して得る
こともできる。
トリフルオリドエーテラートのようなルイス酸の存在
で、または存在させずにアルカリ金属ヒドロブロミドの
ような金属ハライドにより化合物(δ)を還元して得る
こともできる。
式中、R16はC1〜C3アルキル基または水素を表わす。
化合物(δ)はアルキルカルボニルアミノ基を得る既
知方法に従って化合物(α)から得られる。
知方法に従って化合物(α)から得られる。
ヒドロキシアルキル化方法のうち、化合物(α)に対
するβ−クロロアルキルクロロホルメートの作用を挙げ
ることができる。これは第1工程で相当するβ−クロロ
アルキルカルバメートを得、第2工程で強鉱酸を作用さ
せ、R4基がβ−ヒドロキシアルキル基の化合物(1)を
得ることができる。
するβ−クロロアルキルクロロホルメートの作用を挙げ
ることができる。これは第1工程で相当するβ−クロロ
アルキルカルバメートを得、第2工程で強鉱酸を作用さ
せ、R4基がβ−ヒドロキシアルキル基の化合物(1)を
得ることができる。
酸化染料前駆体または酸化塩基は既知化合物であり、
これら自体は染料ではなく、これら自体で、またはカッ
プリング剤または調整剤の存在で酸化縮合方法により染
料を形成する。これらの化合物は一般に2個のアミノ基
または1個のアミノ基とヒドロキシル基から成る官能基
を有する芳香核を含む。これらの基は相互に対しパラま
たはオルソの位置にある。
これら自体は染料ではなく、これら自体で、またはカッ
プリング剤または調整剤の存在で酸化縮合方法により染
料を形成する。これらの化合物は一般に2個のアミノ基
または1個のアミノ基とヒドロキシル基から成る官能基
を有する芳香核を含む。これらの基は相互に対しパラま
たはオルソの位置にある。
本発明に使用するパラタイプの酸化染料前駆体はパラ
−フェニレンジアミン、いわゆる「二重」塩基、パラ−
アミノフェノールおよびパラ複素環式前駆体、例えば2,
5−ジアミノピリジン、2−ヒドロキシ−5−アミノピ
リジンまたは2,4,5,6−テトラアミノピリミジンから選
択する。
−フェニレンジアミン、いわゆる「二重」塩基、パラ−
アミノフェノールおよびパラ複素環式前駆体、例えば2,
5−ジアミノピリジン、2−ヒドロキシ−5−アミノピ
リジンまたは2,4,5,6−テトラアミノピリミジンから選
択する。
パラ−フェニレンジアミンのうち式(2):
(式中、
R5、R6およびR7は同一または異り、水素またはハロゲ
ン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜
4個の炭素原子を有するアルコキシ基、またはカルボキ
シル、スルホまたは1〜4個の炭素原子を有するヒドロ
キシアルキル基を表わし、 R8およびR9は同一または異り、水素原子またはアルキ
ル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、カルバ
ミルアルキル、アミノアルキル、メシルアミノアルキ
ル、アセチルアミノアルキル、ウレイドアルキル、カル
ボアルコキシアルキル、ピペリジノアルキルまたはモル
ホリノアルキル基を表わし、これらのアルキルまたはア
ルコキシ基は1〜4個の炭素原子を有し、さもなければ
R8およびR9はこれらが結合する窒素原子とピペリジノま
たはモルホリノ複素環式環を形成する、但しR8およびR9
が水素原子を表わさない場合、R5またはR7は水素原子を
表わすことを條件とする)に相当する化合物およびこれ
らの化合物の塩を挙げることができる。
ン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜
4個の炭素原子を有するアルコキシ基、またはカルボキ
シル、スルホまたは1〜4個の炭素原子を有するヒドロ
キシアルキル基を表わし、 R8およびR9は同一または異り、水素原子またはアルキ
ル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、カルバ
ミルアルキル、アミノアルキル、メシルアミノアルキ
ル、アセチルアミノアルキル、ウレイドアルキル、カル
ボアルコキシアルキル、ピペリジノアルキルまたはモル
ホリノアルキル基を表わし、これらのアルキルまたはア
ルコキシ基は1〜4個の炭素原子を有し、さもなければ
R8およびR9はこれらが結合する窒素原子とピペリジノま
たはモルホリノ複素環式環を形成する、但しR8およびR9
が水素原子を表わさない場合、R5またはR7は水素原子を
表わすことを條件とする)に相当する化合物およびこれ
らの化合物の塩を挙げることができる。
式(2)に相当する特に好ましい化合物のうち、p−
フェニレンジアミン、2−メチル−p−フェニレンジア
ミン、メトキシ−パラ−フェニレンジアミン、クロロ−
パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジメチル−パラ−フ
ェニレンジアミン、2,5−ジメチル−パラ−フェニレン
ジアミン、2,3−ジメチル−パラ−フェニレンジアミ
ン、2,6−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、2−
メチル−5−メトキシ−パラ−フェニレンジアミン、2,
6−ジメチル−5−メトキシ−パラ−フェニレンジアミ
ン、N,N−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、3−
メチル−4−アミノ−N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジ
(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミ
ン、3−メチル−4−アミノ−N,N−ジ(β−ヒドロキ
シエチル)アニリン、3−クロロ−4−アミノ−N,N−
ジ(β−ヒドロキシエチル)アニリン、4−アミノ−N,
N−(エチル,カルバミルメチル)アニリン、3−メチ
ル−4−アミノ−N,N−(エチル,カルバミルメチル)
アニリン、4−アミノ−N,N−(エチル,β−ピペリジ
ノエチル)アニリン、3−メチル−4−アミノ−N,N−
(エチル,β−ピペリジノエチル)アニリン、4−アミ
ノ−N,N−(エチル,β−モルホリノエチル)アニリ
ン、3−メチル−4−アミノ−N,N−(エチル,β−モ
ノホリノエチル)アニリン、4−アミノ−N,N−(エチ
ル,β−アセチルアミノエチル)アニリン、4−アミノ
−N−(β−メトキシエチル)アニリン、3−メチル−
4−アミノ−N,N−(エチル,β−アセチルアミノエチ
ル)アニリン、4−アミノ−N,N−(エチル,β−メシ
ルアミノエチル)アニリン、3−メチル−4−アミノ−
N,N−(エチル,β−メシルアミノエチル)アニリン、
4−アミノ−N,N−(エチル,β−スルホエチル)アニ
リン、3−メチル−4−アミノ−N,N−(エチル,β−
スルホエチル)アニリン、N−〔(4′−アミノ)フェ
ニル〕モルホリン、N−〔(4′−アミノ)フェニル〕
ピペリジン、2−ヒドロキシエチル−パラ−フェニレン
ジアミン、フルオロ−パラ−フェニレンジアミン、カル
ボキシ−パラ−フェニレンジアミン、スルホ−パラ−フ
ェニレンジアミン、2−イソプロピル−パラ−フェニレ
ンジアミン、2−n−プロピル−パラ−フェニレンジア
ミン、2−ヒドロキシメチル−パラ−フェニレンジアミ
ン、N,N−ジメチル−3−メチル−パラ−フェニレンジ
アミン、N,N−(エチル,β−ヒドロキシエチル)−パ
ラ−フェニレンジアミン、N−(ジヒドロキシプロピ
ル)−パラ−フェニレンジアミン、N−4′−アミノフ
