JP3524784B2 - 条鋼用圧延機 - Google Patents
条鋼用圧延機Info
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Description
善に関し、特に圧延材を水平ロールから垂直ロールに誘
導すると共に、拘束してその形状の崩れを防止する内部
ガイド装置を備えた条鋼用圧延機の技術分野に属するも
のである。
導すると共に、拘束してその形状の崩れを防止するよう
にした内部ガイド装置を備えた従来例に係る条鋼用圧延
機を、これを含む模式的全体平面図の図11と、その内
部ガイド装置の模式的側面構成説明図の図12(a)
と、その内部ガイド装置の模式的平面構成説明図の図1
2(b)とを参照しながら説明する。
1の前面側に設けられた昇降自在な前面ローラテーブル
86で搬送され、この条鋼用圧延機81の上水平ロール
82と中水平ロール83とで所定厚さに圧延される。所
定厚さに圧延された圧延材Wは、これら上水平ロール8
2と中水平ロール83との後方の隣接した位置に配設さ
れた一対の垂直ロール85,85で幅方向が圧延され
る。そして、圧延された圧延材Wは、条鋼用圧延機81
の後面側に設けられた後面ローラテーブル87によって
この条鋼用圧延機81の中水平ロールと下水平ロールと
の間に誘導されて圧延された後、上記前面ローラテーブ
ル(所定の位置に下降されている。)86の上に放出さ
れる。放出された圧延材は前面ローラテーブル86で上
昇されると共に、この前面ローラテーブル86で再び条
鋼用圧延機81の上水平ロール82と中水平ロールとの
間に搬送されるというように、上記と同様な圧延の繰り
返しで所定寸法の条鋼製品を圧延するものである。
上・中水平ロールと垂直ロールとの間に、上・中水平ロ
ールで圧延された圧延材を垂直ロールに誘導すると共
に、垂直ロールによる圧延中に圧延材が捩じれたり、倒
れたりするのを防止するための内部ガイド装置が配設さ
れている。もし、条鋼用圧延機にこのような内部ガイド
装置が配設されていないと、水平ロールに隣接するカリ
バを持たない垂直ロールにより断面形状が矩形状の圧延
材を圧延する場合には、水平ロールにより圧延された圧
延材が垂直ロールにより幅方向を圧延する際に、圧延材
の圧延姿勢が崩れてしまい、直角の角度を持つ矩形断面
の条鋼を得ることが難しくなってしまう。つまり、幅/
厚さ比が25倍以上の薄い圧延材では幅方向に座屈が生
じ易く、逆に幅/厚さ比が小さい厚い圧延材では倒れが
生じ易いからである。
ガイド装置を、図12(a)および図12(b)を参照
しながら説明すると、符号90は内部ガイド装置であ
り、この内部ガイド装置90は、上水平ロール82の図
示しない左右の上チョックに架設されたレストバーに取
付けられた水平ロール出側上ガイド板91と、垂直ロー
ル85の図示しないベアリングハウジングに取付けられ
た水平ロール出側下ガイド板92と、上記水平ロール用
上ガイド板91に取付けられた垂直ロール上ガイド板9
3および垂直ロール85のベアリングハウジングに取付
けられた垂直ロール下ガイド板94とから構成されてい
る。
83とにより圧延された圧延材Wは、水平ロール出側上
・下ガイド板91,92によって拘束され、さらに垂直
ロール85,85の入り側で拘束されると共に、垂直ロ
ール85,85による圧延中も拘束される。なお、以上
では、上水平ロール、中水平ロールおよび下水平ロール
(図示省略)との3本の水平ロールを有する条鋼用圧延
機の内部ガイド装置を例として説明したが、上水平ロー
ルと下水平ロールとの2本の水平ロールを有する条鋼用
圧延機もあり、当然上・下水平ロールの圧延材の出側に
上記のような構成になる内部ガイド装置が配設されてい
る。
る条鋼用圧延機の内部ガイド装置の水平ロール用上・下
ガイド板は、図12(b)から良く理解されるように、
圧延材の幅以上の幅を持っている。垂直ロール用上ガイ
ド板の幅も水平ロール用上・下ガイド板と同様に圧延材
の幅以上の幅を持たせるのが好ましいのであるが、圧延
材の幅の変化に対応して垂直ロールが圧下開閉されるの
で、この垂直ロール用上ガイド板の幅を広くすることが
できない。そのため、水平ロールで圧延された圧延材が
垂直ロールに接触する付近では圧延材を上側から拘束す
ることができないので、薄い圧延材では圧延姿勢の確保
が困難になり、幅/厚さ比が25倍以上の薄い条鋼製品
を圧延することができないという解決すべき課題があっ
た。
幅/厚さ比が変更される場合には、条鋼製品の幅/厚さ
比に対応した寸法のガイド板に組み換えなければならな
い。そのために、条鋼製品のサイズ変更時のガイド板組
み換え作業に長時間を要するので、必然的に条鋼用圧延