ェニル−p−フェニレンジアミンおよびN−フェニル−
p−フェニレンジアミンを挙げることができる。
フェニレンジアミン、2−メチル−p−フェニレンジア
ミン、メトキシ−パラ−フェニレンジアミン、クロロ−
パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジメチル−パラ−フ
ェニレンジアミン、2,5−ジメチル−パラ−フェニレン
ジアミン、2,3−ジメチル−パラ−フェニレンジアミ
ン、2,6−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、2−
メチル−5−メトキシ−パラ−フェニレンジアミン、2,
6−ジメチル−5−メトキシ−パラ−フェニレンジアミ
ン、N,N−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、3−
メチル−4−アミノ−N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジ
(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミ
ン、3−メチル−4−アミノ−N,N−ジ(β−ヒドロキ
シエチル)アニリン、3−クロロ−4−アミノ−N,N−
ジ(β−ヒドロキシエチル)アニリン、4−アミノ−N,
N−(エチル,カルバミルメチル)アニリン、3−メチ
ル−4−アミノ−N,N−(エチル,カルバミルメチル)
アニリン、4−アミノ−N,N−(エチル,β−ピペリジ
ノエチル)アニリン、3−メチル−4−アミノ−N,N−
(エチル,β−ピペリジノエチル)アニリン、4−アミ
ノ−N,N−(エチル,β−モルホリノエチル)アニリ
ン、3−メチル−4−アミノ−N,N−(エチル,β−モ
ノホリノエチル)アニリン、4−アミノ−N,N−(エチ
ル,β−アセチルアミノエチル)アニリン、4−アミノ
−N−(β−メトキシエチル)アニリン、3−メチル−
4−アミノ−N,N−(エチル,β−アセチルアミノエチ
ル)アニリン、4−アミノ−N,N−(エチル,β−メシ
ルアミノエチル)アニリン、3−メチル−4−アミノ−
N,N−(エチル,β−メシルアミノエチル)アニリン、
4−アミノ−N,N−(エチル,β−スルホエチル)アニ
リン、3−メチル−4−アミノ−N,N−(エチル,β−
スルホエチル)アニリン、N−〔(4′−アミノ)フェ
ニル〕モルホリン、N−〔(4′−アミノ)フェニル〕
ピペリジン、2−ヒドロキシエチル−パラ−フェニレン
ジアミン、フルオロ−パラ−フェニレンジアミン、カル
ボキシ−パラ−フェニレンジアミン、スルホ−パラ−フ
ェニレンジアミン、2−イソプロピル−パラ−フェニレ
ンジアミン、2−n−プロピル−パラ−フェニレンジア
ミン、2−ヒドロキシメチル−パラ−フェニレンジアミ
ン、N,N−ジメチル−3−メチル−パラ−フェニレンジ
アミン、N,N−(エチル,β−ヒドロキシエチル)−パ
ラ−フェニレンジアミン、N−(ジヒドロキシプロピ
ル)−パラ−フェニレンジアミン、N−4′−アミノフ
ェニル−p−フェニレンジアミンおよびN−フェニル−
p−フェニレンジアミンを挙げることができる。
パラタイプのこれらの酸化染料前駆体は遊離塩基形ま
たは塩酸塩、臭酸塩または硫酸塩形のような塩形の染料
組成物中に導入できる。
たは塩酸塩、臭酸塩または硫酸塩形のような塩形の染料
組成物中に導入できる。
いわゆる二重塩基は式:
〔式中、
R12およびR13は同一または異り、ヒドロキシルまたは
NHR14基(R14は水素原子または低級アルキル基)を表わ
し、 R10およびR11は同一または異り、水素原子またはハロ
ゲン原子またはアルキル基を表わし、 Rは水素原子またはアルキル、ヒドロキシアルキルま
たはアミノアルキル基(アミノ残基は置換することがで
きる)を表わし、 Yは次の基: から成る群から得た基を表わし、nは0〜8の整数およ
びn′は0〜4の整数である〕に相当するビス−フェニ
レンアルキレンジアミンであり、この塩基は酸との付加
塩の形であることができる。
NHR14基(R14は水素原子または低級アルキル基)を表わ
し、 R10およびR11は同一または異り、水素原子またはハロ
ゲン原子またはアルキル基を表わし、 Rは水素原子またはアルキル、ヒドロキシアルキルま
たはアミノアルキル基(アミノ残基は置換することがで
きる)を表わし、 Yは次の基: から成る群から得た基を表わし、nは0〜8の整数およ
びn′は0〜4の整数である〕に相当するビス−フェニ
レンアルキレンジアミンであり、この塩基は酸との付加
塩の形であることができる。
アルキルまたはアルコキシ基は好ましくは1〜4個の
炭素原子を有する基、特にメチル、エチル、プロピル、
メトキシまたはエトキシを表わす。
炭素原子を有する基、特にメチル、エチル、プロピル、
メトキシまたはエトキシを表わす。
式(3)の化合物のうち、N,N′−ビス−(β−ヒド
ロキシエチル)−N,N′−ビス(4′−アミノフェニ
ル)−1,3−ジアミノ−2−プロパノール、N,N′−ビス
(β−ヒドロキシエチル)−N,N′−ビス(4′−アミ
ノフェニル)エチレンジアミン、N,N′−ビス(4−ア
ミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N′−ビス
(β−ヒドロキシエチル)−N,N′−ビス(4−アミノ
フェニル)テトラメチレンジアミン、N,N′−ビス(4
−メチルアミノフェニル)テトラメチレンジアミン、お
よびN,N′−ビス(エチル)−N,N′−ビス(4′−アミ
ノ−3′−メチルフェニル)エチレンジアミンを挙げる
ことができる。
ロキシエチル)−N,N′−ビス(4′−アミノフェニ
ル)−1,3−ジアミノ−2−プロパノール、N,N′−ビス
(β−ヒドロキシエチル)−N,N′−ビス(4′−アミ
ノフェニル)エチレンジアミン、N,N′−ビス(4−ア
ミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N′−ビス
(β−ヒドロキシエチル)−N,N′−ビス(4−アミノ
フェニル)テトラメチレンジアミン、N,N′−ビス(4
−メチルアミノフェニル)テトラメチレンジアミン、お
よびN,N′−ビス(エチル)−N,N′−ビス(4′−アミ
ノ−3′−メチルフェニル)エチレンジアミンを挙げる
ことができる。
p−アミノフェノールのうち、p−アミノフェノー
ル、2−メチル−4−アミノフェノール、3−メチル−
4−アミノフェノール、2−クロロ−4−アミノフェノ
ール、3−クロロ−4−アミノフェノール、2,6−ジメ
チル−4−アミノフェノール、3,5−ジメチル−4−ア
ミノフェノール、2,3−ジメチル−4−アミノフェノー
ル、2−ヒドロキシメチル−4−アミノフェノール、2
−(β−ヒドロキシエチル)−4−アミノフェノール、
2−メトキシ−4−アミノフェノール、3−メトキシ−
4−アミノフェノール、2,5−ジメチル−4−アミノフ
ェノール、2−メトキシメチル−4−アミノフェノー
ル、2−エトキシメチル−4−アミノフェノールおよび
2−β−ヒドロキシエトキシメチル−4−アミノフェノ
ールを挙げることができる。
ル、2−メチル−4−アミノフェノール、3−メチル−
4−アミノフェノール、2−クロロ−4−アミノフェノ
ール、3−クロロ−4−アミノフェノール、2,6−ジメ
チル−4−アミノフェノール、3,5−ジメチル−4−ア
ミノフェノール、2,3−ジメチル−4−アミノフェノー
ル、2−ヒドロキシメチル−4−アミノフェノール、2
−(β−ヒドロキシエチル)−4−アミノフェノール、
2−メトキシ−4−アミノフェノール、3−メトキシ−