機の稼働率が低下し、条鋼製品の生産性の向上が阻害さ
れるという解決すべき課題もあった。
/厚さ比が25倍以上の矩形断面形状が優れた薄い条鋼
製品を圧延することができ、しかも条鋼製品のサイズ変
更に際してもガイド板の組み換え作業が不要な内部ガイ
ド装置を備えた条鋼用圧延機を提供することである。
に、本発明の請求項1に係る条鋼用圧延機が採用した手
段は、上水平ロールと下水平ロールとを有し、これら上
・下水平ロールの隣接した位置に一対の垂直ロールを有
し、これら水平ロールと垂直ロールとの間に、水平ロー
ル側から垂直ロール側に圧延材を誘導すると共に、拘束
してその形状の崩れを防止する内部ガイド装置を備えた
条鋼用圧延機において、上記内部ガイド装置が、上記上
水平ロールの昇降に連動して昇降する水平ロール出側上
ガイド板と、この水平ロール出側上ガイド板の下方に設
けられ、昇降可能な水平ロール出側下ガイド板と、上記
水平ロール出側上ガイド板を上水平ロールの昇降に連動
させ、かつ一対の垂直ロールに連動して接近・離反する
と共に、圧延材の幅方向の端上面を拘束する一対の垂直
ロール上ガイド板と、これら一対の垂直ロール上ガイド
板と連動して接近・離反すると共に、圧延材の幅方向の
端下面を拘束する一対の垂直ロール下ガイド板とからな
ることを特徴とする。
の請求項2に係る条鋼用圧延機が採用した手段は、上水
平ロールと下水平ロールとを有し、これら上・下水平ロ
ールの隣接した位置に一対の垂直ロールを有し、これら
水平ロールと垂直ロールとの間に、水平ロール側から垂
直ロール側に圧延材を誘導すると共に、拘束してその形
状の崩れを防止する内部ガイド装置を備えた条鋼用圧延
機において、上記内部ガイド装置が、上記上水平ロール
の端部を支持する一対の上チョックの内側で昇降可能に
ガイドされた水平ロール出側上ガイド板および上記下水
平ロールの端部を支持する一対の下チョックの内側で、
先端が下水平ロールの周面に接触するように昇降可能に
ガイドされた水平ロール出側下ガイド板と、上記水平ロ
ール出側上ガイド板の出側端面に設けられた水平なガイ
ド溝に摺動自在に嵌合され、上記垂直ロールの端部を支
持するベアリングハウジングにより上下動可能に支持さ
れると共に、上記上チョックによりレベル調整自在に弾
発支持されたレールにより接近かつ離反し得るように支
持され、上記垂直ロールの周面に摺接し得る円弧状の切
欠きを有する一対の垂直ロール上ガイド板および上記水
平ロール出側下ガイド板の出側端面に設けられた水平な
ガイド溝に摺動自在に嵌合され、上記ベアリングハウジ
ングにより上下動可能に支持されると共に、上記垂直ロ
ールの出側の端部にレベル調整手段が設けられ、上記垂
直ロールの周面に摺接し得る円弧状の切欠きを有する一
対の垂直ロール下ガイド板とからなることを特徴とす
る。
条鋼用圧延機を、この条鋼用圧延機が閉頭式の条鋼用圧
延機であり、そして上水平ロールと下水平ロールとの2
本の水平ロールを有する場合を例として、その作業側か
ら見た側面図の図1と、図1のA−A線断面図の図2
と、図2のB−B線断面図の図3と、図3のC−C線断
面図の図4と、条鋼用圧延機を入口ガイド側からみた図
の図5と、その内部ガイド装置の側面断面図の図6と、
図6のD部詳細図の図7と、その内部ガイド装置の平面
構成説明図の図8と、その内部ガイド装置の一部断面示
正面図の図9と、図7のE−E線断面図の図10とを順
次参照しながら説明する。
式の条鋼用圧延機の構成を説明すると、符号1は閉頭式
の条鋼用圧延機であり、この条鋼用圧延機1は、閉頭式
のロールスタンド2と、このロールスタンド2に組み込
まれた後述する構成になる上水平ロールユニット3およ
び下水平ロールユニット4と、これら上・下水平ロール
ユニット3,4の圧延材の出側に設けられた左右の垂直
ロールユニット8,8とから構成されている。上記上水
平ロールユニット3は、ロールスタンド2の前後の支柱
と支柱との間で、圧下装置5によって昇降される左右の
上チョック3b,3cと、これら左右の上チョック3
b,3cに端部が嵌合され、一端側の突出端に、図示し
ない電動機により駆動される分配ピニオン付減速機に一
端側が連結された上ミルスピンドル6の他端側が連結さ
れることにより回転される上側水平ロール3aとから構
成されている。また、上記下水平ロールユニット4は、
上記上水平ロールユニット3の下側に配設される左右の
下チョック4b,4cと、これら左右の下チョック4
b,4cに両端部が嵌合され、一端側の突出端に上記分
配ピニオン付減速機に一端側が連結された下ミルスピン
ドル7の他端が連結されることにより回転される下水平
ロール4aとから構成されている。
れぞれは、上圧下ねじ軸9と下圧下ねじ軸10との正逆