4−アミノフェノール、2,5−ジメチル−4−アミノフ
ェノール、2−メトキシメチル−4−アミノフェノー
ル、2−エトキシメチル−4−アミノフェノールおよび
2−β−ヒドロキシエトキシメチル−4−アミノフェノ
ールを挙げることができる。
オルソタイプの酸化染料前駆体は1−アミノ−2−ヒ
ドロキシベンゼン、6−メチル−1−ヒドロキシ−2−
アミノベンゼン、4−メチル−1−アミノ−2−ヒドロ
キシベンゼン、4−アセチルアミノ−1−アミノ−2−
ヒドロキシベンゼンおよびオルソ−フェニレン−ジアミ
ンのようなオルソ−アミノフェノールから選択する。
ドロキシベンゼン、6−メチル−1−ヒドロキシ−2−
アミノベンゼン、4−メチル−1−アミノ−2−ヒドロ
キシベンゼン、4−アセチルアミノ−1−アミノ−2−
ヒドロキシベンゼンおよびオルソ−フェニレン−ジアミ
ンのようなオルソ−アミノフェノールから選択する。
酸化剤は過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属臭素
酸塩、および過硼酸塩および過硫酸塩のような過酸塩か
ら選択することが好ましい。過酸化水素は特に好まし
い。
酸塩、および過硼酸塩および過硫酸塩のような過酸塩か
ら選択することが好ましい。過酸化水素は特に好まし
い。
ケラチン繊維、特に毛髪に適用する組成物のpHは7よ
り高い値を有し、好ましくは8〜11である。このpHはケ
ラチン繊維、特にヒトの毛髪の染色分野で周知の、水性
アンモニア、アルカリ金属炭酸塩、モノ−、ジ−または
トリエタノールアミンのようなアルカノールアミンおよ
びその誘導体または水酸化ナトリウムまたはカリウムの
ようなアルカリ化剤を使用して調整する。
り高い値を有し、好ましくは8〜11である。このpHはケ
ラチン繊維、特にヒトの毛髪の染色分野で周知の、水性
アンモニア、アルカリ金属炭酸塩、モノ−、ジ−または
トリエタノールアミンのようなアルカノールアミンおよ
びその誘導体または水酸化ナトリウムまたはカリウムの
ようなアルカリ化剤を使用して調整する。
式(1)の化合物はケラチン繊維に適用する組成物
に、組成物の全重量に対し好ましくは0.01〜3.5重量%
の割合で組成物に含まれる。
に、組成物の全重量に対し好ましくは0.01〜3.5重量%
の割合で組成物に含まれる。
上記規定の、ケラチン繊維の染色に適用する組成物は
式(1)の複素環式カップリング剤の他に、それ自体既
知の、メタ−ジフェノール、メタ−アミノフェノール、
メタ−フェニレンジアミン、メタ−N−アシルアミノフ
ェノール、メタ−ウレイドフェノール、メタ−カルブア
ルコキシアミノフェノール、α−ナフトール、ジケトン
化合物のような活性メチレン基を有するカップリング
剤、ピラゾロン、複素環式カップリング剤または4−ヒ
ドロキシインドール、6−ヒドロキシインドールまたは
7−ヒドロキシインドールのような他のカップリング剤
も含むことができる。
式(1)の複素環式カップリング剤の他に、それ自体既
知の、メタ−ジフェノール、メタ−アミノフェノール、
メタ−フェニレンジアミン、メタ−N−アシルアミノフ
ェノール、メタ−ウレイドフェノール、メタ−カルブア
ルコキシアミノフェノール、α−ナフトール、ジケトン
化合物のような活性メチレン基を有するカップリング
剤、ピラゾロン、複素環式カップリング剤または4−ヒ
ドロキシインドール、6−ヒドロキシインドールまたは
7−ヒドロキシインドールのような他のカップリング剤
も含むことができる。
式(1)のカップリング剤の他に使用できるカップリ
ング剤のうち、2,4−ジヒドロキシフェノキシエタノー
ル、2,4−ジヒドロキシアニソール、メタ−アミノフェ
ノール、レゾルシノール、レゾルシノールモノメチルエ
ーテル、2−メチルレゾルシノール、ピロカテコール、
2−メチル−5−N−(β−ヒドロキシエチル)アミノ
フェノール、6−ヒドロキシベンゾモルホリン、2,4−
ジアミノアニソール、2,4−ジアミノフェノキシエタノ
ール、6−アミノ−ベンゾモルホリン、〔2−N−(β
−ヒドロキシエチル)アミノ−4−アミノ〕フェノキシ
エタノール、2−アミノ−4−N−(β−ヒドロキシエ
チル)アミノアニソール、(2,4−ジアミノ)フェニル
β,γ−ジヒドロキシプロピルエーテル、2,4−ジアミ
ノフェノキシエチルアミン、1,3−ジメトキシ−2,4−ジ
アミノベンゼン、2−メチル−5−アミノフェノール、
2,6−ジメチル−3−アミノフェノール、3,4−メチレン
ジオキシフェノール、3,4−メチレンシオキシアニリ
ン、2−クロロレゾルシノール、およびその塩を挙げる
ことができる。
ング剤のうち、2,4−ジヒドロキシフェノキシエタノー
ル、2,4−ジヒドロキシアニソール、メタ−アミノフェ
ノール、レゾルシノール、レゾルシノールモノメチルエ
ーテル、2−メチルレゾルシノール、ピロカテコール、
2−メチル−5−N−(β−ヒドロキシエチル)アミノ
フェノール、6−ヒドロキシベンゾモルホリン、2,4−
ジアミノアニソール、2,4−ジアミノフェノキシエタノ
ール、6−アミノ−ベンゾモルホリン、〔2−N−(β
−ヒドロキシエチル)アミノ−4−アミノ〕フェノキシ
エタノール、2−アミノ−4−N−(β−ヒドロキシエ
チル)アミノアニソール、(2,4−ジアミノ)フェニル
β,γ−ジヒドロキシプロピルエーテル、2,4−ジアミ
ノフェノキシエチルアミン、1,3−ジメトキシ−2,4−ジ
アミノベンゼン、2−メチル−5−アミノフェノール、
2,6−ジメチル−3−アミノフェノール、3,4−メチレン
ジオキシフェノール、3,4−メチレンシオキシアニリ
ン、2−クロロレゾルシノール、およびその塩を挙げる
ことができる。
これらの組成物はアニオン、カチオン、非イオンまた
は両性界面活性剤またはその混合物を含有できる。
は両性界面活性剤またはその混合物を含有できる。
これらの界面活性剤のうち、アルキルベンゼンスルホ
ネート、アルキルナフタレンスルホネート、サルフェー
ト、エーテルサルフェートおよび脂肪アルコールスルホ
ネート、トリメチルセチルアンモニウムブロミドおよび
セチルピリジニウムブロミドのような第4級アンモニウ
ム塩、任意にはオキシエチレン化脂肪酸エタノールアミ
ド、ポリオキシエチレン化酸、アルコールまたはアミ
ン、ポリグリセロール化アルコールまたはアルファ−ジ
オール、ポリオキシエチレン化またはポリグリセロール
化アルキルフェノールおよびポリオキシエチレン化アル
キルサルフェートを挙げることができる。
ネート、アルキルナフタレンスルホネート、サルフェー
ト、エーテルサルフェートおよび脂肪アルコールスルホ
ネート、トリメチルセチルアンモニウムブロミドおよび
セチルピリジニウムブロミドのような第4級アンモニウ
ム塩、任意にはオキシエチレン化脂肪酸エタノールアミ
ド、ポリオキシエチレン化酸、アルコールまたはアミ
ン、ポリグリセロール化アルコールまたはアルファ−ジ
オール、ポリオキシエチレン化またはポリグリセロール
化アルキルフェノールおよびポリオキシエチレン化アル
キルサルフェートを挙げることができる。
染色組成物は一般に水性であるが、水に十分に溶解し
ない化合物を可溶化するために有機溶媒を含有できる。
これら溶媒のうち、例としてエタノールおよびイソプロ
パノールのようなC2〜C4低級アルカノール、2−ブトキ
シエタノール、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジエチレングリコールモノエチルエーテルおよび
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチル
エーテルおよびモノメチルエーテルのようなグリセロー
ル、グリコールまたはグリコールエーテルおよびベンジ
ルアルコールまたはフェノキシエタノールのような芳香
族アルコール、またはこれらの溶媒の混合物を挙げるこ
とができる。
ない化合物を可溶化するために有機溶媒を含有できる。
これら溶媒のうち、例としてエタノールおよびイソプロ
パノールのようなC2〜C4低級アルカノール、2−ブトキ
シエタノール、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジエチレングリコールモノエチルエーテルおよび
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチル
エーテルおよびモノメチルエーテルのようなグリセロー
ル、グリコールまたはグリコールエーテルおよびベンジ
ルアルコールまたはフェノキシエタノールのような芳香
族アルコール、またはこれらの溶媒の混合物を挙げるこ
とができる。
毛髪に適用する組成物は特にアルギン酸ナトリウム、
アラビアガム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
メチルセルロースまたはカルボキシメチルセルロースの
ようなセルロース誘導体、場合により架橋結合したアク
リル酸ポリマーまたはキサンタンガムから選択した増粘
剤を含有することもできる。ベントナイトのような無機
増粘剤を使用することもできる。
アラビアガム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
メチルセルロースまたはカルボキシメチルセルロースの
ようなセルロース誘導体、場合により架橋結合したアク
リル酸ポリマーまたはキサンタンガムから選択した増粘
剤を含有することもできる。ベントナイトのような無機
増粘剤を使用することもできる。
組成物は特に亜硫酸ナトリウム、チオグリコール酸ナ
トリウム、重亜硫酸ナトリウム、デヒドロアスコルビン
酸およびハイドロキノンから選択した酸化防止剤、およ
び組成物がヒトのケラチン繊維の染色に使用するための
ものである場合、浸透剤、金属イオン封鎖剤、保存剤、
緩衝剤、香料などのような他の化粧的に許容しうる助剤
を含有することもできる。
トリウム、重亜硫酸ナトリウム、デヒドロアスコルビン
酸およびハイドロキノンから選択した酸化防止剤、およ
び組成物がヒトのケラチン繊維の染色に使用するための
ものである場合、浸透剤、金属イオン封鎖剤、保存剤、
緩衝剤、香料などのような他の化粧的に許容しうる助剤
を含有することもできる。
毛髪に適用する組成物は液体、クリーム、ゲルのよう
な各種形で、または毛髪の染色に対し任意の他の適当な
形で供することができる。噴射剤の存在でエアゾル瓶に
充填できる。
な各種形で、または毛髪の染色に対し任意の他の適当な
形で供することができる。噴射剤の存在でエアゾル瓶に
充填できる。
本発明のそれ以上の主題は上記規定の方法で使用する
用意のできた組成物である。
用意のできた組成物である。
好ましい態様によれば、方法は一方では組成物が上記
規定の式(1)に相当するカップリング剤および酸化染
料前駆体を成分(A)の形で適当な染色媒体中に含有
し、他方では成分(B)の形で上記規定の酸化剤を含有
する、別々の形で貯蔵し、そしてこの混合物を上記指示
のようにケラチン繊維に適用する前に即席混合を行なう
ことにある予備工程を含む。
規定の式(1)に相当するカップリング剤および酸化染
料前駆体を成分(A)の形で適当な染色媒体中に含有
し、他方では成分(B)の形で上記規定の酸化剤を含有
する、別々の形で貯蔵し、そしてこの混合物を上記指示
のようにケラチン繊維に適用する前に即席混合を行なう
ことにある予備工程を含む。
ケラチン繊維に適用する組成物は10〜90%の成分
(A)と酸化剤を含有する90〜10%の成分(B)との混
合により形成する。
(A)と酸化剤を含有する90〜10%の成分(B)との混
合により形成する。
本発明のそれ以上の主題は、少なくとも2成分を含
み、成分の1つは上記規定の成分(A)から成り、もう
1つは上記規定の成分(B)から成り、成分(A)およ
び(B)のpHは成分(A)の場合90〜10%および成分
(B)の場合10〜90%の割合で混合後、形成組成物は7
より高いpHを有するようなものであることを本質的に特
徴とする、ケラチン繊維、特に毛髪の染色剤である。
み、成分の1つは上記規定の成分(A)から成り、もう
1つは上記規定の成分(B)から成り、成分(A)およ
び(B)のpHは成分(A)の場合90〜10%および成分
(B)の場合10〜90%の割合で混合後、形成組成物は7
より高いpHを有するようなものであることを本質的に特
徴とする、ケラチン繊維、特に毛髪の染色剤である。
この形の態様では、少なくとも式(1)のカップリン
グ剤および酸化染料前駆体を含有する成分(A)は8〜
12のpHを有することができ、通例ケラチン繊維の染色に
使用する、水性アンモニア、アルカリ金属炭酸塩、モノ
−ジ−、およびトリエタノールアミンのようなアルカノ
ールアミンおよびその誘導体または水酸化ナトリウムま
たはカリウムなどのアルカリ化剤により選択値に調整で
きる。
グ剤および酸化染料前駆体を含有する成分(A)は8〜
12のpHを有することができ、通例ケラチン繊維の染色に
使用する、水性アンモニア、アルカリ金属炭酸塩、モノ
−ジ−、およびトリエタノールアミンのようなアルカノ
ールアミンおよびその誘導体または水酸化ナトリウムま
たはカリウムなどのアルカリ化剤により選択値に調整で
きる。
この組成物は上記引用の各種の他の助剤、特に上記式
(1)に相当するアミノインドールカップリング剤以外
のカップリング剤を含有できる。
(1)に相当するアミノインドールカップリング剤以外
のカップリング剤を含有できる。
すべての酸化染料前駆体およびカップリング剤は成分
(A)の全重量に対して好ましくは0.05〜7重量%の割
合で含む。式(1)化合物の濃度は成分(A)の全重量
に対し0.012〜4重量%に変化できる。
(A)の全重量に対して好ましくは0.05〜7重量%の割
合で含む。式(1)化合物の濃度は成分(A)の全重量
に対し0.012〜4重量%に変化できる。
界面活性剤は0.1〜55重量%の割合で成分(A)に含
まれる。混合物が水の他の溶媒を含有する場合、これら
は成分(A)の全重量に対し0.5〜40重量%、特に5〜3
0重量%の割合で含む。増粘剤は0.1〜5、特に0.2〜3
重量%の割合で含むことが好ましい。上記引用の酸化防
止剤は成分(A)の全重量に対し0.02〜1.5重量%の割
合で成分(A)に含むことが好ましい。
まれる。混合物が水の他の溶媒を含有する場合、これら
は成分(A)の全重量に対し0.5〜40重量%、特に5〜3
0重量%の割合で含む。増粘剤は0.1〜5、特に0.2〜3
重量%の割合で含むことが好ましい。上記引用の酸化防
止剤は成分(A)の全重量に対し0.02〜1.5重量%の割
合で成分(A)に含むことが好ましい。
多少粘度のある液体、または乳またはゲルの形で供す
ることができる。
ることができる。
この2成分染色剤は複数区画デバイスまたは染色キッ
ト、またはいくつかの区画を有する任意の他の包装シス
テムに包装でき、その区画の1つは成分(A)を含有
し、第2区画は成分(B)を含有し、これらのデバイス
には出願人の特許US−A−A823,985号明細書に記載のデ
バイスのような所望混合物を毛髪に引渡すことができる
要素を供することができる。
ト、またはいくつかの区画を有する任意の他の包装シス