回転によって接近かつ離反する方向に移動される左右の
ベアリングハウジング8bと、これら左右のベアリング
ハウジング8bにより回転可能に支持されてなる垂直ロ
ール8aと、この垂直ロール8aの回転軸の下端に嵌着
されてなる従動側傘歯車8cとから構成されている。こ
の従動側傘歯車8cには、上記下水平ロール4aの反下
ミルスピンドル7側、つまり作業側に嵌着された駆動側
平歯車4dに噛合する従動側平歯車11aによって回転
されるスプライン軸11に摺動可能に嵌合されてなる駆
動側傘歯車11bが噛合するように構成されている。つ
まり、上記垂直ロール8a,8aは、上記下ミルスピン
ドル7により回転される下水平ロール4aの回転力が、
駆動側平歯車4d、従動側平歯車11a、スプライン軸
11、駆動側傘歯車11bおよび従動側傘歯車8cを介
して伝達されることにより回転されるように構成されて
いる。
イール9aが嵌着されており、このウオームホイール9
aに噛合する図示しないウオームギャによって回転され
るように構成されている。また、上記下圧下ねじ軸10
の先端にも、上記上圧下ねじ軸9の場合と同様に、ウオ
ームホイールが嵌着されており、このウオームホイール
に噛合する図示しないウオームギャにより回転されるよ
うに構成されている。
には、図5、図6および図7に示すような入口ガイド装
置20が設けられている。この入口ガイド装置20は、
ロールスタンド2の入側下部の左右の支柱と支柱との間
に横架されたレストバー21の上に、このレストバー2
1に沿って敷設されてなるレール22にガイドされてこ
の入口ガイド装置20の後述する左右の入口ガイド2
3,23が接近かつ離反し得るように構成されている。
ぞれは、上記レール22の上端付近の前後に形成され、
前後に突出する断面三角状の転動面22aを挟むように
転動する三角溝付ローラ24a(進退方向に2輪ずつ設
けられている。)を有する入口ガイド支持台24の上に
ボルト・ナットによって固着されている。そして、左右
の入口ガイド支持台24,24は、上記上・下圧下ねじ
軸9,10と同構成になる支持台作動ねじ軸25の正逆
回転によって接近かつ離反されるように構成されてい
る。これにより、圧延材の幅に応じて左右の入口ガイド
23,23の間の間隔を調整することができる。
手反対の形状であって、入口ガイド支持台24に取付け
られ、一対のガイドローラ23b,23bを有する水平
板部材と垂直板部材とからなる横断断面形状が逆Tの字
状の入口下ガイド23aと、この入口下ガイド23aの
垂直部材の相対する側の面に沿って上下する平板状の入
口上ガイド23cとから構成されており、この入口上ガ
イド23cは開度調整ねじ23dのねじ込み、ねじ戻し
により上記入口下ガイド23aとの間の間隔を調整し得
るように構成されている。従って、これにより圧延材の
厚さに応じて入口上ガイド23cと入口下ガイド23a
との間の間隔を調整することができる。
口側には、図7に示すような出口ガイド装置30が設け
られている。この出口ガイド装置30は、ロールスタン
ド2の出側下部の左右の支柱と支柱との間に横架された
レストバー31の上に、このレストバー31に沿って敷
設されたレール32にガイドされてこの出口ガイド装置
30の後述する左右の出口ガイド33が接近かつ離反し
得るように構成されている。より詳しくは、上記出口ガ
イド33のそれぞれは、レール32の上端付近の前後に
形成され、前後に突出する断面三角状の転動面を挟むよ
うに転動する三角溝付ローラ34a(進退方向に2輪ず
つ設けられている。)を有する出口ガイド支持台34の
上にボルト・ナットによって固着されている。そして、
左右の出口ガイド支持台34は、上記上・下圧下ねじ軸
9,10と同構成になる支持台作動ねじ軸35の正逆回
転によって接近かつ離反されるように構成されている。
これにより、圧延材の幅に応じて左右の出口ガイド33
の間の間隔を調整することができる。なお、左右の出口
ガイド33は左右勝手反対の形状であって、出口ガイド
支持台34に取付けられた水平板部材と垂直板部材とか
らなる横断断面形状が逆Tの字状に形成されている。
は、上記入口ガイド装置20と出口ガイド装置30以外
のガイド装置、即ち上・下水平ロール3a,4aで圧延
された圧延材を左右の垂直ロール8a,8aに誘導する
と共に、拘束してその形状の崩れを防止するための内部
ガイド装置40が設けられている。以下、この内部ガイ
ド装置40を、図7乃至図10を順次参照しながら説明
する。
ョック3bの上には昇降ビーム41が、駆動側の上チョ
ック3cの上には上記昇降ビーム41と左右勝手反対の
形状に形成された昇降ビーム42がそれぞれ機械的締結
手段により固定されている。これら昇降ビーム41,4