テムに包装でき、その区画の1つは成分(A)を含有
し、第2区画は成分(B)を含有し、これらのデバイス
には出願人の特許US−A−A823,985号明細書に記載のデ
バイスのような所望混合物を毛髪に引渡すことができる
要素を供することができる。
本発明のそれ以上の主題は、酸化染料前駆体と組み合
せて塩基性媒体中でケラチン繊維の染色に対しカップリ
ング剤として式(1)に相当するアミノインドールの使
用である。
せて塩基性媒体中でケラチン繊維の染色に対しカップリ
ング剤として式(1)に相当するアミノインドールの使
用である。
本発明の染色方法は得た混合物を毛髪に適用し、30〜
40分適当にそのまま置き、次に毛髪をすすぎ、できれば
シャンプー洗いすることにある。
40分適当にそのまま置き、次に毛髪をすすぎ、できれば
シャンプー洗いすることにある。
本発明によれば、繊維にその場所で形成した混合物が
上記規定のように7より高いpHを有するように式(1)
のカップリング剤、酸化染料前駆体および酸化剤を含有
する組成物を別々に適用することもできる。
上記規定のように7より高いpHを有するように式(1)
のカップリング剤、酸化染料前駆体および酸化剤を含有
する組成物を別々に適用することもできる。
下記例は本発明を限定せずに説明するためのものであ
る。
る。
製造例1
4−メチル−6−アミノインドールの合成
1) 2,3−ジメチル−5−ニトロアニリンの合成
363gの2,3−キシリジンを温度を40℃に保持しながら
1.8リットルの純硫酸中に加える。12℃に冷却したこの
溶液に硫酸・硝酸混液(132mlの硝酸、d=1.52および1
80mlの純硫酸)を1時間にわたり滴下し、温度は15℃を
超えない。15分後混合物は攪拌しながら6Kgの氷上に注
加する。
1.8リットルの純硫酸中に加える。12℃に冷却したこの
溶液に硫酸・硝酸混液(132mlの硝酸、d=1.52および1
80mlの純硫酸)を1時間にわたり滴下し、温度は15℃を
超えない。15分後混合物は攪拌しながら6Kgの氷上に注
加する。
ベージュ色の硫酸塩沈澱は濾別し、0.5リットルの水
で2回、次に0.5リットルのアセトンで3回洗浄する。
沈澱は0.5リットルのアセトンによりスラリー化し、水
性アンモニアでアルカリ性にし、次に1.5リットルの氷
水で稀釈する。黄色沈澱を濾別し、水で洗浄し、次いで
乾燥する。黄色固体を得、これは次の特性を有する。
で2回、次に0.5リットルのアセトンで3回洗浄する。
沈澱は0.5リットルのアセトンによりスラリー化し、水
性アンモニアでアルカリ性にし、次に1.5リットルの氷
水で稀釈する。黄色沈澱を濾別し、水で洗浄し、次いで
乾燥する。黄色固体を得、これは次の特性を有する。
融点:110℃。
C8H10N2O2に対する元素分析
C H N O
計算値 57.83 6.02 16.87 19.28
測定値 57.91 6.03 16.78 19.20
2) メチルN−(2,3−ジメチル−5−ニトロフェニ
ル)ホルムイミデートの合成 66.4gの2,3−ジメチル−5−ニトロアニリン、0.4リ
ットルのトリメチルオルソホルメートおよび1.6gのパラ
−トルエンスルホン酸を混合し、3時間加熱還流する。
ル)ホルムイミデートの合成 66.4gの2,3−ジメチル−5−ニトロアニリン、0.4リ
ットルのトリメチルオルソホルメートおよび1.6gのパラ
−トルエンスルホン酸を混合し、3時間加熱還流する。
混合物は1Kgの氷上に注加し、沈殿は濾別し、次に0.5
リットルの水で2回洗浄する。沈殿は0.2リットルの酢
酸エチルに再溶解し、熱濾過する。冷却後得た固体は濾
別し、石油エーテルで洗浄し、乾燥する。
リットルの水で2回洗浄する。沈殿は0.2リットルの酢
酸エチルに再溶解し、熱濾過する。冷却後得た固体は濾
別し、石油エーテルで洗浄し、乾燥する。
イソプロピルエーテルから晶出させ、次の特性を有す
る白色結晶を得る。
る白色結晶を得る。
融点:108℃。
C10H12N2O3に対する元素分析
C H N O
計算値 57.69 5.81 13.45 23.05
測定値 57.74 5.84 13.39 23.25
3) 4−メチル−6−ニトロインドールの合成
31gのカリウムエトキシレート、51mlのエチルオキザ
レートおよび0.25リットルのジメチルホルムアミドの溶
液をメチルN−(2,3−ジメチル−5−ニトロフェニ
ル)ホルミミデート(52g)の0.37リットルのジメチル
ホルムアミドの溶液に添加する。混合物の温度は3時間
40℃に上げる。沈澱を濾別し、水で洗浄する。沈澱は熱
イソプロピルエーテルに採取し、次いで濾過する。
レートおよび0.25リットルのジメチルホルムアミドの溶
液をメチルN−(2,3−ジメチル−5−ニトロフェニ
ル)ホルミミデート(52g)の0.37リットルのジメチル
ホルムアミドの溶液に添加する。混合物の温度は3時間
40℃に上げる。沈澱を濾別し、水で洗浄する。沈澱は熱
イソプロピルエーテルに採取し、次いで濾過する。
濾液は蒸発し、次いでシリカ上でクロマトグラフィ処
理する(溶離液:9/1 ヘプタン/酢酸エチル)。黄色固
体を得、これは次の特性を有する。
理する(溶離液:9/1 ヘプタン/酢酸エチル)。黄色固
体を得、これは次の特性を有する。
融点:145℃
C9H8N2O2に対する元素分析
C H N O
計算値 61.36 4.58 15.90 18.16
測定値 61.30 4.58 15.88 18.20
4) 4−メチル−6−アミノインドールの合成
工程(3)で製造した4.3gのニトロ誘導体、20mlのエ
タノール、9mlのシクロヘキセン、3mlの水および2.2gの
炭素上の10%パラジウムを混合し、次いで2時間加熱還
流する。
タノール、9mlのシクロヘキセン、3mlの水および2.2gの
炭素上の10%パラジウムを混合し、次いで2時間加熱還
流する。
混合物は熱濾過し、触媒はアルコールで洗浄し、濾液
は真空蒸発する。沈澱はイソプロピルエーテルに採取
し、木炭で処理し、次いでセライト上で濾過する。
は真空蒸発する。沈澱はイソプロピルエーテルに採取
し、木炭で処理し、次いでセライト上で濾過する。
濾液の蒸発後、ベージュ色固体を得、これは次の特性
を有する。
を有する。
融点:102℃
C8H10N2に対する元素分析
C H N
計算値 73.97 6.85 19.18
測定値 73.84 6.99 19.06
製造例2
4−アミノ−7−メチルインドールの合成
例1の4項と同じ還元方法を使用する。4−ニトロ−
7−メチルインドールを4−メチル−6−ニトロインド
ールの代りに使用する。
7−メチルインドールを4−メチル−6−ニトロインド
ールの代りに使用する。
淡黄色固体を得、これは次の特性を有する。
融点:131℃
C8H10N2に対する元素分析
C H N
計算値 73.97 6.85 19.18
測定値 73.95 6.94 19.11
製造例3
3−メチル−6−アミノ−7−エチルインドールの合成
0.5リットルの96゜エタノール、0.5リットル氷酢酸お
よび100gの水素還元純鉄の混合物を90℃に加熱する。51
gの3−メチル−6−ニトロ−7−エチルインドールを1
5分にわたって少しずつ添加する。
よび100gの水素還元純鉄の混合物を90℃に加熱する。51
gの3−メチル−6−ニトロ−7−エチルインドールを1
5分にわたって少しずつ添加する。
95℃で2時間後第2鉄スラッジを濾別し、濾液は冷却
し、3容量の水で稀釈する。0.5リットルの酢酸エチル
で3回抽出し、有機相を洗浄し、乾燥し、蒸発する。残
留物は酢酸エチルに採取し、木炭で処理し、濾過し、冷