2の一端は、左右の垂直ロールユニット8,8の上方位
置まで延びており、これら昇降ビーム41,42の延び
た部分にブラケット43が、幅方向の端部付近が2本ず
つの高さ調整ボルト45によって高さ調整可能に取付け
られている。このブラケット43にはベアリングハウジ
ング8bの圧延材Wの出側で下方に伸び、下端に偏心ブ
ッシュ47aが取付けられた一対のローラ支持腕44,
44が設けられている。これら偏心ブッシュ47a,4
7aによりローラ支持軸46が支持されると共に、この
ローラ支持軸46に、垂直ロール8a,8aで圧延され
た圧延材Wの上面を転動して上記出口ガイド装置30に
誘導する上側ローラ47が取付けられている。なお、こ
の上側ローラ47は、必要に応じて偏心ブッシュ47a
によってレベル調整されるものである。
ック3bと駆動側の上チョック3cとの相対する側面に
垂直な上側垂直ガイド溝48が設けられており、これら
上側垂直ガイド溝48,48に突出部が嵌め込まれて水
平ロール出側上ガイド板50が昇降可能に固定されてい
る。この水平ロール出側上ガイド板50は、上記上側垂
直ガイド溝48,48に突出部が嵌め込まれ、垂直ロー
ル8a,8a側の端面に水平ガイド溝50a′を有する
ガイド板支持部材50aと、このガイド板支持部材50
aの上水平ロール3a側に設けられた凹所に伸縮可能に
嵌合され、幅方向の端部付近に設けられた2本の突出量
調整ボルト50c,50cのねじ込みにより上水平ロー
ル3a側に押出されて突出量が調整される上先端ガイド
板50bとから構成されている。
下チョック4bと駆動側の下チョック4cとの相対する
側面に垂直な下側垂直ガイド溝49が設けられており、
これら下側垂直ガイド溝49,49に突出部が嵌め込ま
れて水平ロール出側下ガイド板51が、その先端を下水
平ロール4aの周面に接触させた状態で昇降可能に固定
されている。この水平ロール出側下ガイド板51は、上
記水平ロール出側上ガイド板50の上下を逆にした構成
であって、上記下側垂直ガイド溝49,49に突出部が
嵌め込まれ、垂直ロール8a,8a側の端面に水平ガイ
ド溝51a′を有するガイド板支持部材と、このガイド
板支持部材の下水平ロール4a側に設けられた凹所に伸
縮可能に嵌合され、幅方向の端部付近に設けられた2本
の突出量調整ボルトのねじ込みにより下水平ロール4a
側に押出されて突出量が調整される下先端ガイド板とか
ら構成されている。
出側上ガイド板50および水平ロール出側下ガイド板5
1は昇降可能であり、また上先端ガイド板50bおよび
下先端ガイド板の突出量は調整可能である。これは、上
・下水平ロール3a,4aは所定時間可動後にロール面
を研削するという繰り返しにより使用されるが、研削に
より上・下水平ロール3a,4aが小径になると、水平
ロール出側上ガイド板50を上昇移動させ、かつ水平ロ
ール出側下ガイド板51を下降移動させると共に、上先
端ガイド板50bおよび下先端ガイド板の押出しにより
突出量を大きくすることによって、上先端ガイド板50
bの先端と上水平ロール3aの外周面との間の距離を所
定距離に保持し、また下先端ガイド板の先端を下水平ロ
ール4aの外周面に接触させるためである。
垂直ロール8a,8a側の端面に設けられた水平ガイド
溝50a′には嵌込み部52bが嵌込まれることにより
後述する構成になる一対の垂直ロール上ガイド板52が
接近、かつ離反し得るように、また水平ロール出側下ガ
イド板51の垂直ロール8a,8a側の端面に設けられ
た水平ガイド溝51a′には嵌込み部62bが嵌込まれ
ることにより後述する構成になる一対の垂直ロール下ガ
イド板62が接近、かつ離反し得るようにそれぞれ嵌込
まれている。
は、垂直なガイド板支持腕53,53が上方に伸びてい
る。これらガイド板支持腕53,53の相対する側の内
面には垂直な腕ガイド溝53aが形成されており、これ
ら腕ガイド溝53a,53aに、ベアリングハウジング
8bの内側の圧延材Wの出入り側方向に突出するように
固着されてなる上側ガイド板54,54がそれぞれ嵌め
込まれることにより、ベアリングハウジング8bに対し
て左右方向の位置を変えることなく、垂直ロール上ガイ
ド板52が上下動し得るように構成されている。また、
これらガイド板支持腕53,53の先端の相対する側に
はガイド板支持ローラ53bが設けられており、これら
ガイド板支持ローラ53b,53bは上記ブラケット4
3に、後述する構成になる懸垂機構55,55を介して
上方に付勢されるように懸垂された一対のレール支持部
材57,57の両端面部に、開口側を相反する側に向け
た状態で取付けられた横断断面がコの字状のレール5
8,58の内側下面を左右方向に転動し得るように構成
されている。
ケット43の幅方向の中央位置であって、かつ前後方向
の2か所に螺着されてレール58の上面に下端が当接す
るストッパボルト56aと、このストッパボルト56a
をロックするロックナット56bとからなるストッパ5
6,56によって、これらレール58,58の高さが規
制されるようになっている。なお、ベアリングハウジン
グ8bと垂直ロール上ガイド板52との間に介装されて
なるものは、垂直ロール上ガイド板52の垂直ロール8
a側の端面に形成された円弧状切欠き52aを垂直ロー
ル8aの外周面に沿わせるための複数枚のシム59であ
る。
に植設され、上端が上記ブラケット43に設けられた穴
を貫通して上方に突出する植込みボルト55aと、この
植込みボルト55aに外嵌されて、下面が上記ブラケッ
ト43の上に当接するばね受座55bと、この植込みボ
ルト55aに外装されて、下端がばね受座55bで受け
られたコイルばね55cと、この植込みボルト55aに
外嵌されて、コイルばね55cの上端を抑えるばね押さ
え55dと、この植込みボルト55aの上端部に螺刻さ
れた雄ねじに螺着されて、ばね押さえ55dを介して水
平ロール出側上ガイド板50、垂直ロール上ガイド板5
2、ガイド板支持腕53、ガイド支持ローラ53b、レ
ール支持部材56およびレール57などの重量を受け持
つナット55eとから構成されている。
は下方に伸びるガイド板支持脚63,63が設けられて
いる。これらガイド板支持脚63,63の相対する側に
は脚ガイド溝63aが設けられており、これら脚ガイド
溝63a,63aに、ベアリングハウジング8bの内側
の圧延材の出入り側方向に突出するように固着された下
側ガイド板64,64が嵌り込むことにより垂直ロール
下ガイド板62が上下動し得るように構成されている。
そして、垂直ロール8aの圧延材の出側のガイド板支持
脚63の下端位置には垂直ロール下ガイド板62を水平
に保持するためのレベル調整ボルト65が設けられてい
る。さらに、上記ベアリングハウジング8bと垂直ロー
ル下ガイド板62との間には、この垂直ロール下ガイド
板62の垂直ロール8a側の端面に形成された円弧状切
欠き62aを垂直ロール8aの外周面に沿わせるための
複数枚のシムが介装されている。以上の説明から良く理
解されるように、この垂直ロール下ガイド板62は、垂
直ロール上ガイド板52と上下が逆で、ほぼ同構成にな
るものである。
は、垂直ロール8a,8aで圧延された圧延材Wをパス
ラインレベルに保持するための下側ローラ73が設けら
れている。この下側ローラ73は、ロールスタンド2に
取付けられたローラ支持ブラケット71に設けられた偏
心ブッシュ73aを介して支持されたローラ支持軸72
によって支持されている。なお、この下側ローラ73
は、通常レベル調整を行う必要がないにもかかわらず偏
心ブッシュ73aを介して支持させたのは、条鋼用圧延
機の組立てに際しての調整の容易化を狙いとしたもので
ある。
を有する条鋼用圧延機の作用態様を説明すると、図示し
ない前面ローラテーブルで搬送されてきた圧延材は、入
口ガイド装置20を通ると共に上・下水平ロール3a,
4aによって厚さが薄くなるように圧延される。上・下
水平ロール3a,4aで圧延された圧延材は内部ガイド
装置40の水平ロール出側上・下ガイド板50,51お
よび垂直ロール上・下ガイド板52,62によって拘束
されながら垂直ロール8a,8aに誘導されると共に、
垂直ロール8a,8aによる圧延中は垂直ロール上・下
ガイド板52,62によって拘束される。垂直ロール8
a,8aで圧延された圧延材は出口ガイド装置30を経
て図示しない後面ローラテーブル上に排出される。
による上・下水平ロール3a,4aの間隔および上・下
圧下ねじ軸9,10による垂直ロール8a,8aの間隔
のそれぞれを次第に変更しながら、上記のような圧延作
業を繰り返すことによって最終的に所定寸法の条鋼製品
となるのであるが、上・下水平ロール3a,4aの間隔
や垂直ロール8a,8aの間隔の間隔が変更される場
合、上記内部ガイド装置40の水平ロール出側上・下ガ
イド板50,51および垂直ロール上・下ガイド板5
2,62の間隔は自動的に変更される。
平ロール3aを支持する左右の上チョック3b,3cに
固定された昇降ビーム41,42、これら昇降ビーム4
1,42の上に取付けられたブラケット43に設けられ
た懸垂機構55,55、これら懸垂機構55,55によ
り懸垂されたレール57、レール57を転動するガイド
板支持ローラ53b,53b、先端部でガイド板支持ロ
ーラ53bを支持するガイド板支持腕53,53を順次
介して支持されているので、この垂直ロール上ガイド板
52は圧下装置5による上水平ロール3aの下降に伴っ
て下降する。