却する。
し、3容量の水で稀釈する。0.5リットルの酢酸エチル
で3回抽出し、有機相を洗浄し、乾燥し、蒸発する。残
留物は酢酸エチルに採取し、木炭で処理し、濾過し、冷
却する。
淡ベージュ色沈澱を濾別し、酢酸エチルで洗浄する。
固体を0.1リットルの水に溶解し、水性アンモニアでア
ルカリ性にする。油が沈澱し、次いで固化する。沈澱を
濾別し、次に中性まで洗浄し、乾燥する。白色固体を
得、これは次の特性を有する。
固体を0.1リットルの水に溶解し、水性アンモニアでア
ルカリ性にする。油が沈澱し、次いで固化する。沈澱を
濾別し、次に中性まで洗浄し、乾燥する。白色固体を
得、これは次の特性を有する。
融点:106℃
C11H14N2に対する元素分析
C H N
計算値 75.82 8.10 16.08
測定値 76.01 8.10 16.06
製造例4
6−ニトロ7−エチルインドールの合成
A) 7−エチルインドリンの製造
145gの7−エチルインドールの1.45リットルジメトキ
シエタン溶液を調製した。窒素雰囲気下で49.6gのナト
リウムボロヒドリド、次に854gのトリクロロ酢酸を攪拌
しながら1時間に添加した。反応温度は二酸化炭素氷浴
により20℃に維持する。
シエタン溶液を調製した。窒素雰囲気下で49.6gのナト
リウムボロヒドリド、次に854gのトリクロロ酢酸を攪拌
しながら1時間に添加した。反応温度は二酸化炭素氷浴
により20℃に維持する。
環境温度で2時間攪拌後、反応混合物は攪拌しながら
2リットルの15%アルカリ−氷に注加した。2リットル
の水を添加し、次いで水性相は0.4リットルのイソプロ
ピルエーテルで3回抽出した。有機相を洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、次いで濾過した。濾液は蒸発して15
0gの油を得た(定量的収量)。
2リットルの15%アルカリ−氷に注加した。2リットル
の水を添加し、次いで水性相は0.4リットルのイソプロ
ピルエーテルで3回抽出した。有機相を洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、次いで濾過した。濾液は蒸発して15
0gの油を得た(定量的収量)。
B) 6−ニトロ7−エチルインドリンの合成
(a)上記のように製造した147gの7−エチルインドリ
ンを温度を10℃に維持して0.45の98%硫酸に注加した。
42mlの100%硝酸を120mlの98%硫酸に混合した。硫酸・
硝酸混液を反応温度を5℃以下に維持して1時間滴下し
た。この温度で1時間後、4Kgの氷を加えた。反応混合
物は温度を10℃に維持して攪拌しながら濃アンモニア水
で中和した。水性相は0.4リットルの酢酸エチルで3回
抽出した。有機相は洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、
次いで蒸発した。
ンを温度を10℃に維持して0.45の98%硫酸に注加した。
42mlの100%硝酸を120mlの98%硫酸に混合した。硫酸・
硝酸混液を反応温度を5℃以下に維持して1時間滴下し
た。この温度で1時間後、4Kgの氷を加えた。反応混合
物は温度を10℃に維持して攪拌しながら濃アンモニア水
で中和した。水性相は0.4リットルの酢酸エチルで3回
抽出した。有機相は洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、
次いで蒸発した。
(b)こうして得た油は0.3リットルの塩酸12Nに溶解し
た。沈澱が形成し、除液した。この固体はエタノール、
次に石油エーテルで洗浄した。固体は氷水中に採取し
た。次に溶液は濃アンモニア水で塩基性pHにした。黄色
沈澱を形成した。除液し、水で洗浄し、真空乾燥した。
た。沈澱が形成し、除液した。この固体はエタノール、
次に石油エーテルで洗浄した。固体は氷水中に採取し
た。次に溶液は濃アンモニア水で塩基性pHにした。黄色
沈澱を形成した。除液し、水で洗浄し、真空乾燥した。
(c)固体は0.6リットルのイソプロピルエーテルに溶
解し、次に30gの木炭CECA L25および10gの硫酸ナトリ
ウムを添加した。濾過後、有機相は乾燥蒸発した。オレ
ンジ色の油を0.3リットルの石油エーテルに注加した。
オレンジ色沈澱は除液し、乾燥した。
解し、次に30gの木炭CECA L25および10gの硫酸ナトリ
ウムを添加した。濾過後、有機相は乾燥蒸発した。オレ
ンジ色の油を0.3リットルの石油エーテルに注加した。
オレンジ色沈澱は除液し、乾燥した。
82gの6−ニトロ7−エチルインドールを得た。
融点:50℃
収量:43%
C) 6−アミノ7−エチルインドールの製造
38.4gの6−ニトロ7−エチルインドリンを120mlの無
水エタノールに溶解し、これに19.2gの10%パラジウム
/炭素(水分50%)を添加し、次に2時間加熱還流し
た。
水エタノールに溶解し、これに19.2gの10%パラジウム
/炭素(水分50%)を添加し、次に2時間加熱還流し
た。
触媒は濾過し、100mlのエタノールで洗浄し、有機相
は真空蒸発した。乾燥抽出物は0.4リットルのイソプロ
ピルエーテルに採取し3gの木炭と還流した。有機相は濾
過し、硫酸ナトリウムで乾燥し、次に乾燥蒸発した。固
体は40mlのイソプロピルエーテル中で結晶化した。白色
結晶は除液し、乾燥し、25gを得た。
は真空蒸発した。乾燥抽出物は0.4リットルのイソプロ
ピルエーテルに採取し3gの木炭と還流した。有機相は濾
過し、硫酸ナトリウムで乾燥し、次に乾燥蒸発した。固
体は40mlのイソプロピルエーテル中で結晶化した。白色
結晶は除液し、乾燥し、25gを得た。
融点:108℃
収量:78%
製造例5
4−アミノ7−エチルインドールの合成
A) 4−ニトロ7−エチルインドリンの合成
(a)上記のように製造した147gの7−エチルインドリ
ンを温度を10℃に維持して0.45の98%硫酸に注加した。
42mlの100%硝酸を120mlの98%硫酸に混合した。硫酸・
硝酸混液は反応温度を5℃以下に維持して1時間滴下し
た。この温度で1時間後、4Kgの氷を加えた。反応混合
物は温度を10℃に維持して攪拌しながら濃アンモニア水
で中和した。水性相は0.4リットルの酢酸エチルにより
3回抽出した。有機相は洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
し、次に蒸発した。
ンを温度を10℃に維持して0.45の98%硫酸に注加した。
42mlの100%硝酸を120mlの98%硫酸に混合した。硫酸・
硝酸混液は反応温度を5℃以下に維持して1時間滴下し
た。この温度で1時間後、4Kgの氷を加えた。反応混合
物は温度を10℃に維持して攪拌しながら濃アンモニア水
で中和した。水性相は0.4リットルの酢酸エチルにより
3回抽出した。有機相は洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
し、次に蒸発した。
(b)得た油は0.3リットルの塩酸12Nに溶解した。沈澱
を生成し、除液した。この団体はエタノール、次に石油
エーテルで洗浄した。団体は氷水に採取した。次に溶液
は濃アンモニア水により塩基性pHにした。黄色沈澱が形
成した。除液し、水で洗浄し、真空乾燥した。
を生成し、除液した。この団体はエタノール、次に石油
エーテルで洗浄した。団体は氷水に採取した。次に溶液
は濃アンモニア水により塩基性pHにした。黄色沈澱が形
成した。除液し、水で洗浄し、真空乾燥した。
(c)(b)で得た塩酸相は0.5Kgの氷により稀釈し、
次に濃アンモニア水で塩基性pHにした。得た沈澱は除液
し、水で洗浄し、60mlのイソプロピルエーテルで2回洗
浄し、次いで乾燥した。
次に濃アンモニア水で塩基性pHにした。得た沈澱は除液
し、水で洗浄し、60mlのイソプロピルエーテルで2回洗
浄し、次いで乾燥した。
収量:15%
融点:68%
B) 4−アミノ7−エチルインドールの製造
4−ニトロ7−エチルインドリンは6−ニトロ7−エ
チルインドリンと同じ方法で還元した。酢酸エチル/イ
ソブロピルエーテル(1/3)混合物から再結晶して6gの
インドールを得た。
チルインドリンと同じ方法で還元した。酢酸エチル/イ
ソブロピルエーテル(1/3)混合物から再結晶して6gの
インドールを得た。
融点:123℃
収量:75%
製造例6
6−(ベータクロロエチルウレタン)−7−エチルイン
ドールの製造 8gのベータクロロホルミエートを8gの6−アミノ7−
エチルインドール、5.5gの炭酸カルシウムの24mlのジオ
キサンのサスペンジョンに注加し、30分還流した。混合
物は氷上に注加し、次いで酸性化した。沈澱は除液し、
水で洗浄し、次いで乾燥して13gの白色生成物を得た。
ドールの製造 8gのベータクロロホルミエートを8gの6−アミノ7−
エチルインドール、5.5gの炭酸カルシウムの24mlのジオ
キサンのサスペンジョンに注加し、30分還流した。混合
物は氷上に注加し、次いで酸性化した。沈澱は除液し、
水で洗浄し、次いで乾燥して13gの白色生成物を得た。
融点:132℃
収量:98%
3−(7−エチル−1H−インドール−6−イル)−オキ
サゾリジン−2−オンの製造 上記製造の8gのウレタン、8mlの96゜エタノールおよ
び24mlの4Nアルカリナトリウムの混合物を15分還流し
た。混合物は氷上に注加した。沈澱は除液し、水、アル
コール、次に石油エーテルで洗浄した。
サゾリジン−2−オンの製造 上記製造の8gのウレタン、8mlの96゜エタノールおよ
び24mlの4Nアルカリナトリウムの混合物を15分還流し
た。混合物は氷上に注加した。沈澱は除液し、水、アル
コール、次に石油エーテルで洗浄した。
乾燥後、6.6gを得た。
融点:248℃
収量:96%
製造例8
7−エチル、6−N,β−ヒドロキシエチルアミノインド
ールの製造 上記製造の12.2gのオキサゾリドンは50℃で31.5gの水
酸化カリウム、8mlの水、70mlのエタノールの混合物に
添加した。20分還流後、400gの氷を加え、混合物は酢酸
でpH5にした。アンモニアをpH7.5〜8まで添加した。白
色沈澱を得、次に水で洗浄し、乾燥した。母液を抽出し
て1.6gの補足量を得た。總含量は酢酸エチル/イソプロ
ピルエーテル(1/3)で結晶化した。
ールの製造 上記製造の12.2gのオキサゾリドンは50℃で31.5gの水
酸化カリウム、8mlの水、70mlのエタノールの混合物に
添加した。20分還流後、400gの氷を加え、混合物は酢酸
でpH5にした。アンモニアをpH7.5〜8まで添加した。白
色沈澱を得、次に水で洗浄し、乾燥した。母液を抽出し
て1.6gの補足量を得た。總含量は酢酸エチル/イソプロ
ピルエーテル(1/3)で結晶化した。
融点:105℃
収量:82%
染色例1
次の染色混合物を調製する。
−4−メチル−6−アミノインドール 0.365g
−パラ−フェニレンジアミン 0.27g
−ノニルフェノール、4モルのエチレンオキシドにより
オキシエチレン化、ローンプーラン社がCemulsol NP4
の名称で販売 12.0g −ノニルフェノール、9モルのエチレンオキシドにより
オキシエチレン化、ローンプーラン社がCemulsol NP9
の名称で販売 15.0g −オレイルアルコール、2モルのグリセロールによりポ
リグリセロール化 1.5g −オレイルアルコール、4モルのグリセロールによりポ
リグリセロール化 1.5g −プロピレングリコール 6.0g −エチレンジアミンテトラ酢酸、Trilon Bの名称で販
売 0.12g −22゜ボーメ水性アンモニア 11.0g −水 100gまでの十分量 −pH=9.8 90gの20容量過酸化水素水溶液を使用時に添加する。p
Hが9.7の混合物を30℃で30分天然毛髪に適用する。シャ
ンプー洗いおよびリンス後銅茶色を得る。
オキシエチレン化、ローンプーラン社がCemulsol NP4
の名称で販売 12.0g −ノニルフェノール、9モルのエチレンオキシドにより
オキシエチレン化、ローンプーラン社がCemulsol NP9
の名称で販売 15.0g −オレイルアルコール、2モルのグリセロールによりポ
リグリセロール化 1.5g −オレイルアルコール、4モルのグリセロールによりポ
リグリセロール化 1.5g −プロピレングリコール 6.0g −エチレンジアミンテトラ酢酸、Trilon Bの名称で販
売 0.12g −22゜ボーメ水性アンモニア 11.0g −水 100gまでの十分量 −pH=9.8 90gの20容量過酸化水素水溶液を使用時に添加する。p
Hが9.7の混合物を30℃で30分天然毛髪に適用する。シャ
ンプー洗いおよびリンス後銅茶色を得る。
染色例2
次の染色混合物を調製する:
−3−メチル−7−エチル−6−アミノインドール
0.435g
−N,N−ジ(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレ
ンジアミンサルフェート 0.672g −2−ブトキシエタノール 10.0g −セチルステアリルアルコール、CondeaがAlfol C16/1
8の名称で販売 8.0g −セチルステアリル硫酸ナトリウム、ヘンケル社がLane
tte E Waxの名称で販売 0.5g −エトキシル化ヒマシ油、ローンプーラン社Cemulsol
Bの名称で販売 1.0g −オレイルジエタノールアミド 1.5g −ジエチレントリアミンペンタ酢酸の5ナトリウム塩、
ProtexがMasquol DTPAの名称で販売 2.5g −22゜ボーメ水性アンモニア 11.0g −水 100.0gまでの十分量 −pH=10 100gの20−容量過酸化水素水溶液を使用時に添加す
る。pHが9.7の混合物を30℃で25分天然毛髪に適用す
る。シャンプー洗いおよびリンス後灰青銅色を得る。
ンジアミンサルフェート 0.672g −2−ブトキシエタノール 10.0g −セチルステアリルアルコール、CondeaがAlfol C16/1
8の名称で販売 8.0g −セチルステアリル硫酸ナトリウム、ヘンケル社がLane
tte E Waxの名称で販売 0.5g −エトキシル化ヒマシ油、ローンプーラン社Cemulsol
Bの名称で販売 1.0g −オレイルジエタノールアミド 1.5g −ジエチレントリアミンペンタ酢酸の5ナトリウム塩、
ProtexがMasquol DTPAの名称で販売 2.5g −22゜ボーメ水性アンモニア 11.0g −水 100.0gまでの十分量 −pH=10 100gの20−容量過酸化水素水溶液を使用時に添加す
る。pHが9.7の混合物を30℃で25分天然毛髪に適用す
る。シャンプー洗いおよびリンス後灰青銅色を得る。
染色例3
次の染色混合物を調製する。
−2−メチル−5−ヒドロキシ−6−アミノインドール
0.405g
−パラ−アミノフェノール 0.272g
−セチルステアリルアルコール、CondeaがAlfol C16/18
の名称で販売 19.0g −オクチルドデカノール、ヘンケル社がButanol Gの名
称で販売 4.5g −セチルステアリルアルコール、15モルのエチレンオキ