水平ガイド溝50a′に垂直ロール上ガイド板52の嵌
込部52bが嵌込まれているので、この垂直ロール上ガ
イド板52の下降に合わせて、上チョック3a,4aの
相対する側に設けられた上側垂直ガイド溝48に沿って
下降するので、内部ガイド装置40の水平ロール出側上
・下ガイド板50,51および垂直ロール上・下ガイド
板52,62の間隔が自動的に変更される。
ガイド板支持腕53,53の腕ガイド溝53aにベアリ
ングハウジング8bに取付けられた上側ガイド板54が
嵌込まれると共に、ガイド板支持腕53,53の先端の
ガイド板支持ローラ53bがレール57を転動して左右
に移動し得るように構成される一方、垂直ロール下ガイ
ド板62,62はガイド板支持脚63,63の脚ガイド
溝63aにベアリングハウジング8bに取付けられた下
側ガイド板64が嵌込むように構成されているので、上
・下圧下ねじ軸9,10による垂直ロール8a,8aの
接近・離反に合わせて垂直ロール上ガイド板52,52
の間隔および垂直ロール下ガイド板62,62の間隔が
自動的に変更される。
62の円弧上切欠き52a、62aの端面が垂直ロール
8a,8aの外周面に沿っていて、垂直ロール8a,8
aによる圧延中を継続して、圧延材の幅方向の両側の端
上面と端下面とを拘束し続けることができる。従って、
本実施の形態に係る条鋼用圧延機1によれば、水平ロー
ルで圧延された圧延材が垂直ロールに接触する付近では
圧延材を上側から拘束することができない従来例に係る
内部ガイド装置を有する条鋼用圧延機と異なり、薄い圧
延材でも圧延姿勢を正しく保持することができるので、
幅/厚さ比が25倍以上の断面形状の優れた薄い条鋼製
品を容易に圧延することができるという極めて優れた効
果がある。
幅/厚さ比が変更される場合、従来例に係る内部ガイド
装置40を有する条鋼用圧延機によれば、条鋼製品の幅
/厚さ比に対応した寸法のガイド板に組み換えなければ
ならなかった。しかしながら、本実施の形態に係る条鋼
用圧延機1によれば、上記のとおり、内部ガイド装置4
0の水平ロール出側上・下ガイド板50,51および垂
直ロール上・下ガイド板52,62の間隔は自動的に変
更され、条鋼製品の幅/厚さ比に対応した寸法のガイド
板に組み換える必要がないので、ガイド板組み換え作業
時間が不要になり、必然的に条鋼用圧延機の稼働率が向
上し、条鋼製品の生産性の向上が可能になるという優れ
た効果がある。
延機1では、圧延作業の継続により次第に上・下水平ロ
ール3a,4aおよび垂直ロール8a,8aが摩耗する
だけでなく、外周面が荒れてしまうので、研磨した上で
再使用に供されるが、その場合には研磨加工によりこれ
ら上・下水平ロール3a,4aおよび垂直ロール8a,
8aの径が小径になる。そこで、これらを組込んだ後
に、これら上・下水平ロール3a,4aおよび垂直ロー
ル8a,8aと内部ガイド装置40の水平ロール出側上
・下ガイド板50,51および垂直ロール上・下ガイド
板52,62の間隔・位置調整が行われる。
よりブラケット43の高さを低くして、水平ロール出側
上ガイド板50が所定高さになるように、垂直ロール上
ガイド板52を下降させる。次いで、水平ロール出側上
ガイド板50が所定高さになったときに突出量調整ボル
ト50c,50cをねじ込んで水平ロール出側上ガイド
板50の上先端ガイド板50bを上水平ロール3aの方
向に突出させることにより、上水平ロール3aに対する
水平ロール出側上ガイド板50の位置を調整することが
できる。
チョック4b,4cの下側垂直ガイド溝49に沿って自
動的に下降するが、水平ロール出側上ガイド板50の場
合と同様に、突出量調整ボルトをねじ込むことにより水
平ロール出側下ガイド板の下先端ガイド板を下水平ロー
ル4aの突出させることにより、突出させると共に、レ
ベル調整ボルト65により垂直ロール下ガイド板52の
レベルを調整すれば、下水平ロール4aに対する水平ロ
ール出側下ガイド板51の位置が調整されると共に、内
部ガイド装置40の水平ロール出側上・下ガイド板5
0,51および垂直ロール上・下ガイド板52,62の
間隔が調整される。
2の円弧状切欠き52a,62aの端面が垂直ロール8
a,8aの外周と離れるので、垂直ロール下ガイド板5
2,62の円弧状切欠き52a,62aの端面が垂直ロ
ール8a,8aの外周面に沿うようにシム58,68の
厚さ調整を行って間隔調整を行い、垂直ロール下ガイド
板52,62のそれぞれをベアリングハウジング8bの
所定位置に取付ければ良いものである。
および垂直ロール8a,8aと内部ガイド装置40の水
平ロール出側上・下ガイド板50,51および垂直ロー
ル上・下ガイド板52,62の間隔・位置調整作業は、
上・下水平ロール3a,4aおよび垂直ロール8a,8