シド含有、Mergital C.S.の名称でヘンケル社が販売 2.5g −ラウリル硫酸アンモニウム 10.0g −カチオンポリマー、次の反復単位を含む: −ベンジルアルコール 2.0g −22゜ボーメ水性アンモニア 11.0g −エチレンジアミンテトラ酢酸、Trilon Bの名称で販売 1.0g −35゜ボーメ重亜硫酸ナトリウム溶液 1.2g −水 100gまでの十分量 −pH=10.3 80gの20−容量過酸化水素溶液を使用時に添加する。p
Hが9.4の混合物を30℃で20分漂白毛髪に適用する。シャ
ンプー洗いおよびリンス後暗ベージュ色を得る。
の名称で販売 19.0g −オクチルドデカノール、ヘンケル社がButanol Gの名
称で販売 4.5g −セチルステアリルアルコール、15モルのエチレンオキ
シド含有、Mergital C.S.の名称でヘンケル社が販売 2.5g −ラウリル硫酸アンモニウム 10.0g −カチオンポリマー、次の反復単位を含む: −ベンジルアルコール 2.0g −22゜ボーメ水性アンモニア 11.0g −エチレンジアミンテトラ酢酸、Trilon Bの名称で販売 1.0g −35゜ボーメ重亜硫酸ナトリウム溶液 1.2g −水 100gまでの十分量 −pH=10.3 80gの20−容量過酸化水素溶液を使用時に添加する。p
Hが9.4の混合物を30℃で20分漂白毛髪に適用する。シャ
ンプー洗いおよびリンス後暗ベージュ色を得る。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 コッテレ,ジャン
フランス国エフ − 78480 ビルヌイ
ユ − シュル − セーヌ,アレ デ
ミュニエル 15
(72)発明者 ラグランジュ,アラン
フランス国エフ − 78400 シャトー,
リュ オーギュスト ルノワール 29
(56)参考文献 特開 平2−259174(JP,A)
特開 平3−58916(JP,A)
特開 平4−230314(JP,A)
特開 平4−230313(JP,A)
特開 平4−230208(JP,A)
特開 平3−193725(JP,A)
米国特許4013404(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61K 7/00 - 7/50
CA(STN)
REGISTRY(STN)
Claims (10)
- 【請求項1】式 〔式中、 R1は水素または直鎖または分枝鎖C1〜C4アルキル基を表
わし、 R2およびR3は相互に別個に水素原子、C1〜C4アルキル基
または COOR′基(R′はC1〜C4アルキル基または水素原子を表
わす)を表わし、 R2およびR3基のうち少なくとも1つは水素原子を表わ
し、 R4は水素原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4ヒドロキシア
ルキル、C2〜C4ポリヒドロキシアルキルまたはC1〜C6ア
ミノアルキル基(アミン基は場合によりC1〜C4アルキル
によりモノ−またはジ置換できる)を表わし、 −NHR4基は4、6または7位置を占めることができ、 Z1およびZ2は同一または異り、水素原子またはC1〜C4ア
ルキル、ヒドロキシル、ハロゲンまたはC1〜C4アルコキ
シ基を表わし、 Z1およびZ2のうち少なくとも1つは水素以外である〕に
相当する少なくとも1つのカップリング剤またはこれら
の化合物の塩、少なくとも1つの酸化染料前駆体、過酸
化水素、過酸化尿素、臭素酸アルカリ金属および過硼酸
塩や過硫酸塩のような過酸塩から選択される少なくとも
1つの酸化剤を適当な染色媒体中に含有する組成物をヒ
トのケラチン繊維、特に毛髪に適用し、繊維に適用する
組成物のpHは7より高いことを特徴とする、ヒトのケラ
チン繊維、特に毛髪の染色方法。 - 【請求項2】式(1)の化合物は: 4−メチル−6−アミノインドール、 5−メチル−6−アミノインドール、 7−メチル−4−アミノインドール、 3−メチル−7−エチル−6−アミノインドール、 2−メチル−5−ヒドロキシ−6−アミノインドール、 5,7−ジメチル−6−アミノインドール、 5,7−ジエチル−6−アミノインドール、 2−エトキシカルボニル−5−メチル−7−アミノイン
ドール、 2−エトキシカルボニル−5−クロロ−7−アミノイン
ドール、 2−エトキシカルボニル−5−エトキシ−7−アミノイ
ンドール、 2−エトキシカルボニル−5−メトキシ−7−アミノイ
ンドール、 5−メトキシ−7−(4′−ジメチルアミノ−1′−メ
チルブチル)−アミノインドール、 5−メトキシ−7−(4′−ジメチルアミノブチル)ア
ミノインドール、 5−メトキシ−7−(4′−ジエチルアミノ−1′−メ
チルブチル)アミノインドール、 5−フルオロ−6−アミノインドール、 5−フルオロ−1−sec.−ブチル−6−アミノインドー
ル、 5−フルオロ−1−n−プロピル−6−アミノインドー
ル、 1−メチル−2−メトキシカルボニル−5−メトキシ−
6−アミノインドール、 2−メトキシカルボニル−5−メトキシ−6−アミノイ
ンドール、 2−エトキシカルボニル−5−メトキシ−6−アミノイ
ンドール、 2−カルボキシ−5−メトキシ−6−アミノインドー
ル、 1,2−ジメチル−5−ヒドロキシ−6−アミノインドー
ル、 2−メトキシカルボニル−4−メトキシ−6−アミノイ
ンドール、 7−エチル4−アミノインドール、 7−エチル6−アミノインドール、 7−エチル6−N,β−ヒドロキシエチルアミノインドー
ル、 およびこれらの化合物の塩から選択する、請求項1記載
の方法。 - 【請求項3】酸化染料前駆体はパラ−フェニレンジアミ
ン、パラ−アミノフェノール、パラ−複素環式前駆体お
よび二重塩基から選択する、請求項1または2記載の方
法。 - 【請求項4】ケラチン繊維に適用する組成物のpHは8〜
11である、請求項1から3のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項5】少なくとも2成分:請求項1または2に規
定した式(1)に相当するアミノインドールカップリン
グ剤および請求項1又は3に規定した酸化染料前駆体を
適当な染色媒体中に含有する組成物から成る成分
(A)、過酸化水素、過酸化尿素、臭素酸アルカリ金属
および過硼酸塩や過硫酸塩のような過酸塩から選択され
る酸化剤を適当な染色媒体中に含有する組成物から成る
成分(B)を含み、成分(A)および(B)のpHは成分
(A)の場合90〜10%および成分(B)の場合10〜90%
の割合で混合後、生成組成物は7より高いpHを有するよ
うなものであることを特徴とする、ケラチン繊維、特に
毛髪用の染色剤。 - 【請求項6】成分(A)は酸化染料前駆体ならびに成分
(A)の全重量に対し0.05〜7重量%の割合でカップリ
ング剤を含有する、請求項5記載の染色剤。 - 【請求項7】式(1)の化合物の濃度は成分(A)の全
重量に対し0.012〜4重量%である、請求項5又は6に
記載の染色剤。 - 【請求項8】少なくとも2つの区画を含み、その第1区
画は請求項5から7のいずれか1項に規定した成分
(A)を含有し、第2区画は請求項5に規定した成分
(B)を含有することを特徴とする、複数区画デバイス
または染色キット。 - 【請求項9】請求項1から4のいずれか1項に記載の方
法で使用する際、使用の用意の整ったケラチン繊維の染
色組成物。 - 【請求項10】組成物の全重量に対し0.01〜3.5重量%
の割合で式(1)の化合物を含有する、請求項9記載の
組成物。
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