aの研磨後の再使用したり、新規の上・下水平ロール3
a,4aおよび垂直ロール8a,8aを使用するという
ように、ロール径が大きく変化する場合に限られ、圧延
計画の変更を含む通常の圧延作業に際しては行う必要が
ないものである。
の場合を例として説明したが、この内部ガイド装置を、
既設の条鋼用圧延機に取付けることが可能であり、しか
も若干の改造で済ませることができる。なお、上記実施
の形態に係る条鋼用圧延機は、本発明の1具体例に過ぎ
ず、従って上記実施の形態によって本発明の条鋼用圧延
機に係る技術的思想の範囲が限定されるものではなく、
また本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内における設
計変更などは自由自在である。
圧延機によれば、この条鋼用圧延機の内部ガイド装置の
水平ロール出側上ガイド板は上水平ロールの昇降に連動
して昇降するので、この水平ロール出側上ガイド板と水
平ロール出側下ガイド板との間の間隔が自動的に調整さ
れ、また一対の垂直ロール上ガイド板も上水平ロールの
昇降に連動して昇降するので、これら一対の垂直ロール
上ガイド板と一対の垂直ロール下ガイド板との間の間隔
が自動的に調整される一方、これら一対の垂直ロール上
・下ガイド板は垂直ロールに連動して接近・離反すると
共に、圧延材の幅方向の端上・下面を拘束することがで
きる。従って、垂直ロールに接触する付近では圧延材を
上側から拘束することができない従来例に係る条鋼用圧
延機と異なり、薄い圧延材でも圧延姿勢を正しく保持す
ることができるので、幅/厚さ比が25倍以上の断面形
状の優れた薄い条鋼製品を容易に圧延することができる
という優れた効果がある。
下ガイド板の間隔や垂直ロール上・下ガイド板の間の間
隔が自動的に調整されるので、圧延計画の変更で条鋼製
品の幅/厚さ比が変更される場合でも、従来例に係る条
鋼用圧延機と異なり、条鋼製品の幅/厚さ比に対応した
寸法のガイド板に組み換える必要がなく、組み換え作業
時間が不要になるので、必然的に条鋼用圧延機の稼働率
が向上し、条鋼製品の生産性の向上が可能になるという
優れた効果がある。
側から見た側面図である。
る。
ある。
図である。
面図である。
平面図である。
の内部ガイド装置の模式的側面構成説明図、図12
(b)は条鋼用圧延機の内部ガイド装置の模式的平面構
成説明図である。
ールユニット,3a…上水平ロール,3b…上チョッ
ク,3c…上チョック,4…下水平ロールユニット,4
a…下水平ロール,4b…下チョック,4c…下チョッ
ク,4d…駆動側平歯車,5…圧下装置,6…上ミルス
ピンドル,7…下ミルスピンドル,8…垂直ロールユニ
ット,8a…垂直ロール,8b…ベアリングハウジン
グ,8c…従動側傘歯車,9…上圧下ねじ軸,9a…ウ
ォームホイール,10…下圧下ねじ軸,11…スプライ
ン軸,11a…従動側平歯車,11b…駆動側傘歯車 20…入口ガイド装置,21…レストバー,22…レー
ル,22a…転動面,23…入口ガイド,23a…入口
下ガイド,23b…ガイドローラ,23c…入口上ガイ
ド,23d…開度調整ねじ,24…入口ガイド支持台,
24a…三角溝付ローラ,25…支持台作動ねじ軸 30…出口ガイド装置,31…レストバー,32…レー
ル,32a…転動面,33…出口ガイド,34…出口ガ
イド支持台,34a…三角溝付ローラ,35…支持台作
動ねじ軸 40…内部ガイド装置,41,42…昇降ビーム,43
…ブラケット,44…ローラ支持腕,45…高さ調整ボ
ルト,46…ローラ支持軸,47…上側ローラ,47a
…偏心ブッシュ,48…上側垂直ガイド溝,49…下側
垂直ガイド溝,50…水平ロール出側上ガイド板,50
a…ガイド板支持部材,50a′…水平ガイド溝,50
b…上先端ガイド板,50c…突出量調整ボルト,51
…水平ロール出側下ガイド板,51a′…水平ガイド
溝,52…垂直ロール上ガイド板,52a…円弧状切欠
き,52b…嵌込部,53…ガイド板支持腕,53a…
腕ガイド溝,53b…ガイド板支持ローラ,54…上側
ガイド板,55…懸垂機構,55a…植込みボルト,5
5b…ばね受座,55c…コイルばね,55d…ばね押
さえ,55e…ナット,56…ストッパ、56a…スト
ッパボルト,56b…ロックナット,57…レール支持
部材,58…レール,59…シム 62…垂直ロール下ガイド板,62a…円弧状切欠き,
62b…嵌込部,63…ガイド板支持脚,63a…脚ガ
イド溝,64…下側ガイド板,65…レベル調整ボルト 71…ローラ支持ブラケット,72…ローラ支持軸,7
3…下側ローラ,73a…偏心ブッシュ
Claims (2)
- 【請求項1】 上水平ロールと下水平ロールとを有し、
これら上・下水平ロールの隣接した位置に一対の垂直ロ
ールを有し、これら水平ロールと垂直ロールとの間に、
水平ロール側から垂直ロール側に圧延材を誘導すると共
に、拘束してその形状の崩れを防止する内部ガイド装置
を備えた条鋼用圧延機において、上記内部ガイド装置
が、上記上水平ロールの昇降に連動して昇降する水平ロ
ール出側上ガイド板と、この水平ロール出側上ガイド板
の下方に設けられ、昇降可能な水平ロール出側下ガイド
板と、上記水平ロール出側上ガイド板を上水平ロールの
昇降に連動させ、かつ一対の垂直ロールに連動して接近
・離反すると共に、圧延材の幅方向の端上面を拘束する
一対の垂直ロール上ガイド板と、これら一対の垂直ロー
ル上ガイド板と連動して接近・離反すると共に、圧延材
の幅方向の端下面を拘束する一対の垂直ロール下ガイド
板とからなることを特徴とする条鋼用圧延機。 - 【請求項2】 上水平ロールと下水平ロールとを有し、
これら上・下水平ロールの隣接した位置に一対の垂直ロ
ールを有し、これら水平ロールと垂直ロールとの間に、
水平ロール側から垂直ロール側に圧延材を誘導すると共
に、拘束してその形状の崩れを防止する内部ガイド装置
を備えた条鋼用圧延機において、上記内部ガイド装置
が、上記上水平ロールの端部を支持する一対の上チョッ
クの内側で昇降可能にガイドされた水平ロール出側上ガ
イド板および上記下水平ロールの端部を支持する一対の
下チョックの内側で、先端が下水平ロールの周面に接触
するように昇降可能にガイドされた水平ロール出側下ガ
イド板と、上記水平ロール出側上ガイド板の出側端面に
設けられた水平なガイド溝に摺動自在に嵌合され、上記
垂直ロールの端部を支持するベアリングハウジングによ
り上下動可能に支持されると共に、上記上チョックによ
りレベル調整自在に弾発支持されたレールにより接近か
つ離反し得るように支持され、上記垂直ロールの周面に
摺接し得る円弧状の切欠きを有する一対の垂直ロール上
ガイド板および上記水平ロール出側下ガイド板の出側端
面に設けられた水平なガイド溝に摺動自在に嵌合され、
上記ベアリングハウジングにより上下動可能に支持され
ると共に、上記垂直ロールの出側の端部にレベル調整手
段が設けられ、上記垂直ロールの周面に摺接し得る円弧
状の切欠きを有する一対の垂直ロール下ガイド板とから
なることを特徴とする条鋼用圧延機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33251798A JP3524784B2 (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 条鋼用圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33251798A JP3524784B2 (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 条鋼用圧延機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000158010A JP2000158010A (ja) | 2000-06-13 |
JP3524784B2 true JP3524784B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=18255822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33251798A Expired - Lifetime JP3524784B2 (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 条鋼用圧延機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3524784B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP7233058B2 (ja) * | 2020-01-24 | 2023-03-06 | Jfeスチール株式会社 | 圧延材誘導装置 |
CN112828044A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-05-25 | 太原重工股份有限公司 | 二辊冷轧管机主轧机 |
-
1998
- 1998-11-24 JP JP33251798A patent/JP3524784B2/ja not_active Expired - Lifetime
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